JPH01139578A - 3−(1h−イミダゾール−1−イル)ピリダジン誘導体 - Google Patents

3−(1h−イミダゾール−1−イル)ピリダジン誘導体

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JPH01139578A
JPH01139578A JP29847087A JP29847087A JPH01139578A JP H01139578 A JPH01139578 A JP H01139578A JP 29847087 A JP29847087 A JP 29847087A JP 29847087 A JP29847087 A JP 29847087A JP H01139578 A JPH01139578 A JP H01139578A
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JP29847087A
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Inventor
Hiroshi Shimamura
浩 嶋村
Koji Kosegi
小瀬木 幸司
Hideya Yaginuma
柳沼 英哉
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MORISHITA SEIYAKU KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
MORISHITA SEIYAKU KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ 本発明は、抗血栓薬および抗真菌薬として有用な新規3
−(IH−・イミダゾール−1−イル)ピリダジン誘導
体に関するものである。
[従来の技術] 6−[4−(IH−イミダゾール−1−イル)フェニル
] −3(2H)−ビリダジノン誘導体(特開昭58−
74679)は抗血栓および強心作用を有することが知
られている。
また、ファルマジイ(Pharmazie)、32巻、
555 (1977)にピリダジン誘導体に抗菌作用を
有することが報告されている。
しかしながら、3−(IH−イミダゾール−1−イル)
とリダジン誘導体ないしその抗血栓作用および抗真菌作
用については何ら示唆するところはない。
[本発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、抗血栓薬および抗真画薬として薬効、
安全性ともに優れた新規化合物を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、下記−紋穴[Iコで表される3−(IH−イ
ミダゾール−1−イル)とリダジン誘導体に係わる。
[式中、Yは塩素原子、ペテロ原子を含むこともあるC
1〜C6の環状アルキルアミノ基又は式−Z−R(式中
、Zは−NH−1= N CHt、−0−1−8−又は
=S○を示す、RはC1〜C+aのアルキル基、C2〜
C6の環状アルキル基、アリル基、2−プロビニル基、
2−ヒドロキシエチル基、ナフチル基、ナフチルメチル
基、塩素原子で置換されていることもあるベンジル基又
は塩素原子若くは俄級アルキル基で置換されていること
もあるフェニル基を意味する。)を表す、] 一般式[I]において、Yは具体的に、塩素原子、メチ
ルアミノ基、エチルアミノ基、プロとルアミノ基、ブチ
ルアミノ基、ペンチルアミノ基、ヘキシルアミノ基、ペ
プチルアミノ基、オクチルアミノ基、ノニルアミノ基、
デシルアミノ基、ウンデシルアミノ基、ドデシルアミノ
基、トリデシルアミノ基、テトラデシルアミノ基、シク
ロへキシルアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、
ベンジルアミノ基、2−クロロベンジルアミノ基、アニ
リノ基、N−ベンジル−N−メチルアミノ基、N−(2
,4−ジクロロベンジル)−N−メチルアミノ基、N−
メチル−N−く1−ナフチルメチル)アミノ基、ピペリ
ジノ基、モルホリノ基、メトキシ基、エトキシ基、プロ
ポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオ
キシ基、ペプチルオキシ基、オクチルオキシ基、アリル
オキシ基、2−プロビニルオキシ基、フェノキシ基、2
゜4−ジクロロフェノキシ基、メチルチオ基、エチルチ
オ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、ペンチルチオ基
、ヘキシルチオ基、ヘプチルチオ基、オクチルチオ基、
フェニルチオ基、4−クロロフェニルチオ基、4−(t
ert−ブチル)フェニルチオ基、2−ナフチルチオ基
、ベンジルチオ基、4−クロロベンジルチオ基、メチル
スルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルスル
フィニル基、ブチルスルフィニル基、ペンチルスルフィ
ニル基、ヘキシルスルフィニル基、ヘプチルスルフィニ
ル基、オクチルスルフィニル基、ベンジルスルフィニル
基、4−クロロベンジルスルフィニル基等が例示できる
本発明化合物は、以下に示す[反応式−1,2及び3]
の方法により容易に製造できる。
[反応式−1] [I1コ                  〔1a
]c式中、Yはへテロ原子を含むこともあるC4〜C6
の環状アルキルアミノ基、又は式−Z−R(式中、Zは
−NH−5=NCHsを示し、Rは前記と同じ意義を示
す、)を表わす。コ すなわち、上記本発明化合物[Ia]は、公知の方法し
日本化学雑誌、82巻、227 (1961)コに準拠
して得られる3−アミノ−6−クロロピリダジン誘導体
[I1]にイミダゾールを反応させることにより製造す
ることができる。  本反応に用いられる溶媒としては
、例えば、ベンセン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレン
グリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエ
チルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン頽、N、 
 N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルフオキシド
、アセトニトリル、ピリジン等が挙げられ、又は無溶媒
でもよいが、N、  N−ジメチルホルムアミドを用い
るのが好ましい。反応温度は60〜200℃で、反応時
間は2〜24時間で行えるが、120〜160℃で3〜
5時間で行うのが好適である。化合m[ll]とイミダ
ゾールの使用割合としては、通常前者に対して後者を1
〜4倍モル使用する。本反応には、炭討ナトリウム、炭
酸カリウム等の無機塩基、トリエチルアミン、N。
N−ジメチルアニリン等の三級アミン頚、水素化ナトリ
ウム、tert−ブトキシカリウム等の塩基を用いるこ
とができるが、塩基として、過剰のイミダゾールを使用
するのが好ましい。
[反応式−2] [+11]           [To][Ic:Z
が一〇−コ [+d:Zが−9−1 [式中、Zは一〇−又は−8−を示し、Rは前記と同じ
意義を示す、] 工程A また、上記本発明化合物[Ib]は化合物[+111に
イミダゾールの金属塩を反応させることにより製造する
ことができる。本反応に用いられる溶媒としては、例え
ば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエ
ーテル等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン
、等の芳香族炭化水素類、アセトニトリル、N、  N
−ジメチルホルムアミド等が挙げられるが、ジオキサン
を用いるのが好ましい。反応温度は0〜100℃で、反
応時間は2〜10時間で行えるが、0℃〜室温で、3〜
6時間で行うのが好適である。イミダゾールの金属塩と
しては、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等が挙
げられるが、通常ナトリウム塩を用いる。化合物[+1
1]とイミダゾールの金属塩の使用割合に関しては、前
者に対して後者を1〜1.2倍モル用いるのが好適であ
る。
工程B 次に、Zが一〇−である前記本発明化合物[IC]は、
化合f[lb]にアルキルアルコールおよびフェノール
化合物、フリルアルコール又はプロパルギルアルコール
等の金属塩を反応させることにより製造することができ
る。その金属塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩等が挙げられるが、通常ナトリウム塩を用い
るのが好ましい。反応溶媒としては、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル
等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素1、N、  N−ジメチルホルムアミド、
アセトニトリル又は前記金属塩に対応するアルコール頚
等が挙げられる。反応温度は60〜120℃で、反応時
間は1〜5時間で行うのが好適である。化合物[Ibコ
と前記金属塩の使用割合に関しては、前者に対して後者
を1〜1.5倍モル使用する。また、Zが−S−である
前記本発明化合物[Id]は、化合物[Ib]にチオー
ル化合物の金属塩を反応させることにより製造すること
ができる。
[反応式−3] [+dコ                     
[leコ[式中、Rは前記と同じ意義を示す。]一方、
上記本発明化合物[Ie]は、化合物[ldlにm−ク
ロロ過安息香酸(m−CPBA)を作用させて酸化反応
することにより製造することができる。使用する反応溶
媒としては、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、ジクロロエタン、ベンゼン等が挙げられるが
、通常塩化メチレンを用いるのが好適である0反応場度
は一り℃〜室温で、反応時間は1〜4時間で行えるが、
0〜10℃で、1〜2時間で行うのが好ましい。
化合*[ldlとm−クロロ過安息香酸の使用割合に間
しては、前者に対して後者を1〜1. 2倍モル、好ま
しくは等モル使用するのがよい。
本発明化合物[I]は、抗xW作用および抗血栓作用を
示し、しかも低毒性であるため、真菌症、脳血栓症、脳
寒栓症、末梢動・静脈閉塞症等の予防および治療薬とし
て有用である。したがって、通常、軟膏剤、ゼリー剤、
クリーム剤、粉末剤、溶液剤、乳液剤あるいはスプレィ
剤等の外用製剤にして使用するか、又は錠剤、顆粒剤、
散剤、カプセル剤等の固形剤にして経口的に投与するの
が好ましい。これらの製剤化に際し特に困難はなく、そ
れぞれに適した賦形剤を使用し、公知の方法に準拠して
製剤化すればよい。好ましい賦形剤としては、下記のよ
うなものが例示できる。外用製剤の場合、例えば勤・植
物性脂肪、パラフィン、澱粉トラガカント、セルロース
誘導体、シリコーン、シリカ、ベントナイト、タルク、
酸化亜鉛、乳糖、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウ
ム、ポリアミド粉末、水、エタノール、イソプロピルア
ルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ベンジルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、
ベンジルベンゾエート、グリセリン、N。
N−ジメチルホルムアミド、グリセリンホルマール、ソ
ルビトールの脂肪酸エステル、Ila射基側基剤てのク
ロロフルオロ炭化水素が挙げられる。固形製剤の場合、
例えばデキストロース、ショ糖、ラクトース、グルコー
ス、塩化ナトリウム、ゼラチン、デンプン、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、動・植物性脂肪などが挙げら
れる。外用製剤中の本発明化合物[Iコの濃度は、0.
1〜0゜5重量%の範囲が好ましい。また、本発明化合
物[Iコの経口投与量は、年齢、体重、症状により異な
るが、通常、成人に対して一日当り約50〜1000m
gの範囲で適宜増減される。
実施例 1 3−クロロ−6−メチルアミノピリダジン20゜02g
とイミダゾール28.6g′li:N、N−ジメチルホ
ルムアミド30m1に溶解し、150℃で6時間加熱攪
拌した。溶媒を減圧留去後残留物に塩化メチレンを加え
溶解し、水洗、乾燥した。減圧乾固した後、残渣をエタ
ノールから再結晶して無色プリズム晶の3−(IH−イ
ミダゾール−1−イル)−6−メチルアミノピリダジン
19.0g(収率78%)を得た。融点175〜176
℃。
IRvQ日”cm−’:  3250 (NH)、  
1610(C=N) MS  (m/ z) :  175  (M″″)実
施例 2〜23 対応する原料化合物を実施例1と同様に処理して第1.
2及び3表に示した化合物を得た。
第1表 第2表 第3表 実施例 24 油中の60%水素化ナトリウム18gの乾燥ジオキサン
200 m l !l濁液に、イミダゾール30gの乾
燥ジオキサン200m1溶液を30分間で滴下し、更に
100℃で2時間加熱攪拌した。水冷下に3,6−ジク
ロロピリダジン59.6gの乾燥ジオキサン10oml
t1液を10分間で滴下した後、室温で2時間攪拌し、
更に2時間加熱還流した。幼時不溶物を濾取し、ジオキ
サンを減圧留去した。
残留物に水300m1を加えて撹拌し、析出した結晶を
濾取、水洗後、エタノールから再結晶して無色プリズム
晶の3−クロロ−6−(IH−イミダゾール−1−イル
)ピリダジン37.5g(収率52%)を得た。融点1
83〜184℃。
IRv” コ”    cm−’  :   3 1 
50  (CH)。
1610  (C=N) MS (m/z):  180 (Ml)実施例 25 アリルアルコール30m1にナトリウム0.42g溶解
した後、3−クロロ−6−(IH−イミダゾール−1−
イル)ピリダジン2.7gを加えて2時間加熱還流した
。冷後、不溶物を濾取し、アリルアルコールを減圧留去
した。残留物を塩化メチレンに溶解し、水洗、乾燥後、
溶媒を減圧留去した。残渣をエタノール−イソプロピル
エーテルから再結晶して無色針状晶の3−アリルオキシ
−6−(1’H−イミダゾール−1−イル)ピリダジン
1.55g(収率51.2%)を得た。融点113〜1
14℃。
IRy;:j”  cm−’:  3080 (CH)
1 6 1 0  (C=  N  )、   MS 
 (m/z):202(M”)。
実施例 26 対応する原料化合物を実施例25と同様に処理し、ジオ
キサン−イソプロピルエーテルから再結晶して無色針状
晶の3−(IH−イミダゾール−1−イル)−6−(2
−プロビニル)ピリダジン1.8g(収$60%)を得
た。融点216℃(分解点)。
実施例27 油中の60%水素化ナトリウム0.96gの乾燥ジオキ
サン50m1Fiflにn−オクチルアルコール3.1
2gを加えた後、3−クロロ−6−(IH−イミダゾー
ル−1−イル)ピリダジン3.61gを加え、2時間加
熱還流した。冷後、不溶物を演取し、溶媒を減圧留去し
た。残留物を塩化メチレンに溶解し、水洗、乾燥後、減
圧乾固した。残渣をイソプロピルエーテル−石油エーテ
ルから再結晶して無色針状晶の3−(IH−イミダゾー
ル−1−イル)−6−オクチルオキシピリダジン2.1
g(収率38.3%)を得た。融点74〜75 ℃。 
 IRvQ:ノ”cm−’:  3 1 00  (C
H)+1610 (C=N) MS (m/ Z ) :  274 (M”)  。
実施例 28 対応する原料化合物を実施例27と同様に処理し、エタ
ノール−エーテルから再結晶して無色針状晶の3−(2
,4−ジクロロフェノキシ)−6−(IH−イミダゾー
ル−1−イル)ピリダジン2.3gを得た。融点169
〜170℃。
実施例 29 ナトリウムメトキシドの28%メタノール溶液9.3g
とn−ブチルメルカプタン4.32gを無水メタノール
100m1に溶解し、30分間加熱還ン聚後、3−クロ
ロ−6−(IH−イミダソール−1−イル)ピリダジン
7.22gを加えた。1時間還流後、溶媒を減圧留去し
た。残留物を塩化メチレンに溶解し、水洗、乾燥後、減
圧乾固した。
残渣をエーテル−石油エーテルから再結晶して無色針状
晶の3−ブチルチオ−6−(IH−イミダゾール−1−
イル)ピリダジン5.3g(収率66.7%)。融点8
1〜82℃。
IRv:、:j”cm−’: 3100 (CH)、1
610(C= N) MS (m/z) : 234 (M” )実IiI!
例 30〜36 対応する原料化合物を実施例29と同様に処理して、第
4表に示した化合物を得た。
第4表 実施例 37 3−1チルチオ−6−(IH−イミダゾール−1−イル
)とリダジン2.8gの塩化メチレン601溶液に剛−
クロロ安息香M3gの塩化メチレン40m1溶液を水冷
下、30分間で滴下した0次に、0℃で1時間、更に室
温で2時間攪拌した後、飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗
浄、水洗後、乾燥した。、溶媒を減圧留去し、残渣をエ
タノール−イソプロピルエーテルから再結晶して無色針
状晶の3−ブチルスルフィニル−6−(IH−イミダゾ
ール−1−イル)ピリダジン2.3g(収率76゜7%
)を得た。融点118〜119℃。
IRシ:、2j”cm−’:  3130 (NH)+
  1030<SO> MS (m/z) :  250 (M′)。
実施例 38〜41 荊応する原料化合物を実施例37と同様に処理して、第
6表に示した化合物を得た。
第5表 製剤例 1 本発明化合物         50 ff1g乳糖 
           200 mg結晶セルロース 
        40■ステアリン酸マグネシウム  
  5■上記混合物を常法に従って混合し、打錠するこ
とにより1錠中主薬50ragを含有する錠剤を作製す
る。
製剤例 2 本発明化合物         50B乳¥a    
          90mgとうもろこし澱粉   
    60I1gタルク             
30mgステアリン酸マグネシウム   IOB上記混
合物を常法に従って造粒し、顆粒剤とする。
薬理実験 (1)血小板凝集抑制作用 本発明化合物の血小板凝集抑制作用をボーン(c、v、
g、Born)の方法[ネーチ+ (Nature)、
  927〜929(+962)]により測定した。す
なわわち、クエン酸加ウサギ血液を採取し、遠心分離操
作により血小板濃度の高い血漿(PRP)及び血小板濃
度の低い血Lt(PPP)を得た。次いで、ジメチルス
ルフオキシドに溶解した被検化合物1.5μ をPRP
270μ に加え37℃で1分間インキュベーションし
た後、アラキドン酸又はコラーゲンを加え凝集を惹起し
た。血小板凝集はNKKへマドレーサーで測定し、被検
化合物の50%抑制濃度[IC5oμm)コは濃度抑制
率曲線から求めた。
なお、対照薬としてアスピリンを用い、代表例の結果を
第6表に示す。
第6表 (2)各種真菌に対する最小発育阻止濃度(MlC)ン
911定 サブローデキストロース培地を用い、日本化学療法学会
標準法(1980年改訂)に準じて寒天平板希釈法によ
りMICを求めた。なお、対照薬としてクロトリマゾー
ルを用い、代表例の結果を第7表にしめす。
第7表 aX  C,a、):カンシ゛り゛−7+1ヒ゛hンス
(Candida  1lbicans)IFo  1
060.(T、m、):)す]フィートン・メンタク゛
0フフイテス(Tricho−phyton  men
tagrophytes)、  (A、v、)ニアスト
0テールマ・バーシフ゛しオセケ゛ミー(Arthro
derma  vanbreuseghemii)S’
l  7420゜ b)CTZ:クロトリマゾール(C!otrimazo
le)。
(3)急性毒性試験 被検化合物を0.5%カルボキシメチルセルロース溶液
に懸濁し、体重20〜25gのDDY系雄性マウス(1
群10匹)に経口投与して、投与後7日間の累積死亡率
から50%致死t(LD50)を算出した0代表例の結
果を第8表に示す。
第8表 [発明の効果コ 本発明化合物は、in  vitro  における血小
板凝集抑制作用においてアスピリンよりも強い活性を示
し、また、各種真菌に対するMIC測定実験においてク
ロトリマゾールと同程度の活性を示した。更に、動物実
験において毒性が低いことが確認された。本発明化合物
は、抗血栓薬または抗真菌薬として優れた効果を特徴す
る 特許出願人  森下製薬株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、Yは塩素原子、ヘテロ原子を含むこともあるC
    _4〜C_6の環状アルキルアミノ基又は式−Z−R(
    式中、Zは−NH−、=NCH_3、−O−、−S−又
    は=SOを示す。RはC_1〜C_1_4のアルキル基
    、C_2〜C_8の環状アルキル基、アリル基、2−プ
    ロビニル基、2−ヒドロキシエチル基、ナフチル基、ナ
    フチルメチル基、塩素原子で置換されていることもある
    ベンジル基又は塩素原子若しくは低級アルキル基で置換
    されていることもあるフェニル基を意味する。)を表わ
    す。]で示される3−(1H−イミダゾール−1−イル
    )ピリダジン誘導体。
  2. (2)前記一般式[ I ]中、Yが式−Z−Rにおいて
    、Zが−NH−で表される特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。
  3. (3)前記一般式[ I ]中、Yが式−Z−Rにおいて
    、Zが=NCH_3であるとき、Rが塩素原子で置換さ
    れていることもあるベンジル基又はナフチルメチル基で
    表される特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. (4)前記一般式[ I ]中、Yが式−Z−Rにおいて
    、Zが−O−であるとき、RがC_1〜C_8のアルキ
    ル基、アリル基、2−プロビニル基、フェニル基又は塩
    素原子で置換されていることもあるフェニル基で表され
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  5. (5)前記一般式[ I ]中、Yが式−Z−Rにおいて
    、Zが−S−又は=SOであるとき、RがC_1〜C_
    8のアルキル基、ナフチル基、塩素原子で置換されてい
    ることもあるベンジル基又は低級アルキル基で置換され
    ていることもあるフェニル基で表される特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0156433A2 (en) * 1984-03-26 1985-10-02 Janssen Pharmaceutica N.V. Anti-virally active pyridazinamines

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0156433A2 (en) * 1984-03-26 1985-10-02 Janssen Pharmaceutica N.V. Anti-virally active pyridazinamines

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