JPH01138068A - 複電極連動高速回転アーク溶接装置 - Google Patents

複電極連動高速回転アーク溶接装置

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JPH01138068A
JPH01138068A JP29616487A JP29616487A JPH01138068A JP H01138068 A JPH01138068 A JP H01138068A JP 29616487 A JP29616487 A JP 29616487A JP 29616487 A JP29616487 A JP 29616487A JP H01138068 A JPH01138068 A JP H01138068A
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torch
welding
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rotation
rotating
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Yuji Sugitani
祐司 杉谷
Masao Kobayashi
小林 征夫
Masatomo Murayama
雅智 村山
Yoshihisa Ikeda
池田 良久
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は高速回転アーク溶接装置の改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕
先に本出願人は、被溶接物を高速かつ大電流で溶接でき
、被溶接部に対する溶接入熱量が低く、しかも溶接金属
の溶は込みが均等で溶接欠陥が生ずることがなく、小型
・軽量化を可能にした高速回転アーク溶接装置を提案し
た(特開昭62−104684号公報)。
第5図に乙の従来の溶接装置の構成を示す。図において
、1は中空電極トーチ、2は溶接ワイヤ、3はモータ、
4はモータ3のシャフト、5はシャフト4に取り付けら
れ、モータ3により高速回転を与えられるギヤ、6はギ
ヤ5により高速回転を与えられる偏心リングギヤ、7は
電極トーチ1を支持する自動調心ベアリングで、偏心リ
ングギヤ6の回転により電極トーチ1が自転することな
く偏心回動するようにギヤ6の中心から所定の距離dだ
け偏心してギヤ6に取り付けられている。8は偏心回動
する電極トーチ1のすりこぎ運動の支点となる自動調心
ベアリングである。9は図示されていない溶接台車の架
台に取り付けられたギヤボックス、10は電極トーチ1
に電力を供給するための給電ケーブル、11は溶接アー
ク、12は被溶接物、13は給電ケーブル端子の取り付
は孔、14は偏心リングギヤ6を支持するベアリングで
ある。
モータ3の駆動よりギヤ5及び偏心リングギヤ6を介し
て電極トーチ1が偏心回動されることにより、電極1〜
−チ1は自動調心ベアリング8を支点としてすりこぎ運
動を行い、これにより電極トーチ1の下端が回動連動を
行って、下端から送り出される溶接ワイヤ2の先端及び
溶接アーク11は、被溶接物12上で回転直径りで高速
回転運動を行う。
電極l・−チ1の下端部が回転運動をしているとき、電
極トーチ1はそれ自体は自転しないので、図示のように
給電ケーブル10によって電極1・−ヂ1に直接給電す
ることが可能になっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の溶接装置で例えば第6図のような
幅広のV字開先溶接を行う場合、図に示したように、幾
層にも単層溶接を繰り返す多層溶接をしなければならな
い。しかし、多層溶接は必然的に多くの時間を必要とし
、さらに、単層溶接を繰り返すことにより、溶接熱の影
響で、母材の溶接部分の周辺に不均一な部分(溶接熱影
響部)が拡大し、溶接母材全体に比べて、上記部分のぜ
い性が高くなったり、上記部分が割れなどの溶接欠陥の
原因となった秒もする。いずれにしても単層溶接を行う
場合、母材の溶接熱影響部を減少させる問題があった。
そこで、本発明は、従来の溶接装置の利点を損なうこと
なく、多層溶接時間の短縮、溶接熱影響部の縮小を可能
にした複電極連動高速回転アーク溶接装置を得る乙とを
目的をする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係わる複電極連動高速回転アーク溶接装置では
、トーチブロック支持本体に取付けられた駆動モータ;
 トーチブロック支持本体に回転可能に支持され、軸心
に沿って溶接ワイヤ挿通孔を貫通せしめた回転軸と、該
回転軸の一端部に同軸状に延在配置された中空電極トー
チと、該中空電極トーチを前記支持本体に対して、首振
り回動可能に支持する支持手段と、該支持手段による支
持点より前記回転軸側の端部にて前記回転軸の回転によ
り前記中空電極)・−チを偏心回動させる手段とを備え
た第1トーチ;前記第1トーチと同様の構成を有し、第
1トーチと並設された第2トーチ;および前記駆動モー
タの回転を前記第1と第2の1−−チの各回転軸りこ伝
達する回転伝達手段;を備えたものである。
〔作用] 本発明においては、各1−−チの回転軸と中空電極1−
〜チ内に溶接ワイヤが通され、駆動モータを回転させる
と第1と第2のトーチの回転軸が共に回転する。各トー
チにおいて回転軸は中空トーチを偏心回転によって首振
り回動させ、それによる各電極トーチのすりこぎ運動で
トーチ下端のワイヤからのアークが回転する。さらに、
−回の溶接バスに複数の並列の回転電極トーチで溶接で
きるため、−回のパスで溶込みの浅い幅広ビードを形成
する。そのため、幅広開先の扁平ビード形成において溶
接時間が短縮できる。また、溶接パス回数を半減できる
ため、溶接熱影響部の深さ8減少する。
する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す2電極連動高速回転
アーク溶接装置の構成を示す説明図、第2図は、この装
置の電極1−−チ1a部分の運動をワイヤ2を使って模
式的に示した説明図である。
上記従来装置と同一番号は同一または相当の部分である
図において、laは中空電極1−−チa、Ibは中空電
極トーチb、3ば図示されていないトーチブロック支持
本体に取付けられた駆動モータ、4は駆動モータ3のン
ヤフト(回転軸)、5はンヤフ1.4に付けられたギヤ
、6cはギヤ5の回転を伝えるギヤ、6aばギヤ6cの
回転を伝えるギヤ、6bはギヤ6aの回転を伝えるギヤ
、7a7bは電極1〜−チIalbを支持する回転円板
兼用の自動調心ベアリングで、ギヤ6a6bの回転によ
り電極1・−ヂ1a4bがすりこぎ運動するように自動
調心ベアリング7a4bの中心から所定の距離dだけ偏
心して取り付けられている。8a8bは回転する電極1
−−チ1a1bの支点となる自動調心ベアリングである
。9はギヤボックス、13a13bは電極トーチ1al
bに給電するための給電ケーブル端子の取り付は孔、2
0aはギヤ6aからの回転を自動調心ベアリング7aに
伝える回転伝達管a、20bはギヤ6bからの回転を自
動調心ベアリング?bに伝える回転伝達管b121は回
転伝達管20a20bを支えるベアリングである。
図において、モータ3の駆動よりギヤ5及びギヤ6cを
介して回転伝達管20aを回転させ、ギヤ6a及びギヤ
6bを介して回転伝達管20aを回転させる。
電極)・−チ1aでは、遍心させた自動調心ベアリング
7aを回転させ、それにより自動調心ベアリング8aを
支点として電極トーチ1aがすりこぎ運動し、これによ
り、電極トーチ1aの下端から送り出される溶接ワイヤ
2aの先端は、第2図に示すように、それぞれ回転直径
りで回転運動を行う。同様な動作を電極トーチ1bでも
連動して行う。
アークは陽イ4ンの流れであるので、いま、2つのアー
クを互いに近づけるとすると、そのアークによって発生
した磁界のためにアークが相手の磁界の影響のため、磁
気吹きなどを起こす。その互いに作用を起こす範囲をア
ーク影響面とする。
第3図は、2電極の連動回転を示す説明図である。図に
おいて、2a2bは各電極トーチ1a4bに挿通された
ワイヤの先端部である。図のように電極1・−ヂ1a1
bは所定の距離l。離れて設置され、ワイヤ2a2bの
先端部はそれぞれ直径りで、互いに反対方向に連動して
回転運動している。図から判るようにワイヤ2aがπ/
2回転運動すると、反対方向にワイヤ2bはπ/2回転
する。つまり、ワイヤ2a2hが最接近する距離はρ。
であることが判る。今、アーク影響面の直径が、図に示
すように40よりも小さい時は、電極)・−チ1aib
が連動して回動しているため、互いに影響は受けない。
言換えれば、理論的には、電極l・−チ1a1bは連動
して回動しているため、アーク影響面の直径まで、接近
させることができる。つまり、静止時に影響を受けない
域にまで連動している電極1−一チを狭めることができ
る。
第4図は、本装置での7字開先溶接を模式的に示した説
明図である。
図のように、装置全体を母材表面に平行に2電極間の中
心線を中心として少なくとも90度の範囲で回転できる
機構が付でいるので、■字間光溶接部分の中心と2本の
電極間の中心を合わせておけば、開先幅に応じて、その
角度を調節することにより、2本の電極から作られる溶
融池が7字部分を均等に溶接することができる。
一回の溶接パスに並列の2本の電極を使用するため、1
本で2回行う場合よりも熱効率がよくなり、−回のパス
で幅広のビードを形成することができる。また、溶接回
数が半分以下になるため、溶接熱影響部の深さも減少す
る。
また、本実施例では電極を2本使用したが、開先幅に合
わせて、電極の数を並列に増やした装置でも同様な動作
を期待できる。
〔発明の効果〕
電極を少なくとも2個並へてアーク溶接するので、従来
の一つの電極を使った場合よりも溶接時間を大幅に短縮
でき、溶込みの浅い幅広のビードを形成できる。
また、多層溶接パス回数が減るので、溶接熱影響部が減
少し、溶接金属全体として、上記部分のぜい性が低くな
り、割れなどの溶接欠陥が少な(なる。
また、電極を一〇の駆動部で連動して回動させているの
で、電極間距離を理論的には、静止時に影響を受けない
域にまで狭めろことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図Zま電
極部分の運動を模式的に示した説明図、第3図は2電極
の連動回転を示す説明図、第4図は本装置での■字開先
溶接を模式的に示した説明図、第5図は従来の溶接装置
の構成を示す説明図、第6図は従来装置での7字開先溶
接を模式的に示した説明図である。 図において、1a・1bは中空電極l・−チ、2a・2
bはワイヤ、6a・6b・6cはギヤ、7a・7bは回
転円板兼用の偏心した自動調心ベアリング、8a・8b
は支点となる自動調心ベアリング、20aば回転伝達管
a、20bは回転伝達管すである。 なお、図において同一の符号は同一または相当の部分を
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トーチブロック支持本体に取付けられた駆動モー
    タ; トーチブロック支持本体に回転可能に支持され、軸心に
    沿って溶接ワイヤ挿通孔を貫通せしめた回転軸と、該回
    転軸の一端部に同軸状に延在配置された中空電極トーチ
    と、該中空電極トーチを前記支持本体に対して、首振り
    回動可能に支持する支持手段と、該支持手段による支持
    点より前記回転軸側の端部にて前記回転軸の回転により
    前記中空電極トーチを偏心回動させる手段とを備えた第
    1トーチ; 前記第1トーチと同様の構成を有し、第1トーチと並設
    された第2トーチ;および 前記駆動モータの回転を前記第1と第2のトーチの各回
    転軸に伝達する回転伝達手段; を備えたことを特徴とする複電極連動高速回転アーク溶
    接装置。
  2. (2)トーチブロック支持本体が、前記第1と第2のト
    ーチの中間軸心を中心に回転可能になされていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複電極連動高速
    回転アーク溶接装置。
JP29616487A 1987-11-26 1987-11-26 複電極連動高速回転アーク溶接装置 Granted JPH01138068A (ja)

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JPH0379109B2 JPH0379109B2 (ja) 1991-12-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569147A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Nkk Corp 2電極回転トーチ
CN105682845A (zh) * 2013-07-09 2016-06-15 焊接革新有限责任公司 使用旋转电弧法焊接的设备和方法

Cited By (3)

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JPH0379109B2 (ja) 1991-12-17

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