JPH01134191A - 保温庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１食品、薬品等の被保存物を低温或いは高温で
保存するための保温庫に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の保温庫には、食品、薬品等の被保存物を
出し入れしたり、中の様子を外から確認するための扉が
付いている。この扉は、密閉度が要求されるため、断熱
性のパツキンが取り付けられている上、扉を確実に閉じ
るためのロック機構が付いている。

ところが、ロック機構が付いている扉は、操作性が悪く
、デザイン的にもすっきりしないため、家庭用の冷蔵庫
等では、バネや磁石を利用した簡易ロック機構が付いて
いる。

又、扉には、例えば庫内の温度を平均化したりするファ
ンの動作を制御するスイッチが付いており、扉が閉じて
いるときだけファンが動作して、扉が開いているときの
庫内と外界との空気の出入りが少なくなるようになって
いる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来の保温庫に具備されている簡易ロッ
ク機構では、肩付近の物が引っ掛かったり、勢いよく扉
を閉じたりしたときの反動で扉が半開き状態になってし
まうことがあるが、従来の簡易ロック機構では、このよ
うなときに扉が半開きであるか否かを判定するのが困難
であるという問題があった。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、こ
の半開きの状態が長時間続かないようにできる、優れた
保温庫を提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、扉が閉じているか否かを検出する検出器と、
扉を開いてから一定時間経過すると、警告信号を出力す
るタイマーと、警告信号が出力されると、警告音を発し
て、扉が半開き状態であることを使用者に知らせる警告
音発生器とからなる扉半開き警告装置を保温庫に設ける
ことにより、扉半開きの状態が一定時間以上続くと、ブ
ザーが鳴動するようにしたものである。

（作用） 扉半開きの状態が一定時間以上続くと、ブザーが鳴動し
て、使用者に扉を閉じるように警告を発するので、保温
性が損なわれなくなる。

（実施例） 以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細に説
明する。

第１図は本発明の一実施例を具備した保温庫の構成を示
し、第２図は本発明の扉半開き警告装置の一実施例の構
成を示し、第３図は本発明の扉半開き警告装置における
扉スィッチとタイマーとの動作タイミングを示すもので
ある。

１は保温庫、例えば家庭用電気冷蔵庫の本体。

２は保温庫１例えば家庭用電気冷蔵庫の扉、３は本体１
及び扉２に設けた簡易ロック機構の磁石、４は扉２が完
全に閉じているか否かを検出するために本体１に設けた
検出器１例えば扉スィッチで、この扉スィッチ４は扉２
が開くと、第３図（ａ）に示すように、扉開閉信号を出
力する。５は扉スィッチ４に接続したタイマーで、この
タイマー５は、扉開閉信号が出力されると、第３図（ｂ
）に示すように、計時動作を開始して、計時開始−ｒｉ
秒後には警告信号を出力し、又、警告信号出力開始１２
秒後には警告信号の出力を停止するが、この間、扉２が
閉じられて、扉開閉信号が出力されなくなると、直ちに
計時動作を停止して、タイマー５の計時機能を零復帰さ
せると共に、警告信号を出力していれば、その出力も停
止する。６はタイマー５に接続したブザーで、このブザ
ー６は警告信号が入力しでいる間中鳴動する。７は、扉
スィッチ４と、タイマー５と、ブザー６とからなる扉半
開き警告装置、８は扉スィッチ４に接続した庫内灯で、
この庫内灯８は、ｌ１ｉ２が開くと点灯し、扉２が閉じ
ると消灯する。９は扉スィッチ４に接続した冷却ファン
で、この冷却ファン９は、扉２が開くと動作を停止し、
ｓ２が閉じると動作する。

このように構成された本実施例の扉半開き警告装置７の
動作について、第３図により説明する。

扉２を開くと、扉スィッチ４から扉開閉信号が出力され
て、タイマー５が計時を開始するが、第３図（ａ）の最
初の３つの扉開閉タイミング！乃至■のように、扉２を
タイマー５の計時開始からＴ８秒以内に閉じれば、扉ス
ィッチ４から扉開閉信号が出力されなくなって、タイマ
ー５は計時動作を停止する。この結果、タイマー５は警
告信号を出力しない〔第３図（ｂ）参照〕ので、ブザー
６は鳴動しない。

しかしながら、第３図（ａ）の最初から４つ目のタイミ
ング■のように、タイマー５の計時開始からＴ１秒経過
しでも扉２が閉じられないと、タイマー５は計時開始Ｔ
□秒後に警告信号を出力して〔第３図（ｂ）参照〕、ブ
ザー６を鳴動させ、扉２が半開き状態である旨を警告す
る。

そこで、使用者が、第３図（ａ）のタイミング■のよう
に、直ちに扉２を閉じれば、タイマー５は警告信号の出
力を停止して〔第３図（ｂ）参照〕、ブザー６の鳴動を
停止させる。

ところが、使用者が不在か、扉２を閉じる意志がなくて
、第３図（ａ）の最初から５つ目のタイミング■のよう
に、扉２を開いたまま状態で放置されると、タイマー５
はそのまま警告信号を出力し続けて〔第３図（ｂ）参照
〕、ブザー６は鳴動し続けるが、鳴動開始後１２秒後に
は、使用者が不在か、ｓ２を閉じる意志がないものとし
て、タイマー５は警告信号の出力を停止して〔第３図（
ｂ）参照〕。

ブザー６の鳴動を停止させる。

尚、ブザー６を鳴動させる迄の時間Ｔ１は、本体１への
物の出し入れに要する時間、本体１への物の出し入れし
た後に本体１から余り離れていない範囲内に使用者がい
る時間等を勘案すると、３０秒程度が適当であり、又、
ブザー６を鳴動させ続ける時間Ｔ２は、１０分程度が適
当であるが、この時間は使用目的等によって変えること
ができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、使用者が保温庫
の扉を閉じたつもりでも、扉が半開きになっていたり、
庫内への物の出し入れに時間が掛かったりすると、ブザ
ーが鳴動して、扉を閉じるように警告を発するので、保
温庫の保温性を高めると共に、省エネルギーになるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の扉半開き警告装置を具備した保温庫の
構成図、第２図は本発明の扉半開き警告装置の一実施例
の構成を示すブロック図、第３図は本発明の扉半開き警
告装置における扉スィッチとタイマーとの動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。 １　・・・家庭用電気冷蔵庫（保温庫）の本体、２　・
・・家庭用電気冷蔵庫（保温庫）の扉、４　・・・扉ス
ィッチ（検出器）、　５　・・・タイマー、６　・・・
ブザー、　７　・・・扉半開き警告装置。 特許出願人　　松下電器産業株式会社 第１図 １・象新円ｔＪｔ冷載浄（株湿簿）９ギ悼２・・蒙庫月
電慨７ン膚（璋（（奉唱し欅ン９　卑４゛詐スｂテ ｒ　第２図 ロ　　　　　、Ω

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 扉が閉じているか否かを検出する検出器と、前記扉を開
   いてから一定時間経過すると、警告信号を出力するタイ
   マーと、 前記警告信号が出力されると、警告音を発して、前記扉
   が半開き状態であることを使用者に知らせる警告音発生
   器と からなる扉半開き警告装置が具備されていることを特徴
   とする保温庫。