JPH01141585A - 遠赤外線利用の製麹方法及び装置 - Google Patents

遠赤外線利用の製麹方法及び装置

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Publication number
JPH01141585A
JPH01141585A JP29970787A JP29970787A JPH01141585A JP H01141585 A JPH01141585 A JP H01141585A JP 29970787 A JP29970787 A JP 29970787A JP 29970787 A JP29970787 A JP 29970787A JP H01141585 A JPH01141585 A JP H01141585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
koji
far
substrate
infrared
electromagnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP29970787A
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English (en)
Inventor
Wakio Araki
荒木 和鬼夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGATA JOZO KIKAI KK
Original Assignee
NAGATA JOZO KIKAI KK
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Publication date
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J この発明は醸造工業及び一般酵素玉業に於ける製麹に関
するものである。
[従来の技v#J 従来の製麹は、それぞれの目的に応じてその製麹環境を
温度と湿度の調整にのみ頼り、麹菌の好むと思われる環
境を人為地に探り、麹菌の成育を促し、それ等麹菌が好
むと好まざるとに拘わらず、温度と湿度のみの調整を計
りながら製麹を行なってきた。
また麹菌は生体であると言う理由から、自己成育にまか
せ菌生体の経時変化に伴なう発生物質(温度、湿度、炭
酸ガス等)の取り除き、清掃を人為的に管理し5その環
境での成育を最良のものとしてきた。
これ等は何h5も麹菌と言う生体に対し真に満足感を与
えているかは、麹菌が表現能力を持たない生体であるた
め、全く不明であり、鑑定の判断に頼るのみに外ならな
かった。
製麹における重要課題が、a用菌以外の雑菌の繁殖を防
ぐことにあるのは周知の通りである。すなわち、D!&
菌の阻害を最小限に押え。
有用菌の活力に供する環境管理を行なうことであるが、
411菌とはいえども菌生体には変りはなく、有用菌が
好む環境は雑菌も好むことになる。したがって有用菌優
利の環境作りを心掛けることになる。過去の経験が生ん
だ製麹の経時変化に対する温度管理、湿度管理を非常に
厳密に行なうことで有用菌優利の環境作りを操作しなが
ら、栄養失調の有用菌をできるだけ出さないようにと温
、湿度の管理を厳密に行ない、目的に応じたそれぞれの
酵素力価を追求してきた。
〔発明が解決しようとする問題点J 製麹の過程における重要な課題は前述の通りで、主なも
のとして。
中製麹に最適な環境作りを行ない、麹菌の成育に如何に
して活力を与えるか。
(?)有用菌の活性化を計り、如何にして雑菌からの阻
害を排除するか。
+91有用菌の活性化を計り、如何にして目的に応じた
製麹を完了させるか。
を挙げることができる。
遠赤外線は周知のとおり、他のあらゆる物質に電磁波を
伝播し、原子レベル又は分子レベルでの共振運動を引き
起し、原子又は分子運動エネルギを励起させる性格を有
する。この性格は言うまでもなく、麹菌である生体にも
作用することになる。
遠赤外線放射体は麹菌自からの活性化を呼び起すため、
麹菌の最良の吸収波長を放射しなければならない、その
時の電磁波波長は製麹有用菌のみの吸収波長に焦点をし
ぼり、若干なりとも性格を異にする他の雑菌の吸収領域
からはピントをはずすことになる。遠赤外線放射体から
放射された′djLrJj&波は、有用菌生体に直ちに
伝播され9分子レベルでの共振運動を起し、菌生体の活
性化が直ちに励起させることになる。
中活性化した有用菌は、自からの環境を支配し、外的作
用を受は難くなる。
+3+活性化した有用菌は、繁殖精力を高め、1製麹目
的を容易にする。
+8+活性化した有用菌は、他の雑菌を容易に抑え、そ
の阻害を排除する。
L問題点を解決するための手段J 遠赤外線の作用効果に特に重要なことは。
遠赤外線放射体から放射される電磁波放射波長と、菌生
体が吸収する電磁波吸収波長との焦点を合致させること
にある。ただし製麹の経時変化は、麹生体の経時変化で
もあり、麹菌の成育と共にその性質を変えてしまい、各
々の放射、吸収のそれにピントのズレが生じ始める。
波長調節装置はこれ等を追跡しながら放射波長を経時的
に変化させ、麹菌のそれと常にピントを合わせる役目を
果たす。製麹の品温パターンと連係を取りながら、遠赤
外線放射体への電流調節による波長の調節は容易に可能
となる。
生体のすべては遠赤外線領域での活性化が顕著であるの
は7周知のとおりであって、麹菌生体もこれと同じよう
に自己活性化が計られ、成育旺盛で、かつ強い生体に生
れ変わる。
菌生体の活性化は、自から環境を支配し、他からの阻害
を抑えることになる。
【1作用J 培養室1をl!1基質の通気性培養床2によって−F室
1a及び下室ibに仕切り、培養を行なう製麹装置にお
いて、上室1aの培養床上に盛込まれた麹基質の上部に
遠赤外線放射体4を設け、a法貫の自己発熱を経時的に
感知するセンサ5の情報を、遠赤外線放射体4と連係す
る遠赤外線調節装置6に印加し、N4基1r3を媒体と
して。成育中の麹菌が有する電磁波吸収の適合波長を放
射させ、&I!菌の活性化を図るものである。また麹菌
の種類によって醗酵熱に大小があり、大きい場合には吸
排気手段の吸入孔9かlも、図示していない空気調和機
からの温湿風を供給し、麹基質3に通気を行なうことを
併用して品温を制御し、吸排気手段の非気孔7から排気
させる。
ヒ述の構成において通気の方向は、麹基質3に対し下か
らヒ方へとするか、或いは上から下方へとするか、その
撰定は任意である。
したがって7吸排気手股の吸入孔9と非気孔7とはその
通気方向にともなって反対作用する。また手入れを必要
とする場合には1手入れ装置8を回転させながら降下さ
せ、麹と手入れ機移動の相関々係から牛入れを行なうこ
とができる。
[発明の効果〕 遠赤外線放射体から放射される電磁波を吸収した麹菌は
、言うまでもなく成育スピードを増し、自己発熱が旺盛
で、麹菌の栄養源である基質粒子の芯部に向って破精込
み、雑菌に繁殖の暇も与えず、勢力負けした雑菌はまた
たく間に姿を消し、(f用菌のみの繁殖成育からの産物
、酵素力価の高い製麹を得ることができた。このように
して完成した麹は状はう、香り、ふくらみ、共に従来の
?!麹方法及び装置によるものよりはるかに優れている
ものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの発明の方法及び装置を実視するための一
形態の断面図である。 なお図において、 ■   培養室 1a−4二室 ib    下室 2   培養床 :(麹基質 11    遠赤外線放射体 5   センサ 6   遠赤外線調節装置 7   吸排気手段の排気孔 8   手入れ装置 9   吸排気手段の吸入孔 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、醸造工業並びに一般酵素工業における製麹装置にお
    いて、麹基質を囲む任意箇所に設けられ、電磁波波長を
    調節自在にした遠赤外線放射体により、対象とする基質
    又は菌生体の有する電磁波長吸収体に放射吸収させ、前
    記基質又は菌生体の分子運動エネルギーを励起させるこ
    とによつて、目的に応じた製麹を可能にしたことを特徴
    とする遠赤外線利用の製麹方法。 2、醸造工業並びに一般酵素工業における製麹装置にお
    いて、麹基質を囲む任意箇所に設けられ、電磁波波長を
    調節自在にした遠赤外線放射体により、対象とする基質
    又は菌生体の有する電磁破良吸収体に放射吸収させ、前
    記基質又は菌生体の分子運動エネルギーを励起させると
    共に、温・湿風の通気と手入れ装置による手入れとを適
    宜に行なうことにより、品温を制御しうるようにしたこ
    とを特徴とする遠赤外線利用の製麹方法。 3、麹室を上下に仕切られた製麹装置において、麹基質
    を囲む任意箇所に遠赤外線放射体を設け、この遠赤外線
    放射体は電磁波放射波長を自在に調節可能にする波長調
    節装置と、遠赤外線放射部とから成り、遠赤外線放射波
    長を製麹の経時変化に基づき、前記基質又は菌生体の有
    する電磁波良吸収体に合わせるように波長の調節を行な
    い、もつて目的に応じた製麹を行なうようにしたことを
    特徴とする遠赤外線利用の製麹装置。 4、麹室を上下室に仕切られた製麹装置において、麹基
    質を囲む任意箇所に遠赤外線放射体を設け、この遠赤外
    線放射体は電磁波放射波長を自在に調節可能にする波長
    調節装置と、遠赤外線放射部とから成り、遠赤外線放射
    波長を製麹の経時変化に基づき、前記基質又は菌生体の
    有する電磁波良吸収体に合わせるように波長の調節を行
    ない、もつて目的に応じた製麹を行う様にすると共に、
    温湿風の通気を行なう吸排気手段と、手入れを行なう手
    入れ装置とを併用し、醗酵熱旺盛な麹基質に対して品温
    制御するようにした遠赤外線利用の製麹装置。
JP29970787A 1987-11-30 1987-11-30 遠赤外線利用の製麹方法及び装置 Pending JPH01141585A (ja)

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JP (1) JPH01141585A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01148174A (ja) * 1987-12-03 1989-06-09 Nagata Jozo Kikai Kk 醸造工業及び一般酵素工業のもろみの速醸装置
US6040120A (en) * 1997-01-31 2000-03-21 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Thermal processing apparatus
JP2002262860A (ja) * 2001-03-14 2002-09-17 Shokuhin Sangyo Denshi Riyo Gijutsu Kenkyu Kumiai 種麹の製造法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01148174A (ja) * 1987-12-03 1989-06-09 Nagata Jozo Kikai Kk 醸造工業及び一般酵素工業のもろみの速醸装置
US6040120A (en) * 1997-01-31 2000-03-21 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Thermal processing apparatus
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