JPH01146293A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、放電灯を高周波で点灯する簡素化回路の放電
灯点灯装置に関するものである。

〔従来の技術〕

放電灯の高周波点灯装置は、従来、特開昭５８−２０９
８９５号に記載されているように、予熱トランスの巻線
に直列にスイッチを接続して、放電灯が点灯したのちに
、タイマー回路によって上記スイッチをオフさせ、上記
放電灯が不点である場合に予熱が継続して行われるのを
防止していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、電源投入時における突入電流について
は考慮されておらず、放電灯を点灯および消灯させるた
めに電源スィッチの接点容量を大きくしなければならな
いという問題があった。また、タイマー回路に連動する
スイッチが２個必要になり、そのため点灯装置が複雑に
なり高価になるという欠点があった。

本発明の目的は、突入電流の低減と放電灯が不点灯の場
合における予熱継続の防止を、タイマー回路に連動して
動作するスイッチ１個で行わせて、回路の簡素化を図る
ことにある。

ｃ問題点を解決するための手段〕 上記目的は、タイマー回路に連動するリレーの接点を利
用して、突入電流の低減と予熱継続の防止とを行うこと
により達成される。

〔作用〕

ノーマルオープン（Ｎｏ）とノーマルクローズ（ＮＣ）
の接点を有するリレーを用いて、それぞれの接点を介し
、突入電流低減用の信号と予熱継続停止用の信号とを得
る。そして、上記リレーの接点をタイマー回路によって
オン、オフすることにより、上記突入電流の低減と予熱
継続を停止するという２つの動作が可能になる。

〔実施例〕

つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。

第１図は本発明による放電灯点灯装置の一実施例を示す
回路図、第２図は上記実施例の具体化回路を示す図であ
る６一般に放電灯の高周波点灯装置は、電源から見た場
合には容量性負荷となることが多い、このため、電源投
入時の突入電流は、定常時の電流よりも１０〜１５倍程
度の大きな電流になる。したがって、スイッチ操作によ
り放電灯をオン・オフする場合に、スイッチの接点を配
慮しなければならなかった。

また一方、放電灯の予熱電流はランプ電流に比して大き
く、１．２〜１．５倍程度になるのが普通である。この
ため、点灯装置のスイッチングパワー素子は予熱継続を
考慮したものにしなければならないが、予熱を継続しな
いように配慮することによって、スイッチングパワー素
子を小容量のものにできる。本実施例は上記の２つの目
的を１個のタイマー回路で行うことにより、回路の簡素
化を図ったものである６ 第１図において、電源１と実質的に直列に接続した突入
電流防止回路１６．それぞれの放電灯８゜９の予熱を検
知する予熱検知回路１４．１５と、該予熱検知回路１４
．１５の信号を受けて駆動回路１２の動作を停止させる
停止回路１３、電源投入から数秒後にリレー５を動作さ
せるタイマー回路から構成され、上記リレー５の接点１
８はコモンＣを電源の一線に、残りの２接点をそれぞれ
突入電流防止回路１６、停止回路１３に接続されている
。ここで、突入電流防止回路１６および停止回路１３の
動作はリレーの５の接点１８のＣと接続された時、それ
ぞれの機能を失うものである。

つぎに本発明の詳細な説明する。スイッチ４２が投入さ
れると、駆動回路１２が動作しインバータＡが発振を開
始する。これにより、放電灯８゜９はチョーク１９，２
０．コンデンサ２１．２２によって予熱される。このと
き、予熱検知回路１４．１５は放電灯８，９の予熱を検
知し、停止回路１３に信号を与えるが、上記停止回路１
３は接点１８のＮＣがＣと接続されていることにより。

上記インバータＡの発振を停止させることはできない、
このため、放電灯８，９は支障なく１〜２秒後に主放電
に移行する。また、スイッチ２が投入された時の突入電
流は、突入電流防止回路１６によって抑制される。

一方、タイマー回路１７はスイッチ２を投入したのち、
約５秒で動作するように設定されたものであるが、タイ
マー回路１７が動作すると、リレー５が励磁され接点１
８のＣはＮｏと遵通する。これにより突入電流防止回路
１６は動作を停止し、停止回路１３はＮＣがＣと開路状
態になることにより、その機能を回復する。したがって
、タイマー回路１７が動作した時点でも放電灯８，９が
予熱を継続していれば、予熱検知回路１４，１５．停止
回路１３によりインバータＡは発振を停止する。

上記のように、本実施例はタイマー回路１７が動作して
いないときは、突入電流防止回路１６を機能させて停止
回路１３を機能できないようにし。

タイマー回路１７が動作したときは突入電流防止回路１
６を機能できないようにして、停止回路１３を機能でき
るよう１こしたものである。これにより、電源投入時の
突入電流を低減でき、さらに、放電灯の予熱継続も防止
することができる。

なお、タイマー回路の動作を約５秒にしたのは、突入電
流が流れる時間が１秒以下、正常な蛍光灯が１〜２秒で
点灯することによるものである。

したがって、正常な蛍光灯が使用されている限り、停止
回路１３が蛍光灯の点灯に支障をきたすことはない。

第２図は本実施例の具体的回路構成を示したものである
。突入電流防止回路１６は限流用抵抗で、予熱検知回路
１４．１５は放電灯８，９の電圧を検知するように、停
止回路１３は駆動回路のｖｃ。

電源をサイリスタ２３で短絡して、インバータＡの発振
を止めるように構成している。また、タイマー回路１７
は抵抗２４．２５とコンデンサ２６の時定数を利用して
、電源１を投入後、約５秒で電圧感応素子２７がオンし
てサイリスタ２８を導通させるようにしている６ なお、タイマー回路１７が動作する期間、停止回路１３
の機能を不能にするのは、トランジスタ２９によってサ
イリスタ２３のゲート信号を短絡することにより行って
いる。

〔発明の効果〕

上記のように本発明による放電灯安定器は、電源投入時
の突入電流を低減する限流素子のオン・オフ回路と、放
電灯の予熱が数秒間継続した時に動作を停止する発振回
路とを有する放電灯点灯装置において、上記限流素子の
オン・オフ回路と上記発振回路との制御を、１つのタイ
マー回路で行うことにより、回路の簡素化をはかり、放
電灯点灯装置を小型にできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による放電灯安定器の一実施例を示す回
路図、第２図は上記実施例の具体化回路を示す図である
。 １・・・電源、２・・・スイッチ、５・・・リレー、８
゜９・・・放電灯、１３・・・停止回路、１４．１５・
・・予熱検知回路、１６・・・突入電流防止回路、１７
・・・タイマー回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電源投入時の突入電流を低減する限流素子のオン・
   オフ回路と、放電灯の予熱が数秒間継続した時に動作を
   停止する発振回路とを有する放電灯点灯装置において、
   上記限流素子のオン・オフ回路と上記発振回路との制御
   を、１つのタイマー回路で行うことを特徴とする放電灯
   点灯装置。