JPH01134727A - 光ディスクおよびそのアドレス記録再生回路 - Google Patents

光ディスクおよびそのアドレス記録再生回路

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JPH01134727A
JPH01134727A JP62292351A JP29235187A JPH01134727A JP H01134727 A JPH01134727 A JP H01134727A JP 62292351 A JP62292351 A JP 62292351A JP 29235187 A JP29235187 A JP 29235187A JP H01134727 A JPH01134727 A JP H01134727A
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JP
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signal
address
groove
circuit
recorded
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Application number
JP62292351A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Takemura
佳也 竹村
Fumiaki Ueno
植野 文章
Michiyoshi Nagashima
道芳 永島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクにレーザーを照射して各種情報を
記録再生する光ディスク装置における、光ディスクおよ
びアドレス記録再生回路に関するものである。
従来の技術 近年、各種情報をディスクにレーザー光を用いて記録再
生する光ディスクメモリが多く提案されている。その中
で、記録密度および転送レートを向上させる記録再生方
法として、光ディスクの表面に、ディスク半径方向の断
面がV字形′となる溝を形成し、このV溝の斜面をトラ
ックとして信号の記録再生を行なう方法を提案した(特
開昭59−36338号公報)。この方法によれば、V
溝の隣合う斜面に2つのレーザービームを照射し、2チ
ヤンネルの信号を記録再生することによシ、記録密度お
よび転送レートを向上させることができる。
まず、V溝を持つ光ディスクの製作方法の一例について
簡単に説明する。第7図にカッティング時の金属原盤の
断面を示す。第7図に示す様に、7字形状を持つカッテ
ィング針6で金属原盤6をカッティングする。一般にカ
ッティング針60幅は、■溝のピッチより大きいため、
図に示す様に、重ね切りが行なわれている。本明細書で
はカッティング針6の先端部7でカッティングされる部
分を谷1重ね切りにより形成される部分を山と呼ぶこと
にする。第7図において、8.9は谷、10゜11は山
である。
つぎにこの金属原盤上にニッケルなどをメツキ°してス
タンパをとり、スタンパで基材樹脂を成形する。
■溝の隣9合う斜面をトラックとして使用する場合、V
溝の山をはさむ2つの斜面を使用すれば、再生信号のク
ロストークを小さくすることができる(特願昭e1−1
03205)。この例を第8図に示す。第8図はディス
クの断面を表わす。
12.13.14は谷を示し、15.16は山を示す。
例えば、第8図に示す様に、2つの・レーザービーム1
,2をV溝の山をはさむトラック(例えば、トラックB
とC)の上に照射する。第7図で示した様に、V溝の山
はカッティング針の重ね切シによシ成形するため、その
角度は一定に保たれ、隣接斜面からのクロストーク成分
が増加することはない。
一般に、光ディスク上には記録トラックを成す溝以外に
、光ディスクの各種情報を表示するため、参照信号が光
ディスク製作時に記録されている。
例えば、参照信号として、目的とするトラックを検索す
るためのアドレス信号、ディスクをセクタに分割する場
合のセクタ信号、各種の識別信号を表わすコード信号な
どがある。
本明細書では、参照信号の一例として、アドレス信号に
ついて説明する。
アドレス信号は、各V溝を示すアドレス値のコード信号
、アドレス領域の始点を示すアドレスマーり信号・ コ
ード信号の再生時に発生したエラーを検出、訂正するた
めのエラー訂正符号、クロック同期をとるプリアンプル
信号などで構成する。
例えば、■溝を形成した金属原盤にレーザーカッティン
グを行ない、■溝上にピットを形成してアドレス信号を
記録することも可能である。しかし、V溝を持つ光ディ
スクでは、ディスク原盤にV溝をカッティングする時に
、アドレス信号も同時に記録できれば、ディスクの製作
工程が簡単化される。
そのため、アドレス信号は、第9図に示す様に、■溝の
深さを変化させたピット&pを形成することによシ記録
する。このピンhLpは、第7図に示したカッティング
針6をV溝のカッティング時にピットの位置に対応させ
て振動させることにより作成する。第9図の谷部の稜線
γに沿った断面図を第10図に示す。第10図は、ピッ
トlLpによるV溝の深さの変化の一例を表わしている
。ピットlLPによるV溝の深さの変化は、第10図に
示したように、ゆるやかになる。第9図は、ピットip
を模式的に示したものである。
また、アドレス信号の再生は、ビットによるV溝の深さ
の変化で、ディスクから反射した回折光の強度が変化す
ることを検出して行なうことができる。
発明が解決しようとする問題点 前記のようにV溝の山を中心とするトラッキング制御を
行えば、2つのレーザービームは2本のV溝へまたがる
ことになり、従来のアドレス信号の再生方法では、正し
いアドレス信号を再生することはできない。第11図は
、第8図で示したディスクの斜視図である。例えば、谷
13を持つV溝上にビットlLPが形成されているとす
る。第8図の場合、レーザービーム1および2は、トラ
ックB、C上にそれぞれスポラ)17.18をつくる。
稜線αは、ピッ)lLpのため図のように変化しており
、スポット17および18の両方でビットを検出する。
また、レーザービーム1および2がトラックD、  R
へ照射さ扛る場合、そのトラック上のスポットを17’
、1B’ とする。稜線βも、ピントapのため変化し
、スポット17′。
18′の両方でビットを検出する。
以上のように、1つのピッ)Npからの再生信号は、2
つのレーザービームが稜線αに沿う場合も、稜線βに沿
う場合も等しくなり、判別することができない。このよ
うに、V溝の山を中心としてトラッキング制御を行なう
場合は、従来のアドレス信号再生方法では、稜線の判別
ができないため、正しいアドレス信号を再生することが
できない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、V溝の山を
はさむ2つのトラックを一組として使用する場合でも、
アドレス信号を誤シなく再生することができる光ディス
クおよびこの光ディスクへのアドレス信号の記録再生方
法を提供することを目的としている。
問題点を解決す・るための手段 本発明は、前記問題点を解決するため、光ディスクのV
溝の重ね切り部(山)の稜線の位置を変化させて、アド
レス信号および予め決めらnたパターンを持つ識別信号
を記録し、再生時には、この稜線の変位を検出してアド
レス信号および識別信号を再生し、この識別信号の極性
を判定し、この判定結果によりアドレス値の補正を行な
い、目的とする稜線のアドレスを再生する。
アドレス信号は、1本おきのV溝の深さをアドレス信号
に対応させて変調することにより、V溝の両側の稜線を
変位させて記録する。識別信号も同様にして、V溝の深
さを予め定めた一定方向に変化させて記録する。
アドレス信号の再生は、V溝の稜線に清って、レーザー
ビームを照射し、この反射光を溝方向に2分割した光検
出器で受光することにより行なう。
差動増幅回路で各光検出器からの再生信号の差をとる。
この差動増幅回路の出力信号から識別信号を検出し、識
別回路で識別信号の極性を判定する。
前記差動増幅回路の出力信号からアドレス信号をアドレ
ス検出回路で検出する。このアドレス信号をアドレス変
換回路で前記識別回路の判定結果によシ補正し、該当す
る稜線のアドレス値の再生を行なう。
作用 本発明では、光ディスクのV溝の深さを一定方向に変化
させた識別信号をアドレス信号に付加して記録する。例
えば、V溝の深さを深くして識別信号のビットを形成し
て記録した場合、このV溝の両側の山のエツジは外側へ
拡がる。つまり、左右の山で稜線の変化の方向が反対に
なる。各稜線に沿ってレーザービームを照射する場合、
その反射光の反射方向は、2つの山で反対となり、2分
割光検出器の受光量が変化し、差動増幅回路の出力信号
も変化する。そのため、差動増幅回路の出力信号のレベ
ルの変化を検出することにより、左右の山を判別するこ
とができる。また、アドレス検出回路で検出したアドレ
ス信号を前記の判別結果に基づいて変換することにより
アドレス値を正しく再生することができる。
実施例 以下本発明の実施例について説明する。
第2図は実施例の説明に用いる光ディスクのフォーマッ
トを示すものである。第2図において、2oはディスク
の最外周、21はディスクの最内周、22は中心穴を表
わす。最外周2oと最内周21に囲まnた部分にV溝が
同心円状あるいはスパイラル状に形成されている。また
、23はヘッダー領域を表わしている。ヘッダー領域2
3には、アドレス信号を記録している。24はヘッダー
領域の開始点を示すヘッダーマークである。
ヘッダー領域に記録するアドレス信号の構成の一例を第
4図に示す。第4図に示すように、再生時のV溝の山を
識別するための識別信号IDがアドレス信号の先頭にあ
る。つづいて、再生回路のクロック同期を容易にするだ
めのプリアンプル信号P人、アドレスの開始点を示すア
ドレスマーク信号AV、アドレス値人DH,発生したエ
ラー検出、訂正するためのエラー訂正符号RCCから構
成する。
つぎに、アドレス信号の記録方法について説明する。本
発明では、V溝の山の稜線の左右の変位によシアドレス
信号を記録する。V溝の深さを変化させれば、両側の山
の稜線が変位するため、1本おきのV溝の深さをアドレ
ス信号に対応して変化させることにより記録する。
本実施例におけるアドレス信号の記録回路のブロック図
を第3図に示す。第3図において、3゜はディスク原盤
、31はモーター、32はカッティング針、33は駆動
素子、34は分周回路、36はコントロール回路、36
はアドレスカウンタ、37はエラー訂正符号付加回路、
38はパターン発生回路、39は合成回路、4oは駆動
回路、41は回転信号発生回路である。
金属原盤30はモーター31によシ回転する。
前記のように、V溝ディスクは金属原盤3oの上をV字
形状を持つカッティング針32で切削することによシ製
作する。カッティング針32は駆動素子33に取付けら
れる。駆動素子33は、例えば圧電素子を用いλ駆動回
路40から駆動電圧aを加えることにより、カッティン
グ針32を上下に動かすことが可能である。
また、回転信号発生回路41は、例えば、金属原盤3o
に記録したヘッダーマーク24を再生し、金属原盤30
の回転に同期した1回転毎号すを発生する。分周回路3
4は1回転毎号すを強に分周し、2回転毎号0を発生さ
せる。アドレスカウンタ36は、2回転毎号Cに従い、
2回転毎にアドレス値を増加させていく。エラー訂正符
号付加回路3γはアドレスカウンタ36からのアドレス
値dにエラー訂正符号eを付加し、合成回路39へ送出
する。コントロール回路36は、2回転毎号Cに従い、
アドレス信号を記録する位置を検出し、スタート信号g
を合成回路39へ送出する。合成回路39は、スタート
信号gによシ、まずパターン発生回路38から、識別信
号、プリアンプル信号、アドレスマーク信号の固定パタ
ーン信号fを読み出し、つぎにエラー訂正符号付加回路
37から、アドレス信号d、エラー訂正符号eを読み出
す。そして第4図で示したようにアドレス信号りを構成
し、駆動回路40へ出力する。駆動回路40は、アドレ
ス信号りに従い、駆動電圧aを駆動素子33に加えカッ
ティング針32を駆動させることによシ、アドレス信号
を金属原盤3o上に記録する。そして前記のようにして
、この金属原盤3゜からアドレス信号を記録したディス
クを作成する。
以上のようにしてディスク上に記録したアドレス信号の
一例を第1図に示す。第1図はヘッダー領域の上面図で
ある。第1図において、破線で示した11〜16がV溝
の谷を表わし、実線で示した16〜19がV溝の山を表
わす。谷12、谷14のV溝にアドレス信号を記録して
いる。図に示すように一本おきのV溝の深さを変調する
ことにより、各V溝の山の稜線を変化させることができ
る。
例えば、谷12に記録したアドレス信号はつぎのように
なる。ただし、■溝の深さを深くした場合を1.浅くし
た場合を0として表わす。
識別信号     ;ID=111111プリアンプル
信号 ;Pム=010101アドレスマーク信号;ムM
=00111100アドレス値    ;ムDR=00
100011工ラー訂正符号  ;ICCG=1 識別信号は、■溝の深さを予め定めた一定の方向に変化
させて記録する。この例では深い方向とする。プリアン
プル信号は、クロック同期を容易とするため、最短間隔
で01を繰返す。アドレスマーク信号は、実際には、ア
ドレス信号の他の部分で表われないビットパターンなど
を用いるが、この例では簡単のため上に示したようなビ
ットパターンを用いる。これら3種類の信号は、各アド
レス信号でも同じビットパターンを使用する。アドレス
値も、実際には、ディスクの録再特性に合わせた変調方
式で変調して記録するが、この例では簡単のため、アド
レス値をそのまま2値信号として記録している。エラー
訂正符号も、簡単のため、1ビツトの偶数パリティを使
用している。
つぎに、アドレス信号の再生方法について説明する。本
発明では、V溝の山の稜線の左右の変位を検出すること
により、アドレス信号を再生する。
そのため、V溝の山の稜線に沿ってレーザービームを照
射する。この反射光は、V溝に沿う方向に2分割した光
検出器で受光する。アドレス信号を記録していない稜線
上にレーザースポットが有る場合には、2つの光検出器
に等しい光量の光が入射する。しかし、稜線が左右に変
位すれば、それに従い2つの光検出器に入射する光量が
変化する。
この反射光の光量の変化を検出することによシ、アドレ
ス信号を再生することができる。
本実施例におけるアドレス信号の再生回路のブロック図
を第6図に示す。第5図において、5゜は2分割光検出
器、51は差動増幅回路、62は反転回路、63は切換
回路、64は識別回路、66はディジタル信号検出回路
、56はクロック再生回路、57はアドレス検出回路、
6日はアドレスマーク検出回路、59はアドレス変換回
路である。
本発明では、稜線の左右の変位でディジタル信号を記録
しているが、本実施例では、第1図に示すように上面か
ら見て、稜線が左側に移動する場合を1、右側へ移動す
る場合を0として表わす。
ディスク上で反射したレーザー光は2分割光検出器50
(50人、50B)へ入射する。各光検出器は、入射し
た光量に比例した電流を発生させる。
差動増幅回路61は、光検出器60ムの再生電流と光検
出器soBの再生電流の差をとり、アナログ再生信号i
を得る。前記のように、稜線が左側へ変位した場合、光
検出器60ムの入射光量が増加し、アナログ再生信号i
のレベルは正となる。
また、稜線が右側へ移動した場合、光検出器50Bの入
射光景が増加し、アナログ再生信号iのレベルは負とな
る。例えば、レーザースポットが第1図の稜線αに沿っ
て移動する場合のアナログ再生信号ii第6図の已に示
す。また、レーザースポットが稜線βに溢って移動する
場合のアナログ再生信号1を第6図のbに示す。これら
2つのアナログ再生信号は、レベルが反転した波形とな
っている。
一方、第6図の入力端子61には、光ディスクから再生
したヘッダーマーク信号が加えられる。
識別回路54は、このヘッダーマーク信号に基づき、ア
ナログ再生信号1から識別信号を抽出し、そのレベルの
正負を判定し、判定信号jを出力する。例えば、識別信
号のレベルが正の場合に判定信号コをOとし、レベルが
負の場合に判定信号jを1とする。反転回路62は、ア
ナログ再生信号iのレベルを反転させて出力する。切換
回路63は、判定信号jに従い、アナログ再生信号iと
反転したアナログ再生信号iを選択して出力する。
本実施例では1判定信号jが0の場合にアナログ再生信
号iを出力し、判定信号jが1の場合に反転したアナロ
グ再生信号iを出力する。これにより、切換回路63か
ら出力するアナログ再生信号i′のプリアンプル信号以
下の波形は、2つの稜線α、稜線βを再生した場合でも
同じになる。このアナログ再生信号1′を第6図eに示
す。クロック再生回路66は、このアナログ再生信号i
′から必要なりロック信号kを再生し、以下に説明する
各ブロックへ送出する。ディジタル信号検出回路66は
、クロック信号kに基づき、アナログ再生信号i′を2
値化し、ディジタル再生信号lに変換する。アドレスマ
ーク検出回路68は、ディジタル再生信号rからアドレ
スマーク信号を検出し、アドレスマーク検出信号mを出
力する。アドレス検出回路67は、アドレスマーク検出
信号mに従い、ディジタル再生信号lからアドレス値人
DRおよびエラー訂正符号ECOを抽出する。
エラー訂正符号を用いてエラー処理を行ない、正しいア
ドレス値nを再生する。このアドレス値nは、稜線αと
稜線βを再生した場合でも同じ値となる。アドレス変換
回路69は、再生したアドレス値nと判定信号jから、
該当する稜線のアドレス値pを求める。本実施例では、
アドレス信号nの最下位ビットに判定信号jの値を付加
する。例えば、稜線αのアドレス信号を再生する場合、
アドレス値n=00100011.判定信号j=0であ
り、この稜線のアドレス値pは、p=oo1oOo11
oとなる。また稜線βのアドレス値は、判定信号j=1
となるため、p=oo10oo111となる。以上のよ
うにして再生したアドレス値pは、出力端子6oよシ送
出する。
以上のように本発明によれば、V溝の深さを一定方向に
変化させた識別信号をアドレス信号に付加して記録する
ことによシ、再生時に、V溝の両側の稜線を判別するこ
とができる。そのため、V溝の山の稜線の左右の変位に
より、アドレス信号を記録、再生することができ、V溝
の山をはさんだ2つのトラックを用いる場合でも、アド
レスを正しく再生することができる。
なお、本実施例におけるアドレス再生回路では、アナロ
グ再生信号のレベルを反転させるために反転回路を用い
たが、例えば、差動増幅回路への2つの光検出器の接続
を反対にして、差をとる方向を入れかえた差動増幅回路
を使用することもできる。
また1本実施例では、識別信号をアドレス信号に付加し
たが、識別信号を記録する位置は、これに限るものでは
ない。
また、本発明では、トラック上のデータを記録あるいは
再生するだめのレーザービームの照射位置およびその数
は、関係していない。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、V溝のカッテ
ィング時に、1本おきのV溝でカッティング針を上下に
変動させることによ・シ、V溝の山の稜線を左右に変化
させてアドレス信号を記録することができる。再生時に
稜線に沿ってレーザービームを照射し、その反射光を2
分割光検出器で受光し、2つの光検出器の差信号を検出
することにより、アドレス信号を再生することができる
また、V溝の深さを一定方向に変化させた識別信号を記
録し、再生時に識別信号のレベルを判定することによシ
、V溝の両側の稜線を判別し、再生したアドレス信号を
補正することができる。これにより、各稜線のアドレス
を正しく再生することができ、実用的にきわめて有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるアドレス信号を記録し
た光ディスクのヘッダー領域の上面図、第2図は光ディ
スクのフォーマットを示す模式図。 第3図は実施例におけるアドレス信号の記録回路のブロ
ック図、第4図は実施例におけるアドレス信号の構成図
、第6図は実施例におけるアドレス信号の再生回路のブ
ロック図、第6図はアドレス再生回路の各種信号を示す
タイミング図、第7図はカッティング時の金属原盤の断
面図、第8図はレーザービームの照射位置を示すディス
クの断面図、第9図はV溝上のピットを示す斜視図、第
10図はV溝上のピントの溝に沿った断面図、第11図
は第8図で示したディスクの斜視図である。 30・・・・・・金属原盤、41・・・・・・回転信号
発生回路、34・・・・・・分周回路、36・・・・・
・アドレスカウンタ、38・・・・・・パターン発生回
路、40・・・・・・駆動回路、50・・・・・・2分
割光検出器、51・・・・・・差動増幅回路、64・・
・・・・識別回路、67・・・・・・アドレス検出回路
、59・・・・・・アドレス変換回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 稜捏反 稜ai  枝線p 第2図 句     ’=     %0 )     〜    ) 第8図 リ    へ    へ   、   へ   リ  
 ′5沖Q)Φ) 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディスク半径方向の断面がV字形となるV溝を有
    した光ディスクであって、1本おきのV溝の深さを変化
    させてV溝の稜線を変位させることによりアドレス信号
    を記録し、V溝の深さを一定方向に変化させた識別信号
    をアドレス信号に付加させて記録したことを特徴とする
    光ディスク。
  2. (2)金属原盤上を、カッティング針を用いて切削する
    ことによりV溝を形成するディスクカッティング装置に
    おけるアドレス記録回路であって、金属原盤の回転に同
    期して1回転信号を発生する回転信号発生回路と、この
    1回転信号を分周し、2回転毎に信号を発生する分周回
    路と、2回転毎に計算するアドレスカウンタと、あらか
    じめ定めた識別信号をもつビットパターンを発生するパ
    ターン発生回路と、前記アドレスカウンタの計数値およ
    び前記ビットパターンの2値信号に対応してカッティン
    グ針を変動させる駆動回路を備え、V溝を形成する際に
    、アドレス信号を記録することを特徴とする光ディスク
    のアドレス記録回路。
  3. (3)ディスク半径方向の断面がV字形となるV溝を有
    し、V溝の稜線を変位させることによりアドレス信号を
    記録し、V溝の深さを一定方向に変化させた識別信号を
    アドレス信号に付加させて記録した光ディスクを使用す
    る光ディスク装置におけるアドレス再生回路であって、
    V溝の稜線に沿って、少なくとも1つのレーザービーム
    を照射し、その反射光を受光する溝方向に2分割した光
    検出器と、この分割した光検出器からの再生信号の差を
    とる差動増幅回路と、この差動増幅回路の出力信号から
    識別信号を検出し、その極性を判定する識別回路と、前
    記差動増幅回路の出力信号からアドレス信号を検出する
    アドレス検出回路と、この検出したアドレス信号を前記
    識別回路の判定結果により補正するアドレス変換回路を
    備えることを特徴とする光ディスクのアドレス再生回路
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