JP2805005B2 - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JP2805005B2 JP2805005B2 JP1190739A JP19073989A JP2805005B2 JP 2805005 B2 JP2805005 B2 JP 2805005B2 JP 1190739 A JP1190739 A JP 1190739A JP 19073989 A JP19073989 A JP 19073989A JP 2805005 B2 JP2805005 B2 JP 2805005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible printed
- circuit board
- printed circuit
- ultrasonic probe
- reference potential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は超音波探触子を利用分野とし、特に体腔内に
挿入して送受波する医用関係の小型な超音波探触子に関
する。
挿入して送受波する医用関係の小型な超音波探触子に関
する。
（発明の背景） 超音波探触子は、医用等の超音波診断装置に超音波の
送受波部として有用される。近年では、例えば食道、肛
門、尿道等の体腔内部を検査する小型な超音波探触子が
開発されている。近年では、これらのものについて更に
小さくして患者の負担を軽減することが望まれている。
送受波部として有用される。近年では、例えば食道、肛
門、尿道等の体腔内部を検査する小型な超音波探触子が
開発されている。近年では、これらのものについて更に
小さくして患者の負担を軽減することが望まれている。
（従来技術） 第３図はこの種の一従来例を説明する超音波探触子の
図である。
図である。
超音波探触子は、例えばジルコン酸チタン酸鉛（以
下、PZTとする）からなる圧電片１の複数個を並べてセ
クタ駆動される。各圧電片１の両主面には図示しない励
振電極が形成される。そして、一方の主面側にフレキシ
ブルプリント基板２の一端側を接続する。フレキシブル
プリント基板２は、各圧電片１の一方の主面側の励振電
極と接続する複数の信号路３とのその外周に他方の主面
側の励振電極と接続する基準電位路４とが形成されてい
る。そして、圧電片１の一方の主面側を超音波の吸収及
び制動用としてのゴム系のバッキング材５の一面側に接
着する。バッキング材５の他面側には例えばガラスエポ
キシからなる基台６を固着する。そして、フレキシブル
プリント基板２の他端側を基台６上に固着する。フレキ
シブルプリント基板２の各端子部７（ａ、ｂ）には、図
示しないケーブルの各線路が接続する。そして、体腔内
に挿入される図示しない管の径方向に平面方向を一致さ
せて収納される。なお、圧電片の他方の主面側には図示
しない音響整合層や音響レンズ等が取着される。
下、PZTとする）からなる圧電片１の複数個を並べてセ
クタ駆動される。各圧電片１の両主面には図示しない励
振電極が形成される。そして、一方の主面側にフレキシ
ブルプリント基板２の一端側を接続する。フレキシブル
プリント基板２は、各圧電片１の一方の主面側の励振電
極と接続する複数の信号路３とのその外周に他方の主面
側の励振電極と接続する基準電位路４とが形成されてい
る。そして、圧電片１の一方の主面側を超音波の吸収及
び制動用としてのゴム系のバッキング材５の一面側に接
着する。バッキング材５の他面側には例えばガラスエポ
キシからなる基台６を固着する。そして、フレキシブル
プリント基板２の他端側を基台６上に固着する。フレキ
シブルプリント基板２の各端子部７（ａ、ｂ）には、図
示しないケーブルの各線路が接続する。そして、体腔内
に挿入される図示しない管の径方向に平面方向を一致さ
せて収納される。なお、圧電片の他方の主面側には図示
しない音響整合層や音響レンズ等が取着される。
（従来技術の問題点） しかしながら、上記構成の超音波探触子では、フレキ
シブルプリント基板２の外周には基準電位路４を形成す
るので、その分平面形状の寸法を大きくする。したがっ
て、このようなものでは、各線路３及び基準電位路の幅
を最低限にしてもその小型化には制約があった。
シブルプリント基板２の外周には基準電位路４を形成す
るので、その分平面形状の寸法を大きくする。したがっ
て、このようなものでは、各線路３及び基準電位路の幅
を最低限にしてもその小型化には制約があった。
（発明の目的） 本発明は、平面形状の寸法を減じて小型化した超音波
探触子を提供することを目的とする。
探触子を提供することを目的とする。
（解決手段） 本発明は、フレキシブルプリント基板の基準電位路を
除去し、この基準電位路をフレキシブルプリント基板と
バッキング材との間に介在させた金属体から形成したこ
とを解決手段とする。以下、本発明の一実施例を説明す
る。
除去し、この基準電位路をフレキシブルプリント基板と
バッキング材との間に介在させた金属体から形成したこ
とを解決手段とする。以下、本発明の一実施例を説明す
る。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例を説明する超音波探触子の
図である。なお、前従来例図と同一部分には同番号を付
与してその説明は簡略する。
図である。なお、前従来例図と同一部分には同番号を付
与してその説明は簡略する。
超音波探触子は、前従来例と同様に、圧電片１の複数
個を並べてセクタ駆動され、一方の主面側にフレキシブ
ルプリント基板２の一端側を接続する。フレキシブルプ
リント基板２は、各圧電片１の一方の主面側の励振電極
と接続する複数の信号路３のみ形成される。そして、圧
電片１の一方の主面側を、基台６に固着したバッキング
材５に接着する。フレキシブルプリント基板２とバッキ
ング材５（基台６）との間には、圧電片１の他方の主面
の電極と接続して基準電位となる金属体８を側面に延出
して介在させる。例えばフレキシブルプリント基板２に
予め金属箔を取着する。そして、圧電片１の他方の主面
の励振電極と例えば図示しない導線により接続される。
そして、フレキシブルプリント基板２の端子部７と図示
しないケーブル線路と接続した後、平面方向を管径方向
に一致させて収納する。
個を並べてセクタ駆動され、一方の主面側にフレキシブ
ルプリント基板２の一端側を接続する。フレキシブルプ
リント基板２は、各圧電片１の一方の主面側の励振電極
と接続する複数の信号路３のみ形成される。そして、圧
電片１の一方の主面側を、基台６に固着したバッキング
材５に接着する。フレキシブルプリント基板２とバッキ
ング材５（基台６）との間には、圧電片１の他方の主面
の電極と接続して基準電位となる金属体８を側面に延出
して介在させる。例えばフレキシブルプリント基板２に
予め金属箔を取着する。そして、圧電片１の他方の主面
の励振電極と例えば図示しない導線により接続される。
そして、フレキシブルプリント基板２の端子部７と図示
しないケーブル線路と接続した後、平面方向を管径方向
に一致させて収納する。
したがって、このようなものでは、フレキシブルプリ
ント基板２の基準電位路を除去してフレキシブルプリン
ト基板とバッキング材との間に金属体を設けてこれを基
準電位路としたので、その平面形状を小さくして小型化
を促進する。また、付随的に基準電位路の面積を大きく
できるので、基準電位を安定にする。また、圧電片の背
面側（バッキング材側）をシールドすることになるの
で、同方向の不要信号に起因した雑音発生を防止する。
ント基板２の基準電位路を除去してフレキシブルプリン
ト基板とバッキング材との間に金属体を設けてこれを基
準電位路としたので、その平面形状を小さくして小型化
を促進する。また、付随的に基準電位路の面積を大きく
できるので、基準電位を安定にする。また、圧電片の背
面側（バッキング材側）をシールドすることになるの
で、同方向の不要信号に起因した雑音発生を防止する。
（他の事項） なお、上記実施例では、フレキシブルプリント基板２
に金属箔を形成したが、例えば第２図に示したように、
基台６を直接金属材としてこれを基準電位路としてもよ
い。この場合は、上記に比して金属箔の形成作業を省略
できるので、作業上好都合である。また、通常使用され
る樹脂基板に比して硬度も充分であるので、その厚みを
薄くできて同方向の小型化にもなる。
に金属箔を形成したが、例えば第２図に示したように、
基台６を直接金属材としてこれを基準電位路としてもよ
い。この場合は、上記に比して金属箔の形成作業を省略
できるので、作業上好都合である。また、通常使用され
る樹脂基板に比して硬度も充分であるので、その厚みを
薄くできて同方向の小型化にもなる。
また、フレキシブルプリント基板に直接金属体を設け
たが、例えばバッキング材側の表面に端子部が露出する
場合には、その部分を例えばシート等により絶縁する必
要があることはいうまでもない。
たが、例えばバッキング材側の表面に端子部が露出する
場合には、その部分を例えばシート等により絶縁する必
要があることはいうまでもない。
また、フレキシブルプリント基板の端子部の設けられ
た他端側は基台上に配置したが、その他端側を更に延長
してもよい。この場合には、端子部の間隔を大きくでき
るので、ケーブルの各線路との接続を容易にする。
た他端側は基台上に配置したが、その他端側を更に延長
してもよい。この場合には、端子部の間隔を大きくでき
るので、ケーブルの各線路との接続を容易にする。
また、金属箔８は一側面のみに延出したが、いずれの
面に延出してみよく、金属体を例えば全側面に延出した
場合には各方向に対してシールドできて雑音発生をさら
に防止する。
面に延出してみよく、金属体を例えば全側面に延出した
場合には各方向に対してシールドできて雑音発生をさら
に防止する。
また、複数個並べた圧電片１をセクタ駆動するとした
が、これに限らずリニア駆動や単板としての駆動等であ
ってもよい。さらに、必ずしも複数個の圧電片を並べた
ものでなく単一の圧電板からなるものであっても適用す
るものである。
が、これに限らずリニア駆動や単板としての駆動等であ
ってもよい。さらに、必ずしも複数個の圧電片を並べた
ものでなく単一の圧電板からなるものであっても適用す
るものである。
（発明の効果） 本発明は、フレキシブルプリント基板の基準電位路を
除去し、この基準電位路をフレキシブルプリント基板と
バッキング材との間に介在させて形成したので、平面形
状の寸法を減じて小型化した超音波探触子を提供でき
る。
除去し、この基準電位路をフレキシブルプリント基板と
バッキング材との間に介在させて形成したので、平面形
状の寸法を減じて小型化した超音波探触子を提供でき
る。
第１図は本発明の一実施例を説明する超音波探触子の斜
視図、第２図は本発明の他の実施例を説明する超音波探
触子の斜視図である。 第３図は従来例を説明する超音波探触子の斜視図であ
る。
視図、第２図は本発明の他の実施例を説明する超音波探
触子の斜視図である。 第３図は従来例を説明する超音波探触子の斜視図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】両主面に電極の形成された複数個の圧電片
と、前記各圧電片の一方の主面の電極と接続する信号路
のみ形成されたフレキシブルプリント基板と、前記圧電
片の一方の主面側に接着したバッキング材と、前記各圧
電片の他方の主面の電極に接続するとともに、前記フレ
キシブルプリント基板とバッキング材との間に前記圧電
片の背面を全面的に覆うように介在して基準電位路とな
る金属体とからなることを特徴とする超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1190739A JP2805005B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1190739A JP2805005B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 超音波探触子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0354996A JPH0354996A (ja) | 1991-03-08 |
| JP2805005B2 true JP2805005B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=16262963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1190739A Expired - Lifetime JP2805005B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2805005B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117297653A (zh) * | 2019-09-05 | 2023-12-29 | 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 | 超声探头的声头及超声探头 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6175700A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-18 | Toshiba Corp | 超音波プロ−ブ及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP1190739A patent/JP2805005B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0354996A (ja) | 1991-03-08 |
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Legal Events
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