JPH01144461A - 電導性フイルム - Google Patents
電導性フイルムInfo
- Publication number
- JPH01144461A JPH01144461A JP25943788A JP25943788A JPH01144461A JP H01144461 A JPH01144461 A JP H01144461A JP 25943788 A JP25943788 A JP 25943788A JP 25943788 A JP25943788 A JP 25943788A JP H01144461 A JPH01144461 A JP H01144461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- carbon black
- electrically conductive
- present
- printers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920003366 poly(p-phenylene terephthalamide) Polymers 0.000 claims abstract description 15
- -1 poly(p-phenylene terephthalamide) Polymers 0.000 claims abstract description 12
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 239000010408 film Substances 0.000 description 36
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 23
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 12
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- MHSKRLJMQQNJNC-UHFFFAOYSA-N terephthalamide Chemical compound NC(=O)C1=CC=C(C(N)=O)C=C1 MHSKRLJMQQNJNC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N Diethyl ether Chemical compound CCOCC RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- QZUPTXGVPYNUIT-UHFFFAOYSA-N isophthalamide Chemical compound NC(=O)C1=CC=CC(C(N)=O)=C1 QZUPTXGVPYNUIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 229920006289 polycarbonate film Polymers 0.000 description 2
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 2
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 241000872198 Serjania polyphylla Species 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 description 1
- 239000003963 antioxidant agent Substances 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
- 125000003118 aryl group Chemical group 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007334 copolymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000010528 free radical solution polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052736 halogen Chemical group 0.000 description 1
- 125000005843 halogen group Chemical group 0.000 description 1
- 239000012760 heat stabilizer Substances 0.000 description 1
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000002667 nucleating agent Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000006259 organic additive Substances 0.000 description 1
- 150000004986 phenylenediamines Chemical class 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 238000000859 sublimation Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 1
- LXEJRKJRKIFVNY-UHFFFAOYSA-N terephthaloyl chloride Chemical compound ClC(=O)C1=CC=C(C(Cl)=O)C=C1 LXEJRKJRKIFVNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は熱転写プリンター用リボンに応用可能な電導性
フィルムに関する。更に詳しくは、タイプライタ−、ワ
ードプロセッサー、コンピュータ等のプリンターに使用
可能で、音がなく静かに作動しかつ高速で鮮明な印刷の
得られるプリンターとして使える熱転写プリンター用リ
ボンに応用可能な電導性フィルムに関するものである。
フィルムに関する。更に詳しくは、タイプライタ−、ワ
ードプロセッサー、コンピュータ等のプリンターに使用
可能で、音がなく静かに作動しかつ高速で鮮明な印刷の
得られるプリンターとして使える熱転写プリンター用リ
ボンに応用可能な電導性フィルムに関するものである。
〈従来の技術〉
音の出るインパクト式のプリンターに代って、ノン・イ
ンパクト式の静かなプリンターが提案されている。例え
ば、アメリカ特許第4103066号には、カーボンブ
ラックを含有するポリカーボネートフィルムの片面にイ
ンキ層を設けたリボンをつくり、反対面から点電極をも
ったプリンターヘッドに通電することにより、リボンを
局部的に加熱し、それによってインキを加熱溶融させて
インキを紙に転写させる方式のプリンターが開示されて
いる。
ンパクト式の静かなプリンターが提案されている。例え
ば、アメリカ特許第4103066号には、カーボンブ
ラックを含有するポリカーボネートフィルムの片面にイ
ンキ層を設けたリボンをつくり、反対面から点電極をも
ったプリンターヘッドに通電することにより、リボンを
局部的に加熱し、それによってインキを加熱溶融させて
インキを紙に転写させる方式のプリンターが開示されて
いる。
そして、前記特許は、ポリカーボネートフィルムのみが
、カーボンブラックの均一分散性、電気抵抗率のレベル
、フィルムのタフさからみて、プリンター用リボンに適
した唯一の材料であるとしている。
、カーボンブラックの均一分散性、電気抵抗率のレベル
、フィルムのタフさからみて、プリンター用リボンに適
した唯一の材料であるとしている。
しかし、ポリカーボネートは、約230℃の融点をもつ
熱可塑性のポリマーであるため、耐熱性例えば高温での
寸法安定、性の点で不満が残り、従って熱転写後の文字
の鮮明さに不満が残ることがわかった。また、フィルム
厚さを薄くすることにより、プリントの高速化が達成さ
れるのであるがフィルムの機械的強度の関係で限界のあ
ることがわかった。
熱可塑性のポリマーであるため、耐熱性例えば高温での
寸法安定、性の点で不満が残り、従って熱転写後の文字
の鮮明さに不満が残ることがわかった。また、フィルム
厚さを薄くすることにより、プリントの高速化が達成さ
れるのであるがフィルムの機械的強度の関係で限界のあ
ることがわかった。
〈発明が解決しようとする間ツ点〉
本発明は、従来のプリンター用リボンのもつ上記欠点を
解消して、音がなく静かに作動し、かつ高速で鮮明な印
刷の得られるプリンター用に好適な熱転写プリンター用
リボンを構成しうる電導性の耐熱フィルムを提供するも
のである。
解消して、音がなく静かに作動し、かつ高速で鮮明な印
刷の得られるプリンター用に好適な熱転写プリンター用
リボンを構成しうる電導性の耐熱フィルムを提供するも
のである。
本発明者らは、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド
)の光学異方性硫酸ドープから特殊な方法で耐熱性や機
械的性能のすぐれたタフな薄手のフィルムが得られるこ
と、また、そのドープにカーボンブラックを添加すると
、均一にカーボンブラックの分散したフィルムが得られ
ることに注目し、これを熱転写プリンター用リボンとし
て使用したところ、非常に良好な結果を得られることを
発見し、本発明として完成するに到ったものである。
)の光学異方性硫酸ドープから特殊な方法で耐熱性や機
械的性能のすぐれたタフな薄手のフィルムが得られるこ
と、また、そのドープにカーボンブラックを添加すると
、均一にカーボンブラックの分散したフィルムが得られ
ることに注目し、これを熱転写プリンター用リボンとし
て使用したところ、非常に良好な結果を得られることを
発見し、本発明として完成するに到ったものである。
く問題点を解決するための手段〉
即ち、本発明は、電導性カーボンブラック15〜40重
量%を含有する2〜20μmの厚みのポリ(p−フェニ
レンテレフタルアミド)フィルムである。
量%を含有する2〜20μmの厚みのポリ(p−フェニ
レンテレフタルアミド)フィルムである。
本発明は電導性のカーボンブラックを15〜40重量%
含有するポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)(以
下PPTAという。)フィルムである。
含有するポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)(以
下PPTAという。)フィルムである。
バラ系芳香族ポリアミドの代表としてのPPTAは、
で表されるポリマーであり、従来公知のバラフェニレン
ジアミンとテレフタロイルクロライドから、低温溶液重
合法により製造するのが好都合である。
ジアミンとテレフタロイルクロライドから、低温溶液重
合法により製造するのが好都合である。
なお、PPTA以外の成分、例えばメタフェニレンイソ
フタルアミド、メタフェニレンテレフタルアミド、バラ
フェニレンイソフタルアミド、バラベンズアミド、バラ
フェニレン−4,4′−ビフェニレンジカルボンアミド
、4.4’ −ビフエニレンエーテルテレフクルアミド
、4,4′−ビフェニレンスルホンテレフタルアミド等
のffi合体やこれらの芳香環のアルキルまたはハロゲ
ン置換体が共重合或いはブレンドなどの形で本発明の効
果を損なわない範囲で少量、例えば30モル%以下含有
されていてもよい。また、フィルムに、本発明の目的を
阻害しない範囲内でカーボンブラック以外に、酸化防止
剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、核生成剤、表面突
起形成剤などの無機または有機添加剤が通常添加される
程度の量添加されていてもよい。ポリマーの重合度は、
あまり低いと機械的性質の良好なフィルムが得られな(
なるため、好ましくは3.5以上より好ましくは4.5
以上の対数粘度μinh (硫酸100m1にポリマ
ー0.5gを溶解して30°Cで測定した値)を与える
重合度のものが選ばれる。
フタルアミド、メタフェニレンテレフタルアミド、バラ
フェニレンイソフタルアミド、バラベンズアミド、バラ
フェニレン−4,4′−ビフェニレンジカルボンアミド
、4.4’ −ビフエニレンエーテルテレフクルアミド
、4,4′−ビフェニレンスルホンテレフタルアミド等
のffi合体やこれらの芳香環のアルキルまたはハロゲ
ン置換体が共重合或いはブレンドなどの形で本発明の効
果を損なわない範囲で少量、例えば30モル%以下含有
されていてもよい。また、フィルムに、本発明の目的を
阻害しない範囲内でカーボンブラック以外に、酸化防止
剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、核生成剤、表面突
起形成剤などの無機または有機添加剤が通常添加される
程度の量添加されていてもよい。ポリマーの重合度は、
あまり低いと機械的性質の良好なフィルムが得られな(
なるため、好ましくは3.5以上より好ましくは4.5
以上の対数粘度μinh (硫酸100m1にポリマ
ー0.5gを溶解して30°Cで測定した値)を与える
重合度のものが選ばれる。
本発明において、カーボンブラック入りフィルムは、そ
の厚みが2〜20μmの範囲にある。
の厚みが2〜20μmの範囲にある。
20μmより厚いフィルムは裏張るばかりでなく、通電
プリンター用リボンとして使ったとき、プリンター運転
のエネルギー消費が大きくなり、またプリンターヘッド
とインキ層との応答性が悪くなるので好ましくない。一
方2μmより薄いフィルムでは、゛しわ″がよったり、
容易に破れたり、伸び変形をおこしたり他のものに絡み
ついたりするので好ましくない。フィルムの厚みは更に
好ましくは5〜15μmである。
プリンター用リボンとして使ったとき、プリンター運転
のエネルギー消費が大きくなり、またプリンターヘッド
とインキ層との応答性が悪くなるので好ましくない。一
方2μmより薄いフィルムでは、゛しわ″がよったり、
容易に破れたり、伸び変形をおこしたり他のものに絡み
ついたりするので好ましくない。フィルムの厚みは更に
好ましくは5〜15μmである。
本発明のフィルムには、電導性のカーボンブラックが1
5〜40重量%含まれている。含有量は25〜35重量
%がより好ましい。カーボン含有量が40重量%を越え
るとフィルムが脆くなり好ましくなく、15重重量より
少ないと電導性が低くなりすぎて、通電プリンターリボ
ンとして使ったとき熱転写システムが有効に作動しなく
なる。
5〜40重量%含まれている。含有量は25〜35重量
%がより好ましい。カーボン含有量が40重量%を越え
るとフィルムが脆くなり好ましくなく、15重重量より
少ないと電導性が低くなりすぎて、通電プリンターリボ
ンとして使ったとき熱転写システムが有効に作動しなく
なる。
カーボンブラックは可能な限り均一に分散されているの
が望ましい。
が望ましい。
本発明に用いられるカーボンブラックはできるだけ電導
度の大きいものが好ましく、また、粒度的にも数100
人のオーダの細かいものが好ましい。
度の大きいものが好ましく、また、粒度的にも数100
人のオーダの細かいものが好ましい。
本発明に使用されるカーボンブラック入りフィルムは、
好ましくは、5 Kg/mm2以上の強度、4%以上の
伸度、200 Kg/mm”以上のヤング率をもつもの
である。
好ましくは、5 Kg/mm2以上の強度、4%以上の
伸度、200 Kg/mm”以上のヤング率をもつもの
である。
次にカーボンブラック含有のフィルムを得る方法につい
てPPTAを例にして説明する。
てPPTAを例にして説明する。
PPTAとカーボンブラックを98重量%濃度以上の硫
酸に溶解する。このときPPTAと硫酸の比は1:9〜
1:6が適当であり、PPTAとカーボンブラックとの
比は17:3〜3:2の範囲とする。PPTAは硫酸に
溶解し、カーボンブラックは分散するのみである。カー
ボンブラックを添加する時期は任意であるが、先にPP
TAを硫酸に完全に溶解して、光学異方性ドープとした
のちに、カーボンブラックをそのまま、或いはH2SO
,に前も゛って分散したのちに添加する方法がカーボン
ブラックを均一に分散させる観点からは好ましい。調製
したドープは、必要なら脱気や濾過をしたのち、グイか
ら吐出して面状体の上に流延し、次いで、湿気の付与及
び必要に応じて加熱も適用して、流延ドープを光学等方
化し、該ドープを凝固させたのち、洗浄し、更に収縮を
制限しつつ乾燥することによって製造できる。そして、
任意に、例えば一方向に高強度、高ヤング率を有するフ
ィルムを所望する場合は、洗浄後の湿潤フィルムを一軸
延伸することによって達成できるし、全方向に高強度、
高ヤング率を有するフィルムを望む場合は、例えば湿潤
フィルムを二軸延伸することにより達成でき、更に寸法
安定性の良いフィルムを望むならば、例えば、乾燥後に
熱処理することもできる。
酸に溶解する。このときPPTAと硫酸の比は1:9〜
1:6が適当であり、PPTAとカーボンブラックとの
比は17:3〜3:2の範囲とする。PPTAは硫酸に
溶解し、カーボンブラックは分散するのみである。カー
ボンブラックを添加する時期は任意であるが、先にPP
TAを硫酸に完全に溶解して、光学異方性ドープとした
のちに、カーボンブラックをそのまま、或いはH2SO
,に前も゛って分散したのちに添加する方法がカーボン
ブラックを均一に分散させる観点からは好ましい。調製
したドープは、必要なら脱気や濾過をしたのち、グイか
ら吐出して面状体の上に流延し、次いで、湿気の付与及
び必要に応じて加熱も適用して、流延ドープを光学等方
化し、該ドープを凝固させたのち、洗浄し、更に収縮を
制限しつつ乾燥することによって製造できる。そして、
任意に、例えば一方向に高強度、高ヤング率を有するフ
ィルムを所望する場合は、洗浄後の湿潤フィルムを一軸
延伸することによって達成できるし、全方向に高強度、
高ヤング率を有するフィルムを望む場合は、例えば湿潤
フィルムを二軸延伸することにより達成でき、更に寸法
安定性の良いフィルムを望むならば、例えば、乾燥後に
熱処理することもできる。
次に本発明のフィルムからプリンター用リボンをつくる
方法について説明する。
方法について説明する。
上記のように製造したカーボンブラック入りフィルムの
片面に転写用インキ層をコーティングする必要がある。
片面に転写用インキ層をコーティングする必要がある。
インキとしては特に限定されるものではなく熱溶融型及
び熱昇華型が使用でき、例えば、ワックスとカーボンブ
ラック及びメチルバイオレット染料のブレンドされた、
融点が約85°Cのインキを、ホットメルト式にコーテ
ィングすることができる。ワックスの代りに、例えば、
合成ポリアミドやポリエステル系のホットメルト接着剤
を使用することもできる。
び熱昇華型が使用でき、例えば、ワックスとカーボンブ
ラック及びメチルバイオレット染料のブレンドされた、
融点が約85°Cのインキを、ホットメルト式にコーテ
ィングすることができる。ワックスの代りに、例えば、
合成ポリアミドやポリエステル系のホットメルト接着剤
を使用することもできる。
このようにして、製造されたリボンは、その転写用イン
キ層を印刷しようとする紙に当て、裏の面には電源につ
ながれたプリンターヘッド(点電掻のマトリックスから
構成されている。)を当てることにより、印刷すること
ができる。
キ層を印刷しようとする紙に当て、裏の面には電源につ
ながれたプリンターヘッド(点電掻のマトリックスから
構成されている。)を当てることにより、印刷すること
ができる。
なお、本発明のフィルムはプリンター用リボン以外にも
、例えば面状発熱体としても使用できる。
、例えば面状発熱体としても使用できる。
〈実施例〉
ηinhが5.5のPPTAポリマーを99.7%の硫
酸にポリマー濃度13重量%で溶解し、60℃で光学異
方性のあるドープを得た。
酸にポリマー濃度13重量%で溶解し、60℃で光学異
方性のあるドープを得た。
一方、粒度約500人のカーボンブラックを99.7%
硫酸とかきまぜ、スラリーをつくった。
硫酸とかきまぜ、スラリーをつくった。
次いで、両者をニーダで混ぜ合わせ、重量比で(PPT
A): (カーボンブラック);(硫酸)=2:l;1
7のドープをつくった。脱気したのち、ガラス板上に流
延し、ドクターブレードで約80μmの厚さにした。次
いで、約15秒間70°Cで約80%の相対湿度の空気
中に曝したのち、約5°Cの水中にガラス板ごと投入し
て凝固させた。
A): (カーボンブラック);(硫酸)=2:l;1
7のドープをつくった。脱気したのち、ガラス板上に流
延し、ドクターブレードで約80μmの厚さにした。次
いで、約15秒間70°Cで約80%の相対湿度の空気
中に曝したのち、約5°Cの水中にガラス板ごと投入し
て凝固させた。
凝固フィルムを2昼夜洗浄したのち、ステンレス製の枠
にはさんで定長下に200°Cで乾燥した。
にはさんで定長下に200°Cで乾燥した。
得られたフィルムは、約30重量%のカーボンブラック
を含み、8μmの厚みであり、その小片を引張試験した
ところ、強度8にgusts”、伸度11%、ヤング率
370Kg/l1lI11!であった。また、カーボン
ブラックは均一に分散しており、フィルムの表面抵抗は
450オームであった。
を含み、8μmの厚みであり、その小片を引張試験した
ところ、強度8にgusts”、伸度11%、ヤング率
370Kg/l1lI11!であった。また、カーボン
ブラックは均一に分散しており、フィルムの表面抵抗は
450オームであった。
フィルムの片面に、約85°Cの融点をもった前記のイ
ンキを5〜7μmの厚さに塗ってリボンとした。紙の上
に、出来上ったリボンのインキ層面を下にして置き、そ
の上に約75μmのタングステン電極を押しあてて、電
極に30V、45mAを約1ミリ秒印加すると、電極に
対応した形が紙の上に鮮明に印刷された。。
ンキを5〜7μmの厚さに塗ってリボンとした。紙の上
に、出来上ったリボンのインキ層面を下にして置き、そ
の上に約75μmのタングステン電極を押しあてて、電
極に30V、45mAを約1ミリ秒印加すると、電極に
対応した形が紙の上に鮮明に印刷された。。
〈発明の効果〉
本発明の電導性フィルムからは、例えば通電プリンター
用リボンが作成でき、そのプリンター用リボンは、熱転
写プリンター用に使用できるため、音のない静かなプリ
ンターとして、タイプライタ−、コンピュータ、ワード
プロセッサー、カラービデオプリンター等に適する。
用リボンが作成でき、そのプリンター用リボンは、熱転
写プリンター用に使用できるため、音のない静かなプリ
ンターとして、タイプライタ−、コンピュータ、ワード
プロセッサー、カラービデオプリンター等に適する。
本発明の電導性フィルムからつくったリボンは耐熱性に
すぐれたフィルムをitに使っているので、印刷が鮮明
である。また、薄くてもタフなフィルムを基質に使って
いるので、高速印字が可能でプリント時間を短くでき、
かつプリンターの運転の消費エネルギーが少なくてすむ
。
すぐれたフィルムをitに使っているので、印刷が鮮明
である。また、薄くてもタフなフィルムを基質に使って
いるので、高速印字が可能でプリント時間を短くでき、
かつプリンターの運転の消費エネルギーが少なくてすむ
。
特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 電導性カーボンブラック15〜40重量%を含有する2
〜20μmの厚みのポリ(p−フェニレンテレフタルア
ミド)フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25943788A JPH01144461A (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 電導性フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25943788A JPH01144461A (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 電導性フイルム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073886A Division JPS62218169A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 熱転写プリンタ−用リボン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01144461A true JPH01144461A (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=17334076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25943788A Pending JPH01144461A (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 電導性フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01144461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255710A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Teijin Techno Products Ltd | 導電性芳香族ポリアミド樹脂組成物及びそれを用いてなる導電性芳香族ポリアミド樹脂成形体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59120495A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | Ricoh Co Ltd | 通電転写用記録材料 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP25943788A patent/JPH01144461A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59120495A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | Ricoh Co Ltd | 通電転写用記録材料 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255710A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Teijin Techno Products Ltd | 導電性芳香族ポリアミド樹脂組成物及びそれを用いてなる導電性芳香族ポリアミド樹脂成形体 |
JP4546749B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-09-15 | 帝人テクノプロダクツ株式会社 | 導電性芳香族ポリアミド樹脂組成物及びそれを用いてなる導電性芳香族ポリアミド樹脂成形体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01144461A (ja) | 電導性フイルム | |
JPH0587311B2 (ja) | ||
US4849287A (en) | Image transfer material for thermal recording | |
JP2560683B2 (ja) | 感熱記録用転写体 | |
JPS62218169A (ja) | 熱転写プリンタ−用リボン | |
JP2520389B2 (ja) | 感熱転写材 | |
JP2773166B2 (ja) | 導電性フィルムおよび感熱記録用転写体 | |
US5013606A (en) | Film for a resistance layer for an electric-thermal print system | |
JP2581124B2 (ja) | 感熱記録用転写体 | |
JP3006013B2 (ja) | 通電転写用記録媒体 | |
KR900007779B1 (ko) | 열전사 기록매체 | |
JP3814989B2 (ja) | 面状フレキシブルヒーター | |
JP2581125B2 (ja) | 感熱記録用転写体 | |
JPS60245592A (ja) | 画像記緑方法、電解質凝固可能コロイド水溶液及び印刷方法 | |
JP2530627B2 (ja) | 感熱記録用転写体 | |
JP2007518596A (ja) | 感熱印刷方法 | |
JP3074718B2 (ja) | 導電性フイルムおよび通電転写用記録媒体 | |
JPS6253339A (ja) | 複素環芳香族ポリマ−からなるフイルムの製法 | |
JP2564794B2 (ja) | 芳香族ポリアミドフイルム | |
JP2572762B2 (ja) | 導電性フィルム | |
JP3191435B2 (ja) | 感熱転写材用ポリエステルフイルム | |
JP2976536B2 (ja) | 熱転写用受像体 | |
JPS60220788A (ja) | 転写型感熱記録用シ−トの製造方法 | |
JPH01188394A (ja) | 画像定着方法 | |
JPS61246093A (ja) | 熱転写印刷用フイルム |