JPH01144201A - ヘッドドラムの組立方法 - Google Patents

ヘッドドラムの組立方法

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Publication number
JPH01144201A
JPH01144201A JP30291887A JP30291887A JPH01144201A JP H01144201 A JPH01144201 A JP H01144201A JP 30291887 A JP30291887 A JP 30291887A JP 30291887 A JP30291887 A JP 30291887A JP H01144201 A JPH01144201 A JP H01144201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
flange
stator
drum
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP30291887A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Nishihara
八州夫 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP30291887A priority Critical patent/JPH01144201A/ja
Publication of JPH01144201A publication Critical patent/JPH01144201A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダ等の回転ドラムを有す
るヘッドドラムの組立方法に関する。
従来の技術 ビデオテープレコーダ等のヘッドドラム組立体は、ベー
ス上に固定される下部ドラムと、その上部に装着される
上部ドラムからなり、下部ドラムの下部には、駆動モー
タが組付けられている。下部ドラムの中心部には、モー
タのロータに軸結された駆動軸が回転可能に支持されて
いる。駆動軸は、下部ドラムから上方に突出されている
。この突出された駆動軸には、フランジが加熱圧入によ
って嵌合され回転可能に支持されている。上部ドラムは
、フランジに組付けられている。上部ドラムの下面には
、複数の磁気ヘッドが周方向に間隔をあけて装着されて
いる。
下部ドラムの内部には、ロータリートランスのステータ
が配置されている。一方、フランジの下端には、ロータ
リートランスのロータがステータと一定の間隙をあけて
相対向して組付けられている。ロータリートランスのス
テータとロータとには、その周方向にコイルが相対応し
て夫々形成されており、一方のコイルの磁束の変化によ
って他方のコイルに電流変化を生じさせ、固定された下
部ドラム側と回転される上部ドラム側との間で信号の授
受が行われるようになっている。ステータとロータの間
に形成されるギャップは、信号の授受が効率良く正確に
行えるようにするために微小な値で精度よく形成されて
いる。
以上の様なヘッドドラムの構成において、ロータリート
ランスのロータを接着しているフランジは、所定の温度
に加熱後、モータの駆動軸に圧入嵌合されている。この
従来のヘッドドラム組立方法において、フランジを駆動
軸に加熱圧入して嵌合するに当り、ロータリートランス
のステータとロータとの間に微小な値で高精度のギャッ
プを形成するために、予め、ステータとロータとの間に
所定の厚さのスペーサを介挿する様にしていた。
そして、フランジを駆動軸に嵌合しギャップの値を調整
した後に、スペーサを取り除いていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のヘッドドラム組立方法においては
、フランジを駆動軸に嵌合するに当り、予め、ロータリ
ートランスのステータとロータとの間にスペーサを介挿
し、フランジを駆動軸に嵌合してギャップの大きさを調
整しているので、組立時にスペーサを組立ての補助部材
として必要とするという問題点があった。
また、フランジの組立後において、ステータとロータと
の間からスペーサを取り除かなければならず、この取り
除きのためにドラム側面に取出し口を形成したり、狭い
空間部から取出す必要があるために面倒な作業を必要と
する等の問題点があった。
この発明は、以上の点に鑑み提案されたもので、フラン
ジをモータの駆動軸に圧入嵌合するに当り、ロータリー
トランスのステータとロータとの間にスペーサ等の補助
部材を介挿することなしに、このステータとロータとの
間にギャップを精度の良い値で正確に設定できるヘッド
ドラム組立方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、この発明は、ロータリート
ランスのロータを組付けたフランジをモータの駆動軸に
加熱圧入して嵌合するに当り、フランジの材料及び加熱
圧入時の温度を予め所望に選定し、ロータを下部ドラム
に配置されたロータリートランスのステータに当接する
まで圧入させ、加熱圧入後の冷却されて収縮した常温に
おいてロータとステータとの間に所定の値のギャップを
形成させる方法を採用した。
作用 フランジは、駆動軸に加熱圧入されたときにフランジに
組付けたロータリートランスのロータが下部ドラムに配
置したステータに当接するまで圧入される。そして、冷
却された常温においてフランジが収縮してロータとステ
ータとの間にギャップが形成される。このギャップの値
は、予め選定したフランジの材料、フランジの寸法及び
加熱の温度によって設定される。
実施例 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、この発明方法で組立てられたヘッドドラム組
立体の断面図を示すもので、ベース上に固定される下部
ドラム10と、下部ドラム10の下端面に組付けられた
駆動モータ11と、下部ドラム10の上側に回転可能に
組付けられ、駆動モータ11によって回転される上部ド
ラム12とにより構成されている。
下部ドラム10の中心部には、駆動軸13が一対の軸受
け14.14によって回転可能に支持されている。駆動
軸13の下端には、駆動モータ11のロータ111が取
付けられている。駆動モータ11のステータ112は下
部ドラム10の下端面に組付けられている。駆動軸13
は上部ドラム12の上方へ突出され、その突出端部にフ
ランジ15の中心部に形成された貫通孔151が圧入嵌
合されている。これにより、フランジ15が駆動軸13
に嵌合支持されている。上部ドラム12は、フランジ1
5に上方から載せられた後、ネジ121によってネジ止
めされて組付けられており、このフランジ15を介して
駆動軸13に回転可能に支持されている。上部ドラム1
2は、下部ドラム10とほぼ等しい直径を有し、その下
面には複数の磁気(ビデオ)ヘッド18.18・・・が
周方向に間隔をおいて装着されている。磁気ヘッド16
.16・・・は、先端ヘッド部が下部ドラム10と上部
ドラム12との間に形成された間隙部にあり、この間隙
部からドラム周面にわずかに突出している。
下部ドラム10の上部は、上方に開放された内部中空の
円筒ドラム形状になっており、この内空17にロータリ
ートランスのステータ20が接着等によって固着されて
配置されている。フランジ15の下端には、ステータ2
0に相対向してロータリートランスのロータ21が接着
等によって固着されて組付けられている。ステータ20
とロータ21の夫々の対向面は微小な値1のギヤツブ2
2を持って隔てられている。ステータ20とロータ21
の互いの対向面には、夫々周方向にコイル201.21
1が組付けられて配置されている。
コイル201は、リード線等でベース側の増幅回路に電
気的に接続されている。コイル211は、リード線等で
磁気ヘッド16.16・・・と電気的に接続されている
次に、第2図、第3図によって本発明によるヘッドドラ
ムの組立方法を説明する。
まず、第2図に示すように、下部ドラム10の中空17
にステータ20を配設し接着固定する。
次に、下部ドラム10の中心部にモータのベアリング一
体型駆動軸13を熱圧入によって装着する。
一方、フランジ15の下端には、接着等によりロータリ
ートランスのロータ21をステータ20に対向させて配
設する。これらステータ20、ロータ21の夫々の対向
面には、コイル201.211を周方向に沿って組付け
る。そして、フランジ15を電気加熱燻等によって均一
に加熱し膨脂させた後、第2図の矢印Aで示す方向から
貫通孔151に駆動軸13を圧入する。実際には、駆動
軸13を有する下部ドラム10を固定しておき、フラン
ジ15の側を上方から圧入させる。
この圧入に当っては、第3図に示すようにロータ21が
ステータ20に当接するまで圧入する。
その後、フランジ15は、自然冷却をすると数分後には
、常温に至って収縮し駆動軸13に確実に嵌合固定され
る。これと共に、フランジ15の軸方向の収縮部分15
2の収縮によってロータ21とステータ20との間にギ
ャップ22が形成される。収縮部分152の軸方向の長
さを加熱時にAとし、常温の状態での長さをA“とする
とギャップ22のイ直1は1=A−A’となる。例えば
、フラン′)15の材料をアルミニウムとした場合、加
熱温度を約80℃として加熱圧入すれば、冷却後に1=
30〜50ミクロンの値のギャップ22を形成すること
ができる。従って、所定の値lのギャップ22を得よう
とする場合は、予め、1=A−A’なる関係が得られる
ような材料、フランジ寸法を決めてフランジ15を形成
し、かつその加熱温度を所望値に選定すればよい。ここ
で、加熱温度は、余り高温であると、ロータ21がはが
れたりする惧れがあるので、ロータ21がフランジ15
に接着された状態からはがれない程度の温度に選定され
ている。このようにしてフランジ15を駆動軸13に嵌
合支持させた後、フランジ15の上方から上部ドラム1
2を載せて組付ける。そして、上部ドラム12に装着し
た磁気ヘッド16.16・・・とロータ21とをリード
線で電気的に接続すると、ヘッドドラムの組立てが完了
する。
なお、実施例においては、本方法をビデオテープレコー
ダのヘッドドラム組立体に適用した場合について説明し
たが、この発明はこれに限定されるものでなく、回転ヘ
ッド方式デジタルオーディオテープレコーダ、その他の
回転ドラムを何するヘッドドラム組立体にも適用可能で
あることは勿論である。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ロータリートランスの
ロータを組付けたフランジを駆動軸に加熱圧入して嵌合
するに当り、フランジが加熱圧入後に自然冷却されて収
縮する度合を予め材料、フランジ寸法、加熱温度によっ
て選定することができるため、フランジを駆動軸に加熱
圧入してロータをステータまで当接させ、その後、自然
冷却させるだけでロータとステータとの間に所定の値の
ギャップを簡単に形成することができる。従って、所定
値のギャップを形成するに当り、組立て補助部材として
のスペーサ等を用いる必要がなくなり、組立作業が簡略
化され、自動化し易くなるヘッドドラムの組立方法が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で組立られたヘッドドラム組立体を
示す断面図、第2図は本発明方法における加熱圧入によ
ってフランジを駆動軸に取付ける状態を示す断面図、第
3図は本発明方法における加熱圧入によってフランジを
駆動軸に圧入嵌合した状態を示す断面図である。 10・・壷下部ドラム、 12#参〇上部ドラム、 13・―Φ駆動軸、 16・・・磁気ヘッド、 20・・・ステータ、 21・・・ロータ、 22・・・ギャップ、 201.211・・・コイル。 特許出願人  日本電気ホームエレクトロ第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロータリートランスのロータを組付けたフランジ
    をモータの駆動軸に加熱圧入して嵌合するに当り、該フ
    ランジの材料及び加熱圧入時の温度を予め所望に選定し
    、前記ロータを下部ドラムに配置された前記ロータリー
    トランスのステータに当接するまで圧入させ、前記加熱
    圧入後の冷却されて収縮した常温において前記ロータと
    ステータとの間に所定の値のギャップを形成させること
    を特徴とするヘッドドラムの組立方法。
JP30291887A 1987-11-30 1987-11-30 ヘッドドラムの組立方法 Pending JPH01144201A (ja)

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JP30291887A JPH01144201A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 ヘッドドラムの組立方法

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JPH01144201A true JPH01144201A (ja) 1989-06-06

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JP (1) JPH01144201A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100465165B1 (ko) * 2002-10-07 2005-01-13 삼성전자주식회사 테이프 레코더의 헤드드럼 조립체
JP2006213453A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Sanki Eng Co Ltd コンベヤホイール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100465165B1 (ko) * 2002-10-07 2005-01-13 삼성전자주식회사 테이프 레코더의 헤드드럼 조립체
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