JPH01146883A - ジアザテトラシクロ化合物 - Google Patents

ジアザテトラシクロ化合物

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Publication number
JPH01146883A
JPH01146883A JP30527087A JP30527087A JPH01146883A JP H01146883 A JPH01146883 A JP H01146883A JP 30527087 A JP30527087 A JP 30527087A JP 30527087 A JP30527087 A JP 30527087A JP H01146883 A JPH01146883 A JP H01146883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
diazatetracyclo
acid
formyl
methanol
Prior art date
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Pending
Application number
JP30527087A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Koda
幸田 繁孝
Mamoru Fujioka
藤岡 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [42業上の利用分野] この発明は、医薬として有用な、新規ジアザテトラシク
ロ化合物およびその塩に関する。
さらに詳細には、この発明は抗腫瘍剤および抗菌剤とし
て有用な、新規ジアザテトラシクロ化合物およびその塩
に関する。
[従来の技術] この発明は、ストレプトミセス属に属するFR−900
482物質生産菌の発酵により産生された、抗11瘍活
性および抗菌活性を有するFR−900482物質に基
づくものである。
FR−900482物質は、本出願人の研究所で見い出
され、下記のユニークな化学構造を有することが明らか
にされ、その誘導体が種々合成きれた(特開昭61−1
0590号)。
[発明が解決しようとする問題点) この発明の発明者等は、より強い抗腫瘍活性および抗菌
活性を有する化合物の合成探索を続けた結果、本発明の
ジアザテトラシクロ化合物を見い出し、この発明を完成
させた。
[発明の構成コ この発明のジアザテトラシクロ化合物は、下記構造式で
示諮れる。
[化学名二8−カルバモイルオキシメチル−4−ホルミ
ル−14−オキサ−1,11−ジアザテトラシクロ[7
,4,1,0’・F、 0+′11]テトラゾカー2.
4.6−トリエンー6.9−ジイル繻ジアセテートコ この化合物(I>の好適な塩とは慣用の医薬として許容
される塩であり、例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸
塩、燐酸塩等の無機酸付加塩、例えば蟻酸塩、酢酸塩、
トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホ
ン酸塩等の有機酸付加塩、例えば、アスパラギン噸、グ
ルタミン酸等の酸性アミノ酸付加塩等が挙げられる。
この発明のジアザテトラシクロ化合物(I)は、例えば
下記の反応式で示される方法により製造される。
またはその塩 この加水分解は、好ましくは酸の存在下で行なうことが
でき、好適な酸としては例えば、蟻酸、酢酸、プロピオ
ン酸、トリプルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−ト
ルエンスルホン酸等の有機酸、例えば、塩酸、臭化水素
酸、硫酸、燐酸等の無機酸が挙げられる。
この反応は通常、水、アセトン、塩化メチレン、メタノ
ール、エタノール、プロパツール、ピリジン、N、N−
ジメチルホルムアミドのような、この反応に悪影響を及
ぼさない慣用の溶媒またはそれらの混合溶媒中で行なわ
れる。
反応温度は特に限定されず、反応は通常、冷却ないし加
温下に行なわれる。
加水分解により得られたジアザテトラシクロ化合物(り
は例えば、抽出、沈殿、分別結晶化、再結晶化、クロマ
トグラフィ等の常法の手段で分離精製することができる
この発明のジアザテトラシクロ化合物(I>は常法によ
りその塩に導びくことかできる。
この発明のジアザテトラシクロ化合物(L)およびその
塩は新規であり、抗腫瘍活性および抗菌活性を有し、腫
瘍および感染症の治療に有用である。
(以下余白) この発明のジアザテトラシクロ化合物(I)またはその
塩を医薬として投与するにあたり、該化合物またはその
塩を有効成分として含有し、これに医薬として許容され
る担体、例えば、外用、経口または非経口投与に適した
有機もしくは無機の、固体、半固体または液体等の賦形
剤を加えた慣用の製剤の形で投与できる。このような製
剤としては錠剤、ベレット、カプセル、量刑、液剤、エ
マルジョン、懸濁剤、注射剤および使用に適した他のあ
らゆる剤層にすることができる。使用し得る担体として
は、水、グルツース、ラクトース、アカシアゴム、ゼラ
チン、マンニトール、でん粉、ペースト、三硅酸マグネ
シウム、タルク、コーンスターチ、ケラチン、コロイド
シリカ、ポテトスターチ、尿素、ステアリン酸マグネシ
ウムおよびその他の固体、半固体または液状の、製剤装
造に適した担体が挙げられ、さらに、助剤、安定剤、濃
稠化剤、着色剤および香料を使用してもよい。
この医薬製剤を人iζ適用する場合、非経口または経口
投与により適用するのが好ましい、ジアザテトラシクロ
化合物(X)の治療有効量は治療患者側々の年齢や状態
により変化するが、疾病の治療のためには一般的には、
1日あたり約0.1−1000mg、好ましくは0.5
−500mg、さらに好ましくは1−100mgの有効
成分が投与され、通常平均f回投与量としては約1 m
g、 5 sag、10mg、50mg、100mg、
250mgおよび500mgが投与される。
以下、この発明を実施例により詳細に説明する。
太鳳五1 11−アセチル−8−カルバモイルオキシメチル−4−
ホルミル−14−オキサ−1,11−ジアザテトラシク
ロ[7,4,1,0”・t、□1m・l]テトラゾカー
2.4.6−トリエンー6.9−シイJし鴫ジアセテー
ト(100mg)をメタノ−Jしおよび水の混液(1:
1)(100ml)に溶かす、この溶液にトリフルオロ
酢酸(2滴)を滴下し、30分間室温で放置する0反応
液を全量が2〜3mlになるまで減圧下で濃縮し、この
濃縮液を、予めメタノールおよび水(1:1)の混液で
平衡化させた吸着樹脂「セファデックス LH−20」
(商標、ファルマシア社製) (500*1)のカラム
クロマトグラフィーに付す、メタノールおよび水(1:
1)の混液で溶出し、目的とする化合物を含む両分を集
めた後減圧下でメタノールを留去する。
残留する水溶液を凍結乾燥して8−カルバモイルオキシ
メチル−4−ホルミル−14−オキサ−1,11−ジア
ザテトラシクロ[7,4,1,0”・7()l@1mコ
テトラデカ−2,4,6−トリエンー6.9−ジイル■
ジアセデー)(7mg)を得る。
IR(ν)f 3450.3350.1735.161
0.1580゜1200c謙−1 EIv*+  s/Z  405(kl”)NMR(C
DCIs、& )’ 2.32(3H,s)、 2.3
9(IH,dd。
J=11!、6.2.3Hz>、 2.40(3H,s
)、 3.10(IH,d、J=6.6Hz)、  3
.66(IH,d。
J=14.4Hz>、  3.91(IH,dd、J=
4.8゜6.1Hz)、  4.01(IH,dd、J
=14.4.2.3Hz)。
4.34(IH,d、J=4.8Hz)、  4.34
(IH,d。
J=6.1Hz)、  4.61(2H,s)、  7
.14(IH,d。
J=1.5Hz)、  7.33(IH,d、J=1.
5Hz)。
9.89(IH@s)。
東崖傅1 11−アセチル−8−カルバモイルオキシメチル−4−
ホルミル−14−才キサー1.11−ジアザテトラシク
ロ[7,4,1,O婁・t、01@・■]テトラゾカー
2.4.6−ドリエンー6.9−ジイル−ジアセテート
(1,07g)を50%アセトン水溶液(100ml)
に溶かした溶液に、トリフルオロ酢酸(0,15m1)
を添加し、室温で7時間放置する0反応液から溶媒を減
圧下で留去し、残渣をクロロホルム(800a+1)に
溶解きせる。不溶物をろ去し、ろ液を減圧下で濃縮する
。濃縮液をシリカゲル(50g)を用いたカラムクロマ
トグラフィーに付し、クロロホルムおよびメタノールの
混液(100:1)で溶出する。目的物を含む画分を集
め、溶媒を減圧下で留去する。残渣を10%メタノール
水溶液(11ml)に溶解した後凍結乾燥して8−カル
バモイルオキシメチル−4−ホルミル−14−才キサー
1.11−ジアザテトラシクロ[7,a 、 1.o*
、t、ol″m]テトラゾカー2.4.6−トリエンー
6.9−ジイル−ジアセテート(23mg)を得る。
IR(ν)+ 3450.3350.1735.161
0.1580゜1200cm−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるジアザテトラシクロ化合物およびその塩。
JP30527087A 1987-12-01 1987-12-01 ジアザテトラシクロ化合物 Pending JPH01146883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30527087A JPH01146883A (ja) 1987-12-01 1987-12-01 ジアザテトラシクロ化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30527087A JPH01146883A (ja) 1987-12-01 1987-12-01 ジアザテトラシクロ化合物

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JPH01146883A true JPH01146883A (ja) 1989-06-08

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ID=17943081

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JP30527087A Pending JPH01146883A (ja) 1987-12-01 1987-12-01 ジアザテトラシクロ化合物

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