JPH01146703A - 静水圧成形用ゴム型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は９等方性カーボン等を製造する場合に用いる静
水圧成形用のゴム型に関する。

（従来の技術） 三次元方向から加圧成形して成形体を得る静水圧加圧成
形法は、セラミックス原料粉の成形、カーボン原料粉の
成形その他に利用されており、成形される粉末成形粉は
通常ネオプレン製などのゴム型に装入された後成形され
る。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、成形粉をゴム型へ装入する際。

従来のゴム型ではゴム型の内壁に成形粉が付着して成形
粉の充填性が悪くなり、ゴム型への成形粉充填作業時間
が長くなるばかりでなく、成形時の亀裂発生の原因にな
っていた。

本発明は上記した問題を解消する静水圧成形用ゴム型を
提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、内面に樹脂層を形成してなる静水圧成形用ゴ
ム凰に関する。

つ 本発明において、ゴム麗枯；材質、形状には制限がない
。ゴム型内面に形成する樹脂層は、成形粉が付着せず、
すべりのよいものであれば、その材質、厚さに制限はな
い。樹脂層を形成するには。

ゴム型の内壁に四フフ化エチレン樹脂を被覆する。

ポリエチレンシートをラミネートする等の手段による。

（作用） 上記の構成にすると、ゴム型内面が滑らかであるため成
形粉が付着し難く、ブリッジ現象が少なくなり充填性が
向上する。ブリッジがなくなるととＫより成形粉の圧粉
体中の空気混生が無くなり成形亀裂が減少する。

（実施例） 次に本発明の詳細な説明する。

実施例１ 平均粒径２０μｍに粉砕した石炭系ピッチコークス粉１
００重量部及びタールピッチ（ＪＩＳ　Ｋ２４３９一般
用中ピッチ、軟化点７０℃）７０重量部を双腕型捏合機
に入れ、２００℃で加熱混練し９次いで混練物を２００
メツシユ以下に粉砕して成形粉とした。ネオプレン製ゴ
ム型の内壁全面に四フッ化エチレン樹脂の分散液（ダイ
キン工業ｇ、商品名トソフロン）Ｋポリビニルアルコー
ルの０．５チ水溶液を添加したものを塗布し、減圧して
液体を除去したのち、このゴム型江上記成形粉を装入し
て静水圧成形し比重１．５で１０ＸＩ　５Ｘ３ｏｃｍの
直方形の＃孝診０圧粉体１０個を得た。

圧粉体には亀裂は見られなかった。

実施例２ ネオプレン族のゴム型の内壁全面に厚さ０．１画の市販
のポリエチレンシートを接着剤で接着し。

このゴム型に実施例１と同じ成形粉を装入し静水圧成形
して比重１．４９で実施例１と同じ大きさの圧粉体１０
個を得た。圧粉体に亀裂はなかった。

比較例 内面に樹脂層を形成しないネオプレン族のゴム型に、実
施例１における成形粉を装入し静水圧成形し、比重１．
４５で実施例１と同じ大きさの圧粉体１０個を得た。圧
粉体には３個に亀裂が入っていた。

（発明の効果） 本発明によれば、成形亀裂の発生がなく、ゴム型への成
形粉充填作業が容易になる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、内面に樹脂層を形成してなる静水圧成形用ゴム型。