JPH0113331B2 - - Google Patents

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JPH0113331B2
JPH0113331B2 JP58127274A JP12727483A JPH0113331B2 JP H0113331 B2 JPH0113331 B2 JP H0113331B2 JP 58127274 A JP58127274 A JP 58127274A JP 12727483 A JP12727483 A JP 12727483A JP H0113331 B2 JPH0113331 B2 JP H0113331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shavings
cut
knots
rotating
bonito flakes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58127274A
Other languages
English (en)
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JPS6019444A (ja
Inventor
Toyoichi Shinkai
Heihachiro Tsukiji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ninben Co Ltd
Original Assignee
Ninben Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ninben Co Ltd filed Critical Ninben Co Ltd
Priority to JP58127274A priority Critical patent/JPS6019444A/ja
Publication of JPS6019444A publication Critical patent/JPS6019444A/ja
Publication of JPH0113331B2 publication Critical patent/JPH0113331B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鰹節、鯖節等の魚節類を切節した削節
同志を結着させて約1mm以下の薄いシート状に成
形するようにした削節シートの製造方法に関する
ものである。
(従来の技術) この種の削節シートの製造方法としては本件出
願の発明者が先に各種開発している。その一つと
して第1図に示すように平面状の板材Aの上に削
節Bを分散し、その上に板材Aをのせて両板A間
に削節Bを挟着し、この両板に圧力を加えて削節
を挟着加圧するようにした方法がある。
この場合、平面状の板材の上に削節を分散する
には、削節を手でばらまいたり、振動コンベアと
かシユートから削節を落下させたりしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし前記方法では次のような各種問題があつ
た。
非能率的であり、また板材全般に均一厚に分
散されにくいため加圧成形される削節シートに
厚い部分と薄い部分とができ、両者間に亀裂が
できたりその部分から裂けたり折れたりしやす
くなる。
削節1を単に飛散させただけでは絡み合つて
いる削節同志ががほぐれないため、絡み合つて
団塊状になつたまゝ板材の上に落下し、そのた
め加圧成形される削節シートに厚い部分ができ
たり、薄い部分ができたりして削節シート全体
の厚さが不均一になり、更には厚い部分と薄い
部分との境界部分から裂けたり折れ易くなつた
りする。
削節同志が絡み合つていると削節の面と面と
が重合(面重合)しにくゝなるため、加圧成形
される削節シートが柔軟性に乏しくなつて食品
に巻いたときに折れ易くなり、また削節同志の
結着が不十分になるため結着強度が弱くなつて
だし液に入れたときに削節シートが崩壊分離し
易くなる。
板材Aの上に分散した削節Bを加圧成形する
ものであるため、大量生産するためには第1図
ハのように削節Bを分散した板材Aを多数枚積
層しなければならず、作業が面倒であると共に
生産効率が悪い。
(発明の目的) 本発明の目的は前記の欠点を解消することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の削節シートの製造方法は、小片化した
削節を定量供給体で供給し、その削節を削節同志
が互いに絡まらないように回転するほぐし体によ
りほぐしてから回転する分散体により飛散させる
か、又はほぐし体兼用の回転する分散体によりほ
ぐしながら飛散させて、移動中の移送体の上に落
下させることにより適宜の広さに均一厚に分散
し、同移送体で移送される前記削節を加圧するこ
とにより削節同志を結着させてシート状に成形す
るようにしたことを特徴とするものである。
(実施例) 第2図は本発明の一実施例を示すものである。
第2図の実施例では小片化した削節1をフード2
に供給して、定量供給体3で一定量づつ取出し、
この削節1を回転するほぐし体4でほぐして削節
同志が互いに絡まらないようにし、ほぐされた削
節1を回転する分散体5により空中に飛散させて
移動中の移送体6上に自然に或は図示しない適宜
の吸引装置などにより強制的に落下させて削節1
を移送体6上に適宜の広さに均一圧に分散し、更
に移送体6で移送されるこの削節1を加圧体7で
加圧することにより削節同志を結着させて約1mm
以下の厚さのシート状に成形するようにしたもの
である。
定量供給体3は、押圧体8と、掻出しローラ9
と、掻戻しローラ10とから構成される。
押圧体8は掻出ローラ9の回転に伴なつてその
周面に付着してきた削節1を両ローラ9,10間
に一定の圧力で押圧するものである。
この定量供給体3は掻出しローラ9の近くに送
り出された削節1を同ローラ9の周面に植設され
ているワイヤーブラシ等の小突子11で係止し、
同ローラ9の回転により前記削節1を掻き上げて
2つのローラ9,10間に引き込む。この2つの
ローラ9,10間に引き込む前に押圧体8により
削節1を所定の圧力で押圧して小突子11間に押
し込まれて保持される同小突子11間に保持され
る削節1の密度をほぼ一定にする。このとき小突
子11間に押し込まれずに同突子からはみ出して
掻出しローラ9の周面に付着している削節(余分
な削節)は、同ローラ9と同一方向に回転してい
る掻戻しローラ10の小突子12(ワイヤーブラ
シ等)により同ローラ10の回転方向に掻戻し
て、両ローラ9,10間を通る削節1の量が常時
一定になるようにしてある。
ここで、前記押圧体8は第8図のような形状を
しており、それが複数本横一列に配列され、それ
らが配列方向一端のものから少しづつ時間差をも
つて順次第2図、第8図の矢印a,b,c方向に
繰り返し回動するようにしたものである。
前記のようにして掻出しローラ9の小突子11
間に保持されて2つのローラ9,10間から一定
量ずつ均一密度で送り出されてくる削り節1は、
同ローラ9と反対方向に高速回転するほぐし体4
のピン状の突子4aにより強制的に掻き落され
る。掻き落される削り節1は回転するほぐし体4
の下方に配置されている回転する分散体5により
分散されて、移送体6の上に均等に分布した状態
で落下堆積する。
回転するほぐし体4としては例えばピツカロー
ラが使用される。これは回転体4bの周面にピン
状の突子4aが植設されており、その突子4aの
先端が掻出しローラ9の小突子11に摺接するよ
うにしてある。
また、回転するほぐし体4は掻出しローラ9の
周速度よりも速い周速度を生じる回転数にしてあ
る。
回転する分散体5としては羽根13のついたウ
イノワとが送風機などを使用する。
第3図に示すものは本発明の他例を示すもので
ある。第3図の実施例では小片化した削節1を一
定量づつ供給する圧搾形原料供給機などの定量供
給体3へ供給し、それから供給される削節1を回
転する分散体5によりほぐしながら空中に飛散さ
せて移動中の移送体6上に自然落下或は強制落下
させるようにしたものである。
第3図の定量供給体3は、2本のベルトコンベ
ア14を対向させ、両コンベア14の出口側の間
隔を狭くして、両ベルトコンベア間を通過する削
節が徐々に圧搾され、これにより削節の内部に含
まれている空気が排除されてかさ密度が大きくな
り、定量供給体3より送り出される削節1の量が
一定になるようにしてある。
第4図に示すものは本発明の更に他例を示すも
のである。第4図の実施例では小片化した削節1
を一定量づつ供給する供給フード等の定量供給体
3へ供給し、この定量供給体3から供給される削
節1を回転する分散体5に供給し、この回転する
分散体5により削節1をほぐしながら空気中に飛
散させて移動中の移送体6上に落下させるように
したものである。第3図、第4図の分散体5は第
2図の回転するほぐし体4と兼用にしたものであ
り、第2図の回転するほぐし体4と同じく、ロー
ルの外周に多数本のピン4aを突出させたもので
あり、削り節をほぐしながら分散させるものであ
る。第3図、第4図において15はフードであ
る。
そして第3図、第4図の場合も移送体6に落下
された削節1を回転加圧体(図示せず)により加
圧して、削節同志を結着させてシート状に成形す
る。
削節を加圧する加圧体7は適宜選定すればよ
く、その一例として第2図に示すものは回転ロー
ラを使用し、これを移送体6の上下に配置してあ
る。加圧体7の他例として第5図に示すものは、
移送体6の上下に上下動自在とした押圧体16,
17を対向させたものである。この押圧体は1
6,17は同図に矢印で示すように移送体6の移
動方向に移動しながら回動するようにしてもよ
く、一定位置で単に上下動するようにしてもよ
い。
本発明で使用する削節1はできるだけ表面の平
滑なものが望ましく、又第6図に示すように魚節
18の筋繊維19方向(第6図のX−X方向)に
沿つて切削した削り片20を更に筋繊維19方向
に細長に小片化したものが望ましい。
(発明の効果) 本発明の削節シートの製造方法は以上のように
してなるため以下のような各種効果がある。
削節を定量供給体3から供給するようにして
あるため移送体6上に落下する削節1の量が常
に一定になる。従つて移送体6に分散される削
節1の量が一定になり、成形される削節シート
も均一厚になる。
小片化した削節1を回転するほぐし体4によ
り削節1同志が絡まらないようにほぐしてか
ら、回転する分散体5により空中に飛散させる
か又はほぐし体兼用の回転する分散体5,4に
よりほぐしながら飛散させて移送体上に落下さ
せるものであるため、削節1が移送体6の上に
均一厚に分散される。従つて従来の削節シート
のように厚い部分と薄い部分とができて、その
境界部分から折れたり裂けたりするといつたこ
とが少なくなる。
各削節が確実にほぐされて分離するので、移
送体6の上に落下する削節1同志が絡み合つて
第9図のように移送体6の上で立つことがな
く、確実に先に落下した削節の上に後から落下
する削節が順次重なつて、削節の面と面とが重
なり合う(面重合する)ように分散する。従つ
て加圧時に削節が折れて粉が出ることがなく、
結着強度の強い削節シートを製造することがで
きる。
削節同志が絡み合わないため移送体6上に落
下する削節1が団塊にならず、移送体6上の削
節1の厚さが凹凸にならないように分散するた
め均一圧の削節シートを得ることができる。
回転するほぐし体4によりほぐされた削節1
を、回転する分散体5により空中に飛散させる
か、又はほぐす前の削節1をほぐし体兼用の回
転する分散体5,4によりほぐしながら空中に
飛散させて移送体上に落下させるものであるた
め、削節1を移送体6上に極薄く分散させるこ
とができ、しかも緻密に分散させることができ
るため柔軟性に富んだ削節シートを得ることが
できる。又薄い割には穴あき状態になることも
ない。
定量供給体3から供給される削節1が常に一
定であるから、回転するほぐし体4により削節
1同志が絡まらないようにほぐしてから、回転
する分散体5により削節1を空中に飛散させる
か、又はほぐす前の削節1をほぐし体兼用の回
転する分散体5,4によりほぐしながら空中に
飛散させて移動中の移送体6に落下させるよう
にしたものであるため、飛散される削節1の量
を一定にすると共に移送体6の移動速度を一定
にすれば移送体6上に分散される削節1の量が
一定になる。又第7図に示すように、分散され
る削節1の中には遠くまで飛ばされるものと遠
くまで飛ばされないものとがあり、前者は移送
体6の先方側に落下し、後者のものは移送体6
の手前側へ落下するため、移送体6上に分散さ
れる削節は層になり、しかもその層の積層状態
は、遠くまで飛ばないものが下になり、遠くま
で飛ぶものほど順次上になる。この状態は移送
体6上に分散されたどの位置の削節1も同じに
なるため削節1の分布状態が一定である均一品
質の削節シートを得ることができる。
ほぐされた削節1を回転する分散体5により
空中に飛散させるか、ほぐす前の削節1をほぐ
し体兼用の回転する分散体5,4によりほぐし
ながら空中に飛散させて移送体6の上に落下さ
せるものであるため、削節1に混入している粉
末も一箇所に集中することなく移送体全般に均
一に分散される。そのため従来の製造方法のよ
うに粉末が一箇所に集中してその部分の削節同
志が結着しにくゝなり、削節シートの結着力が
弱くなるということもない。
削節1として表面の平滑なものを使用すれば
飛散されて落下する削節同志が面重合するため
削節同志の結着性も良くなり、柔軟性のある削
節シートとなる。
第6図に示すように魚節18の筋繊維19方
向に沿つて細長に切削された削節1を使用すれ
ば、空中に飛散されて移送体6に落下する削節
1は、その筋繊維19方向が360度ランダムに
なるため、成形される削節シートは360度いず
れの方向への強度も強いものとなる。
本発明の削節シートの製造装置は小片化され
た削節1を一定量づつ供給する定量供給体3
と、定量供給体3から供給される削節1をほぐ
す回転するほぐし体4と、そのほぐし体4でほ
ぐされた削節1を飛散させる回転する分散体5
又はほぐし体と兼用の分散体5,4と、空中か
ら落下する削節1を受けて移送する移送体6
と、移送中の削節1を加圧して削節同志を結着
させる加圧体7とからなるため、構成が簡潔
で、しかも削節1を確実に且つ容易に均一に分
散させることができると共に均一厚でしかも結
着力が強く、だし液等の液体に入れても崩壊し
にくい難崩壊性の削節シートを成形することが
できる。
本発明の装置は移送中の削節1を加圧して削
節同志を結着させるものであるため第1図に示
す従来の製造方法に比して製造効率が著しく向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは従来の製造方法の説明図、
第2図〜第4図は本発明の各種説明図、第5図は
本発明における加圧部の部分説明図、第6図イ,
ロ,ハは本発明で使用する削節の一例を示す説明
図、第7図は本発明における削節の分散状態の説
明図、第8図は本発明における押圧体の説明図、
第9図は移送体上への削節の落下説明図である。 1は削節、3は定量供給体、4はほぐし体、5
は分散体、6は移送体、7は加圧体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 小片化した削節を定量供給体で供給し、その
    削節を削節同志が互いに絡まらないように回転す
    るほぐし体によりほぐしてから回転する分散体に
    より飛散させるか、又はほぐし体兼用の回転する
    分散体によりほぐしながら飛散させて、移動中の
    移送体の上に落下させることにより適宜の広さに
    均一厚に分散し、同移送体で移送される前記削節
    を加圧することにより削節同志を結着させてシー
    ト状に成形するようにしたことを特徴とする削節
    シートの製造方法。
JP58127274A 1983-07-13 1983-07-13 削節シートの製造方法 Granted JPS6019444A (ja)

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JP58127274A JPS6019444A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 削節シートの製造方法

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JP58127274A JPS6019444A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 削節シートの製造方法

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JPS6019444A JPS6019444A (ja) 1985-01-31
JPH0113331B2 true JPH0113331B2 (ja) 1989-03-06

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ID=14955931

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315462A (en) * 1976-07-26 1978-02-13 Naoki Hara Method of producing flakes of dried bonito and like
JPS53121960A (en) * 1977-03-31 1978-10-24 Naoki Hara Packaged flakes of dried bonito
JPS56109543A (en) * 1980-02-01 1981-08-31 Marutomo Kk Apparatus for preparation of dried bonito flake

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315462A (en) * 1976-07-26 1978-02-13 Naoki Hara Method of producing flakes of dried bonito and like
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JPS56109543A (en) * 1980-02-01 1981-08-31 Marutomo Kk Apparatus for preparation of dried bonito flake

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JPS6019444A (ja) 1985-01-31

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