JPH0114610B2 - - Google Patents

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JPH0114610B2
JPH0114610B2 JP55155438A JP15543880A JPH0114610B2 JP H0114610 B2 JPH0114610 B2 JP H0114610B2 JP 55155438 A JP55155438 A JP 55155438A JP 15543880 A JP15543880 A JP 15543880A JP H0114610 B2 JPH0114610 B2 JP H0114610B2
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JP55155438A
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Doitsuche Rarufu
Jei Doitsuche Resurii
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Publication of JPS5687094A publication Critical patent/JPS5687094A/ja
Publication of JPH0114610B2 publication Critical patent/JPH0114610B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/483Computations with numbers represented by a non-linear combination of denominational numbers, e.g. rational numbers, logarithmic number system or floating-point numbers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、広い意味では2進デイジタル論理回
路の分野に関するものであり、特に電子楽器用エ
ンベロープ発生器に関する。
2進数としてデイジタル表現される数の通常の
補数は、ビツト位置jに対して新しい値が1―nj
であり、但しnjは同じビツト位置jに対する原の
2進数の対応する値である新たな2進数字順序を
つくることによつてえられる。通常の2進数が2
進数字Nによつて表現される場合には、補数に対
応する10進数値は、(2N−1)から補数をつくる
前の原の2進数の10進値を差引いたものである。
2進数の術語を使用する場合、通常の補数は時
に単に“補数”と呼ばれることがある。通常の補
数は、それを2の補数として知られる演算と区別
するために1の補数とも呼ばれる。2進数字の場
合、2の補数は先づ補数をつくつてから最下位の
ビツトに“1”を加えることにより、他方、配別
のうちのより上位のすべてのビツト位置に対して
必要に応じて順次けた上げビツトを認めることに
よつて得られる。
通常の又は固定小数点2進数のための1の補数
回路の実施例は、デイジタル論理ゲートインバー
タを用いて容易に実施される簡単な状態否定演算
子(State inversion operator)からなる。
浮動小数点数としての10進数の一般的な表示と
同様に、同じ10進数も浮動小数点2進数の形で表
示できる。値Aを有する10進数の2進浮動小数点
の数の表示は下記の形の式によつて定義される。
A=(1+a12-1+a22-2+a32-3
…+ak2-k)×2j (1) 但し、係数ajは0又は1の値を有する。
式(1)に示す形の2進浮動小数点数として表示さ
れる数Aに対する1の補数をつくる従来の方法
は、下記の3つの演算段階を実施することからな
る。
(1) 与えられた2進浮動小数点数をそれに相当す
る固定小数点2進数に変える。
(2) 相当する固定小数点2進数の1の補数をつく
る。
(3) その結果えられる1の補数化数を2進浮動小
数点数に変える。
上記の各段階は、周知の技術的水準のデイジタ
ル論理回路を用いて容易に実施できる。2進浮動
小数点数の補数をつくる従来の方法に伴う1つの
不利な点は、前記の3つの演算段階を実施するの
に比較的多数のデイジタル論理ゲートを用いる必
要のあることである。
本発明は、従来の方法の前記の3段階を行わず
に2進浮動小数点数の補数を直接実行するための
デイジタル回路を実施するための新規な装置を提
供する。
本発明の1実施例は、“電子オルガン用振幅発
生器”と題する米国特許第4144789号(特開昭54
―1609)に記載されているような電子楽器用のエ
ンベロープ関数発生器である。こゝに参考のため
に述べた米国特許に記載されているエンベロープ
関数発生器は、楽音のリリースエンベロープ変調
関数に適した1セツトの指数的に減少するデータ
点を発生させる。楽音発生のアタツク相に対する
エンベロープ変調関数は、固定した定数として1
セツトの点を計算し、それに対応するデイケイ点
のデータ値を差引くことによつてえられる。上述
したエンベロープ発生器は、浮動小数点2進数の
形でエンベロープデータ点をつくり出す。本発明
は、2進浮動小数点数として表示される発生した
デイケイ値の補数を与えることによつてアタツク
相エンベロープ点をうるための能率的経済的手段
を提供するため、楽音エンベロープ発生器に有利
に組み入れることができる。
本発明は、2進浮動小数点数の補数を発生させ
る新規な方向を指向する。それは、“電子オルガ
ン用振幅発生器”と題する米国特許第4144789号
(特開昭54―1609)に記載されている型のデイジ
タルオルガン用のデイジタルADSR発生器に利用
できる。
参考のためこゝに述べた前記米国特許のADSR
は、指数曲線に近似させるために2進浮動小数点
数の対数指標を利用している。いかなる数も1.
b1b2b3×2jの形で2進浮動小数点の数として近似
的に書くことができることは周知である。但し、
b1,b2,b3は2つの2進値0又は1のいづれを有
してもよく、jは整数である。2進数字b1,b2
よびb3をカウンタに記憶し、2進形式で表示され
たjをカウンタに記憶し、つぎに第1カウンタを
逆方向にカウントし、第1カウンタが0になる度
ごとに第2カウンタを逆方向にカウントすること
によつて、減少指数関数に近似する一連の数を発
生させることができる。もし同じ浮動小数点2進
数を補数化すると、増加する指数関数に近似する
一連の数を発生させることができる。
簡単に云うと、−1より小さい,又は−1に等
しい冪を有する2進浮動小数点数の補数は、デイ
ジタル論理回路を実施することによつて得られ
る。冪jが−1に等しいか、又はそれより小さい
かによつて2つの論理分岐(logic branch)が組
み入れられる。つぎに、入力浮動小数点数の仮数
部(mantissa)の0ビツト位置に応じて補数が
各分岐につくられる。
本発明の目的は、固定小数点2進数へ変換する
中間段階を実施せずに2進浮動小数点の補数を直
接に得ることである。
本発明は、2進浮動小数点数の補数をつくる手
段を指向する。この手段は、数値の2進表示を用
いる各種のデイジタルシステムに利用できる。そ
のようなシステムは、こゝに参考のために述べて
ある“電子オルガン用振幅発生器”と題する米国
特許第4144789号(特開昭54―1609)に詳細に説
明されている。
浮動小数点数として10進数の従来の表示と同様
に、10進数も浮動小数点2進数の形で表示でき
る。数Aの2進浮動小数点数表示は次記の形を有
する数である。
A=(1+b12-1+b22-2+b32-3
…+bk2-k)×2j (2) 但し、係数biは0又は1の値を有する。
多くの応用の場合、式2に示す表示をk=3の
長さに制限することにより、十分な数値の正確さ
がえられる。下記においては、浮動小数点数はk
=3の場合に限定されており、その結果次の形に
書くことができる。
A=1.b1b2b3×2j (3) 数1.b1b2b3は浮動小数点2進数の仮数と呼ば
れ、数jはその冪と呼ばれる。浮動小数点2進数
を用いる利点は、僅か数ビツトを用いるだけで、
デイジタル数系において非常に広い数域を収容で
きることである。仮数はすべての数に対して3ビ
ツトを必要とするだけであり、最大および最小数
域は冪jを表示するのに用いられるビツト数によ
つてのみ決定される。冪jは通常は固定小数点2
進数として表示される。冪jは2の補数の形で用
いられているので、冪jの正の値と負の値の両方
を従来の2進法で表示することができる。この2
の補数の形は、2つの浮動小数点2進数を乗算す
る場合に特に便利である。という訳は、このよう
な場合には結果として得られる浮動小数点2進数
は乗数の冪と被乗数の冪の代数和である冪を有す
るからである。
式3の形での2進浮動小数点数の補数は数値
0.9961―Aを有する。但し、Aは2進浮動小数点
数の数値である。もしAが非常に小さい数であれ
ば、0.9961―Aが1にほゞ等しくなることは自明
である。2進浮動小数点数の加算又は減算を含む
いかなる算術演算においても、2つの数のそれぞ
れの冪は、加算又は減算を行う前に用いなければ
ならない。補数化は減算に等しいのであるから、
数の冪jは補数化論理の実施に影響を与えること
になる。
2進浮動小数点数の補数化を直接に行うための
簡単な数学的算法は知られていない。正しい直接
的数学的方法は(i)2進浮動小数点数を固定小数点
2進数に変え、(ii)その固定小数点2進数を補数化
し、(iii)その補数化された数を2進浮動小数点の形
に変えることである。
第1図は、式3に表現された形を有し、−1よ
り小さい、又は−1に等しい冪jを有する2進浮
動小数点数の補数化を実施するのに用いられるデ
イジタル論理を示す。この論理は、2進浮動小数
点数のデイジタルビツト形とそれらの補数を用い
て数値的に実験することによつてえられた発見的
算法である。この図示されたデイジタル論理は、
下記の決定を実施するための手段である。
法則 1: 入力に2進浮動小数点数が数値冪j=−1を有
する場合には、出力冪部は入力仮数部の第1ビツ
トからの値“1”を有する連続するビツトの数よ
りも多い負数に等しい冪を有する。出力仮数部は
先づ最初に入力仮数部の第1ビツト位置からのビ
ツトに“0”があればその最初の“0”の位置を
指定する。ついで最初の“0”の位置の次のビツ
トからの入力ビツトの内容を反転させる。そして
この内容を最初の“0”の位置から入れてゆき最
後のビツト位置に“1”をこの構成につけ加え
て、仮数部を表わすのに必要とされる4ビツト値
を完成させる。
法則 2: 入力に2進浮動小数点数が数値冪j<−1であ
る場合には、出力冪は−1に等しくセツトされ
る。出力仮数部は、入力冪部jの絶対値より1少
い数の“1”を第1ビツトよりセツトし、つぎに
入力仮数部の第1ビツトより各ビツトを反転させ
ビツトは出力仮数部に必要とされる4ビツトがつ
くられるまで先のセツトした“1”に続けて第1
ビツトから反転した内容がつけ加えられる。
下記の2例は、2進浮動小数点数の補数をつく
る前述の発見的方法の応用を示す。
例a:入力10進値はA=0.6875である。2進浮
動小数点数で表わすと、A:1.011 1111となる。
小数点を有する最初の4ビツトは仮数部を示し、
他方最後の4ビツトは2の補数化形式で示された
冪j=−1を示す。冪j=−1であるから、決定
法則1が適用される。入力仮数部には、唯1つの
連続する“1”ビツトが存在するから、補数冪は
j=−2の値を与えられる。仮数部の第2ビツト
位置に最初の0が発生しているから、従つて補数
の仮数部は構成1.00で始まる。最後のステツプ
は、出力仮数部に必要な4ビツトを完成するため
に“1”を加算する。正味の結果は、補数が
1.001 1110になるように構成されることである。
これは、10進数A′=0.28125に対応する。しかし、
0.9961−A=0.3086であるから、A′は9%の誤差
をもつた所望の補数に等しい。
例b:入力10進値はA=0.2031である。2進浮
動小数点数として表わすとA:1.101 1101とな
る。入力冪はj=−3であるので、法則2が適用
されて2進浮動小数点の形で補数を構成する。決
定法則2は、例bの場合、補数が冪j=−1を有
することを述べている。更に、Aの入力冪は、−
3であるので、補数の仮数部は値“1”を有する
2ビツト位置で始まる。従つて、補数の仮数部は
1.1の構造で始まる。次の段階は原型の仮数部を
補数化して0010の形をつくることである。この形
は1.1の構造へ加えられ、4ビツトは補数の仮数
部のために保留される。最終的な結果として、補
数は1.100 1111として構成される。これは10進数
A′=0.75に一致する。しかし、0.9961−A=
0.7930であるので、A′は5.4%の誤差で所望の補
数に等しい。
補数をつくるために2法則は、0.9375〜0.0313
の範囲で10進数について評価された。補数の誤差
は最小0.4%から最大11%の範囲にあることが判
つた。この誤差は主として2進浮動小数点数の仮
数部を4ビツトに限るという制約によつて生じ
る。4ビツトでは、場合によつては補数を0.4%
〜11%の範囲以上の正確さで表わすことはできな
いことがある。
数値の正確さ(精度)が広い数値範囲を得るた
めに犠牲にされているというのが、10進法であれ
2進法であれ、浮動小数点数を用いた数値計算・
制御システムの特徴である。従つて、補数の誤差
は本発明の限定的制約ではなく、浮動小数点の形
で数を表わす場合に遭遇する誤差を表わしたもの
である。
さて第1図を参照するに、入力仮数部は、m1.
m2m3m4を小数点と想定した形におけるm1,
m2,m3,m4によつて示される。入力冪は2の
補数2進形式でp1p2p3p4として示され、p1は最
上位のビツトを表わす。出力仮数部はM1.
M2M3M4によつて示され、出力冪はP1P2P3P4
により示され、P1は最上位のビツトを表わす。
p2,p3およびp4がすべて“1”状態にあると、
アンドゲート11は“1”状態出力を有する。従
つて、アンドゲート11からの“1”出力は、−
1に等しい冪を有する入力数に対する結果であ
る。第1図のラベル“PWR=−1”線は、10進
値−1に等しい入力冪に対して“1”状態である
ことを示す。
インバータ12の出力における“1”信号は、
入力2進浮動小数点数の冪が10進値−1に等しく
ないことを示す。若しインバータ12の出力が
“1”であれば、出力冪ビツトはすべて“1”論
理状態にセツトされる。この論理回路はそれによ
つて10進値−1より小さい入力冪に対して上述の
決定法則2を実施する。
線M1およびP1は常に“1”状態になり、線を
定電圧源へ接線するだけでこの状態におかれる。
m1は常に“1”となり、従つてm1は第1図に示
す決定論理において考慮する必要はない。入力10
進値0.9375〜0.0313の範囲では、P1は常に“1”
となり、従つてP1は第1図に示す論理において
明らかに考慮する必要はない。
若し入力仮数部ビツトm2=0であれば、イン
バータ13の出力は“1”状態となる。従つて、
インバータ13からの“1”出力は、入力仮数部
に1つだけの連続“1”ビツト状態があることを
示す。線ラベル″one“1”″は、この線上の信号
は入力仮数部に対して1つの連続“1”ビツト状
態を示すことを意味する。
m2=1およびm3=0であれば、アンドゲート
14の出力は“1”となる。従つて、アンドゲー
ト14からの“1”状態出力は、入力仮数部に対
して2つの連続“1”ビツト状態のあることを示
す。
m2=1,m3=1およびm4=0であれば、ア
ンドゲート16の出力は“1”状態となる。従つ
て、アンドゲート16からの“1”状態出力は、
入力仮数部に対して3つの連続“1”ビツト状態
のあることを示す。
論理ゲート17〜21からなる組合せは、−2
と−5の範囲内にある入力冪値に対して別々の信
号線をうるためのデコーダとして動作する。
p1=1,p2=1およびp3=1であれば、アン
ドゲート17の出力状態は“1”となる。もし
p1=1,p2=1,p3=1およびp4=1であれば、
アンドゲート11は冪値−1を検出し、この冪値
は冪セレクト論理を支配するので、p4の値は重
要ではない。p1=1,p2=1,p3=1およびp4
=0であれば、アンドゲート11からの出力は
“0”となり、一方アンドゲート17からの出力
は“1”となつて、入力冪が10進値−2を有する
ことを示す。
p1=1,p3=0およびp4=1であれば、アン
ドゲート18の出力は“1”状態となる。出力
“1”状態は、10進値−3を有する入力冪を示す。
p2の入力状態はアンドゲート18において考慮
する必要はない。何故ならば、第1図に示す論理
システムは、入力冪が10進値−6以上である場合
の本発明の図示例であるからである。
p1=1,p3=0およびp4=0の場合には、ノ
アゲート19の出力状態は“1”である。この出
力“1”状態は、10進値−4を有する入力冪に対
応する。
p2=0の場合には、インバータゲート21の
出力状態は“1”となる。4つの2進ビツトとし
て表わされた10進数−1〜−5の2の補数表示を
調べてみると、−5の10進値だけが値p2=0とな
ることを示す。
第1図に示す補数化システムの動作を詳細に例
示するために、3例を下記に説明してある。
例 1 入力数A=0.9375は2進浮動小数点数として
1.111 1111の形で表示される。p2=p3=p4=1で
あるので、インバータ12からの出力状態は
“0”となる。従つて、出力冪ビツトP2,P3,
P4は論理ゲート22〜27の動作によつて決定
される。この論理ゲートセツトは決定法則1を実
施する。
m2=m3=m4=1であるので、アンドゲート
14とアンドゲート16の出力状態はいづれも
“0”である。従つて、オアゲート22からの出
力状態は“0”である。インバータ27の動作に
よりP3は“1”となるが、P2=0である。ノア
ゲート24への2つの入力信号はいづれも“0”
状態であるので、その結果はP4=1である。最
終的な結果は、出力冪ビツトがP1=1,P2=0,
P3=1およびP4=1となり、10進値−5に対応
する。この結果は、入力2進浮動小数点数が10進
値−1に等しい冪を有する場合に対する決定法則
1と一致する。
次の段階は、出力補数化仮数部M2,M3および
M4に対して各ビツトがどのようにして発生する
かを調べることである。アンドゲート47への両
方の入力信号線は“1”状態にあるので、“1”
状態がオアゲート28およびアンドゲート38を
経て出力M2へ転送される。入力冪は10進値−1
に等しい冪を有するので、アンドゲート38への
第2入力は“1”である。
アンドゲート47への入力状態は両方とも
“1”であるので、“1”状態がオアゲート31お
よびアンドゲート40を経てM3へ転送される。
アンドゲート11は10進値−1の与えられた入力
冪に対して“1”状態を発生させるので、アンド
ゲート40への第2入力信号は“1”状態であ
る。
M4はアンドゲート11の出力状態からオアゲ
ート37を経て転送された状態“1”を有する。
最終的な結果としては、出力仮数部の値がM1
=M2=M3=M4=1となり、これは決定法則1
と一致する。
例 2: 入力数A=0.5625は2進浮動小数点数として
1.001 1111の形で表示される。入力冪は10進値−
1を有するので、システム論理は決定法則1を実
施する。
この例ではm2=0であるので、インバータ1
3の出力状態は“1”である。この“1”状態は
オアゲート23およびオアゲート44を経てP2
へ転送される。
オアゲート22への両方の入力状態は“0”で
あり、従つて“1”状態がインバータ27によつ
て作り出され、オアゲート45を経てP3へ転送
される。
m2=0であるので、ノアゲート24への1つ
の入力状態は“1”である。このゲートへのもう
一方の入力は状態“0”である。従つて、ノアゲ
ート24からの出力状態は“0”である。最終的
な結果はP4=0である。
出力冪ビツトはP1=1,P2=1,p3=1およ
びp4=0である。これらのビツトは10進値−2
を指定し、これは決定法則1に一致する。
次の段階は、この例に対する仮数部を発生させ
る論理の動作を調べることである。
m2=0であるので、インバータ13からの出
力状態は“1”であり、これがアンドゲート29
へ1入力信号状態として転送される。m3=0で
あるので、インバータ15の出力状態は“1”で
ある。従つて、アンドゲート29への第2信号線
は“1”状態にあり、“1”がオアゲート28お
よびオアゲート38とともにアンドゲート29を
経て転送される。アンドゲート11からのPWR
=−1線の状態は“1”であり、これによりアン
ドゲート38は“1”をM2へ転送させる。
m4=1であるので、オアゲート31への1入
力は“0”状態である。m2=0であるので、イ
ンバータ13の出力状態は“1”である。この
“1”状態は“0”状態へ反転され、第2入力と
してオアゲート31へ転送される。従つて、“0”
状態はオアゲート31およびアンドゲート40を
経て転送されM3=0とする。
アンドゲート11からの出力状態“1”はオア
ゲート37を経て転送され、M4=1とする。
最終的結果として出力仮数部値がM1=M2=
1,M3=0,M4=1となり、これは決定法則1
に一致する。
例 3: 入力数A=0.2031は2進浮動小数点数として
1.101 1101の形で表示される。入力冪は10進値−
3であり、第1図に示す論理システムは決定法則
2を実施する。
入力冪が10進値−1より小さいので、インバー
タゲート12はすべての出力冪ビツトを“1”状
態にする。従つて、この例では補数化された出力
仮数部を発生させる論理を調べる必要があるだけ
である。
m2=1であるので、“1”状態はインバータ1
3および34の組み合わされた動作のためにアン
ドゲートの1入力へ転送される。この状態が出力
M2=1を発生させる。
入力冪は10進値−3を有するので、PWR=−
4およびPWR=−5信号線はいづれも“0”状
態となる。更に、線PWR=−2もまた“0”状
態であるので、アンドゲート32の出力状態は
“0”である。従つて、アンドゲート41は“0”
状態を転送してM3=0とする。
アンドゲート35およびアンドゲート36はい
づれも“0”入力状態を有するので、それらのゲ
ートはそれぞれ“0”状態をオアゲート37の入
力線へ転送する。オアゲート37へのその他の2
入力線も“0”状態にあるので、結果としてM4
=0を発生させる。
総体的結果として、出力仮数部は値M1=1,
M2=1,M3=0,M4=0を有する。この結果
は決定法則2と一致する。
第1図に示される論理は、容易に拡張され、入
力2進浮動小数点数に対する他の冪を含めること
ができる。より大きな負の冪に対する論理を拡張
しても得るものは殆んどないか又は全くない。そ
の理由は、補数演算0.9961―Aの結果は、数Aの
小さい10進値に対しては変りのない、又は僅かし
か変らない数値結果を生じさせるからである。
より高い数値の正確さが必要な場合には、この
論理を拡張して仮数部にもつと多くのビツトを含
めることもできる。
この発明の補数回路は、上記に参考のため述べ
た米国特許第4144789号(特開昭54―1609号)に
開示した補数回路として有利に用いられる。第2
図は、この発明の補数回路を上記に参考のため述
べた特許の振幅発生器との組合せを示す。100番
代の論理ブロツク番号は、本発明の第2図におけ
る参照番号から100を引いた番号を有する前記米
国特許の第1図における同一のブロツク番号に対
応する。本発明の第1図に詳細に示してある補数
回路は、第2図における論理ブロツク50により
示されている。
アタツク・リリース曲線データ発生器は第1の
2進カウンタ112即ち3つの2進段階を有し、
モジユロ8をカウントすることが好ましい仮数カ
ウンタを具えている。仮数カウンタ112は、タ
イミングクロツク114からのクロツクパルスに
よつて逆方向にカウントする。第2の2進カウン
タ、冪カウンタ113も3つの2進段階を有す
る。冪カウンタ113は、仮数カウンタ112の
最高位状態からのアンダーフローパルスによつて
逆方向にカウントする。仮数カウンタ112の3
段階は仮数部を記憶し、冪カウンタの3段階は浮
動小数点数の冪を記憶する。上述したように、仮
数部および冪の最初の又は最上位のビツトは常に
“1”であり、電圧源への信号リードを配線する
ことによつて実施できる。仮数カウンタ112
は、ゲート116を経て転送されるタイミングク
ロツク114からのクロツクパルスに応答して逆
方向にカウントする。
関連電子楽器の鍵盤上の鍵を作動させると、こ
こに参考のために述べてある“鍵盤スイツチ検
出・割当装置回路”と題する米国特許第4022098
号(特開昭52―44626)に詳述してある鍵検出・
割当装置回路からの線87上の信号は、新しい楽
音が楽音発出器によつて発生されていることを示
す。これは仮数カウンタを3段階のすべてにおい
て2進数“1”にセツトし、他方冪カウンタ11
3は最高位の段階では2進数1に、他の2段階で
は2進数0にセツトされる。この新しい楽音信号
はADSR制御回路118にも印加され、それによ
つてゲート116はタイミングクロツクパルスを
仮数カウンタ112へ転送させる。
ADSR制御回路118は新しい楽音信号に応答
してゲート116を開き、同時にスイツチ123
をセツトするので、2進浮動小数点補数回路50
からの2進浮動小数点データは高速乗算器200
へ転送される。冪カウンタ113が0まで逆方向
へカウントすると、その0状態はADSR制御回路
118によつて感知される。この0カウント状態
の感知に応答してADSR制御回路118は、スイ
ツチ123をして仮数カウンタ112および冪カ
ウンタ113の内容を高速乗算器200へ転送さ
せ、それによつてADSR曲線計算のデイケイ部分
を開始させる。
ADSR制御回路118は、デイケイ計算の開始
後に、何時冪カウンタ113が1つ逆方向へカウ
ントしたかを感知する。この時点で、ADSR制御
回路118はゲート116を閉じ、鍵検出―割当
装置回路115からの線86上の鍵リリース信号
を感知するまで、仮数カウンタ112と冪カウン
タ113が更にそれ以上逆方向にカウントするの
を防止する。鍵がリリースされ、仮数カウンタ1
12と冪カウンタ113が0まで逆方向へカウン
トすることができるようになると、ゲート116
は再び開けられ、この時点でADSR制御回路は再
びゲート116を閉じ、これで演算サイクルが完
了する。
デイジタル楽音発生器201は、“複音シンセ
サイザ”と題する米国特許第4085644号(特開昭
52―27621)に記載されているような多種類のデ
イジタルシステムのなかのどれを用いても実施で
きる。出力データは一連の2進固定小数点数とし
てえられる。
高速乗算器200は、こゝに参考のため述べて
ある“和が乗算器の仮数部にほゞ等しい2つの2
進数に応答するシフト回路を用いた高速乗算器回
路”と題する米国特許第4031377号に記載されて
いる如く有利に実施できる。この乗算器は、2進
固定小数点被乗数と2進浮動小数点乗数の積をつ
くる装置として特徴づけられる。これらは高速乗
算器200へ提示されるデイジタルデータの形で
ある。
利用手段202は、入力デイジタルデータを従
来の音響システムに使用できるアナログ楽音波形
に変換するD―A変換器を具えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の概略的論理図であ
る。第2図は、楽音エンベロープ変調システムに
おいて本発明の応用を図示した概略的論理図であ
る。第2図において、 50は浮動小数点補数回路、112は仮数カウ
ンタ、113は冪カウンタ、114はタイミング
クロツク、115は鍵検出・割当装置回路、11
6はゲート、118はADSR制御回路、123は
スイツチ、200は高速乗算器、201はデイジ
タル楽音発生器、202は利用手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 0より大きく1より小さい小数値を表わす第
    1ビツトが常に“1”であり、それに続くビツト
    が小数点以下を表わす有限のビツト数を持つ仮数
    部と第1ビツトが常に“1”であり、負の整数を
    表わす2の補数である有限のビツト数を持つ冪数
    部からなる2進浮動小数点において、 入力冪数部の第2ビツト以降の各ビツトのビツ
    ト値に応じ入力冪数部の数値に対する信号を発生
    する冪レベル信号発生手段と、 入力仮数部の第2ビツト以降各ビツトのビツト
    値に応じ入力仮数部の第1ビツトからのビツト値
    “1”の連続する数を検出する仮数部検出手段と、 前記冪レベル信号発生手段から入力冪数が−1
    を示す信号を出力した時該信号と前記仮数部検出
    手段の出力とから前記入力仮数部の第1ビツトか
    らのビツト値“1”の連続する数より1多い数の
    負数を出力冪数として出力し、また前記冪レベル
    信号発生手段から入力冪数が−1以外であること
    を示す信号を出力した時該信号から出力冪数とし
    て−1を出力する出力冪数論理手段と、 前記冪レベル信号発生手段から入力冪数が−1
    を示す信号を出力した時該信号と前記入力仮数部
    の第2ビツト以降のビツト値から前記入力仮数部
    の第1ビツトから順に見て最初にビツト値“0”
    があるビツト位置を検出し、最初にビツト値
    “0”があつたビツト位置以降のビツト位置のビ
    ツト値を全て反転しその反転したビツト値をそれ
    ぞれ1つ前のビツト位置に入力し最後のビツト位
    置にビツト値“1”を入力して出力仮数を出力し
    また前記冪レベル信号発生手段から入力冪数が−
    1より小さい負数を示す信号を出力した時その負
    数の絶対値より1少ない数のビツト値“1”を出
    力仮数部の第1ビツトからその数のビツト位置ま
    で出力し次に入力仮数部の第1ビツト位置以降の
    ビツト値を反転したビツト値を出力仮数部の前記
    “1”ビツトを入力したビツト位置の次のビツト
    位置からそれぞれのビツト位置に順番に入力して
    出力仮数を出力する出力仮数論理手段とからな
    り、 入力仮数部と出力仮数部のビツト数及び入力冪
    数部と出力冪数部のビツト数が等しい2進浮動小
    数点数の補数を発生する浮動小数点2進数の補数
    発生装置。
JP15543880A 1979-12-17 1980-11-05 Device for generating complement of floating point binary number Granted JPS5687094A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/103,896 US4269101A (en) 1979-12-17 1979-12-17 Apparatus for generating the complement of a floating point binary number

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5687094A JPS5687094A (en) 1981-07-15
JPH0114610B2 true JPH0114610B2 (ja) 1989-03-13

Family

ID=22297595

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15543880A Granted JPS5687094A (en) 1979-12-17 1980-11-05 Device for generating complement of floating point binary number
JP63149816A Granted JPS6418832A (en) 1979-12-17 1988-06-17 Musical waveform amplitude controller for electronic musical instrument having complement generator of floating point binary digit

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JP63149816A Granted JPS6418832A (en) 1979-12-17 1988-06-17 Musical waveform amplitude controller for electronic musical instrument having complement generator of floating point binary digit

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JP (2) JPS5687094A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
US4269101A (en) 1981-05-26
JPH0232640B2 (ja) 1990-07-23
JPS6418832A (en) 1989-01-23
JPS5687094A (en) 1981-07-15

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