JPH01143857A - ピリジン‐2,3‐ジカルボン酸誘導体の製造方法 - Google Patents

ピリジン‐2,3‐ジカルボン酸誘導体の製造方法

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JPH01143857A
JPH01143857A JP62303737A JP30373787A JPH01143857A JP H01143857 A JPH01143857 A JP H01143857A JP 62303737 A JP62303737 A JP 62303737A JP 30373787 A JP30373787 A JP 30373787A JP H01143857 A JPH01143857 A JP H01143857A
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pyridine
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JP62303737A
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Shigeji Nagamatsu
永松 茂治
Toshihiko Yoshimaru
吉丸 俊彦
Masayuki Ando
昌幸 安藤
Yoichiro Moriwaki
森脇 曜一郎
Takeaki Saeki
佐伯 毅明
Koubee Oki
沖 恒平衛
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Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
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Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般式HID: (式中、R1、R2およびR3は水素原子、直鎖もしく
は分枝鎖で飽和もしくは不飽和の脂肪族基、置換もしく
は非置換環状脂肪族基、または置換もしくは非置換芳香
族基を表わす)で示されるピリジン−2,3−ジカルボ
ン酸誘導体の製造方法に関する。さらに詳しくは、一般
式(I):(式中、R1は水素原子、直鎖もしくは分枝
鎖で飽和もしくは不飽和の脂肪族基、置換もしくは非置
換環状脂肪族基、または置換もしくは非置換芳香族基を
表わす)で示される化合物(以下、化合物(1)という
)および一般式(■):(式中、R2およびR3は水素
原子、直鎖もしくは分枝鎖で飽和もしくは不飽和の脂肪
族基、置換もしくは非置換環状脂肪族基、または置換も
しくは非置換芳香族基を表わす)で示される化合物(以
下、化合物(II)という)に脱水縮合と酸化とを同時
に行なわしめて、一般式(5)で示されるピリジン−2
,3−ジカルボン酸誘導体を製造する方法に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点] 一設入圓で示されるピリジン−2,3−ジカルボン酸誘
導体は、2−(2−イミダシリン−2−イル)ピリジン
類の合成中間体としてとくに有用である。該2−(2−
イミダシリン−2−イル)ピリジン類は農耕作物および
園芸作物の側杖分岐量、若芽発生量、開花量および収穫
量を増加させる効果があることが開示されている(特開
昭57−24301号公報参照)。
ところで、従来より一設入圓で示されるピリジン−2,
3−ジカルボン酸誘導体の製造方法としては一般的には
以下にのべる方法が知られている。
たとえば、反応式(1): (式中、Xは塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原子を
表わす)に示されるように、N−置換−l−アザジエン
と親電子性オレフィンとを反応させて5−置換ピリジン
−2,3−ジカルボン酸誘導体を製造する方法(ヨーロ
ッパ特許出願公開第01111221号明細書(198
5)参照)、また、反応式(2): に示されるように、2−メチル−5−置換ピリジンとア
ミノ酸アミドをイオウの存在下に反応させたのち、N2
雰囲気下でアルキルリチウム、炭酸ガスにより2−メチ
ル−5−置換ピリジンの3位にカルボキシル基を導入し
、ついで2位を通常の技術で加水分解して5−置換ピリ
ジン−2,3−ジカルボン酸を製造する方法(ヨーロッ
パ特許出願公開第0095104号明細書(19H)参
照)、さらに、反応式(3): や反応式(4): h に示されるように、原料となるキノリンまたは、その誘
導体をオゾンあるいは過マンガン酸カリウムなどの酸化
剤で酸化してベンゼン環を開裂させピリジン−2,3−
ジカルボン酸またはその誘導体を合成する方法(レフエ
イル・デスパトラファウクス・ヒミイクエス・デス・ペ
イスーバス(Ree、Trav、Chlm、)74.2
41(1955) 、ジャーナル・オブ・オーガニック
・ケミストリー(J、Org。
Che+*、)1B、151B(1953))があげら
れる。しかしながら、これらの方法はいずれも、原料が
高価で、その合成が困難で、かつ取り扱いに危険度の高
いものであり、容易に入手できないという問題点、最終
物質の収率が低く、また副生成物が多く純度の高い製品
をうるために多大の労力を必要とするという問題点、産
業廃棄物が多く発生するという問題点、反応温度が反応
式(1)の方法では50℃、反応式(2)の方法では一
78℃、反応式(3)の方法では一25℃に制御しなけ
ればならず工業的でないという問題点など多くの問題点
がある。本発明は、農薬の合成中間体として有用な一般
式面で示されるピリジン−2,3−ジカルボン酸誘導体
を安価で入手および合成が容易な原料を用いて、工業的
に制御しやすい反応条件下で安全にしかも容易に高収率
、高純度で製造する非常にすぐれた方法を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] しかして本発明者らは、従来技術の問題点に鑑み鋭意検
討を重ねた結果、化合物(1)と化合物(I)を、適当
な触媒の存在下に、脱水縮合環化させることにより効率
よく一般式面で示されるピリジン−2,3−ジカルボン
酸誘導体を製造しうろことを見出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち本発明は、一般式(I): C式中、R1は水素原子、直鎖もしくは分枝鎖で飽和も
しくは不飽和の脂肪族基、置換もしくは非置換環状脂肪
族基、または置換もしくは非置換芳香族基を表わす)で
示される化合物(以下、化合物(1)という)と一般式
(■):(式中、R2およびR3は水素原子、直鎖もし
くは分枝鎖で飽和もしくは不飽和の脂肪族基、置換もし
くは非置換環状脂肪族基、または置換もしくは非置換芳
香族基を表わす)で示される化合物(以下、化合物(I
)という)とを、溶媒中または無溶媒で触媒の存在下に
反応させることを特徴とする一般式(I): (式中、R1、R2およびR3は前記と同じ)で示され
るピリジン−2,3−ジカルボン酸誘導体の製造方法に
関する。
[実施例] 本発明の目的化合物である一設入圓で示されるピリジン
−2,3−ジカルボン酸誘導体は、化合物(I)と化合
物(I[)とを反応式(5):(式中、R1、R2およ
びR3は前記と同じ)で示されるように酸の存在下に脱
水縮合環化せしめることによりえられる。反応式(5)
の反応においては、化合物(1)を化合物(I)1モル
に対して1.0〜2.0モル、とくに1.1モル加える
と該反応が高収率で進行するので好ましい。
本発明の出発原料として用いられる化合物(1)は、安
価で入手が容易な原料であるアルデヒド類とホルムアル
デヒドとを公知の方法にしたがって縮合させることによ
り容易にえられる。また化合物(1)も種々の公知の合
成ルートにしたがって容易に合成することが可能である
(西独国特許出願公開第3025350号明細書参照)
本発明に用いられる化合物(1)のR1基は、水素原子
、直鎖もしくは分枝鎖で飽和もしくは不飽和の脂肪族基
、置換もしくは非置換環状脂肪族基、または置換もしく
は非置換芳香族基である。具体的には、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基
、ベンジル基、フェニル基、ビニル基、シクロヘキシル
基、4−メチルシクロヘキシル基、P−トリル基などを
例示することができる。化合物CI[]としては、]2
−アミノマレインのメチルエステル、エチルエステル、
プロピルエステル、ブチルエステル、ベンジルエステル
、フェニルエステル、アリルエステル、シクロヘキシル
エステル、4−メチルシクロヘキシルエステル、P−ト
リルエステルなどを具体的に例示することができる。
本発明において触媒として用いる酸としては、無機酸、
有−酸のいずれでもよく、とくに限定されないが具体的
には、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫
酸、塩酸、リン酸、酢酸または安息香酸などを例示する
ことができる。
また、それらを適宜、混合比率を選択して2種以上組み
合わせて用いてもよい。酸触媒の添加量は、化合物(■
)1モルに対し、0.01モル以上が好ましく、0.0
1モル未満のばあい、反応速 。
度が非常に遅く生産効率がわるい。さらに好ましくは、
0.05モル以上であるのがよい。
本発明において、反応条件は非常に工業的に制御しやす
いものであり、かつその反応は終始安全に行なわれ、反
応時間は、触媒の種類や量により大きな違いがあるが、
0.5〜lO時間の範囲内で反応は完結されることがで
きる。
また反応温度については、触媒の種類や量により大きな
差異はあるが、好ましくは10〜150℃を用いる。反
応温度が150℃より高ければ生じた一設入圓で示され
るピリジン−2,3−ジカルボン酸誘導体は熱分解し、
いちじるしく収率が低下する。また、10℃未満では反
応速度が遅く生産効率が低くなるという傾向がある。さ
らに好ましくは収率、効率を考慮して、50〜100℃
がよい。このように、本発明では反応温度が10〜15
0℃の範囲内で反応が進行するため、温度制御が簡易で
ある。
本発明は無溶媒でも実施可能であるが、一般には収率、
操作性を考慮して有機溶媒を用いて行なう。有機溶媒と
しては、−収約な有機溶媒が使用可能であり、とくに限
定されないが具体的には、トルエン、ベンゼン、キシレ
ンなどの芳香族化合物類、メタノール、エタノール、ブ
タノールなどのアルコール類、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシドのようなアブロティツク
極性溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類を
例示できる。
精製操作としては、反応液中の酸触媒を水酸化ナトリウ
ムなどのアルカリで中和し、水洗などして触媒を除去し
、さらに溶媒を除去して粗の目的物をえ、ついで通常の
操作で精製すればよい。
また、酢酸、プロピオン酸などの有機カルボン酸を触媒
と溶媒を兼ねて用いることもできる。
これらのを機カルボン酸を溶媒として用いたばあいには
、反応終了後、中和処理することなく溶媒を減圧留去す
ることにより、目的化合物である一設入圓で示されるピ
リジン−2,3−ジカルボン酸誘導体をえることができ
非常に効率的で゛ある。
以下に本発明の脱水縮合環化反応の反応機構について説
明する。反応式(5)の反応は、反応式:(式中、R1
、R2およびRJは前記と同じ)で示されるように4段
階よりなる反応であると考えられる。しかし、これらの
反応は、実際には段階的に進行するのではなく、はぼ同
時に協奏的に進行していると考える方が妥当である。
最終ステップの脱水素反応は、ジヒドロピリジン体が2
.3位のカルボニル基により非常に活性化されているた
め、また脱水素することにより芳香環となり安定化する
ため、特別な酸化剤なしに一般式(2)で示されるピリ
ジン−2,3−ジカルボン酸誘導体が生成すると考えら
れる。実際には、空気中の酸素、溶媒に溶存している酸
素または溶媒などにより酸化されて脱離した水素は、水
素としてではなく、水などに変化した形になっていると
考えられる。また、環化反応が、温和な条件で進行する
のは2つのカルボニル基により活性化された上式(A)
のような電子密度の局在化した状態が生じやすいためで
あると考えられることから2つの原料、化合物(I)と
化合物f■)がこの環化反応を行うのに最適な原料であ
るといえる。
本発明の方法においては2−エチルアクロレインと2−
アミノマレイン酸ジエチルを例として具体的に説明する
と、2−エチルアクロレインと2−アミノマレイン酸ジ
エチルを有機溶媒に溶解し、これに酸触媒を添加後、5
0〜100℃に加熱し、0.5〜IO時間熟成を行なう
ことにより、反応を終了させる。ついでたとえば触媒と
して、p−トルエンスルホン酸、溶媒としてn−ブタノ
ールを用いたばあいには、中和量の20%水酸化ナトリ
ウム水溶液を加えて触媒を中和し、水洗することにより
触媒を除去し、ブタノール層を減圧で濃縮して黄色ない
し橙色の油状物をうる。
さらに、この油状物を減圧下で蒸留することにより、目
的化合物である5−エチルピリジン−2,3−ジカルボ
ン酸ジエステルをえることができる。
以下に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
参考例1(原料合成) 1g容のガラス製反応器にブチルアルデヒド72g(1
モル)、水380g、塩酸ジメチルアミン81.5g(
1モル)および37%ホルマリン81g(ホルムアルデ
ヒド:1モル)を入れ、1%炭酸ナトリウム水溶液を用
いて反応液がpH5〜7になるように調整したあと、反
応温度40〜50℃になるよう加熱し1時間反応させた
。反応終了後、反応液をそのまま水蒸気蒸留し、留出液
を水層と油層とに分離した。分離した油層を蒸留により
精製し、無色の刺激臭のある2−エチルアクロレイン8
1.2g (収率9B、7%、純度98.1%、bp9
1〜92℃)をえた。
参考例2(原料合成) 1fI容のガラス製反応器にオキサル酢酸ジエチル17
9 gおよびトルエン300gを入れ100〜110℃
に加熱し、それにアンモニアガスを吹き込み8時間反応
させた。反応終了後、反応液を水洗し、減圧下でトルエ
ンを留去したのち、蒸留精製して2−アミノマレイン酸
ジエチル140.3g(純度98.5%、収率75.0
%、bp 110〜114℃15會s II g )を
えた。
実施例1 参考例1でえられた2−エチルアクロレイン305、i
、参考例2でえられた2−アミノマレイン酸ジエチル5
91.1およびp−トルエンスルホン酸27gをN、N
−ジメチルホルムアミド(DMF)2500 trに加
え、90℃で6時間反応させた。反応終了後°、DMP
を減圧留去し、−この残渣にトルエン1000 gを加
え、5%NaOH水溶液130 gで洗浄し、トルエン
を減圧留去し、粗5−エチルピリジンー2.3−ジカル
ボン酸ジエチル865gをえた。
この粗製品を減圧蒸留(bp 142〜b■m1g減圧
)で精製した。えられた5−エチルピリジン−2,3−
ジカルボン酸ジエチルの収量は715g1収率は88.
7%であった。
えられた5−エチルピリジン−2,3−ジカルボン酸ジ
エチルのIRおよび1H−NMRによる測定結果を以下
に示す。
IR(neat、 !/ on−’ )  : 299
5(−CI2−)、1725(C−0) ’H−NMR(δ 1n CDC#s) : 1.16
(9H,s)、2.58(2H,Q)、 4.25(4H,■)、 8.0(IH,8)、 8.5(IH,S) 実施例2〜5 実施例1において2−エチルアクロレインのかわりに第
1表に示す化合物(1)(2−置換アクロレイン)を同
表・に示す量用い、また2−アミノマレイン酸ジエチル
2.7g Sp−トルエンスルホン酸0.1gおよびN
、N−ジメチルホルムアミド10111を用い、同表に
示す沸点で減圧蒸留したほかは実施例1と同様にし、そ
れぞれ一般式圓においてR1がメチル基、プロピル基、
イソプロピル基およびn−ヘキシル基ならびにR2およ
びR3がエチル基であるピリジン−2,3−ジカルボン
酸誘導体をえた。
えられたピリジン−2,3−ジカルボン酸誘導体の、’
H−NMRおよびIRによる測定結果ならびに収率をそ
れぞれ第2表に示す。
[以下余白] 実施例6〜10 2−エチルアクロレイン30.5g、 2−アミノマレ
イン酸ジエチル59.1sr、 p−トルエンスルホン
酸2.7gおよびDMP  250gを用い、第3表に
示す反応温度でそれぞれ6時間反応を行なったほかは実
施例1と同様に処理して5−エチルピリジン−2,3−
ジカルボン酸ジエチルをえた。
えられた5−エチルピリジン−2,3−ジカルボン酸ジ
エチルの収率を第3表に示す。また、’II−NMRお
よびIRによる測定結果は実施例1と同様であった。。
【以下余白] 第  3  表 実施例11−16 触媒の種類および量をかえて以下に述べる方法にしたが
って5−エチルピリジン−2,3−ジカルボン酸ジエチ
ルをえた。
実施例1において、p−トルエンスルホン酸のかわりに
第4表に示す触媒を同表に示す量用いたほかは実施例1
と同様に処理してそれぞれ5−エチルピリジン−2,3
−ジカルボン酸ジエチルをえた。
えられた5−エチルピリジン−2,3−ジカルボン酸ジ
エチルの収率を第4表に示す。また’H−NMRおよび
IRによる測定結果は実施例1と同様であった。
[以下余白] 第  4  表 [発明の効果] 本発明の方法によれば、農薬の合成中間体として有用な
ピリジン−2,3−ジカルボン酸誘導体を安価で入手お
よび合成が容易な原料を用いて、工業的に制御しやすい
反応条件下、安全にしかも容易に高収率、高純度で製造
することができるという効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、直鎖もしくは分枝鎖で飽和
    もしくは不飽和の脂肪族基、置換もしくは非置換環状脂
    肪族基、または置換もしくは非置換芳香族基を表わす)
    で示される化合物と一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2およびR^3は水素原子、直鎖もしくは
    分枝鎖で飽和もしくは不飽和の脂肪族基、置換もしくは
    非置換環状脂肪族基、または置換もしくは非置換芳香族
    基を表わす)で示される化合物とを、溶媒中または無溶
    媒で触媒の存在下に反応させることを特徴とする一般式
    (III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1、R^2およびR^3は前記と同じ)で
    示されるピリジン−2,3−ジカルボン酸誘導体の製造
    方法。 2 触媒がp−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸
    、硫酸、塩酸、リン酸、酢酸および安息香酸からなる群
    より選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第1
    項記載のピリジン−2,3−ジカルボン酸誘導体の製造
    方法。 3 反応温度が10〜150℃である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載のピリジン−2,3−ジカルボン
    酸誘導体の製造方法。
JP62303737A 1987-11-30 1987-11-30 ピリジン‐2,3‐ジカルボン酸誘導体の製造方法 Pending JPH01143857A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02204481A (ja) * 1988-12-01 1990-08-14 Wacker Chemie Gmbh ピリジン―2,3―ジカルボン酸エステル及びその中間体の製造方法
US5286868A (en) * 1990-06-15 1994-02-15 American Cyanamid Company Process for the preparation of substituted and unsubstituted-2,3-pyridinedicarboxylates from chloromaleate or chlorofumurate or mixtures thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02204481A (ja) * 1988-12-01 1990-08-14 Wacker Chemie Gmbh ピリジン―2,3―ジカルボン酸エステル及びその中間体の製造方法
US5286868A (en) * 1990-06-15 1994-02-15 American Cyanamid Company Process for the preparation of substituted and unsubstituted-2,3-pyridinedicarboxylates from chloromaleate or chlorofumurate or mixtures thereof

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