JPH01137612A - 箔巻変圧器 - Google Patents
箔巻変圧器Info
- Publication number
- JPH01137612A JPH01137612A JP62295107A JP29510787A JPH01137612A JP H01137612 A JPH01137612 A JP H01137612A JP 62295107 A JP62295107 A JP 62295107A JP 29510787 A JP29510787 A JP 29510787A JP H01137612 A JPH01137612 A JP H01137612A
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Links
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、金属シートと絶縁シートを重ねて巻いて成る
箔状巻線を備えた箔巻変圧器に関するもので、特に箔状
巻線の負荷損失の低減に係るものでおる。
箔状巻線を備えた箔巻変圧器に関するもので、特に箔状
巻線の負荷損失の低減に係るものでおる。
(従来の技術)
箔巻変圧器は巻線占積率か優れていること、電位分布が
良好なこと、製造が簡単なことなどにより、小形・軽量
化を実現できる特徴があり、既に数KV、数百kVA程
度の低電圧・小容量の変圧器では、多く用いられている
。
良好なこと、製造が簡単なことなどにより、小形・軽量
化を実現できる特徴があり、既に数KV、数百kVA程
度の低電圧・小容量の変圧器では、多く用いられている
。
箔巻変圧器の構成は、第3図に示すように、鉄心1の脚
部1aに絶縁筒3が配設され、この絶縁筒3に金属シー
ト4aと絶縁シート4bを巻回して成る箔状巻線5a及
び5bを構成したものである。この箔状巻線の軸方向端
部では、金属シート4aより絶縁′シート4bを適当寸
法長くすることにより、金属シート4aの各パターン間
の絶縁がなされており、金属シート4aの間隙に金属シ
ート4aと同等の厚さのつめ物を配して、巻線端部での
絶縁シート4bの損傷及びターン間の短絡が防止されて
いる。このように構成された箔状巻線の軸方向両端部に
、絶縁物6を介して円板8を配置し、鉄心締付金属2に
よって箔状巻線4、絶縁物6及び円板8が挟持固定され
ている。なお、図中の破線は、漏れ磁束7の分布を示し
ている。
部1aに絶縁筒3が配設され、この絶縁筒3に金属シー
ト4aと絶縁シート4bを巻回して成る箔状巻線5a及
び5bを構成したものである。この箔状巻線の軸方向端
部では、金属シート4aより絶縁′シート4bを適当寸
法長くすることにより、金属シート4aの各パターン間
の絶縁がなされており、金属シート4aの間隙に金属シ
ート4aと同等の厚さのつめ物を配して、巻線端部での
絶縁シート4bの損傷及びターン間の短絡が防止されて
いる。このように構成された箔状巻線の軸方向両端部に
、絶縁物6を介して円板8を配置し、鉄心締付金属2に
よって箔状巻線4、絶縁物6及び円板8が挟持固定され
ている。なお、図中の破線は、漏れ磁束7の分布を示し
ている。
このような構成の箔巻変圧器では、箔状巻線の軸方向の
導体の幅が広いため、磁束の巻線方向端部での磁束の半
径方向成分を打ち消そうとする渦電流が流れやすい。こ
のため、渦電流による巻線の損失が一般の平角線巻線に
比へ非常に多い。そこで、渦電流損を減少させる手段と
して、円板8の素材と形状を、第4図に示すようなケイ
素鋼板を巻回し、円周上の一ケ所を切断したC形に形成
した円板が考案され、今日では多くの箔巻変圧器に使用
されている。
導体の幅が広いため、磁束の巻線方向端部での磁束の半
径方向成分を打ち消そうとする渦電流が流れやすい。こ
のため、渦電流による巻線の損失が一般の平角線巻線に
比へ非常に多い。そこで、渦電流損を減少させる手段と
して、円板8の素材と形状を、第4図に示すようなケイ
素鋼板を巻回し、円周上の一ケ所を切断したC形に形成
した円板が考案され、今日では多くの箔巻変圧器に使用
されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような円板を用いた箔巻変圧器では
、箔状巻線と絶縁物を介して鉄心締付金属によって挟持
固定されているのみなので、例えば、絶縁物の劣化によ
り絶縁物が縮んだ場合、円板は箔状巻線側に沈み、円板
と鉄心ヨーク面に必要以上のギャップQが生じた。
、箔状巻線と絶縁物を介して鉄心締付金属によって挟持
固定されているのみなので、例えば、絶縁物の劣化によ
り絶縁物が縮んだ場合、円板は箔状巻線側に沈み、円板
と鉄心ヨーク面に必要以上のギャップQが生じた。
また、箔状巻線の軸方向端部は、絶縁シートと金属シー
トと同等の厚さの端部つめ物で構成されているため、軸
方向に対する強度が低く、軸方向押圧力により変形する
可能性があり、箔状巻線の軸方向端部が変形すると、前
記と同様に、円板と鉄心、ヨーク面に必要以上のギャッ
プqが生じた。
トと同等の厚さの端部つめ物で構成されているため、軸
方向に対する強度が低く、軸方向押圧力により変形する
可能性があり、箔状巻線の軸方向端部が変形すると、前
記と同様に、円板と鉄心、ヨーク面に必要以上のギャッ
プqが生じた。
第5図に示すように、円板と鉄心ヨーク面に必要以上の
ギャップqが生ずると、箔状巻線から出た漏れ磁束は、
円板に吸収されるより円板外に逃げていく方が多くなり
、損失が多くなった、。また、円板外に逃げた漏れ磁束
により、鉄心締付金属も過熱するため、より良質の絶縁
物の鉄心締付具にしなければならず、不経済であった。
ギャップqが生ずると、箔状巻線から出た漏れ磁束は、
円板に吸収されるより円板外に逃げていく方が多くなり
、損失が多くなった、。また、円板外に逃げた漏れ磁束
により、鉄心締付金属も過熱するため、より良質の絶縁
物の鉄心締付具にしなければならず、不経済であった。
本発明は、以上のような問題点を解決し、簡単な構成で
漏れ磁束を確実に吸収し、渦電流による負荷損を減少し
、低損失で経済的な箔巻変圧器を提供することにある。
漏れ磁束を確実に吸収し、渦電流による負荷損を減少し
、低損失で経済的な箔巻変圧器を提供することにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の箔巻変圧器は、箔状巻線の軸方向端部に絶縁物
を介して、鉄心締付金属によって挟持していた上部の円
板を、円板支えとスタッドによって、鉄心締付金属に吊
り下げたことにある。
を介して、鉄心締付金属によって挟持していた上部の円
板を、円板支えとスタッドによって、鉄心締付金属に吊
り下げたことにある。
(作用)
本発明の箔巻変圧器は、円板を円板支えとスタッドによ
って鉄心締付金属に吊り下げたことにより、常に円板と
鉄心ヨーク間のギャップを一定(q保つことができるの
で、漏れ磁束を確実に吸収し、巻線の損失を低減するこ
とができる。
って鉄心締付金属に吊り下げたことにより、常に円板と
鉄心ヨーク間のギャップを一定(q保つことができるの
で、漏れ磁束を確実に吸収し、巻線の損失を低減するこ
とができる。
(実施例)
進んで本発明の箔巻変圧器の一実施例を第1図を用いて
説明する。
説明する。
なお、従来の技術と同一部分については同一符号を付し
て説明を省略する。
て説明を省略する。
本実施例の構成*
第1図において、上部の鉄心締付金属2の内側に、円板
支え21が配設されている。この円板支え21に円板8
が支持されている。この円板支え21と鉄心締付金属2
とは、両者21,2を貫通して設けられたスタッド22
によって支持固定されている。即ら、円板8は円板支え
21とスタッド22によって鉄心締付金属に吊り下げら
れたことになる。
支え21が配設されている。この円板支え21に円板8
が支持されている。この円板支え21と鉄心締付金属2
とは、両者21,2を貫通して設けられたスタッド22
によって支持固定されている。即ら、円板8は円板支え
21とスタッド22によって鉄心締付金属に吊り下げら
れたことになる。
本実施例の効果*
以上の構成を有する本実施例の箔巻変圧器においては、
円板8が鉄心締付金属から吊り下げられているため、絶
縁物の劣化により絶縁物が縮んだ場合でも、円板が箔状
巻線側に沈むことなく、円板と鉄心ヨーク間のギャップ
qを常に一定に保つことができる。従って、第2図に示
すように、箔状巻線から出た漏れ磁束は、はとんど円板
に吸収され鉄心に流れるため、損失を大巾に低減できる
。
円板8が鉄心締付金属から吊り下げられているため、絶
縁物の劣化により絶縁物が縮んだ場合でも、円板が箔状
巻線側に沈むことなく、円板と鉄心ヨーク間のギャップ
qを常に一定に保つことができる。従って、第2図に示
すように、箔状巻線から出た漏れ磁束は、はとんど円板
に吸収され鉄心に流れるため、損失を大巾に低減できる
。
また、漏れ磁束による鉄心締付金属の過熱も抑制できる
ので、鉄心締付金属をより良質の絶縁物にプる必要もな
く、経済的でおる。
ので、鉄心締付金属をより良質の絶縁物にプる必要もな
く、経済的でおる。
[発明の効果]
以上の通り本発明によれば、円板を鉄心締付金属から吊
り下げるという簡単な構成で、漏れ磁束を確実に吸収し
、低損失で経済的な箔巻変圧器を提供することが可能で
ある。
り下げるという簡単な構成で、漏れ磁束を確実に吸収し
、低損失で経済的な箔巻変圧器を提供することが可能で
ある。
第1図は本発明の箔巻変圧器の一実施例を示す断面図、
第2図は箔状巻線の漏れ磁束の流れを示す断面図、第3
図は従来の箔巻変圧器を示す断面図、第4図は円板の斜
視図、第5図は従来の箔状巻線の漏れ磁束の流れを示す
断面図である。 1・・・鉄心、1a・・・鉄心脚部、1b・・・鉄心ヨ
ーク部、2・・・鉄心締付金属、3・・・絶縁筒、4a
・・・金属シート、4b・・・絶縁シート、5a・・・
箔状巻線、5b・・・箔状巻線、6a・・・絶縁物、6
b・・・絶縁物、7・・・漏れ磁束、8・・・円板、2
1・・・円板支え、22・・・スタッド。
第2図は箔状巻線の漏れ磁束の流れを示す断面図、第3
図は従来の箔巻変圧器を示す断面図、第4図は円板の斜
視図、第5図は従来の箔状巻線の漏れ磁束の流れを示す
断面図である。 1・・・鉄心、1a・・・鉄心脚部、1b・・・鉄心ヨ
ーク部、2・・・鉄心締付金属、3・・・絶縁筒、4a
・・・金属シート、4b・・・絶縁シート、5a・・・
箔状巻線、5b・・・箔状巻線、6a・・・絶縁物、6
b・・・絶縁物、7・・・漏れ磁束、8・・・円板、2
1・・・円板支え、22・・・スタッド。
Claims (1)
- 鉄心の脚部に、金属シートと絶縁シートを重ねて巻回し
て成る箔状巻線を有する箔巻変圧器において、前記箔状
巻線と鉄心のヨーク間に配設した円板を、鉄心締付金属
から吊り下げたことを特徴とする箔巻変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62295107A JPH01137612A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 箔巻変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62295107A JPH01137612A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 箔巻変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137612A true JPH01137612A (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=17816386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62295107A Pending JPH01137612A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 箔巻変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01137612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103354172A (zh) * | 2013-07-30 | 2013-10-16 | 江苏亨特集团华特电气有限公司 | 变压器箔式线圈绕制方法 |
-
1987
- 1987-11-25 JP JP62295107A patent/JPH01137612A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103354172A (zh) * | 2013-07-30 | 2013-10-16 | 江苏亨特集团华特电气有限公司 | 变压器箔式线圈绕制方法 |
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