JPH01144461A - 電導性フイルム - Google Patents

電導性フイルム

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JPH01144461A
JPH01144461A JP25943788A JP25943788A JPH01144461A JP H01144461 A JPH01144461 A JP H01144461A JP 25943788 A JP25943788 A JP 25943788A JP 25943788 A JP25943788 A JP 25943788A JP H01144461 A JPH01144461 A JP H01144461A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
carbon black
electrically conductive
present
printers
Prior art date
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Pending
Application number
JP25943788A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fujiwara
隆 藤原
Shigemitsu Muraoka
重光 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP25943788A priority Critical patent/JPH01144461A/ja
Publication of JPH01144461A publication Critical patent/JPH01144461A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は熱転写プリンター用リボンに応用可能な電導性
フィルムに関する。更に詳しくは、タイプライタ−、ワ
ードプロセッサー、コンピュータ等のプリンターに使用
可能で、音がなく静かに作動しかつ高速で鮮明な印刷の
得られるプリンターとして使える熱転写プリンター用リ
ボンに応用可能な電導性フィルムに関するものである。
〈従来の技術〉 音の出るインパクト式のプリンターに代って、ノン・イ
ンパクト式の静かなプリンターが提案されている。例え
ば、アメリカ特許第4103066号には、カーボンブ
ラックを含有するポリカーボネートフィルムの片面にイ
ンキ層を設けたリボンをつくり、反対面から点電極をも
ったプリンターヘッドに通電することにより、リボンを
局部的に加熱し、それによってインキを加熱溶融させて
インキを紙に転写させる方式のプリンターが開示されて
いる。
そして、前記特許は、ポリカーボネートフィルムのみが
、カーボンブラックの均一分散性、電気抵抗率のレベル
、フィルムのタフさからみて、プリンター用リボンに適
した唯一の材料であるとしている。
しかし、ポリカーボネートは、約230℃の融点をもつ
熱可塑性のポリマーであるため、耐熱性例えば高温での
寸法安定、性の点で不満が残り、従って熱転写後の文字
の鮮明さに不満が残ることがわかった。また、フィルム
厚さを薄くすることにより、プリントの高速化が達成さ
れるのであるがフィルムの機械的強度の関係で限界のあ
ることがわかった。
〈発明が解決しようとする間ツ点〉 本発明は、従来のプリンター用リボンのもつ上記欠点を
解消して、音がなく静かに作動し、かつ高速で鮮明な印
刷の得られるプリンター用に好適な熱転写プリンター用
リボンを構成しうる電導性の耐熱フィルムを提供するも
のである。
本発明者らは、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド
)の光学異方性硫酸ドープから特殊な方法で耐熱性や機
械的性能のすぐれたタフな薄手のフィルムが得られるこ
と、また、そのドープにカーボンブラックを添加すると
、均一にカーボンブラックの分散したフィルムが得られ
ることに注目し、これを熱転写プリンター用リボンとし
て使用したところ、非常に良好な結果を得られることを
発見し、本発明として完成するに到ったものである。
く問題点を解決するための手段〉 即ち、本発明は、電導性カーボンブラック15〜40重
量%を含有する2〜20μmの厚みのポリ(p−フェニ
レンテレフタルアミド)フィルムである。
本発明は電導性のカーボンブラックを15〜40重量%
含有するポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)(以
下PPTAという。)フィルムである。
バラ系芳香族ポリアミドの代表としてのPPTAは、 で表されるポリマーであり、従来公知のバラフェニレン
ジアミンとテレフタロイルクロライドから、低温溶液重
合法により製造するのが好都合である。
なお、PPTA以外の成分、例えばメタフェニレンイソ
フタルアミド、メタフェニレンテレフタルアミド、バラ
フェニレンイソフタルアミド、バラベンズアミド、バラ
フェニレン−4,4′−ビフェニレンジカルボンアミド
、4.4’ −ビフエニレンエーテルテレフクルアミド
、4,4′−ビフェニレンスルホンテレフタルアミド等
のffi合体やこれらの芳香環のアルキルまたはハロゲ
ン置換体が共重合或いはブレンドなどの形で本発明の効
果を損なわない範囲で少量、例えば30モル%以下含有
されていてもよい。また、フィルムに、本発明の目的を
阻害しない範囲内でカーボンブラック以外に、酸化防止
剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、核生成剤、表面突
起形成剤などの無機または有機添加剤が通常添加される
程度の量添加されていてもよい。ポリマーの重合度は、
あまり低いと機械的性質の良好なフィルムが得られな(
なるため、好ましくは3.5以上より好ましくは4.5
以上の対数粘度μinh  (硫酸100m1にポリマ
ー0.5gを溶解して30°Cで測定した値)を与える
重合度のものが選ばれる。
本発明において、カーボンブラック入りフィルムは、そ
の厚みが2〜20μmの範囲にある。
20μmより厚いフィルムは裏張るばかりでなく、通電
プリンター用リボンとして使ったとき、プリンター運転
のエネルギー消費が大きくなり、またプリンターヘッド
とインキ層との応答性が悪くなるので好ましくない。一
方2μmより薄いフィルムでは、゛しわ″がよったり、
容易に破れたり、伸び変形をおこしたり他のものに絡み
ついたりするので好ましくない。フィルムの厚みは更に
好ましくは5〜15μmである。
本発明のフィルムには、電導性のカーボンブラックが1
5〜40重量%含まれている。含有量は25〜35重量
%がより好ましい。カーボン含有量が40重量%を越え
るとフィルムが脆くなり好ましくなく、15重重量より
少ないと電導性が低くなりすぎて、通電プリンターリボ
ンとして使ったとき熱転写システムが有効に作動しなく
なる。
カーボンブラックは可能な限り均一に分散されているの
が望ましい。
本発明に用いられるカーボンブラックはできるだけ電導
度の大きいものが好ましく、また、粒度的にも数100
人のオーダの細かいものが好ましい。
本発明に使用されるカーボンブラック入りフィルムは、
好ましくは、5 Kg/mm2以上の強度、4%以上の
伸度、200 Kg/mm”以上のヤング率をもつもの
である。
次にカーボンブラック含有のフィルムを得る方法につい
てPPTAを例にして説明する。
PPTAとカーボンブラックを98重量%濃度以上の硫
酸に溶解する。このときPPTAと硫酸の比は1:9〜
1:6が適当であり、PPTAとカーボンブラックとの
比は17:3〜3:2の範囲とする。PPTAは硫酸に
溶解し、カーボンブラックは分散するのみである。カー
ボンブラックを添加する時期は任意であるが、先にPP
TAを硫酸に完全に溶解して、光学異方性ドープとした
のちに、カーボンブラックをそのまま、或いはH2SO
,に前も゛って分散したのちに添加する方法がカーボン
ブラックを均一に分散させる観点からは好ましい。調製
したドープは、必要なら脱気や濾過をしたのち、グイか
ら吐出して面状体の上に流延し、次いで、湿気の付与及
び必要に応じて加熱も適用して、流延ドープを光学等方
化し、該ドープを凝固させたのち、洗浄し、更に収縮を
制限しつつ乾燥することによって製造できる。そして、
任意に、例えば一方向に高強度、高ヤング率を有するフ
ィルムを所望する場合は、洗浄後の湿潤フィルムを一軸
延伸することによって達成できるし、全方向に高強度、
高ヤング率を有するフィルムを望む場合は、例えば湿潤
フィルムを二軸延伸することにより達成でき、更に寸法
安定性の良いフィルムを望むならば、例えば、乾燥後に
熱処理することもできる。
次に本発明のフィルムからプリンター用リボンをつくる
方法について説明する。
上記のように製造したカーボンブラック入りフィルムの
片面に転写用インキ層をコーティングする必要がある。
インキとしては特に限定されるものではなく熱溶融型及
び熱昇華型が使用でき、例えば、ワックスとカーボンブ
ラック及びメチルバイオレット染料のブレンドされた、
融点が約85°Cのインキを、ホットメルト式にコーテ
ィングすることができる。ワックスの代りに、例えば、
合成ポリアミドやポリエステル系のホットメルト接着剤
を使用することもできる。
このようにして、製造されたリボンは、その転写用イン
キ層を印刷しようとする紙に当て、裏の面には電源につ
ながれたプリンターヘッド(点電掻のマトリックスから
構成されている。)を当てることにより、印刷すること
ができる。
なお、本発明のフィルムはプリンター用リボン以外にも
、例えば面状発熱体としても使用できる。
〈実施例〉 ηinhが5.5のPPTAポリマーを99.7%の硫
酸にポリマー濃度13重量%で溶解し、60℃で光学異
方性のあるドープを得た。
一方、粒度約500人のカーボンブラックを99.7%
硫酸とかきまぜ、スラリーをつくった。
次いで、両者をニーダで混ぜ合わせ、重量比で(PPT
A): (カーボンブラック);(硫酸)=2:l;1
7のドープをつくった。脱気したのち、ガラス板上に流
延し、ドクターブレードで約80μmの厚さにした。次
いで、約15秒間70°Cで約80%の相対湿度の空気
中に曝したのち、約5°Cの水中にガラス板ごと投入し
て凝固させた。
凝固フィルムを2昼夜洗浄したのち、ステンレス製の枠
にはさんで定長下に200°Cで乾燥した。
得られたフィルムは、約30重量%のカーボンブラック
を含み、8μmの厚みであり、その小片を引張試験した
ところ、強度8にgusts”、伸度11%、ヤング率
370Kg/l1lI11!であった。また、カーボン
ブラックは均一に分散しており、フィルムの表面抵抗は
450オームであった。
フィルムの片面に、約85°Cの融点をもった前記のイ
ンキを5〜7μmの厚さに塗ってリボンとした。紙の上
に、出来上ったリボンのインキ層面を下にして置き、そ
の上に約75μmのタングステン電極を押しあてて、電
極に30V、45mAを約1ミリ秒印加すると、電極に
対応した形が紙の上に鮮明に印刷された。。
〈発明の効果〉 本発明の電導性フィルムからは、例えば通電プリンター
用リボンが作成でき、そのプリンター用リボンは、熱転
写プリンター用に使用できるため、音のない静かなプリ
ンターとして、タイプライタ−、コンピュータ、ワード
プロセッサー、カラービデオプリンター等に適する。
本発明の電導性フィルムからつくったリボンは耐熱性に
すぐれたフィルムをitに使っているので、印刷が鮮明
である。また、薄くてもタフなフィルムを基質に使って
いるので、高速印字が可能でプリント時間を短くでき、
かつプリンターの運転の消費エネルギーが少なくてすむ
特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電導性カーボンブラック15〜40重量%を含有する2
    〜20μmの厚みのポリ(p−フェニレンテレフタルア
    ミド)フィルム。
JP25943788A 1988-10-17 1988-10-17 電導性フイルム Pending JPH01144461A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25943788A JPH01144461A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 電導性フイルム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005255710A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Teijin Techno Products Ltd 導電性芳香族ポリアミド樹脂組成物及びそれを用いてなる導電性芳香族ポリアミド樹脂成形体

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