JPH0114427B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0114427B2 JPH0114427B2 JP58213800A JP21380083A JPH0114427B2 JP H0114427 B2 JPH0114427 B2 JP H0114427B2 JP 58213800 A JP58213800 A JP 58213800A JP 21380083 A JP21380083 A JP 21380083A JP H0114427 B2 JPH0114427 B2 JP H0114427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- tank
- chamber
- pressure
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 33
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 11
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03B—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
- F03B13/00—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates
- F03B13/12—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy
- F03B13/14—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy using wave energy
- F03B13/24—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy using wave energy to produce a flow of air, e.g. to drive an air turbine
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、主に海岸に近い辺境地や離島など
で実用電力あるいは水産物の冷凍用電力を得る目
的で実施される波力発電に係り、さらに云えば、
質の良い、長期的に安定した波力発電を行うため
に使用される波力発電用定圧化タンクの空気エネ
ルギ圧力の設定方法に関する。
で実用電力あるいは水産物の冷凍用電力を得る目
的で実施される波力発電に係り、さらに云えば、
質の良い、長期的に安定した波力発電を行うため
に使用される波力発電用定圧化タンクの空気エネ
ルギ圧力の設定方法に関する。
従来の技術
第1図は、従来の定圧化タンク方式による波力
発電システムを示している。
発電システムを示している。
波浪1の上下運動はエネルギ吸収装置2…で空
気エネルギに変換し、該空気エネルギはヘツダー
パイプ3を通じて定圧化タンク4に導き入れ、短
期的に貯蔵すると共に定圧化する。この定圧化タ
ンク4は、所定レベルまで水40を貯めた上面開
口の水槽41内に、下面を開口された空気槽42
を昇降自在に被せ、水面上の閉鎖空気が空気室4
3に形成されている。上記ヘツダーパイプ(空気
導入管)3は、その出口44を水面上に突出させ
て空気室43と接続されている。
気エネルギに変換し、該空気エネルギはヘツダー
パイプ3を通じて定圧化タンク4に導き入れ、短
期的に貯蔵すると共に定圧化する。この定圧化タ
ンク4は、所定レベルまで水40を貯めた上面開
口の水槽41内に、下面を開口された空気槽42
を昇降自在に被せ、水面上の閉鎖空気が空気室4
3に形成されている。上記ヘツダーパイプ(空気
導入管)3は、その出口44を水面上に突出させ
て空気室43と接続されている。
したがつて、ヘツダーパイプ3を通じて空気室
43内に送り込まれた空気エネルギは、空気槽4
2の自重量Wで加圧された圧力に定圧化され、短
期貯蔵されるのである。つまり、この定圧化タン
ク4の圧力設定値は固定化されている。
43内に送り込まれた空気エネルギは、空気槽4
2の自重量Wで加圧された圧力に定圧化され、短
期貯蔵されるのである。つまり、この定圧化タン
ク4の圧力設定値は固定化されている。
定圧化タンク4で定圧化された空気エネルギ
は、空気導出管5を通じてエアータービン6へ導
き、該エアータービン6の発生動力で発電機7を
回し発電が行われるのである。特開昭56−12062
号公報に記載された定圧化タンク(加圧タンク)
もおよそ同じ構成となつている。
は、空気導出管5を通じてエアータービン6へ導
き、該エアータービン6の発生動力で発電機7を
回し発電が行われるのである。特開昭56−12062
号公報に記載された定圧化タンク(加圧タンク)
もおよそ同じ構成となつている。
本発明が解決しようとする課題
上記の波力発電システムにおいて、定圧化タン
ク4は、エアータービン6に対して定常な空気エ
ネルギを安定供給するための手段であり、エアー
タービン6が最も良い効率を発揮する圧力、一般
に120mmAq〜250mmAqぐらいの空気圧力が設定さ
れている。この場合、定圧化タンク4の設定圧力
は、エネルギ吸収装置2…による波浪エネルギの
吸収効率をも考慮して決めている。何故なら、例
えば有義波高が1m以下であるのに、定圧化タン
ク4の圧力設定値が水柱1mに固定されていると、
このときエネルギ吸収装置2で吸収した空気エネ
ルギは定圧化タンク4へは入り込めず、エネルギ
吸収装置は空作動になる。従つて、定圧化タンク
4内の空気エネルギはエアタービン6によつて消
費されるにまかせるところとなり、遂には空とな
り発電不能に陥る。
ク4は、エアータービン6に対して定常な空気エ
ネルギを安定供給するための手段であり、エアー
タービン6が最も良い効率を発揮する圧力、一般
に120mmAq〜250mmAqぐらいの空気圧力が設定さ
れている。この場合、定圧化タンク4の設定圧力
は、エネルギ吸収装置2…による波浪エネルギの
吸収効率をも考慮して決めている。何故なら、例
えば有義波高が1m以下であるのに、定圧化タン
ク4の圧力設定値が水柱1mに固定されていると、
このときエネルギ吸収装置2で吸収した空気エネ
ルギは定圧化タンク4へは入り込めず、エネルギ
吸収装置は空作動になる。従つて、定圧化タンク
4内の空気エネルギはエアタービン6によつて消
費されるにまかせるところとなり、遂には空とな
り発電不能に陥る。
逆に、有義波高が2m以上であるのに定圧化タ
ンク4の圧力設定値が水柱1mに固定されている
と、定圧化タンク4には空気エネルギがどんどん
貯まるが、たちまち満杯となり、それ以上はエネ
ルギ吸収を放棄せざるを得ず、効率が悪いという
問題点があり、これらが解消すべき課題となつて
いる。
ンク4の圧力設定値が水柱1mに固定されている
と、定圧化タンク4には空気エネルギがどんどん
貯まるが、たちまち満杯となり、それ以上はエネ
ルギ吸収を放棄せざるを得ず、効率が悪いという
問題点があり、これらが解消すべき課題となつて
いる。
したがつて、本発明の目的は、波浪の状態、即
ち有義波高の大きさに応じて空気圧力の設定値を
高く又は低くコントロールする波力発電用定圧化
タンクの圧力設定方法を提供することにある。
ち有義波高の大きさに応じて空気圧力の設定値を
高く又は低くコントロールする波力発電用定圧化
タンクの圧力設定方法を提供することにある。
課題を解決するための手段
上記従来技術の課題を解決するための手段とし
て、この発明に係る波力発電用定圧化タンクの圧
力設定方法は、図面の第2図に好適な実施例を示
したとおり、 所定レベルまで水40を貯めた上面開口の水槽
41内に、下面開口の空気槽42を昇降自在に被
せ水面上の閉鎖空間を空気室43に形成し、この
空気室43に空気導入管3及び空気導出管5を接
続して成る波力発電用定圧化タンク4′において、 空気槽42の上部に載荷室47を設け、この載
荷室47に液体又は粉粒体などの載荷材48を所
定量供給し又は排出して空気槽42の自重量Wと
載荷室内の載荷材重量W′との合計荷重W+W′で
空気室43内の空気に負荷せしめ所定大きさの空
気圧力を設定することを特徴とする。
て、この発明に係る波力発電用定圧化タンクの圧
力設定方法は、図面の第2図に好適な実施例を示
したとおり、 所定レベルまで水40を貯めた上面開口の水槽
41内に、下面開口の空気槽42を昇降自在に被
せ水面上の閉鎖空間を空気室43に形成し、この
空気室43に空気導入管3及び空気導出管5を接
続して成る波力発電用定圧化タンク4′において、 空気槽42の上部に載荷室47を設け、この載
荷室47に液体又は粉粒体などの載荷材48を所
定量供給し又は排出して空気槽42の自重量Wと
載荷室内の載荷材重量W′との合計荷重W+W′で
空気室43内の空気に負荷せしめ所定大きさの空
気圧力を設定することを特徴とする。
作 用
定圧化タンク4′の載荷室47へ載荷材48を
供給すると、同載荷室47内の載荷材重量W′と
空気槽42の自重量Wとの合計荷重W+W′が空
気室43内の空気に負荷される。したがつて、前
記荷重W+W′を空気室43の横断面積Sで除し
た大きさW+W′/Sの空気圧が設定される。
供給すると、同載荷室47内の載荷材重量W′と
空気槽42の自重量Wとの合計荷重W+W′が空
気室43内の空気に負荷される。したがつて、前
記荷重W+W′を空気室43の横断面積Sで除し
た大きさW+W′/Sの空気圧が設定される。
従つて、この空気室43には、海岸のエネルギ
吸収装置2で吸収された前記設定圧力以上の圧力
の脈動空気エネルギが吸収され、かつ同設定圧力
に定圧化される。即ち、波浪の有義波高が大きい
場合には載荷室47内に載荷材48を供給して載
荷材重量W′を増大して設定圧力を大きくする。
すると同じ内容積の空気室43であつても設定圧
力が大きくなつた分だけ高圧の空気エネルギを高
密度に貯蔵でき、効率が高い。
吸収装置2で吸収された前記設定圧力以上の圧力
の脈動空気エネルギが吸収され、かつ同設定圧力
に定圧化される。即ち、波浪の有義波高が大きい
場合には載荷室47内に載荷材48を供給して載
荷材重量W′を増大して設定圧力を大きくする。
すると同じ内容積の空気室43であつても設定圧
力が大きくなつた分だけ高圧の空気エネルギを高
密度に貯蔵でき、効率が高い。
逆に、波浪の有義波高が小さいときは載荷室4
7から載荷材48を排出して載荷材重量W′を軽
減して設定圧力を下げる。すると、それなりに低
圧の空気エネルギが設定圧力の低い空気室43内
へ入り込み、その定圧化と短期貯蔵を行うことが
できる。即ち、なぎの如く波浪エネルギの小さい
ときでも、それなりに空気エネルギの吸収補充が
でき、定圧化タンクがエアータービンによる空気
エネルギの一方的消費という形で空になることは
防止され、波力発電の長期安定化と質の良い波力
発電を達成することができる。
7から載荷材48を排出して載荷材重量W′を軽
減して設定圧力を下げる。すると、それなりに低
圧の空気エネルギが設定圧力の低い空気室43内
へ入り込み、その定圧化と短期貯蔵を行うことが
できる。即ち、なぎの如く波浪エネルギの小さい
ときでも、それなりに空気エネルギの吸収補充が
でき、定圧化タンクがエアータービンによる空気
エネルギの一方的消費という形で空になることは
防止され、波力発電の長期安定化と質の良い波力
発電を達成することができる。
なお、定圧化タンク4′の圧力設定値が変動さ
れても、エアータービン6を可変エアータービン
にすると、空気エネルギの圧力変動に対してノズ
ル絞り比率を変える等の操作でタービン性状を制
御することにより、同エアータービンの発生トル
ク、回転速度を一定化でき、質の良い波力発電を
行うことが可能である。
れても、エアータービン6を可変エアータービン
にすると、空気エネルギの圧力変動に対してノズ
ル絞り比率を変える等の操作でタービン性状を制
御することにより、同エアータービンの発生トル
ク、回転速度を一定化でき、質の良い波力発電を
行うことが可能である。
実施例
次に、第2図に示した本発明の実施例を説明す
る。
る。
図中4′は定圧化タンクの全体を示している。
この定圧化タンク4′は、所定レベルまで水40
を貯めた上面開口の水槽41内に、下面開口の空
気槽42を昇降自在に被せ、水面上の閉鎖空間が
空気室43に形成されている。
この定圧化タンク4′は、所定レベルまで水40
を貯めた上面開口の水槽41内に、下面開口の空
気槽42を昇降自在に被せ、水面上の閉鎖空間が
空気室43に形成されている。
第1図のようにエネルギ吸収装置2で吸収し変
換された空気エネルギを導く空気導入管(ヘツダ
ーパイプ)3は、その出口44が水面上に高く突
出されて空気室43と接続されている。また、空
気室43内に貯めた空気エネルギを第1図のよう
にエアータービン6へ導く空気導出管5も、その
入口45がやはり水面上に高く突出されて空気室
43と接続されている。
換された空気エネルギを導く空気導入管(ヘツダ
ーパイプ)3は、その出口44が水面上に高く突
出されて空気室43と接続されている。また、空
気室43内に貯めた空気エネルギを第1図のよう
にエアータービン6へ導く空気導出管5も、その
入口45がやはり水面上に高く突出されて空気室
43と接続されている。
空気槽42の上部であつて仕切壁46で仕切ら
れた上方部分に載荷室(水室)47が設けられ、
ここに載荷材としての水48が収容されている。
載荷室47の上下の位置に給水管50と排水管5
1が接続され、各々に制御弁52,53が設置さ
れている。
れた上方部分に載荷室(水室)47が設けられ、
ここに載荷材としての水48が収容されている。
載荷室47の上下の位置に給水管50と排水管5
1が接続され、各々に制御弁52,53が設置さ
れている。
なお、載荷材としては、水以外にも砂あるいは
シヨツトなども同様に使用するとができる。
シヨツトなども同様に使用するとができる。
上記の構成であるから、給水制御弁52を開い
て載荷室47に水48を供給すると、空気槽42
の自重量Wを基礎(定数)とし、これに載荷室4
7内の水48の重量W′を変数として加えた合計
荷重W+W′が空気室43内の空気に負荷され、
同空気室43の横断面積Sで除した大きさの圧力
W+W′/Sが設定圧力となる。要するに、水4
8の増減重量分だけ設定空気圧が変化されるので
ある。
て載荷室47に水48を供給すると、空気槽42
の自重量Wを基礎(定数)とし、これに載荷室4
7内の水48の重量W′を変数として加えた合計
荷重W+W′が空気室43内の空気に負荷され、
同空気室43の横断面積Sで除した大きさの圧力
W+W′/Sが設定圧力となる。要するに、水4
8の増減重量分だけ設定空気圧が変化されるので
ある。
したがつて、排水制御弁53を開いて載荷室4
7内の水48を排出すると、水48の減少した重
量分だけ空気室43内の空気に対する設定空気圧
が低下する。
7内の水48を排出すると、水48の減少した重
量分だけ空気室43内の空気に対する設定空気圧
が低下する。
第1図のようにエネルギ吸収装置2を設置した
海洋に波高計を設置し、かつエネルギ吸収装置2
の空気ピストン室に圧力計を設置して、例えば2
時間おきに20分間程度づつ有義波高の大きさを計
測し、かつエネルギ吸収装置2の空気室内におけ
る発生空気圧を測定する。これらの測定結果に基
いて制御弁52又は53を自動制御することによ
り、波浪の現況に適応した最良の空気圧を定圧化
タンク4′に設定でき、高効率に波浪エネルギを
吸収することができる。
海洋に波高計を設置し、かつエネルギ吸収装置2
の空気ピストン室に圧力計を設置して、例えば2
時間おきに20分間程度づつ有義波高の大きさを計
測し、かつエネルギ吸収装置2の空気室内におけ
る発生空気圧を測定する。これらの測定結果に基
いて制御弁52又は53を自動制御することによ
り、波浪の現況に適応した最良の空気圧を定圧化
タンク4′に設定でき、高効率に波浪エネルギを
吸収することができる。
例えば、有義波高が1mと計測された場合には
載荷室47内の水48を抜いて定圧化タンク4′
の空気圧を水柱0.5mに低く設定する。あるいは
有義波高が2mと計測されたときは載荷室47内
の水48を増やして定圧化タンク4′の空気圧を
水柱1.0mに高く設定し、また、有義波高が3mと
計測されたときは載荷室47内の水をさらに増や
して定圧化タンク4′の空気圧を水柱1.5mとさら
に高く設定する。かくすることにより、前者の場
合にはなぎの如く波浪がおだやかなときでも、エ
ネルギ吸収装置で吸収し変換された低圧の空気エ
ネルギを定圧化タンク4′に収容でき、また、後
者の場合には強風波浪時の大きな波浪エネルギを
同じ定圧化タンク4′に内に高密度にたくさん吸
収貯蔵することができ、もつて質の良い、しかも
長期的に安定な波力発電を行うことに寄与するの
である。
載荷室47内の水48を抜いて定圧化タンク4′
の空気圧を水柱0.5mに低く設定する。あるいは
有義波高が2mと計測されたときは載荷室47内
の水48を増やして定圧化タンク4′の空気圧を
水柱1.0mに高く設定し、また、有義波高が3mと
計測されたときは載荷室47内の水をさらに増や
して定圧化タンク4′の空気圧を水柱1.5mとさら
に高く設定する。かくすることにより、前者の場
合にはなぎの如く波浪がおだやかなときでも、エ
ネルギ吸収装置で吸収し変換された低圧の空気エ
ネルギを定圧化タンク4′に収容でき、また、後
者の場合には強風波浪時の大きな波浪エネルギを
同じ定圧化タンク4′に内に高密度にたくさん吸
収貯蔵することができ、もつて質の良い、しかも
長期的に安定な波力発電を行うことに寄与するの
である。
本発明が奏する効果
以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、この発明に係る波力発電用低圧化タンクの圧
力設定方法は、エネルギ吸収装置2を設置した海
洋の波浪の現況に即応して載荷室47内の載荷材
重量W′を増減し、もつて空気室43内の空気圧
を調節するので、エネルギ吸収装置2が吸収する
波浪エネルギ(空気エネルギ)の圧力に応じた空
気エネルギの吸収、貯蔵が可能である。従つて、
波浪エネルギ吸収の効率が向上され、ひいては波
力発電の長期安定性と質の良い発電に寄与するこ
とができるのである。
て、この発明に係る波力発電用低圧化タンクの圧
力設定方法は、エネルギ吸収装置2を設置した海
洋の波浪の現況に即応して載荷室47内の載荷材
重量W′を増減し、もつて空気室43内の空気圧
を調節するので、エネルギ吸収装置2が吸収する
波浪エネルギ(空気エネルギ)の圧力に応じた空
気エネルギの吸収、貯蔵が可能である。従つて、
波浪エネルギ吸収の効率が向上され、ひいては波
力発電の長期安定性と質の良い発電に寄与するこ
とができるのである。
第1図は定圧化タンク方式の波力発電システム
を示した概念図、第2図はこの発明の圧力設定方
法が実施される定圧化タンクの概念図である。
を示した概念図、第2図はこの発明の圧力設定方
法が実施される定圧化タンクの概念図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定レベルまで水を貯めた上面開口の水槽内
に、下面開口の空気槽を昇降自在に被せその水面
上の閉鎖空間を空気室に形成し、この空気室に空
気導入管及び空気導出管を接続して成る波力発電
用定圧化タンク4′において、 空気槽42の上部に載荷室47を設け、この載
荷室47に液体又は粉粒体などの載荷材48を所
定量供給し又は排出して空気槽42の自重量Wと
載荷室内の載荷材重量W′との合計荷重W+W′を
空気室43内の空気に負荷せしめ所定大きさの空
気圧力を設定することを特徴とする定圧化タンク
の圧力設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58213800A JPS60104780A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | 波力発電用定圧化タンクの圧力設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58213800A JPS60104780A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | 波力発電用定圧化タンクの圧力設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60104780A JPS60104780A (ja) | 1985-06-10 |
JPH0114427B2 true JPH0114427B2 (ja) | 1989-03-10 |
Family
ID=16645249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58213800A Granted JPS60104780A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | 波力発電用定圧化タンクの圧力設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60104780A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01139088U (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-22 | ||
GB0809732D0 (en) * | 2008-05-29 | 2008-07-09 | Bellamy Norman W | Pneumatic structures for wave energy conversion |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612062A (en) * | 1979-07-11 | 1981-02-05 | Osamu Yoshida | Device for generating electricity by hydraulic force and pneumatic pressure |
-
1983
- 1983-11-14 JP JP58213800A patent/JPS60104780A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612062A (en) * | 1979-07-11 | 1981-02-05 | Osamu Yoshida | Device for generating electricity by hydraulic force and pneumatic pressure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60104780A (ja) | 1985-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5027000A (en) | Method and apparatus for generating electricity using wave energy | |
CN206903815U (zh) | 海上风电波浪能支撑平台 | |
WO2007009192A1 (en) | Power generation system | |
CN115013249A (zh) | 一种具有智能调谐多液柱阻尼器系统的浮式风机 | |
JPH0114427B2 (ja) | ||
JP4083393B2 (ja) | 津波実験装置 | |
US4947647A (en) | Energy storage and generation hydro well apparatus | |
CN111911389A (zh) | 一种基于柔性储气装置的自平衡水下压缩空气电力储能系统 | |
JPH0114426B2 (ja) | ||
CN212709887U (zh) | 一种实时动态调节漂浮式风机姿态的智能调载系统 | |
JPS5979076A (ja) | 水中落水方式水力発電 | |
US4284902A (en) | Wave action generating system | |
CN110566408B (zh) | 深海漂浮式抽水蓄能风力发电装置及方法 | |
JP7404864B2 (ja) | 電力管理方法及び電力管理システム | |
KR20190061333A (ko) | 부유식 해상풍력발전장치용 운동저감장치 | |
JP2559063B2 (ja) | 低波浪下における波力発電方法 | |
RU2049928C1 (ru) | Волновая энергетическая установка | |
JP2559064B2 (ja) | 定圧化タンク使用の波力発電方法 | |
CN219181431U (zh) | 一种浮潜式海上光伏发电系统 | |
JPH0118266B2 (ja) | ||
JPS62113866A (ja) | 貯水循環式水中水力発電所 | |
CN218262395U (zh) | 一种海洋天然气水合物雾化制备装置 | |
CN115750232B (zh) | 深远海浮式风机气液双控式减摇控制系统 | |
RU2688287C1 (ru) | Установка для послойного намораживания и использования природного льда при охлаждении молока | |
KR102375024B1 (ko) | 파력 펌프 보조형 해수 양수발전 시스템 |