JPH05342969A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH05342969A
JPH05342969A JP15257092A JP15257092A JPH05342969A JP H05342969 A JPH05342969 A JP H05342969A JP 15257092 A JP15257092 A JP 15257092A JP 15257092 A JP15257092 A JP 15257092A JP H05342969 A JPH05342969 A JP H05342969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
trip
voltage
tripping
main circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP15257092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Omoto
和宏 大本
Masa Ozaki
雅 尾崎
Makoto Sakano
誠 阪野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05342969A publication Critical patent/JPH05342969A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用の引外し装置を設けることなく、電圧引
外し回路による引外し動作を行なうことができ、装置の
小形化および低コスト化を図る。 【構成】 主回路5の過電流を、変流器6aないし6c
からの検出電流に基づいて過電流検出回路7により検出
する。過電流検出回路7は引外し装置9に対してサイリ
スタ10に引外し信号を与えて通電する。電圧引外し回
路11は、外部からの電圧信号を外部電源入力端子12
a,12bから入力し、その電圧信号の値に応じてダイ
オード13を介して引外し装置9に通電する。これによ
り、過電流による引外し動作および電圧引外し動作を、
ひとつの引外し装置9により行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主回路の過電流を検出
すると引外し装置を動作させてその主回路を開放させる
回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回路遮断器として、例え
ば、静止形回路遮断器は次のように構成される。即ち、
主回路に変流器を介在させ、この変流器の出力電流を整
流回路により整流した後電流電圧変換回路により出力電
圧に変換し、主回路に過電流が流れて出力電圧が設定値
以上となったときにその出力電圧により引外し装置の引
外しコイルに通電して前記主回路を開放させる構成であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の主回
路の過電流に対する引外し動作とは別に、主回路の外部
からの電圧信号により主回路を開放させる場合には、通
常、上述と同様に構成された別の回路遮断器を主回路に
設けてその電圧信号に応じて引外し動作を行なわせるよ
うにしている。
【0004】しかしながら、これでは、電圧引外し動作
を行なうために専用の装置を設ける必要があるので、回
路遮断器内に特別なスペースが必要となって全体が大形
化する上にコストが高くなる不具合がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、過電流による引外し動作および外部か
らの電圧信号に応じた電圧引外し動作を行なうための構
成を安価で且つ省スペースにて実現できる回路遮断器を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、主回路の過電
流を検出する過電流検出回路と、この過電流検出回路が
過電流を検出したときに通電されて前記主回路を開放さ
せる引外し装置とを具備した回路遮断器を対象とするも
のであり、外部からの電圧信号を受けると前記引外し装
置に通電して前記引外し動作を行なわせる電圧引外し回
路を設けたところに特徴を有する。
【0007】
【作用】本発明の回路遮断器によれば、引外し装置は、
過電流検出回路が主回路の過電流を検出すると通電さ
れ、これにより、引外し動作を行なって主回路を開放さ
せる。また、引外し装置は、電圧引外し回路に外部から
電圧信号が与えられると通電され、これにより、引外し
動作を行って主回路を開放させる。従って、ひとつの引
外し装置で過電流引外し動作および電圧引外し動作が行
なえるので、小形化が図れると共に安価に構成できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0009】電気的構成を示す図1において、三相の各
相に対応した電源側端子1a,1b,1cは、それぞ
れ、主回路接点2a,2b,2c,主回路導体3a,3
b,3cを介して負荷側端子4a,4b,4cに接続さ
れ、これらにより主回路5を構成している。主回路導体
3a,3b,3cのそれぞれには、これらを一次導体と
する変流器6a,6b,6cが設けられている。
【0010】変流器6a,6b,6cの出力端子は過電
流検出回路7の入力端子に接続されている。過電流検出
回路7は、変流器6a,6b,6cから入力される検出
電流を整流,電圧変換してその出力電圧を設定電圧と比
較することにより制御出力端子Cから引外し信号を出力
するものである。
【0011】この過電流検出回路7の出力端子A,B間
には逆流阻止用のダイオード8,引外し装置9およびサ
イリスタ10の直列回路が接続されている。サイリスタ
10のゲートは過電流検出回路7の制御出力端子Cに接
続されている。
【0012】電圧引外し回路11の入力端子A,Bはそ
れぞれ外部電源入力端子12a,12bに接続されてお
り、出力端子C,D間は逆流阻止用ダイオード13およ
び引外し装置9の直列回路に接続されている。尚、過電
流検出回路7および電圧引外し回路11は、それぞれダ
イオード8,13を介して引外し装置9に通電するよう
になっており、相互に通電電流が流入するのを防止して
いる。
【0013】次に、図2を参照して引外し装置9の構成
について述べる。図2において、容器状をなす磁性材製
のフレーム14の中央部には、筒状をなすガイド15が
固定され、その底面となる右端部には固定鉄心16が固
着されている。フレーム14内部のガイド15との間に
は永久磁石17およびボビン18に巻装された引外しコ
イル19が配設され、図中左側のフレーム14の開口部
にはキャップ20が取り付けられている。
【0014】可動鉄心21は、フレーム14のガイド1
5に摺動可能に挿通されており、その外部に突出した部
分にはコイル状の釈放ばね22が挿通されている。釈放
ばね22は、可動鉄心21の先端部に設けられた突起部
21aとフレーム14のキャップ20との間に位置し、
可動鉄心21を引外し方向である図中矢印P方向に付勢
した状態となっている。次に、本実施例の作用について
説明する。
【0015】引外し装置9においては、外部から通電或
は力が作用していない状態で、可動鉄心21に対して2
つの力が働いて図示の状態となっている。即ち、可動鉄
心21は、釈放ばね22の付勢力による矢印P方向への
力F0を受けると共に、永久磁石17の吸引力による反
矢印P方向への力F1を受けている。
【0016】この場合、永久磁石17の磁力線は、可動
鉄心21,固定鉄心16およびフレーム14を介した経
路で形成される磁気回路を矢印S方向に通り、可動鉄心
21に対して吸引力を作用させているものである。
【0017】そして、引外しコイル19に通電されてい
ないときには、可動鉄心21に対する釈放ばね22によ
る矢印P方向への力F0よりも永久磁石17による反矢
印P方向への力F1の方が大きくなるように設定されて
いる(F1>F0)。従って、この状態では、可動鉄心
21は、永久磁石17による力F1の作用により固定鉄
心16と近接する位置に吸引された状態に保持されてお
り、引外し装置9は引外し動作を行わないようになって
いる。
【0018】さて、主回路5の電流は、各相に対応して
変流器6a,6b,6cにより検出されており、過電流
検出回路7は、この検出電流の値が設定された電流値以
下である場合には、変換された電圧の値が設定電圧より
も小さいので、引外し装置9は引外し動作の出力を与え
ない。
【0019】また、過電流検出回路7は、変流器6a,
6b,6cによる主回路5の検出電流の大きさが大きく
なって設定された電圧値よりも大きくなると、制御出力
端子Cから引外し信号を出力してサイリスタ10をオン
させるようになる。これにより、過電流検出回路7の出
力端子Aからダイオード8,引外し装置9およびサイリ
スタ10を介して出力端子Bに通電経路が形成され、引
外し装置9の引外しコイル19が通電されるようにな
る。
【0020】引外し装置9の引外しコイル19は、過電
流検出回路7から通電されると、磁気回路に磁束を発生
させるが、その磁力線の方向は上述した永久磁石17に
よる磁束を打ち消す方向つまり反矢印S方向に発生する
ので、磁気回路に通る全体の磁束量は減じられ、これに
より、可動鉄心21に作用する反矢印P方向への力も減
じられるようになる。
【0021】これにより、可動鉄心21は、磁気回路R
から受ける反矢印P方向への力は、釈放ばね22から受
ける矢印P方向への力F0よりも小さくなるので、矢印
P方向へ移動して釈放されるようになる。この結果、引
外し装置9は主回路5の主回路接点2a,2b,2cは
引外し動作を行なう。
【0022】一方、外部電源入力端子12a,12bに
外部から電圧信号が入力されると、電圧引外し回路11
は、ダイオード12を介して引外し装置9の引外しコイ
ル19に通電するようになる。これにより、上述と同様
にして引外し装置9は引外し動作を行うようになり、主
回路5の主回路接点2a,2b,2cが開放されるよう
になる。
【0023】尚、過電流検出回路7および電圧引外し回
路11は、それぞれダイオード8および13を介して引
外し装置9の引外しコイル19に通電するので、互いに
通電電流が流入されることはない。
【0024】このような本実施例によれば、1つの引外
し装置9を、過電流検出回路7の動作時および電圧引外
し回路11の動作時に引外し動作させるようにしたの
で、装置を小形化できると共に安価に製作できる。
【0025】
【発明の効果】本発明の回路遮断器によれば、外部から
の電圧信号を受けると引外し装置に通電する電圧引外し
回路を設けたので、ひとつの引外し装置により、過電流
検出回路および電圧引外し回路の両者から通電して主回
路の引外し動作を行わせることができ、装置の小形化が
図れると共に、安価に製作できるようになるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成図
【図2】引外し装置の縦断側面図
【符号の説明】
2a,2b,2cは主回路接点、5は主回路、6a,6
b,6cは変流器、7は過電流検出回路、9は引外し装
置、10はサイリスタ、11は電圧引外し回路、12
a,12bは外部電源入力端子、16は固定鉄心、17
は永久磁石、19は引外しコイル、21は可動鉄心、2
2は釈放ばねである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路の過電流を検出する過電流検出回
    路と、この過電流検出回路が過電流を検出したときに通
    電されて前記主回路を開放させる引外し装置とを具備し
    た回路遮断器において、外部からの電圧信号を受けると
    前記引外し装置に通電して前記引外し動作を行なわせる
    電圧引外し回路を設けたことを特徴とする回路遮断器。
JP15257092A 1992-06-12 1992-06-12 回路遮断器 Pending JPH05342969A (ja)

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JP15257092A JPH05342969A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 回路遮断器

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JP15257092A JPH05342969A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 回路遮断器

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JPH05342969A true JPH05342969A (ja) 1993-12-24

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ID=15543370

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JP15257092A Pending JPH05342969A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 回路遮断器

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JP (1) JPH05342969A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2403078A (en) * 2003-06-17 2004-12-22 Zymax Internat Ltd Current operated circuit breaker with auxiliary input
JP2014199755A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 パナソニック株式会社 電磁引外装置及び回路遮断器
DK201400213A1 (en) * 2014-04-14 2015-11-02 Siemens Aktieselskab Current Transducer without energy coil for circuit breakers

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