JPH01137072A - ミックス型垂直循環式駐車装置 - Google Patents

ミックス型垂直循環式駐車装置

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JPH01137072A
JPH01137072A JP29583387A JP29583387A JPH01137072A JP H01137072 A JPH01137072 A JP H01137072A JP 29583387 A JP29583387 A JP 29583387A JP 29583387 A JP29583387 A JP 29583387A JP H01137072 A JPH01137072 A JP H01137072A
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Japan
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carrier
general
carriages
chain
vehicles
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JP29583387A
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Takashi Okumura
隆 奥村
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Nippon Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、機械式駐車装置、特に垂直循環式の駐車装置
の分野において、車高の低い自動車と、車高の高い自動
車とを併せて収容するための、いわゆるミックス型また
は混載型の駐車装置に関する。
[従来の技術] 機械式駐車装置のうち、垂直循環式駐車装置は上下に無
端状に懸架されたチェーンに複数の搬器を懸垂して循環
運転し、該搬器に自動車を収容乃至駐車させるもので、
都市における駐車難の解消のだめに著しく多用されてい
ることは汎く周知のとおりである。このような駐車装置
は限られた用地内に、最大の収容台数が確保されるよう
空間の利用効率が最も高くなるような装置が追求される
ため、最大車高が一定の高さ以下である小型乃至普通自
動車のみを収容する装置として設備されるのが一般的で
あった。しかるに近時は、通常の自動車より車高の高い
、いわゆるハイルーフ車も多用されるようになり、この
ような自動車の駐車要請も多くなってきている。
このような要請に対応して、自動車の全収容台数のうち
一部をハイルーフ車対応のケージとする形式の装置が、
各種提案されている。
第5図(ア) (イ)は装置の出入口部において可動フ
ラップを用いた従来の装置の第1の例40を示す側面図
である。この装置においてはチェーン無端連鎖中に高さ
の低い搬器41と、高さの高い搬器42との所要数だけ
混在させて高さの低い搬器41が入出庫口の床面44に
到着したときは、該床面44とパレット43との間に段
差45を生ずるので、ヒンジ46を中心に回動する可動
のフラップ47を上昇させて自動車の入出庫を可能とし
たものである。また、高さの高い搬器42が床面44に
到着したときはフラップ47を下降させて自動車の入出
庫を行なわせるようにしたものである。
第6図(ア)(イ)は、従来の装置の第2の例50を示
した正面図である。この装置においてはチェーン無端連
鎖中に高さの低い搬器51と、高さの高い搬器52とを
混在させて、高さの低い搬器51が入出庫口の床面54
に到着したときは、高さの低い搬器51を駐車装置の中
心55と一致させてパレット53と床面54との水準を
一致させて入出庫を行なわせるのであるが、高さの高い
搬器52が床面54に到着するときはチェーンアーム5
8の停止位相を偏位させ、叩ら駐車装置の中心55と高
さの高い搬器52の中心56との間の水平偏位57を設
定して段差発生を吸収するしのである。
第7図(ア) (イ)は、従来の装置の第3の例60を
示した正面図である。この装置においてはチェーンの無
端連鎖中に高さの低いl1g1器61と高さの高い搬器
62とを混在させたものであるが、高さの低いll!2
器61と、高さの高いWIZ62との構造を異なったも
のとし出入口に停止時の水準を一致させようとしたもの
である。
即ち、高さの高い搬器62の場合は搬器枠72の上縁附
近のビン73において直接にチェーンアーム71に枢着
されており、また搬器姿勢を水平に維持するための固設
のガイドレール(図示せず)に係合転勤すべきガイドロ
ーラー74.74も搬器枠72の上縁附近の左右に枢着
されている。
一方、高さの低い搬器61においては、搬器枠63から
上方に突出する突出部材64頂部においてチェーンアー
ム71に枢着懸垂された構造をなしまたガイドローラー
67.67も搬器枠63から上方に突出する突出部材6
6.66先端部に枢着されている。また図示されていな
いが、高さの高い搬器62の搬器枠72と、該搬器枠7
2の奥側にある他の−の搬器枠との相互間にはビン73
位置において連結軸(図示けず)が口挿されているが、
高さの低い搬器61の場合には搬器枠63と該搬器枠6
3の奥側にある他の−の搬器枠との相互間には前記突出
部材64の接続点68位置において前後に連結軸(図示
せず)がコ挿されている。
この装置では、前記のような構成によって何れの場合に
も出入口の床面70とパレット69またはパレット75
との水準を一定にし、またチェンアーム71による懸垂
点たるビン65とビン73との高さを同一の高さとし、
かつガイドローラ67.67とガイドローラー74.7
4も同一の高さとして同一のガイドレールに誘導される
ように構成して、高さの低い搬器61も、高さの高い搬
器62も、恰も同一種の搬器の如く運行しようと企画さ
れたものであるが、使用する搬器の構造は前記の如く相
互に異っている。
次に、更に第8図(ア) (イ)は、従来の装置の第4
の例80を示す正面図である。この装置においてはチェ
ーンの無端連鎖中に高さの低い搬器81と、高さの高い
搬器82とを混在させて、このうち高さの低い搬器81
は特殊なチェンアーム86を用いて懸垂した構成のもの
である。
高さの高い搬器82は搬器枠93の上縁附近において標
準のチェーンアーム96の定位置のビン95により枢着
懸垂されており、また、搬器枠93の上縁附近にはガイ
ドローラー94.94が枢着されている。ガイドレール
91.91は装置の地上側に装備されたもので、上下の
2位置間に可動となされたものであるが、第8図(イ)
図示の高さの高い搬器82のガイドローラー94.94
を誘導するときは、第8図(イ)の如く上限位置91a
に維持されている。かつ、パレット97と出入口床面9
0とは同一水準となっている。
一方、高さの低い搬器81を懸垂するチェンアーム86
にはスリット87が形成された特殊チェンアームであり
、高さの低い搬器81の搬器枠83上縁附近は枢着され
たビン85は前記スリット87に内挿拘束されて、該ス
リット87の長手方向にのみ移動可能に挟持されている
。また、搬器枠83の上縁附近にはガイドローラー84
.84が枢着されており該ガイドローラー84.84は
前記のとおり上下に可動のガイドレール91.91に係
合誘導され、第8図(ア)に鎖線で示したガイドレール
の上限位置91a、91aは第8図(イ)の場合と同じ
位置にある場合を示しており、第8図(ア)に実線で示
されたガイドレール91.91は下限位置に所在する場
合を示している。
このような構成において、いま高さの低い搬器81が、
チェーン連鎖の循環運行に伴って周回運行するときはガ
イドレール91.91をガイドレールの上限位置91a
、91aに矢印92b方向に油圧袋@等の昇降手段を用
いて上昇させれば、ガイドローラー84.84と共に搬
器枠83も上昇し、かつビン85はチェンアーム86の
スリット87内を連動して上限位置88附近に上昇し、
かつ、この状態で循環運行が行なわれる。このような循
環運行中はパレット89と出入口の床面90とは水準が
一致しないが、入出庫が行なわれない限りはその必要が
ないのでこのまま運行がなされる。
次に、該、高さの低い搬器81に入出庫を行なう場合に
は、チェーンの循環運行を停止してのち、ガイドレール
91.91を鎖線で示した上限位置91a、91aから
矢印92a方向に下降させるとガイドローラー84.8
4と共に搬器枠83も下降し、かつビン85はチェーン
アーム86のスリット87内を下方に連動する。
このようにしてパレット89と、出入口床面90の水準
を一致させて入出庫を行なわせることができる。また運
行を開始するときはガイドレール91.91を矢印92
b方向に上昇させて搬器枠83乃至搬器81を上昇させ
てから行なうようになされる。
以上、各個を示したように、いわゆるミックス型の垂直
循環式駐車装置の構成は、一応各種の提案がこれまでに
なされていた。
[解決すべき問題点] このようにミックス型垂直循環式駐車装置について、各
種の提案がなされていたものの、充分に満足すべきもの
には到っていなかった。
先づ、前記従来の装置の第1の例のものは搬器の着床水
準が、一致しないので出入口に可動のフラップを附加し
て設備しなければならず、また該駐車装置の利用者もフ
ラップで形成される斜路を経て入出庫しなければならな
いので利用しにり91欠点があった。
次に、前記従来の装置の第2の例のものは搬器のパレッ
トと出入口床面との水準は常に一致させることができる
ものの、車種によって自動車の進入中心を左右に偏位さ
せなければならないので、管理上の不便があった。
また、前記従来の装置の第3の例のものはパレットと出
入口床面とは何れの場合にも同一水準に一致させること
ができ、また、自動車の入出庫中心線が左右に、偏位し
ない利点はあるものの、高さの低い搬器は搬器枠から突
出した突出部材の上方において懸吊されまたガイドロー
ラーが枢着されており、これらの大きな荷重を負担すべ
き箇所が不安定な突出体をなしており、構造上、安全上
に問題があった。
更に前記従来の装置の第4の例のものは高さの低い搬器
に用いるチェーンアームにスリットを設けた特殊構造の
ものであり、またガイドレールも可動の構造としなけれ
ばならず、装置が著しく複雑となる欠点がある。而も、
駐車需要の頻度の点からは利用率の高い、一般車用の高
さの低い搬器に入出庫するために搬器の昇降を繰返し行
なわなければならず、無効時間が増大して、建設の点で
も運用の点でも経済的でない。またこのような可動の部
分を有する装置は、故障や摩耗等を生ずる頻度も高くな
る欠点もあった。
これらの問題点に加えて前記、従来の第1〜第4の装置
において通有の欠点として、高さの低い搬器と高さの高
い搬器とは、寸度、構成または構造が異るため、装置の
供給者にとっても標準化、合理化を妨げる欠点があった
本発明は前述のような問題点を解消するためになされた
ものであって、一般車を収容すべき高さの低い搬器と、
ハイルーフ車を収容すべき高さの高い搬器とを、同一チ
ェーン連鎖中に混在させた装置において、自動車の出入
口床面と搬器のパレットとの水準は特別の装置を附設し
なくても常に一定とすることができ、自動車の入出庫中
心線は左右に偏位することなく常に一定であり、搬器に
特別の突出物を有せず構成が安定であり、また複雑な構
造の可動部分を有しないため故障や摩耗の発生機会が少
くなく、かつ無効時間を生じないものであって而も、搬
器の寸度、構成は全数同一のものが使用可能であると共
に、入庫車種の適、不適を規制する設備を簡単に附設す
ることのできるミックス型の駐車装置の提供を目的とし
てなされたものである。
(ロ)発明の構成 [問題を解決するための手段] 前記目的に対応して本発明は、上下の位置に枢設したス
プロケット車間に無端状に連鎖循環するチェーンの複数
リンクL毎に搬器を懸垂して自動車を収容する垂直循環
式駐車装置において、前記搬器には、ハイルーフ車を入
庫可能のす度を保有する共通の搬器を全数に用いると共
に、前記搬器はハイルーフ車を収容すべき特定搬器と一
般車を収容すべき一般搬器とにそれぞれ特定区分し、前
記複数リンクLは一般搬器と一般搬器の懸垂された位置
相互間の場合はL=Pリンクとし、特定搬器の懸垂され
た箇所の前後間においてはL=Qリンクとしたとき、前
記複数リンクしはQ>Pとなるように構成したものであ
るハイルーフ車と一般車とを収容可能のミックス型垂直
循環式駐車装置、として構成したものである。
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は装置の全体構成を示したものである。
上部の固定位置に枢設されたスプロケット車3と、下部
の基本的には固定位置に枢設されたスプロケット車4と
の間にはチェノ5がそれぞれ無端状に循環張架されてい
る。
本図は、自動車16台収容の装置を示しており、搬器1
0は16台設備されている。これら搬器10はそれぞれ
ビン6位置でチェーン5から延出するチェーンアーム7
によって枢支され懸垂されている。第1図においては図
面の複雑化を避けるためのチェーンアーム7の図示は省
略されているが、ここまでの記述の構成は、垂直循環方
式の駐車装置として汎〈実施されている構成と均等であ
る。
搬器10は、何れも均等のもので後記の説明のとおり搬
器枠21(第2〜3図示)の高さも均等寸法のものを用
いるが、ここで本装置においては、一般の自動車を収容
すべき一般搬器11と、車高の高いハイルーフ車を収容
すべき特定搬器12とを特定区分する。第1図の場合に
は、上下のスプロケット車3と4との中間附近の左右に
各1台宛、計2台の特定搬器12.12が装備されてお
り、その他の14台は一般搬器11である。かつ、本図
の場合には、一般搬器11には、誤ってハイルーフ車を
収容しないように車高を規制するための入庫車規制バー
13が附設固着されている。
次に搬器10.10のピッチ(間隔)であるが、一般搬
器11と11が連鎖する箇所に於けるビッチは一般間隔
Pとするが、特定搬器12のヒンジ6の上、下における
ピッチは特定間隔Qとする。
即ち第1図において特定間隔Q、Q及びQ、Qと表示し
た4ケ所のみは特定間隔Qを保有させ、その他表示して
ない箇所の間隔は一般間隔P、P。
P・・・とするのである。
かつ一般間隔Pと特定間隔Qとの関係は少くともP<Q
となるようにする。
実際には、チェーン5は複数リンクを連鎖したものが用
いられ、ここで説明の便宜上、数値例をもって説明する
と、通常、一般自動車を収容するために搬器の有効高さ
は1600mmが要求されるので、これに対応してチェ
ノ5のピッチを44On+m乃至460111mとし、
これを4リンク用いて1760mm乃至1840mmと
する設計が多用され、この寸度を一般間隔Pと定めたと
すれば、特定間隔Qを形成するためには前記ピッチのチ
ェーンを1リンク加えて5リンク用い、従って特定間隔
Q=2200mm乃至2300mmとすれば、前記P<
Qを満足する。または、必要があれば、更に1リンクを
加えて特定間隔Q=2640nu++乃至2760mm
とすることも可能である。
次に、搬器10(11,12)の構造について第2図、
第3図により説明する。
搬器10は一般車を収容すべき一般搬器11として用い
る場合も、ハイルーフ車を収容すべき特定搬器12とし
て用いる場合も、基本は均等構成で何れの場合にもハイ
ルーフ車を収容可能な有効高さHを保有するものである
搬器枠21.21は角型または丸型管材等を用いて無端
ループ状に形成したもので、該搬器枠21.21の間を
パレット22が固着連結されている。該パレット22は
入庫した自動車を支承するためのもので、入庫自動車の
車輪を誘導すべき側構23.23、中間部24及び前記
車輪のための路面部25.25を具えてなり、また前記
搬器枠21.21とパレット22との間には、補則のた
めステイ部材26.26.26.26を有することは通
常の構成と均等である。また、前記搬器枠21.21の
それぞれの上部には該搬器枠21.21の補強乃至補則
のための補則部材27.27がそれぞれ搬器枠21.2
1に固着されている。
かつ補則部材27.27にはそれぞれローラー28.2
8及び28.28が枢着されており、該ローラー28.
28.28.28は、溝状のガイドレール(図示せず)
に係合転勤して、運転中における搬器10の動揺を制振
し、姿勢を矯正するためのもので、通常用いられている
ものと均等の檄能を有する。
ここで、次に補則部材27.27の中央部にはそれぞれ
軸受291.29を介してlTh1130.30が水平
外方に延出している。第2図には図示が省略されている
が、該軸30.30の軸端部31.31附近は、チェー
ン5.5のアームに固着連結される。このような構成は
、通常の垂直循環式駐車装置の搬器の一般的構成と同様
のものであるが、通常のものでは、軸30と30との間
が一体的に連結された構成となっているが、本装置では
軸30と30との間は連結されていない構成となってい
る。
また、搬器枠21.21の上縁部と、当該搬器に連鎖し
た隣搬器の搬器枠21.21の下縁部とが、駐車装置運
転中に相互干渉を生じないように、搬器枠21.21の
上縁部相互の間隔L1を下縁部相互の間隔L2よりも少
くとも所要の餘裕を有して大きい寸度に定めることが必
要である。
なお、搬器10を、一般車を収容すべき一般搬器11と
して使用するとき、必要あれば車高規制バー13を附設
することができる。該、車高規制バー13は棒状部材の
両端を挟持部14.14とし、自動車の入出庫する側の
搬器枠21の縦部材の間に水平に挟持固着したもので、
一般車の制限高さHlの位置に設け、誤ってハイルーフ
車を入庫しないように規制する。なお該車高規制バー1
3を用いないで、後記する車高規制の方法乃至装置を用
いることも可能である。
[作用] 本装置の全体構成は第1図に示すとおりである。
上下のスプロケット車3.4の間にチェーン5が無端状
に張架され、該チェーン5のアーム7(但し第1図には
図示省略)には、複数の搬器10,10が懸垂されてお
り、通常、上部のスプロケット車3を正逆方向に駆動し
てチェーン5と共に搬器10.10・・・を循環運転し
、所望の−の搬器10を出入口である床面2位置呼び出
し停止させ自動車の入庫、または出庫を行なう。
搬器10.10・・・は何れも、第2図、第3図に示ず
同一構成のもので、何れも車高の大きいハイルーフ車収
容可能な有効高Hの寸度を保有したものであるが、装置
全体の構造及び運用上は、ハイルーフ車を収容すべき搬
器を特定してこれを特定搬器12とし、その他の一般搬
器11とする。第1図示の場合、全搬器数16台のうち
、2台を特定搬器12.12とし、その他の14台を一
般搬器11.11・・・としている。しかしながら、特
定搬器12の装備数及び、チェーン5連鎖中における配
設位置は、図示のものに限定されるものではなく任意に
選定できるものであることは、勿論である。
これらの搬器10110・・・のチェーン5連鎖におけ
る配設間隔乃至ピッチは、一般搬器11.11が相い並
んだ区間では一般間隔Pとされているが、特定搬器12
が懸垂された箇所における前後の搬器との間隔は特定間
隔Qを保有するようになされている。かつ特定間隔Qと
一般間隔Pとの間には少くともQ>Pなる関係とする。
実際的には、例えばチェーン5を構成するチェーンリン
クの4ピツチの長さを以って一般間隔Pとすれば、これ
にチェーンリンク1ピツチを加えて5ピツチの長さを以
って特定間隔Qを形成ずればQ>Pを満足する。
前記の如き配設関係は第4図に詳しく示されている。第
4図はチェーン5及び搬器10連鎖の一部区間を側面図
で示したものであるが、特定搬器12の上方にある一般
搬器11との間隔、及び特定搬器12の下方にある一般
搬器11との間隔はそれぞれ特定間隔Qであり、図の上
方に示されている一般搬器11と一般搬器11との間隔
は一般間隔Pとなっている。
このように構成すると特定搬器12は、上方にある搬器
10(11)との間に特定間隔Qがあるため有効高Hが
確保され、ハイルーフ車の収容が可能である。
一方、一般搬器11と、その上方にある一般搬器11と
の間隔は一般間隔Pとなされているので、下方の一般搬
器11の搬器枠21上部附近の領域内に、上方の一般搬
器11の搬器枠21下部及びパレット22が侵入してく
るので有効高さHlに制限され、一般自動車のみ収容可
能である。なお、このとき、前記のとおり搬器10(1
1,12)は、軸30130が全長に亘って膚通した構
造となっていないので前記侵入は支障なく可能である。
また、搬器枠21.21の上縁部相互の間隔L1は、搬
器枠21.21の下縁部相互の間隔L2よりも大きい寸
度に定めることにより、前記侵入時には空隙32が確保
され、従って上下の搬器枠21.21相互の接当または
干渉を生じない。
なお、第4図に示す如く特定搬器12の下方の搬器10
’ (11)との間隔も特定間隔Qとされているのは、
このような垂直循環方式の駐車装置においては循環運転
に伴ってこれらの搬器1o、10・・・列が、スプロケ
ット車3または4を経て反対側に到ると搬器10.10
・・・相互の上、下関係が反転するので、その場合にも
前記説明の関係が保有されるようにする為と、装置最下
部のスプロケット4を周回運動する際に前後搬器11.
11との前記同様の侵入、干渉を生じないようにするた
めである。
また、搬器10は何れも共通の寸度構成であるから自動
車の出入口である最F位置においては、何れの搬器10
(11,12)であれ、パレット22の踏面部25.2
5は出入口の床面2と段差なく完全に一致する。
かつ、また搬器10(11,12)が何れも同一である
ため、一般搬器11に誤ってハイルーフ車を乗入れると
、当該自動車または装置の機器を破損するおそれがある
が、これに対しては前記のとおり、一般搬器11.11
・・・のそれぞれに、自動車の出入口となる一方の搬器
枠21に車高規制バー13を有効高H1となるように附
設して、誤認を防止することができる。
または、車高規制バー13を用いないで、特定搬器12
か一般搬器11の何れかが自動車乗入口に到着したかを
検出する装置を設け、この検出による信号にもとづいて
、有効高目と有効高H1との2位置に可動の車高規制装
置を配設して、自動的に入庫自動車の車高を規制するこ
とも可能であり、または両者を併用することもまた可能
である。
(ハ)発明の効果 近時、ハイルーフ車の駐車要請の増加に伴って、一部を
ハイルーフ車対応とした、いわゆるミックス型の垂直循
環式駐車装置として本装置は次のような効果乃至特徴を
有する。
(1)先づ、本装置に用いる搬器は全数共通品であり、
特別に特殊寸度、形状のものを必要としない。前後のチ
ェーンの間隔のみを増加させれば、ハイルーフ車対応の
特定搬器として使用できるので、標準化が可能で合理的
に生産できる。
(2>III器の高さは、すべて同一であるため、装置
の自動車乗入口において何れの搬器も同一レベルに床面
に着床し、従って入出庫高さを調整するための可動フラ
ップを用いたり、或いは、車種によって乗入位置を左右
に偏心させたりする必要がない。
(3)従来のチェーンアームと搬器の懸垂部との間に特
殊なスライド可能な構成とし、乗入位置において昇降装
置により搬器を昇降する構成どしたものにおいては、構
造が複雑で、経済的でなく、故障の機会も増加し、かつ
、昇降のための無効時間が大きくなる欠点を右するが、
本装置では、このような複雑な機構を必要とせず、従っ
て、経済的であり、故障機会が少なくまた入出庫のため
の処理時間も短い。
(4)ハイルーフ車用の特定搬器と、一般車用の一般搬
器とを区別するためには、車高規制バーを附設して簡単
に入庫車高を規制することができる。
または、一般+m器または特定搬器のいずれが入出庫位
置に到着したかを検出して、これに可動の車高規制装置
を連動させ、入出庫車高の規制を行なうことにより安全
をはかることも容易である。
以上のごとく本装置は通常の垂直循環式駐車装置と全く
同様に簡単な構成で、故障が少なく、安全かつ経済的に
用いることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図 本発明の全体の配設関係を示す正面図。 第2図 搬器を示す斜視図。 第3図 搬器を示す正面図。 第4図 一般搬器と特定搬器との相互関係を示す側面図
。 第5図(ア)(イ) 従来の装置の第1の例を示す側面
図。 第6図(ア) (イ) 従来の装置の第2の例を示す正
面図。 第7図(ア)(イ) 従来の装置の第3の例を示す正面
図。 第8図(ア)(イ) 従来の装置の第4の例を示す正面
図。 2・・・床面  3・・・スプロケット車  4・・・
スプロケット車  5・・・チェーン  6・・・ヒン
ジ(軸受)7・・・チェーンアーム  10・・・搬器
  11・・・−般搬器  12・・・特定搬器  1
3・・・車高規制バー  14・・・挟持部  21・
・・搬器枠  22・・・パレット  23・・・側構
  24・・・中間部25・・・踏面部  26・・・
スティ部材  27・・・補則部材  28・・・ロー
ラー  29・・・軸受30・・・支持軸  31・・
・軸端部  32・・・空隙40・・・従来の装置の第
1の例  41山高さの低い搬器  42・・・高さの
高い搬器  43・・・パレット  44・・・床面 
 45・・・段差  46・・・ヒンジ  47・・・
フラップ  48・・・チェーンアーム  50・・・
従来の装置の第2の例  51・・・高さの低い搬器 
 52・・・高さの高い搬2!jI53・・・パレット
  54・・・床面  55・・・駐車装置の中心  
56・・・高さの高い搬器の中心  57・・・水平偏
位  58・・・チェーンアーム  6o・・・従来の
装置の第3の例  61・・・高さの低いm器62・・
・高さの高い搬器  63・・・搬器枠  64・・・
突出部材  65・・・ビン  66・・・突出部材6
7・・・ガイドローラー  68・・・接続点  69
・・・パレット  70・・・出入口床面  71・・
・チェーンアーム  72・・・搬器枠  73・・・
ビン74・・・ガイドローラー  75・・・パレット
80・・・従来の装置の第4の例  81・・・高さの
低い搬器  82・・・高さの高い搬器  83・・・
搬器枠  84・・・ガイドローラー  85・・・ビ
ン86・・・チェーンアーム  87・・・スリット8
8・・・上限位置  89・・・パレット  90・・
・床面  91・・・ガイドレール  91a・・・上
限位置92a、92b・・・矢印  93・・・搬器枠
  94・・・ガイドローラー  95・・・ビン  
96・・・チェーンアーム  97・・・パレット 特許出願人      日本ケーブル株式会社代理人弁
理士        川 井 冶 男第3図 第4図 第5図(ア)   第5図(イ) 第 7 図 (ア) 第8図(ア) ソt、、+5ソ 第7図(イ) 刃   ソr

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下の位置に枢設したスプロケット車間に、無端
    状に連鎖循環するチェーンの複数リンクL毎に搬器を懸
    垂して自動車を収容する垂直循環式駐車装置において、 前記搬器には、ハイルーフ車を入庫可能の寸度を保有す
    る共通の搬器を全数に用いると共に、前記搬器はハイル
    ーフ車を収容すべき特定搬器と一般車を収容すべき一般
    搬器とにそれぞれ特定区分し、 前記複数リンクLは一般搬器と一般搬器の懸垂された位
    置相互間の場合はL=Pリンクとし、特定搬器の懸垂さ
    れた箇所の前後間においてはL=Qリンクとしたとき、 前記複数リンクLはQ>Pとなるように構成したもので
    あるハイルーフ車と一般車とを収容可能のミックス型垂
    直循環式駐車装置。
  2. (2)前記搬器の搬器枠には、前記搬器を前記一般搬器
    として用いる場合に車高規制バーを附設したものである
    前記特許請求範囲第1項記載のミックス型垂直循環式駐
    車装置。
JP29583387A 1987-11-24 1987-11-24 ミックス型垂直循環式駐車装置 Pending JPH01137072A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6783374B2 (en) 1999-12-21 2004-08-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component, coaxial connector, and communication device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6783374B2 (en) 1999-12-21 2004-08-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component, coaxial connector, and communication device

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