JPH0114068Y2 - - Google Patents

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JPH0114068Y2
JPH0114068Y2 JP2630085U JP2630085U JPH0114068Y2 JP H0114068 Y2 JPH0114068 Y2 JP H0114068Y2 JP 2630085 U JP2630085 U JP 2630085U JP 2630085 U JP2630085 U JP 2630085U JP H0114068 Y2 JPH0114068 Y2 JP H0114068Y2
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bridge
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strings
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、簡単な構造でブリツジ本体を確実
に固定でき、ガタ付きを防止し得るようにした電
気ギターのブリツジに関する。
〔従来の技術〕
電気ギターのブリツジは、弦の支持点を明確に
し有効弦長を設定している。
このため重要な部分を構成するもので、その一
例として例えば第3図および第4図に示す構造の
ものが知られている。これは電気ギターのボデイ
本体上に弦2を横切る如く配設されたブリツジベ
ース1に、各弦2に対応する複数個の収納部3を
並設し、その夫々の収納部3内にブリツジ本体4
を前後方向、すなわち弦2の張設方向に移動自在
に挿入配置してその上面にて各弦2を支持し、ブ
リツジ本体4を調整用ねじ5によつて前後方向に
移動調整し、弦2の有効弦長を可変設定するよう
にしたものである。各調整用ねじ5は前記ブリツ
ジ本体4のねじ孔を螺入貫通し、その両端部が前
記ブリツジベース1の前、後壁に設けられたねじ
挿通孔に挿通され回転自在に軸支されているが、
進退移動を規制防止されている。そして、各ブリ
ツジ本体4は前記調整用ねじ5によつて支持され
ると共に両肩部4A,4Bが前記収納部3の段差
部6A,6Bによつて支持されている。
また、第5図に示すようにブリツジ本体7を、
調整用ねじ5によつて支持され移動調整される本
体部7Aと、弦2を支持する弦受山部7Bとに分
割し、これらを締付ボルト8で一体的に結合した
構造のもの(実開昭58−23384号公報)も知られ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、第3図および第4図に示した前者の
ブリツジ構造においては、弦圧によつてブリツジ
本体4を段差部6A,6Bに押付けているとは云
え、弦の振動によつてブリツジ本体4が上下にガ
タ付き易く、そのため耳ざわりな雑音が発生する
という不都合があつた。
一方、第5図に示した後者のブリツジ構造にお
いては、締付ボルト8を締付けると、本体部7A
と弦受山部7Bとが互いに接近し、本体部7Aの
張出部9が収納部3の下端開口部側に設けた段差
部10に圧接され、弦受山部7Bの下面両側端部
が前記収納部3の上端開口部側に設けた段差部1
1に圧接されるため、ブリツジ本体7をブリツジ
ベース1に確実に固定でき、そのガタ付きを防止
できるという利点を有するが、反面ブリツジ本体
7を2分割構造としているため部品点数が増加
し、その製作および組立作業が面倒であるという
不都合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電気ギターのブリツジは上述し
たような点に鑑みてなされたもので、ボデイ本体
上に配設されたブリツジベースに、各弦をそれぞ
れ支持する複数個のブリツジ本体を調整用ねじを
介して配設することにより前後方向に移動調整自
在とし、前記ブリツジベースの底面に各ブリツジ
本体に対応して形成された前後方向に長い長孔に
それぞれ固定用ボルトを挿通して各ブリツジ本体
のねじ孔にねじ込み、この固定用ボルトを上方よ
り回転させて締付けることにより前記ブリツジ本
体をブリツジベースの内底面に固定するように構
成したものである。
〔作用〕
この考案においてはブリツジ本体を分割するこ
となく固定用ボルトで確実に固定でき、そのガタ
付きを防止することができる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るブリツジの一実施例を
示す平面図、第2図は第1図−線断面図であ
る。これらの図において、電気ギターのボデイ本
体31の上方には複数本、例えば6本の弦2,2
a〜2fが所定の弦高をもつてそれぞれ張設され
ると共に、これらの弦2の一端部を支持するブリ
ツジ32が配設されている。
前記ブリツジ32はボデイ本体31上に左右一
対のコラム33A,33Bを介して配設されたブ
リツジベース34を備えている。ブリツジベース
34は各弦2に対して共通に延在するよう弦2の
張設方向と直交する方向に長く延在し、その上面
中央部にはその長手方向に長い収納凹部35が形
成されており、この収納凹部35内に各弦2にそ
れぞれ対応して6個のブリツジ本体36,36a
〜36fがそれぞれ調整用ねじ37を介して前後
方向、すなわち弦の張設方向に移動調整自在に配
設されている。前記各調整用ねじ37は各ブリツ
ジ本体36の前後面に開口するねじ孔38にねじ
込まれて、両端が前記ブリツジベース34の前壁
34aおよび後壁34bに形成されたねじ取付用
孔(図示せず)に挿通されかつ該孔からの抜け並
びに前後移動を規制防止されている。したがつ
て、調整用ねじ37をドライバー等の適宜な工具
で回転させると、ブリツジ本体36は該ねじ37
に沿つて前進もしくは後退する。
前記各ブリツジ本体36の上面中央には弦2の
張設方向に延在するローラ取付用溝40がそれぞ
れ形成されており、このローラ取付用溝40には
弦2をそれぞれ支持するローラ41が軸ピン42
を介して回転自在に配設され、その一部がブリツ
ジ本体36の上方に突出されている。この場合、
かならずしもローラ41を必要とせず第3図に示
した従来構造のようにブリツジ本体36の上面を
略山形に形成し、その頂部で弦2を支持するよう
にしてもよい。但し、ローラ41を使用すると、
弦2の緊張状態でもブリツジ本体36の移動調整
を容易に行うことができる利点を有している。
前記ブリツジベース34の底面には前後方向に
長い6個の長孔44,44a〜44fが前記各ブ
リツジ本体36に対応して形成され、これらの長
孔44にそれぞれ固定用ボルト46がブリツジベ
ース34の下方よりそれぞれ挿通されている。各
固定用ボルト46はその上端面にマイナス溝、六
角穴等が形成されることにより回転操作部47を
有し、前記各ブリツジ本体36に形成されたねじ
孔45にそれぞれねじ込まれている。ねじ孔45
はブリツジ本体36を貫通して形成されることに
よりその上下面に開口している。
このような構成からなるブリツジ32におい
て、ドライバー等の工具をブリツジ本体36の上
方からねじ孔45に差し込んでその先端を回転操
作部47に係合させ、固定用ボルト46を締付方
向に回転させると、ブリツジ本体36が該ボルト
46に沿つて下降しブリツジベース34の内底面
50に圧接固定されるため、ブリツジ本体36の
上下方向のガタ付きを確実に防止することができ
る。この場合、固定用ボルト46は長孔44に挿
通されているので、あらかじめ該ボルト46を緩
めてブリツジ本体36の固定状態を解除しておけ
ば、ブリツジ本体36を前後方向に移動調整する
際、固定ボルト46が長孔44に沿つてブリツジ
本体36と一体的に移動するため、何ら支障をき
たすことがない。また、ブリツジ本体36の上方
より固定用ボルト46を締付けたり緩めたりする
ことができるため操作が簡単である上、第5図に
示した従来構造のようにブリツジ本体36を分割
する必要がないので、ブリツジ本体36の製造お
よび組立作業も簡単かつ容易である。
さらに、ブリツジ本体36をブリツジベース3
4の内底面50に固定するようにしているため、
該ベース34の収納凹部35に、上記従来構造に
おいて必要とされる段差部を設けたり、各ブリツ
ジ本体36に対応して該凹部35内を仕切る必要
が一切なく、ブリツジベース34自体の構造が簡
単で、安価に製作し得る。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案に係る電気ギター
のブリツジは、固定用ボルトでブリツジ本体をブ
リツジベースの内底面に固定するようにしたの
で、構造簡易にしてブリツジ本体のガタ付きを確
実に防止することができる。また、ブリツジ本体
の固定操作を該本体の上方から行うことができる
ため操作が簡単である上、ブリツジ本体を実開昭
58−23384号公報のブリツジのように分割する必
要がなく、製作および組立作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電気ギターのブリツジ
の一実施例を示す平面図、第2図は第1図−
線断面図、第3図はブリツジの従来例を示す斜視
図、第4図は従来例の断面図、第5図はブリツジ
の他の従来例を示す断面図である。 2,2a〜2f……弦、31……ボデイ本体、
32……ブリツジ、34……ブリツジベース、3
5……収納凹部、36,36a〜36f……ブリ
ツジ本体、37……調整用ねじ、38……ねじ
孔、41……ローラ、44……長孔、45……ね
じ孔、46……固定用ボルト、50……ブリツジ
ベースの内底面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボデイ本体上に配設され弦の張設方向と直交す
    る方向に長く延在するブリツジベースと、各弦に
    対応して前記ブリツジベースに回転自在にかつ軸
    方向への移動を規制されて配設された複数個の調
    整用ねじと、この各調整用ねじにそれぞれ螺合さ
    れて上面にて弦をそれぞれ支持し該ねじの回転に
    伴つて弦の張設方向に移動調整される複数個のブ
    リツジ本体と、 前記ブリツジベースの底面に各ブリツジ本体に
    対応して形成された弦の張設方向に長い長孔にそ
    れぞれ挿入されて各ブリツジ本体のねじ孔にねじ
    込まれ、上端に回転操作部を有する複数個の固定
    用ボルトとを備え、 この固定用ボルトを上方より締付けることによ
    りブリツジ本体を前記ブリツジベースの内底面に
    固定するようにしたことを特徴とする電気ギター
    のブリツジ。
JP2630085U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0114068Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2630085U JPH0114068Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2630085U JPH0114068Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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Publication Number Publication Date
JPS61143194U JPS61143194U (ja) 1986-09-04
JPH0114068Y2 true JPH0114068Y2 (ja) 1989-04-25

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ID=30522178

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JP2630085U Expired JPH0114068Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP2516334Y2 (ja) * 1989-03-01 1996-11-06 信秋 林 ギターのブリッジ装置

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Publication number Publication date
JPS61143194U (ja) 1986-09-04

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