JPH01144095A - マルチメディアデータ提示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マルチメディアデータ提示装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のマルチメディアデータ提示装置には提示の手段に
２種類あった。１つはデータベースに登録されているメ
ディアをシークエンシャルに出力する手段である。この
手段によれば、１つのメディアデータをデータベースか
ら検索し、検索したメディアデータをロードし、提示部
に送るという動作を繰り返して、マルチメディアデータ
提示が実現された。

もう１つは別々のデータベースに登録されているメディ
アデータを並列に出力する手段である。

この手段によれば、２つ以上のメディアデータをそれぞ
れのメディアデータベースがら検索し、検索したメディ
アデータを並列にロードし、提示部に送るという動作を
通じて、メディアデータは並列に出力され、マルチメデ
ィアデータ提示が実現された。

マルチメディアデータの提示においては、メディアデー
タを並列に出力することによって単一メディアでは実現
できない効果を生み出すことが可能である。例えば、音
声ナレーションが流れているときに、ナレーションに応
じた静止画を数枚タイミングをとって出力するというよ
うなことは並列提示の活用例といえる。したがって、並
列にマルチメディアデータの提示を行うという手段が通
常使用されていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のマルチメディアデータ提示装置は、複数
のメディアデータを並列に出力できる構造を有していて
も、各メディアデータをデータベースからサーチし、ロ
ードする時間（以下段どり時間と呼ぶ）を考慮に入れて
いなかったために、厳密にタイミングをとることができ
ないという欠点があった。

例えば、テキストと音声を同時に出力するようにスケジ
ューリングし、提示の手続きを実行しても、テキストと
音声のデータベースに係わる装置や方法の違いによって
、テキストのサーチ時間及びロード時間が音声のサーチ
時間及びロード時間と異なっているため、実際の提示タ
イミングがずれることがあった。このようなずれは、た
とえ文字と音声が１文字分ずれただけでも人間に不快感
を与え、マルチメディアデータ提示の効果を小さくする
原因となった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のマルチメディアデータ提示装置は、動画、静止
画、音声、グラフィック、テキストなどのマルチメディ
アデータを提示するマルチメディアデータ提示装置にお
いて、予じめ前記マルチメディアデータを貯えるデータ
ベースと、マルチメディアデータ提示のためのスケジュ
ールを入力する入力手段と、前記入力されたスケジュー
ルを基に提示制御を行う制御手段と、前記データベース
の予じめ抽出もしくは設定された段どり時間に応じて前
記入力されたスケジュールに補正を加えて補正の内容に
基づき前記データベースを制御する補正手段と、前記制
御手段がらの指令により前記データベースからのマルチ
メディアデータを提示する出力手段とを有している。

〔実施例〕

次に本発明について図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。入
力手段１はスケジュール入力部から成る９制御手段２は
スケジュール解析部２１．コマンド発行部２２から成る
。出力手段３はマルチメディアデータ提示処理部３１．
提示部３２がら成る。データベース４は動画データベー
ス４１．静止画データベース４２．音声データベース４
３゜グラフィックデータベース４４．テキストデータベ
ース４５から成る。補正手段５は段どり補正部５１、デ
ータベース補正制御部５２がら成る。

前記スケジュール入力部１は、マル、チメディアデータ
提示のスケジュールの入力を行うためのものである。ま
た、その内容はスケジュール解析部２１に伝達される。

前記スケ−ジュール解析部２１は、スケジュール入力部
１からスケジュールデータを獲得した後、スケジュール
データを解析し、メディアごとにいつデータベースに起
動をかけるかの制御情報を作りだす。また、制御情報に
は、段どり補正部５１によりデータベースのサーチ時間
及びロード時間などの提示に係わる段どり時間の補正情
報が加えられる。前記段どり補正部５１は、スゲジュー
ル解析部２１で作成される制御情報に補正情報を加える
ものである。前記コマンド発行部２２は、スケジュール
解析部２１がら送られてきた制御情報に基づき、タイミ
ングを計りながらマルチメディアデータ提示処理部３１
にコマンドを発行する。また、制御情報に付加された補
正情報に基づきデータベース補正制御部５２にもコマン
ドを発行する。前記データベース補正制御部５２は、コ
マンド発行部２２の指示に基づき、マルチメディアデー
タ提示処理部３１の先回りをして、メディアデータベー
ス４に対してメディアデータをサーチし、ロードの準備
をするように指令する。前記マルチメディアデータ提示
処理部３１は、コマンド発行部２２からの指令に基づき
、メディアデータベース４（動画データベース４１．静
止画データベース４２．音声データベース４３．グラフ
ィックデータベース４４．テキストデータベース４５か
らデータを読み出し、ウィンドレイアウト、スパーイン
ポーズなどの画像処理及び音声データのデジタル／アナ
ログ変換処理などを行った後、その結果を提示部３２に
送る。

前記メディアデータベース４は、動画データベース４１
．静止画データベース４２．音声データベース４３．グ
ラフィックデータベース４４．テキストデータベース４
５などから成り、それぞれに予じめメディアデータが格
納してあり、データベース補正制御部５２からの指令に
基づきメディアデータをサーチし、ロードの準備をし、
マルチメディアデータ提示処理部３１の指令に基づきメ
ディアデータを出力する。前記提示部３２は、マルチメ
ディアデータ提示処理部３１から送られてくる画像デー
タや音声データを人間に視聴できる形にして出力する。

第２図は、マルチメディアデータ提示スケジュールの１
例を示す図である。メディアデータ２−１を時刻２−３
に出力し、メディアデータ２−２を時刻２−４で出力す
る場合を示している。第２図に示すメディアデータの出
力開始時刻（２−３，２−４）と出力終了時刻（２−５
，２−６）をデータとしてスケジュール入力部１から入
力すると、そのスケジュールのデータはスケジュール解
析部２１に伝えられる。スケジュール解析部２１では、
段どり補正部５１からの付加情報が加えられ、提示のた
めの制御情報が作られる。すなわち、メディアデータ２
−１のデータベースのサーチ時間及びロード時間がメデ
ィアデータベースの特性から抽出、もしくは予じめ設定
され、続いて段どり補正部５１内で付加情報の形に加工
された上で、スケジュール解析部２１で作成されるメデ
ィアデータ２−１の提示制御情報に加えられる。これと
同じことがメディアデータ２−２についても行われる。

結局、第３図に示すようにメディアデータごとにメディ
アデータ提示のための段どり時間３−１１段どり時間３
−２がスケジュール上に加味され、段どり補正された制
御情報が作成されることになる。

スケジュール解析部２−１で作成された制御情報に基づ
き、コマンド発行部１−３は時刻２−３より早い時期、
すなわち、第３図に示すように、サーチ、ロードに必要
な時間３−１を考慮した時期にメディアデータ２−１を
提示するための先回り制御コマンドをデータベース補正
制御部５２に送り、続いて時刻２−４でメディアデータ
２−１の提示コマンドを発行する。また、メディアデー
タ２−２についても同様に時間３−２を考慮した先回り
コマンドを発行した後、提示コマンドを発行する。デー
タベース補正制御部５２では、コマンド発行部２２から
の先回り制御コマンドが解釈され、目的のメディアデー
タベース４（動画データベース４１．静止画データベー
ス４２．音声データベース４３．グラフィックデータベ
ース４４、テキストデータベース４５）に対して、これ
から読み出される予定のメディアデータ２−１のサーチ
とロードの準備の指令が出される。マルチメディアデー
タ提示処理部３１では、コマンド発行部２２の提示コマ
ンドが受は付けられ、メディアデータベース４（動画デ
ータベース４１．静止画データベース４２．音声データ
ベース４３．グラフィックデータベース４４．テキスト
データベース４５）でロードの準備が完了しているメデ
ィアデータ２−１が読み出される。読み出されたメディ
アデータ２−１は、マルチメディアデータ提示処理部３
１においてウィンドレイアウト、スーパーインポーズな
どの提示のためのデータ処理がリアルタイムでなされ、
提示部３２において人間に視聴できるように変換され出
力される。メディアデータ２−２についても、同じよう
な作業が適用され、第２図で予定していたタイミング通
り、メディアデータがメディアデータ提示処理部１−４
を通じて、提示部１−５から出力されることになる。第
３図に示すようにスケジュール通りであって、しかも、
両メディアを並列（３−３＞に提示することが可能とな
る。

〔発明の効果〕

本発明によるマルチメディアデータ提示装置は以上の通
りであり、次に述べる効果がある。従来装置ではメディ
アデータの並列提示の厳密なタイミング制御はできなか
ったが、本発明によればメディアデータの提示に関する
段どり時間を考慮することができるので、厳密なタイミ
ングでメディアデータの並列提示が実現できるようにな
り、マルチメディアデータ提示の効果的な利用が可能に
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図はマルチメ
ディアデータ提示を行うためのメディアデータ出力スケ
ジュールの一例を示す図、第３図は本発明により第２図
のスケジュールに補正が加えられたことを示す図である
。 １・・・スケ−ジュール入力部、２・・・制御手段、３
・・・出力手段、４・・・データベース、５・・・補正
手段、２１・・・スケジュール解析部、２２・・・コマ
ンド発行部、３１・・・マルチメディアデータ提示処理
部、３２・・・提示部、４１・・・動画データベース、
４２・・・静止画データベース、４３・・・音声データ
ベース、４４・・・グランフィックデータベース、４５
・・・テキストデータベース、５１・・・段どり補正部
、５２・・・データベース補正制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 動画、静止画、音声、グラフィック、テキストなどのマ
   ルチメディアデータを提示するマルチメディアデータ提
   示装置において、予じめ前記マルチメディアデータを貯
   えるデータベースと、マルチメディアデータ提示のため
   のスケジュールを入力する入力手段と、前記入力された
   スケジュールを基に提示制御を行う制御手段と、前記デ
   ータベースの予じめ抽出もしくは設定された段どり時間
   に応じて前記入力されたスケジュールに補正を加えて補
   正の内容に基づき前記データベースを制御する補正手段
   と、前記制御手段からの指令により前記データベースか
   らのマルチメディアデータを提示する出力手段とを備え
   たことを特徴とするマルチメディアデータ提示装置。