JPH01136631A - 血圧測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、血圧測定装置の加圧ポンプの加圧不足の際、
加圧ポンプを再駆動させる場合の起動性を向上させる手
段に関するものである。

（従来の技術） 従来駆動信号を与えるととＫより、加圧ポンプを駆動す
る血圧測定装置において、その加圧ポンプを再起動させ
るに際し、少なくとも１個のパルスを伴なう駆動信号を
印加していた。

第２図（ａ）は血圧測定装置の加圧ポンプとその駆動回
路を示している。

同図においてｌは加圧ポンプで、制御部（ＣＰＵ）２か
らの信号がロー（Ｌｏｗ）レベルのときは、トランジス
タ（Ｔｒ）８はオフ状態にあり、前記加圧ポンプ１には
電源電圧Ｖｐは加わらず、従って、該加圧ポンプ１は動
作しない。

他方、前記ＣＰＵ２の出力力Ｓハイ（Ｈｉｇｈ）レベル
になると、前記Ｔｒ８はオンとなり、前記加圧ポンプ１
に電流が流れ、これによって、該加圧ポンプ１は動作し
、図示しないカフへの送気を行う。

なお、図中Ｒ１及びＲ２は抵抗である。

前記加圧ポンプ１は、第２図（ｂ）　、　（Ｃ）に示す
様に、ＤＣ（直流）モーター４、該ＤＣモータ−４と連
結した偏心軸５、ダイヤフラムの駆動部６並びに図示し
ない逆止弁から成っており、前記加圧ポンプ１が動作し
てカフの圧力が上昇した状態で当該加圧ポンプｌを停止
させると、前記駆動部６が圧力媒体に押され、伸びきっ
た状態のまま停止する。

従って、この圧力印加状態で、再度前記加圧ポンプ１を
起動し、加圧を行おうとすると、前記ＤＣモータ−４の
回転力は、前記ダイヤプラムの駆動部６を介して伝わる
圧力を上まわらなければならない。

従って、前記ＣＰＵ２からの駆動信号を、第８図又は第
５図に示す様に、１個又は複数個のパルスの後にステッ
プ電圧という形状にしだ。

即ち、第３図の例ですえば、最初のパルスの立上り（Ｊ
時点）で、前記ＤＣモータ−４は、第４図（ａ）の通り
、回転を開始しようとするが、回転力が不足すると該回
転角度は１８０°まで到らず、ｍＪ記ダイヤフラムの駆
動部６を途中まで押したところでパルスが立下る（ｔ２
時点）ために、第４図（ｂ）の如く、圧力例よって押し
戻される。

押し戻された駆動部６は、前記ＤＣモータ−４を逆方向
に回転させようとするが、前記偏心軸５が頂点を過ぎて
逆回転を続けようとすると、再び、前記駆動部６を押す
様になり、又、該駆動部６は圧力によって押し戻され、
今度は、前記ＤＣモータ−４を１＠方向に回転させよう
とする。

このとき、再度、駆動信号の電圧を印加すると（１０時
点）、前記ＤＣモータ−４を順方向に回転させようとす
る力と相まって、第４図（ｃ）に示す通り、より大きな
力で前記駆動部６を押す様になり、いわゆるはずみが付
く。この結果、前記ＤＣモータ−４が順方向に回転しよ
うとする力が、前記駆動部６を押し返そうとする圧力に
打ち勝って、前記ＤＣモータ−４は回転を続けることが
できる。

上記実施例では、１個のパルスで前記ＤＣモーター４０
回転にはずみを付ける構成としたが、１個のパルスでこ
のはずみが充分でない場合は、第５図の通り、複数個の
パルスを連続することによって、より大きなはずみ力を
得ることができる。

上述した通り、この血圧測定装置は、加圧ポンプを備え
、昇圧過程においで、前記加圧ポンプの加圧動作を一旦
停止させた後、再度、該加圧ポンプによる加圧を開始す
る際に、１個又は複数個のパルス列を伴う駆動信号を印
加することにより、前記加圧ポンプの圧力印加下での起
動性を改善している。

つまり、駆動電圧をパルス又はパルス列を加えた波形と
することで、加圧ポンプのモーターが回転を開始しては
戻されるという動作を１回若しくは複数回繰り返えさせ
、再起動へのはずみを付ける。これによって、力の弱い
小型のモーターでも再起動させることが可能となる。

なお、駆動信号の前に発生するパルスのパルス幅及びデ
ユーティ−サイクルは、前記ダイヤ７ラム６の大きさ、
材料、前記偏心軸５の偏心度により異なり、前述した各
タイミングに合う様例定められている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、前記の駆動電圧を加えても、はずみを付
けるタイミングの関係とか、ダイヤプラムの圧力と偏心
軸の死点等との関係で、モーターが起動しない場合もあ
った。そのため血圧測定を行なうための昇圧が不充分と
なることがあった。

（問題点を解決するための手段） 再加圧を開始するときの圧力値を記憶する手段と、再駆
動信号を印加する手段と、再駆動信号印加後の圧力を前
記の記憶手段に記憶されている圧力と比較する手段と、
比較した結果予定の圧力に不足の場合は再駆動信号を繰
り返して印加する手段を設けた。再駆動信号は前述の如
く少ぐとも１（個）のパルスを含むものである。

（実施例） 第１図は本発明の適用された血圧測定装置のブロック構
成図である。

同図において、１は加圧ポンプ、２はＣＰＵである。

図中、７がカフ（腕帯）で、該カフ７は被測定部位に巻
き付けられ、血管を圧迫する。

前記カフ７の圧力媒体（空気）の供給は、前述した通り
、加圧ポンプ１の駆動により成され、該カフ７と加圧ポ
ンプ１とはパイプ８で接続されている。そして、該バイ
ブ８の圧力は圧力センサー９で検出され、前記ＣＰＵ２
に入力される。

又、前記カフ７にはコロトコフ音検知器１０が取付けら
れ、該検知器９の出力に基づいて前記ＣＰＵ２がコロト
コフ音の発生及び消滅を判定する。

１１はメモリで、前記ＣＰＵ２の動作プログラムが格納
されている。

操作者は血圧測定を開始するに当たり、スイッチ１２を
抑圧（操作）する。

このスイッチ１２の抑圧信号に応答して、前記ＣＰＵ２
は前記加圧ポンプ１に駆動信号を与え、前記カフ７の加
圧を行う。

加圧は、被測定者の最高血圧よりやや高い圧力値まで成
されるが、この昇圧が不充分と判断されると、そのとき
の圧力はメモＩＪＩＩＫ記憶され、前記ＣＰＵ２は上述
した少なくとも１個のパルスを伴う駆動信号を前記加圧
ポンプ１に印加する。

又、圧力センサー９により、検出した圧力とメモリ１１
に記憶されている圧力の比較により、前記ＣＰＵ２は昇
圧が行なわれているかを判断し、行なわれていない場合
は、昇圧が行なわれるまで、前記ＣＰＵ２は上述した少
なくとも１個のパルスを伴う駆動信号を前記加圧ポンプ
１に繰り返して印加する。

この結果、昇圧値が充分に大きな圧力値となり、以後、
前記ＣＰＵ２は前記カフ７に設けられている排気弁１Ｂ
を半開させ、前記カフ７の圧力の減圧を行う。

この減圧過程で、コロトコフ音の発生したときの圧力が
最高血圧、コロトコフ音の消滅したときの圧力が最低血
圧となり、測定された最高血圧値及び最低血圧値を前記
メモリ１１に記憶させると共に、表示器１４で表示させ
る。

その後、前記ＣＰＵ２は前記排気弁１８を全開にして、
前記カフ７の空気を急速に排気させる。

もちろん、本発明はオシロメトリック方式の血圧計にも
適用可能で、同方式の場合には、脈波信号を検知する各
種の器外等が設けられるものとする。

第６図は、そのフローチャートである。再加圧のスター
トを命令しく、）、ＣＰＵが再加圧を必要と判断したと
き（ｂ）、ＣＰＵはその圧力値をメモリ１１に記憶させ
る。次に駆動信号を印加しくＣ）、加圧ポンプを駆動さ
せる。駆動信号印加後ＣＰＵは圧力値を監視し、随時再
加圧が必要と判断されたときの圧力値と比較して、予め
設定された圧力値以上に昇圧しているかどうかを判断し
くｄ）、昇圧不充分のときは、昇圧条件を満たすまで、
繰り返して駆動信号を与える。

（発明の効果） 本発明によるときは、昇圧不充分のとき、加圧ポンプの
起動を確実に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図（ａ）
は従来の血圧測定装置のブロック図、同図（ｂ）はその
加圧部分の要部平面図、同図（Ｃ）はその要部側面図、
第８図及び第５図は駆動信号の波形図、第４図（ａ）（
ｂ）及び（ｃ）はそれぞれダイヤフラムの駆動部と偏心
軸との関係を示し、第６図は本発明のフローチャートを
示す。 １・・・加圧ポンプ、　　２・・・ＣＰＵ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）再加圧を開始するときの圧力を記憶する手段と、
   再駆動信号を印加する手段と、再駆動信号印加後の圧力
   を前記の記憶手段に記憶されている圧力と比較する手段
   と、比較した結果昇圧されていないときは再駆動信号を
   繰り返して印加する手段とよりなり、前記の再駆動信号
   は少なくとも１個のパルスを伴なうことを特徴とする血
   圧測定装置。