JPH0114597B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0114597B2
JPH0114597B2 JP61240477A JP24047786A JPH0114597B2 JP H0114597 B2 JPH0114597 B2 JP H0114597B2 JP 61240477 A JP61240477 A JP 61240477A JP 24047786 A JP24047786 A JP 24047786A JP H0114597 B2 JPH0114597 B2 JP H0114597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
performance
performance information
digital
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP61240477A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62256292A (ja
Inventor
Akinori Endo
Hirokazu Kato
Yasunori Mochida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP61240477A priority Critical patent/JPS62256292A/ja
Publication of JPS62256292A publication Critical patent/JPS62256292A/ja
Publication of JPH0114597B2 publication Critical patent/JPH0114597B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、鍵盤型電子楽器等の演奏時に記憶
した演奏情報に基づき、楽器音を再生する自動演
奏装置に係り、特に、該演奏時において、操作子
が操作されたときの該操作子の変位量又は変位状
態を表すデイジタル演奏情報と操作子の操作時間
間隔を表す相対時間情報とからなる圧縮した形で
記憶した演奏情報に基づき、楽器音を再生する自
動演奏装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の装置は、例えばユタ大学博士論
文「ELECTRONICS、MUSIC AND
COMPUTERS by Alan Conway Ashton」
(1970年8月刊行)に示されているように、上記
圧縮した形の演奏情報を記憶したメモリを内蔵し
たコンピユータを電子オルガンに接続し、コンピ
ユータにおけるプログラム処理により前記演奏情
報を構成する相対時間情報に基づいて操作子の操
作時間間隔を計測し、該計測の終了毎に同演奏情
報であつて操作された操作子に関するデイジタル
演奏情報をオルガンインターフエースに出力し、
オルガンインターフエースがこのデイジタル演奏
情報に基づき電子オルガン内のトーンジエネレー
タ、フイルタスイツチ等を制御して楽器音を再生
するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来の装置にあつては、前記相
対時間情報に基づく操作時間間隔の計測は常に一
定のレートで行われるので、電子オルガンの演奏
による楽器音をそのまま再生することは可能であ
るが、再生時に電子オルガンの演奏時とは異なる
種々のテンポで楽器音を再生できないという問題
があつた。
この発明は上記問題に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは再生時に演奏時とは異なる
種々のテンポで楽器音を再生できるようにした自
動演奏装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決してこの発明の目的を達成する
ために、この発明の構成上の特徴は、記憶装置に
記憶されている一連の演奏情報であつて、操作子
が操作されたときの該操作子の変位量又は変位状
態を表すデイジタル演奏情報と操作子の操作時間
間隔を表す相対時間情報とからなる演奏情報に基
づき、楽器音を再生する自動演奏装置において、
前記記憶装置に記憶されている相対時間情報によ
り表された操作時間間隔を所望の比率で変更制御
する機能を有するとともに、該変更制御された操
作時間間隔値を表す相対時間情報及び前記記憶装
置に記憶されているデイジタル演奏情報を一組の
演奏情報として出力指示信号の到来毎に順次出力
する演奏情報出力手段と、前記演奏情報出力手段
により出力された相対時間情報を入力し、該入力
した相対時間情報によつて表された相対時間を計
測して、該計測終了時に出力指示信号を前記演奏
情報出力手段に出力する時間計測手段と、前記演
奏情報出力手段により出力されたデイジタル演奏
情報を記憶するバツフアメモリと、前記バツフア
メモリに記憶されたデイジタル演奏情報に基づき
楽器音を再生する再生手段とを備えたことにあ
る。
(発明の作用) 上記のように構成したこの発明においては、演
奏情報出力手段は記憶装置に記憶されている相対
時間情報により表された操作時間間隔値を所望の
比率で変更制御するとともに、該変更制御された
操作時間間隔値を表す相対時間情報を出力し、時
間計測手段が、この出力された相対時間情報に基
づき相対時間を計測して、該計測終了時に出力指
示信号を出力するので、この出力指示信号の発生
間隔は演奏時に記憶された相対時間情報により表
された操作時間間隔に対して任意に変更(伸長又
は圧縮)制御されることになる。この出力指示信
号の発生毎に、演奏情報出力手段がデイジタル演
奏情報及び相対時間情報をバツフアメモリ及び時
間計測手段に各々出力し、同メモリが前記供給さ
れたデイジタル演奏情報に基づき再生手段と協働
して楽器音の再生を制御し、かつ時間計測手段が
前記供給された相対時間情報に基づき上記相対時
間の計測を繰返し行うので、楽器音の再生におけ
るテンポが任意に変更制御されることになる。
(発明の効果) 上記の作用説明からも理解できるように、この
発明による楽器音の再生においては、そのテンポ
が任意に変更制御されるので、1種類の記録演奏
情報のみにより種々のテンポで再生された一連の
楽器音からなる音楽を楽しむことが可能となる。
さらに、この装置を教習用に利用した場合には、
例えば演奏の難しい部分を遅いテンポで再生しな
がら、それに合わせて他の楽器を用いて繰返し演
奏練習し、徐々にそのテンポを速くしていくこと
により、独学で前記難しい部分の演奏を習得でき
るようになる。
(実施例) 以下、添付図面を参照し、電子楽器の自動演奏
システムに本発明を適用した実施例について詳述
する。
第1図は、本発明の実施例による電子楽器自動
演奏システムを示すものであり、は操作可能な
操作子の変位に相当するデイジタル演奏情報に応
じて作動する電子楽器本体、は電子楽器から
得た前記デイジタル演奏情報を処理して再び電子
楽器へ送る演奏情報処理装置である。
まず、電子楽器の構成乃至動作を述べる。
例えば方形波信号、のこぎり波信号等の高調波
成分の豊かな多高調波信号を発生する複数の発振
器から成るトーンジエネレータ1(TG)からの
複数の多高調波音源信号31は、例えば電界効果
トラジスタ等のスイツチング素子群から成る鍵盤
用電子スイツチ2(EC1)へ伝送される。この電
子スイツチ2には、鍵盤の各鍵のスイツチKの変
位に応じたデイジタル鍵盤信号を発生する信号発
生器16がスイツチSW2を介して接続され、演奏
内容に従つて選択される各鍵スイツチからの音
高、テンポ関係のデイジタル演奏情報に応じて前
記電子スイツチ2の各スイツチング素子が制御さ
れる。音高及びテンポに応じて選択、即ちスイツ
チングされた多高調波音源信号32はそれぞれ音
色フイルタ又はフオルマントフイルタを含む音色
回路3〜5(TCF1〜TCF3)に導かれ、ここで、
音色回路3〜5のろ波特性に応じて波形成形さ
れ、例えばフルート系、ストリング系、リード系
の各音の周波数スペクトラムを与えられた楽音信
号33,34,35として出力される。楽音信号
33〜35は、それぞれトーンレバー用電子スイ
ツチ6〜8(EC3〜EC5)を介して、0レベルか
ら入力レベルの間で振幅が制御された楽音信号3
6〜38として混合回路9へ伝送される。各電子
スイツチ6〜8に対応するトーンレバーL1〜L3
を有するデイジタルトーンレバー信号発生器17
はスイツチSW3を介して各電子スイツチ6〜8
に、各トーンレバーの変位に応じたスイツチ制御
用のデイジタル信号を与えるものである。即ち、
トーンレバーL1〜L3の変位をその最小値から最
大値までの間で適当に演奏内容に従つて操作する
と(図示の場合は4段階に操作可能である。)、例
えば各トーンレバーL1〜L3の変位をそれぞれ低、
中、高に設定したときには、フルート系、ストリ
ング系、リード系の楽音信号33〜35を、それ
ぞれ低、中、高の対応する振幅をもつた楽音信号
36〜38に変化させることができる。もちろ
ん、1つのトーンレバーをゼロ位置にして、対応
する1つの楽音信号を出力させないようにするこ
ともできる。
このようにして振幅制御された楽音信号36〜
38を混合回路9(MC)で混合した混合出力信
号39は、エクスプレツシヨン用電子スイツチ1
0(EC6)を介して出力増幅器11へ送られる。
エクスプレツシヨンペダルPを有するペダル信号
発生器18は、ペダルPの変位を対応するデイジ
タル信号に変換するものでスイツチSW4を介し
て、このデイジタルペダル信号に応動するスイツ
チング素子を含む電子スイツチ10に接続され
る。電子スイツチ10は、ペダルの変位に相当す
るデイジタル信号に応じて振幅が制御された混合
出力40を与える。この混合出力40を受取る出
力増幅器11からの増幅楽音信号41はスピーカ
12により音響信号に変換される。
ところで、トーンジエネレータ1には、その多
高調波音源信号をビブラート変調してビブラート
効果を得るために、ビブラート発振器14
(VO)が電子スイツチ13(EC2)を介して接続
されている。ビブラート効果を欲するときに操作
される押しボタンスイツチBを有する押しボタン
信号発生器15を設け、この信号発生器15から
得られるデイジタル信号をスイツチSW1を介して
電子スイツチ13に導き、これを制御させるよう
にする。
演奏に際し操作される操作子としては、上述の
場合、ビブラート用押しボタンスイツチB、鍵ス
イツチK、トーンレバーL1〜L3、エクスプレツ
シヨンペダルPを例示したが、電子楽器の種類に
よつては更に多くの操作子を有しており、必要に
応じそれらすべての操作子に対して上述のデイジ
タル演奏方式を適用することができることは明ら
かである。
いずれにしても、上記構成による電子楽器
は、演奏者が各操作子を操作することによつて得
られるすべてのデイジタル演奏情報即ち音高、テ
ンポ、音色、音量、各種効果関係のデイジタル演
奏情報に応じた楽音情報をスピーカ12に得るこ
とができるものである。
従つて、ここで、従来の電子楽器と特に異なる
点であるデイジタル演奏制御手段について詳言す
る。
ビブラート効果用の押しボタンスイツチB、鍵
スイツチKは、いずれもオン、オフの2状態をと
る機械的スイツチを用いることができるから、そ
れぞれの信号発生器15,16はそれらスイツチ
によつてオン、オフされる開閉回路からオン、オ
フ出力を取出しうるようにしたものでよい。
各トーンレバーL1〜L3はそれぞれ4つの異な
つた位置をとるから、レバーの角度変位をデイジ
タル信号に変換するA−D変換器を設ける。同様
にエクスプレツシヨンペダルPの変位をデイジタ
ル信号に変換するためA−D変換器を設ける。こ
れらのA−D変換器の一例を第2a図及び第2b
図に示す。第2a図は、トーンレバー用のA−D
変換器を示すもので、トーンレバーの4つの角度
位置に対応する4接点を有するロータリスイツチ
130には2ビツトエンコーダ131が結合さ
れ、4つの変位状態を2ビツトのバイナリ信号に
変換しうるようになつている。第2b図は、エク
スプレツシヨンペダル用のA−D変換器を示し、
4ビツトエンコーダ141の入力側に16接点を有
するロータリスイツチ140が接続されている。
即ち、ペダルの変位は通常角度変位に変換されて
いるので、その角度変位をロータリスイツチ14
0により16段階に量子化し、16段階の角度変位を
エンコーダ141により4ビツトのバイナリ信号
に変換するようになつている。
第3a図及び第3b図には上記ロータリスイツ
チとエンコーダとの結合に係るA−D変換器の詳
細構成を例示してある。この例のA−D変換器は
トーンレバー(2ビツト)用のものであるが、ペ
ダル(4ビツト)用のものも同様に構成されうる
ことが以下の説明から明らかになるであろう。カ
バー152を有する扇形のコード板151に対し
回転自在に軸150が装着される。この軸150
はトーンレバーによつて角度変位を与えられ、こ
の回転軸150には、摺動部材154がボルト・
ナツト対155により固定された支持部材153
を固着する。摺動部材154には互いに電気絶縁
された接点159,160が装着されており、こ
の一対の接点はナンドゲート160a,160b
の入力にそれぞれ接続される。コード板151の
表面には2つ弧状の絶縁層156,157が半径
方向に並置され、各絶縁層上には図示の如き形状
に接地金属層158a〜158cが形成されてい
る。
かかる構成のA−D変換器において、ナンドゲ
ート160a,160bの各入力端に抵抗を介し
て電位Vccを与え、かつチヤタリングを防ぐため
にグランドとの間に抵抗及びコンデンサを介した
状態で、トーンレバーによつて回転軸150を回
転駆動して摺動部材154に異なつた4つの角度
位置をとらせると、それに応じて、ナンドゲート
出力端T1,T2に2ビツト(4状態)バイナリ信
号を得ることができる。
これら信号発生器17,18の出力デイジタル
信号によつてそれぞれ制御される電子スイツチ6
〜8,10について述べるに、これら電子スイツ
チはデイジタル信号で制御されはするものの制御
信号に応じて入力アナログ信号を出力側へ伝送す
るアナログスイツチであり、例えば第4a図及び
第4b図に示すような構成にすることができる。
第4a図は、トーンレバー用としてすでに例示さ
れた第2a図のA−D変換器に対応して用いられ
る電子スイツチ6,7、又は8であり、例えば電
界効果トランジスタ等のスイツチング素子S1〜S4
から成る固体化スイツチング回路133と、この
回路の入力端にタツプが接続された分圧抵抗回路
134と、回路133の制御入力端に接続された
デコーダ132とをそなえている。今、入力端子
T0に楽音信号33〜35のうちの1つを印加し、
端子T1,T2に第2a図の変換器出力端子T1,T2
からの2ビツトバイナリ信号を印加したとする
と、該バイナリ信号に応じてスイツチング素子S1
〜S4のうちのいずれかのものをオン状態にし、そ
れによつて入力レベルと0レベルとの間で4段階
の異なつた振幅レベルをもつ楽音信号36,37
又は38を出力端子Qに得ることができる。第4
b図は、第2b図の変換器に対応して用いられる
4ビツトアナログ電子スイツチで、楽音信号が出
力される分圧抵抗回路144の各タツプから取出
した分圧出力を、4ビツトデコーダの出力で制御
されるスイツチング素子S1〜S16を含む固体化ス
イツチング回路143で、デコーダ入力T1〜T4
に加えられる4ビツトバイナリ信号に応じて選択
しうるようになつており、第4a図の電子スイツ
チと同様に機能することが容易に理解される。
スイツチSW1〜SW4は、電子楽器の演奏者に
よる実演奏と、情報処理装置による自動演奏と
を切換えるためのもので、それらの可動接触子は
通常連動されるが、後述する教習システム等に本
自動演奏装置を応用する場合には必ずしも連動さ
れる必要はない。スイツチSW1〜SW4の可動接触
子を図示の如くそれぞれ接点X1〜X4に接触させ
ておいた場合には、演奏者が電子楽器の可動操
作子、即ち鍵盤の鍵スイツチK、トーンレバー
L1〜L3、エクスプレツシヨンペダルP、ビブラ
ートスイツチB等を演奏内容に従つて操作するの
に応じて、デイジタル演奏情報が各接点X1〜X4
に得られ、このデイジタル演奏情報に対応する楽
音又は音響情報がスピーカ12から得られるので
ある。
次に、演奏情報処理装置の構成乃至動作を述
べる。
第1図において、接点X1〜X4から得られるデ
イジタル信号42〜45から成るデイジタル演奏
情報46は、情報圧縮検出装置21(IDD)に転
送され、演奏状態の変化(イベント)があつたと
きの該変化を含むデイジタル信号と該変化間の相
対時間を指示する相対時間信号とを含む圧縮され
た形のデイジタル演奏情報47は記憶装置22
(MEM)に記憶される。この記憶装置22の記
憶内容は、デイジタル情報48として情報再生装
置23(IRD)に読出されてもとの圧縮されない
形の演奏情報49として再生され、各スイツチの
他方の接点Y1〜Y4に分配供給される。これら装
置21〜23の動作をそれぞれ制御信号54〜5
6で制御する制御装置24(CD)が設けられて
いる。本実施例において情報圧縮検出装置21と
情報再生装置23とを設け、電子楽器から得ら
れるデイジタル演奏情報を直接に記憶装置22に
よつて記憶再生しないようにしているのは、膨大
な量のデイジタル演奏情報をできるだけ低記憶容
量の記憶装置を用いて記憶しうるようにするため
である。
このように演奏情報処理装置を構成すること
で図示のX1〜X4の位置にスイツチSW1〜SW4
可動接触子を設定しておいて演奏者の演奏を記憶
装置22に圧縮された形のデイジタル演奏情報4
7として記憶させ、演奏終了後適時にスイツチ
SW1〜SW4の可動接触子をY1〜Y4側に投入して、
記憶装置22からデイジタル演奏情報48を情報
再生装置23により読出し、再生し、各接点Y1
〜Y4に分配することにより電子楽器を無人自
動演奏させることができる。この場合、例えば、
スイツチSW2をY2接点側に投入しないで、他の
SW1,SW3,SW4をそれぞれY1,Y3,Y4接点側
に投入して、ビブラート効果、トーン(音色)コ
ントロール、エクスプレツシヨン(音色)コント
ロール関係の演奏情報のみを自動再生し、鍵盤演
奏だけを演奏者が行うようにすることもできる。
尚、以上の説明においても明らかであるが、本
明細書において使用する用語のいくつかをここで
定義しておく。すなわち、(1)「操作子」とは、演
奏者が演奏時に演奏内容に従つて操作する鍵、ト
ーンレバー、音量調節ノブ、ビブラート効果レバ
ー、エクスプレツシヨンペダル等をいう。(2)「デ
イジタル演奏情報」とは、操作子の変位量又は変
位状態を、対応するデイジタル量に変換したもの
をいい、例えばこの情報は256ビツトの2進信号
である。(3)「イベント」とは、操作子の状態(ス
テイタス)を検知するに際し現在の走査時点とそ
の前の状態の走査時点との間における操作子の状
態の変化をいう。(4)「相対時間」とは1つのイベ
ントとその前のイベントとの時間間隔をいい、△
Tで示す。(5)「ステイタスワート」とは、複数に
ブロツク化された操作子の状態に対応してキーコ
ード又はシリアルビツトとして表現されたデイジ
タル演奏情報をいう。(6)「イベントチエツクワー
ド」とは、イベントがあつたブロツクのアドレス
を示すデイジタル情報をいう。(7)「圧縮された情
報」とは、ステイタスワード、イベントチエツク
ワード、相対時間を示すデイジタル情報を含む情
報をいい、本発明の特徴の1つは膨大な演奏情報
をこのような複数の情報の組合わせによつて処理
することにある。
以下、演奏情報処理装置の具体的な構成乃至
動作を第5図に従つて説明する。
同図において、各デイジタル演奏情報信号42
〜45を導く接点X1〜X4はそれぞれイベント検
知回路62〜65(EDC1〜EDC4)に接続され
る。これらのイベント検知回路62〜65は対応
する操作子に関するデイジタル情報を一定時間間
隔毎に比較してデータ変化としてのイベントを検
出し、その結果をコントロールプロセツサ92に
送出するものである。
ここで、代表例として、鍵盤に関するイベント
すなわち鍵盤の演奏状態変化を検知するイベント
検知回路62について述べる。鍵盤信号発生器1
6から得られる鍵スイツチKの変位に応じたデイ
ジタル信号43は、クロツクパルスφ2によつて
Tφ2=1/fφ2なる周期毎に順次パラレルイン
−シリアルアウトのシフトレジスタ71(SR1
に読出される。ある周期に読出された鍵盤情報は
クロツクパルスφ1によりTφ1=Tφ2/n(こ
こで、例えばn=24)なる周期でシリアルイン−
パラレルアウトのシフトレジスタ72(SR2)に
順送りされる。シフトレジスタ72の内容はクロ
ツクパルスφ2によりこの順送りと同時にバツフ
アレジスタ74(BF1)に書きこまれる。クロツ
クパルスφ2の次の周期でシフトレジスタ71に
読出された各鍵の演奏状態を示すデイジタル信号
は排他的オアゲート73において前の周期の各鍵
の演奏状態を示すデイジタル信号即ちシフトレジ
スタ72の内容と各々対応する鍵のビツト毎に比
較される。この比較において1ビツトでも一致し
ない場合に排他的オアゲート73は出力を生じ、
この出力はフリツプフロツプ75(FF)に一時
記憶される。即ち、排他オアゲート73で比較さ
れたデイジタル信号で1ビツトでも一致しないも
のがある場合には、いずれかの鍵スイツチにオ
ン、又はオフの演奏状態変化(イベント)が生じ
たことを意味する。フリツプフロツプ75は、そ
の出力端子がその入力端子に接続されてフイード
バツクがなされており、排他的オアゲート73の
比較結果中に1ビツトでもイベントビツトがあれ
ば、その記憶内容は最終的にそのイベントビツト
になる。例えば、簡単化のため排他的オアゲート
73で16ビツトのデイジタル信号が比較され、そ
の結果が「0001000000000000」であるとすると、
フリツプフロツプの記憶内容は
「0001111111111111」となり、最終的に「1」が
記憶されたことになる。例えば、シフトレジスタ
71,72が256ビツトの鍵盤演奏情報を記憶す
るようになつている場合には、排他的オアゲート
73における比較及びフリツプフロツプ75にお
ける一時記憶は、16ビツトのブロツク毎に行い、
その16ビツト(ブロツク)毎の検知結果を図示し
ない他のシフトレジスタに一時記憶させるように
してもよい。これからも分かるように、この場合
において、上記シフトレジスタ(図示しない他の
レジスタ)内の情報は1イベントチエツクワード
に対応する。いずれにしてもフリツプフロツプ7
5の記憶内容はオアゲート66に導かれる。
オアゲート66の入力端には、上記鍵盤イベン
ト検知回路62のイベント出力のみならず、この
検知回路62と並列的に同様な検知動作をする他
のビブラートスイツチ、トーンレバー、及びエク
スプレツシヨンペダルの各イベント検知回路6
3,64,65のイベント出力が導かれ、オア論
理の結果はアンドゲート67においてクロツクパ
ルスφ2に同期して記憶要求信号即ちリクエスト
ストア信号100として出力される。
また、イベント信号間の相対時間を指示すべく
クロツクパルスφ2で駆動され、プロセツサ92
の出力CP(プロセツサ92側には図示せず)でク
リアされるカウンタ61が設けてある。すなわ
ち、カウンタ61はクロツクパルスφ2を常時カ
ウントしており、リクエストストア信号100の
発生によりコントロールプロセツサ92から出力
される。従つて各検知回路62〜65からイベン
ト信号が送出される毎にクリアされる。このよう
に、カウンタ61がイベント信号発生によりリセ
ツトされ、その後クロツクパルスφ2をカウント
し次のイベント信号発生によつて再びリセツトさ
れる直前のカウント値は、前回のイベント信号発
生時から今回のイベント信号発生時までの時間に
対応する。カウンタ61のカウント値は前回のイ
ベント信号発生時からの時間経過を表すこととな
る。
このようにして、すべての可動部材についての
演奏情報(例えば、512ビツト)についてのイベ
ントが検知される。
以上の様にして検知されたイベントに基づくリ
クエストストア信号100によつて、コントロー
ルプロセツサ92(CP)が駆動される。このコ
ントロールプロセツ92は、例えば8ビツトの並
列処理を行うものであり、論理演奏、算術演奏、
データ転送及びジヤンプ等の一般的機能に加えて
リードオンメモリ91(ROM)に記憶させたイ
ンストラクシヨンによつて外部からの信号でプロ
グラムカウンタの値を任意に設定できる。すなわ
ち、コントロールプロセツサ92(CP)は、予
め情報処理手順又は指令が記憶されているリード
オンリメモリ91(ROM)の指令に従つて、指
令信号112によりフアーストインフアーストア
ウトメモリ93(FIFO1)に、リクエストストア
信号100があつたときにおいて、カウンタ61
のイベント相対時間101と、バツフアレジスタ
74の内容102及び他の検知回路63〜65の
内容103〜105のうち16ビツト毎の検知結果
が記憶されているシフトレジスタ中の「1」があ
るビツトに対応する語とを記憶させる。この記憶
終了毎にカウンタ61及びフリツプフロツプ75
はクリアパルスCPによつてクリアされ、一順の
チエツクが終わる。そして、以上のような検出記
憶動作が電子楽器の全演奏過程にわたつて繰返
される。FIFO193は、最初に入力された情報か
ら順次出力される型の一時記憶装置であり、コン
トロールプロセツサ92はFIFO193の記憶内容
が所定量に達する毎に定期的にその記憶情報11
0をカセツトテープメモリ94に転送するように
指令信号112及び113でメモリ93,94を
制御する。
このようにして、カセツトテープメモリ94の
カセツトテープには全演奏情報が、演奏状態変化
があつたときの該変化を含むデイジタル信号と該
変化間の相対時間を指示する相対時間信号とを含
む圧縮されたイベントマトリクス(すなわち、圧
縮された情報のデータ・フオーマツト)の形で記
憶される。この場合、不定期的な圧縮情報を長期
記憶可能な簡単なメモリ94に記憶させる上で、
メモリ94の前段にFIFOメモリ93を設けるこ
とは極めて有益である。更に、このように膨大な
演奏情報を圧縮した形で記憶することは、メモリ
93,94の記憶容量を低減させる上で極めて有
効であることが理解される。例えば、全演奏情報
を512ビツトのバイナリ信号で表示するようにし
た自動演奏システムでは、実際の演奏時点で変化
するのはせいぜい数10ビツトであることを考えれ
ば、上記圧縮検出記憶方式が、記憶容量の低減ひ
いては装置全体の簡単化及び原価低減に果たす役
割の重大性が明らかである。
以上がデイジタル演奏情報を圧縮検出し記憶す
る系統の構成乃至動作であるが、次に、記憶され
たデイジタル演奏情報を再生する系統の構成乃至
動作を述べる。
カセツトテープメモリ94において、圧縮形の
デイジタル演奏情報は、第6a図及び第6b図に
示されるように、イベント相対時間△T1〜△To
イベントがあつたバツフアレジスタのアドレスを
指示するイベントチエツクワード、及びイベント
のあつたときのバツフアレジスタの内容を指示す
るステイタスワードを含むイベントマトリクス1
〜nの形で記憶されている。これらイベントマト
リクス情報111は順次定期的にフアーストイン
フアーストアウトバツフアメモリ95(FIFO2
に読出される。この読出し動作を制御するのはコ
ントロールプロセツサ92で指令信号113,1
14が用いられる。
この演奏情報再生装置において、メモリ95か
らパラレルイン−シリアルアウトのシフトレジス
タ87(SR3)には鍵盤関係の音高の演奏情報1
16、パラレルイン−パラレルアウトのバツフア
レジスタ82(BF3)にはビブラート効果有無の
情報117、パラレルイン−パラレルアウトのバ
ツフアレジスタ83(BF4)にはトーンレバー関
係の音色の情報118、パラレルイン−パラレル
アウトのバツフアレジスタ84(BF5)にはエク
スプレツシヨンペダル関係の音量の情報119、
カウンタ85(CT3)にはイベント相対時間情報
120が、それぞれ分配して読出されるようにな
つている。
コントロールプロセツサ92は、メモリ91の
指令を読出して、指令信号113,114,11
5によりそれぞれメモリ94,95、カウンタ8
8(CT2)及びシフトコントロールレジスタ90
(SCR)を制御する。シリアルイン−パラレルア
ウトのシフトレジスタ86(SR4)は後に説明す
る自動的な転調やテンポを変更させるなどの修飾
を行うために設けられたもので、パラレルイン−
パラレルアウトのバツフアレジスタ81(BF2
は鍵盤情報を電子楽器へ転送する際のバツフア作
用を行わせるためのものである。アンドゲート8
9では、シフトコントロールレジスタ90に読出
された指令信号に応じてクロツクパルスφ3の供
給が制御されその出力信号125はシフトレジス
タ86,87のシフトコントロール信号となると
同時にカウンタ88でカウントされる。カウンタ
88はそのリプルクロツク信号127でレジスタ
90をクリアする。
演奏情報を再生させるためには、まず、イベン
ト相対時間△T1の信号をカウンタ85(CT3
に読出し、クロツクパルスφ2によりこのカウン
タ85をカウントダウンする。このカウンタ85
は、クロツクパルスφ2によつてデイクリメント
され、この内容が「0」になつた信号(アンダフ
ロー信号)を情報要求信号即ちリクエストデータ
信号121としてコントロールプロセツサ92に
送る。コントロールプロセツサ92はこの信号1
21に応じてイベントマトリクスの内容はまずイ
ベントチエツクワードの指示するアドレスからチ
エツクし、対応するアドレスをもつパラレルイン
−シリアルアウトのシフトレジスタ87(SR3
及びバツフアレジスタ82〜84(BF3〜BF5
にステイタスワードを書込むことをメモリ95に
指示する、また、カウンタ85は同様にイベント
相対時間△T2についてもカウントダウンを行い
その内容がゼロになるまで、上記書込みの終つた
レジスタ87,82〜84の内容が保持されるよ
うにする。このようにして、カウンタ85により
イベント相対時間を計数してイベントを検知し、
そのイベントに対応するイベントビツトを含むス
テイタスワードを読出すことによつて、音高、音
色、効果及びテンポ関係の情報の再生が可能にな
る。
シフトレジスタ86,87はクロツクインヒビ
ツト、右シフト、左シフト、パラレルロードの4
つの動作モードをもつもので、これらのコントロ
ールはシフトコントロールレジスタ90からの信
号128により独立に行われる。尚、シフトレジ
スタ86,87の動作モード中、(イ)クロツクイン
ビツトはクロツク入力を遮断しデータの内容が変
化しない状態、(ロ)右シフトはデータを右へシフト
する状態、(ハ)左シフトはデータを左へシフトする
状態、(ニ)パラレルロードは並列データを外部から
入力する状態を示す。
今、バツフアレジスタ81に鍵盤情報124を
転送する動作を述べるに、(1)シフトレジスタ87
をパラレルロードにし、(2)シフトレジスタ87に
所定の情報としてのステイタスワードを書込み、
(3)カウンタ88に転送されるビツト数、即ちシフ
トレジスタ86,87のビツト数を書込みかつシ
フトコントロールレジスタ90によりシフトレジ
スタ86,87を右シフトのモードにし、カウン
タ88をカウントダウン可能にする。この転送及
びカウントはクロツク125によつて行われる。
この場合、転送が終わり、ウンタ88が0になる
と生ずるリプルクロツク信号127がシフトコン
トロールレジスタ90をクリアし、カウンタ88
及びシフトレジスタ86,87の動作を中止させ
る。以上の操作は忠実再生に関するものである
が、転調修飾再生が必要な場合には、次の様にす
ればよい。
先ず、転調を行う場合を考える。この場合、前
述の(1)〜(3)の動作によつてシフトレジスタ86に
は正規の状態で鍵情報が入つている。しかるに、
シフトレジスタ86の各ビツトは正確に各鍵の情
報に対応しているため、例えば半音高く転調を行
うためにはシフトレジスタ86の内容を1ビツト
分右にシフトすればよいこととなる。すなわち、
シフトレジスタ86の内容を右に又は左に何ビツ
トシフトするかによつて、それぞれ高音側に又は
低音側に何度移行転調するかが決定される。
しかして、所定の転調を行うためには前述(1)〜
(3)の動作に引続いて、さらに、(4)所定のシフト数
(転調すべき度数)をカウンタ88に書き込み、
(5)シフトレジスタ86を所定の転調方向に従つて
右シフト又は左シフトにモード設定し、シフトレ
ジスタ87をクロツクインビツトモードにし、カ
ウンタ88をカウント可能にすればよい。
また、シフトレジスタ86の内容を全く逆の順
序に配列し直してやることにより、鍵盤の左右を
全く逆にして演奏した様な極めて特殊な効果を得
ることができ、これを逆転調と呼ぶ。この逆転調
が必要な場合には、上記(3)において、シフトレジ
スタ87を右シフトモードに、シフトレジスタ8
6を左シフトモードにそれぞれ設定し、以下同様
の操作を行えばよい。
次に、曲のテンポを変化させる修飾再生を行う
場合を考える。曲のテンポを変化させるには、鍵
盤情報に関するイベント相対時間△Tを変えれば
よい。すなわち、△Tを変えれば鍵(音)が変化
する速度が変わり、△Tを長くすればテンポは遅
くなり、△Tを短くすればテンポは速くなる。こ
のためには、コントロールプロセツサ92にてイ
ベント相対時間△Tに任意定数αを乗じ、△
T′=α△Tの値をカウンタ85に書込むように
すればよい。すなわち、例えばカウンタ85に供
給するイベント相対時間△Tを小さくすれば、カ
ウンタ85からはリクエストデータ信号121が
速く出力される。従つて、シフトレジスタ87、
カウンタ88、レジスタ90に書込まれるステイ
タスワードの変化が速くなる。以上のようにして
音高、テンポ関係の情報がバツフアレジスタ81
に読出される。
他方、効果、音色、及び音量関係の情報は、そ
れぞれバツフアレジスタ82,83,84に相対
時間信号の指示する変化(イベント)時間毎に読
出される。
結局、各バツフアレジスタ81〜84には、電
子楽器の対応する操作子の配列位置と操作子状態
のデイジタル演奏情報が再生されるから、各レジ
スタの内容を対応する接点Y1〜Y4にクロツクパ
ルスφ2により周期的に分配供給することによ
り、記憶演奏情報に応じた楽音情報を電子楽器
を通じて再生することが可能になる。
上記実施例において、メモリ94に代えて、デ
イスク、半導体メモリ、磁気テープあるいは光学
カード等を利用する公知の記憶装置を用いうるこ
とは勿論であり、また情報処理装置の内部の論
理回路構成も上記実施例に限定されることなく所
望に応じてブーリアン代数によつて解明される各
種回路を代用しうる。更に、情報処理装置に
は、本発明の精神を逸脱することなく公知のコン
ピユータを応用しうることも明らかであろう。
以上に述べた通り、上記実施例によれば、次の
様な優れた作用効果が期待される。
(1) 複数の操作子の変位に応じたデイジタル演奏
情報を検出、記憶、再生する構成をとつたの
で、極めて忠実な演奏再生が可能であり、適宜
修飾再生させることもできる。
(2) 膨大な演奏情報をデイジタル的に処理するこ
とにより、演奏情報の記憶装置の記憶容量を低
減できる。
(3) あらゆる操作子からデイジタル演奏情報を取
り出すことにより再生時は全く演奏者の手を要
せず電子楽器に素人の人でも完全に自動演奏の
再現が可能である。
(4) 再生時において、例えば鍵盤関係の情報のみ
を再生し、他の音色、音量、効果関係の情報を
再生させないようにあるいはその逆の再生動作
をセツトすることにより、自動再生に合せて、
自動再生されない演奏情報を他の演奏者が電子
楽器に与えるようにすることができ、それによ
つて演奏練習、作曲又は編曲活動の助けとする
ことができる。
(5) 再生時においては、楽曲のテンポ、調を任意
に変更できるので、1種類の演奏情報のみで
種々のテンポ又は調で楽器演奏を再生できる。
このような作用効果を有する上記実施例の自動
演奏装置は、例えば、電子楽器のデモンストレー
シヨン無人演奏、電子楽器のシミユレーシヨン、
電子楽器の演奏教習システム等に応用して極めて
有益なものである。
なお、上記では本発明を特に電子楽器の自動演
奏方式に関して述べたが鍵盤情報をデイジタル的
に扱いうる一般の鍵盤楽器にも本発明を適用しう
ることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例による電子楽器の自
動演奏装置を示すブロツク図、第2a図及び第2
b図は上記実施例に用いる角度変位部材用A−D
変換器の構成図、第3a図及び第3b図は上記A
−D変換器の詳細構成図で、詳しくは、コード板
の上面図及びそのB−Bに沿う断面図、第4
a図及び第4b図は上記実施例に用いるアナログ
電子スイツチ回路の結線図、第5図は第1図の装
置の演奏情報処理装置の詳細を示すブロツク図、
第6a図及び第6b図は第5図の装置の情報処理
動作を説明するための図である。 符号の説明、……電子楽器、……演奏情報
処理装置、1……トーンジエネレータ、2……鍵
盤用電子スイツチ、3〜5……音色回路、6〜8
……トーンレバー用電子スイツチ、9……混合回
路、10……エクスプレツシヨン用電子スイツ
チ、11……出力増幅器、12……スピーカ、1
3……ビブラート用電子スイツチ、14……ビブ
ラート発振器、15……押しボタン信号発生器、
16……鍵盤信号発生器、17……トーンレバー
信号発生器、18……ペダル信号発生器、21…
…演奏情報圧縮検出装置、22……記憶装置、2
3……演奏情報再生装置、24……制御装置、6
1,85,88……カウンタ、71,72,7
4,81〜84,86,87,90……シフトレ
ジスタ、62〜65……イベント検知回路、73
……排他的オアゲート、91……リードオンリメ
モリ、92……コントロールプロセツサ、94…
…カセツトテープメモリ、93,95……フアー
ストインフアーストアウトメモリ、133,14
3……スイツチング回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記憶装置に記憶されている一連の演奏情報で
    あつて、操作子が操作されたときの該操作子の変
    位量又は変位状態を表すデイジタル演奏情報と操
    作子の操作時間間隔を表す相対時間情報とからな
    る演奏情報に基づき、楽器音を再生する自動演奏
    装置において、 前記記憶装置に記憶されている相対時間情報に
    より表された操作時間間隔値を所望の比率で変更
    制御する機能を有するとともに、該変更制御され
    た操作時間間隔値を表す相対時間情報及び前記記
    憶装置に記憶されているデイジタル演奏情報を一
    組の演奏情報として出力指示信号の到来毎に順次
    出力する演奏情報出力手段と、 前記演奏情報出力手段により出力された相対時
    間情報を入力し、該入力した相対時間情報によつ
    て表された相対時間を計測して、該計測終了時に
    出力指示信号を前記演奏情報出力手段に出力する
    時間計測手段と、 前記演奏情報出力手段により出力されたデイジ
    タル演奏情報を記憶するバツフアメモリと、 前記バツフアメモリに記憶されたデイジタル演
    奏情報に基づき楽器音を再生する再生手段と を備えたことを特徴とする自動演奏装置。
JP61240477A 1986-10-09 1986-10-09 自動演奏装置 Granted JPS62256292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61240477A JPS62256292A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 自動演奏装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61240477A JPS62256292A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 自動演奏装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58121289A Division JPS6055907B2 (ja) 1983-07-04 1983-07-04 演奏情報検出記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62256292A JPS62256292A (ja) 1987-11-07
JPH0114597B2 true JPH0114597B2 (ja) 1989-03-13

Family

ID=17060097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61240477A Granted JPS62256292A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 自動演奏装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62256292A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05173553A (ja) * 1991-12-25 1993-07-13 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽器自動演奏装置
JP4513436B2 (ja) * 2004-07-12 2010-07-28 ヤマハ株式会社 演奏装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62256292A (ja) 1987-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6012638B2 (ja) 電子楽器の自動演奏装置
US3955459A (en) Electronic musical instrument
JPS6226477B2 (ja)
JPH0643861A (ja) マルチメディア・システム
US5321198A (en) Tone signal generator utilizing ancillary memories for electronic musical instrument
GB2066549A (en) Electronic musical instrument with memory
JPH0114597B2 (ja)
JP2001272977A (ja) 楽音制御装置、楽音制御方法及び同方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体
JPH0440720B2 (ja)
JPH0219470B2 (ja)
JPH0114596B2 (ja)
JPS62256293A (ja) 自動演奏装置
JPS6055907B2 (ja) 演奏情報検出記憶装置
JPS6055908B2 (ja) 演奏情報検出記憶装置
JPS6055909B2 (ja) 自動演奏装置
JP2524056Y2 (ja) ピッチ変換器
JP3187466B2 (ja) 電子楽器装置
JP3217813B2 (ja) 電子楽器装置
JP2591308B2 (ja) 自動演奏装置
JP3098352B2 (ja) 自動演奏装置
JPS62139591A (ja) 楽音発生装置
JPH0468635B2 (ja)
JPS59162592A (ja) 音楽演奏装置
JP4350198B2 (ja) 楽音演奏装置
JP2738397B2 (ja) 自動演奏装置および自動演奏方法