JPH011419A - 静止形回路しや断器 - Google Patents

静止形回路しや断器

Info

Publication number
JPH011419A
JPH011419A JP62-155382A JP15538287A JPH011419A JP H011419 A JPH011419 A JP H011419A JP 15538287 A JP15538287 A JP 15538287A JP H011419 A JPH011419 A JP H011419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
voltage
main circuit
output voltage
tripping device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62-155382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS641419A (en
Inventor
尾崎 雅
Original Assignee
株式会社東芝
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP15538287A priority Critical patent/JPS641419A/ja
Priority claimed from JP15538287A external-priority patent/JPS641419A/ja
Publication of JPH011419A publication Critical patent/JPH011419A/ja
Publication of JPS641419A publication Critical patent/JPS641419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業、にの利用分野) 本発明は主回路に過負荷電流、短絡電流等の過電流が流
れた時に前記主回路をしゃ断させる静W形回路しゃ断器
に関する。
(従来の技術) この種の従来の静止形回路しゃ断器としては、例えば実
公昭55−29929号公報に開示されたものがある。
これは、主回路に変流器を介在させて、この変流器の出
力電流を整流回路により整流した後抵抗素子により出力
電圧に変換し、主回路、に過負荷電流、短絡電流等の過
電流が流れて前記抵抗素子の出力電圧が設定値以上とな
った時にその出力電圧により引外し装置における例えば
釈放形電磁石の励磁コイルを付勢して前記主回路をしゃ
断させるようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の構成では、しゃ断容量を大きくすべく定格しゃ断
電流を大きくした場合、主回路に前述したような過電流
が流れると、変流器が飽和して抵抗素子の出力電圧が波
高値の大なるインパルス状の波形となる。ところが、引
外し装置の釈放形電磁石は、釈放ばねのばね力に抗する
磁気吸引力を有する永久磁石に対して励磁コイルが逆方
向の磁力を作用させることによりしゃ断動作を行なわせ
る構成であるので、励磁コイルに対する印加電圧の波高
値が人になり過ぎると、釈放動作領域を越えて吸引動作
領域になってしゃ断動作が行なわれなくなる不具合があ
る。
本発明は上記111情に鑑みてなされたもので、その目
的は、定格しゃ断電流を大きくした場合でも引外し装置
に確実にしゃ断動作を行なわせることができる静II−
形回路しゃ断器を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の静11;形回路しゃ断器は、主回路の電流を検
出する変流器を設け、この変流器の出力電流を出力電圧
に変換する抵抗素子を設け、この抵抗素子の出力電圧が
設定値以上となった時にその出力電圧により励磁コイル
が付勢されて前記主回路をしゃ断させる引外し装置を設
け、そして、この引外し装置の励磁コイルに並列に電圧
制限素子を設ける構成に特徴を有する。
(作用) 本発明の静止形回路しゃ断器によれば、主回路に変流器
を飽和させるような大きな電流が流れても引外し装置の
励磁コイルを付勢する電圧は7ヒ圧制限素子により制限
されるようになり、従って、励磁コイルを付勢する電圧
は波高値が抑制される。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき図面を参照しながら説明す
る。
先ず、第1図に従って全体の構成について述べる。1,
2は単相交流電源が接続される電源側端子であり、これ
らは開閉部をなす接点3.4及び主回路導体5.6を介
して負?wI側端子7.8に接続され、以て、主回路9
が構成されている。10゜11は主回路導体5,6に介
在された変流器であり、これらの出力端子は整流回路1
2の交流入力端子に接続されている。そして、整流回路
12の直流出力端子には直流母線13.14が接続され
、これらの直流母線13.14間には抵抗索子15が接
続されている。16及び17は検出回路18を構成する
定電圧ダイオード及び抵抗であり、これらは直流母線1
3.14間に直列に接続されている。19は電磁石を有
する引外し装置、20はその電磁石の励磁コイルであり
、励磁コイル20はサイリスタ21を直列に介して直流
母線13゜14間に接続されており、サイリスタ21の
ゲートは前記定電圧ダイオード16と抵抗17との共通
接続点に接続されている。この場合、引外し装置19の
?電磁石は釈放形電磁石により構成されている。釈放電
磁石は、周知のように、しゃ断動作(釈放動作)を行な
わせるための釈放ばねと、この釈放ばねのばね力に抗す
る磁気吸引力を有する永久磁石とを備え、励磁コイル2
0はその永久磁石に対して逆方向の磁力を作用させるよ
うになっている。そして、22は定電圧ダイオード若し
くは電圧依存性非直線抵抗素子等からなる電圧制限素子
であり、これは前記励磁コイル20にNtU列に接続さ
れている。
次に、本実施例の作用につき第2図乃至第5図をも参照
して説明する。。
主回路9に流れる電流i1は変流器10.11により検
出され、その出力電流12は整流回路12によって整流
された後抵抗素子15により電流。
電圧変換されて出力電圧Eとなる。今、主回路9に過負
イ奇電流、短絡電流等の過電流が流れると、抵抗素−1
5の出力Tl1JfEは大となり、これが定電圧ダイオ
ード1δの動作電圧(設定値)以上となると、定電圧ダ
イオード16が導通状態(動作状態)となって、サイリ
スタ21がゲート信号を与えられてオンするようになる
。これにより、引外し装置19の励磁コイル20に前記
出力電圧Eが印加され、接点3.4が開放されて主回路
9のしゃ断動作が行なわれる。
ここで、+:回路9の電流(即ち主回路電流)11に基
づいて変流器10.11に出力電流(即ち変流器電流)
12が流れたとすると、出力電圧Eは、E−N争dΦ/
dt(但し、Nは変流器10゜11の巻数、Φは磁束、
tは時間である。)で与えら、れる。磁束Φは主回路電
流11と同相であるので、dΦ/dtに比例した出力電
圧Eは第2図(a)で示す主回路電流11に対して90
度位相のずれた波形となり、従って、変流器電流12も
第2図(b)で示すように主回路電流11に対して90
度ずれた波形となる。即ち、変流器電流12は主回路電
流11の零(0)点にて最大となる。
ところか、主回路電流11によって生ずる磁界強反Hと
変流器10.11の鉄心の磁束密度Bとあ関係は第3図
に示すような特性を示すようになるので、主回路電流1
1が大となって磁界強度Hが大となると、磁界強度Hと
磁束密度Bとの比例関係がくずれ、磁界強度Hが同図中
a点以上、b点以下となると磁束密度Bは飽和してしま
うことになる。即ち、主回路電流11が大となった場合
における出力電圧Eとの関係は第4図に示す如くであり
、同図(a)は主回路電流11の波形を示し、同図(b
)は出力電圧Eの波形を示す。この第4図(a)から明
らかなように、主回路電圧i!が大となった時には出力
電圧Eは波高値の大なるインパルス状の波形となり、こ
れがサイリスタ21のオンにより引外し装置19の励磁
コイル20に印加されるようになる。ところが、励磁コ
イル20には並列に電圧制限素子22が接続されている
ので、その励磁コイル20の入力電圧(付勢電圧)はそ
の波高値が制限されるようになって一定電圧となる。
ところで、本実施例の如く引外し装置19に釈放形電磁
石を用いた場合、引外し装置19の入力端子Ei(即ち
出力電圧E)と引外し力Fとの関係は第5図に示すよう
になる。即ち、入力電圧Eiが零(0)の時には引外し
力Fは釈放ばね力よりも大なる永久磁石の磁力吸引力と
なるが、入力端子Eiが人なるに従って引外し力Fは次
第に小になり、遂には零となる。更に、入力電圧Eiが
大となると、引外し力Fは再び大となるように変化する
。この場合、引外し力Fが釈放ばね力より小となる部分
が釈放ばねにより接点3.4を開放させる釈放(しゃ断
)動作領域であるが、これより更に入力端子Eiが大と
なると永久磁石の磁力に代って励磁コイル20の磁力が
釈放ばねのばね力(釈放ばね力)に抗して大となる吸引
動作領域となり、接点3.4の開放は行なわれなくなる
のである。しかしながら、本実施例においては、前述し
たように電圧制限索子22により励磁コイル20の入力
端子Eiを一定電圧に制限するので、引外し装置19は
吸引動作領域になることなく確実にしゃ断動作を行なわ
せることになる。
尚、1〕記実施例は引外し装置19に釈放形電磁石を用
いた場合であるが、例えば励磁コイルによりプランジャ
を吸引してしゃ断動作を行なわせる吸引形電磁石を用い
るようにしてもよい。この場合、吸引形電磁石は励磁コ
イルに対する入力端子の幅が従来のインパルス状の電圧
のように小であるとしゃ断動作を行なわなくなるのが、
本実施例のように励磁コイル20の入力電圧ELを電圧
制限素子22によりその波高値を制限して一定電圧にす
ると、入力電圧Eiの幅も大となって吸引形電磁石に充
分にしゃ断動作を行なわせることができるものである。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変
形して実施し得ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明の静止形回路しゃ断器は以上説明したように、変
流器の出力電流を変換した電圧により付勢される引外し
装置の励磁コイルに並列に電圧制限素子を設けるように
したので、定格しゃ断電流を大きくした場合でも引外し
装置に確実にしゃ断動作を行なわせることができるとい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の電気的
構成図、第2図乃至第5図は作用説明用の波形図である
。 図面中、9は主回路、10及び11は変流器、12は整
流回路、15は抵抗素子、19は引外し装置、20は励
磁コイル、22は電圧制限素子を示す。 代理人   弁理士 則 近 憲 右 同        第  子  丸  健第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主回路の電流を検出する変流器と、この変流器の出
    力電流を出力電圧に変換する抵抗素子と、この抵抗素子
    の出力電圧が設定値以上となった時にその出力電圧によ
    り励磁コイルが付勢されて前記主回路をしや断させる引
    外し装置と、この引外し装置の励磁コイルに並列に設け
    られた電圧制限素子とを具備してなる静止形回路しや断
    器。
JP15538287A 1987-06-24 1987-06-24 Circuit breaker of static type Pending JPS641419A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15538287A JPS641419A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Circuit breaker of static type

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15538287A JPS641419A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Circuit breaker of static type

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH011419A true JPH011419A (ja) 1989-01-05
JPS641419A JPS641419A (en) 1989-01-05

Family

ID=15604725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15538287A Pending JPS641419A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Circuit breaker of static type

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS641419A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4425596A (en) Electric circuit breaker
JPS60117518A (ja) リレ−装置
JPH011419A (ja) 静止形回路しや断器
US2746003A (en) Circuit-interrupter releasing apparatus
JPS63316609A (ja) 静止形回路しや断器
KR910005979Y1 (ko) 정지형 회로차단기
JPS63316608A (ja) 静止形回路しや断器
JP3445244B2 (ja) 変成器過渡電流制限装置
US6340924B1 (en) Repeatedly usable high-operating-speed circuit protection device using reed members
JP2818063B2 (ja) 漏電遮断器
JPS5960838A (ja) 直流励磁の電磁コイルの消磁用回路装置
JPH065189A (ja) 回路遮断器
JPS6122719A (ja) 回路しや断器の過電流引はずし装置
JP3231374B2 (ja) 漏電遮断器
SU1647668A1 (ru) Двухобмоточный электромагнит с форсировкой
JPS63128517A (ja) ブレ−カ−
JPH025615Y2 (ja)
SU1511771A1 (ru) Устройство дл форсировки электромагнита посто нного тока контактора переменного тока
EP0414069B1 (de) An ein Wechselspannungsnetz anschaltbares elektomagnetisches Schaltgerät
JPH05342969A (ja) 回路遮断器
JPS58366Y2 (ja) 漏電しや断器
SU1647666A1 (ru) Устройство дл управлени электромагнитом с залипанием
JP3045166B1 (ja) 限流装置
SU748542A1 (ru) Контактор переменного тока с бездуговой коммутацией
JP3906438B2 (ja) 過電流過電圧保護回路