JPH01144263A - ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はデジタル信号を用いて音楽などを記録したディ
スクをターンテーブルに装着し、レザーピックアップに
よりそのディスクの記録を読取り再生するディスク再生
装置に関する。

「従来の技術」 従来、第９図乃至第１１図に示す如く、箱形木機ケース
（１）内部に支軸（２）を介してシャーシ（３）　（４
）を上下方向に揺動自在に設け、そのシャーシ（３）（
４）にターンテーブル（５）及びレザーピックアップ（
６）を取付け、前記ターンテーブル（５）の上方にチャ
ック板（７）を対向配設すると共に、本機ケース（１）
に出入させるトレー（８）を備え、直径が１２ｃｍの大
径ディスク（８）を載せる大径ディスク支持面（１０）
と、直径が８ｃｍの小径ディスク（１１）を載せる小径
ディスク支持面（１２）とを前記トレー（８）上面に形
成し、カムギヤ（１３）の回転駆動によりトレー（８）
を摺動させて本機ケース（１）の内部定位置に挿入させ
たとき、カムギヤ（１３）の回転駆動によりシャーシ（
３）（４）を上方に揺動させてターンテーブル（５）を
上昇させ、トレー〔８）の支持面（１０）又は（１２）
に載せた大径ディスク（３）又は小径ディスク（１１）
をチャック板（７）によりターンテーブル（５）に固定
させ、再生動作を行わせる技術があった。

「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、トレー（８）上面の大径ディスク支持
面（１０）を窪ませるだけで小径ディスク支持面（１２
）を形成し、簡単な構造のトレー（８）を大径ディスク
（９）と小径ディスク（１１）とに兼用することができ
たが、シャーシ（３）（４）を上下方向に揺動させてタ
ーンテーブル（５）及びレザーピックアップ（６）をＡ
降させる構造であったから、ターンテーブル（５）及び
レザーピックアップ（８）を支持するシャーシ（３）（
４）構造の簡略化並びにレザーピックアップ（６）の支
持精度の向上などを行い得す、製造コストの低下並びに
組立時の調節など取扱い操作性の向上などを容易に図り
得ない等の問題があった。

「問題点を解決するための手段」 然るに、本発明は、径の異なる２種類のディスクを装填
できる機構を具備したディスク再生装置において、大き
いディスクに対してはトレイを引き出した状態において
トレイのガイドに沿ってディスクをトレイに取り付けら
れたディスクホルダによりトレイより浮かして装填し、
トレイの駆動機構によりトレイを収納方向に移動させデ
ィスクがターンテーブルの上方になる位置で停止させ、
次に前記ディスクホルダを下方に移動させることによっ
てディスクをターンテーブルに装填させ。

小さいディスクに対してはトレイを引き出した状ＩＥに
おいて前記ディスクホルダのガイドに沿って装填し、ト
レイの駆動機構によりトレイを収納方向に移動させディ
スクがターンテーブルの上方になる位置で停止させ、次
に前記ディスクホルダを下方に移動させることによって
ディスクをターンテーブルに装填させることを特徴とす
るものである。

「作　用」 従って、前記トレーに設けるディスクホルダを昇降させ
てターンテーブルに大径ディスク又は小径ディスクを着
脱させるから、ターンテーブル及びレザーピックアップ
などを設けるシャーシ構造の簡略化並びにレザーピック
アップの支持精度の向上などを従来よりも容易に行い得
、従来に比べて製造コストの低下並びに組立時の調節な
ど取扱い操作性の向上などを容易に図り得るものである
。

「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第１
図は要部の説明図、第２図はトレーを装着した全体平面
図であり、ディスクプレーヤキャビネットである本機ケ
ース（２１）に内設するシャーシ（２２）中央の下面側
にターンテーブルモータ（２３）を固設し、前記モータ
（２３）の出力軸（２４）をシャーシ（２２）上面側に
突出させて上端にターンテーブル（２５）を設けると共
に、レザーピックアップ（２６）を取付ける受台（２７
）を柱状レール（２８）及びガイド（２９）を介してシ
ャーシ（２２）に設けるもので、上向き姿勢のラックギ
ヤ（３０）の一端を前記受台（２７）にビス（３１）で
固定させる一方、前記シャーシ（２２）下面側にピック
アップ移動モータ（３２）を固設し、シャーシ（２２）
上面からビス（３３）　（３３）をモータ（３２）に螺
着させて取付け、前記モータ（３２）の出力軸（３４）
をシャーシ（２２）上面側に突出させ、その出力軸（３
４）に上方からウオームギヤ（３５）を嵌合させる。

また前記シャーシ（２２）上面側に軸受（３８）（３Ｂ
）を介して減速ギヤ（３７）を設け、このギヤ（３７）
軸の一端を係止爪（３９）で、また他端をビス（３８）
で回転自在に固定させると共に、前記ギヤ（３７）の大
径側をウオームギヤ（３５）に、また小径側をラックギ
ヤ（３０）に夫々噛合させ、前記モータ（３２）の正逆
転によりピックアップ（２６）を往復摺動させるように
構成している。

さらに直径が１２ｃｍの大径ディスク（４０）又は直径
が８ｃｍの小径ディスク（４１）を載せてターンテーブ
ル（２５）上に出入させるトレー（４２）を備え、トレ
ー　（４２）のディスク載せ面（４２ａ）に対しディス
ク（４０）（４１）を持上げ支持するディスクホルダ（
４３）をトレー（４２）に設けるもので、第１図の如く
、大径ディスク（４０）下面に下方から当接させる前記
ディスクホルダ（４３）のディスク中心側でディスクホ
ルダ（４３）のディスク支持面（４４）よりも低い位置
に段部（４５）を形成し、小径ディスク（４１）の外周
縁をそのディスク支持面（４４）に載せて小径ディスク
（４１）をディスクホルダ（４３）に支持させると共に
、前記ディスクホルダ（４３）のディスク支持面（４４
）に複数の弾性体突起（４Ｂ）・・・を固設させ、大径
ディスク（４０）下面側をその突起（４８）に載せて支
持させ、ディスク（４０）が損傷するのをその突起（４
６）によって防ぐように構成している。

また前記トレー（４２）の下面側に設けた一対の軸受（
４７）　（４７）及び係止爪（４８）　（４８）にホル
ダ（４３）の−対の支軸（４９）　（４９）を回転自在
に支持させ、ホルダ（４３）先端をトレー（４２）上面
側に突出支持するバネ（５０）をトレー（４２）とホル
ダ（４３）基端の間に設けるもので、ディスクホルダ（
４３）の中間で両側外方に各支軸（４９）（４８）を対
称に突出形成すると共に、バネ（５０）をトレー（４２
）とホルダ（４３）の間に介入させた状態でトレー（４
２）の一対の軸受（４７）　（４７）に前記各支軸（４
９）（４９）を回転自在に嵌着させ、トレー（４２）に
対称に一体形成した一対の係止爪（４８）　（４８）に
前記各支軸（４９）（４９）を係Ｌｆ：維持させ、ボル
ダ（４３）を上下方向に揺動させてディスク（４０）（
４１）を昇降させるように構成している。

上記のように、径の異なる２種類のディスク（４０）（
４１）を装填できる機構を具備したディスク再生装置に
おいて、大きいディスク（４０）に対してはトレイ（４
２）を引き出した状態においてトレイ（４２）のガイド
（６６）に沿ってディスク（４０）をトレイ（４２）に
取り付けられたディスクホルダ（４３）によりトレイ（
４２）より浮かして装填し、トレイ（４２）の駆動機構
によりトレイ（４２）を収納方向に移動させディスク（
４０）がターンテーブル（２５）の上方になる位置で停
止させ、次に前記ディスクホルダ（４３）を下方に移動
させることによってディスク（４０）をターンテーブル
（２５）に装填させ、小さいディスク（４１）に対して
はトレイ（４２）を引き出した状態において前記ディス
クホルダ（４３）のガイド（８６）に沿って装填し、ト
レイ（４２）の駆動機構によりトレイ（４２）を収納方
向に移動させディスク（４１）がターンテーブル（２５
）の上方になる位置で停止させ、次に前記ディスクホル
ダ（４３）を下方に移動させることによってディスク（
４１）をターンテーブル（２５）に装填させるもので、
大きいディスク（４０）と小さいディスク（４１）がそ
れぞれディスク（ａｏ）（４１）の引き出し状態におい
て段差をもって装填され、またディスクホルダ（４３）
の支持部がトレイ（４２）に回転自在に軸支されると共
に、ディスクホルダ（４３）のガイド面に複数個の弾性
体突起（４６）を設けている。

また前記ターンテーブル（２５）上面との間にディスク
（４０）（４１）を挾持するチャック板（５１）を備え
、チャックアーム（５２）先端にチャック板（５１）を
回転自在に取付け、板バネ（５３）によりそのチャック
板（５１）を下方に弾圧すると共に、チャックアーム（
５２）２！ｉ端の軸（５４）（５４）をシャーシ（２２
）上の軸受（５５）（５５）に係止爪（５６）及びビス
（５７）を介して上下に回転自在に固定させる。

そして前記トレー（４２）−側のラックギヤ（５８）に
噛合せるトレー出入ギヤ（５９）をシャーシ（２２）上
面に軸支させ、ベルト（８０）及びプーリ（８１）（ｆ
１２）及びギヤ（８３）（１３４）を介してシャーシ（
２２）下面側に設けたトレー出入モータ（６５）に前記
出入ギヤ（５９）を連結させ、シャーシ（２２）上面に
ガイド（８６）・・・を介してトレー（４２）を摺動自
在に装着し、前記モータ（６５）の正逆転によりトレー
（４２）を出入させると共に、前記チャックアーム（５
２）基端下面に突出させた昇降ピン（６７）をトレー出
入ギヤ（５９）上面の溝カム（６８）に係入させ、トレ
ー（４２）の進入終端においてカム（６８）の遊転部（
６８ａ）でカム（６日）によりチャンクアーム（５２）
を下動させる一方、それ以外のときでトレー（４２）の
進入途中及び退出時にチャックアーム（５２）を丘動支
持するように構成している。

また前記シャーシ（２２）上面にヒス（６９）　（７０
）及び長孔（７１）を介して揺動自在にホルダ開閉レバ
ー（７２）を設け、チャックアーム（５２）下面に突設
する揺動ピン（７３）を前記レバー（７２）一端に係止
させると共に、前記レバー（７２）他端に下降案内アー
ム（７４）を一体連設させ、トレー（４２）進入時、チ
ャックアーム（５２）の下動により前記レバー（７２）
を揺動させ、ディスクホルダ（４３）の係止軸体（７５
）に前記案内アーム（７４）を係合させ、このアーム（
７４）の当接によりホルダ（４３）を下降させるもので
、チャックアーム（５２）のディスク挾着動作と連動し
て前記レバー（７２）を揺動させ、トレー（４２）の収
納動作によりディスクホルダ（４３）を下降退入させて
ディスク（４０）（４１）から離反させ、ターンテーブ
ル（２５）及びチャンク板（５１）によりディスク（４
０）（４＋）を支持させるように構成している。

さらに、前記シャーシ（２２）上面にロック部材である
ロックピン（７６）を立設固定すると共に、上向き円錐
台形の開口（７７）をディスクホルダ（４３）先端側に
開設し、トレー（４２）の収納動作によりディスクホル
ダ（４３）が退入して下降したとき、そのホルダ（４３
）の開口（７７）にロックビン（７６）が係入し、トレ
ー（４２）の出入（前後）方向の遊動を阻ｌ二すべく構
成している。

本実施例は上記の如く構成するもので、トレー出入モー
タ（６５）制御によりトレー（４２）を本機ケース（２
１）から退出させ、トレー（４２）のディスク載せ面（
４２ａ）に大径ディスク（４０）又は小径ディスク（４
１）を載せ、ディスクホルダ（４３）のディスク支持面
（４４）の突起（４６）により大径ディスク（４０）を
、又はディスクホルダ（４３）のディスク支持面（４４
）により小径ディスク（４１）を持上げ支持させると共
に、前記モータ（６５）の逆転によりトレー（４２）を
シャーシ（２２）上に進入させ、トレー（４２）を設定
位置に収納させることにより、トレー出入ギヤ（５９）
が遊転し、溝カム（６８）により昇降ピン（６７）を押
してチャックアーム（５２）を下降させ、チャック板（
５１）と下方のターンテーブル（２５）の間にディスク
（４０）又は（４１）を挾む。前記チャックアーム（５
２）の下降と連動して揺動ピン（７３）により開閉レバ
ー（７２）を揺動させ、レバー（７２）の案内アーム（
７４）をディスクホルダ（４３）の軸体（７５）に当接
させ、そのアーム（７４）により軸体（７５）を介して
ディスクホルダ（４３）を下降させ、このホルダ（４３
）をディスク（４０）又は（４１）から離反させてディ
スク（４０）又は（４１）の装着を完了する。前記ディ
スクホルダ（４３）の下降により、シャーシ（２２）上
面のロックビン（７６）にホルダ（４３）の開口（７７
）が係入し、トレー（４２）が出入方向に遊動するのを
防ぐ。

そしてターンテーブルモータ（２３）を駆動してターン
テーブル（２５）を回転させると共に、各ギヤ（３０）
（３５）（３７）を介してピックアップモータ（３２）
の正逆転により受台（２７）を往復動させ、ディスク（
４０）又は（４１）を支持するターンテーブル（２５）
に対し放射方向にピックア・ンブ（２６）を直線移動さ
せ、ピックアップ（２Ｂ）によりディスク（４０）又は
（４１）の記録信号を読取って再生するものである。

なお、前記段部（４５）の直径寸法を小径ディスク（４
１）より若モ大径とし、その段部（４５）に小径ディス
ク（４１）を載せることも容易に行えるものである。

「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、径の異なる２
種類のディスク（４０）　（４１）を装填できる機構を
具備したディスク再生装置において、大きいディスク（
４０）に対してはトレイ（４２）を引き出した状態にお
いてトレイ（４２）のガイド（６６）に沿ってディスク
（４０）をトレイ（４２）に取り付けられたディスクホ
ルダ（４３）によりトレイ（４２）より浮かして装填し
、トレイ（４２）の駆動機構によりトレイ（４２）を収
納方向に移動させディスク（４０）がターンテーブル（
２５）の上方になる位置で停止させ１次に前記ディスク
ホルダ（４３）を下方に移動させることによってディス
ク（４０）をターンテーブル（２５）に装填させ、小さ
いディスク（４りに対してはトレイ（４２）を引き出し
た状態において前記ディスクホルダ（４３）のガイド（
６８）に沿って装填し、トレイ（４２）の駆動機構によ
りトレイ（４２）を収納方向に移動させディスク（４１
）がターンテーブル（２５）の上方になる位置で停止さ
せ１次に前記ディスクホルダ（４３）を下方に移動させ
ることによってディスク（４１）をターンテーブル（２
５）に装填させるもので、前記トレー（４２）に設ける
ディスクホルダ（４３）を昇降させてターンテーブル（
２５）に大径ディスク（４０）又は小径ディスク（４１
）を着脱させるから、ターンテーブル（２５）及びレザ
ーピンクアップ（２６）などを設；するシャーシ（２２
）構造の簡略化並びにレザーピックアップ（２６）の支
持精度の向上などを従来よりも容易に行うことができ、
従来に比べて製造コストの低下並びに組立時の２ｇ！節
など取扱い操作性の向上などを容易に図ることができる
等の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部の説明図。 第２図は全体の平面図、第３図は同底面図、第４図はト
レーの平面図、第５図は同底面図、第６図はキャッチア
ーム取付説明図、第７図はホルダ開閉レバー取付説明図
、第８図はディスクホルダ取付説明図、第９図乃至第１
１図は従来技術を示す説明図である。 （４０）・・・　　大径ディスク （４１）・・・　　小径ディスク （４２）・・・　　　　　　　ト　　　　　　　し　　
　　　　−（４３）・・・　　ディスクホルダ （４４）・・・　　ディスク支持面 （４５）・・・　　　段　　　　　　　部（４６）・・
・　タｉ性突起

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）径の異なる２種類のディスクを装填できる機構を
   具備したディスク再生装置において、大きいディスクに
   対してはトレイを引き出した状態においてトレイのガイ
   ドに沿ってディスクをトレイに取り付けられたディスク
   ホルダによりトレイより浮かして装填し、トレイの駆動
   機構によりトレイを収納方向に移動させディスクがター
   ンテーブルの上方になる位置で停止させ、次に前記ディ
   スクホルダを下方に移動させることによってディスクを
   ターンテーブルに装填させ、小さいディスクに対しては
   トレイを引き出した状態において前記ディスクホルダの
   ガイドに沿って装填し、トレイの駆動機構によりトレイ
   を収納方向に移動させディスクがターンテーブルの上方
   になる位置で停止させ、次に前記ディスクホルダを下方
   に移動させることによってディスクをターンテーブルに
   装填させることを特徴とするディスク再生装置。
2. （２）前項のディスク再生装置において大きいディスク
   と小さいディスクがそれぞれディスクの引き出し状態に
   おいて段差をもって装填されることを特徴とするディス
   ク再生装置。
3. （３）１項及び２項のディスク再生装置においてディス
   クホルダの支持部がトレイに回転自在に軸支されている
   ことを特徴とするディスク再生装置。
4. （４）１項及び２項及び３項のディスク再生装置におい
   て、ディスクホルダのガイドに複数個の弾性体突起を設
   けたことを特徴とするディスク再生装置。