JPH0113979Y2 - - Google Patents

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JPH0113979Y2
JPH0113979Y2 JP10924185U JP10924185U JPH0113979Y2 JP H0113979 Y2 JPH0113979 Y2 JP H0113979Y2 JP 10924185 U JP10924185 U JP 10924185U JP 10924185 U JP10924185 U JP 10924185U JP H0113979 Y2 JPH0113979 Y2 JP H0113979Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、氷かき器に関し、氷収納部と、この
氷収納部に着脱され、氷を氷かき刃に押圧しなが
ら回転駆動する回転駆動部とを有する氷かき器に
おいて、氷収納部を内箱と外箱とに分け、内箱の
底部にバネ付勢された底板を配置し、この底板に
設けられた氷切削穴と対応する外箱の底部に氷か
き刃を配置すると共に、内箱と外箱との間に、氷
収納部に対する回転駆動部の着脱に応じて、前記
底板を内箱の底部に掛止めまたは掛止め状態を解
除する掛止め機構を設けることにより、回転駆動
部を取外して氷収納部の内部に手指を入れて洗浄
するような場合も、手指が氷かき刃に接触して怪
俄をするといつた危険性をなくしたものである。
従来の技術 従来のこの種の氷かき器は、氷収納部の底部に
氷かき刃を固定して取付けると共に、氷収納部の
上面側に回転駆動部を着脱自在に装着し、氷収納
部内に収納された氷を、この回転駆動機構によつ
て氷かき刃に押圧しながら回転駆動することによ
り、氷かきを行なう構造のものが一般的である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この従来の氷かき器は、氷収納
部の底部に氷かき刃を固定して取付けてあるた
め、氷収納部を水洗い等しようとして、内部に手
指等を入れた場合、氷かき刃に手指が触れて怪俄
をするという問題点があつた。
問題点を解決するための手段 上述する従来の問題点を解決するため、本考案
は、氷かき刃を有する氷収納部と、この氷収納部
に着脱され、前記氷収納部内に収納された氷を、
前記氷かき刃に押圧しながら回転駆動する回転駆
動部とを有する氷かき器において、前記氷収納部
は、氷収納室を有する内箱とこの内箱の外側に配
置される外箱とを備えて構成され、前記内箱の底
部には、前記外箱の底面側との間に介在するバネ
によつて付勢される底板を配置し、この底板に設
けられた氷切削穴と対応する前記外箱の底部には
氷かき刃を配置し、前記内箱と前記外箱との間
に、前記氷収納部に対する前記回転駆動部の着脱
に応じて、前記底板を前記内箱の底部に掛止めま
たは掛止め状態を解除する掛止め機構を設けたこ
とを特徴とする。
作 用 上記構成の氷かき器は、氷収納部の内部に氷を
入れた状態で、氷収納部に回転駆動部を装着する
と、氷収納部内に収納された氷が、回転駆動部に
よつて氷かき刃に押圧されると同時に、回転駆動
され、氷かきが行なわれる。
氷収納部から回転駆動部を取外すと、氷収納部
を構成する内箱の底部に配置された底板が、外箱
の底面側との間に介在するバネによつて付勢され
て、外箱の底部から浮き上がり、外箱の底部に配
置された氷かき刃が、底板に設けられた氷切削穴
から離れる。これと同時に、内箱と外箱との間に
設けられた掛止め機構により、底板が内箱の底部
に掛止められる。
このため、底板が外箱の底部に取付けられた氷
かき刃の刃先から離れた位置に固定され、内箱内
に手を入れて底板を押した場合でも氷かき刃に触
れることがなくなる。従つて、内箱の洗浄等に当
つて、内部に手指を入れた場合でも、氷かき刃に
手指が触れることがなくなり、安全である。
実施例 第1図は本考案に係る氷かき器の分解断面図、
第2図は同じく組立状態での断面図である。図に
おいて、Aは氷収納部、Bは回転駆動部であり、
これらは着脱自在に結合される。
氷収納部Aは、適当なプラスチツク材料を用い
て、筒状の内箱1及び外箱2とを同軸同筒状に一
体的に形成したものである。内箱1は内部に氷収
納室101を設けると共に、この氷収納室101
の底部に底板3を配置し、底板3とは反対側の上
面側を開口させた構造となつている。
底板3は、第3図にも示すように、中心部から
直径方向に適当な幅で延びる氷切削穴31を形成
してあり、外周縁の数箇所に間隔をおいて形成し
た突起32を、内箱1の筒部102に設けた切欠
103内に位置させてある。また、この底板3の
外面と外箱2の底面201との間には、底板3を
図において上方向に付勢するバネ4が介在されて
いる。
外箱2は、底板3と対向する底面201に、底
板3の氷切削穴31と重なる氷排出口202を形
成すると共に、この氷排出口202に沿つて氷か
き刃5を取付け固定してある。氷かき刃5の刃先
51は、氷切削穴31の下側に位置させてある。
6は氷かき刃5を外箱2の底面201に固定する
ネジである。
更に、内箱1の外周面と外箱2の内周面との間
に環状空間8内には、氷収納部Aに対する回転駆
動部Bの着脱に応じて、底板3を内箱1の底部に
掛止め、または掛止め状態を解除する掛止め機構
9が形成されている。掛止め機構9は、外箱2の
筒部に回動片91の中間部を回動可能に軸止92
すると共に、回動片91の背面と外箱2の内面と
の間に、板バネ93と配置した構造となつてい
る。回動片91の先端部91aは鈎形となつてい
る。
氷収納部Aに回転駆動部Bが結合されていない
第1図の状態では、氷収納部Aを構成する内箱1
の底部に配置された底板3が、外箱2の底面20
1との間に介在するバネ4によつて付勢されて、
外箱2の底面201から浮き上がり、外箱2の底
面201に配置された氷かき刃5が、底板3に設
けられた氷切削穴31から離れる。これと同時
に、内箱1と外箱2との間に設けられた掛止め機
構9の鈎形先端部91aにより、底板3が内箱1
の底部に掛止められる。
このため、外箱2の底部に取付けられた氷かき
刃5の刃先51が、内箱1の底部に設けられた底
板3から離れた位置に固定され、内箱1内に手を
入れて底板3を押しても、底板3はそのままの位
置に保たれる。従つて、内箱1の洗浄等に当つ
て、内部に手指を入れた場合でも、氷かき刃5に
手指が触れることがなくなり、安全である。
次に回転駆動部Bは、プラスチツク等の適当な
材料によつて形成された箱体10に回転駆動機構
11を組込み、回転駆動機構11を構成する回転
軸111の先端部に、氷押え板12を取付けた構
造となつている。箱体10は、歯車機構112を
収納する空間10aを有すると共に、第4図にも
示すように、空間10aを仕切る面板10bの外
周部に、氷収納部Aの外箱2の上部外周端に形成
された凸縁203を嵌合させる環状溝10c及び
この溝10cを一部切欠いて形成した切欠10d
を設け、更に面板10bに突起10eを突設して
ある。突起10eは掛止め機構9を構成する回動
片91に対応して設けられ、その端縁を何れか一
方に傾斜させてある。
回転駆動部Bを氷収納部Bに結合させるには、
第4図に示すように、箱体10の外周端部に形成
した切欠10d内に、外箱2の上部外周に設けた
突起203を位置させ、矢印イ方向に回転させ
る。すると、突起203が溝10c内に入ると共
に、突起10eの傾斜面aによつて掛止め機構9
を構成する回動片91の背面bが押され、回動片
91が回動軸92を中心として回動する。このた
め、回動片91の鈎形端部91aが底板3から外
れ、第2図に示す状態となり、底板3が掛止め機
構9による拘束から開放される。
次に回転駆動機構11は、ハンドル113を回
転させることにより、回転軸111に対して軸回
転と軸方向の送りとをかけられるようになつてい
る。この実施例では、ハンドル113の軸部11
4の内部に、キイー溝114aを設けた軸穴11
4bを形成すると共に、第5図に示すように、端
部の外周部に歯車114cを形成し、軸穴114
bの内部に、頭部にキイー部111aを突設した
回転軸111を嵌合させてある。回転軸111の
外周部には、軸方向に添い所定ピツチで独立する
無端状歯111bを形成してある。
歯車機構112は、回転軸111の歯車114
cに噛み合う歯車112aと、無端状歯111b
に噛み合うウオーム歯車112bとを同体に形成
し、これを回転軸112cに回転自在に軸止めし
た構造となつている。回転軸112cは箱体10
の空間10aに回動可能に軸止めした調整腕11
2dに軸止めしてある。
ハンドル113を回転すると、回転軸111が
ハンドル113と一体に同時回転する。ハンドル
113の軸部114に歯車114cが形成されて
いて、この歯車114cに歯車112aが噛み合
つているから、ハンドル113の回転に伴い、歯
車112aと一緒にウオーム歯車112bが回転
する。ウオーム歯車112bは回転軸111の外
周面に形成された無端状歯111bに噛み合つて
いるから、ウオーム歯車112bの回転に伴な
い、回転軸111に対して軸方向Z1の直線運動が
与えられる。従つて、回転軸111はハンドル1
13による回転運動と同時に、歯車112及びウ
オーム歯車112bと無端状歯112bとの噛み
合いによる直線運動が与えられることとなる。
調整腕112dに対する歯車112a及びウオ
ーム歯車112bの取付け構造としては、例えば
第6図に示すように、歯車112a及びウオーム
歯車112bとの組合せよりなる複数個の歯車機
構112A〜112Cを設け、これらを選択的に
回転軸111及びハンドル13の歯車に噛み合わ
せる構造等が有効である。このような構造を取る
と、ハンドル113、回転軸111及び氷押え板
12の回転とその送り量を調整できる。
内箱1の内部に氷を入れ、更に氷収納部Aと回
転駆動部Bとを組合わせて第2図のように組立て
ると、掛止め機構9による底板3の拘束が解除さ
れる。この第2図の状態では、底板3はバネ4の
バネ圧を受けて図において上方向に押圧されてい
る。
次に、ハンドル113を回転させると、前述の
回転送り出し作用により、回転軸11及びその先
端びに固定して取付けられた氷押え板12に回転
及び送りがかかる。このため、底板3と氷押え板
12との間にある氷13に回転及び送りがかか
り、底板3がバネ4に抗して下方向に移動する。
この結果、氷かき刃5が底板3に設けた氷切削穴
31を通して氷13の下面に当設し、氷13の表
面が削り取られる。以下、氷13がなくなるま
で、送り量に応じた分だけ氷13が削り取られて
氷かきが行なわれる。氷かきが終つた後は、回転
軸111に対する歯車機構112の噛み合せを解
除し、元の状態に復帰させる。
考案の効果 以上述べたように、本考案に係る氷かき器は、
氷収納部と、この氷収納部に着脱され、氷を氷か
き刃に押圧しながら回転駆動する回転駆動部とを
有する氷かき器において、氷収納部を、氷を収納
する内箱と外箱とで構成し、内箱の底部にバネ付
勢された底板を配置し、この底板に設けられた氷
切削穴と対応する外箱の底部に氷かき刃を配置す
ると共に、氷収納部に対する回転駆動部の着脱に
応じて、前記底板を内箱の底部に掛止めまたは掛
止め状態を解除する掛止め機構を設けたから、回
転駆動部を取外して氷収納部の内部に手指を入れ
て洗浄するような場合でも、手指が氷かき刃に触
れて怪俄をするといつた危険性をなくした安全な
氷かき器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る氷かき器の分解断面図、
第2図は同じく組立状態での断面図、第3図は底
板と内箱との関係を底面側から見た図、第4図は
氷収納部と回転駆動部との結合関係を示すため回
転駆動部を底面側から見た図、第5図は回転駆動
部の構造を示す部分欠損図、第6図は回転駆動部
の平面図である。 A……氷収納部、B……回転駆動部、1……内
箱、2……外箱、3……底板、31……氷切削
穴、4……バネ、5……氷かき刃、9……掛止め
機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 氷かき刃を有する氷収納部と、この氷収納部に
    着脱され、前記氷収納部内に収納された氷を、前
    記氷かき刃に押圧しながら回転駆動する回転駆動
    部とを有する氷かき器において、前記氷収納部
    は、氷収納室を有する内箱とこの内箱の外側に配
    置される外箱とを備えて構成され、前記内箱の底
    部には、前記外箱の底面側との間に介在するバネ
    によつて付勢される底板を配置し、この底板に設
    けられた氷切削穴と対応する前記外箱の底部に氷
    かき刃を配置し、前記内箱と前記外箱との間に、
    前記氷収納部に対する前記回転駆動部の着脱に応
    じて、前記底板を前記内箱の底部に掛止めまたは
    掛止め状態を解除する掛止め機構を設けたことを
    特徴とする氷かき器。
JP10924185U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0113979Y2 (ja)

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JP10924185U JPH0113979Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10924185U JPH0113979Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JPS6217884U JPS6217884U (ja) 1987-02-03
JPH0113979Y2 true JPH0113979Y2 (ja) 1989-04-24

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