JPH01145802A - 超電導コイルの駆動方法 - Google Patents

超電導コイルの駆動方法

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JPH01145802A
JPH01145802A JP30310887A JP30310887A JPH01145802A JP H01145802 A JPH01145802 A JP H01145802A JP 30310887 A JP30310887 A JP 30310887A JP 30310887 A JP30310887 A JP 30310887A JP H01145802 A JPH01145802 A JP H01145802A
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JP
Japan
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thermocouple
dissimilar
electromotive force
superconducting coil
power source
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Application number
JP30310887A
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Takashi Nakajima
隆 中嶋
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超電導コイルの永久電流モードの駆動方法に係
り、特に熱エネルギー利用による運転に好適な回路構成
に関する。
〔従来の技術〕
従来の超電導コイルはニオブなどの極低温動作材料が使
われており、機械加工性・延伸性の良い材料であったか
らコイルと外部シャント回路よりなる超電導ループは実
質的に無損失と考えられてきた。このため、その駆動方
法としては、「電気学会大学講座・超電導工学」(社)
電気学会発行。
1983年9月208.3版第127頁−第133頁に
示される如き単純なスイッチ回路により永久電流状態を
実現できた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、最近圧なって研究の進んだセラミック
系超電導材料の如く、加工性・延伸性に乏しい材料を利
用した時に発現する亀裂・不完全接触などによる残存抵
抗の大きい超電導ループについての配慮が不足しており
、永久電流の早期減衰の問題があった。
本発明の目的は、超電導ループの損失を補償する簡易な
方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、超電導ループ内に制御容易であって本質的
に安定な可変電圧電源を挿入することにより、達成され
る。より具体的には可変電圧源として、超電導ループを
切断して異種金属を挿入接続し、切断・再接続により形
成された2個の異種接合の温度差を制御してゼーベック
効果による起電力を利用する。
〔作用〕
超電導コイル材と異種導電体の接続により形成される異
種接合は、いわゆる熱電対として、ゼーベック効果によ
る起電力を発生することが期待される。その起電力の程
度は使用する異種導電体の種類により、また接合部の温
度により著しく変化するが、典形的な数値は前記文献の
第172頁第5.14図あるいは、「固体物理J KK
サイエンスプレス発行、Vol、4.42(1969年
2月15日)。
第36頁−43頁に記されている。具体的には、配線材
として多く用いられる銅Cuと金コバルト合金AuCo
2.11at%の両接点温度が、4.2にと77.3に
の時の起電力が1.82mVとなっており、両接点が1
00に付近にある時は温度差1度当り約30μVの起電
力を発生する。また銀Agと金鉄合金AuFe0.03
at%の場合には、100K付近にて温度差1度当り約
3μVである。
このような構成によれば、最大供給電流は熱起電力とル
ープ抵抗で決定され、実質的には熱電対用異種導電体の
材質2寸法により決定される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図において超電導コイル1を可変電源5により起動
通電させ、目標動作電流に近づいた時に熱電対3を接続
し、可変電源5を切り離して永久電流モードとする。2
個のスイッチ2,4は熱電対3あるいは可変電源5の接
続・切断のため用いる。
熱電対3は超電導コイル1および運転スイッチ2を接続
する配線材と異種導電体33により構成されており、2
個の接続点31.32の温度差に応じて起電力を発生す
る構造を有している。第2図に示す接点温度調節装置は
、液体窒素槽51中の液体窒素52を主冷却剤とし、液
体窒素52中に浸した液体ヘリウム槽53中の液体ヘリ
ウム54を副冷却とし、液体ヘリウム槽53中に挿入し
た接点59の温度を、液体ヘリウム54の量を加減して
調節する。
本実施例によれば、永久電流モードの場合に、熱起電力
1mV、ループ抵抗1mΩならばIAの安定電流が得ら
れ、ループ抵抗が0.5mΩならば2人の安定電流とな
る。もし、コイルのインダクタンスが10H(直径4c
I11、巻巾12rIII1巻数2万回位)位ならば、
熱起電力のみで起動しても、0.1mA/秒で立上り、
2時間後には0.5A、約10に−ATの磁界を得る見
込である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、超!導体が不完全なことによる残留抵
抗があったとしても、制御可能な熱起電力により損失補
償が行なえ、熱効果の緩やかな作用と併せて安定な永久
電流モードのコイル駆動を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は接点
温度調節装置の断面図である。 1・・・超電導コイル、2・・・運転スイッチ、3・・
・熱電対、4・・・起動スイッチ、5・・・可変電源、
31・・・第1接点、32・・・第2接点、33・・・
異種導電体。 代理人 弁理士  小 川 勝 男 、) とノ 呵 1 図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.超電導コイルと異種導電体の並列接続により形成さ
    れる熱電対の接点温度を制御することにより超電導コイ
    ルを流れる電流を制御するような超電導コイルの駆動方
    法。
  2. 2.可変電圧電源が第1電流スイッチと直列接続された
    電流路と、熱電対が第2電流スイッチと直列接続された
    電流路と、超電導コイルを主とする電流路が並列接続さ
    れたことを特徴とする超電動コイルの駆動方法。
JP30310887A 1987-12-02 1987-12-02 超電導コイルの駆動方法 Pending JPH01145802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277322A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Toshiba Corp 高温超電導コイル、これを用いた高温超電導マグネットおよび高温超電導マグネットシステム
JP2008091923A (ja) * 2007-10-01 2008-04-17 Toshiba Corp 超電導マグネット装置および超電導コイル励磁方法

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JP2008091923A (ja) * 2007-10-01 2008-04-17 Toshiba Corp 超電導マグネット装置および超電導コイル励磁方法
JP4664952B2 (ja) * 2007-10-01 2011-04-06 株式会社東芝 超電導マグネット装置

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