JPH01136116A - 可変波長フィルタ - Google Patents

可変波長フィルタ

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JPH01136116A
JPH01136116A JP29548587A JP29548587A JPH01136116A JP H01136116 A JPH01136116 A JP H01136116A JP 29548587 A JP29548587 A JP 29548587A JP 29548587 A JP29548587 A JP 29548587A JP H01136116 A JPH01136116 A JP H01136116A
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JP
Japan
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wavelength
filter
fabry
refractive index
signal light
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Pending
Application number
JP29548587A
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English (en)
Inventor
Shigeru Murata
茂 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、互いに波長の異なる複数の信号光を分波する
可変波長フィルタに関する。
(従来の技術) 互いに波長の異なる複数の信号光の中から、任意の波長
の信号光を選択して分波する可変波長フィルタは、波長
分割多重通信や、波長交換において重要な役割を果す。
例えばこの可変波長フィルタを波長分割多重通信の受信
側の分波器として用いれば、複数の信号光の中から特定
の信号光を、テレビのチャンネルを選択するように、選
ぶことが可能になる。従来このような可変波長フィルタ
として、DFBレーザを可変波長フィルタとして用いた
ものが報告されている。このフィルタでは、注入電流に
よって等価的な屈折率が変化することを利用して、フィ
ルタ特性を制御する。具体的には注入電流を増していく
とフィルタの透過波長が短波長側にシフトする。この時
利得も変化するから、透過光強度も同時に変化するが、
注入電流を制御することで透過波長を選択することがで
きる。
このフィルタについては例えば西尾らによる、昭和61
年度電子通信学会全国大会予講集1843に詳べられて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来例に示したフィルタには次のような問題点があった
。最大の問題点は可変できる波長範囲が極めて狭いこと
である。実際、0.5nm程度のチューニングしかでき
ない、これは、注入電流に応じて透過波長はシフトする
が、あまり電流を大きくすると、レーザとして発振して
しまい、フィルタとして使えないからである。したがっ
て、選択できる信号光の数は数波以下に制限される。こ
の素子はフィルタとしての機能に加えて光アンプの機能
を有しているが、この点が利点であるとともに、反面透
過波長帯によってフィルタ特性すなわち、透過光強度や
透過波長の半値幅が大きく変化してしまい使いにくいと
いう欠点をともなっていた。
本発明の目的は、この問題点を改善し、可変波長範囲が
広く、かつ、フィルタ特性が大きく変化しない可変波長
フィルタを提供する゛ことにある。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決するために本発明が提供する手段は
、互いの波長間隔Δλaがほぼ一定の複数の信号光を分
波する波長フィルタであって、2つの平行な反射鏡から
なるファプリーへロー干渉計の構造からなり、前記反射
鏡の間に屈折率が電気的に変化する物質が含ませてあり
、前記ファブリーベロー干渉計の透過波長間隔ΔλCが
前記信号光の波長間隔Δλaとわずかに異なることを特
徴とする。
(作用) 次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の原理的な構造を示す図である。基本
的には、両端面の反射率がそれぞれR1,R2,長さが
L内部の屈折率がn、のファブリーベロー干渉計である
0通常のファブリーベロー干渉計と異なる点は、n、を
電気的に制御できることである。長さしは、後に述べる
ように入射する信号光の波長間隔へλ、によっておおよ
そ決められる。第2図にこのフィルタの透過率と波長の
関係を示す、よく知られているように、ファブリーベロ
ー干渉計は入射光の波長に対して透過率が周期的に変化
する。第2図に実線で示したように、透過率が最大とな
るピーク波長の間隔Δλtは Δλa =−しシ2−(1) 2 n * L で表わされる。ここでλ0は入射光の中心波長である。
またn、をΔn @  (<(n * )だけわずかに
変化させた時ピーク波長のシフト量Δλ〒は Δλa=λ。」口”−< 2 > n 。
となる、この時Δλaはほとんど変わらない、第2図で
はこの様子を実線から破線への変化として模式的に示し
ている。このような特性を有する可変波長フィルタを用
いて、信号光を選択する方法を次に説明する。第2図に
は、フィルタの透過特性とともに信号光の位置を示しで
ある。ここでは簡単のために信号光はλl〜λ1の3波
長とした。
まずフィルタの透過特性が実線で示されるような特性と
する。このときλ1だけが透過する0次にフィルタのn
、を変化させて透過特性を破線で示されるように変化さ
せる。すると今度は、λ1だけが透過する0次下、この
ようにして任意の波長の信号光を選択できる。ここで重
要な点はフィルタのピーク波長間隔ΔλCと信号光の波
長間隔へλ、がごくわずかたけ異なるようにフィルタの
長さしを決めていることである。ΔλCとΔλ。
の差は小さければ小さいほど分波できる信号光の数を増
やすことができるが、その下限はおおよそ次式で決定さ
れる。
1Δλa−Δλa1〉Δ         (3)ここ
でΔはフィルタの透過波長域の半値幅である。
(1)式乃至(3)式から、フィルタ長はおおよそ次式
のように決定すればよいことがわかる。
または また、分波できる信号光の数nは最大でとなる。nの値
はΔを小さくすることで拡大できる。Δは端面反射率R
1,R2が大きいほど小さくできる。
次に、このような可変波長フィルタを働かせるために必
要な屈折率n、の変化量Δn、を求める。
Δn、はビーク波長をピーク波長間隔Δλaたけシフト
できるような値であればよいから(1)式と(2)式を
等しいとして λ Δ”  2L               (7)と
なる。したがって(7)式で示されるΔn、だけ屈折率
を変化させることができれば、最大(6)式で示される
数の信号光の中から任意の信号光を選択できる。
以上は本発明の原理であるが、さらに本発明には次の利
点がある。すなわち、屈折率を変化させても、フィルタ
ーの消光比(最大透過率と最小透過率の比)と透過波長
域の半値幅Δがほとんど変化しないことである。それは
消光比と半値幅Δが主として端面反射率R1,R2だけ
に依存するからである。したがって屈折率変化によって
、同時に吸収損失が変化し、透過光強度が変化した場合
でも、フィルタとして最も重要な消光比と半値幅Δはほ
とんど変化しない。
(実施例) 第3図は本発明の第1の実施例を示す模式的な断面図で
ある。この可変波長フィルタは導波路型のファブリーベ
ロー干渉計であり、入射光は、多重量子井戸(MQW)
から成る光ガイド層303に入射する。MQW光ガイド
層303に電界をかけることにより、この層の等偏屈折
率を変え、フィルタ特性を変化させることができる。以
下具体的に素子の製作法と特性について述べる。
製作は、n−InP基板301の上に有機金属気相成長
法を用いてn−InPクラッド層302.ノンドープM
QW光ガイド層303.p−InPクラッド層304.
p −I nGaAs Pキャブ1層305を順次に成
長する。ここでMQWは6nllのI nGaAs井戸
層と10nlのInPnラバ9フ 期は20周期である.成長後、横モード制御のために、
導波路をいわゆるリッジガイド型に加工した後、p側と
nrMに電極306 、 307を形成する0次にへき
開によって素子を切り出し、両端面にアモルファスシリ
コンと5iotの多層膜で高反射膜310を形成する。
反射率は両端面とも約90%とした.(作用)の欄で述
べたようにフィルタ長は信号光の波長間隔でほぼ決定さ
れる。ここでは中心波長λ。1.551m。
波長間隔Δλ.3nl,信号光の数10の場合の分波特
性について述べる。このとき、(5)式から、必要な長
さは、n * =3. 2 、Δλ.=3nn,Δ=0
、2ni 、を用いてLj134IImとなる.ここで
はL=1401Jmとした.また、(7)式より必要な
屈折率変化量は5.5xlO→となる.この値は、MQ
Wへの電界印加によって用意に得られる.フィルタ特性
としては、印加電圧を0〜10vまで変化させることに
よって10波長の信号光を順次に選択できた.消光比は
15dB以上が得られ、この値はフィルタの透過波長を
変化させてもほぼ一定に保持されていた。
第4図は、本発明の第2の実施例を示す模式的な断面図
である.基本的には第1の実施例と同じであるが、こち
らは、入射光が基板に対してほぼ垂直に入射する構造と
なっている.したがって、第2図の構造は、フィルタへ
の入射光の結合が容易であり、また2次元のアレーを構
成することも可能である.製作法は第1の実施例とほぼ
同じである.異る点はMQW層403の周期が200周
期と多いこと、および電f!406,407は入射と出
射部分で除去され、この部分に高反射WA410が形成
されている点である.この素子の場合、長さを任意に制
御することは困難なこと、また屈折率変化を起こすMQ
W層がフィルタ長に比べて短いから、全体としての屈折
率変化が小さいことなどのため、分波できる波長数はあ
まり大きくできない.しがし、第1の実施例と同じ信号
光を入射したとき5波まで分波可能であった。
実施例では、屈折率を電気的に変化させる方法としてM
QWの電界印加を用いたが、その他キャリア注入による
屈折率変化を用いても同様の効果が得られる.このとき
には、例えば第1の実施例のMQW光ガイド層303を
入射光に対して透明なInGaAsP層とし、この層に
キャリアを注入すればよい.また第1の実施例では導波
路の横モード制御構造としてリッジガイド型を用いたが
、埋め込み構造など他の構造でもよい.また、本発明は
実施例で説明した製作法以外の他の結晶成長法、例えば
液相エピタキシャル成長法を用いても実現可能であり、
さらにGaAlAs系など他の材料系にも適用できる。
(発明の効果) 以上に述べてきたように、本発明によれば、可変波長範
囲が広く、かつ、フィルタ特性が大きく変化しない可変
波長フィルタが実現できる0例えば、MQWの電界効果
を利用した導波路型フィルタでは、波長間隔3n11の
10波長の信号光を分波することが可能であった。また
、そのフィルタの消光比は15dB以上とれた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的な構造を示す図、第2図はフィ
ルタの透過特性と信号光の波長の関係を示す図、第3図
は本発明の第1の実施例を示す模式的な断面図、第4図
は本発明の第2実施例を示す模式的な断面図である。 図において、301.401は基板、302.402は
クラッド層、303.304はMQW層、304,40
4はクラッド層、305,405はキャップ層、306
,307,406,407は′r4@、310.410
は高反射膜である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いの波長間隔Δλ_aがほぼ一定の複数の信号光を分
    波する波長フィルタにおいて、2つの平行な反射鏡から
    なるファブリーベロー干渉計の構造からなり、前記反射
    鏡の間に屈折率が電気的に変化する物質が含ませてあり
    、前記ファブリーベロー干渉計の透過波長間隔Δλ_f
    が前記信号光の波長間隔Δλ_aとわずかに異なること
    を特徴とする可変波長フィルタ。
JP29548587A 1987-11-24 1987-11-24 可変波長フィルタ Pending JPH01136116A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04211220A (ja) * 1989-12-12 1992-08-03 American Teleph & Telegr Co <Att> 光フィルタ
JPH06347734A (ja) * 1993-06-11 1994-12-22 Nec Corp 面型光スイッチ
JP2001013471A (ja) * 1999-06-16 2001-01-19 Agilent Technol Inc 光導素子
US7162109B2 (en) 2004-03-30 2007-01-09 Nec Corporation Optical modulator and method of manufacturing same

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