JPH01136642A - 超音波プローブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、超音波診断装置に用いられる超音波プローブ
に関する。

従来の技術 近年、超音波診断装置が普及するのに伴い、その用途等
に応じてこれに使用される超音波プローブの形状も多様
化している。最近、特に狭く、超音波プローブを尚てに
くい肋骨間からの診断が多２ヘ一／ 〈実施され、この診断に使用される超音波プローブは被
検体との接触面積を小さくするため、小型化が図られて
いる。以下、従来の超音波プローブについて図面を参照
しながら説明する。

第２図において、５１は合成樹脂製の筐体、５２は筺体
５１の前側部の内側に設けられ、圧電体の両側に電極を
有するリニアアレイ状の圧電素子５３　とその前側の音
響整合体５４からなる超音波振動子で、この超音波振動
子５２は筺体５１に接着剤５５等により保持されている
。５６は筐体５１　　の四周壁の内側に設けられた金属
板製の電波遮へい体で、この電波遮へい体５６は被検体
である人体に接触して危険を及ぼさないように超音波振
動子５３より内方へ後退されている。５７はリニアアレ
イ状の圧電素子５３に接続されたリード線、５８は超音
波診断装置本体（図示省略）に接続されたグープル、５
９はリード線５７とケーブル５８を中継するコネクタ、
６０は外部からの到来電波を電波遮へい体５６から超音
波診断装置本体のグランドに伝達するためのグランド線
である。

３　・＼−／ 次に上記従来例の動作について説明する。

超音波振動子５２を被検体（人体）に当て、超音波診断
装置本体からの電気信号により超音波振動子５２が被検
体との間で超音波の送受を行ない、超音波診断装置本体
のデイスプレィ上に被検体の断層像を表示することがで
きる。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来例の構成では、筺体５］は超
音波振動子５２を保持するため、その前端縁が超音波振
動子５２の前面々はぼ等しくなるように位置されている
ので、超音波振動子５２を被検体に音響的によりよく接
触させるため、超音波振動子５２を被検体に強く押し当
てると、筺体５１　の前端縁も被検体に強く押し当てら
れる。この筺体５］は合成樹脂成形されているので、上
記のように被検体に強く押し当てると、被検体である人
体に苦痛を与える。また、診断の際、その周辺で他の検
査機器等を同時に使用する場合があり、この検査機器等
から電波が発生するが、電波遮へい体５６は上記のよう
に被検体である人体に接触して危険を及ぼさないように
超音波振動子５２の内方へ後退させているので、超音波
振動子５２の周辺部に到来する電波を遮へいすることが
できない。そして、超音波振動子５２の周辺部到来した
電波は超音波診断装置本体に誘導され、診断の妨げとな
るなどの問題があった。

本発明は以上のような従来例の問題を解決するもので、
診断作業の際に被検体である人体に苦痛を与えるのを防
止することができ、また、外部から到来する電波を超音
波振動子に対して確実に遮へいし、良好に診断すること
ができるようにした超音波プローブを提供することを目
的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、筐体本体の前側周
囲に電波遮へい体とこの電波遮へい体の少なくとも前側
部外側を被覆するゴム状弾性体とからなる保護枠が取り
付けられた筐体と、この筐体の保護枠の内側で、電波遮
へい体により外部より到来する電波が遮へいされるよう
に配置された５　・＼−７ 超音波振動子とを備えたものである。

作　　　　用 上記技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、超音波振動子を被検体に強く押し当てても、
筐体はその保護枠のゴム状弾性体が被検体に強く押し当
てられることになるので、被検体である人体に苦痛を伴
うことはない。また、外部より到来する電波は超音波振
動子に対し電波遮へい体により確実に遮へいすることが
できる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図は本発明の一実施例における超音波プロー
ブを示す一部破断側面図である。

第１図において、１は筐体で、筐体本体２の前側周囲に
保護枠３が取り付けられている。筺体本体２の合成樹脂
により成形されている。保護枠３は金属枠からなる電波
遮へい体４とこの電波遮へい体４の前側部外側を被覆す
るゴム状弾性体５とから構成されている。図示例では、
電波遮へい休４の前側部は肉厚に形成されて外側に段部
４ａが６　ヘー。

形成され、段部４ａの外端より先端に至るに従い　・次
第に内方へ収斂するように湾曲部４ｂが形成されている
。この電波遮へい体４はその基部を残してゴム状弾性体
５により被覆され、したがって、ゴム状弾性体５は前側
部外側に段部５ａが形成され、段部５ａの外端より先端
に至るに従い次第に内方へ収斂するように湾曲部５ｂが
形成されている。この保護枠３はその基部側が筐体本体
２内に挿入され、段部５ａが筐体本体２の前端面に当接
され、筐体本体２に接着本体２に接着剤により取り付け
られている。６は筺体１の保護枠３の内側に設けられた
超音波振動子で、圧電体の両側に電極を有するリニアア
レイ状の圧電素子７とその前側の音響整合体８とから構
成され、圧電素子７は電波遮へい体４により外部より到
来する電波が遮へいされるように配置されている。そし
て、この超音波振動子６の前面である超音波放射面と上
記ゴム状弾性体４の前端面が面一となるように設定され
ている。９は筐体本体２の四周壁の内側に設けられた金
属製の電波遮へい体で、この電波遮へ７　・＼−２ い体９の前側部に上記保護枠３の電波遮へい体４の基部
が重ねられ、１０の位置で電気的に接続されている。１
１はリニアアレイ状の圧電素子７に接続されたリート線
、］２は超音波診断装置本体（図示省略）に接続された
ケーブル、１３はリード線１１とケーブル１２を中継す
るコネクタ、１４は外部からの到来電波を電波遮へい体
９から超音波診断装置本体のグランドに伝達するための
グランド線である。

次に上記実施例の動作について説明する。

超音波振動子６を被検体（人体）に当て、超音波診断装
置本体からの電気信号により超音波振動子６が被検体と
の間で超音波の送受を行ない、超音波診断装置本体のデ
イスプレィ上に被検体の断層像を表示することができる
。このとき、超音波振動子６を被検体に音響的によりよ
く接触させるため、超音波振動子６を被検体に強く押し
当てても、筐体１はその保護枠３のゴム状弾性体５が被
検体に強く押し当てられることになるので、被検体であ
る人体に苦痛を伴うことはない。また、外部により到来
する電波は超音波振動子６に対し電波遮へい体４，９に
より確実に遮へいすることができる。

なお、超音波振動子６は音響整合体８の前面に音響レン
ズを設けてもよく、また圧電素子７のみにより構成して
もよい。また、電波遮へい体４゜９は一体型に構成する
こともできる。この他、本発明はその基本的技術思想を
逸脱しない範囲で種種設計変更することができる。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、筐体本体の前側周囲
に電波遮へい体とこの電波遮へい体の少なくとも前側部
外側を被覆するゴム状弾性体とからなる保護枠を取り付
け、この筐体の保護枠の内側で、電波遮へい体により外
部より到来する電波が遮へいされるように超音波振動子
を配置しているので、超音波振動子を被検体に強く押し
当てても、筐体はその保護枠のゴム状弾性体が被検体に
強く押し当てられることになるので、被検体である人体
に苦痛を伴うことはない。また、外部より９　・＼− 到来する電波は超音波振動子に対し電波遮へい体により
確実に遮へいすることができ、良好に診断することがで
きる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例における超音波プローブを示
す一部破断側面図、第２図は従来例の超音波プローブを
示す一部破断側面図である。 １・・・筐体、２　筺体本体、３・・保護枠、４・・電
波遮へい体、５・・・ゴム状弾性体、６・・超音波振動
子、７　・圧電素子、８・・・音響整合体、９・・・電
波遮へい体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筐体本体の前側周囲に電波遮へい体とこの電波遮へい体
   の少なくとも前側部外側を被覆するゴム状弾性体とから
   なる保護枠が取り付けられた筐体と、この筐体の保護枠
   の内側で、電波遮へい体により外部より到来する電波が
   遮へいされるように配置された超音波振動子とを備えた
   ことを特徴とする超音波プローブ。