JPH0113266Y2 - - Google Patents

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JPH0113266Y2
JPH0113266Y2 JP9971183U JP9971183U JPH0113266Y2 JP H0113266 Y2 JPH0113266 Y2 JP H0113266Y2 JP 9971183 U JP9971183 U JP 9971183U JP 9971183 U JP9971183 U JP 9971183U JP H0113266 Y2 JPH0113266 Y2 JP H0113266Y2
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JP
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pin
weight
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pawl
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JP9971183U
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JPS606972U (ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は燃焼器に於ける対震自動消火装置の改
良に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の対震自動消火装置を第3図に従
つて説明すると、1は芯上下軸でこれを中心につ
め車2が貫通固着されており、かつつめ車2はバ
ネ等により一方向Aに蓄力されており、又芯上下
軸1の近傍には重りベース3が固定され、その上
面には重り4が乗せてあり、重り4の下端4aは
支点5を中心に回動する作動板10の一端に連結
している。作動板10の他端にはピン7が設けて
あり、このピン7がつめ車2と係合していてつめ
車2の回転を制御している。その係合位置は支点
5と芯上下軸1とを結ぶ線Dより下側である。こ
のような構成に於けるピン7とつめ車2との力関
係を第4図で説明する。
図において2aはつめ車2とピン7との係合部
の軌跡、7aはピン7とつめ車2との係合点でつ
め車2のバネによる蓄力Fが支点5へ向かつてか
かつており、つりあつた状態を示している。Bは
ピン7の軌跡、Cは振動等により重り4が倒れ、
重り4の下端4aが作動板10をけり上げ、その
時の力が支点5を支点としてテコ力によりピン7
に加わつた時のモーメントである。7aaは重り
4が倒れてピン7へ力Cが加わり係合点7aがθ1
だけB方向へ回転した時の係合点の位置である。
この点での蓄力Fは分力Fa,Fbからなるとみな
され、分力Faの方向は外そうとする力Cに対し
逆方向である。すなわちピン7に外そうとする力
Cが加わりθだけ移動すると、外さない方向へ分
力Faが加わり係合が外れにくくなる。実際には
つめ車2とピン7が外れないで燃焼が続くことに
なる場合が発生する。
本考案は上記に関しなされたもので、一端に段
部をもち、又それに連なる切欠きをもつつめの他
端を従来のつめ車と同様に芯上下軸で軸支し、ピ
ンの係合点を芯上下軸とピンの支点である支点と
を結ぶ線より上部に位置させ、作動性に確実性を
持たせより安心して使用できる対震自動消火装置
を提供するものである。
以下本考案の一実施例である第1図、第2図に
従つて従来と相違する点のみ説明する。8はつめ
で一端の下面に段部8aとそれに連なるわん曲し
た切り欠き8bとをもち、他端を芯上下軸1で軸
支している。切り欠き8bのわん曲はピン7の軌
跡Bに従う回動をさまたげないものである。又つ
め8は従来のつめ車2の代りとなるものである。
6はストツパーで一端を支点5で回動自在に支持
し、他端にピン7をもち、段部8aと係合してい
る。またこのストツパー6にはバネ(図示せず)
により上方向に回動する力が加わつており、かつ
この上方向の回動は作動板10の他端10aで制
限されている。またピン7と段部8aとの係合点
は支点5と芯上下軸1とを結ぶ線Dより上側であ
り、重り4の静止時には係合点は静止している。
次に第2図に従つて作用を説明する。従来(第
4図)は蓄力Fの分力Faが重り4が倒れてピン
7を外そうという力Cと向きが逆方向であり、実
際にピン7に加わる力はC−Faとなる。従つて
ピン7が外れようと移動した場合外さない方向へ
分力Faがかかり、外れにくくなるが、第2図で
は係合点7a,7aaが上記線Dより上側である
ため、係合点7aaに加わる力はC+Faであり、
ピン7が外れようとすると外してやろうというC
方向へ分力Faが働く。
従つて本実施例においては、安定した状態で従
来と同じ分力でもピン7が移動した時はFの分力
Faがピンを外す方向へ加わり、小さな力で作動
しやすくなるものである。
実際には重り4が転倒することにより重り下端
4aが作動板10をけりあげ、一方の他端10a
がストツパ6を押し下げ、つめ8の段部8aと係
合したピン7を外す力となる。そこでピン7は切
り欠き8bを経てB方向へ回転し、同時にバネ等
により蓄力されたつめ8はストツパー6に加えら
れた力を押し切つてA方向に回転し、芯上下軸1
が回転して消火する。
以上説明し如く本考案によればピンと段部の係
合位置を支点と芯上下軸を結ぶ線より上部に位置
させ、かつつめに切り欠きを設けたので、わずか
な力をプラスするだけでピンとつめとの係合が外
れる。従つて地震等で重りが転倒した場合確実に
消化できる対震自動消火装置を提供するものであ
る。
尚つめの形状は実施例に限定されず、切欠きに
相当する機能をもつつめ車でもよい。又作動板の
形状を変更すれば実施例のストツパーを省略でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の対震自動消火装置
の要部説明図、第2図は同動作説明図、第3図は
従来の同要部説明図、第4図は同動作説明図であ
る。 1……芯上下軸、2……つめ車、4……重り、
5……支点、7……ピン、8……つめ、8a……
段部、8b……切り欠き、10……作動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重りベース3上に重り4を乗せ、重りベース3
    の下面に支点5を中心に回動する作動板10を設
    け、その作動板10の一側に重り4の下端4aを
    貫通させ、他側に支点5によつて回動自在に軸支
    されるストツパー6を連結し、他端10aでスト
    ツパー6の上向きの回転を制限し、さらに芯上下
    軸1につめ8の一端を軸支し、そのつめ8の他端
    に段部8aとそれに連なる切り欠き8bを設け、
    前記段部8aとピン7とを支点5と芯上下軸1と
    を結ぶ線Dより上側の位置で係合させ、かつピン
    7の軌跡Bがつめ8の軌跡Aより内周側に位置す
    る如くなし、重り4の振動によつて前記段部8a
    とピン7の係合が外れ、ピン7が切り欠き8bを
    へて回動し、同時に芯上下軸1が消火方向に回動
    することを特徴とする対震自動消火装置。
JP9971183U 1983-06-28 1983-06-28 対震自動消火装置 Granted JPS606972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9971183U JPS606972U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 対震自動消火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9971183U JPS606972U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 対震自動消火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS606972U JPS606972U (ja) 1985-01-18
JPH0113266Y2 true JPH0113266Y2 (ja) 1989-04-18

Family

ID=30236187

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9971183U Granted JPS606972U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 対震自動消火装置

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JPS606972U (ja) 1985-01-18

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