JPH0114031Y2 - - Google Patents

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JPH0114031Y2
JPH0114031Y2 JP15494082U JP15494082U JPH0114031Y2 JP H0114031 Y2 JPH0114031 Y2 JP H0114031Y2 JP 15494082 U JP15494082 U JP 15494082U JP 15494082 U JP15494082 U JP 15494082U JP H0114031 Y2 JPH0114031 Y2 JP H0114031Y2
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drum
transfer drum
transfer
gear
brake
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ドラム装置に関するものである。
画像形成用の感光体ドラムと、この感光体ドラ
ムに接触している転写ドラムを有する電子写真複
写機において、上記両ドラムを回転的に正確に同
期させる手段としては、従来、第1図ないし第3
図に示す技術が知られている。第1図において、
符号1および2はそれぞれ感光体ドラムおよび転
写ドラムを示している。感光体ドラム1および転
写ドラム2の同じ側にのびる軸11および22の
端部には、プラスチツクからなる歯車111およ
び222が嵌着させられている。歯車111およ
び222には、それぞれ歯元円の近傍であつて所
定半径上で等間隔に配置した複数個の円弧状長穴
10,20が形成されている。歯車111と歯車
222との噛合点において、一方の歯車の円弧状
長穴部分に対して他方は円弧状長穴でない部分が
対向するように配置されており、各歯車は上記各
ドラムの外周より僅か大きなピツチサークルを有
するように設定してある。従つて、噛合点におい
て、円弧状長穴の近傍の歯は他方の歯に押動され
て変形を生じ、またバツクラツシユは無くなり上
記両ドラム間のずれは防止できる。しかしなが
ら、この方式によれば、歯車は正しい噛合いをし
ないので一定かつ円滑な角速度が得られず、歯面
の摩擦が烈しく歯先の摩耗も早く、また歯車と軸
との固定方法もガタのないように堅牢にせねばな
らず転写ドラムの着脱もやりにくくなる欠点があ
る。
第2図に示す方式は、転写ドラム2の外周面に
可撓性部材からなるブレーキバンド3を緊縮性の
スプリング4を介して常時制動を掛けるようにな
つている。第3図にこの方式の変形例を示し、可
撓性部材の代りに剛性部材5を用い、剛性部材5
と転写ドラム2との間にブレーキシユー6を介在
させてある。このような摺動摩擦制動を用いて転
写ドラム2と感光体ドラム1との角速度を一定に
する方式は、運転開始の初期は充分効果を発揮す
るが、転写ドラム2の外周上に現像剤粉や紙粉等
が付着すると、ブレーキバンド3又はブレーキシ
ユー6の摺動面に侵入し摩擦力が激減して、遂に
は歯車のバツクラツシユ分の変動が吸収できなく
なる欠点がある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
上記した従来の欠点を一掃し、長期間にわたつて
部品交換や摺動面の清掃などのメンテナンスを要
しない、歯車のバツクラツシユ分の変動を吸収す
るドラム装置を提供することを目的とする。
かかる目的は、画像形成用の感光体ドラムと、
この感光体ドラムに接触している転写ドラムと、
前記感光体ドラムと転写ドラムとを互いに駆動連
結する歯車列とを有する電子写真複写機におい
て、感光体ドラム又は転写ドラムの外周端部に対
して接離自在に支持されていて、自らの回転に常
時制動が掛けられているブレーキローラと、この
ブレーキローラを当該ドラムに圧接させる圧接手
段とを有することを特徴とするドラム装置によつ
て達成される。
そして、本考案によれば、ブレーキローラは常
時制動が掛かつているため、当該ドラムと転がり
接触をしていてもそのドラムに制動を掛けたこと
になるので、歯車のバツクラツシユ分の速度変動
やドラムと歯車との嵌合部のガタ分の速度変動を
吸収することができる。又ドラム外周上に多少の
現像粉や紙粉が付着してもブレーキローラは転が
り接触であるから制動力の低下はなく、長期間に
わたつて部品交換や摺動面の清掃などのメンテナ
ンスを必要としない。
以下図示の実施例について詳細に説明する。
本考案によるドラム装置は、感光体ドラム又は
転写ドラムの何れかの外周面に、自らの回転に常
時制動が掛けられているブレーキローラと、この
ブレーキローラを当該ドラムに圧接する圧接手段
等により構成されている。
第4図において、符号105は感光体ドラムを
示していて、その軸105aは図示されない不動
部材に枢支されている。この感光体ドラム105
の図中右端には当該感光体ドラム105と実質的
一体に歯車105gが形成されている。この歯車
105gは、図示されない駆動歯車と噛み合つて
いて、上記駆動歯車からの動力伝達により示矢P
方向へ回転する。この感光体ドラム105の周面
には感光体が巻装されている。
転写ドラム106は、円筒体の中央部を軸方向
に帯状に残して切り欠いた形状のドラム枠体10
6aを主体として構成されていて、軸方向両端の
環状残肉部をつないでいる帯状残肉部に、転写紙
把持用のシートグリツパー107が設けられてい
る。このシートグリツパー107は軸107aを
介してドラム枠体106aに枢支されている。そ
してこの軸107aは一端がL字状に折り曲げら
れてあり、転写ドラム106の回転と共に該L字
状折曲部が図示されないコントロールカムに係合
してシートグリツパー107を開閉させる。又、
ドラム枠体106aには、切欠部を十分覆うよう
にして誘電体フイルム108が巻装されている。
転写ドラム106の図中右端には歯車110g
がこの転写ドラム106と摩擦嵌合により実質的
一体に形成されていて、前記歯車105gと噛合
い示矢P1方向へ回転可能になつていて、これら
両歯車により歯車列を形成している。両歯車10
5g,110gのピツチ円径及び両ドラム10
5,106の外径はすべて同一に設定してある。
転写ドラム106の両側端には、それぞれ揺動
板117,112が上記ドラムを独立的に回転自
在に支持するようになつている。揺動板117,
112は共通の固定軸114にそれぞれ枢支され
ていて、転写ドラム106が感光体ドラム105
に対して接離自在に揺動可能になつている。揺動
板117,112の先端には、ピン131,13
1aを介して、それぞれレバー132,132a
が遊着されている。レバー132,132aの先
端には緊縮性スプリング135,135aの一端
が係止され、常時揺動板117,112は固定軸
114を中心として図中反時計方向に回動する向
きの習性を与えられているから、転写ドラム10
6は常時感光体ドラム105に接触することにな
る。
転写ドラム106の図中左端近傍には、図示し
ない不動の側板にピン201が植設されており、
ピン201にはレバー202が枢支され、レバー
202の一端にはブレーキローラ200が回転自
在に支持されている。レバー202は、その他端
に係止された緊縮性のスプリング204を介して
示矢Q方向へ引張られていて、ブレーキローラ2
00を常時転写ドラム106の周面に圧接する向
きの習性を有している。ブレーキローラ200の
圧接個所は、転写ドラム106の非転写区域にあ
ることが肝要である。この場合、転写ドラム10
6の環状残肉部に対応している。
ブレーキローラ200の詳細を第5図に示す。
この図において、レバー202の先端にはローラ
軸203が固着されている。ローラ軸203に
は、ブレーキボビン200Aが回転自在に挿通さ
れ、ブレーキボビン200Aの外周にはゴムなど
の高摩擦物質200Bが接着されている。ブレー
キボビン200Aの両側には高摩擦係数を有する
物質からなる摩擦円板200C,200Cがそれ
ぞれ挿通されている。摩擦円板200Cと同径の
円板と、ローラ軸203に摺動自在な円筒とを一
体に形成した押動ピース200Dが、ローラ軸2
03の自由端がわから挿入されている。そして上
記円筒には軸方向に溝部が形成され、かつローラ
軸203にはピン203Aが植設されていて、こ
のピン203Aが前記溝部に係合することによ
り、押動ピース200Dはローラ軸203の軸方
向に摺動可能で、回転方向には移動できないよう
になつている。ローラ軸203の自由端部にはス
トツパー203Bが固定され、ストツパー203
Bと押動ピース200Dとの間に伸張性スプリン
グ200Eが弾装されていて、上記摩擦円板20
0Cをブレーキボビン200Aの側面に押動する
向きに付勢している。従つて、ブレーキボビン2
00Aの自転に対して常時制動を掛けるようにな
つている。
転写ドラム106に圧接しながら従動する高摩
擦物質200Bの回転力の方が、ブレーキボビン
200Aに掛かる制動力よりはるかに大きくなる
ように設定されている。このことは、高摩擦物質
200Bを含めたブレーキローラ200が転写ド
ラムの回転につれて転動する条件である。
以上の構成であるから、感光体ドラム105が
わの歯車105gが駆動されると、この歯車10
5gに噛合つている歯車110gがつれまわりす
る。このとき、歯車110gに摩擦嵌合により実
質的一体化された転写ドラム106は、ブレーキ
ローラ200の圧接を受け、かつこのブレーキロ
ーラ200は自らの回転に制動を受けているか
ら、転写ドラム106も制動を受けながらつれま
わりをすることになつて、歯車のバツクラツシユ
分の速度変動やドラムと歯車との嵌合部のガタ分
の速度変動を吸収することができる。
しかも、転写ドラム周上に現像剤や紙粉が付着
しても、ブレーキ効果を損うことがないから、電
子写真複写機においてブレやボケのない鮮明な画
像を転写することができる。このことはカラー複
写機においても、重ね転写の際画像色ずれを生じ
ないという効果を奏する。
本実施例では、感光体ドラムを被圧接ドラムと
し、固定的(ドラム自体の位置が変動しない)に
設定されている感光体ドラムに対して、転写ドラ
ムを揺動させて、接離自在に作用させた複写機に
ついて説明したが、本考案はこれに限定するもの
でなく、転写ドラムが被圧接ドラムとし、感光体
ドラムを揺動させる方式でもよく、この場合ブレ
ーキローラは感光体ドラム外周の非画像形成区域
に圧接させられる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来のドラム装置を示す
斜視図、第4図は本考案の実施例を示す斜視図、
第5図はブレーキローラの一例を示す断面図であ
る。 105……感光体ドラム、105g,110g
……歯車、106……転写ドラム、200……ブ
レーキローラ、202……レバー、203……ロ
ーラ軸、204……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 画像形成用の感光体ドラムと、この感光体ドラ
    ムに接触している転写ドラムと、前記感光体ドラ
    ムと転写ドラムとを互に駆動連結する歯車列とを
    有する電子写真複写機において、感光体ドラム又
    は転写ドラムの外周端部に対して接離自在に支持
    されていて、自らの回転に常時制動が掛けられて
    いるブレーキローラと、このブレーキローラを当
    該ドラムに圧接させる圧接手段とを有することを
    特徴とするドラム装置。
JP15494082U 1982-10-13 1982-10-13 ドラム装置 Granted JPS5958456U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15494082U JPS5958456U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 ドラム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15494082U JPS5958456U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 ドラム装置

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Publication Number Publication Date
JPS5958456U JPS5958456U (ja) 1984-04-16
JPH0114031Y2 true JPH0114031Y2 (ja) 1989-04-25

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JP15494082U Granted JPS5958456U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 ドラム装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0710589B2 (ja) * 1985-09-04 1995-02-08 大和製罐株式会社 多色印刷装置

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JPS5958456U (ja) 1984-04-16

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