JPH01146227A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電極構造を簡単にして駆動回路の構成を簡単
にすることのできる縦型電極プラズマデイスプレィパネ
ル（以下単にＦＤＰと記述する）に関するものである。

［従来の技術］ 従来のＦＤＰは、放電電極の放電面が基板（例えば背面
板）に平行な対向電極放電型に形成されていだので、放
電空間が狭く、発光輝度が低く、発光効率が悪いという
問題点があった。このような問題点を解決するため、本
出願人は、特願昭６２−２１７４０３号において、放電
電極の放電面が基板と略垂角となる縦型電極ＦＤＰを提
案した。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述の縦型電極ＦＤＰは、第４図および第５図に示すよ
うに、隣り合った平行放電面間で表示用の放電をする複
数行の縦型電極・・・、Ｘｎ、Ｘｎ＋□、・・・、と・
・・、Ｙｍ、Ｙｍ＋ｔ、・・・を交互に設けるとともに
、複数列の書き込み電極ＷＱ−いＷＩ２、ＷＩ２＋０、
・・・を設けてなるものである。（１）は放電セルＳを
仕切るための絶縁体からなる仕切り壁、（２）は誘電体
層、（３）と（４）はガラス製の前面板と背面板、（５
）は蛍光体層である。

しかしながら、第４図および第５図に示す縦型電極ＦＤ
Ｐでは、縦型電極ｘｎ、Ｙｍの他に書き込みｆｆｉ極Ｗ
Ｑを必要とするので、電極構造が複雑となり駆動回路の
構成が複雑になるという若干の問題点があった。

本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、。

電極構造を簡単にして駆動回路に接続する電極数を減ら
し、駆動回路を簡単にすることのできる縦型電極ＦＤＰ
を提供することを目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明によるＦＤＰは１表示用の放電をするための複数
行の縦型電極のうち、３行毎にその真中の行を除いた残
りの行の縦型電極をＸ電極群とし。

真中の行の縦型電極を表示用の放電セル群の各列に対応
した縦型電極に分割し、これらの分割縦型電極を各列に
ついて前記Ｘ電極群と交叉するＹ電極に結合してなるこ
とを特徴とするものである。

［作用コ Ｘ電極群とＸ電極群のうちの所定のＸ、Ｙ電極間に放電
電圧を印加すると、このＸ、Ｙ電極の交叉部の放電セル
を形成するＸ電極側の縦型電極とＹ電極に結合された分
割縦型電極との対向する平行放電面間で表示用の放電が
発生し、対応する放電セルが放電発光する。すなわち、
Ｘ、Ｙマトリックス駆動が可能となる。

［実施例コ 第１図、第２図および第３図は本発明の一実施例を示す
もので、これらの図において、（３）と（４）は対向し
て設けられたガラスの前面板と背面板である。前記前面
板（３）の内面には蛍光体層（５）が塗布されている。

前記背面板（４）の内面には、表示用の放電セルＳ、・
・・の各列に対応したＹｍ、Ｙｍやい・・・のＸ電極群
が導体ペーストで厚膜印刷されている。前記Ｘ電極群の
上面には、ガラス絶縁体ペーストで印刷形成された誘電
体層（２）が設けられ、この誘電体層（２）には、前記
Ｘ電極群の上に位置し、かつ２つの放電セルＳ、Ｓに１
個の割合で結合導体用の窓孔（６）が穿設されている。

前記誘電体層（２）の上面には表示用の放電をするため
の複数行の縦型電極が導体ペーストの積層印刷によって
形成され、これらの複数行の縦型電極のうち、３行毎に
真中の行を除いた残りの行の縦型電極を各行毎にｘｎ、
Ｘｎ＋０、・・・電極とし、真中の行の縦型電極を放電
セルＳに対応して各列毎に分割して分割縦型電極（７）
（７）・・・とする。前記分割縦型電極（７）（７）・
・・は、放電セルＳ、・・・の各列について、前記誘電
体層（２）の窓孔（６）・・・を貫通する接続導体（８
）・・・によって前記Ｘ電極群の対応したＹ電極に電気
的に結合されている。前記誘電体層（２）の上面には、
誘電体ペーストを積層印刷してなる仕切り壁（１１）・
・・が設けられ、マトリックス状の放電セル群Ｓ、Ｓ、
・・・が形成される。

前記前面板（３）と背面板（４）の周縁は側面板（図示
せず）によって封止され、真空排気後放電ガスを封入す
ることによって縦型電極ＦＤＰが形成される。

この縦型電極ＦＤＰを駆動する場合、Ｘ電極群とＸ電極
群の一方（例えばＸ電極群）に順次走査パルスを、他方
（例えばＸ電極群）に表示パルスを印加すると、放電電
圧が印加したＸ電極（例えばＸｎ電極）とＸ電極群（例
えばＹ　ｍ　−Ｙ　ｍ　＋ｘ・・・電極）の分割縦型電
極（７）（７）・・・どの隣り合った平行放電面間で表
示用の放電が行なわれ、対応した放電セルＳ、Ｓ、・・
・が放電発光する。このとき、表示を維持するために隣
り合ったＸｎ＋１とＸｎ＋ｚ電極、Ｘｎ＋３とｘｎ＋、
、′ＫＪ、極、・・・に印加するサスティン電圧を同相
にすれば、Ｘｎ＋、とＸｎ＋２間、Ｘｎ＋３とＸｎ＋４
間、・・の静電容量による電力損失が少なくなる。

［発明の効果］ 本発明によるＦＤＰは、上記のように構成したので、既
提案の縦型電極ＦＤＰと比べて書き込み電極群が不要と
なるので、電極構造が簡単になり、しかも、Ｘ、Ｙマト
リックス駆動が可能となりその駆動回路の構成を簡単に
することができる。さらに、Ｘ電極群は表示用の放電セ
ル群の各列について１本の割合で設けられているので、
各Ｙ電極間の間隔を広くすることができ、作り易い。そ
の上、従来の対向電極放電型ＦＤＰと比べて、放電空間
が広く１発光輝度が高く、発光効率が良いという縦型電
極ＦＤＰの利点を具備することができる。

また、隣り合ったＸ電極（例えばｘｎ＋いｘｎ＋２電極
）に同相のサスティン電圧を印加するようにした場合に
は、静電容量によるｉ力損失を少なくすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは本発明によるＦＤＰの一実施例
を示すもので、第１図は第２図のＢ−Ｂ線断面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は単位放電セルの
分解斜視図、第４図および第５図は既提案の縦型電極Ｆ
ＤＰを示すもので、第４図は第５図のＤ−Ｄ線断面図、
第５図は第４図のＣ−Ｃ線断面図である。 （３）・・・前面板、（４）・・・背面板、（６）・・
・窓孔、（７）・・・分割放電電極、（８）・・・接続
導体、（１１）・・・仕切り壁、ｘｎ、ｘｎ＋ｚ”’Ｘ
電極、Ｙ　ｍ　−Ｙ　ｍ　＋ｔ　”’　Ｙ電極、Ｓ・・
・放電セル。 出願人　　株式会社富士通ゼネラル 第　　４　　図 Ｍ５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示用の放電をするための複数行の縦型電極のう
   ち、３行毎にその真中の行を除いた残りの行の縦型電極
   をＸ電極群とし、真中の行の縦型電極を表示用の放電セ
   ル群の各列に対応した縦型電極に分割し、これらの分割
   縦型電極を各列について前記Ｘ電極群と交叉するＹ電極
   に結合してなることを特徴とするプラズマディスプレイ
   パネル。