JPH0114195Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0114195Y2 JPH0114195Y2 JP1983201812U JP20181283U JPH0114195Y2 JP H0114195 Y2 JPH0114195 Y2 JP H0114195Y2 JP 1983201812 U JP1983201812 U JP 1983201812U JP 20181283 U JP20181283 U JP 20181283U JP H0114195 Y2 JPH0114195 Y2 JP H0114195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- table plate
- space
- plate
- guide groove
- cupboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
本案は回転テーブル付食器棚に関し、その要旨
とするところは食器棚の上キヤビネツトと下キヤ
ビネツトとの間にテーブル板格納用の空所を形成
し、この空所内にテーブル板を水平方向回動かつ
スライド可能に設けて使用に際しては回動引出し
するとともに引出した状態スライドさせて通行等
の邪魔にならないようになして使用可能となすと
ともに不使用時は空所内に格納して室内スペース
を広くなし、更に格納状態下で空所の手前側開口
からテーブル板の奥行幅の略半分並びに側方開口
からテーブル板の一部を突出設定した該テーブル
板をカウンターテーブルとして利用可能となした
ものである。
とするところは食器棚の上キヤビネツトと下キヤ
ビネツトとの間にテーブル板格納用の空所を形成
し、この空所内にテーブル板を水平方向回動かつ
スライド可能に設けて使用に際しては回動引出し
するとともに引出した状態スライドさせて通行等
の邪魔にならないようになして使用可能となすと
ともに不使用時は空所内に格納して室内スペース
を広くなし、更に格納状態下で空所の手前側開口
からテーブル板の奥行幅の略半分並びに側方開口
からテーブル板の一部を突出設定した該テーブル
板をカウンターテーブルとして利用可能となした
ものである。
従来のテーブル付食器棚にあつてはテーブルは
食器棚本体に略々直角に固定されていた為にキツ
チンルームのスペースを有効利用できない欠点が
残されていた。本案はこのような欠点を解決すべ
く考案したもので以下添付図面にて詳説すれば本
案の食器棚Aは上部を棚部A′となし、下部を上
キヤビネツト1と下キヤビネツト2からなるキヤ
ビネツト部A″となし、該上下キヤビネツト1,
2間に空所3を形成してこの空所3内に、テーブ
ル板4を水平方向回動かつ横方向スライド可能に
設けたものである。即ち、前記空所3は第2図及
び第3図に示すように下キヤビネツト2の上面前
縁に前幕板5を一体に固設するとともに、上下キ
ヤビネツト1,2の前縁の端部に形成した切欠部
6に型の連結金具7を嵌合し、その上片7′を
上キヤビネツト1の側板に、下片7″を下キヤビ
ネツト2の側板に夫々ネジ又はボルトにて締着し
て上下キヤビネツト1,2を連結し、もつて両キ
ヤビネツト間に連結金具7の凹部7aの巾と同間
隔の空所3を形成するものである。而してこの空
所3内においてテーブル板4を回動可能かつ横方
向スライド可能に支持する構成としては、第2図
に示すように、テーブル板4に枢軸10を上下方
向に突設し、上キヤビネツト1の下面及び下キヤ
ビネツト2の上面に形成したガイド溝19にスラ
イド可能かつ回動可能に嵌合させてなるものであ
る。更に詳しくは、前記テーブル板4の奥行幅の
略中央部でしかも一側寄り位置に、上下方向へ枢
軸10,10を突設するか又は上下の何れか一方
に突設し、該枢軸10に対応する上キヤビネツト
1の下面及び下キヤビネツト2の上面又は一方の
面の前縁部に横方向に延びたガイド溝19を形成
してあり、前記枢軸10はガイド溝19内に嵌合
した状態で、該ガイド溝19に沿つてスライドさ
せることができるとともに、容易に回動させるこ
とができる。以上の構成により、前記テーブル板
4は空所3内に格納した状態では、該空所3の手
前側開口からテーブル板4の奥行幅の略半分並び
に側方開口からテーブル板4の一部を突出させた
状態に設定することができるとともに、前記枢軸
10を中心として回動引出しでき、更に引出した
状態で横方向へスライドさせることができる。
食器棚本体に略々直角に固定されていた為にキツ
チンルームのスペースを有効利用できない欠点が
残されていた。本案はこのような欠点を解決すべ
く考案したもので以下添付図面にて詳説すれば本
案の食器棚Aは上部を棚部A′となし、下部を上
キヤビネツト1と下キヤビネツト2からなるキヤ
ビネツト部A″となし、該上下キヤビネツト1,
2間に空所3を形成してこの空所3内に、テーブ
ル板4を水平方向回動かつ横方向スライド可能に
設けたものである。即ち、前記空所3は第2図及
び第3図に示すように下キヤビネツト2の上面前
縁に前幕板5を一体に固設するとともに、上下キ
ヤビネツト1,2の前縁の端部に形成した切欠部
6に型の連結金具7を嵌合し、その上片7′を
上キヤビネツト1の側板に、下片7″を下キヤビ
ネツト2の側板に夫々ネジ又はボルトにて締着し
て上下キヤビネツト1,2を連結し、もつて両キ
ヤビネツト間に連結金具7の凹部7aの巾と同間
隔の空所3を形成するものである。而してこの空
所3内においてテーブル板4を回動可能かつ横方
向スライド可能に支持する構成としては、第2図
に示すように、テーブル板4に枢軸10を上下方
向に突設し、上キヤビネツト1の下面及び下キヤ
ビネツト2の上面に形成したガイド溝19にスラ
イド可能かつ回動可能に嵌合させてなるものであ
る。更に詳しくは、前記テーブル板4の奥行幅の
略中央部でしかも一側寄り位置に、上下方向へ枢
軸10,10を突設するか又は上下の何れか一方
に突設し、該枢軸10に対応する上キヤビネツト
1の下面及び下キヤビネツト2の上面又は一方の
面の前縁部に横方向に延びたガイド溝19を形成
してあり、前記枢軸10はガイド溝19内に嵌合
した状態で、該ガイド溝19に沿つてスライドさ
せることができるとともに、容易に回動させるこ
とができる。以上の構成により、前記テーブル板
4は空所3内に格納した状態では、該空所3の手
前側開口からテーブル板4の奥行幅の略半分並び
に側方開口からテーブル板4の一部を突出させた
状態に設定することができるとともに、前記枢軸
10を中心として回動引出しでき、更に引出した
状態で横方向へスライドさせることができる。
尚、第2図及び第3図に示すように下キヤビネ
ツト2の上面にはテーブル板4の回動及び移動を
容易ならしめる為のスライダー15,…を設けて
いる。また、第3図に示した8は、本案の構成要
件ではないが、テーブル板4を回動かつスライド
可能に支持する回転金具で、16は該回転金具8
用のストツパーを兼ね、不容易な回動を防止する
マグネツトキヤツチであり、本案のガイド溝19
に枢軸10を回動かつスライド可能に嵌合した構
成にも該マグネツトキヤツチ16を適用して、不
容易な回動及び移動を防止することもできる。
ツト2の上面にはテーブル板4の回動及び移動を
容易ならしめる為のスライダー15,…を設けて
いる。また、第3図に示した8は、本案の構成要
件ではないが、テーブル板4を回動かつスライド
可能に支持する回転金具で、16は該回転金具8
用のストツパーを兼ね、不容易な回動を防止する
マグネツトキヤツチであり、本案のガイド溝19
に枢軸10を回動かつスライド可能に嵌合した構
成にも該マグネツトキヤツチ16を適用して、不
容易な回動及び移動を防止することもできる。
更に、テーブル板4の引出し遊端側の前方突出
部分下面には、第1図及び第2図に示すように上
部を固定して垂直方向に支脚17を取付けてあ
り、具体的には2枚の分割脚17′,17′をヒン
ジ18にて幅方向折畳み可能に連結した支脚17
の該テーブル板4の引出し方向前方外側の分割脚
17′の上部をビス止め等により垂直固定し、該
テーブル板4の回動押込み格納時において内側の
分割脚17′を外側の分割脚17′と重畳状態に折
畳み、カウンターテーブルとして利用するテーブ
ル板4の支脚となし、また該テーブル板4を回動
引出して通常のテーブルとして使用する場合は、
分割脚17′,17′を開きテーブル板4の支脚と
なしている。以上のようにテーブル板4の前方突
出部分下面に支脚17を垂直方向に固定して取付
ければ、該テーブル板4を回動引出し及び押込み
格納何れの状態下においても、該テーブル板4を
枢軸10と支脚17とで上下方向の支持ができる
のみならず、該支脚17により該テーブル板4の
回動規制をも行え、また適宜な角度での回動引出
し状態下においても同様な支持ができるものであ
る。
部分下面には、第1図及び第2図に示すように上
部を固定して垂直方向に支脚17を取付けてあ
り、具体的には2枚の分割脚17′,17′をヒン
ジ18にて幅方向折畳み可能に連結した支脚17
の該テーブル板4の引出し方向前方外側の分割脚
17′の上部をビス止め等により垂直固定し、該
テーブル板4の回動押込み格納時において内側の
分割脚17′を外側の分割脚17′と重畳状態に折
畳み、カウンターテーブルとして利用するテーブ
ル板4の支脚となし、また該テーブル板4を回動
引出して通常のテーブルとして使用する場合は、
分割脚17′,17′を開きテーブル板4の支脚と
なしている。以上のようにテーブル板4の前方突
出部分下面に支脚17を垂直方向に固定して取付
ければ、該テーブル板4を回動引出し及び押込み
格納何れの状態下においても、該テーブル板4を
枢軸10と支脚17とで上下方向の支持ができる
のみならず、該支脚17により該テーブル板4の
回動規制をも行え、また適宜な角度での回動引出
し状態下においても同様な支持ができるものであ
る。
以上のようになる本案の回転テーブル付食器棚
は、食器棚A本体の所定位置に手前側及び両側の
一方を開口となした空所3を形成し、該空所3内
にテーブル板4を手前側開口からテーブル板4の
奥行幅の略半分並びに側方開口からテーブル板4
の一部を突出した状態で嵌合し、該テーブル板4
に設けた枢軸10を空所3内に形成したガイド溝
19内に回動可能かつ溝方向スライド可能に嵌合
してなるので、テーブル板4は使用時に空所3か
ら引出し、不使用時には押込み格納することがで
きるのでキツチンルーム等の室内スペースを有効
に利用することができ、又格納時においても空所
3の手前側開口及び側方開口から突出したテーブ
ル板4の略半分の突出部分をカウンターテーブル
として利用できるだけでなく、引出した状態のテ
ーブル板4をガイド溝19に沿つて横方向にスラ
イド可能となしたので室内形状、スペースに応じ
てスライドさせて使用することによつて、より一
層のスペース有効利用を計れるのである。そし
て、回動可能かつ横方向スライド可能となす構造
に関しても、空所3内に面する位置にガイド溝1
9を形成するとともに、テーブル板4に設けた枢
軸10を該ガイド溝19内に嵌合するだけである
ので、安価に構成できるものである。更にテーブ
ル板4の前方突出部分下面には支脚17を垂直方
向に固定して取付けたので、該テーブル板4を回
動引出し及び押込み格納何れの状態下において
も、該テーブル板4をガイド溝19内に嵌合した
枢軸10と支脚17とで上下方向の支持ができる
のみならず、該支脚17により該テーブル板4の
回動規制をも行え、また適宜な角度での回動引出
し状態下においても同様な支持ができ、通常のテ
ーブルとしてまたカウンターテーブルとして必要
な支持強度を有するものである。
は、食器棚A本体の所定位置に手前側及び両側の
一方を開口となした空所3を形成し、該空所3内
にテーブル板4を手前側開口からテーブル板4の
奥行幅の略半分並びに側方開口からテーブル板4
の一部を突出した状態で嵌合し、該テーブル板4
に設けた枢軸10を空所3内に形成したガイド溝
19内に回動可能かつ溝方向スライド可能に嵌合
してなるので、テーブル板4は使用時に空所3か
ら引出し、不使用時には押込み格納することがで
きるのでキツチンルーム等の室内スペースを有効
に利用することができ、又格納時においても空所
3の手前側開口及び側方開口から突出したテーブ
ル板4の略半分の突出部分をカウンターテーブル
として利用できるだけでなく、引出した状態のテ
ーブル板4をガイド溝19に沿つて横方向にスラ
イド可能となしたので室内形状、スペースに応じ
てスライドさせて使用することによつて、より一
層のスペース有効利用を計れるのである。そし
て、回動可能かつ横方向スライド可能となす構造
に関しても、空所3内に面する位置にガイド溝1
9を形成するとともに、テーブル板4に設けた枢
軸10を該ガイド溝19内に嵌合するだけである
ので、安価に構成できるものである。更にテーブ
ル板4の前方突出部分下面には支脚17を垂直方
向に固定して取付けたので、該テーブル板4を回
動引出し及び押込み格納何れの状態下において
も、該テーブル板4をガイド溝19内に嵌合した
枢軸10と支脚17とで上下方向の支持ができる
のみならず、該支脚17により該テーブル板4の
回動規制をも行え、また適宜な角度での回動引出
し状態下においても同様な支持ができ、通常のテ
ーブルとしてまたカウンターテーブルとして必要
な支持強度を有するものである。
第1図は本案の回転テーブル付食器棚の代表的
実施例を示す斜視図、第2図は食器棚の空所内に
設けたガイド溝内にテーブル板に設けた枢軸を回
動可能かつスライド可能に嵌合した状態を示す内
部構造を省略した説明用縦断面図、第3図は上下
キヤビネツト間に空所を形成する構造を示す要部
の分解斜視図である。 A:食器棚、1:上キヤビネツト、2:下キヤ
ビネツト、3:空所、4:テーブル板、10:枢
軸、19:ガイド溝。
実施例を示す斜視図、第2図は食器棚の空所内に
設けたガイド溝内にテーブル板に設けた枢軸を回
動可能かつスライド可能に嵌合した状態を示す内
部構造を省略した説明用縦断面図、第3図は上下
キヤビネツト間に空所を形成する構造を示す要部
の分解斜視図である。 A:食器棚、1:上キヤビネツト、2:下キヤ
ビネツト、3:空所、4:テーブル板、10:枢
軸、19:ガイド溝。
Claims (1)
- 食器棚本体の所定位置に手前側及び両側の一方
を開口となした空所3を形成し、該空所3内にテ
ーブル板4を手前側開口からテーブル板4の奥行
幅の略半分並びに側方開口からテーブル板4の一
部を突出した状態で嵌合し、該テーブル板4に設
けた枢軸10を空所3内に形成したガイド溝19
内に水平方向回動可能且つ溝方向スライド可能に
嵌合するとともに、該テーブル板4の前方突出部
分下面には支脚17を垂直方向に固定してなる回
転テーブル付食器棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20181283U JPS59128246U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 回転テ−ブル付食器棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20181283U JPS59128246U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 回転テ−ブル付食器棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128246U JPS59128246U (ja) | 1984-08-29 |
JPH0114195Y2 true JPH0114195Y2 (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=30427301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20181283U Granted JPS59128246U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 回転テ−ブル付食器棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128246U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5152515Y2 (ja) * | 1971-10-19 | 1976-12-15 | ||
JPS54119526U (ja) * | 1978-02-06 | 1979-08-21 |
-
1983
- 1983-12-30 JP JP20181283U patent/JPS59128246U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59128246U (ja) | 1984-08-29 |
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