JPH082340B2 - 粘着テ−プクリ−ナ - Google Patents
粘着テ−プクリ−ナInfo
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- JPH082340B2 JPH082340B2 JP3694087A JP3694087A JPH082340B2 JP H082340 B2 JPH082340 B2 JP H082340B2 JP 3694087 A JP3694087 A JP 3694087A JP 3694087 A JP3694087 A JP 3694087A JP H082340 B2 JPH082340 B2 JP H082340B2
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- JP
- Japan
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- adhesive tape
- shaft
- winding
- cylindrical body
- body device
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、粘着テープにより床やカーペット上の塵
やほこりを取除く粘着テープクリーナに関し、特に詳し
く言うと、回転可能な円筒体の外周に粘着テープを巻回
するとともにこの円筒体内に粘着テープの供給および巻
取軸を内蔵した粘着テープクリーナに関する。
やほこりを取除く粘着テープクリーナに関し、特に詳し
く言うと、回転可能な円筒体の外周に粘着テープを巻回
するとともにこの円筒体内に粘着テープの供給および巻
取軸を内蔵した粘着テープクリーナに関する。
[発明の技術的背景] 一面に粘着材を形成してなる粘着テープをこの粘着面
を外側にして巻回した粘着テープローラを床やカーペッ
ト上に回動させ、粘着剤によって塵やほこり等を粘着テ
ープに付着させるようにした粘着テープクリーナは従来
より種々提供されている。
を外側にして巻回した粘着テープローラを床やカーペッ
ト上に回動させ、粘着剤によって塵やほこり等を粘着テ
ープに付着させるようにした粘着テープクリーナは従来
より種々提供されている。
このような粘着テープクリーナの代表的な構成は、一
端に芯材を回転可能に支持し、他端は握り手となるシャ
フトの芯材に、粘着テープを複数回巻回した粘着テープ
ローラを嵌合したものがある。使用に際しては、握り手
を持って床やカーペット上に粘着テープローラを回動さ
せ、塵等を付着させる。塵等が付着して粘着効果が低下
した場合には、汚れた外側の粘着テープを一周分切り取
り、新しい粘着テープを位置させるようにしている。付
着力が低下した場合に、汚れた粘着テープを切り取りや
すくするため、粘着テープには予め切れ目やミシン目が
設けられている。したがって、汚れた粘着テープの切断
は容易に行なえるが、切断時には、粘着テープの汚れた
部分を手で触れなければならず、不衛生である。特に粘
着テープが終端に近づくと、粘着テープローラの直径が
小さくなり円周面積が小さくなるので、しばしば切り取
り操作が必要になってくる。
端に芯材を回転可能に支持し、他端は握り手となるシャ
フトの芯材に、粘着テープを複数回巻回した粘着テープ
ローラを嵌合したものがある。使用に際しては、握り手
を持って床やカーペット上に粘着テープローラを回動さ
せ、塵等を付着させる。塵等が付着して粘着効果が低下
した場合には、汚れた外側の粘着テープを一周分切り取
り、新しい粘着テープを位置させるようにしている。付
着力が低下した場合に、汚れた粘着テープを切り取りや
すくするため、粘着テープには予め切れ目やミシン目が
設けられている。したがって、汚れた粘着テープの切断
は容易に行なえるが、切断時には、粘着テープの汚れた
部分を手で触れなければならず、不衛生である。特に粘
着テープが終端に近づくと、粘着テープローラの直径が
小さくなり円周面積が小さくなるので、しばしば切り取
り操作が必要になってくる。
そこで、近来中空の円筒体を回転可能に支持するとと
もに、この円筒体内に粘着テープの供給および巻取軸を
収納し、供給軸からの粘着テープを円筒体の外周に巻回
させた後、巻取軸に巻き付けた粘着テープクリーナが提
案されている。円筒体の外周に巻回された粘着テープが
汚れた場合には、円筒体の軸方向側面に設けられ、巻取
軸の軸に直結する操作ノブを回転させて粘着テープを巻
取っていくものである。
もに、この円筒体内に粘着テープの供給および巻取軸を
収納し、供給軸からの粘着テープを円筒体の外周に巻回
させた後、巻取軸に巻き付けた粘着テープクリーナが提
案されている。円筒体の外周に巻回された粘着テープが
汚れた場合には、円筒体の軸方向側面に設けられ、巻取
軸の軸に直結する操作ノブを回転させて粘着テープを巻
取っていくものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、粘着テープローラは床等に軽くではあ
るが、粘着しながら回転していくので、単に2つの軸を
回転可能に支持しただけでは、清掃時に不必要に引出さ
れる可能性があり、そのため清掃時には2つの軸の回転
をロックさせ、巻取り時にはそのロックを解く機構が必
要になり、円筒体内の構成が複雑になってしまう。更に
大きい容量の粘着テープを収納しようとすると、円筒体
内に2本の軸を供給および巻取り動作を妨げることなく
配置するには、円筒体の直径方向に間隔を置いてそれら
の軸線が位置するように配置しなければならない。その
ため、巻取軸の軸は円筒体の側面において、円筒体の軸
芯部よりずれたところに位置させなければならず、操作
ノブの回転軸心も円筒体の軸心点からはずれてしまう。
その結果、操作ノブを回転させようとすると、円筒体も
回転するような力が加わるので、巻取り時には円筒体が
回転しないように手でしっかり押えた後、操作ノブを回
転さえなければならず、使い勝手が非常に悪くなってし
まう。
るが、粘着しながら回転していくので、単に2つの軸を
回転可能に支持しただけでは、清掃時に不必要に引出さ
れる可能性があり、そのため清掃時には2つの軸の回転
をロックさせ、巻取り時にはそのロックを解く機構が必
要になり、円筒体内の構成が複雑になってしまう。更に
大きい容量の粘着テープを収納しようとすると、円筒体
内に2本の軸を供給および巻取り動作を妨げることなく
配置するには、円筒体の直径方向に間隔を置いてそれら
の軸線が位置するように配置しなければならない。その
ため、巻取軸の軸は円筒体の側面において、円筒体の軸
芯部よりずれたところに位置させなければならず、操作
ノブの回転軸心も円筒体の軸心点からはずれてしまう。
その結果、操作ノブを回転させようとすると、円筒体も
回転するような力が加わるので、巻取り時には円筒体が
回転しないように手でしっかり押えた後、操作ノブを回
転さえなければならず、使い勝手が非常に悪くなってし
まう。
そこでこの発明の目的は、回転可能な円筒体内に粘着
テープの供給および巻取軸を回転可能に設けた粘着テー
プクリーナにおいて、清掃時には不必要に粘着テープが
引きだされることがなく、かつ円筒体に手を触れること
なく巻取り操作を行なうことができる粘着テープクリー
ナを提供することである。
テープの供給および巻取軸を回転可能に設けた粘着テー
プクリーナにおいて、清掃時には不必要に粘着テープが
引きだされることがなく、かつ円筒体に手を触れること
なく巻取り操作を行なうことができる粘着テープクリー
ナを提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明は、回転可能な円筒体装置の外周に粘着テー
プを巻回するとともにこの円筒体装置内に粘着テープの
供給および巻取軸を内蔵した粘着テープクリーナにおい
て、円筒体装置は、半円筒状に開閉可能な第1および第
2中空体と、円筒体装置の軸方向両端に同軸上に延在す
る第1および第2スリーブと、この第1スリーブに同軸
上に回転可能に挿入された駆動軸と、この駆動軸の外方
端に設けられた巻上げノブと、駆動軸の円筒体装置内に
位置する他端に設けられた第1駆動歯車と、第1スリー
ブに固定され、巻上げノブを常時外方に弾性的に押圧す
るスプリング材とを備え、巻取軸はその軸方向一端にス
プリング材の弾性力に抗して巻上げノブが押圧された
時、第1駆動歯車と噛合する第2駆動歯車を備え、供給
および巻取軸にはラチェット歯車部を備え、少なくとも
第1および第2スリーブの一方には、これらラチェット
歯車部と弾性的に噛合する噛合突起を備え、ラチェット
歯車部と噛合突起とは粘着テープを巻上げる時はその噛
合を解くようになっており、円筒体装置の第1および第
2スリーブを回転可能にかつ着脱自在に支持し、円筒体
装置に巻回された粘着テープの少なくとも一部を露呈す
るように覆うカバー装置を有し、このカバー装置の巻上
げノブ側の側面には巻上ノブが押圧された時、スプリン
グ材に設けられた突起と係合して円筒体装置の回転を阻
止させる係止片が形成されていることを特徴とするもの
である。
プを巻回するとともにこの円筒体装置内に粘着テープの
供給および巻取軸を内蔵した粘着テープクリーナにおい
て、円筒体装置は、半円筒状に開閉可能な第1および第
2中空体と、円筒体装置の軸方向両端に同軸上に延在す
る第1および第2スリーブと、この第1スリーブに同軸
上に回転可能に挿入された駆動軸と、この駆動軸の外方
端に設けられた巻上げノブと、駆動軸の円筒体装置内に
位置する他端に設けられた第1駆動歯車と、第1スリー
ブに固定され、巻上げノブを常時外方に弾性的に押圧す
るスプリング材とを備え、巻取軸はその軸方向一端にス
プリング材の弾性力に抗して巻上げノブが押圧された
時、第1駆動歯車と噛合する第2駆動歯車を備え、供給
および巻取軸にはラチェット歯車部を備え、少なくとも
第1および第2スリーブの一方には、これらラチェット
歯車部と弾性的に噛合する噛合突起を備え、ラチェット
歯車部と噛合突起とは粘着テープを巻上げる時はその噛
合を解くようになっており、円筒体装置の第1および第
2スリーブを回転可能にかつ着脱自在に支持し、円筒体
装置に巻回された粘着テープの少なくとも一部を露呈す
るように覆うカバー装置を有し、このカバー装置の巻上
げノブ側の側面には巻上ノブが押圧された時、スプリン
グ材に設けられた突起と係合して円筒体装置の回転を阻
止させる係止片が形成されていることを特徴とするもの
である。
[作用] このようにこの発明の粘着テープクリーナは、円筒体
装置の軸方向一端の軸心部に設けられた巻上げノブを押
圧して、スプリング材に設けられた突起をカバー装置の
係止片に係止させてまず円筒体装置の回転を阻止させ
る。この状態で次いで巻上げノブを回転させることによ
り、巻上げノブの回転はその駆動軸から第2駆動歯車そ
して巻取軸の第2駆動歯車に伝達され、巻取軸を巻取り
方向に回転させることができ、これにより古い粘着テー
プを巻取軸に巻取ると同時に供給軸から新しい粘着テー
プを引出して円筒体装置の外周に巻回させることができ
る。新しい粘着テープが円筒体装置の外周に巻回された
後は、巻上げンブの押圧を解く。これにより巻上げノブ
はスプリングの弾性力により外方に突出し、第1および
第2駆動歯車間の螺合は解かれる。このように巻取り操
作は、円筒体装置の全く手を触れることなく円筒体装置
の回転を止め新しい粘着テープの引出しを円筒体装置の
軸心部に設けられた巻上げノブのみの操作で行なうこと
ができる。
装置の軸方向一端の軸心部に設けられた巻上げノブを押
圧して、スプリング材に設けられた突起をカバー装置の
係止片に係止させてまず円筒体装置の回転を阻止させ
る。この状態で次いで巻上げノブを回転させることによ
り、巻上げノブの回転はその駆動軸から第2駆動歯車そ
して巻取軸の第2駆動歯車に伝達され、巻取軸を巻取り
方向に回転させることができ、これにより古い粘着テー
プを巻取軸に巻取ると同時に供給軸から新しい粘着テー
プを引出して円筒体装置の外周に巻回させることができ
る。新しい粘着テープが円筒体装置の外周に巻回された
後は、巻上げンブの押圧を解く。これにより巻上げノブ
はスプリングの弾性力により外方に突出し、第1および
第2駆動歯車間の螺合は解かれる。このように巻取り操
作は、円筒体装置の全く手を触れることなく円筒体装置
の回転を止め新しい粘着テープの引出しを円筒体装置の
軸心部に設けられた巻上げノブのみの操作で行なうこと
ができる。
[実施例] 以下、この発明を図面に示す一実施例について説明す
ると、第1図に示すように粘着テープクリーナ1は、そ
の周面に外側が粘着面となるように粘着テープ2が巻回
された回転円筒体装置3と、この回転円筒体装置3をそ
の内部に回転可能かつ離脱可能に支持するカバー装置
4、およびこのカバー装置4に一端が取付けられたハン
ドル装置5とから構成されている。これらの回転円筒体
装置3、カバー装置4そしてハンドル装置5は合成樹脂
で構成されている。
ると、第1図に示すように粘着テープクリーナ1は、そ
の周面に外側が粘着面となるように粘着テープ2が巻回
された回転円筒体装置3と、この回転円筒体装置3をそ
の内部に回転可能かつ離脱可能に支持するカバー装置
4、およびこのカバー装置4に一端が取付けられたハン
ドル装置5とから構成されている。これらの回転円筒体
装置3、カバー装置4そしてハンドル装置5は合成樹脂
で構成されている。
次に回転円筒体装置3の詳細について説明する。回転
円筒体装置3は第2図および第3図に示すように半円筒
形の中空体11と12とから構成されており、これら中空体
11と12は各円周端縁の一方に軸方向に間隔を置いて設け
られた合成樹脂製のヒンジ13により開閉自在になってい
る。中空体11の軸方向両端は肩部14,15を介して16,17が
一体的に形成されている。中空体11の解放側の円周端縁
近傍の肩部14には、平坦部18が形成されており、この平
坦部18には円周端縁方向に延在するバネ部材19の一端が
固定されている。バネ部材19の他端には、円周端部より
突出しており、その上面先端には下方に傾斜する係止突
起21が、そして上面の略中央には押圧用のノブ22が一体
的に形成されている。バネ部材19は係止突起21側が外方
に付勢されるように取付けられている。中空体11の肩部
15にも肩部15と同様な平坦部23が形成されており、この
平坦部23にも肩部14のバネ部材19と同様に円周端縁部方
向に延在するバネ部材24の一端が固定され、このバネ部
材24の他端側の上面先端には係止突起25が、そして上面
の略中央には押圧用のノブ26が一体的に形成されてい
る。中空体12の軸方向両端にも、中空体11の肩部14,15
と同様な肩部27,28が一体的に形成されており、側板16,
17の突出部を嵌合するようにそれらの中央には開口部3
1,32が形成されている。中空体11と12を閉じた時、中空
体11の平坦部18と連通する位置の肩部27には同様な平坦
部33が形成されている。この平坦部33にはバネ部材19の
ノブ22の周縁の一部が嵌合される切欠き部34が形成され
ている。平坦部33にはまた、中空体11と12を閉じた時そ
の裏面からバネ部材19の係止突起21が係合される係合孔
35が形成されている。肩部28にも、中空体11の肩部23と
連通する平坦部36が形成されており、この平坦部36にも
バネ部材24のノブ26が嵌合される切欠部37と、係止突起
25が係合される係合孔38とが形成されている。すなわ
ち、2つの中空体11,12は、バネ部材19,24の係止突起2
1,25を係合孔35,38に係止することにより、中空の円筒
体を構成する。
円筒体装置3は第2図および第3図に示すように半円筒
形の中空体11と12とから構成されており、これら中空体
11と12は各円周端縁の一方に軸方向に間隔を置いて設け
られた合成樹脂製のヒンジ13により開閉自在になってい
る。中空体11の軸方向両端は肩部14,15を介して16,17が
一体的に形成されている。中空体11の解放側の円周端縁
近傍の肩部14には、平坦部18が形成されており、この平
坦部18には円周端縁方向に延在するバネ部材19の一端が
固定されている。バネ部材19の他端には、円周端部より
突出しており、その上面先端には下方に傾斜する係止突
起21が、そして上面の略中央には押圧用のノブ22が一体
的に形成されている。バネ部材19は係止突起21側が外方
に付勢されるように取付けられている。中空体11の肩部
15にも肩部15と同様な平坦部23が形成されており、この
平坦部23にも肩部14のバネ部材19と同様に円周端縁部方
向に延在するバネ部材24の一端が固定され、このバネ部
材24の他端側の上面先端には係止突起25が、そして上面
の略中央には押圧用のノブ26が一体的に形成されてい
る。中空体12の軸方向両端にも、中空体11の肩部14,15
と同様な肩部27,28が一体的に形成されており、側板16,
17の突出部を嵌合するようにそれらの中央には開口部3
1,32が形成されている。中空体11と12を閉じた時、中空
体11の平坦部18と連通する位置の肩部27には同様な平坦
部33が形成されている。この平坦部33にはバネ部材19の
ノブ22の周縁の一部が嵌合される切欠き部34が形成され
ている。平坦部33にはまた、中空体11と12を閉じた時そ
の裏面からバネ部材19の係止突起21が係合される係合孔
35が形成されている。肩部28にも、中空体11の肩部23と
連通する平坦部36が形成されており、この平坦部36にも
バネ部材24のノブ26が嵌合される切欠部37と、係止突起
25が係合される係合孔38とが形成されている。すなわ
ち、2つの中空体11,12は、バネ部材19,24の係止突起2
1,25を係合孔35,38に係止することにより、中空の円筒
体を構成する。
中空体11の軸方向両端と肩部14,15との境界部には内
壁41,42がそれぞれ設けられている。内壁41,42には、円
周方向中心点より外周寄りに供給軸43の各軸方向一端を
回転可能に支持するための軸受切欠き部44,45がそれぞ
れ設けられている。軸受切欠き部44の近傍には、供給軸
43を軸受切欠き部44に弾性的に押圧するためのバネ突起
46が設けられている。図示していないが軸受切欠き部45
の近傍にも同様なバネ突起が設けられている。
壁41,42がそれぞれ設けられている。内壁41,42には、円
周方向中心点より外周寄りに供給軸43の各軸方向一端を
回転可能に支持するための軸受切欠き部44,45がそれぞ
れ設けられている。軸受切欠き部44の近傍には、供給軸
43を軸受切欠き部44に弾性的に押圧するためのバネ突起
46が設けられている。図示していないが軸受切欠き部45
の近傍にも同様なバネ突起が設けられている。
中空体12の軸方向両端と肩部27,28との境界部にも同
様に内壁47,48が設けられており、円周方向中心点より
外周寄りにかつ中空体11と12を閉じた時中空体11の軸受
切欠き部44,45と中心点を境に相対する位置に、巻取軸4
9の各軸方向一端を回転可能に支持するための軸受切欠
き部51,52がそれぞれ設けられている。これら軸受切欠
き部51,52の近傍には、巻取軸49を軸受切欠き部51,52方
向に弾性的に押圧するバネ突起53,54が設けられてい
る。内壁47,48にはまた、中空体11と12を閉じた時、中
空体11の軸受切欠き部44,45内に挿入されて供給軸43を
ガタ付くことなく回転するように係合する軸押え突起5
5,56が一体的に形成されている。同様に中空体11の内壁
41にも、巻取軸49用の軸押え突起57が形成されており、
図示していないが内壁42にも同様な軸押え突起が形成さ
れている。中空体11の内壁41の端縁にはまた、バネ部材
19,24の係止突起21,25を中空体12の係合孔35,38からそ
の係合を外した時、軽い弾性力をもって中空体11と12が
開くように開放バネ部材60が設けられている。この開放
バネ部材60は、図示してないが内壁42側にも設けられて
いる。
様に内壁47,48が設けられており、円周方向中心点より
外周寄りにかつ中空体11と12を閉じた時中空体11の軸受
切欠き部44,45と中心点を境に相対する位置に、巻取軸4
9の各軸方向一端を回転可能に支持するための軸受切欠
き部51,52がそれぞれ設けられている。これら軸受切欠
き部51,52の近傍には、巻取軸49を軸受切欠き部51,52方
向に弾性的に押圧するバネ突起53,54が設けられてい
る。内壁47,48にはまた、中空体11と12を閉じた時、中
空体11の軸受切欠き部44,45内に挿入されて供給軸43を
ガタ付くことなく回転するように係合する軸押え突起5
5,56が一体的に形成されている。同様に中空体11の内壁
41にも、巻取軸49用の軸押え突起57が形成されており、
図示していないが内壁42にも同様な軸押え突起が形成さ
れている。中空体11の内壁41の端縁にはまた、バネ部材
19,24の係止突起21,25を中空体12の係合孔35,38からそ
の係合を外した時、軽い弾性力をもって中空体11と12が
開くように開放バネ部材60が設けられている。この開放
バネ部材60は、図示してないが内壁42側にも設けられて
いる。
中空体11と12の開閉側端縁部は、粘着テープ2の供給
および巻上げのための通路となるように僅かに切欠かれ
ている。中空体11のこの切欠き端の両側には円周方向に
突出するガイドピン58が形成されており、これらのガイ
ドピン58は中空体11と12を閉じた時、中空体12の切欠き
端の両側に設けられた孔59内に嵌合して、中空体11と12
の軸方向へのずれの発生を防止している。
および巻上げのための通路となるように僅かに切欠かれ
ている。中空体11のこの切欠き端の両側には円周方向に
突出するガイドピン58が形成されており、これらのガイ
ドピン58は中空体11と12を閉じた時、中空体12の切欠き
端の両側に設けられた孔59内に嵌合して、中空体11と12
の軸方向へのずれの発生を防止している。
巻取軸49は、第4図に示すように、中空のスリーブ61
と、このスリーブ61の軸方向一端に嵌合されるギヤブッ
シュ62およびスリーブ61の軸方向他端に嵌合されるブッ
シュ63とから構成されている。スリーブ61の少なくとも
両端部の内周は多角形、この実施例においては6角形状
に形成されている。キヤブッシュ62は、スリーブ61内に
嵌入される六角形の挿入端部64と、この挿入端部64と同
軸状に位置する円周面を有し、軸受切欠き部52に嵌入さ
れる軸受円筒部65と、この軸受円筒部65の挿入端部64と
相対する面に形成され、軸受円筒部65より直径の大きい
ラチェット歯車部66と、このラチェット歯車部66の軸受
円筒部65と相対する面に形成され、ラチェット歯車部66
よりその直径が僅かに小さい第1駆動歯車部67とが一体
的に形成されている。ラチェット歯車部66は第1駆動歯
車部67より歯のピッチが細かくなっている。ブッシュ63
は、スリーブ61内に嵌入される六角形の挿入端部68と、
この挿入端部68と同軸状に位置する円周面を有し、軸受
切欠き部51に嵌入される軸受円筒部69と、この軸受円筒
部69の挿入端部68と相対する面に形成され、軸受円筒部
69より直径の大きいフランジ部71とが一体的に形成され
ている。
と、このスリーブ61の軸方向一端に嵌合されるギヤブッ
シュ62およびスリーブ61の軸方向他端に嵌合されるブッ
シュ63とから構成されている。スリーブ61の少なくとも
両端部の内周は多角形、この実施例においては6角形状
に形成されている。キヤブッシュ62は、スリーブ61内に
嵌入される六角形の挿入端部64と、この挿入端部64と同
軸状に位置する円周面を有し、軸受切欠き部52に嵌入さ
れる軸受円筒部65と、この軸受円筒部65の挿入端部64と
相対する面に形成され、軸受円筒部65より直径の大きい
ラチェット歯車部66と、このラチェット歯車部66の軸受
円筒部65と相対する面に形成され、ラチェット歯車部66
よりその直径が僅かに小さい第1駆動歯車部67とが一体
的に形成されている。ラチェット歯車部66は第1駆動歯
車部67より歯のピッチが細かくなっている。ブッシュ63
は、スリーブ61内に嵌入される六角形の挿入端部68と、
この挿入端部68と同軸状に位置する円周面を有し、軸受
切欠き部51に嵌入される軸受円筒部69と、この軸受円筒
部69の挿入端部68と相対する面に形成され、軸受円筒部
69より直径の大きいフランジ部71とが一体的に形成され
ている。
供給軸43はその詳細は図示していないが、第5図にそ
の一部を示すように、中空のスリーブ72と、このスリー
ブ72の軸方向一端に嵌合されるギヤブッシュ73およびス
リーブ72の軸方向他端に嵌合されるブッシュ74とから構
成されている。スリーブ72とブッシュ74は、上述した巻
取軸49の中空スリーブ61およびブッシュ63と同じ形状を
しており、ギヤブッシュ73は巻取軸49のギヤブッシュ62
の第1駆動歯車部67がない以外はギヤブッシュ62と同様
に、挿入端部(図示しない)と軸受円筒部75そしてラチ
ェット歯車部76が一体的に形成されている。中空体11の
側板16には、中空体11と12で形成される中空体の略軸心
部に相等する位置の内面には第2駆動歯車77が回転可能
に取付けられている。この第2駆動歯車77は側板16の外
面に一体的に形成されたスリーブ78に回転可能に挿入さ
れた駆動軸19の一端に固定されている。駆動軸79の外方
に位置する他端には巻上げノブ81が取付けられている。
この巻上げノブ81の裏面には略十字形にわたされ巻上げ
ノブ81を常時外方に弾性的に偏倚させるストッパ82が設
けられており、このストッパ82はスリーブ78に固定的に
取り付けられている。このストッパ82の裏面には係止突
起83が一体的に形成されている。
の一部を示すように、中空のスリーブ72と、このスリー
ブ72の軸方向一端に嵌合されるギヤブッシュ73およびス
リーブ72の軸方向他端に嵌合されるブッシュ74とから構
成されている。スリーブ72とブッシュ74は、上述した巻
取軸49の中空スリーブ61およびブッシュ63と同じ形状を
しており、ギヤブッシュ73は巻取軸49のギヤブッシュ62
の第1駆動歯車部67がない以外はギヤブッシュ62と同様
に、挿入端部(図示しない)と軸受円筒部75そしてラチ
ェット歯車部76が一体的に形成されている。中空体11の
側板16には、中空体11と12で形成される中空体の略軸心
部に相等する位置の内面には第2駆動歯車77が回転可能
に取付けられている。この第2駆動歯車77は側板16の外
面に一体的に形成されたスリーブ78に回転可能に挿入さ
れた駆動軸19の一端に固定されている。駆動軸79の外方
に位置する他端には巻上げノブ81が取付けられている。
この巻上げノブ81の裏面には略十字形にわたされ巻上げ
ノブ81を常時外方に弾性的に偏倚させるストッパ82が設
けられており、このストッパ82はスリーブ78に固定的に
取り付けられている。このストッパ82の裏面には係止突
起83が一体的に形成されている。
中空体11の肩部14内には、供給軸43のラチェット歯車
部76と噛合するラチェットバネ84が取付けられている。
このラチェットバネ84は、第6図に示すように、一端が
肩部14に固定され、他端はラチェット歯車部76の外周に
間隔を置いてほぼ半分程度取囲むように延在し、その他
端縁には第2駆動歯車77がストッパ82の弾性に抗して内
方に押圧された時、この第2駆動歯車77の外周縁と係合
してラチェットバネ84が肩部14の内周面方向に押下げら
れるように傾斜が付けられた押下げ係止片85が一体的に
形成されている。ラチェットバネ84の中間部には、ラチ
ェット歯車部76と弾性的に噛合する噛合突起86が設けら
れている。
部76と噛合するラチェットバネ84が取付けられている。
このラチェットバネ84は、第6図に示すように、一端が
肩部14に固定され、他端はラチェット歯車部76の外周に
間隔を置いてほぼ半分程度取囲むように延在し、その他
端縁には第2駆動歯車77がストッパ82の弾性に抗して内
方に押圧された時、この第2駆動歯車77の外周縁と係合
してラチェットバネ84が肩部14の内周面方向に押下げら
れるように傾斜が付けられた押下げ係止片85が一体的に
形成されている。ラチェットバネ84の中間部には、ラチ
ェット歯車部76と弾性的に噛合する噛合突起86が設けら
れている。
中空体12の肩部27内には、巻取軸49のラチェット歯車
部66と噛合するラチェットバネ87が取付けられている。
このラチェットバネ87は、第6図に示すように、一端が
肩部27に固定され、他端部の一面にラチェット歯車部66
と弾性的に噛合する噛合突起88が一体的に形成されてい
る。ラチェット歯車部66は、第6図において時計方向に
回転する時、この噛合突起88を乗り越えていくように形
成されている。中空体11の側板17には第2駆動軸77と同
軸状にスリーブ89が取付けられている。
部66と噛合するラチェットバネ87が取付けられている。
このラチェットバネ87は、第6図に示すように、一端が
肩部27に固定され、他端部の一面にラチェット歯車部66
と弾性的に噛合する噛合突起88が一体的に形成されてい
る。ラチェット歯車部66は、第6図において時計方向に
回転する時、この噛合突起88を乗り越えていくように形
成されている。中空体11の側板17には第2駆動軸77と同
軸状にスリーブ89が取付けられている。
中空体11の内周面には、供給軸43に巻回された粘着テ
ープ2を弾性的に押えるテープ押え91が設けられてい
る。このテープ押え91は、一端が中空体11に固定され、
平行にかつ間隔をおいて円周方向に延在する2本のバネ
板部材92,93と、これらバネ板部材92,93の各他端にその
端部が固定された接触部材94とで構成されている。バネ
板部材92,93は接触部材94を常時粘着テープ2方向に弾
性的に押圧するように偏倚されている。このテープ押え
91は、供給軸43のラチェット歯車部76がフリーになった
時、テープ2にたるみが発生するのを防止している。
ープ2を弾性的に押えるテープ押え91が設けられてい
る。このテープ押え91は、一端が中空体11に固定され、
平行にかつ間隔をおいて円周方向に延在する2本のバネ
板部材92,93と、これらバネ板部材92,93の各他端にその
端部が固定された接触部材94とで構成されている。バネ
板部材92,93は接触部材94を常時粘着テープ2方向に弾
性的に押圧するように偏倚されている。このテープ押え
91は、供給軸43のラチェット歯車部76がフリーになった
時、テープ2にたるみが発生するのを防止している。
以上のように構成された回転円筒体装置3はカバー装
置5内に回転自在に挿入される。カバー装置4は、回転
円筒体装置3の両端を覆う側面101,102と、回転円筒体
装置3の半分以上を覆う周面103とが一体的に形成され
たカバー本体100を有している。側面101,102の内面中心
部には外方に向って膨出する円形の凹部104,105が形成
されている。側面101には、外周部から凹部104の中心部
に向って、回転円筒体装置3のスリーブ78が挿入される
ガイド溝106が形成されている。凹部104の外面には、放
射状に係止突条107が複数設けられている。これら係止
突条107の上端は一面がテーパー状で、他方の面は略垂
直になっている。この係止突条107は、巻上げノブ81の
裏面に向けられたストッパ81の裏面に設けられたストッ
パ82の係止条起83と係合して、回転円筒体装置3の回転
を阻止するためのものである。
置5内に回転自在に挿入される。カバー装置4は、回転
円筒体装置3の両端を覆う側面101,102と、回転円筒体
装置3の半分以上を覆う周面103とが一体的に形成され
たカバー本体100を有している。側面101,102の内面中心
部には外方に向って膨出する円形の凹部104,105が形成
されている。側面101には、外周部から凹部104の中心部
に向って、回転円筒体装置3のスリーブ78が挿入される
ガイド溝106が形成されている。凹部104の外面には、放
射状に係止突条107が複数設けられている。これら係止
突条107の上端は一面がテーパー状で、他方の面は略垂
直になっている。この係止突条107は、巻上げノブ81の
裏面に向けられたストッパ81の裏面に設けられたストッ
パ82の係止条起83と係合して、回転円筒体装置3の回転
を阻止するためのものである。
カバー装置4の周面103にはハンドル装置5が取付け
られている。ハンドル装置5は周面103に一端が固定さ
れた支持部シャフト108と、握り手109とで構成されてい
る。握り手109は、図示していないが、入れ子式にその
内部に支持シャフト108が延在しており、握り手109を一
方向に回転させると、支持シャフト108との係器が解か
れ、他方に回転させると支持シャフト108との係合する
ようになっており、これにより任意の長さに調整可能に
なっている。このような機構はよく知られているので図
面は省略する。
られている。ハンドル装置5は周面103に一端が固定さ
れた支持部シャフト108と、握り手109とで構成されてい
る。握り手109は、図示していないが、入れ子式にその
内部に支持シャフト108が延在しており、握り手109を一
方向に回転させると、支持シャフト108との係器が解か
れ、他方に回転させると支持シャフト108との係合する
ようになっており、これにより任意の長さに調整可能に
なっている。このような機構はよく知られているので図
面は省略する。
カバー本体100内には、カバー本体100の開口部を開閉
自在に覆う回転カバー部材111が設けられている。この
回転カバー部材111はカバー本体100の側面101,102と相
対する内側面112,113と、少なくともカバー本体100の周
面103により形成された開口部に等しい開口部を形成す
るに十分な周面を有する内周面114とを有している。内
側面112,113の外側にはカバー本体100の凹部104,105に
回転可能に嵌合される円形の内部空間を有する凹部115,
116が形成されている。この凹部115,116を凹部104,105
に嵌合することにより、回転カバー部材111はカバー本
体100に対して同軸上を回転可能に支持される。これら
凸部115,116には、回転カバー部材111を一杯に開けた
時、カバー本体100の側面101に設けられたガイド溝106
と整合するように内部ガイド溝117,118がそれぞれ設け
られている。
自在に覆う回転カバー部材111が設けられている。この
回転カバー部材111はカバー本体100の側面101,102と相
対する内側面112,113と、少なくともカバー本体100の周
面103により形成された開口部に等しい開口部を形成す
るに十分な周面を有する内周面114とを有している。内
側面112,113の外側にはカバー本体100の凹部104,105に
回転可能に嵌合される円形の内部空間を有する凹部115,
116が形成されている。この凹部115,116を凹部104,105
に嵌合することにより、回転カバー部材111はカバー本
体100に対して同軸上を回転可能に支持される。これら
凸部115,116には、回転カバー部材111を一杯に開けた
時、カバー本体100の側面101に設けられたガイド溝106
と整合するように内部ガイド溝117,118がそれぞれ設け
られている。
各凸部115,116内には、ローラストッパ部材119,120が
取付けられている。このローラストッパ部材119の構成
を第7図により説明すると、一端が支軸121に枢動可能
に支持され、他端はガイド溝118を構成する凸部116に係
止された板バネ部材122と、一端が支軸121において板バ
ネ部材122に固着された係止部材123そしてこの係止部材
123の他端に取付けられた係止レバー部材124とから構成
されている。係止レバー部材124は凸部116から外方に突
出するつまみ部125と、ガイド溝118内に突出し、回転円
筒体装置3のスリーブ89の離脱を防止する係止部126と
から構成されている。ローラストッパ部材120も第8図
に一点点線で示すようにローラストッパ部材119と同様
な形状の一端が支軸127に枢動可能に支持された板バネ
部材128、支軸127部分の板バネ部材128に一端が固定さ
れ、他端には係止レバー部材129が固定された係止部材1
30から構成され、係止部材130はつまみ部131と係止部13
2とを有している。
取付けられている。このローラストッパ部材119の構成
を第7図により説明すると、一端が支軸121に枢動可能
に支持され、他端はガイド溝118を構成する凸部116に係
止された板バネ部材122と、一端が支軸121において板バ
ネ部材122に固着された係止部材123そしてこの係止部材
123の他端に取付けられた係止レバー部材124とから構成
されている。係止レバー部材124は凸部116から外方に突
出するつまみ部125と、ガイド溝118内に突出し、回転円
筒体装置3のスリーブ89の離脱を防止する係止部126と
から構成されている。ローラストッパ部材120も第8図
に一点点線で示すようにローラストッパ部材119と同様
な形状の一端が支軸127に枢動可能に支持された板バネ
部材128、支軸127部分の板バネ部材128に一端が固定さ
れ、他端には係止レバー部材129が固定された係止部材1
30から構成され、係止部材130はつまみ部131と係止部13
2とを有している。
回転カバー部材111の円周方向一端縁にはこのカバー
部材111の開閉時の指掛けとなる折り返し部132が、そし
て円周方向他端の一部にはカバー本体100の内周方向に
弾性的に押圧する弾性係止片133が形成されている。こ
の弾性係止片133は、回転カバー部材111を最大に開いた
時、その状態を保持するように、カバー本体100の内周
面に設けられた溝135(第6図)と係合するようになっ
ている。
部材111の開閉時の指掛けとなる折り返し部132が、そし
て円周方向他端の一部にはカバー本体100の内周方向に
弾性的に押圧する弾性係止片133が形成されている。こ
の弾性係止片133は、回転カバー部材111を最大に開いた
時、その状態を保持するように、カバー本体100の内周
面に設けられた溝135(第6図)と係合するようになっ
ている。
使用に当っては、まず、回転カバー部材111の折り返
し部133に指を掛けて、回転カバー部材111を一杯に開
く。これにより、回転カバー部材111の弾性係止片134が
カバー本体100の溝135に嵌合され、回転カバー部材111
は開いた状態に保持される。これにより回転カバー部材
111の内部ガイド溝117とカバー本体100のガイド溝106と
が整列し、ほぼ下方に回転円筒体装置3の取出し用通路
が形成される。一方、回転カバー部材111の他方の内部
ガイド溝118も同様に位置する。ここで、係止レバー部
材124,129の各つまみ部125,131を折り返し部133方向に
引き上げると、係止レバー部材124,129は凸部115,116内
に引き込まれ、これら係止部126,132と回転円筒体装置
3のスリーブ78,89との係合が解かれ、回転円筒体装置
3はその自重により落下して、カバー装置4から取外さ
れる。
し部133に指を掛けて、回転カバー部材111を一杯に開
く。これにより、回転カバー部材111の弾性係止片134が
カバー本体100の溝135に嵌合され、回転カバー部材111
は開いた状態に保持される。これにより回転カバー部材
111の内部ガイド溝117とカバー本体100のガイド溝106と
が整列し、ほぼ下方に回転円筒体装置3の取出し用通路
が形成される。一方、回転カバー部材111の他方の内部
ガイド溝118も同様に位置する。ここで、係止レバー部
材124,129の各つまみ部125,131を折り返し部133方向に
引き上げると、係止レバー部材124,129は凸部115,116内
に引き込まれ、これら係止部126,132と回転円筒体装置
3のスリーブ78,89との係合が解かれ、回転円筒体装置
3はその自重により落下して、カバー装置4から取外さ
れる。
次いで、回転円筒体装置3の両側部に突出するノブ2
2,26を内方に押圧して、バネ部材19,24の係止突起21,25
と係合孔35,38との係合を解く。この係合が解かれる
と、中空体11の内壁41,42に設けられた開放バネ部材60
によって、中空体11,12の開放端側が僅かに開かれる。
そこで、一方の中空体を手にもって他方の中空体を押し
開くようにして、第3図に示すように開く。
2,26を内方に押圧して、バネ部材19,24の係止突起21,25
と係合孔35,38との係合を解く。この係合が解かれる
と、中空体11の内壁41,42に設けられた開放バネ部材60
によって、中空体11,12の開放端側が僅かに開かれる。
そこで、一方の中空体を手にもって他方の中空体を押し
開くようにして、第3図に示すように開く。
この状態で、まず中空体11の軸受切欠き部44に、供給
軸43のギヤブッシュ73の軸受円筒部75を、そして軸受切
欠き部45にブッシュ74の軸受円筒部を嵌合さえ、粘着テ
ープ2の粘着面を外側にして中空体11,12の外周面にわ
たしながら、巻取軸49のギヤブッシュ62の軸受円筒部65
を中空体12の軸受切欠き部51にそしてブッシュ63の軸受
円筒部69を軸受切欠き部52に嵌合させる。これにより供
給軸43のラチェット歯車部76はラチェットバネ84の噛合
突起86と噛合し、空転は防止される。一方、巻取軸49の
ラチェット歯車部66はラチェットバネ87の噛合突起88と
噛合して、空転は防止される。次いで、中空体11,12を
ヒンジ13を支点にその開口端同志を合せるようにして閉
じる。この時中空体11のガイドピン58は中空体12の孔59
に嵌合されるので、中空体11と12の粘着テープ2の引出
し巻上げ側端部側が軸方向にずれるのを防止している。
中空体11と12を閉じる時、中空体11のバネ部材19,24
は、中空体の肩部33,36にその裏面から挿入され、バネ
部材19,24の係止突起21,25が肩部33,36の係合孔35,38に
係合され、中空体11,12は円筒体状にロックされる。
軸43のギヤブッシュ73の軸受円筒部75を、そして軸受切
欠き部45にブッシュ74の軸受円筒部を嵌合さえ、粘着テ
ープ2の粘着面を外側にして中空体11,12の外周面にわ
たしながら、巻取軸49のギヤブッシュ62の軸受円筒部65
を中空体12の軸受切欠き部51にそしてブッシュ63の軸受
円筒部69を軸受切欠き部52に嵌合させる。これにより供
給軸43のラチェット歯車部76はラチェットバネ84の噛合
突起86と噛合し、空転は防止される。一方、巻取軸49の
ラチェット歯車部66はラチェットバネ87の噛合突起88と
噛合して、空転は防止される。次いで、中空体11,12を
ヒンジ13を支点にその開口端同志を合せるようにして閉
じる。この時中空体11のガイドピン58は中空体12の孔59
に嵌合されるので、中空体11と12の粘着テープ2の引出
し巻上げ側端部側が軸方向にずれるのを防止している。
中空体11と12を閉じる時、中空体11のバネ部材19,24
は、中空体の肩部33,36にその裏面から挿入され、バネ
部材19,24の係止突起21,25が肩部33,36の係合孔35,38に
係合され、中空体11,12は円筒体状にロックされる。
中空体11,12を円筒状にした状態で、再びカバー装置
4に挿入する。挿入は回転円筒体装置3の巻上げノブ81
側をカバー本体100のガイド溝106側に位置させた後、ガ
イド溝106と内部ガイド溝117にスリーブ78をそして、内
部ガイド溝118にスリーブ89を嵌合させるようにして落
し込んでいく。内部ガイド溝117,118には、ローラスト
ッパ部材119,120の係止部126,132が突出しているが、こ
れら係止部126,132の内部ガイド溝117,118の入口側から
奥方向に向って傾斜がつけられいるので、回転円筒体装
置3はその自重によって係止部126,132を凸部115,116内
に押込むようにして、溝106,117,118の最奥に位置する
ことができる。係止部126,132は回転円筒体装置3が通
過後は、板バネ部材122,128の弾性により、再び内部ガ
イド溝117,118内に突出する。係止部126,132のスリーブ
78,89側は、これらスリーブ78,89を保持する形状になっ
ているので、落下することはない。
4に挿入する。挿入は回転円筒体装置3の巻上げノブ81
側をカバー本体100のガイド溝106側に位置させた後、ガ
イド溝106と内部ガイド溝117にスリーブ78をそして、内
部ガイド溝118にスリーブ89を嵌合させるようにして落
し込んでいく。内部ガイド溝117,118には、ローラスト
ッパ部材119,120の係止部126,132が突出しているが、こ
れら係止部126,132の内部ガイド溝117,118の入口側から
奥方向に向って傾斜がつけられいるので、回転円筒体装
置3はその自重によって係止部126,132を凸部115,116内
に押込むようにして、溝106,117,118の最奥に位置する
ことができる。係止部126,132は回転円筒体装置3が通
過後は、板バネ部材122,128の弾性により、再び内部ガ
イド溝117,118内に突出する。係止部126,132のスリーブ
78,89側は、これらスリーブ78,89を保持する形状になっ
ているので、落下することはない。
このようにしてカバー装置4に挿入された回転円筒体
装置3はその周面に粘着テープ2が粘着面を外側にして
巻回されているので、この粘着テープ2を床やカーペッ
ト上に回転させるようにして塵やほこりを付着させる。
床等と粘着テープ2が接触することにより、引きはがし
抵抗が生じて、粘着テープ2が供給軸43や巻取軸49から
引き出される可能性があるが、これら軸43,49はそれら
のラチェット歯車部66,76が噛合突起86,88と噛合してい
るので、空転することはなく、粘着テープ2が不必要に
引出されてくることはない。
装置3はその周面に粘着テープ2が粘着面を外側にして
巻回されているので、この粘着テープ2を床やカーペッ
ト上に回転させるようにして塵やほこりを付着させる。
床等と粘着テープ2が接触することにより、引きはがし
抵抗が生じて、粘着テープ2が供給軸43や巻取軸49から
引き出される可能性があるが、これら軸43,49はそれら
のラチェット歯車部66,76が噛合突起86,88と噛合してい
るので、空転することはなく、粘着テープ2が不必要に
引出されてくることはない。
粘着テープ2の塵等の付着により粘着性が低下した場
合には、巻上げノブ81をストッパ82の弾性力に抗して、
カバー本体100の側面101方向に押付ける。これによりス
トッパ82の係止突起83が側面101に設けられた係止突条1
07と係合する。ストッパ82はスリーブ78に固定されてい
るので、中空体11と12はその回転が規制される。これと
同時に巻上げノブ81の駆動軸79の先端に取付けられた第
2駆動歯車77第5図に水平方向の矢印で示すように内部
に押し込まれ、この時、その外周縁によってラチェット
バネ84の押下げ係止片85と係合し、ラチェットバネ84を
第5図において下方に押下げる。これによって供給軸43
のラチェット歯車部76は噛合突起86との噛合は解かれ
る。一方、第2駆動歯車77の前進により、この歯車77は
巻取軸49の第1駆動歯車部67と噛合する。この状態で第
2図に示すように巻上げノブを時計方向に回転させる
と、その回転は第2駆動軸から第1駆動軸67に伝達さ
れ、第6図に示すように巻取軸49は反時計方向に回転
し、粘着テープ2を巻取っていく。巻取軸49のラチェッ
ト歯車部76は反時計方向に回転する時は噛合突起88を乗
り越えていくように形成されていくので、回転が阻止さ
れることはない。このようにして回転円筒体装置3の外
周面に新しい粘着テープ2を位置させた後、再び使用す
ればよい。
合には、巻上げノブ81をストッパ82の弾性力に抗して、
カバー本体100の側面101方向に押付ける。これによりス
トッパ82の係止突起83が側面101に設けられた係止突条1
07と係合する。ストッパ82はスリーブ78に固定されてい
るので、中空体11と12はその回転が規制される。これと
同時に巻上げノブ81の駆動軸79の先端に取付けられた第
2駆動歯車77第5図に水平方向の矢印で示すように内部
に押し込まれ、この時、その外周縁によってラチェット
バネ84の押下げ係止片85と係合し、ラチェットバネ84を
第5図において下方に押下げる。これによって供給軸43
のラチェット歯車部76は噛合突起86との噛合は解かれ
る。一方、第2駆動歯車77の前進により、この歯車77は
巻取軸49の第1駆動歯車部67と噛合する。この状態で第
2図に示すように巻上げノブを時計方向に回転させる
と、その回転は第2駆動軸から第1駆動軸67に伝達さ
れ、第6図に示すように巻取軸49は反時計方向に回転
し、粘着テープ2を巻取っていく。巻取軸49のラチェッ
ト歯車部76は反時計方向に回転する時は噛合突起88を乗
り越えていくように形成されていくので、回転が阻止さ
れることはない。このようにして回転円筒体装置3の外
周面に新しい粘着テープ2を位置させた後、再び使用す
ればよい。
一方、2つの中空体11,12によって回転自在に支持さ
れた供給軸43および巻取軸49は軸受切欠き部44,45,51,5
2の近傍に設けられたバネ突起46,53,54により常時一方
向に弾性的に押圧されるとともに、中空体12あるいは11
の軸押え突起55,56,57によっても支持されるので、ガタ
付くことなくこれに軸43,49を回転させることができ、
粘着テープ2が蛇行するのを防止することができる。こ
の場合、押え突起55,56,57の軸受円筒部65,69,75等と接
する先端は、これら軸受円筒部の円周面と同じ円周面に
形成しておくことにより、一層確実に保持できる。ま
た、粘着テープ2の巻上げ時には、供給軸43のラチェッ
ト歯車部76と噛合突起86との噛合は解かれ、供給軸43は
フリーの状態となるが、テープ押え91の接着部材94が粘
着テープ2を弾性的に押えているので、巻上げ操作によ
って、供給軸43が空回りして、粘着テープ2にたるみを
生じさせることはない。
れた供給軸43および巻取軸49は軸受切欠き部44,45,51,5
2の近傍に設けられたバネ突起46,53,54により常時一方
向に弾性的に押圧されるとともに、中空体12あるいは11
の軸押え突起55,56,57によっても支持されるので、ガタ
付くことなくこれに軸43,49を回転させることができ、
粘着テープ2が蛇行するのを防止することができる。こ
の場合、押え突起55,56,57の軸受円筒部65,69,75等と接
する先端は、これら軸受円筒部の円周面と同じ円周面に
形成しておくことにより、一層確実に保持できる。ま
た、粘着テープ2の巻上げ時には、供給軸43のラチェッ
ト歯車部76と噛合突起86との噛合は解かれ、供給軸43は
フリーの状態となるが、テープ押え91の接着部材94が粘
着テープ2を弾性的に押えているので、巻上げ操作によ
って、供給軸43が空回りして、粘着テープ2にたるみを
生じさせることはない。
供給軸43の粘着テープ2が無くなった場合は、回転カ
バー部材111を一杯に開け、係止レバー部材124,129の各
つまみ部125,131を引き上げて、回転円筒体装置3をカ
バー装置4から外す。次いでノブ22,26を押圧して、中
空体11,12を開き、供給軸43と巻取軸49を中空体11,12か
ら外し、新しい粘着テープ2が巻回された供給軸43と、
その粘着テープ2の先端が巻回された巻取軸49を挿入す
る。供給軸43および巻取軸49の各ギヤブッシュ62,73お
よびブッシュ63,74はスリーブ61,72に離脱可能に嵌合さ
れているので、スペア用の粘着テープ2は供給軸43のス
リーブ72に巻回したものを販売するようにしておき、ギ
ヤブッシュ62,73およびブッシュ63,74は当初付いていた
ものを使用するようにしてもよい。また巻取軸49のスリ
ーブ61には、粘着テープ2の粘着面が接するので、強固
に巻付けることができるので、粘着テープ2の交換時に
は空になった供給軸43のスリーブ72を巻取軸49のスリー
ブとして使用することができる。このようにすることに
より、スペア用粘着テープは供給軸43のスリーブ72に巻
回した状態で販売することができ、ギヤブッシュおよび
ブッシュを省略できるので安価に提供できる。
バー部材111を一杯に開け、係止レバー部材124,129の各
つまみ部125,131を引き上げて、回転円筒体装置3をカ
バー装置4から外す。次いでノブ22,26を押圧して、中
空体11,12を開き、供給軸43と巻取軸49を中空体11,12か
ら外し、新しい粘着テープ2が巻回された供給軸43と、
その粘着テープ2の先端が巻回された巻取軸49を挿入す
る。供給軸43および巻取軸49の各ギヤブッシュ62,73お
よびブッシュ63,74はスリーブ61,72に離脱可能に嵌合さ
れているので、スペア用の粘着テープ2は供給軸43のス
リーブ72に巻回したものを販売するようにしておき、ギ
ヤブッシュ62,73およびブッシュ63,74は当初付いていた
ものを使用するようにしてもよい。また巻取軸49のスリ
ーブ61には、粘着テープ2の粘着面が接するので、強固
に巻付けることができるので、粘着テープ2の交換時に
は空になった供給軸43のスリーブ72を巻取軸49のスリー
ブとして使用することができる。このようにすることに
より、スペア用粘着テープは供給軸43のスリーブ72に巻
回した状態で販売することができ、ギヤブッシュおよび
ブッシュを省略できるので安価に提供できる。
内壁41,42,47,48を合成樹脂で構成することにより、
バネ突起46,53,54そして開放バネ部材60はこれら内壁の
一部を切り込むことにより、一体的に形成できる。
バネ突起46,53,54そして開放バネ部材60はこれら内壁の
一部を切り込むことにより、一体的に形成できる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明の粘着テープクリーナは、カバ
ー装置に回転可能に支持した円筒体装置の軸方向一端の
軸心部に、円筒体装置内に押圧可能に巻上げノブを設
け、円筒体装置内の位置する巻上げノブの軸に第1駆動
歯車を設け、円筒体装置内に位置する巻取軸の第2駆動
歯車と噛合させるようにしたものであり、この巻上げノ
ブを内方に押圧しながら回転させることにより、粘着テ
ープの巻上げを行なうようになっている。巻上げノブの
内方への押圧時には、円筒体装置の回転をロックするよ
うになっているので、円筒体装置に手を掛けることな
く、粘着テープの巻上げを行なうことができ衛生的であ
る。また、円筒体装置の内部も空転防止用のラチェット
歯車部と駆動歯車部を備えた巻取軸と、空転防止用のラ
チェット歯車部を備えた供給軸と、巻上げノブの軸に固
定された主駆動歯車のみの簡単な構成であるので、軽量
化が計れ、安価に提供することができる。
ー装置に回転可能に支持した円筒体装置の軸方向一端の
軸心部に、円筒体装置内に押圧可能に巻上げノブを設
け、円筒体装置内の位置する巻上げノブの軸に第1駆動
歯車を設け、円筒体装置内に位置する巻取軸の第2駆動
歯車と噛合させるようにしたものであり、この巻上げノ
ブを内方に押圧しながら回転させることにより、粘着テ
ープの巻上げを行なうようになっている。巻上げノブの
内方への押圧時には、円筒体装置の回転をロックするよ
うになっているので、円筒体装置に手を掛けることな
く、粘着テープの巻上げを行なうことができ衛生的であ
る。また、円筒体装置の内部も空転防止用のラチェット
歯車部と駆動歯車部を備えた巻取軸と、空転防止用のラ
チェット歯車部を備えた供給軸と、巻上げノブの軸に固
定された主駆動歯車のみの簡単な構成であるので、軽量
化が計れ、安価に提供することができる。
第1図はこの発明の一実施例を回転カバー部材を僅かに
開いた状態で示す斜視図、第2図は回転円筒体装置のみ
を示す斜視図、第3図は第2図の回転円筒体装置を開い
た状態で示す斜視図、第4図は巻取軸を分解して示す斜
視図、第5図は全体の構成を一部切断して示す正面図、
第6図は第1および第2駆動歯車の噛合状態とともにラ
チェット機構部を示す側面図、第7図は回転カバー部材
のみを示す側面図、第8図は、カバー装置のみを示す斜
視図である。 図面において、1は粘着テープクリーナ、2は粘着テー
プ、3は回転円筒体装置、4はカバー装置、11,12は中
空体、43は供給軸、49は巻取軸、62,73はギヤブッシ
ュ、66,76はラチェット歯車部、67は第1駆動歯車部、7
7は第2駆動歯車、81は巻上げノブ、82はストッパ、84,
87はラチェットバネである。
開いた状態で示す斜視図、第2図は回転円筒体装置のみ
を示す斜視図、第3図は第2図の回転円筒体装置を開い
た状態で示す斜視図、第4図は巻取軸を分解して示す斜
視図、第5図は全体の構成を一部切断して示す正面図、
第6図は第1および第2駆動歯車の噛合状態とともにラ
チェット機構部を示す側面図、第7図は回転カバー部材
のみを示す側面図、第8図は、カバー装置のみを示す斜
視図である。 図面において、1は粘着テープクリーナ、2は粘着テー
プ、3は回転円筒体装置、4はカバー装置、11,12は中
空体、43は供給軸、49は巻取軸、62,73はギヤブッシ
ュ、66,76はラチェット歯車部、67は第1駆動歯車部、7
7は第2駆動歯車、81は巻上げノブ、82はストッパ、84,
87はラチェットバネである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 晃造 愛知県豊橋市中原町平山18番地 ニトムズ 加工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−279218(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】回転可能な円筒体装置の外周に粘着テープ
を巻回するとともにこの円筒体装置内に前記粘着テープ
の供給および巻取軸を内蔵した粘着テープクリーナにお
いて、前記円筒体装置は、半円筒状に開閉可能な第1お
よび第2中空体と、前記円筒体装置の軸方向両端に同軸
上に延在する第1および第2スリーブと、この第1スリ
ーブに同軸上に回転可能に挿入された駆動軸と、この駆
動軸の外方端に設けられた巻上げノブと、前記駆動軸の
前記円筒体装置内に位置する他端に設けられた第1駆動
歯車と、前記第1スリーブに固定され、前記巻上げノブ
を常時外方に弾性的に押圧するスプリング材とを備え、
前記巻取軸はその軸方向一端に前記スプリング材の弾性
力に抗して前記巻上げノブが押圧された時、前記第1駆
動歯車と噛合する第2駆動歯車を備え、前記供給および
巻取軸にはラチェット歯車部を備え、少なくとも前記第
1および第2スリーブの一方には、これらラチェット歯
車部と弾性的に噛合する噛合突起を備え、前記ラチェッ
ト歯車部と噛合突起とは前記粘着テープを巻上げる時は
その噛合を解くようになっており、前記円筒体装置の前
記第1および第2スリーブを回転可能にかつ着脱自在に
支持し、前記円筒体装置に巻回された前記粘着テープの
少なくとも一部を露呈するように覆うカバー装置を有
し、このカバー装置の前記巻上げノブ側の側面には前記
巻上ノブが押圧された時、前記スプリング材に設けられ
た突起と係合して前記円筒体装置の回転を阻止させる係
止片が形成されていることを特徴とする粘着テープクリ
ーナ。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記第1
中空体には前記供給軸が、そして前記第2中空体には前
記巻取軸がそれぞれ回転可能に支持され、前記第1およ
び第2中空体を閉じ合わせた時、前記供給軸と前記巻取
軸は略180度の間隔を置いて位置することを特徴とする
粘着テープクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3694087A JPH082340B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 粘着テ−プクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3694087A JPH082340B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 粘着テ−プクリ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63203125A JPS63203125A (ja) | 1988-08-23 |
JPH082340B2 true JPH082340B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=12483749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3694087A Expired - Fee Related JPH082340B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 粘着テ−プクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082340B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013188118A1 (en) * | 2012-06-15 | 2013-12-19 | 3M Innovative Properties Company | Tape cleaner |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6656880B2 (ja) * | 2015-10-28 | 2020-03-04 | レック株式会社 | カバー付き清掃具のカバー開閉方法及びカバー付き清掃具 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP3694087A patent/JPH082340B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013188118A1 (en) * | 2012-06-15 | 2013-12-19 | 3M Innovative Properties Company | Tape cleaner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63203125A (ja) | 1988-08-23 |
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Legal Events
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