JPH01145354A - 板状材料の接着方法 - Google Patents

板状材料の接着方法

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JPH01145354A
JPH01145354A JP30187787A JP30187787A JPH01145354A JP H01145354 A JPH01145354 A JP H01145354A JP 30187787 A JP30187787 A JP 30187787A JP 30187787 A JP30187787 A JP 30187787A JP H01145354 A JPH01145354 A JP H01145354A
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JP
Japan
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adhesive
gap
plate
plates
bubbles
Prior art date
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Pending
Application number
JP30187787A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Satomi
里見 多一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Parkerizing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
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Publication date
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば貼り合わせ装飾ガラス、自動車のフロ
ントガラス等の板状材料を重ね合わせて接着する方法に
関するものである。
[従来技術] 一般にこの種の板状材料の貼り合わせには、へヶ刷やロ
ールコータ−により接着剤を接着面に塗布して接着する
方法、PVBフィルムのように接着面に挿入後に熱溶着
させる方法、溶接による方法及び両面接着テープによる
方法等、多種多用の接着方法がある。
前記した各接着方法は、いずれも接着面における透明度
及び残存気泡等の面から商品価値が低下し、実用上好ま
しくないものである。
そこで、この種の合わせガラスの製造に関し、英国特許
の公開公報GB2155856Aに示されるような方法
が周知になっている。この周知の方法は、予め内部に所
定の間隙が生ずるようにして二枚のガラス板の周縁寄を
貼り合わせ、その闇隙内に樹脂系接着剤を注入し、その
接着剤を硬化させることによって貼り合わせのガラスを
形成するものである。
[発明が解決しようとする問題点] 前記従来例においては、接着剤の注入のために周縁寄の
貼り合わせが制限され、広い範囲において貼り合わせ部
を開口させておかなければならず、その後の封止作業が
著しく厄介であると共に、接着剤の注入において熟練者
でないと濡出したり或は注入不足があったりして、商品
にバラツキが生ずるばかりでなく、接着剤の注入時にお
いて気泡を巻き込んだり或は注入した接着剤の内部に気
泡が残存したりし、作業性が悪く且つ歩留まりが悪いと
いう問題点を有している。
特に、板状部材間の間隙に押し花等の異物を介在させて
接着剤を注入する、所謂装飾ガラスを製造する場合には
、該押し花の細い枝等に挟まった部分の気泡を完全に取
除く事は不可能に近く、はとんどの場合には、気泡がそ
のまま残存した状態になり、商品価値が低下するという
問題点を有している。
[問題点を解決するための手段] 前記従来例の問題点を解決する具体的手段として本発明
は、二枚の板状材料の間に適宜の隙間が存在するように
所定厚さの棒状を呈する粘着性シール材を周縁寄りに介
在させ、該粘着性シール材に割り込んだ状態で内部の間
隙と外部とを連通させるチューブ材を配設し、該チュー
ブ材に切り替えコックを介して真空ポンプと接着剤の収
納容器とを連設し、前記真空ポンプにより前記間隙内の
空気を排気した後、前記切り替えコックを介して外部と
の差圧により前記収納容器から接着剤を前記間隙内に導
入することを特徴とする板状材料の接着方法を提供する
ものであり、接着剤を注入しようとする内部の間隙を予
め真空にしておぎ、外部との差圧により必要な量だけ且
つ気泡等を巻き込むことなく速やかに注入でき、内部に
は残存気泡が全くなくなるのである。
[実施例] 次に、本発明の方法を実施する具体例に付き添付の図面
により詳細に説明する。図示の実施例は装飾ガラスの製
造に関するもので、1.2は板ガラス等からなる板状部
材であり、該板状部材間に所定の間N3を形成させるた
めに、両板状部材の周縁寄りに枠状を呈する粘着性のシ
ール材4を介在させ、両板状部材1.2を周面において
貼着させシールする。そして、前記粘着性のシール材4
の一部に金属チューブ等のチューブ材5を割り込ませ、
該チューブ材5を介して内部の間隙3と外部とが連通し
た状態になる。この場合に、デユープ材5はその割り込
んだ部分が粘着性のシール材4に完全に埋め込まれてシ
ールされた状態になる。
尚、6は前記間隙3内に収納される押し花等の装飾材で
ある。
このように二枚の板状部材1.2が内部に所定の間隙3
をもってその周縁寄がシールされ、その間隙3に樹脂系
接着剤を充填して接着させるには、前記チューブ材5に
耐圧性のゴム管7を接続し、該ゴム管には三方コック8
が接続され、該三方コックの一つには耐圧性のゴム管9
を介して真空ポンプ10が接続され、もう一つには同じ
く耐圧性のゴム管11を介して樹脂系接着剤の収納容器
12が接#Cされている。益で使用される樹脂系接着剤
としては例えばナフトラン(商品名・・・■PMG社製
)である。
このように、チューブ材5に対して三方コック8を介し
て真空ポンプ10と接着剤の収納容器12とが接続され
、前記三方コック8を操作して真空ポンプ10を開にし
、真空ポンプ10を駆動して前記間隙3内の空気を排気
し内部を略真空状態にする。
この真空度合の確認は、例えば真空マノメータにより内
部の真空度を確かめる事が出来る。続いて、真空ポンプ
10側を閉にしてから、接着剤の収納容器12側を開に
するように三方コック8を操作し、間隙3の減圧と大気
圧との差圧によって間隙3内に収納容器12かう順次樹
脂系接着剤が充填される。
そして、間隙3内が略完全に樹脂系接着剤で充填された
後に、前記チューブ材5を抜き取り、その扱き取った部
分は気泡が入り込まないようにして粘着材で封止し、前
記充填された樹脂系接着剤が硬化して両板状部材1.2
が略完全な状態で接着される。
前記使用される粘着性のシール材としては、例えば、ブ
チル樹脂系のものが使用され、気密性が良好には保持さ
れる。前記樹脂系接着剤としてナノ1−ランが使用され
ているが、このナフトランは水の糊性に近い、流動性に
富む樹脂である為に、例えば1#前後の薄い隙間にも簡
単に充填でき、しかも、気泡が比較的残らず、又細いチ
ューブ材からでも容易に充填できる特徴がある。
更に、使用される板状部材としてナフトグラス(日本パ
ー力うイジング曲社製)が使用され、該ナフトグラスは
MMA樹脂の特製を生かし、防音特性、接着性、対向性
、光透過特性に優れており、このナツトグラスを接着さ
せる樹脂系接着剤として、ナフトランを用いることが最
適である。
又、板状部材の間に間隙を形成させるためには例えば、
粘着性シール材の外に線材又は同質の帯状材をスペーサ
として併用することもできるのである。いずれにしても
、間隙の形成はl!J造された製品の使用される目的に
よって任意に選択するものである。
本発明の方法によって製造された装飾ガラスに関し、従
来の流し込み充填式のものとの比較を第1表に示した。
この場合の比較は、出来上がった製品中の気泡発生数を
目視観察で判定したものである。
第1表 2履以下の気泡数    34    0100j当り 上記第1表から明らかな通り、同種の押し花で比較した
場合、本発明に依る方法ではほとんど気泡の発生は見ら
れなかった。一方、従来の樹脂の流し込みに依る方法の
場合、ガラスを傾けたり、5lil+させたりして数層
以上の大きな気泡は取除く事も可能であるが、それより
も細かな、特に細い枝等に挟まった部分の気泡を完全に
取除く事は不可能に近かった。更に、この傾向は真空の
程度に関係し、水銀マノメーターにて真空度をピロに近
づけると、その発生を完全に抑えられる事が明ら2かと
bっだ。
合せガラスJIS規格LJIS  R3205)により
その性能は規格化されている。その中で、気泡の発生に
ついては[中間膜の泡は識別できるものがないこと」と
なっている。従って、本発明に使用したナフトラン樹脂
はもともと気泡の発生がしにくい低粘度の樹脂であり、
二枚合わせの板状部材間の隙間に異物が入る場合でも入
らない場合でも本発明の方法を適用することによって、
間隙内の気泡発生抑1111効果が期待できる。
以上の説明は、板状部材としてガラスに付いての説明で
あるが、本発明の方法はガラスの接着に限らず他の木材
、例えば、金属、合成樹脂、木材板、セラミック材料な
どにも適用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る板状材料の接着方法は
、二枚の板状材料の間に適宜の隙間が存在するように所
定厚さの枠状を呈する粘着性シール材を周縁寄りに介在
させて貼着し、該粘着性シール材に割り込んだ状態で内
部の間隙と外部とを連通させるチューブ材を配設し、該
チューブ材に切り替えコックを介して真空ポンプと接着
剤の収納容器とを連設し、前記真空ポンプにより前記間
隙内の空気を排気した後、前記切り替えコックを介して
外部との差圧により前記収納容器から接着剤を前記間隙
内に導入するように構成したことによって、著しく狭い
間隙でも内部に気泡を残存させることなく効率良くしか
も速やかに接着剤を内部に導入できるという優れた効果
を奏する。
又、接着剤としてナフトランを使用することにより、例
えば間隙内に装飾用の異物を介在させても、史に一層注
入作業が容易になると共に、はとんど気泡が残存しない
状態で注入及び接着させることができるという優れた効
果も奏する。
更に、板状部材としてナフトグラスを用い、接着剤とし
て前記したようにナフトランを用いることにより、防音
性能と安全性能に富んだ合わUガラスを製造することが
できるという優れた効梁も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する具体例を略示的に示し
た説明図である。 1.2・・・・・・板状部材 3・・・・・・間隙4・
・・・・・粘着シール材 5・・・・・・チューブ材6
・・・・・・押し花 7.9.11・・・・・・耐圧ゴム管 8・・・・・・三方コック  10・・・・・・真空ポ
ンプ12・・・・・・接着剤収納容器 特許出願人  日本パー力ライジング株式会社同   
       秋  元   不二三1−譬第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二枚の板状材料の間に適宜の隙間が存在するよう
    に所定厚さの枠状を呈する粘着性シール材を周縁寄りに
    介在させて貼着し、該粘着性シール材に割り込んだ状態
    で内部の間隙と外部とを連通させるチューブ材を配設し
    、該チューブ材に切り替えコックを介して真空ポンプと
    接着剤の収納容器とを連設し、前記真空ポンプにより前
    記間隙内の空気を排気した後、前記切り替えコックを介
    して外部との差圧により前記収納容器から接着剤を前記
    間隙内に導入することを特徴とする板状材料の接着方法
  2. (2)接着剤が樹脂系接着剤である前記(1)項記載の
    板状材料の接着方法。
  3. (3)接着剤がナフトランである前記(1)項記載の板
    状材料の接着方法。
JP30187787A 1987-11-30 1987-11-30 板状材料の接着方法 Pending JPH01145354A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612443U (ja) * 1991-12-17 1994-02-18 セントラル硝子株式会社 合せガラス周辺部構造
WO1996013467A1 (fr) * 1994-10-31 1996-05-09 Kazuhiro Murakami Feuille de verre composite thermoisolante
KR100767013B1 (ko) * 2006-12-21 2007-10-15 백승필 천연장식물을 이용한 장식용 복층유리
JP2018203570A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 大日本印刷株式会社 合わせガラス製造方法

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