JPH01135729A - 非共役ジオレフィン類の製造方法 - Google Patents

非共役ジオレフィン類の製造方法

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JPH01135729A
JPH01135729A JP63263021A JP26302188A JPH01135729A JP H01135729 A JPH01135729 A JP H01135729A JP 63263021 A JP63263021 A JP 63263021A JP 26302188 A JP26302188 A JP 26302188A JP H01135729 A JPH01135729 A JP H01135729A
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methyl
reaction
ethylene
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JP63263021A
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Nicholas J Hazel
ニコラス ジョン ヘイゼル
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C6/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a different number of carbon atoms by redistribution reactions
    • C07C6/02Metathesis reactions at an unsaturated carbon-to-carbon bond
    • C07C6/04Metathesis reactions at an unsaturated carbon-to-carbon bond at a carbon-to-carbon double bond

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、−船釣に非共役ジオレフィンの製造方法、特
に2−メチル−1,4−ペンタジエン(2M−1,4−
PD)ノ製造に関するものである。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題)α、ω−
非共役ジオレフィンは重合体合成に有用である。重合に
おける反応物としてα、ω−ジオレフィンに関する幾つ
かの文献は、1.5−ヘキサジエンと1.9−デカジエ
ンを引用しているが、この理由は両方ともかなり長い間
、試料的量にて入手可能であったからである。これらの
使用は、メタクリル酸重合体の変性において、ステレオ
ブタジェンゴムの分子量の調節において、ノルボルネン
誘導体のポリアルケンと重合体の分子量の調節において
、環状ウレタン重合体の架橋剤として及び各種の他の用
途において記“戟されている。
オレフィン不均化触媒の存在下に環状オレフィンとアク
リオレフィンとの反応は、環状オレフィンを開環して、
環状オレフィンとアクリオレフィンとの総炭素原子と等
しい炭素原子総数を有する非環式ジエンを形成させるこ
とは公知である。更にエチレンと一定の置換環状オレフ
ィンを含む反応は、しばしば容認出来ない程遅く、及び
/又は所望のα、ω−ジエンの収量を削減させる望まし
くない副反応を伴うことも・公知である。望ましくない
副反応は英国特許第−A−1482745号公報記載の
方法により意図的に削減され、この方法は次の式の環状
α、ω−ジエン:(式中、Rはアルキル基、^は任意的
に一つ又はそれ以上のアルキル置換を有しかつ任意的に
一つ又はそれ以上の孤立オレフィン性二重結合を含んで
良い二価脂肪族基を表す)は次の式の環状オレフィン: ヲ次の式のβ−オレフィン: CIl −R’ u              (III )CH−C
H。
(式中 R1はアルキル基を表す)とオレフィン不均化
触媒の存在下に反応させて、次の式の中間物 を形成し、次いでこの中間物をエチレンと反応させるこ
とからなる方法により製造される。この式(IV)の中
間物とエチレンとの反応に対して、どの不均化触媒も使
用して良く、例えば担持された七酸化レニウムであると
報告されている。
英国特許第一八−1228811号公報には、助触媒金
属燐酸塩触媒の存在下にエチレンと非環式モノ及びポリ
エン、例えば1.4−ヘキサジエンの不均化が開示され
ている。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、非共役ジオレフィンが、かつ特に2M−
1,4−PDが容易に入手出来る供給原料から製造出来
ることを突き止めるに至った。更に本発明者等は、担持
された七酸化レニウム触媒が非共役ジオレフィンの製造
に使用出来るけれども、この反応におけるこれら触媒の
性能は助触媒としてテトラアルキル錫又はトリアルキル
アルミニウム化合物の使用により顕著に向上されること
を突き止めるに至った。
従って、本発明は式: (式中、R3とR4は水素原子、アルキル基又は置換ア
ルキル基のいずれか、及びnは整数を表す)を有する非
共役ジオレフィンの製造方法において、この方法は式: (式中、R3とR4とnは式(1)に定義したものと同
じもの、R1とR′は水素原子、アルキル基又は置換ア
ルキル基を表す) を有するジオレフィンをエチレンと、担持される七酸化
レニウムからなる不均化触媒とテトラアルキル錫化合物
又はトリアルキルアルミニウム化合物のいずれかからな
る助触媒との存在下に反応させることを特徴とする方法
を提供するものである。
式(It)中のR1,R1,R2及びR4は、水素原子
、アルキル基又は置換アルキル基である。好適なアルキ
ル基は低級アルキル基、即ちC,−C,アルキル基、好
適にはメチル基である。アルキル基は、例えば、酸素又
はハロゲンである。nは整数で、これは適切には1〜4
の範囲の値、代表的には1であって良い。
式(II)を有する適切なジオレフィンは、1.4−ヘ
キサジエン(1,4−HD)、 4−メチル−1,4−
ヘキサジエン(4M−1,4−110)、 2.4−ジ
メチル−1,4−ヘキサジエン(2,4−DM−1−H
D)及び2−メチル−1,4−ヘキサジエン(2M−1
,4−HD)を包含する。式(II)を有する好適なオ
レフィンは、2−メチル−1,4−ヘキサジエンを包含
し、これはエチレンと反応する時に2−メチル−1,<
−ペンタジエンを生成する。
式(II)を有するジオレフィンは、単一なオレフィン
/ジオレフィン供給原料の共2量化により又は酸化2量
化により適切に調製出来る。
2M−1,4−HDと4M−1,4−HDは、どの適切
な方法によっても得て良い。好適な方法は、好適には液
相中で、均一遷移金属錯体からなる触媒と還元剤の存在
下に反応させることであって、(a)適切な反応条件下
にブタジェンをプロペンと反応させて2M−1,4−H
Dを与えるか、又は(b)  適切な反応条件下にイソ
プレンをエチレンと反応させて4M−1,4−HDを与
える、のいずれかである。
ヘキサジエン又はそのアルキル誘導体又はそのフェニル
誘導体の製造方法は、例えば英国特許第−A−1,11
1,508号公報に記載されている。この方法はα−オ
レフィンを共役ジオレフィン炭化水素と3成分触媒の触
媒的量の存在下に反応させることからなり、この3成分
触媒は:l、弐M(C,■−0X) nのアセチルアセ
トネート又は式MX、(式中、Mは金属コバルト又は鉄
、nは前記金属の原子価及びXはハロゲン原子である)
化合物 2、式2 %式% (式中、Rはアルキル基又はアリール基 )11はアル
キレン基、アルケニレン基又はアリーレン基であり、n
は0又は1を表す)の有機リン化合物、及び 3、 式R”−AIZ3−(式中、R11は1価炭化水
素基、2は水素原子又はハロゲン原子、かつlは1〜3
の整数を表す)の少なくとも一つの有機アルミニウム化
合物 からなる。
英国特許第一八−1,111,508号公報に記載の方
法は、2M−1,4−flD又は4M−1,4・・+1
0の製造に使用されて良く、これらは本発明の方法にお
ける供給原料として有用である。
1.4−ヘキサジエンの他の製造方法は、例えば、米国
特許第−A−3,647,902号公報に記載されてい
る。この方法において、エチレンと1,3−ブタジェン
とが加圧かに溶媒中で、かつ不活性雰囲気中にて触媒シ
ステムの存在で反応させるもので、この触媒は塩化コバ
ルト(■)と1.2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エ
タン及び1.2−ジクロロエタンを単独溶媒として使用
しかつ塩化コバルト(■)に対するトリエチルアルミニ
ウムのモル比が少なくとも200使用するトリエチルア
ルミニウムとからなり、反応混合物は少な(とも約80
℃の温度まで高めた後にエチレンと1.3−ブタジェン
との反応が起こるものである。
米国特許第−A−3,647,902号公報に記載の方
法は、2M−1,4−HD又は4M−1,4−HDのい
ずれかの製造に使用して良く、これらは本発明の方法の
供給原料として有用である。
前記(a)と(b)の両方で使用される好適な触媒は、
Co塩(■)、例えば塩化物又は他のハロゲン化物、又
は鉄塩(■)、例えば塩化物又は他のハロゲン化物のい
ずれかの物で、配位子と還元剤の存在で使用され、この
配位子はキレート化ジホスフィン、シアルシン又は配位
するペンダント基を有する置換ホスフィンのいずれかか
らなり、還元剤は適切にはアルキルアルミニウム又は他
のアルキル金属類であって良い。より好適な触媒は塩化
コバルト、1.2−ジフェニルホスフィノエタン(DP
PE)及びトリエチルアルミニウムである。後者の触媒
において、コバルト塩のトリエチルアルミニウムに対す
るモル比は、適切にはl:(11以上)、好適にはl:
(51以上)、かつ塩化コバルトのDPPHに対するモ
ル比は、適切には1:I−2、例えばCoC1t(DP
PE)*としてである。
触媒のジオレフィンに対する比率は適切には1:1G0
0〜100.000の範囲であり、モノオレフィンのジ
オレフィンに対する比率は適切には1〜2:1の範囲に
ある。
一般的に、触媒は適切な溶媒中で金属塩とホスフィン配
位子とを混合し、アルキルアルミニウム還元剤を添加し
、適切な時間間隔の経過の後にジオレフィンを添加する
ことにより調製出来、このジオレフィンはジオレフィン
反応物と同じでも又は異なっても良(、ジオレフィンの
金属塩に対するモル比は10:1以上である。
反応(a)と(b)は、適切な溶媒の存在で実施される
のが良い。溶媒は適切にはハロ炭化水素、好適にはクロ
ロベンゼンであるのが良いが、非ハロゲン化溶媒、例え
ばトルエンも使用されて良い。
反応温度は、適切には15〜250℃、好適には80〜
150℃、更に好適には90〜110℃の範囲にあるの
が良い。反応温度の選択は、取り分は望ましくない低重
合化と異性化反応に影響する。エチレンを含む反応に対
して、圧力は適切には5〜100バール、好適には30
〜60バールの範囲にあるのが良い。プロペンを含む反
応に対して、圧力は適切には5〜40バールの範囲にあ
るのが良い。いずれの場合においても、不活性ガス、例
えば窒素の添加による過圧を使用するのが良い。
反応(a)と(b)は、バッチ法又は連続法で操作され
るのが良い。
不均化反応に関して、エチレンは大規模で工業的に入手
可能であり、そのまま又は更に精製して使用するのが良
い。
不均化触媒は、例えば、公告された英国特許第1054
864号、1064829号、1106015号、10
89956号、1103976号、1121806号、
 1123500号、1159055号、115905
3号、1159056号、1170498号、1279
254号及び1414488号の各公報に記載のように
、適切な担体上に担持される七酸化レニウムから、なる
担体はどの耐火性金属酸化物、例えばアルミナ、シリカ
、シリカ−アルミナ、チタニア、ジルコニア、ドリア等
であるのが良い。好適な担体はアルミナであり、かつγ
−アルミナが最も好適である。アルミナは、例えば前記
英国特許第−A−141441118号公報に記載され
るような燐酸塩形態で使用されるのが良く、又は酸処理
形態、又は不均化反応を促進する他のどの形態も使用さ
れて良い。担体上の七酸化レニウムの負荷は、0.1〜
50重量%、好適には1〜25重i%の範囲であるのが
良い。
担持触媒は、担持金属触媒の製造に従来使用されるどの
方法によっても調製されて良い。適切な方法は、(i)
各々の成分の乾式混合、(ii)触媒金属と担体の共沈
、(iii)熱的に分解可能な物質で担体を浸漬して、
担体上に触媒金属を析出させる、(iv)昇華可能な化
合物、例えば七酸化レニウムを担体への昇華、(1)触
媒金属を担体材料の表面ヒドロキシ基と反応させて表面
結合化合物の生成、の各種方法を包含する。
助触媒は不均化触媒と組み合わせて使用される。助触媒
は、テトラアルキル錫化合物又はトリアルキルアルミニ
ウム化合物のいずれかである。テトラアルキル錫化合物
又はトリアルキルアルミニウム化合物のアルキル基は、
適切にはC9〜C4アルキル基であるのが良い。適切な
助触媒の例は、テトラメチル錫及びトリエチルアルミニ
ウムを包含する。好適な助触媒はテトラアルキル錫化合
物である。助触媒は各種の方法で触媒に添加されて良い
。これらの内 (a)  助触媒と触媒の直接的混合、
(b)  溶媒中で助触媒と触媒を混合し、次いで溶媒
を除去する、及び(c)  助触媒を反応混合物中に直
接的に添加する、ことが挙げられる。
反応工程は、ガス相又は液相中で操作される。
これら相のいずれか一つに対する優位は、−船釣に反応
工程の総体的経済性及び選択される触媒の特殊性により
決定されるであろう。
液相において、反応工程は溶媒の存在又は不存在、好適
には溶媒の存在で操作されるのが良い。適切には溶媒は
、触媒に有害な作用を有しないどの液体炭化水素であっ
ても良い。適切な溶媒は、アルカン類、例えばn−へブ
タン、n−オクタン又はイソオクタン、及び芳香族炭化
水素、例えばトルエン又はキシレンを包含する。
ジオレフィン生成物と他の(高沸点)中間物の間の中間
沸点を有する溶媒を使用するのが好適である。反応工程
の操作に関してこの利点は、反応溶媒中の他の中間物生
成物の再循環を伴って、ジオレフィンを蒸留により除去
可能となることである。
式(II)のジオレフィンは、−10℃〜÷100℃、
より好適には+10℃−+100℃の範囲の温度で、か
つ大気圧〜50バールの範囲の圧力にてエチレンと反応
させるのが良い。反応速度と変換は、エチレンのジオレ
フィン供給原料に対する比率に左右される(少なくとも
一部)。エチレンのジオレフィン供給原料に対するより
高い比率は、より高い操作圧力を必要とし、かつより高
い変換と反応速度に有利に作用することが期待される。
本発明の方法は、バッチ法又は連続法、好適には連続法
で操作されるのが良い。
(実施例) 本発明を次の実施例に関して更に説明しよう。
1.2gの1.2−ジフェニルホスフィノエタンとo、
zgノ塩化コバルl−(II)を19m1!のクロロベ
ンゼンと共に撹拌した。2時間後、7−のトルエンに溶
解した1272のトリエチルアルミニウムを添加した。
更に3時間後、この混合物の半分を150m1!のイソ
プレンに添加し、次いで50072の振動オートクレー
ブに装填した。オートクレーブを38バールのエチレン
で加圧しかつ95℃で4.5時間、連続撹拌下に加熱し
た。冷却しガス抜きして153gの液体生成物を回収し
た。この液体をガスクロマトグラフィ(GC)により分
析し、71.9重量%の4M−1,4−HDと11.7
重量%の5−メチル−1,4−ヘキサジエンを含むこと
が分かった。イ・ノブレン変換は99%以上で、メチル
−1,4−ヘキサジエンへの選択性95%以上であった
触媒(実施例1で調製した混合°物の半分)を、トリエ
チルアルミニウムとトルエン成分の添加の15分後に5
−のイソプレンへ添加し、次いで500dの振動オート
クレーブに装填した。
オートクレーブに更に150m12のブタジェンと続い
て150−のプロペンを装填した。次に反応器を90℃
で4.5時間連続撹拌下に加熱した。冷却しガス抜きし
た後、143gの液体生成物を回収した。この液体をガ
スクロマトグラフィ(GC)により分析し、42.5重
ffi%の2M−1,4−HDを含むことが分かった。
ブタジェン変換は85%で、2M−1,4−HDへの選
択性42.6%であった。
2、五ユ進 (A)  アルミナ虫媒上の 酸ヒレニウムの・製(a
)  1≦−bz九立里I ベーマイトアルミナ(カタパルSB)を真空中100℃
で乾燥してペレットとし、破砕して大きさ1〜2■の粒
状物を得た。この粒状物を乾燥空気流れ中で24時間5
80℃まで熱処理した。
(b)  燐酸塩ヒした −アルミナの・製オルト燐酸
水素ジアンモニウムの溶液(30〇−説イオン水に15
gの溶液)をγ−アルミナ(上記のようにして調製した
ものxoog)に添加し、次いでスチーム浴上にて80
℃で6時間加熱した。
混合物を時々脱イオン水を添加することにより湿度を保
持しながら撹拌した。次いで得られたアルミナを710
ミクロン篩に移し、脱イオン水で充分に洗浄し、次いで
オーブン中で120℃で24時間乾燥した。得られた物
を乾燥空気の流れ中で580℃にて24時間熱処理した
過レニウム酸アンモニウム溶液(toov)脱イオン水
中に7.1gの溶液)を上記γ−アルミナ即ち燐酸塩化
したγ−アルミナ(上記のようにして調製したものto
og)に添加し、次いでスチーム浴上80℃で6時間加
熱した。混合物をを時々脱イオン水を添加することによ
り湿度を保持しながら撹拌した。次いで80℃で1時間
、次に真空中110℃で8時間乾燥した。次いで篩分け
して1〜21−の大きさの粒状物を得た。得た触媒を乾
燥空気流れ中で580℃にて24時間活性化した。活性
化した触媒を急速に室温まで冷却し、乾燥窒素でパージ
し、次いで窒素下にガラス保存容器中に移した。
0.5リツトルのパール・オートクレーブに窒素下に6
%Re@OJγ−Altos、テトラメチル錫助触媒、
オルト−キシレン、及び2M−1,4−HD又は4M−
1,4−HDのいずれかを装填し、次いでエチレンで加
圧した。次いでオートクレーブを設定温度で約16時間
撹拌した。この時間の終わりに液体生成物をガスクロマ
トグラフィ分析した。総ての場合、大部分の液体生成物
は所望の 2M−1,4−11dであり、他の生成物はC7異性体
及びC+a、C11及びC+tホモ不均化生成物であっ
た。
達成された実施例の変換と選択性を表で示す。
比較試験 テトラメチル錫助触媒を添加しない以外は、実施例1〜
6の方法を繰り返した。
結果を表に示す。
助触媒を使用してないから、この試験は本発明に係る実
施例でない。この試験は唯比較の目的で含めただけであ
る。
宋JLf生ヱ 0.5リツトルのパール・オートクレーブに窒素下に6
%Re1Oy/γ−アルミナ(25d ’)を装填し、
次いで69バールまでエチレンを加圧した。次いでオー
トクレーブを25℃で17時間撹拌した。この時間の終
に液体生成物をガスクロマトグラフィ分析した。1.4
−ヘキサジエン変換は98.6%、ペンタジェンへの選
択性は21.4%であった。
(e)  オルト−キシレン で2M−14−HDの6
%RetP7/γ−アルミナ触媒(100ai”)をテ
トラメチル錫で処理し、次いで連続的ユニットの反応器
に装填した。40.2%の2M−1,4−HDと54.
6%のオルト−キシレンを含む炭化水素原料6リツトル
を連続的ユニットの供給タンクに装填した。次いでこの
供給タンクをエチレンで600psigまで加圧し、こ
の時容積は約3リツトル増大した。
この供給原料を、15℃にて865psigで、液体時
間当たり空間速度2にて触媒/助触媒上に通した。
11時間の後、生成物は12.1%の2−メチル−1,
4−ペンタジエン及び11.2%の2−メチル−1,4
−ヘキサジエンを含有していた。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^3とR^4は水素原子、アルキル基又は置
    換アルキル基のいずれか、及びnは整数を表す)を有す
    る非共役ジオレフィンの製造方法において、この方法は
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^3とR^4とnとは式( I )に定義した
    ものと同じもの、R^1とR^2は水素原子、アルキル
    基又は置換アルキル基を表す) を有するジオレフィンをエチレンと、担持される七酸化
    レニウムからなる不均化触媒と、テトラアルキル錫化合
    物又はトリアルキルアルミニウム化合物のいずれかから
    なる助触媒との存在下に反応させることを特徴とする方
    法。
  2. (2)式(II)を有するジオレフィンは1,4−ヘキサ
    ジエン、4−メチル−1,4−ヘキサジエン、2,4−
    ジメチル−1−ヘキサジエン又は2−メチル−1,4−
    ヘキサジエンのいずれかであることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  3. (3)式(II)を有するジオレフィンは2−メチル−1
    ,4−ヘキサジエンでありかつ非共役ジオレフィン生成
    物は2−メチル1,4−ペンタジエンであることを特徴
    とする請求項1記載の方 法。
  4. (4)式(II)を有するジオレフィンは液相中で均質遷
    移金属錯体からなる触媒と還元剤の存在下に(a)ブタ
    ジエンをプロペンと反応させて2M−1,4−HDを与
    えるか又は(b)イソプレンをエチレンと反応させて4
    M−1,4−HDを与えるかのいずれかにより得られる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    方法。
  5. (5)不均化触媒はγ−アルミナに担持される七酸化レ
    ニウムであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の方法。
  6. (6)助触媒はテトラアルキル錫化合物であることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. (7)テトラアルキル錫化合物はテトラメチル錫である
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. (8)反応は炭化水素溶媒の存在下に実施されることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)炭化水素溶媒はオルト−キシレンであることを特
    徴とする請求項7記載の方法。
  10. (10)反応は−10℃〜+100℃の範囲の温度でか
    つ大気圧〜50バールの範囲の圧力にて実施されること
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法
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