JPH01143478A

JPH01143478A - 記録再生装置

Info

Publication number: JPH01143478A
Application number: JP62300272A
Authority: JP
Inventors: Takashi Ishikawa; 尚石川; Yasuyuki Tanaka; 康之田中; Katsuji Yoshimura; 克二吉村
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1987-11-30
Filing date: 1987-11-30
Publication date: 1989-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は記録再生装置に関し、特に広帯域な映像信号の
記録再生に適するように改良を図ったものである。

〔従来の技術〕

近年、現在実用されているテレビジョン標準方式による
ビデオ信号に比べて、広帯域なビデオ信号を記録再生す
るビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと略す）が各種提
案されている。

その記録方式としては、ｉ）ヘッドドラムの回転数をあげる高速回転記録。

ｉｔ）記録する場合に、ビデオ信号の時間軸を伸張して
記録し、再生する場合に、ビデオ信号の時間軸を圧縮し
て元に戻して再生する時間軸伸張記録。

１ｉｉ）高周波数成分の情報（例えば３ＭＨｚ以上の信
号）を別のチャンネルに同時に記録する周波数分割記録
。

などがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述の従来技術には以下に述べるような
問題点がある。

ｉ）の高速回転記録方式では、フィールド画面が半分づ
つ上下に分割されて記録されるために、再生画像で上下
をつなぎ合わせるのに、つなぎ部に画質劣化が生じ、ま
た、スチル（静止画像）や、サーチ（早送り）等の特殊
再生が困難である。

ｉｆ）の時間軸伸張記録方式では、時間軸を圧縮および
伸張するために、高速のＡ／Ｄおよび０ハコンバータや
、メモリ装置が必要であり、ハード面での量が増大する
。

１ｉｉ）の周波数分割記録方式では帯域分割に高精度な
フィルタが必要であり、伝送路の特性の差異によって画
質劣化が生じる。

そこで、本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を
解決し、より広帯域なビデオ４８号の記録再生を行なう
ことのできる磁気記録再生装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

このような目的を達成するために、本発明の記録再生装
置は、映像信号を所定周波数の搬送波でＦＭ変調する変
調手段と、変調手段から取り出されるＦＭ映像信号と、
ＦＭ映像信号の位相を反転したＦＭ映像信号とをそれぞ
れ分周する第１および第２の分周手段と、第１および第
２の分周手段により分周したＦＭ映像信号を、それぞれ
別個に、かつ、同時に記録する第１および第２の記録手
段と、第１および第２の記録手段により記録された信号
をそれぞれ再生する第１および第２の再生手段と、第１
および第２の再生手段により再生される第１および第２
の信号のそれぞれの時間軸変動を補正する第１および第
２の補正手段と、第１および第２の補正手段により取り
出される第１および第２の補正信号を合成する合成手段
と、合成手段から取り出される信号を復調する復調手段
とを具えたことを特徴とする。

また、本発明の記録装置は、映像信号を所定周波数の搬
送波でＦＭ変調する変調手段と、変調手段から取り出さ
れるＦＭ映像信号と、ＦＭ映像信号の位相を反転したＦ
Ｍ映像信号とをそれぞれ分周する第１および第２の分周
手段と、第１および第２の分周手段により分周したＦＭ
映像信号を、それぞれ別個に、かつ、同時に記録する第
１および第２の記録手段とを具えたことを特徴とする。

さらにまた、本発明の再生装置は、ＦＭ映像信号と、Ｆ
Ｍ映像信号の位相を反転したＦＭ映像信号とをそれぞれ
再生する第１および第２の再生手段と、第１および第２
の再生手段により再生される第１および第２の信号のそ
れぞれの時間軸変動を補正する第１および第２の補正手
段と、第１および第２の補正手段により取り出される第
１および第２の補正信号を合成する合成手段と、合成手
段から取り出される信号を復調する復調手段とを具えた
ことを特徴とする。

〔作用〕

本発明によれば、広帯域の複合映像信号を容易に記録し
、再生することができる。

また、輝度信号と色信号とを分離する必要がないため、
回路構成が簡単にできる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体的
に説明する。

第１図は本発明の一実施例の記録系における構成を示す
ブロック図である。

本実施例では、ＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号に対応
する広帯域の映像信号を例えば磁気テープのような記録
媒体に記録し、それを再生するビデオテープレコーダ（
以下ＶＴＲと称す）を例として説明する。

第１図において、１は映像信号入力端子、２はプリエン
ファシス回路、３はローパスフィルタ（ＬＰＦ）である
。４は映像ＦＭ変調回路であり、通常用いられている搬
送周波数ｆｃの２倍の２ｆｃで変調する。

５および８はバイパスフィルタ（ＨＰＦ）　、６゜９お
よび２４は混合器である。７および１３は％分周器、１
０および１４は記録増幅器、１１および１５は磁気ヘッ
ド、１２はインバータであり、混合器６の出力が２つに
分岐され一方は局分周器７、ＢＰＦ８、混合器９を通っ
て磁気へラド１１に供給される。他方はインバータ１２
、％分周器１３、記録増幅器１４を通って磁気ヘッド１
５に供給される。

１６および２０は音声信号入力端子、１７および２１は
ノイズリダクション（ＮＲ）回路、１８および２２は音
声ＦＭ変調回路、１９および２３はＢＰＦであり、ステ
レオ用右側音声信号は入力端子１６、ＮＲ回路１７、音
声ＦＭ変調回路１８およびバンドパスフィルタ（ＢＰＦ
）　１９を通って混合器２４に加えられる。同様に左側
音声信号は入力端子２Ｇ、　ＮＲ回路２１、音声ＦＭ変
調回路２２、およびＢＰＦ２３を通って混合器２４に加
えられる。

混合器２４で合成された左・右音声信号は混合器６に加
えられる。

２５は磁気テープであり、磁気ヘッド１１および１５に
よりそれぞれ記録される。

第１図について、さらに本実施例の記録系の動作を説明
する。

映像信号入力端子１より入力されＮＴＳＣ方式映像信号
（４，２ＭＨｚ帯域）はプリエンファシス回路２にて高
域成分が強調され、ＬＰＦ３にて帯域制限されて、映像
ＦＭ変調回路４に供給される。

映像ＦＭ変調回路４では従来の磁気テープ幅が８ｎ＋ｍ
のシステムで実用される搬送周波数ｆｃ（５，４ＭＨｚ
）の２倍の搬送周波数２ｆｃ　（１０，８ＭＨｚ）にて
人力信号をＦＭ変調してＦＭ映像信号を出力する。１（
ＰＦ５は上述のＦＭ映像信号を帯域制限して混合器６に
供給する。混合器６では後述する２系統のＦＭ音声信号
を上述したＦＭ映像信号に多重して、その出力は分岐さ
れ、その一方は直接、他方はインバータ１２を介してそ
れぞれ局分周器７および１３に供給される。

％分周器７の出力は後述するＡＴＦ　（オート・トラッ
ク・ファインディング）用パイロット信号を多重するた
めにＢＰＦ８にて帯域制限され、混合器９にてＡＴＦパ
イロット信号が多重されて、記録増幅器１０において増
幅され、チャンネルＩの４３号として磁気ヘッド１１に
供給される。

混合器６の他方の出力はインバータ１２および％分周器
１３を通り、直接、記録増幅器１４を介して、チャンネ
ル１１の信号として磁気ヘッド１５に供給される。

さらに、上述した磁気ヘッド１１および１５により、磁
気テープ２５にチャンネル■および１１の信号としてそ
れぞれ別個のトラックに記録される。

右および左側音声信号入力端子１６および２０よりそれ
ぞれ入力される２系統の音声信号はノイズリダクション
回路１７および２１にてダイナミックレンジ（青領域）
が圧縮され、音声ＦＭ変調回路１８および２２にてＦＭ
変調される。ついで、　ＢＰＦ１９および２３により帯
域制限され、混合器２４にて混合されて、混合器６にて
上述したＦＭ映像信号に多重される。

第２図は本発明の一実施例の再生系における構成を示す
ブロック図である。

図において、１１および１５は磁気ヘッド、２５は磁気
テープである。

２６および３０は再生増幅器であり、磁気ヘッド１１お
よび１５により読み出されたチャンネルＩおよび１１の
再生信号をそれぞれ増幅する。

２７．３１および３３は）ＩＰＦ、　２Ｂおよび３２は
可変遅延回路、２９は排他的論理和回路である。３４は
映像ＦＭ復調回路、３５および３８はＬＰＦ、　３６は
デイエンファシス回路、３７は映像信号出力端子である
。

３９はＡＴＦ回路であり、　ＬＰＦ３８で分離されたパ
イロット信号からＡＴＦエラー信号を形成してサーボ系
に供給する。

４０および４４はＢＰＦ、　４１および４５は音声ＦＭ
復調回路、４２および４６はＮＲ回路、４３および４７
はそれぞれ右側および左側音声信号出力端子である。

４８は同期分離回路、４９はパーストゲート回路である
。５０．５４および５７は位相比較器（ｐｃ）、５１は
１／ｎ分周器、５２．６０および６１は電圧制御発振器
（ＶＣＯ）であり、位相比較器５０、　ｌ／ｎ分周器５
１およびＶＣＯ５２により自動周波数制御（ＡＦＣ）回
路を構成する。

５３、５８および５９は加算器である。５５は基準周波
数発振器であり、位相比較器５４とで自動位相制、御（
ＡＰＣ）回路を構成する。

５６は同期ゲート回路であり、位相比較器５７、加算器
５８および５９、　ＶＣＯ６０および６１で構成されて
、２つのチャンネルＩおよびＩＩから別個に再生される
信号の時間軸誤差とチャンネル間誤差とを補正する制御
信号がつくり出される。

次に第２図における本実施例の再生系の動作を説明する
。

磁気テープ２５より磁気ヘッド１１により検出されるチ
ャンネル（ＣＨ）　Ｉの信号は再生増幅器２６で増幅さ
れ、　ＬＰＦ３８およびＨＰＦ２７に供給される。

）ＩＰＦ２７で低域成分が除去された再生信号は可変遅
延回路２８で後述する方法で時間軸変動が補正されて、
排他的論理和回路２９に供給される。

一方、ＬＰＦ３８の出力に得られるパイロット信号はＡ
ＴＦ回路３９に供給され、ここでＡＴＦエラー信号が形
成されて、不図示のキャプスタン及びキャプスタンモー
タ等により構成されているテープ走行サーボ系に供給さ
れる。

他方、磁気テープ２５から磁気ヘッド１５により読み出
されるチャンネル１１の再生信号はＨＰＦ３１にて低域
成分が除去され、可変遅延回路３２で後述する方法で時
間軸変動が補正されて、排他的論理和回路２９に供給さ
れる。

排他的論理和回路２９では、チャンネルＩおよび１１か
ら再生されたＦＭ映像信号を合成し、ＨＰＦ３３、ＢＰ
Ｆ４０および４４にそれぞれ供給する。

ＨＰＦ３３にて分離されたＦＭ映像信号は映像ＦＭ復調
回路３４により復調され、ＬＰＦ３５により帯域制限さ
れて、デイエンファシス回路３６を介して映像信号出力
端子３７に出力される。

次に、チャンネルＩおよびＩＩから再生される信号の時
間軸変動を補正する方法について説明する。

ＬＰＦ３５より取り出されるＮＴＳＣ方式の再生映像信
号から、同期分離回路４８、およびパーストゲート４９
により、水平同期信号、およびカラーバースト信号が得
られる。

同期分離回路４８により得られた水平同期信号は位相比
較器５０、分周器５１．　　ＶＣＯ（電圧制御発振器）
５２のＰＬＬ　（フェイズ・ロックド・ループ）で構成
される＾ＦＣ回路に供給される。また、パーストゲート
回路４９により得られたカラーバーストは位相比較器５
４、および基準周波数発振器５５で構成されるＡＰＣ回
路に供給される。

位相比較器５０および５４で得られた周波数誤差および
位相誤差は加算器５３にて加算され、ＶＣＯ５２に供給
されるとともに加算器５８および５９に供給され後述す
るように、２つのチャンネル■およびＩＩ相互間の誤差
を補正するための制御信号が加算される。これらはＶＣ
Ｏ６０および６１を介してチャンネルＩ、およびＩＩの
信号相互間の時間軸誤差およびチャンネル間誤差を補正
する制御信号となる。

２つのチャンネルＩおよび１１間の相対時間の誤差は可
変遅延回路２８、および３２の出力の水平同期信号部分
を同期（Ｓｙｎｃ）ゲート回路５６により抜き出し、そ
の水平同期信号部分のＦＭ変調信号の位相差を位相比較
器５７で検出し、その結果を加算器５８には「＋」、加
算器５９には「−」でそれぞれ加え合わせることにより
、吸収される。

第３図（Ａ）　（Ｂ）　（Ｃ）および（Ｄ）は本発明の
一実施例の各即動作を示す周波数配置図である。

第３図（Ａ）はＮＴＳＣ方式の映像信号が４．２ＭＨｚ
の帯域であることを示す。第３図（Ｂ）は、映像信号を
２倍の搬送周波数１０．８Ｍ）ｌｘ？　Ｆｌ、低周波数
帯域（４ＭＨｚ以下の領域）にステレオ用の左右の２つ
の音声信号を１．５ＭＨｚおよび２．５ＭＨｚの搬送波
でそれぞれＦＭシて合成した場合の周波数配置を示す。

第３図（Ｃ）は第３図（Ｂ）に示される合成信号を％分
周し、低域部にＡＴＦパイロット信号を挿入した場合の
周波数配置を示す。さらに第３図（Ｄ）は第３図（Ｂ）
に示される合成信号を位相反転して％分周した場合の周
波数配置を示す。

〔発明の効果〕

以上から明らかなように、本発明によれば、広帯域の複
合映像信号を画質を低下させることなく記録再生するこ
とができる。

さらにまた、従来実用されている簡単な回路で容易に構
成できる記録再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の記録系における構成を示す
ブロック図、第２図は本発明の一実施例の再生系における構成を示す
ブロック図、第３図（Ａ）〜（Ｄ）は本発明の一実施例の各即動作を
示す周波数配置図である。１・・・映像信号入力端子、２・・・プリエンファシス回路、３、３５．３８・−ＬＰＦ。４・・・映像ＦＭ変調回路、５、８．２７．３１．３３・・・ＨＰＦ　。６．９．２・４・・・混合器、７．１３・・・月分周器、１０、１４・・・記録増幅器、１１、１５・・・磁気ヘッド、１２・・・インバータ、１６、２０・・・音声信号入力端子、１７、２１．４２．４６・・・ノイズリダクション（Ｎ
Ｒ）。回路、１８、２２・・・音声ＦＭ変調回路、１９、２３・・・ＢＰＦ　。２５・・・磁気テープ、２６、３０・・・再生増幅器、２８、３２・・・可変遅延回路、２９・・・排他的論理和回路、３４・・・映像ＦＭ復調回路、３６・・・デイエンファシス回路、３７・・・映像信号出力端子、３９・・・ＡＴＦ回路、４０、４４・−ＢＰＦ。４１、４５・・・音声ＦＭ復調回路、４３、４７・・・音声信号出力端子、４８・・・同期分離回路、４９・・・パーストゲート回路、５０、５４．５７・・・位相比較器、５１・・・ｌ／ｎ分周器、５２、６０．６１・ＶＣＯｌ５３、５８．５９・・・加算器、５５・・・基準周波数発振器、５６・・・同期ゲート回路。特許出題人　キャノン株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１）映像信号を所定周波数の搬送波でＦＭ変調する変調
手段と、前記変調手段から取り出されるＦＭ映像信号と、該ＦＭ
映像信号の位相を反転したＦＭ映像信号とをそれぞれ分
周する第１および第２の分周手段と、前記第１および第
２の分周手段により分周した当該ＦＭ映像信号を、それ
ぞれ別個に、かつ、同時に記録する第１および第２の記
録手段と、前記第１および第２の記録手段により記録された信号を
それぞれ再生する第１および第２の再生手段と、前記第１および第２の再生手段により再生される第１お
よび第２の信号のそれぞれの時間軸変動を補正する第１
および第２の補正手段と、前記第１および第２の補正手段により取り出される第１
および第２の補正信号を合成する合成手段と、前記合成手段から取り出される信号を復調する復調手段
とを具えたことを特徴とする記録装置。２）映像信号を所定周波数の搬送波でＦＭ変調する変調
手段と、前記変調手段から取り出されるＦＭ映像信号と、該ＦＭ
映像信号の位相を反転したＦＭ映像信号とをそれぞれ分
周する第１および第２の分周手段と、前記第１および第
２の分周手段により分周した当該ＦＭ映像信号を、それ
ぞれ別個に、かつ、同時に記録する第１および第２の記
録手段とを具えたことを特徴とする記録装置。３）ＦＭ映像信号と、該ＦＭ映像信号の位相を反転した
ＦＭ映像信号とをそれぞれ再生する第１および第２の再
生手段と、前記第１および第２の再生手段により再生される第１お
よび第２の信号のそれぞれの時間軸変動を補正する第１
および第２の補正手段と、前記第１および第２の補正手段により取り出される第１
および第２の補正信号を合成する合成手段と、前記合成手段から取り出される信号を復調する復調手段
とを具えたことを特徴とする再生装置。