JPH01132449A - アンチスキッド装置 - Google Patents

アンチスキッド装置

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JPH01132449A
JPH01132449A JP62287260A JP28726087A JPH01132449A JP H01132449 A JPH01132449 A JP H01132449A JP 62287260 A JP62287260 A JP 62287260A JP 28726087 A JP28726087 A JP 28726087A JP H01132449 A JPH01132449 A JP H01132449A
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JP
Japan
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pressure
valve
master cylinder
throttle valve
throttle
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Application number
JP62287260A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Adachi
足立 義治
Hiroaki Takeuchi
竹内 裕明
Masaki Ando
安藤 昌基
Noboru Noguchi
登 野口
Nobuyasu Nakanishi
中西 伸育
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP62287260A priority Critical patent/JPH01132449A/ja
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    • Y02E60/74
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/30State monitoring, e.g. fault, temperature monitoring, insulator monitoring, corona discharge

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用アンチスキッド装置に関し。
特にマスタシリンダ圧の増圧速度コントロール弁を備え
ていて、マスタシリンダ圧の変動に影響を受けることな
くほぼ一定したホイールシリンダ圧の増圧特性を得るこ
との出来るアンチスキッド装置に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする問題点) 第7図は従来の一般的なアンチスキッド装置を示すもの
であって1通常のブレーキ制動時またはアンチスキッド
(以下ABS)増圧時にはABSインレット弁3が開、
ABSアウトレット弁4が閉となっていて、ホイールシ
リンダ7.8がブレーキペダル1の踏込みによるマスタ
シリンダ2からの油圧またはポンプ5からのポンプ圧に
よって増圧され、またABS減圧時にはABSインレッ
ト弁3が閉、ABSアウトレット弁4が開となっていて
、ホイールシリンダ7.8がら圧油がABSアウトレッ
ト弁4を介してリザーバ6に排出またはポンプ5に吸引
されるようになっていた。
このような従来のアンチスキッド装置においては、ブレ
ーキ制動時におけるホイールシリンダ圧(W/C圧)の
立上りの増圧速度が、第8図に示すようにブレーキペダ
ル1の踏込みすなわちマスタシリンダ圧(M/C圧)の
絶対値の大きさによって異なり、M/C圧が大きい場合
にはW/C圧の増圧速度が非常に速くなっていた。その
ためアンチスキッド装置を装備しているにもかかわらず
急ブレーキのときABSインレット弁3およびABSア
ウトレット弁4の応答の遅れによって。
アンチスキッドが働く前に車輪がロックされてしまうと
いう危険性があった。
なお、M/C圧によるW/C圧の増圧速度を調節するも
のとしては、従来、特公昭52−12869号公報に記
載されたアンチスキッド装置があった。この従来のアン
チスキッド装置は、第9図に示すように、マスタシリン
ダ9と一対のABSインレット弁10.11とを接続す
る油路に緊急用スロットル12が設けられ、さらに各々
ABSインレット弁10、11の出力側油路にスロット
ル13または14が設けられており、ホイールシリンダ
15と16の増圧が互いに別個に行われるときには各々
スロットル13または14が機能し、ホイールシリンダ
15およびIBが同時に増圧される場合には緊急用スロ
ットル12が機能して、各々W/C圧の急激な上昇を防
止するようになっていた。
しかしこの第9図のアンチスキッド装置は。
緊急用スロットル12およびスロットル13.14がM
/C圧を常時絞るようになっておりまた絞りが固定であ
ったために、やはりM/C圧とW/C圧の相対圧によっ
てW/C圧の増圧速度が影響を受けてしまうという欠点
を有していた。
この発明は、上記のような従来のアンチスキッド装置の
有していた欠点を解消するために為されたものであって
、M/C圧の変動による影響が少なくほぼ一定したW/
C圧の増圧特性を得ることの出来るアンチスキッド装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記目的を達成するために、マスタシリン
ダで発生するマスタシリンダ圧またはマスタシリンダ圧
とホイールシリンダ圧との差圧に対応して多段に切替え
られマスタシリンダ圧またはマスタシリンダ圧とホイー
ルシリンダ圧との差圧が大きくなるほど該マスタシリン
ダ圧に大きな絞りを与える絞り弁を、マスタシリンダと
アンチスキッド回路のアンチスキッド切替弁との間に接
続したことを特徴としているものである。
(作 用) 上記アンチスキッド装置は、マスタシリンダで発生した
マスタシリンダ圧(M/C圧)がアンチスキッド回路の
アンチスキッド切替弁に導入される前に多段切替えの絞
り弁に導入され、この絞り弁が、ブレーキペダルの踏込
みの度合いによってばらつきが生じるM/C圧に対応す
る各々の切替位置に切替えられ、M/C圧にその大きさ
に応じて絞りを与えることによって所定の圧力にまで減
圧する。そしてこの減圧した油圧(M/C圧)をアンチ
スキッド切替弁を介してホイールシリンダに導入しホイ
ールシリンダ圧(W/C圧)の増圧を行う。
この絞り弁におけるM/C圧の減圧によって。
ホイールシリンダにはほぼ一定した油圧が供給されるこ
ととなり、M/C圧の変動によって影響を受けるW/C
圧の初期増圧特性が安定し、はぼ−定した増圧特性曲線
を得ることが出来る。
すなわちマスタシリンダからのM/C圧をアンチスキッ
ド切替弁を介してそのままホイールシリンダに導入した
場合には、W/C圧の増圧特性がM/C圧に影響される
ため、急ブレーキ時等において高圧のM/C圧が発生さ
れるとW/C圧の増圧速度が加速されアンチスキッド回
路の安定した作動タイミングの確保が困難であったが、
マスタシリンダとアンチスキッド切替弁との間に接続さ
れた絞り弁によってM/C圧のばらつきが矯正され、こ
れによってほぼ一定したW/C圧の増圧速度、すなわち
増圧特性曲線が得られることとなり、安定したアンチス
キッド回路の作動が確保される。
絞り弁は、二段階またはそれ以上の任意の切替位置を有
する切替弁とすることが出来、この絞り弁の切替えのだ
めのパイロット圧としては。
M/C圧とW/C圧との差圧またはM/C圧の絶対圧が
使用される。
(実施例) 以下この発明を2図面に示す実施例に基づいてさらに詳
細に説明を行う。
第1図はこの発明の一実施例を示したものであって、A
BSインレット弁3.ABSアウトレット弁4.ポンプ
5およびリザーバ6を備えた従来のいわゆるホールド型
アンチスキッド装置に多段切替の増圧速度コントロール
用絞り弁21が接続されているものである。
本実施例における絞り弁21は三段切替えとなっていて
径の異なる二個のオリフィス2LAおよび21Bを備え
ており、その入力ポート21aがマスタシリンダ2の出
力ポート2aにまた出力ポート21bがABSインレッ
ト弁3の入力ポート3aに接続されていて、スプリング
21Cが入力ポート21aと出力ポート21bとをオリ
フィスを介さないで連通ずる第1段切替位置(図示の位
置)の方向に付勢している。
さらにこの絞り弁21は油路L1によってホイールシリ
ンダ7および8と接続されていて、スプリング21Cと
同一方向からW/C圧を受けるようになっており、また
油路L2によってマスタシリンダ2の出力ポート2aお
よびポンプ5の吐出口5aに接続されていて、スプリン
グ2ICおよびW/C圧に対向する方向からM/C圧ま
たはポンプ圧を受けるようになっている。
この絞り弁21は、マスタシリンダ2から油路L2を介
して導入されるM/C圧と、ホイールシリンダ7.8か
ら油路L1を介して導入されM/C圧の上昇に伴って上
昇するW/C圧との差圧P が、所定の第1設定圧P1
以下の場合には、スプリング2ICおよびW/C圧に付
勢されて第1段切替位置にあり、入力ポート21aと出
力ポート21bとがオリフィスを介さないで連通される
そしてブレーキペダル1の急激な踏込みによりM/C圧
が上昇し前記差圧P が所定の第1設定圧P1を越えた
ときには、絞り弁21が油路L2がらのM/C圧によっ
て付勢されて第2段切替位置にシフトされ、入力ポート
21aと出力ポート21bとがオリフィス2LAを介し
て連通される。従って入力ポート21aから導入された
M/C圧はオリフィス2LAによって所定圧まで絞られ
、その後出カポート21bからABSインレット弁3を
介してホイールシリンダ7および8に出力される。この
オリフィス21AによるM/C圧の絞りは、出力ポート
21bから出力される油圧が絞り弁21の第1段切替位
置におけるM/C圧とほぼ同じ大きさまで減圧されるよ
う設定されており、これによって絞り弁21の第1段切
替位置におけるW/C圧の増圧速度は第2段切替位置に
おける増圧速度と同じになるよう維持される。
そしてさらに大きなM/C圧の発生により前記差圧P 
が所定の第2設定圧P2を越えたときには、絞り弁21
が油路L2からのM/C圧によって第2段切替位置から
さらに第3段切替位置にシフトされ、入力ポート21a
と出力ポート21bとが第2段切替位置のオリフィス2
1Aよりも小径のオリフィス21Bを介して連通される
。このオリフィス21Bは、前述したオリフィス21A
の場合と同様に、入力ポート21aから導入されるM/
C圧を絞り弁21の第1段切替位置におけるM/C圧と
同じ大きさまで絞るよう設定されており、従ってM/C
圧の上昇にかかわらずホイールシリンダ7.8における
W/C圧の増圧速度は、第1段切替位置および第2段切
替位置における場合と同じ速度となるよう維持される。
以上のようにこのアンチスキッド装置は、急ブレーキ時
等においてM/C圧とW/C圧との差圧P8が大きくな
った場合は、絞り弁21がその差圧P8の大きさに応じ
た口径のオリフィスをM/C圧が通過して減圧された後
ホイールシリンダ7゜8に導入されるよう切替えられる
ことにより。
W/C圧の増圧速度をほぼ一定に保つことが出来る。
またABSインレット弁3およびABSアウトレット弁
4の切替えによってアンチスキッド制御が行われる際に
も、ポンプ5にょるABS増圧が絞り弁21を介して行
われるようになっていることによって、M/C圧の大き
さによるW/C圧の増圧速度にばらつきが生ずるのが防
止され、特に低μ路における最適なアンチスキッド制御
を可能とする。
第2図は第1図の絞り弁21の具体的構成を示した断面
図であって、ケーシング31内に入力ポート21aに連
通された弁室32が形成されており、この弁室32内に
大小2個のボール弁83および34が嵌入されている。
弁室32は端部側が大径部、中央側が小径部となってい
て、この大径部と小径部との間に弁座部35が形成され
小径部の中央側端部に弁座部35が形成されており、さ
らにこれら各弁座部35、36には各々スリット35a
または36aが形成されている。
弁室32の大径部には大ボール弁33が嵌入されていて
スプリング37により弁座部35aの方向に付勢されて
おり、また弁室32の小径部に小ボール弁34が嵌入さ
れていてこの小ボール弁34と大ボール弁33との間に
介装されたスプリング38によって弁座部36aの方向
に付勢されている。なお入力ポート21aは弁室32の
大径部に連通されている。
さらにケーシング31内には孔39を介して弁室32と
連通される他の弁室40が形成されており、この弁室4
0には出力ポート21bが連通されている。この弁室4
0内には、一端が孔39に遊嵌され他端部がケーシング
31の端部に形成されたガイド孔41にスライド自在に
嵌合されたスティック42が内装されており、このステ
ィック42の一端は孔39を貫通して弁室32内の小ボ
ール弁34に当接されている。そしてスティック42は
、弁室40の内壁との間に介装されたスプリング43に
よって弁室32の方向に付勢されている。またガイド孔
41内には油圧室44が形成されており、この油圧室4
4はポート45によってマスタシリンダ2の出カポ−)
2aおよびポンプ5の吐出口5aに連通されている。
この第2図に示す絞り弁21は、入力ポート21aから
導入されるM/C圧とボート45から油圧室44に導入
されてスティック42に対して前記M/C圧と反対方向
に作用するW/C圧との差圧P が第1設定圧P1以下
の場合には、大ボール弁33および小ボール弁34がス
ティック42を介してスプリング43によって付勢され
て、各々弁座部35.38から離間した状態(図示の状
態)に保持されている(第1段切替位置)。この第1段
切替位置にある絞り弁21において、入力ポート21a
から弁室32内に導入されたM/C圧は、大ボール弁3
3および小ボール弁34が各々弁座部35または36に
着座していない結果、絞りを受けることなく孔39およ
び弁室40を通って出力ポート21bからホイールシリ
ンダ7.8に出力される。
入力ポート21aから導入されるM/C圧が大きくなり
油圧室44に導入されるW/C圧との差圧P が第1設
定圧P1を越えた場合には、スティック42が弁室32
内のM/C圧およびスプリング37によって付勢される
ことによって油圧室44内のW/C圧およびスプリング
43に抗して図面右方向にスライドされ、これによって
大ボール弁33が弁座部35に着座される(第2段切替
位置)。この第2段切替位置にある絞り弁21において
入力ポート21aから弁室32内に導入されたM/C圧
は、弁座部35のスリット35aを通過して大径部から
小径部に導入される際絞られる。このスリット35aに
よる絞りにより、M/C圧は絞り弁21の第1段切替位
置のM/C圧と同じ圧力まで減圧された後。
出力ポート21bからホイールシリンダ7.8に出力さ
れる。
またさらにM/C圧が大きくなりW/C圧との差圧P 
が第1設定圧P1よりも高い第2設定圧P2を越えると
、スティック42が弁室32内のM/C圧およびスプリ
ング38に付勢されることによって、油圧室44内のW
/C圧およびスプリング43に抗して第2段切替位置よ
りもさらに図面右方向にスライドされ、この結果、小ボ
ール弁34が弁座部36に着座される(第3段切替位置
)。従ってこの第3段切替位置にある絞り弁21におい
ては。
人カポ−1−21aから弁室32内に導入されたM/C
圧はスリット35aおよびスリット3eaにおいて二段
階に絞られることとなり、これによってM/C圧は第1
段切替位置におけるM/C圧と同じ圧力まで減圧された
後、出力ポート21bからホイールシリンダ7.8に出
力される。
以上のように絞り弁21がM/C圧とW/C圧との差圧
P の大きさによって三段階に切替る結果、入力ポート
、21aから導入されるM/C圧はその圧力が高いほど
大きな絞りを受けることとなり、出力ポート21bから
はほぼ一定した圧力が出力されてホイールシリンダ7.
8における安定したW/C圧の増圧速度が確保される。
第3図はこの発明の他の実施例を示したものであって、
第2図の実施例における絞り弁21がM/C圧とW/C
圧との差圧P によって切替えられるようになっていた
のに対し、この実施例における絞り弁51は大小二つの
オリフィス51A。
51Bを有し、油路L2を介してM/C圧が負荷され、
このM/C圧のみによって三段階に切替えられるように
なっている。
すなわちM/C圧が第1設定圧P °よりも低い場合に
はスプリング51Cによって付勢されて第1段切替位置
(図示の位置)にあり、入力ポート51aと出力ポート
51bとをオリフィスを介さない状態で連通し、M/C
圧を減圧しないでホイールシリンダ7.8に出力する。
そしてM/C圧が第1設定圧P °よりも高い場合には
、油路L2より導入されるM/C圧がスプリング51C
に抗して絞り弁51を第2段切替位置に切替え、入力ポ
ート51aと出力ポート51bとをオリフィス51Aを
介して連通させる。従って入力ポート51aより導入さ
れたM/C圧は、オリフィス51Aを連通ずる際絞られ
て第1設定圧P °以下まで減圧される。
またさらにM/C圧が第2設定圧P ゛よりも高くなっ
た場合には、絞り弁51は油路L2からのM/C圧によ
って付勢されて第3段切替位置に切替えられ、入力ポー
ト51aと出力ポート51bとをオリフィス51Aより
も小径のオリフィス51Bによって連通ずる。これによ
って、入力ポート51aから導入されるM/C圧は、第
2段切替位置におけるよりもさらに大きな絞りを受ける
結果、第1設定圧P °以下まで減圧されることになる
なおアンチスキッド装置の他の部分の構成にっいては、
第2図のものと同様であり同一の符号が付しである。
第4図は第3図の実施例における絞り弁の具体例を示し
た断面図である。この第4図において。
ケーシング61内に大径部および小径部を有する弁室6
2が形成されており、この弁室62には入力ポート51
aが連通されている。そして弁室B2の内壁部には、大
径部と小径部との境界部に弁座部63が形成され、また
小径部の先端部にスリット84aを有する弁座部64が
形成されている。
また弁室62内には、弁体65が入力ポート側端部の外
周部を大径部内壁にスライド自在に嵌合された状態で内
装されており、この弁体65の先端部は弁室62の小径
部に所定の隙間を介して遊嵌されている。また弁室62
の大径部内壁と嵌合する弁体65の外周部には、軸方向
に延びるグループ85aが形成されている。そしてこの
弁体65の先端部にはガイド孔65bが形成され、この
ガイド孔65b内にボール弁66が移動自在に内装され
ていて、ガイド孔65b内に介装されたスプリング67
によって先端側へ押し出される方向に付勢されている。
またこの弁体65は、ガイド孔65bの壁部にこのガイ
ド孔65bと人力ポート51a側弁室内とを連通する連
通孔65cおよびガイド孔[i5bと弁室62の小径部
内部とを連通ずるオリフィス85dが形成されており、
そして弁室62内に介装されたスプリング68によって
ケーシングの中央方向に付勢されている。
ケーシング61内には、第2図の絞り弁と同様。
孔69によって弁室62と連通された弁室7oが形成さ
れており、この弁室70内にスティック71およびスプ
リング72が介装されていて、スティック71の先端部
が孔69を貫通してボール弁66に押圧されている。な
おスティック71のガイド孔内に形成される室73は、
ポート74によって大気に連通されている。
この絞り弁51は、入力ポート51aから導入されるM
/C圧が第1設定圧P ゛以下である場合に■ は、弁体65の入力ポート側端面に作用する圧力よりも
スプリング72のばね力が勝るため、弁体65がスティ
ック71によって付勢(図面左方向に)されて弁体65
およびボール弁6Bが各々弁座部63.84から離間し
た状態に保持されている(第1段切替位置)。この状態
でマスタシリンダ2より入力ポート51aへ導入された
M/C圧は、弁体65のグループ65aを通り孔69を
抜けて弁室62から弁室゛70へ導入され、はとんど減
圧されることなく出力ポート51bから出力される。
M/C圧が第1設定圧P °以上第2設定圧P2“以下
である場合には、弁体65が入力ポート51aからのM
/C圧およびスプリング68によって付勢されてスプリ
ング72に抗して弁室70側にスライドされ、弁体65
の外周部に形成された段部が弁座部63に着座してグル
ープ85aが塞がれる。このときボール弁66は、ステ
ィック71によって付勢されて弁座部64には着座して
いない(第2段切替位置)。従って入力ポート51aか
ら入力されたM/C圧は、連通孔85cを通って弁体6
5のガイド孔65b内に入り、そしてこのガイド孔B5
bの壁部のオリフィス[15dを通過して弁体65の外
に排出される際第1設定圧P ゛以下まで減圧され、そ
の■ 後、孔69および弁室70を通って出力ポート51bか
ら出力される。
またM/C圧がさらに第2設定圧P ′よりも高い場合
には、前記の第2段切替位置からボール弁66がガイド
孔65b内のM/C圧によって弁座部64の方向に付勢
され、この弁座部64に着座される(第3段切替位置)
。従って前記のようにオリフィス85dを通過して減圧
されたM/C圧は、弁座部64のスリット64aを通過
して弁室70に導入されるが、このスリット84aを通
過する際さらに絞られて第1設定圧P °以下まで減圧
される。
以上のように絞り弁51は、入力ポート51aから入力
されるM/C圧の大きさに応じて第1段から第3段まで
切替えられることによって、M/C圧を所定の圧力まで
減圧して出力ポート51bからホイールシリンダに出力
する。これによって、ホイールシリンダ7.8における
安定したW/C圧の増圧速度が確保される。
第5図は第3図のアンチスキッド装置における絞り弁の
他の実施例を示したものであって、第4図の実施例がガ
イド孔135bの外壁にオリフィス65dを一個設けて
いるのに対し、この実施例においては弁体65°の入力
ポート側弁室62°とガイド孔65°bとを仕切る壁部
およびガイド孔65′bと弁体外部とを仕切る壁部に各
々1個づつのオリフィス85”c、85°dを設けたも
のである。この絞り弁51’は、第2段および第3段切
替位置において、第4図の実施例で1個のオリフィス8
5dによって減圧を行っていたのに対し、2個のオリフ
ィス65°Cと65°dによって二段階に減圧を行うよ
うになっているものであり、他の部分の構成および作動
については第4図の実施例と同様であり、同一の符号が
付しである。
第6図は第3図のアンチスキッド装置のさらに他の実施
例を示すものであって、構造は第4図の絞り弁と同一で
あるが、第4図において入力ポートであったポート51
”aがマスタシリンダ2に接続され、出力ポートであっ
たポート51”bがABSインレット弁3に接続されて
いるものである。この一  20 − 絞り弁51°”は、これまでの実施例とは逆に、ポート
51”bから入力されるM/C圧が急激に昇圧される際
、弁体65°゛がスプリング68°°に抗して弁座部6
3”、64°°から離間する方向に付勢される。次にポ
ート51”a側のW/C圧の上昇に伴って弁体65′が
弁座部63”、64°°側に付勢され、前記と同様に第
2段切替位置および第3段切替位置へ順次切替えられて
、ポート51”bからのM/C圧を所定圧力まで減圧し
た後ポート5ビaから出力する。この絞り弁51”によ
れば、急ブレーキ時において弁体65°゛が一旦は開方
向に付勢されるので、W/C圧の昇圧遅れが生じる虞れ
が無くなる。
なお、上記各実施例においては絞り弁が何れも3段に切
替えられる場合の例を示したが2本発明はこれに限られ
るものではなく、絞り弁が2段または4段以上に切替え
られるものであっても良い。
(発明の効果) 以上のようにこの発明は、マスタシリンダとアンチスキ
ッド回路のアンチスキッド切替弁との間に多段階切替の
絞り弁が接続され、この絞り弁がマスタシリンダにおい
て発生するM/C圧によって切替えられてM/C圧の大
きさに対応した絞りを与えるので、ホイールシリンダに
は常にほぼ一定した油圧が導入されることとなり、M/
C圧のばらつきに伴うW/C圧の増圧速度特性のばらつ
きが押えられて2例えば急ブレーキ時の早期ロック現象
が回避される等の安定したアンチスキッド制御を確保す
ることが出来る。
特にこの発明によるアンチスキッド装置は、ブレーキ操
作の難しい雪道等の低μ路での走行においてその効果が
より発揮されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるアンチスキッド装置の一実施例
を示す回路図、第2図は同実施例における絞り弁の断面
図、第3図はこの発明によるアンチスキッド装置の他の
実施例を示す回路図、第4図は同実施例における絞り弁
の一実施例を示す断面図、第5図は同絞り弁の他の実施
例を示す断面図、第6図は同絞り弁のさらに他の実施例
を示す断面図、第7図は従来のアンチスキッド装置を示
す回路図、第8図は第7図のアンチスキッド装置におけ
るW/C圧の増圧特性を示す図、第9図は他の従来例を
示すアンチスキッド回路図である。 1・・・ブレーキペダル。 2・・・マスタシリンダ。 3・・・ABSインレット弁。 4・・・ABSアウトレット弁。 5・・・ポンプ。 7.8・・・ホイールシリンダ。 21、51.51°、51”・・・絞り弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  マスタシリンダで発生するマスタシリンダ圧またはマ
    スタシリンダ圧とホイールシリンダ圧との差圧に対応し
    て多段に切替えられマスタシリンダ圧またはマスタシリ
    ンダ圧とホイールシリンダ圧との差圧が大きくなるほど
    該マスタシリンダ圧に大きな絞りを与える絞り弁を、マ
    スタシリンダとアンチスキッド回路のアンチスキッド切
    替弁との間に接続したことを特徴とするアンチスキッド
    装置。
JP62287260A 1987-11-16 1987-11-16 アンチスキッド装置 Pending JPH01132449A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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