JPH01145240A - 定速走行装置 - Google Patents

定速走行装置

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JPH01145240A
JPH01145240A JP30207687A JP30207687A JPH01145240A JP H01145240 A JPH01145240 A JP H01145240A JP 30207687 A JP30207687 A JP 30207687A JP 30207687 A JP30207687 A JP 30207687A JP H01145240 A JPH01145240 A JP H01145240A
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JP
Japan
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vehicle speed
speed
deviation
control
duty ratio
Prior art date
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Application number
JP30207687A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ogawa
謙一 小川
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車輌の速度を記憶し、車輌を自動的に記憶車速
に維持する定速走行装置に関するもので、特に、車速の
ハンチングを防止する定速走行装置に関するものである
[従来の技術] 一般に、定速走行装置は車速検出手段と定速走行する走
行車速を記憶する記憶手段によって、前記記憶車速と仮
想車速とを比較し、その車速偏差をなくする方向に前記
アクチュエータ手段をデユーティ比制御することにより
、コントロールバルブ、ベントバルブをオン・オフし、
コントロールバルブ、ベントバルブのオン・オフを繰り
返すことによって、負圧をアクチュエータに供給し、前
記アクチュエータでスロットルバルブの開度を制御して
いる。
この種の定速走行装置の具体的事例として、特開昭62
−157831号公報の技術を挙げることができる。
即ち、車速検出手段と、定速走行する走行車速を記憶す
る記憶手段と、スロットルバルブの開閉の制御を行うア
クチュエータ手段と、前記記憶車速と仮想車速とを比較
し、その車速偏差をなくする方向に前記アクチュエータ
手段をデユーティ比制御する電子制御回路を具備し、前
記アクチュエータ手段を制御するデユーティ比が所定の
値以下のとき、前記デユーティ比制御を停止し、前記停
止したデユーティ比制御量を積分し、その積分値が任意
の値になったとき、その値に対応してアクチュエータ手
段を制御するデユーティ比を決定するものである。
したがって、定速走行時に車速偏差が小さい場合には、
スロットルバルブの開閉制御を行うアクチュエータ手段
を停止状態とし、前記停止していた期間中の車速偏差を
なくす方向にデユーティ比制御するアクチュエータ手段
のデユーティ比制御量を積分し、その積分値が任意の値
になったとき、その積分値に対応してアクチュエータ手
段を制御するものであるから、記憶車速と仮想車速との
車速偏差が小さくても、車速かハンチングを起すことが
ない。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、定速走行時の車速偏差がスロットルバルブの開
閉制御を行うアクチュエータ手段を停止状態とする所定
の値より大きく、アクチュエータ手段をデユーティ比制
御するとき、その走行車速に関係なく、車速偏差に応じ
てアクチュエータ手段を駆動するデユーティ比の制御量
が決定されているから、例えば、定速走行制御できる限
界の低速状態と、その車速から大きく離れた高速走行状
態とでは、車輌の走行抵抗が異なったり、或いはエンジ
ンの出力トルクが異なったりする。即ち、前記特開昭6
2−157831号公報の技術では、バルブオン時間を
記憶車速から仮想車速を減算して車速偏差を求め、その
車速偏差に偏差ゲインを乗算して得ている。なお、前記
偏差ゲインは、車速偏差と負圧アクチュエータで制御さ
れたスロットルバルブの開閉による加減速量との関係を
附勢した所定の偏差ゲインである。したがって、車輌の
走行抵抗或いはエンジンの出力トルクが異なると、前記
偏差ゲインの選択によっては、車輌の走行、出力と車輌
の走行抵抗とのマツチングがとれず、ハンチングを引ぎ
起す事態も想定される。
そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
で、定速走行制御時に車速によってハンチングを起すこ
となく制御できる定速走行装置の提供を課題とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 第一の発明にかかる定速走行装置は、定速走行する走行
車速を記憶する記憶手段と、前記記憶車速と測定時の車
速及び加速度から算出した仮想車速とを比較減算して車
速偏差を算出する演算手段と、該演算手段で算出した前
記車速偏差に対して前記記憶車速に応じた偏差ゲインを
乗じてデユーティ比を算出し、前記車速偏差をなくす方
向にスロットルバルブの開閉の制御を行うアクチュエー
タ手段を駆動制御するデユーティ比制御手段からなるも
のである。
また、第二の発明は、前記演算手段でデユーティ比を算
出する際に、記憶車速に応じた偏差ゲインを乗じている
のを、記憶車速及び車速偏差に応じた偏差ゲインを乗じ
るようにしたものである。
[作用] 第一の発明においては、通常の定速走行制御では、車速
検出手段で検出された車速を用いて、演算手段で記憶車
速と測定時の車速及び加速度から算出した仮想車速とを
比較減算して車速偏差を算出する。デユーティ比制御手
段ではその算出した車速偏差に対して前記記憶車速に応
じた偏差ゲインを乗じてデユーティ比を算出し、前記車
速偏差をなくす方向に前記アクチュエータ手段を駆動制
御するものである。したがって、記憶車速に応じた偏差
ゲインを乗じてデユーティ比を算出して、そのデユーテ
ィ比を用いて車速偏差をなくす方向に7クチユ工−タ手
段をデユーティ比制御することにより、走行抵抗及び走
行出力を前提に偏差ゲインを決定できるから、定速走行
時にハンチングが生じず、乗員のドライブフィーリング
を良くすることができる。
また、第二の発明は、前記演算手段でデユーティ比を算
出する際に、記憶車速に応じた偏差ゲインを乗じている
のを、記憶車速及び車速偏差に応じた偏差ゲインを乗じ
るようにしたものであるから、リジューム復帰等の実際
の走行状態に緻密に対応することができる。
[実施例] 以下、上記技術的手段の一興体例を示す実施例について
説明する。
第1図は本発明の一実施例の定速走行装置の全体構成図
を示す。
この構成において、電子制御回路CPLJはシングルチ
ップマイクロコンピュータで構成され、車速信号を検出
するリードスイッチSW2、クラッチ(図示せず)の踏
み込みを検出するクラッチスイッチSW3、ブレーキ(
図示せず)の踏み込みを検出するブレーキスイッチSW
6、セットスイッチSW4、リジュームスイッチSW5
の出力が入力される。また、スロットルバルブS■の開
度を制御する負圧アクチュエータACを作動させる負圧
をバキュームポンプBPで作り、それを蓄積するサージ
タンクSTに配設したバキュームスイッチSW7の出力
が入力されている。
ここで、リジュームスイッチSW5は−Hキャンセルさ
れた定速走行制御を、再び更新記憶された制御車速で再
開させるものであり、またクラッチスイッチSW3及び
ブレーキスイッチSW6は定速走行制御のキャンセルス
イッチ手段である。
リードスイッチSW2の近傍には、図示しないスピード
メータケーブルに接続された永久磁石PMが配置されて
おり、車輌の移動によって永久磁石PMが回転すると、
リードスイッチSW2の接点が開閉し、車速に比例した
周波数のパルス(車速信号)が電子制御回路CPUに送
られる。なお、前記リードスイッチSW2及びスピード
メータケーブルに接続された永久磁石PMは、現車速を
検出する車速検出手段を構成する。
クラッチスイッチSW3は、車輌のクラッチペダルに連
動して開閉し、ブレーキスイッチSW6は車輌のブレー
キペダルに連動して開閉する。ブレーキスイッチSW6
にはストップランプLが接続されており、ブレーキスイ
ッチSW6のオン(閉)でストップランプLが点灯する
セットスイッチSW4及びリジュームスイッチSW5は
、押しボタンスイッチであり、ドライバの操作のし易い
位置に配@されている。セットスイッチSW4の押圧に
より車速が記憶されると共に定速走行制御が開始され、
ブレーキスイッチSW6の抑圧で定速走行がキャンセル
されるが、記憶された車速は残る。リジュームスイッチ
SW5を押せば、定速走行をキャンセルする前の記憶車
速で定速走行制御が開始される。
なお、ブレーキスイッチSW6にはヒユーズFを介して
電源が供給され、電子制御回路CPUには電源スィッチ
SWIを介して電源が供給される。
電子制御回路CPtJの出力には俊達する負圧アクチュ
エータACを制御するコントロールバルブ■1のソレノ
イドを駆動回路D1を介して、ベントバルブv2のソレ
ノイドを駆動回路D2を介して、リリースバルブ■3の
ソレノイドを駆動回路D3を介してそれぞれ接続される
。そして、バキュームポンプBPのモータ等には駆動回
路D4を介して接続される。
負圧アクチュエータACは次のように構成されており、
作動する。
負圧アクチュエータACはハウジングA5内に配設され
たダイアフラムA4によって封止された負圧室A1を構
成し、前記ダイアフラムA4の反対側は大気側A2とな
る。前記ダイアフラムA4は負圧室A1側に配設された
圧縮コイルスブリングA3により附勢されている。なお
、前記ダイアフラムA4はスロットルバルブS■のバル
ブB2を開閉するスロットルロッドB1が接続されてい
る。
また、前記負圧アクチュエータACの負圧室A1には、
サージタンクSTの負圧をコントロールバルブV1及び
ベントバルブV2及びリリースバルブv3を介して導入
している。
前記コントロールバルブV1はそのソレノイドが励磁状
態のとき、サージタンクSTの負圧を負圧アクチュエー
タAC側に送出し、非励磁状態のとき、それを遮断する
ものである。また、ベントバルブ■2は、そのソレノイ
ドが励磁状態のとき、コントロールバルブ■1側から送
出された負圧を負圧アクチュエータAC側に送出し、非
励磁状態のとき、負圧アクチュエータAC側の負圧を大
気中に排出する。そして、リリースバルブ■3は制御系
に異常が生じて、適格な制御が不可能になったとき、負
圧アクチュエータACの負圧室A1の負圧を大気中に排
出し、負圧室A1を大気圧状態にするものである。この
とき、スロットルバルブSVは、スロットルロッドB1
に押し戻され、バルブB2を閉じる。通常、リリースバ
ルブV3のソレノイドは励磁状態にあり、ベントバルブ
v2と負圧アクチュエータACの負圧室A1とが連通状
態となっている。
コントロールバルブ■1及びベントバルブ■2はその制
御が電子制御回路CPUによってデユーティ比制御され
る。即ち、定速走行制御時には、電子制御回路CPLJ
内で記憶車速とその時の車速とが比較され、その差が等
しくなるように、前記コントロールバルブv1及びベン
トバルブV2のソレノイドを励磁する信号のデユーティ
比制御する。例えば、減速が必要な場合にはコントロー
ルバルブ■1をオフし、ベントバルブ■2をデユーティ
比制御し大気を負圧アクチュエータACに連通させる時
間の割合を制御して、ダイアフラムA4によってスロッ
トルバルブSvを閉じる。逆に、加速が必要なときはベ
ントバルブV2をオンし、コントロールバルブV1をデ
ユーティ比制御し、負圧アクチュエータACに負圧を送
出する時間の割合を制御することによりスロットルバル
ブSVを開ける。
次に、電子制御回路CPUのマイクロコンピュータの動
作を第2図から第12図のフローチャートを用いて説明
する。
本実施例の電子制御回路CPLIの電源スィッチSW1
がオンとなり、本プログラムがスタートすると、ステッ
プ1でメモリを初期設定する。このとき、制御状態分岐
プログラムの制御状態S=Oの「待機状態制御フロー」
を設定する。ステップ2で各スイッチSW2〜SW7の
状態を読み込む。
ステップ3で制御状@Sを判断して、それに応じた処理
機能の選択を行う分岐ステップである。
即ち、このプログラムが各制御状態に対応して分岐し、
その分岐されたプログラムに従って機能するようにプロ
グラミングされているから、各機能毎に制御状態Sを指
示して、各制御状態のフローの処理に入る。
ステップ1で制御状態S−〇に設定されているから、ス
テップ3でS−〇の「待機状態制御フロー」に入る。
制御状態S=O:lr待機状態制御フロー」このフロー
では、リジュームスイッチSW5の操作状態を検出し、
制御系をキャンセル状態とする。
このフローに入ると、まず、ステップ01で全バルブ、
即ち、コントロールバルブV1及びベントバルブV2、
リリースバルブ■3をオフ状態とし、負圧アクチュエー
タACの制御を停止して、定速走行制御の停止を行う。
そして、ステップ02でリジュームスイッチSW5の操
作状態を検出する。オンされているときにはステップ0
3で記憶車速をみて、記憶車速0KIt/h(クリア状
態)でないとき、ステップ04で制御状態S=1の「フ
ルオン制御フロー」を設定し、更に、ステップ05でバ
キュームポンプBPを作動状態とするバキュームポンプ
フラグを立てる(“Heeとする)0即ら、制御状態S
=1の「フルオン制御フロー」に入る準備を行う。
また、リジュームスイッチSW5がオンされていないと
き、或いは、記憶車速が0KIIt/h(クリア状態)
のときは、リジューム機能を否定することであるから、
制御状態Sを変化させない。
制御状態S=1 : rフルオン制御フロー」このフロ
ーは、負圧アクチュエータACを素早く所定の位置まで
駆動するために、見込制御を行うものである。即ち、制
御状態S=4の「減速制御フロー」では、コントロール
バルブv1がオフとなっており、負圧アクチュエータA
Cの負圧室A1内の圧力が低下しており、「待機制御フ
ロー」では本定速走行制御に入った時点、或いは、「キ
ャンセル制御フロー」の後であるから、負圧アクチュエ
ータACの負圧室A1内の負圧と設定車速とが一致して
いないから、このまま定速走行制御を再開して、コント
ロールバルブ■1をデユーティ比制御しても、直ちには
、所定のスロットル開度に達することができないためで
ある。そこで、ステップ11で、このフローに初めて入
ったか判断して、初めて入ったとき、ステップ12で全
バルブV1、V2、■3をオンにして、ステップ13で
予め車速に比例して長くするように定めたフルオン制御
時間を設定する。ステップ11でこのフローに入ってフ
ルオン制御時間を設定した後のときには、ステップ14
で設定したフルオン制御時間の経過をみる。フルオン制
御時間を経過すると、まず、ステップ15で、コントロ
ールバルブV1をオフとし、ステップ16で制御状態S
=2を設定し、「定速制御フロー」に入る。
制御状態S=2:[’定速制御フロー」このフローは、
記憶された車速で定速走行を行うためのフローである。
ステップ2,01で車速の測定タイミングの到来か判断
して車速測定タイミングのとき、ステップ202で車速
を測定する。そして、ステップ203で負圧アクチュエ
ータをデユーティ比制御するデユーティ比の立ち上がり
タイミングを判断する。
デユーティ比制御の立ち上がりタイミングを判断すると
、ステップ206で車速計算を行う。車速計算はステッ
プ202で車速を測定した値、即ち、現車速を検出する
車速検出手段の値の読み込みに基づいて算出した車速値
■。また、ステップ207で加速度aを計粋する。ステ
ップ208で前記ステップ206の車速計算及びステッ
プ207の加速度計綽に基づき仮想車速■i計算を行う
。前記仮想車速Vi計算は次のように表される。
Vi =V+a−Kt 但し、 Viは仮想車速、 ■は車速計算の算出による車速、 aは加速度割算の算出による加速度、 Ktは補償時間、 である。
なお、前記補償時間Ktは車速測定タイミングと負圧ア
クチュエータをデユーティ比制御する出力との時間遅れ
により設定するものである。
ステップ209で記憶車速MYとゲイン変更速度VL、
本実施例では、VL = 70Km/hを比較して、記
憶車速MVがゲイン変更速度■[以上のとき、ステップ
210で偏差ゲインG=10とする。
また、記憶車速MVがゲイン変更速度VL未満のとき、
ステップ211で偏差ゲインG=8とする。
そして、ステップ212で前記仮想車速v1及び定速走
行制御する記憶車速MV及び偏差ゲインGから、コント
ロールバルブv1及びベントバルブ■2のバルブ制御時
間VCTLを剖痺する。即ち、コントロールバルブ■1
及びベントバルブ■2を開閉するデユーティ比を決定す
る。前記バルブ制御時間VCTLはバルブをデユーティ
比制御する際、バルブの状態をオンからオフまたはオフ
からオンに切替える時間のことである。このとき、バル
ブ制御時間VCTLは、記憶車速MYから仮想車速Vi
を減算して車速偏差Vdを求め、その車速偏差Vdに偏
差ゲインGを乗算して得る。なお、前記偏差ゲインGは
、車速偏差Vdと負圧アクチュエータACで制御された
スロットルバルブS■の 5開閉による加減速量との関
係で附勢したものである。ステップ213でバルブ制御
時間VC丁りが正か判断し、正ならばステップ214で
コントロールバルブ■1及びベントバルブ■2をオンと
する。
バルブ制御時間VCTLが負またはゼロのとき、ステッ
プ215でコントロールバルブ■1をオフ、ベントバル
ブ■2をオフとする。
また、ステップ203で負圧アクチュエータACをデユ
ーティ比制御するデユーティ比の立ち上がりタイミング
でないとき、ステップ204でデユーティ比制御するバ
ルブ制御時間VCTLが終了したか、即ち、デユーティ
比制御の立ち上り時間からバルブ制御時間だけ時間が経
過したか判断して、バルブ制御時間VC■[が終了した
とき、ステップ205でコントロールバルブ■1をオフ
し、ベントバルブ■2をオンとする。また、ステップ2
04でデユーティ比制御するバルブ制御時間ycnが終
了していないとき、現在のバルブの状態を維持する。
ステップ216でリジュームスイッチSW5が所定時間
(ここでは、0.5秒)以上オンされると、ステップ2
17で制御状態S=3のr加速制御フローj@設定する
そして、ステップ218でセットスイッチSW4がオン
となると、ステップ219で制御状態S=4の「減速制
御フロー」を設定する。ステップ220でクラッチスイ
ッチSW3がオンのとき、ステップ221で制御状態S
=1またはS=2であるかを判断する。即ち、クラッチ
スイッチSW3にリジューム機能を持たせているから、
「加速制御フロー」または「減速制御フロー」のいずれ
から、このフローに入ったかを判断し、両フローのいず
れかからこのフローに入ったときは、ステップ222で
制御状態S=6の「クラッチリジューム制御フロー」が
設定され、そうでないとき、ステップ223でクラッチ
スイッチSW3のオンにともなうキャンセル機能の制御
状態S=5の「キャンセル制御フロー」が設定される。
ステップ224でブレーキスイッチSW6がオンとなる
と、ステップ225で制御状@S=5の「キャンセル制
御フロー」が設定される。ステップ226及びステップ
227で、低速リミットを判断し、仮想車速■iが所定
の制御車速以下であると、制御状態S=7を設定し、定
速走行制御を禁止する。
そして、ステップ228で「バキュームポンプ制御サブ
ルーチンJの処理に入る。
制御状態S=3:r加速制御フロー」 このフローは、車輌の定速走行制御中に加速して、定速
走行車速を更新するためのフローで゛ある。
まず、ステップ31で全バルブ、即ち、コントロールバ
ルブ■1及びベントバルブ■2、リリースバルブV3を
オンとし、負圧アクチュエータACの負圧室A1の負圧
を上げ、スロットルバルブSVを開き、ステップ32で
リジュームスイッチSW5がオフされるまで加速される
。リジュームスイッチSW5がオフされると、ステップ
33で制御状態S=2の「定速制御フロー」を設定し、
そのときの車速をステップ34でメモリに記憶する。
制御状態S=4 : F減速制御フロー」このフローは
定速走行制御中に制御車速を減速し、定速走行制御を再
開するためのフローであり、定速走行制御中にセットス
イッチSW4がオンされると制御状態S=4となって、
この「減速制御フロー」に入る。ステップ41でキャン
セル機能を有するクラッチスイッチSW3またはブレー
キスイッチSW6のいずれかのスイッチがオンであるか
判断し、いずれか一つでもオンのとき、ステップ42で
全バルブV1、v2、V3をオフとして、「減速制御フ
ロー」に入ってからの定速走行制御の停止を行う。ステ
ップ41でクラッチスイッチSW3またはブレーキスイ
ッチSW6のいずれのスイッチもオンされていないとき
、ステップ43でコントロールバルブV1及びベントバ
ルブv2をオフ、リリースバルブ■3をオンとする。
このように、負圧アクチュエータACの負圧供給を断つ
と、徐々にスロットルバルブS■が閉じて行き、車速が
漸次域することになる。ステップ44でセットスイッチ
SW4のオフを検出して、ステップ45でセットスイッ
チSW4がオフになった時点の車速を記憶する。そして
、ステップ46で再び、キャンセル機能を有するクラッ
チスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6のいず
れかがオンとなって、定速走行制御から脱しない限り、
ステップ48で制御状態S=1を設定し、「フルオン制
御フローJに入る。即ち、減速制御はセットスイッチS
W4がオンされている間継続し、セットスイッチSW4
がオフとなった時点での車速で定速走行を再開する。ス
テップ46でクラッチスイッチSW3またはブレーキス
イッチSW6のいずれかがオンとなると、ステップ47
で制御状態S=5を設定し、「キャンセル制御フロー」
に入る。そして、ステップ44でセットスイッチSW4
がオンであると、ステップ49でバキュームポンプフラ
グを立てる(“ト1″とする)。
制御状態S−5;Irキャンセル制御70−」このフロ
ーは、制御状態S=2の「定速制御フロー」の処理中に
クラッチスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6
がオンとなると定速走行制御をキャンセルするものであ
る。ステップ51でキャンセル機能を有するクラッチス
イッチSW3またはブレーキスイッチSW6がオンとな
ると、ステップ52で制御状態S−0の「待機状態制御
フロー」が選択され、ステップ53で全バルブV1、V
2、■3をオフ状態とする。
制御状@s=6;lrクラッチリジューム制御フロー」 このフローは、制御状態S=2の「定速制御70−」の
処理中に、クラッチスイツ≠SW3がオンとなり、−旦
、定速走行制御をキャンセルして、再び、定速走行制御
に入るためのフローである。
まず、ステップ61で全バルブV1、V2、V3をオフ
状態とし、ステップ62でクラッチスイッチSW3がオ
フとなったことが判断されると、ステップ63で制御状
態S=1の「フルオン制御フロー」に入る。
制御状態S=7:r低速リミット制御フロー」このフロ
ーは、ステップ226及びステップ227で車速か所定
の速度よりも低い場合にキャンセル及び記憶車速をクリ
アするものでおる。ステップ71で記憶車速MYをクリ
アし、ステップ72で全バルブ■1、V2、■3をオフ
とし、ステップ73で制御状態S=0の「待機状態制御
フロー」に入る。
以上が各制御状態フローの説明でおる。
なお、バキュームポンプBPを駆動してサージタンクS
Tに所定の負圧を蓄積保持させる「バキュームポンプ制
御サブルーチン」は、本発明の要旨に直接関係しないの
で、その説明を省略する。
上記のように、本発明の定速走行装置では、定速走行時
にリードスイッチSW2のパルスから仮想車速Viを得
て、定速走行する記憶車速MYからコントロールバルブ
V1及びベントバルブV2を開閉するバルブ制御時間V
CHのデユーティ比を決定している。
この際、記憶車速MYから仮想車速■iを減算して車速
偏差Vdを求め、また、記憶車速MVに対応して偏差ゲ
インGの値を選択し、バルブ制御時間VCTL @VC
TL =G (Mv −Vi )から算出している。即
ち、本実施例ではゲイン変更速度■[がVL = 70
Km/hと設定して、記憶車速Myがゲイン変更速度V
L = 70Km/h以上のとき、偏差ゲインG=10
を選択し、また、記憶車速Mvがゲイン変更速度VL 
= 70Km/h未満のとき、偏差ゲインG=8を選択
している。したがって、記憶車速MVがゲイン変更速度
VL = 70Km/h以上のとき、バルブ制御時間V
 C丁りはVCTL=10(MV −Vi )となり、
ゲイン変更速度VL=70 Km/h未満のとぎ、バル
ブ制御時間VCTLはVCTL =8 (MV −Vi
 )となり、走行抵抗及び走行出力の変化をゲイン変更
速度VL = 70Km/hに設定し、それを境界にし
て両者間にマツチングがとれなくてハンチングが発生す
るのを防止している。故に、定速走行制御中に走行抵抗
と走行出力との間にマツチングがとれなくてハンチング
が発生し、乗員のドライブフィーリングを悪くすること
がない。
ところで、上記実施例の定速走行装置では、記憶車速M
Vと測定時の車速V及び加速度aから詐出した仮想車速
viとを比較減算して、車速偏差Vdを算出する演算手
段で得た前記車速偏差Vdに対して、記憶車速MVに応
じた偏差ゲインGを乗じてデユーティ比を算出し、前記
車速偏差Vdをなくす方向に負圧アクチュエータACを
駆動制御するデユーティ比制御手段は、第13図(a)
に示すように記憶車速MVに応じて2種の偏差ゲインG
を用意したものである。しかし、本発明を実施する場合
には、第13図(b)に示すように所定の記憶車速MV
で偏差ゲインGを算出する関数とすることができる。当
然ながら、第13図(b)に示すような所定の記憶車速
MVで偏差ゲインGを算出する関数を用いた場合には、
所定の記憶車速MVに対応した緻密な制御が可能になる
しかし、計算に多少の時間がかかり、応答時間が多少遅
れることになる。応答時間からすれば、第13図(a>
に示した上記実施例の方が速くなる。
本発明を実施する場合には、第13図(a)に示すよう
な応答性を速くし、しかも、比較的緻密な制御を行なう
こともできる。即ち、記憶車速MVに応じて多くの偏差
ゲインGを用意することにより、゛比較的緻密な制御が
可能となる。例えば、記憶車速MVに応じた偏差ゲイン
Gは、電子制御回路CPUのROM等の記憶手段に記憶
した第1表のメモリマツプに示すように、記憶車速MV
の1QKm/h単位毎に所定の偏差ゲインGを対応させ
ることかできる。
第1表 しかし、第1表のメモリマツプに示すように、記憶車速
MVの10Km/h単位毎に所定の偏差ゲインGを対応
させると、記憶車速MVに対する偏差ゲインGの対応付
けができ、通常の定速走行制御中の偏差ゲインとしては
適当な値が選択できるものの、実際の走行抵抗及び走行
出力に対応することができない場合が生ずる。例えば、
リジューム復帰を行なう場合等がそれである。この場合
には車速偏差Vdを偏差ゲインGを選択する要素として
偏差ゲインGを選択するのが好ましい。第2表がその例
である。
このように、記憶車速MY及び車速偏差Vdに対応する
偏差ゲインGを選択すると、リジューム復帰の際に走行
抵抗及び走行出力がマツチングしない状態を回避した制
御が可能となる。したがって、ドライブフィーリングを
良くすることができる。
なお、上記実施例の定速走行装置では、記憶車速1vl
vと仮想車速Viとを比較し、その車速偏差Vdをなく
す方向にアクチュエータ手段を制御する電子制御手段は
、シングルチップマイクロコンピュータ等の電子制御回
路CPLIによって構成したが、本発明を実施する場合
は、前記シングルチップマイクロコンピュータに限定さ
れるものではない。
また、上記実施例の定速走行装置では、車速偏差を算出
する手段として、定速走行の走行車速を設定された記憶
車速と仮想車速とを比較しているが、前記仮想車速とは
、比較時の現車速の検出がその信号処理時間の遅れから
実質的に困難で必るから、信号処理の遅れを勘案して算
出したものを使用している。しかし、本発明を実施する
場合は、検出時点の車速及び加速度を用いれば、特定の
公式に拘束されるものではない。
[発明の効果] 以上のように、本発明の定速走行装置は、定速走行する
走行車速を記憶する記憶手段と、前記記憶車速と測定時
の車速及び加速度から算出した仮想車速とを比較減算し
て車速偏差を算出する演算手段と、該演算手段で算出し
た前記車速偏差に対して前記記憶車速に応じた偏差ゲイ
ンを乗じてデユーティ比を算出し、前記車速偏差をなく
す方向にスロットルバルブの開閉の制御を行うアクチュ
エータ手段を駆動制御するデユーティ比制御手段からな
るものである。
したがって、記憶車速に応じた偏差ゲインを乗じてデユ
ーティ比を算出して、そのデユーティ比を用いて車速偏
差をなくす方向にアクチュエータ手段をデユーティ比制
御することにより、走行抵抗及び走行出力を前提に偏差
ゲインを決定できるから、定速走行時にハンチングが生
じず、乗員のドライブフィーリングを良くすることがで
きる。
また、他の発明は、前記演算手段でデユーティ比を算出
する際に、記憶車速に応じた偏差ゲインを乗じているの
を、記憶車速及び車速偏差に応じた偏差ゲインを乗じる
ようにしたものであるから、リジューム復帰等の実際の
走行状態に緻密に対応することができ、上記発明と同様
にミ定速走行時にハンチングが生じず、乗員のドライブ
フィーリングを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の定速走行装置の全体構成図
、第2図から第12図は電子制御回路の定速走行制御動
作のフローチャート、第13図は第1図で示した実施例
の定速走行装置に用いる偏差ゲインの特性を示す特性図
である。 図において、 BP・・・バキュームポンプ、 SV・・・スロットルバルブ、 AC・・・負圧アクチュエータ、 ST・・・ザージタンク、 CPU・・・電子制御回路、 Vl・・・コントロールバルブ、 ■2・・・ベントバルブ、 V3・・・リリースバルブ、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 特許出願人 アイシン精機株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現車速を検出する車速検出手段と、定速走行する
    走行車速を記憶する記憶手段と、スロツトルバルブの開
    閉の制御を行うアクチユエータ手段と、前記記憶車速と
    測定時の車速及び加速度から算出した仮想車速とを比較
    減算して車速偏差を算出する演算手段と、該演算手段で
    算出した前記車速偏差に対して前記記憶車速に応じた偏
    差ゲインを乗じてデユーテイ比を算出し、前記車速偏差
    をなくす方向に前記アクチユエータ手段を駆動制御する
    デユーテイ比制御手段とを具備することを特徴とする定
    速走行装置。
  2. (2)前記デユーテイ比を算出する記憶車速に応じた偏
    差ゲインは、記憶車速に応じた偏差ゲインを複数有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の定速走
    行装置。
  3. (3)前記デユーテイ比を算出する記憶車速に応じた複
    数の偏差ゲインは、記憶手段に記憶したメモリマツプか
    ら選択したことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
    載の定速走行装置。
  4. (4)前記デユーテイ比を算出する記憶車速に応じた偏
    差ゲインは、記憶車速を用いた関数で算出した偏差ゲイ
    ンとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の定速走行装置。
  5. (5)現車速を検出する車速検出手段と、定速走行する
    走行車速を記憶する記憶手段と、スロツトルバルブの開
    閉の制御を行うアクチユエータ手段と、前記記憶車速と
    測定時の車速及び加速度から算出した仮想車速とを比較
    減算して車速偏差を算出する演算手段と、該演算手段で
    算出した前記車速偏差に対して前記記憶車速及び車速偏
    差に応じた偏差ゲインを乗じてデユーテイ比を算出し、
    前記車速偏差をなくす方向に前記アクチユエータ手段を
    駆動制御するデユーテイ比制御手段とを具備することを
    特徴とする定速走行装置。
  6. (6)前記デユーテイ比を算出する記憶車速及び車速偏
    差に応じた複数の偏差ゲインは、記憶手段に記憶したメ
    モリマップから選択したことを特徴とする特許請求の範
    囲第5項に記載の定速走行装置。
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