JPH04146997A - サーマルヘッドクリーニング剤 - Google Patents

サーマルヘッドクリーニング剤

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JPH04146997A
JPH04146997A JP2271154A JP27115490A JPH04146997A JP H04146997 A JPH04146997 A JP H04146997A JP 2271154 A JP2271154 A JP 2271154A JP 27115490 A JP27115490 A JP 27115490A JP H04146997 A JPH04146997 A JP H04146997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
cleaning
cleaning agent
solvent
head cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP2271154A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kimura
将 木村
Fumiaki Arai
新井 文明
Masayasu Nonogaki
正康 野々垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Aerojet Rocketdyne Holdings Inc
Original Assignee
General Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Gencorp Inc
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Publication date
Application filed by General Co Ltd, Ricoh Co Ltd, Gencorp Inc filed Critical General Co Ltd
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Publication of JPH04146997A publication Critical patent/JPH04146997A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、サーマルヘッドをクリーニングするためのク
リーニング剤に関するものである。
〔従来の技術、発明が解決しようとする課題〕近年、サ
ーマルヘッドを備えたオフィスオートメーション(OA
)機器、ファクトリ−オートメーション(FA)機器、
ホームオートメーション(HA)機器が頻繁に使われて
いる。これらの機器は、サーマルヘッドによりサーマル
ペーパーヲ加熱する方式のもの、サーマルヘッドにより
サーマルリボンを加熱する方式のもの、サーマルヘッド
により感熱孔版原紙を穿孔する方式のもの、に大別され
るが、サーマルヘッドはいずれの場合も300〜500
 ’Cの高温に発熱せしめられるため、サーマルペーパ
ー、サーマルリボン、感熱孔版原紙には高温のサーマル
ヘッドに付着しないような工夫、すなわち耐熱層をコー
ティングすること、が行われている。
しかしながら、長時間使用しているうちに上記耐熱層を
構成する耐熱処理剤がサーマルヘッドの発熱体面に焼き
付いてかすとなって付着し、発熱効率が悪くなったり、
印字・印刷不良になる。その状態がひどくなると、サー
マルヘッドが破損してしまう。
サーマルヘッドに付着したこのかすを除去するために、
従来、クリーニング液として小さな容器にイソプロピル
アルコール等の溶剤を入れたクリーナーを機械に付属し
ておき、フェルトペンなどでこの溶剤をかすに塗り付け
てサーマルヘッドをクリーニングするものがある。この
方式は、サーマルヘッドに付着したかすをクリーング剤
で溶解してサーマルヘッドをクリーニングする方式であ
るが、近年、OA機器、FA機器、HA機器の高速化に
伴いサーマルヘッドの発熱温度を高くする方向にあり、
このようなサーマルヘッドに対してはその発熱体面に前
記耐熱処理剤が強く焼き付き、従来のアルコール系溶剤
、石油系溶剤、希塩酸系クリーニング液ではこの頑固な
かすを溶解・除去することが出来ない。
また、サーマルヘッドを備えている機械の消耗品である
リボン終端にクリーナーを設け、これを送りローラでサ
ーマルヘッドに押し付けることによりサーマルヘッドに
付着したかすを除去するようにしたものもある(例えば
、実開昭60−179466号、同60−132346
号)。この方式を採ると、消耗品であるリボンのコスト
が高くなるのみならず、クリーナー終端を検出する検出
装置を機械に備え付けなければならないから、その分だ
け機械コストも高くなる欠点がある。
このように、機械コスト、消耗品コストに影響を及ぼす
ような解決方法は好ましくなく、それを避ける策として
はやはりクリーニング剤を用いるのを良とする。ところ
が、上述したように従来から用いられているクリーニン
グ剤では充分なりリーニング効果を得ることができず、
その改善が強く望まれている。
本発明は、この要望を満たすことのできるクリーニング
剤を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段、作用] この目的を達成するための最良のクリーニング剤は、粒
子粒が0.1〜50μ、モース硬度が3〜8の粒体を溶
剤に分散せしめたものであり、本発明はこの点を要旨と
するものである。
粒体は粒子径が0.1〜50μ、モース硬度が3〜8の
範囲内のものであれば良い。粒子径が01μ以下になる
と以下の表1に示すようにかすのクリーニング効果が悪
くなり、50μ以上では以下の表2に示すようにサーマ
ルヘッドの保護層に傷を付けやすい。粒体が凝集してい
る時は、適当な分散機を用いて分散し、0.1〜50μ
の大きさにしてやれば使用出来る。一方、モース硬度は
3〜8の範囲内のものであれば良い。モース硬度が3以
下の場合の粒体は軟かいため、艶を出す効果はあるがか
すの研削機能が低下し、クリーニング効果が悪い。モー
ス硬度が8以上になると逆に研削機能が強く、かすを除
去することはできるが、サーマルヘッドの保護層を過剰
に研削し、サーマルヘッドの寿命を短くする欠点がある
。これらの条件に該当する粒体として、無機酸化物が最
適である。無機酸化物とは、金属酸化物、軽金属酸化物
、希土類酸化物等が挙げられる。これらの酸化物は適度
な硬度(モース硬度5.0〜6.5)を有するものが多
く、また、粒子径も0.1〜20μ程度で、研削・研磨
の両機能を備えている。従って、サーマルヘッドのかす
は粉体の研削機能により除去される一方、サーマルヘッ
ドの保護層には粉体の研磨機能が働き、傷を付けること
なくクリーング出来る。
各種粉体を用いた場合のモース硬度とクリーニング効果
ならびにサーマルヘッド保護層の傷発生との関係を表1
に示す。
(以下余白) 次に、粉体を酸化鉄とした場合の粒子径とサーマルヘッ
ド保護層の傷発生との関係を表2に示す。
表2 評価基準 ○ 良好 △ やや悪い × 悪い 表13表2から明らかなように、粉体は粒子径が0.1
〜50μ、モース硬度が3〜8の範囲内のものが良いこ
とが分かる。
一方、クリーニング剤に使用する溶剤は、常温で液状ま
たはペースト状のものであれば良い。
この溶剤は粉体を均一に分散する一方、クリーニング時
に摩擦による発熱を適度に冷却するのに役立つものであ
る。また、溶剤が粉体を均一に分散させる結果、サーマ
ルヘッドに傷を付けずにかすのみを原末することができ
る。溶剤として好適なものは、水、イソプロピルアルコ
ール等のアルコール類、酢酸エチル、メチルエチルケト
ン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、シリコンオイ
ル、ワセリンなどである。
[実施例〕 本発明によるクリーニング剤の実施例を比較例とともに
示すが、本発明は実施例に示すもののみに限定されない
こと勿論である。
なお、粉体と溶剤とを攪拌・分散上しめるための分散機
としては、ボールミル、サンドミル、アトライターなど
を挙げることができる。上記粉体と溶剤とを攪拌・分散
するに当っては、まず両者をプレミキシングし、しかる
後上記分散機を用いて通常の方法により分散し、粉体の
分散液またはペーストを得るようにすると良い。
また、この分散に際してサーマルヘッドに影響を与えな
い分散剤を添加してもよい。
実施例1 酸化セリウム 50重量部 水      50重量部 を撹拌容器に入れて適当な分散機により攪拌し、不純物
を沈澱分離し、クリーニング液を得た。
実施例2 酸化ジルコニウム 10重量部 水        90重量部 を撹拌容器に入れて適当な分散機により撹拌し、不純物
を沈澱分離し、クリーニング液を得た。
実施例3 酸化セリウム      50重量部 イソプロピルアルコール 50重量部 を攪拌容器に入れて適当な分散機により攪拌し、不純物
を沈澱分離し、クリーニング液を得た。
実施例4 酸化ジルコニウム    40重量部 イソプロピルアルコール 60重量部 を攪拌容器に入れて適当な分散機により攪拌し、不純物
を沈澱分離し、クリーニング液を得た。
実施例5 酸化鉄     30重量部 シリコンオイル 70重量部 酸化鉄をふるいにて不純物を除き、それをシリコンオイ
ルとともに上記比率で攪拌容器に入れ、適当な分散機に
より攪拌し、クリーニングペーストを得た。
実施例6 酸化セリウム  20重量部 ワセリン    80重量部 酸化セリウムをふるいにて不純物を除き、それをワセリ
ンとともに上記比率で攪拌容器に入れ、適当な分散機に
より攪拌し、クリ一二ンクペーストを得た。
比較例1 イソプロピルアルコールをクリーニング液とした。
比較例2 塩酸(30%)   10重量部 水        90重量部 を攪拌容器に入れて適当な分散機により攪拌し、不純物
を沈澱分離し、クリーニング液を得た。
比較例3 トルエンをクリーニング液とした。
実施例1〜6で得たクリーニング剤を綿棒に少量付け、
1ケ月使用したサーマルヘッドの発熱体面上を擦った。
その後、このサーマルヘッドの発熱体面を顕微鏡で見て
かすの取れた割合とサーマルヘッド保護層の傷発生状態
を評価した。その結果を表3に示す。
また、実施例1に示すクリーニング液と比較例1に示す
クリーニング液とを用い、1力月使用することによって
かすが付着した第1図(a)、第2図(a)にそれぞれ
示すサーマルヘッドの発熱体面をクリーニングした場合
の顕微鏡写真を第1図(b)、第2図(b)に示す。第
1図(b)、第2図(b)を比較すれば、本発明におけ
るクリーング剤を用いた方が優れたクリーニング効果が
得られることが分かる。
〔発明の効果〕
請求項1記載のクリーニング剤を用いてサーマルヘッド
をクリーニングすれば、従来のクリーング液ではクリー
ニングできなかった発熱体表面も完全にクリーニングで
き、サーマルヘッドをして常に良好な発熱機能(熱効率
)を存するものとすることができるのみならず、サーマ
ルヘッドの寿命を著しく延ばすことができる効果がある
。また、フェルト、綿棒等に含浸させてクリーニングす
ることができるため、特別な用具を必要としない効果も
ある。
請求項2記載のクリーニング剤は研削・研磨両機能を備
えているため、サーマルヘッド保護体面に傷を付けるこ
となくクリーニング出来る効果がある。
請求項3記載のクリーニング剤を用いてサーマルヘッド
をクリーニングした場合には、摩擦による発熱を生じさ
せることなく、しかもサーマルヘッドの保護体面に傷を
付けることなく付着しているかすのみを除去することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図(a)、第2図(a)は、1ケ月使用
することによってサーマルヘッドの発熱体面にかすが付
着している状態を撮影した顕微鏡写真、 第1図(b)、第2図(b)は、本発明の実施例1に示
すクリーニング液と比較例1に示すクリーニング液とを
用い、第1図(a)、第2図(a)にそれぞれ示すサー
マルヘッドの発熱体面をクリニングした後に撮影した顕
微鏡写真、 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒子粒が0.1〜50μ、モース硬度が3〜8の粒
    体を溶剤に分散せしめたことを特徴とするサーマルヘッ
    ドクリーニング剤。 2、上記粒体が、無機酸化物である請求項1記載のサー
    マルヘッドクリーニング剤。 3、上記溶剤が、常温で液状またはペースト状である請
    求項1記載のサーマルヘッドクリーニング剤。
JP2271154A 1990-10-08 1990-10-08 サーマルヘッドクリーニング剤 Pending JPH04146997A (ja)

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