JP2745571B2 - カラー表示用プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

カラー表示用プラズマディスプレイパネルの駆動方法

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JP2745571B2 JP63253320A JP25332088A JP2745571B2 JP 2745571 B2 JP2745571 B2 JP 2745571B2 JP 63253320 A JP63253320 A JP 63253320A JP 25332088 A JP25332088 A JP 25332088A JP 2745571 B2 JP2745571 B2 JP 2745571B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、R(赤)、G(緑)、B(青)用の放電セ
ルのバランスの良い階調表示を可及的に長いアクセスタ
イムで行うことができる面放電型のカラー表示用プラズ
マデスプレイパネル(以下、単にPDPと記述する)の駆
動方法に関するものである。
[従来の技術] 一般に、カラー表示用PDPは点灯回数によって階調表
示を行っているので、階調を多くしようとするとアクセ
スタイムが短くなる。従来の面放電型のカラー表示用PD
Pは、放電面が基板面に対して平行な複数行のXn、Ym、X
n+1、Ym+1…放電電極を交互に配列し、これらのXn、Ym
放電電極に交叉する書き込み電極Wl、Wl+1…を設けるこ
とによって交叉部に四角配列のR(赤)、G(緑)、B
(青)用の放電セル群を形成していた。そして、X放電
電極群にデータ信号を供給し、Y放電電極群にp階調表
示用のスキャン信号を供給し、カラー表示用の1画素を
形成するR、B、G用の放電セルを同じ階調で表示して
いた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の面放電型のカラー表示用PDPの
放電セル群は四角配列のR、G、B用の放電セルで形成
され、R、G、B用の放電セルに対応した全てのY放電
電極群に同じ階調表示用のスキャン信号を供給していた
ので、表示階調を多くしようとするとアクセスタイムが
短くなり、走査ライン数を増やすことができないという
問題点、または表示のための時間を長くすることができ
ないという問題点があった。本発明は上述の問題点に鑑
みなされたもので、放電セル群の配列を表示画質を良く
するのに適した三角配列にし、R、G、B用の放電セル
のバランスの良い階調表示を可及的に長いアクセスタイ
ムで行うことができるカラー表示用PDPの駆動方法を提
供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明によるカラー表示用PDPの駆動方法は、放電面
が基板面に対して平行な複数行のX放電電極を複数列の
Y導電電極と交叉させ、この交叉部にカラー表示用の一
画素を形成するR、G、B用の放電セルを三角配列して
なる放電セル群を設け、これらの放電セル群のそれぞれ
について、放電面が前記基板面に対して平行であって、
前記X放電電極の放電面と表示用の放電を行うための個
別放電電極を設け、これらの個別放電電極を、前記R用
およびG用の放電セルと前記G用およびB用の放電セル
と前記B用およびR用の放電セルのそれぞれについて2
つの個別放電電極について1つの割合で前記Y導電電極
群の対応する各列のY導電電極に結合し、前記X放電電
極群にデータ信号を供給し、前記R用およびG用の放電
セルと前記G用およびB用の放電セルに対応したY導電
電極にp階調表示用のスキャン信号を供給し、前記B用
およびR用の放電セルに対応したY導電電極に前記p階
調より小さいq階調表示用のスキャン信号を供給してな
ることを特徴とするものである。
[作用] X放電電極群にデータ信号を、Y導電電極群にスキャ
ン信号加えると、データ信号に対応したX、Y電極の交
叉部の表示用の放電セルにおいて、X放電電極の放電面
とY導電電極に結合された個別放電電極の放電面との間
で表示用の放電が発生し、放電発光する。すなわちX、
Yマトリックス駆動が可能となる。また、カラー表示画
面は三角配列のR、G、B用の放電セルをカラー表示用
の1画素とする放電セル群の放電発光で形成され、R用
およびG用の放電セルとG用およびB用の放電セルに対
応したY導電電極にp階調表示用のスキャン信号を供給
し、B用およびR用の放電セルに対応したY導電電極に
p階調より小さいq階調表示用のスキャン信号を供給し
て放電発光表示している。すなわち、人間の目の解像感
度の高いG表示についてはp階調表示し、G表示と比較
して人間の目の解像感度がそれほど高くないB表示およ
びR表示の一部についてはp階調より小さいq階調表示
しているので、アクセスタイムをそれほど短くすること
なく実質的な表示階調を多くできる。
[実施例] 第1図、第2図、第3図および第4図は本発明をAC駆
動方式の面放電型のカラー表示用PDPに利用した一実施
例を示すもので、これらの図において(1)と(2)は
対向して設けられたガラスの前面板と基板としての背面
板である。前記前面板(1)の対向側内面には、カラー
表示用の1画素を形成する三角配列のR(赤)、G
(緑)、B(青)用の放電セル(11)、(12)、(13)
の群を形成するため障壁(8)がガラス絶縁体ペースト
の厚膜スクリーン印刷によって形成されている。前記三
角配列のR、G、B用の放電セル(11)、(12)、(1
3)はカラー表示用の1画素(14)を形成している。前
記前面板(1)の対向側内面および前記障壁(8)の側
面には螢光体層(3)が塗布されている。前記背面板
(2)の対向側内面にはスキャン信号供給用のYm-1
Ym、Ym+1、…からなるY導電電極群が導体ペーストの厚
膜スクリーン印刷あるいは蒸着とフォトエッチングなど
によって形成されている。前記背面板(2)およびY導
電電極群の上面には、ガラス絶縁体ペーストの厚膜スク
リーン印刷などによって形成された第1の誘電体層(4
a)が設けられ、この第1誘電体層(4a)には、前記R
用の放電セル(11)とB用の放電セル(13)、前記G用
の放電セル(12)とR用の放電セル(11)、前記B用の
放電セル(13)とG用の放電セル(12)、…の2つの放
電セルに1つの割合で各列ごとに接続導体用の孔(5)
…が穿設されている。前記第1誘電体層(4a)の上面に
は、放電面が前記背面板(2)面と平行であって、前記
Y導電電極群とマトリックス状に交叉して配列され、こ
の交叉部の前記三角配列の放電セル群(11)(12)(1
3)、…とするデータ信号供給用の複数行のXn、Xn+1
…からなるX放電電極群が導体ペーストの厚膜スクリー
ン印刷などによって形成されている。前記第1誘電体層
(4a)の上面には、さらに、放電面が前記背面板(2)
面に平行であって、前記放電セル群(11)(12)(1
3)、……のそれぞれにおいて前記X放電電極の放電面
と表示用の放電を行うための個別放電電極(6)、
(6)、…が導体ペーストの厚膜スクリーン印刷によっ
て形成され、これらの個別放電電極(6)、(6)、…
は、前記放電セル群(11)(12)(13)、…の各列につ
いて、前記第1誘電体層(4a)の孔(5)、(5)…を
貫通する接続導体(7)、(7)、…によって前記Y導
電電極群の対応したY導電電極に電気的に結合されてい
る。前記接続導体(7)、(7)、…は導体ペーストの
厚膜スクリーン印刷などによって形成される。前記第1
誘電体層(4a)、X放電電極群および個別放電電極
(6)、(6)、…の上面には、ガラス絶縁体ペースト
の厚膜スクリーン印刷などで形成された第2の誘電体層
(4b)が設けられ、この第2誘電体層(4b)の上面は前
記障壁(8)の先端面に当接している。前記前面板
(1)と背面板(2)の周縁は側面板(図示せず)によ
って封止され、真空排気後放電ガスを封入することによ
って面放電型のカラー表示用PDPが形成される。このカ
ラー表示用PDPを駆動する場合、第1図に示すように、
X放電電極群にデータ信号を、Y導電電極群にスキャン
信号を印加すると、放電電圧が印加したX放電電極群
(例えばX1、X2、…、Xn、…電極)とY導電電極(例え
ばYm電極)の個別放電電極(6)、(6)…との背面板
(2)に平行な放電面間で表示用の放電が行われ、対応
した放電セル(11)(12)(13)…が放電発光する。こ
のとき、G表示用の放電セル(12)を含むG用、R用の
放電セル(12)(11)とB用、G用の放電セル(13)
(12)の個別放電電極(6)、(6)…に接続されたY
導電電極…、Ym-2、Ym-1、Ym+1、Ym+2、…にはp階調表
示用(例えば8ビット256階調表示用)のスキャン信号
が供給され、G表示用の放電セル(12)を含まないR
用、B用の放電セル(11)(13)を個別放電電極
(6)、(6)…に接続されたY導電電極…、Ym-3
Ym、Ym+3、…にはp階調用より小さいq階調表示用(例
えば6ビット64階調表示用)のスキャン信号が供給され
る。このため、Y導電電極群の3本に1本の割合でアク
セス回数を少なくすることができる(例えば2ビット分
少なくすることができる)。しかも人間の目の解像感度
の高いG表示についてはp階調で表示し、人間の目の解
像感度の低いRおよびB表示の一部についてはp階調よ
り小さいq階調で表示しているので、人間の目の解像感
度に対応してこのp、qの値を適当に選択すれば(例え
ばpを8ビット256階調にqを6ビット64階調にす
る)、R、G、Bのバランスの良い階調表示が可能とな
る。また、表示を維持するために隣り合ったXnとXn+1
極、Xn+2とXn+3電極、…に印加するサステイン電圧を同
相にすれば、XnとXn+1間、Xn+2とXn+3間、…の静電容量
による電力損失が少なくなる。また、放電電極群とY導
電電極の間隔を大きくしても表示画素の面積に影響を与
いないので、この電極間の間隔を大きくして静電容量に
よる電力損失を少なくできる。さらにカラー表示画面は
R、G、B用の放電セル(11)(12)(13)をカラー画
素間が最短となる三角配列した放電セル群(11)(12)
(13)…の放電発光で行われているので、表示画質を良
くすることができる。
前記実施例ではAC駆動方式の面極電型のカラー表示用
PDPに本発明を利用した場合について説明したが本発明
はDC駆動方式の面放電型のカラー表示用PDPに利用でき
ること勿論である。
[発明の効果] 本発明による面放電型のカラー表示用PDPの駆動方法
は、上記のように書き込み電極群を不要にする等、電極
構造を簡単にして駆動するようにしたので、X、Yマト
リックス駆動が可能になるとともに、その駆動回路の構
成を簡単にすることができる。しかも、カラー表示用の
1画素を形成するR、G、B用の放電セルを三角配列と
し、人間の目の解像感度の高いG表示についてはp階調
で表示し、人間の目の解像感度の低いRおよびB表示の
一部についてはp階調より小さいq階調で表示している
ので、人間の目の解像感度に対応してこのp、qの値を
適当に選択すれば(例えばpを8ビット256階調にqを
6ビット64階調にする)、R、G、Bのバランスの良い
階調表示が可能になるとともに、R、G、B表示を全て
同じp階調で表示していた従来例と比べて実質的な表示
階調を落さずにアクセスタイムを長くすることができ
る。このため走査ライン数を増やして表示面積を増やす
ことができ、またはアクセス回数を減少させ表示時間を
長くして高輝度にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明によるカラー表示用PDP
の駆動方法の一実施例の示すもので、第1図は本発明方
法を説明する説明図、第2図と第3図はカラー表示用PD
Pの構成を示すもので、第2図は第3図のB−B線断面
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は第1、
第2誘電体層の図示を省略した単位放電セルの分解斜視
図である。 (1)……前面板、(2)……背面板(基板)、(5)
……孔、(6)……個別放電電極、(7)……接続導
体、(8)……障壁、(11)……R用放電セル、(12)
……G用放電セル、(13)……B用放電セル、(14)…
…カラー表示用の1画素、Xn、Xn+1……X放電電極群、
Ym-2、Ym-1、Ym、Ym+1、Ym+2……Y導電電極群、p、q
……階調数。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/66 101 H04N 5/66 101B

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電面が基板面に対して平行な複数行のX
    放電電極を複数列のY導電電極と交叉させ、この交叉部
    にカラー表示用の一画素を形成するR、G、B用の放電
    セルを三角配列してなる放電セル群を設け、これらの放
    電セル群のそれぞれについて、放電面が前記基板面に対
    して平行であって、前記X放電電極の放電面と表示用の
    放電を行うための個別放電電極を設け、これらの個別放
    電電極を、前記R用およびG用の放電セルと前記G用お
    よびB用の放電セルと前記B用およびR用の放電セルの
    それぞれについて2つの個別放電電極について1つの割
    合で前記Y導電電極群の対応する各列のY導電電極に結
    合することによってカラー表示用プラズマディスプレイ
    パネルを形成し、前記X放電電極群にデータ信号を供給
    し、前記R用およびG用の放電セルと前記G用およびB
    用の放電セルに対応したY導電電極にp階調表示用のス
    キャン信号を供給し、前記B用およびR用の放電セルに
    対応したY導電電極に前記p階調より小さいq階調表示
    用のスキャン信号を供給してなることを特徴とするカラ
    ー表示用プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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