JPH01132368A - シガレット用デュアルフィルタの製造装置及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、フィルタ付シガレットの製造設備に組込ま
れ、特に、このシガレット製造設備へのデュアルフィル
タの供給に好適したデュアルフィルタの製造装置に関す
る。

「従来技術」 一般に、シガレットにはフィルタプラグが取付けられて
おり、このフィルタタブラグは、シガレット内のたばこ
刻みが喫煙者の口内に入るのを防止できるばかりでなく
、シガレットの喫味感を良好にできる機能を有している
。

この種のフィルタプラグの中で、アセテート繊維からな
る通常のプレーンフィルタプラグは、フィルタ付シガレ
ットの製造設備に組込まれたフィルタ製造装置によって
得られるようになっている。

ここで、フィルタ製造装置について簡単に説明すれば、
フィルタ製造装置は、１本の長尺なプレーンフィルタロ
ッドを多数の各種溝付きドラムを利用して搬送し、この
搬送過程において、１本のプレーンフィルタロッドを、
個々のシガレットに必要なフィルタプラグの２倍の長さ
を有する複数の倍長フィルタプラグに切断するとともに
、この後、これら倍長フィルタプラグをその搬送方向で
みて１列に整列させてから、いわゆる巻上げ機に向けて
供給するように構成されている。尚、付は加えれば、倍
長フィルタプラグは、この後、直列に並べられた２本の
シガレット間に位置付けられ、そして、これらシガレッ
ト及び倍長フィルタプラグにチップペーパを巻回するこ
とにより、２本分のフィルタ付きシガレットを得ること
ができ、更に、この後、２本分のフィルタ付シガレット
を倍長フィルタプラグの中央から切断することにより、
個々のフィルタ付シガレットを得ることができる。

ところで、シガレット用のフィルタプラグには、上述し
たプレーンフィルタプラグの他に、通常のアセテート繊
維のみからなるプレーンフィルタ素材と、このプレーン
フィルタ素材中に例えば活性炭の粒子を混入してなるチ
ャコールフィルタ素材とを組合わして形成したデュアル
フィルタプラグが知られている。このようなデュアルフ
ィルタプラグをシガレット製造設備の巻上げ機に向けて
供給するには、プレーンフィルタロッドの代わりに、プ
レーンフィルタ素材とチャコールフィルタ素材とを交互
に配置して連結してなるデュアルフィルタロッドを予め
用意しておけば、上述したフィルタ製造装置をそのまま
使用することができる。

一方、特開昭５３−３５０００号公報に開示されている
ように、上述したようなフィルタ製造装置と同様な構造
からなる２個のフィルタ供給部と、フィルタプラグ結合
部とからなるデュアルフィルタ製造装置も知られている
。このデュアルフィルタ製造装置は、一方のフィルタ供
給部によって、プレーンフィルタロッドから個々のプレ
ーンフィルタプラグを形成し、また、他方のフィルタ製
造装置でチャコールフィルタロッドからチャコールフィ
ルタプラグを形成するようになっている。この後、この
ようにして得られたプレーンフィルタプラグ及びチャコ
ールフィルタプラグは、上記フィルタプラグ結合部に受
取られ、このフィルタプラグ結合部において、チャコー
ルフィルタプラグは更に２等分されて、２個のチャコー
ルフィルタプラグ半休が得られ、そして、これらチャコ
ールフィルタプラグ半休がプレーンフィルタプラグの両
側に直列に位置付けられることにより、倍長のデュアル
フィルタプラグが得られるようになっている。

「発明が解決しようとする問題点」 上述したように、デュアルフィルタロッドを予め準備し
、１個のフィルタ製造装置によってデュアルフィルタプ
ラグを得るものにおいては、上記フィルタ製造装置とは
別に、デュアルフィルタロッドを製造するための装置を
用意しなけれならない。しかも、このようなデュアルフ
ィルタロッドの製造装置においては、プレーンフィルタ
素材とチャコールフィルタ素材とを交互に配置し、これ
らにフィルタペーパを巻き付けて、上記デュアルフィル
タロッドを得る構造であるから、巻上げ機において、こ
のようなデュアルフィルタロッドを切断して得た倍長の
デュアルフィルタプラグと２本のシガレットとにチップ
ペーパを巻き付けて、これらを連結すると、フィルタ素
材の外側には２重にしてペーパが巻き付けられることに
なる。この為、デュアルフィルタ付シガレットの製造す
るための部材の点数が増加し、製造コストが高くなる不
具合がある。

一方、２個のフィルタ供給部とフィルタプラグ結合部と
からなるフィルタ製造装置においては、上述の不具合は
ないものの、この場合には、フィルタ供給部を２個使用
することから、各フィルタ供給部の構成要素である溝付
きドラムの数がフィルタ製造装置全体でみて大幅に増加
し、このため、フィルタ製造装置自体の大形化を招くば
かりでなく、その機構もまた複雑にならざるを得ない。

「発明の目的」 この発明は、上述した事情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、付加的な装置を必要とせず、
しかも、溝付きドラムの数を少なくして、構造の簡単化
並びに小形化を図ることができるシガレット用デュアル
フィルタの製造装置及びその製造方法を提供することに
ある。

「問題点を解決するための手段及びその作用」この発明
のシガレット用デュアルフィルタの製造装置は、第１種
及び第２種フィルタロッドが夫々多数蓄えられてなる第
１及び第２ホッパと、第１ホッパの下方に順次配置され
、第１種及び第２種フィル中ロッドのための搬送路を形
成し、夫々溝付きドラムからなる第１乃至第３搬送ドラ
ムとホ を備えている。第１ナツパからは、第１種フィルタロッ
ドが１本ずつ第１搬送ドラムに供給され、この第１種フ
ィルタロッドは、第１搬送ドラムの回転に伴い搬送され
、次に、第２搬送ドラムに供給される。第１搬送ドラム
上にある第１種フィルタロッドは、第２搬送ドラムに供
給される前に、第１切断機構によって等分され、これに
より、２本の第１種ロッド半体が得られるとともに、こ
れら第１種ロッド半体は、分離機構により、その軸線方
向に所定の間隔だけ離間される。従って、第１搬送ドラ
ムから第２搬送ドラムへは、所定の間隔を存して離間し
た状態の第１種ロッド半体が供給されることになる。

一方、第２ホッパからは、第２種フィルタロッドが第２
搬送ドラムに供給されるが、この第２種フィルタロッド
は、第２搬送ドラム上の第１種ロッド半体間に位置付け
られる。また、第２搬送ドラムの回転に伴い、２本の第
１種ロッド半体と第２種フィルタロッドとが搬送される
過程において、これら２本の第１種ロッド半体と第２種
フィルタロッドとは、第２切断機構により、夫々同数個
に切断され、これにより、２個の第１種フィルタチップ
群と１個の第２種フィルタチップ群が形成される。

上記搬送経路の途中、即ち、第２搬送ドラムと第４搬送
ドラムとの間には、溝付きのずらしドラ。

ムが配置されている。このずらしドラムは、第２搬送ド
ラムから、各フィルタチップ群のフィルタチップを順次
受取り、これにより、その回転に伴い、各フィルタチッ
プ群のフィルタチップを上記搬送方向に順次ずらして搬
送し、第３搬送ドラムに供給する。

第３搬送ドラムおいては、上述したずらしドラムから、
２個の第１種フィルタチップと１個の第２種フィルタチ
ップとを順次受取り、その回転に伴い、これらフィルタ
チップを搬送する。ここで、第３搬送ドラム上において
は、互いに同軸的にして夫々１個ずつの、第１種フィル
タチップ、第２種フィルタチップ、第１種フィルタチッ
プが並ぶことになり、これにより、デュアルフィルタプ
ラグの２倍の長さを有する倍長デュアルフィルタプラグ
が得られる。

また、この発明の製造方法は、上述したような溝付きド
ラムからなる１本の搬送経路に、第１種及び第２種フィ
ルタロッドを夫々供給し、そして、これら第１種及び第
２種フィルタロッドを搬送過程において、上述した装置
の場合と同様にて処理することで得られる。

「実施例」 以下に、この発明の一実施例を図面を参照して説明する
。

第１図には、デュアルフィルタ製造装置の全体が示され
ており、このデュアルフィルタ製造装置は、垂直方向に
配置されたベースプレート１０を備えており、このベー
スプレー）１０の上部には、第１ホッパ１２ｃが設けら
れている。

この第１ホッパ１２ｃには、図示されていないけれども
所定の長さを有した第１種フィルタロッドＦｃが多数蓄
えられており、第１種フィルタロッドＦｃは、この実施
例の場合、アセテート繊維中に活性炭の粒子を添加して
なるチャコールフィルタロッドである。第１ホッパ１２
ｃの下部には、第１ホッパ１２ｃ内に周面の一部が露出
する一対の供給ローラ１４ａ、１４ｂが互いに反対の方
向に冊≠菊十回転可能に配置されており、これら供給ロ
ーラ１４ａ、１４ｂの！回転により、第１ホッパ１２ｃ
内の第１種フィルタロッドＦｃは、第１ホッパ１２ｃの
送出通路１６に向けて押出されるようになっている。　
　−′、７、種フィルタロッドＦｃは、第１ホッパ１２
ｃ内に供給されることになる。尚、第１図中、符号１５
は、供給ローラ１４ａ、１４ｂを叫喚回転させるための
〒書〒≠生ナモータを示している。

また、第１ホッパ１２ｃ内には、送出通路１６の内端近
傍に位置してローラ１８が回転可能に配置されている。

このローラ１８は、第１図でみて反時計方向に回転し、
これにより、第１ホッパ１２ｃ内の第１種フィルタロッ
ドＦｃは、送出通路１６の内端からこの送出通路１６内
に１本ずつに円滑にして導かれることになる。更に、送
出通路１６の一部は、第１図から明らかなように、ベル
トコンベア２０から構成されており、このベルトコンベ
ア２０の駆動により、送出通路１６内の第１種フィルタ
ロッドＦｃは、送出通路１６の外端、即ち、出口に導か
れ、この出口から導出されるようになっている。尚、第
１ホッパ１２ｃの近傍には、第１種フィルタロッドＦｃ
を蓄えてなる補助トレイ２２が必要に応じて配置されて
いる。

一方、ベースプレート１０の上部には、第１図でみて、
第１ホッパ１２ｃの左方に位置して、第２ホッパ１２ｐ
か設けられている。この第２ホッハ１．２１）内には、
第１種フィルタロッドＦｃとは種類が異なり、且つ、所
定の長さを有した第２種フィルタロッドＦｐが多数蓄え
られている。第２ホッパ１２ｐは、第１ホッパ１２ｃと
基本的に同様な構造を有しており、従って、第１図中、
第１ホッパ１２ｃの部材と同様な機能を有する第２ホッ
パ１２ｐの部材には、同一の符号を付して、その説明は
省略する。

第１ホッパ１２ｅにおける送出通路１６の出口直下には
、第１搬送ドラム２４が配置されており、この第１搬送
ドラム２４は、ベースプレート１０に対して回転自在に
支持されているとともに、第１図中において、時計方向
に所定の周速で回転されるようになっている。

第１搬送ドラム２４は、第２図に拡大して示されている
ように、その周面に多数の第１搬送溝２６が形成された
溝付きドラムからなっている。

第１搬送溝２６は、第１種フィルタロッドＦｃを受は入
れ可能な断面半円形状をなし、第１搬送ドラム２４の周
方向に等間隔を存して配置されているとともに、その軸
線は、第１搬送ドラム２４の回転軸線と平行になってい
る。

従って、第１ホッパ１２ｃ内の第１種フィルタロッドＦ
ｃは、その送出通路１６の出口から、第１搬送ドラム２
４の第１搬送溝２６内に１本ずつ供給され、そして、第
１搬送ドラム２４の回転に伴い搬送される。

このような第１搬送ドラム２４上での第１種ツー　１７
　＝ イルタロラドＦｃの搬送に関し１．第１搬送ドラム２４
の外側のほぼ右半分には、この第１ドラム２４の周面に
沿って円弧形状をなした第１搬送ガイド２８が配置され
ており、この第１搬送ガイド２８より、第１種フィルタ
ロッドＦｃの搬送中、この第１種フィルタロッドＦｃが
第１搬送ドラム２４の第１搬送溝２６から脱落するよう
なことはない。

第１搬送ガイド２８は、送出通路１６の出口側から第１
部分２８ａ及び第２部分２８ｂとなっており、この第１
部分２８ａには、第１切断機構を構成する第１丸ナイフ
３０が回転可能に配置されている。この第１丸ナイフ３
０の周縁部は、第１部分２８ａを貫通し、第１搬送ドラ
ム２４の周面中央に形成された環状のナイフ溝（図示し
ない）内に侵入されている。ここで、第１丸ナイフ３０
の刃先周縁は、第１搬送溝２６の溝深さよりも、深く侵
入されている。第１搬送ガイド２８における第１部分２
８ａは、第３図にその内面側からみた展開図でもって示
されているように、例えば、４本のガイドプレート３４
からなり、これらガイドプレート３４は、第１搬送ドラ
ム２４の軸線方向に所定の間隔を存して配置されている
。これらガイドプレート３４のうち外側に位置する一対
のガイドプレート３４は、第１種フィルタロッドＦｃの
中央と前述した環状のナイフ溝とが合致するように、第
１種フィルタロッドＦｃの搬送を案内し、また、ガイド
プレート３４の残りの２本間に前述した第１丸ナイフ３
０が配置されている。

従って、第１搬送ドラム２４の回転に伴い搬送される第
１種フィルタロッドＦＣが第１丸ナイフ３０を通過する
と、第１種フィルタロッドＦｃは２等分に切断され、こ
れにより、第３図に示されているように、２本の第１種
ロッド半体Ｆｈが得られる。それ故、この後においては
、第１種フィルタロッドＦｃは、２本の第１種ロッド半
体Ｆｈとして、第１搬送ドラム２４上を搬送されること
になる。

更に、第１搬送ガイド２８における第２部分２８ｂの内
面中央には、第３図に示されているように、第１部分２
８ａの近傍に位置して、分離機構を構成する分離ガイド
３６が取付けられている。

この分離ガイド３６は、第１種ロッド半体Ｆｈの搬送方
向上流側に向がって先細形状をなしており、この分離ガ
イド３６の尖端により、２個の第１種ロッド半体Ｆｈは
、その第１搬送溝２６内において互いに軸線方向に分離
されるようになっている。

更に、分離ガイド３６の両側縁には、圧縮空気の噴出孔
３２が夫々開口されており、これら噴出孔３２は、図示
しない圧縮源に接続されている。従って、分離ガイド３
６の尖端により分離された第１種ロッド半体Ｆｈが噴出
孔３２の位置まで搬送されてくると、これら第１種ロッ
ド半体Ｆｈは、噴出孔３２からの噴出空気により、第１
搬送溝２６内をその軸線方向に移動され、そして、第２
部分２８ｂの両側に配置されたガイドプレート３６ａに
当接される。この結果、第１搬送溝２６内において、こ
れら第１種ロッド半体Ｆｈ間には、所定の間隔、即ち、
第２種フィルタロッドＦｐを位置付は可能な間隔が形成
される。従って、第１種フィルタロッドＦｃは、第１０
図に示されるように、２個の第１種ロッド半体Ｆｈに切
断され、そして、これら第１種ロッド半体Ｆｈは、所定
の間隔だけ互いに離間されることになる。′上述した第
１搬送ドラム２４の下方には、この第１搬送ドラム２４
よりも僅かに左方に位置し、第１搬送ドラム２４と転接
するようにして第２搬送ドラム３８が配置されている。

この第２搬送ドラム３８は、第１搬送ドラム２４と同様
にベースプレート１０に対して回転可能に支持されてい
るが、第２搬送ドラム３８は、第１搬送ドラム２４とは
反対の方向に回転されるようになっている。

第２搬送ドラム３８の周面には、周方向に等間隔を存し
て第２搬送溝４０が形成されている（第２図参照）。こ
れら第２搬送溝４０の軸線は、第２搬送ドラム３８の回
転軸線に対し平行となっており、そして、第２搬送溝４
０の断面形状は、第１搬送溝２６と同様な形状をなして
いる。

第２搬送ドラム３８は、その第２搬送溝４０が第１搬送
ドラム２４の第１搬送溝２６と順次合致しながら回転さ
れるようになっている。換言すれば、第１及び第２搬送
溝２６．４０が同一ゆ［の間隔で形成されているとする
と、第１及び第２搬送ドラム２４．３８は、同一の周速
でもって回転されることになる。

従って、第１及び第２搬送ドラム２４．３８が上述した
ようにして互いに反対の方向に回転されると、第１搬送
ドラム２４における第１搬送溝２６内の２個の第１種ロ
ッド半体Ｆｈは、この第１搬送溝２６が第２搬送ドラム
３８の第２搬送溝４０と合致したとき、この第２搬送溝
４０内に移し変えられ、そして、第２搬送ドラム３８の
回転に伴い搬送される。ここで、第１搬送ドラム２４と
第２搬送ドラム３８との間における第１種ロッド半体Ｆ
ｈの受は渡しを確実になすため、上述した第１搬送ガイ
ド２８の下端部、即ち、第２部分２８ｂの下端部からは
、第３図に示されるように４本のフォーク指２８ｃが突
出されており、これらフォーク指２８ｃは、第２搬送ド
ラム３８の周面に形成された複数の環状溝４２ａ内に侵
入されている。ここで、第２搬送ドラム３８は、第４図
において断面で示されており、この第４図から明らかな
ように、第２搬送ドラム３８は、合計６個のドラムディ
スクから構成されており、これらドラムディスクのうち
、両側に位置する２個ずつドラムディスク３８ｃが第１
種ロッド半体Ｆｈの搬送に利用されることになるととも
に、これらドラムディスク３８ｃに上記環状溝４２ａが
夫々形成されている。

一方、前述した第２ホッパ１２ｐの送出通路１６は、第
１図から明らかなように、第２搬送ドラム３８の近傍ま
で延び、その出口端は、第２搬送ドラム３８の周面直上
に位置付けられている。

即ち、第２ホッパ１２ｐ内の第２種フィルタロッドＦｐ
は、第２搬送ドラム３８の第２搬送溝４０に１本ずつ供
給されるが、ここで、第２種フィルタロッドＦｐは、第
２搬送溝４０内において、第１搬送ドラム２４から供給
された２個の第１種ロッド半体Ｆｈ間に位置付けられる
ようになっている。即ち、第２種フィルタロッドＦｐは
、前述し−２３＝ た第２搬送ドラム３８のドラムディスクのうち、中央に
位置する２個のドラムディスク３８ｐの第２搬送溝４０
内に供給されることになる。従って、第１０図に示され
るように、第２搬送ドラム３８の第２搬送溝４０に供給
された２個の第１種ロッド半体Ｆｈ及び１個の第２種フ
ィルタロッドＦｐは共に、第２搬送ドラム３８の回転に
伴い搬送されることになる。

第２搬送ドラム３８の外側のほぼ左半分には、第２搬送
ドラム３８の周面に沿って、第２搬送ガイド４４が配置
されている。この第２搬送ガイド４４は、基本的には前
述した第１搬送ガイド２８と同様の機能を有するもので
あるが、ここで、第２搬送ガイド４４の上端は、第１搬
送ドラム２４内に侵入されていない。

そして、第２搬送ドラム３８の外側には、第２切断機構
を構成する複数枚の第２丸ナイフ４６が配置されている
。これら第２丸ナイフ４６は、この実施例の場合、２本
の第１種ロッド半体Ｆｈ及び第２種フィルタロッドＦｐ
の夫々に対して２枚ずつ設けられており、従って、第２
丸ナイフ４６は合計６枚備えられている。

２本の第１種ロッド半体Ｆｈに対応する４枚の第２丸ナ
イフ４６は、各第１種ロッド半体Ｆｈを３個に等分して
切断し、これにより、３個の第１種フィルタチップＦｅ
ｅかうなる２つの第１種フィルタチップ群Ｆｃｇを形成
するようになっており、一方、１本の第２種フィルタロ
ッドＦｐに対応する２枚の第２丸ナイフ４６は、この第
２種フィルタロッドＦｐを３個に等分して切断し、これ
により、３個の第１種フィルタチップＦｐｃからなる１
つの第２種フィルタチップ群Ｆｐｇを形成するようにな
っている。

各第２丸ナイフ４６の周縁部は、第２搬送ガイド４４を
貫通して延び、その刃先周縁は、第１丸ナイフ３０の場
合と同様に、第２搬送ドラム３８の周面に形成した環状
のナイフ溝４１（第４図参照）内に侵入されている。ま
た、各第２丸ナイフ４６の配置に関しては、第２図中想
像線で示されているように、これら第２丸ナイフ４６は
、第２搬送ドラム３８の周方向、即ち、搬送方向でみて
前後に分けて配置されている。上述した第２丸ナイフ４
６により、２つの第１種フィルタチップ群Ｆｃｇ及び第
２種フィルタチップ群Ｆｐｇが形成された状態は、第１
０図に示されている。

第２搬送ドラム３８の直下には、この第２搬送ドラム３
８に転接するようにして、ずらしドラム４８が配置され
ている。ずらしドラム４８もまた、ベースプレート１０
に対して回転可能に支持されており、ずらしドラム４８
の回転方向は、第２搬送ドラム３８の回転方向とは逆で
ある。

ずらしドラム４８は、第５図に詳図されているように、
溝付きのドラムからなるが、しかしながら、ずらしドラ
ム４８の溝形状は、前述した第１及び第２搬送ドラム２
４．３８の溝形状とは大きく異なっている。即ち、ずら
しドラム４８の周面には、このずらしドラム４８の回転
軸線方向に並んで配置された環状の溝列が複数個形成さ
れており、これら溝列は、前述した各フィルタチップ群
のフィルタチップＦｅｅ、Ｆ辞に対応して設けられてい
る。従って、ずらしドラム４８の溝列は、合計で９個設
けられている。

ずらしドラム４８の各溝列は、第５図から明らかなよう
に、周方向に等間隔を存し、且つ、ずらしドラム４８の
回転軸線と平行にして形成された複数のずらし溝５０か
ら構成されているが、ずらしドラム４８の回転方向でみ
て、各ずらし溝５０における前側の溝壁は、ずらしドラ
ム４８の周方向に沿う、その溝幅を広げるように傾斜さ
れている。

また、各フィルタチップ群に対応する３列の溝列、ここ
では、説明の簡略化を図るため、一方の第１種フィルタ
チップ群Ｆｃｇに対応する３列の溝列に関して説明すれ
ば、これら３列の溝列おいて、第５図から明らかなよう
に、各溝列におけるずらし溝５００回転位相は、ずらし
溝５０の１ピッチ間の範囲で互いに異なっている。更に
詳述すれば、３列の溝列全体でみた場合、ずらし溝５０
における周方向の溝間隔は、第２搬送ドラム３８におけ
る第２搬送溝４０の溝間隔と同一になっている。

一方、第５図に示されているように、第２搬送ドラム３
８における第２搬送ガイド４４の下端はフォーク形状を
なし、ずらしドラム４８の周面に形成した複数の環状溝
に侵入されている。更に詳述すれば、上記環状溝は、図
示しないけれども、ずらしドラム４８おける各溝列の中
央に形成されており、従って、これら環状溝及び第２搬
送ガイド４４における下端のフォーク指は夫々、合計で
９個設けられている。

そして、第６図を参照すれば、一方の第１種フィルタチ
ップ群Ｆｃｇに対応する３本のフォーク指４４ａ　、４
４ｂ　、４４ｃが示されており、これらフォーク指４４
ａ　、４４ｂ　、４４ｃの長さは、第２搬送ドラム３８
の周方向でみて互いに異なっている。即ち、第６図から
明らかなように、フォーク指４４ａが最も短く、フォー
ク指４４ｂ。

４４ｃの順に長くなっている。更に、フォーク指４４ａ
　、４４ｂ　、４４ｃの先端部は、互いに平行で、且つ
、ずらしドラム４８の内部に向かい下方に傾斜した傾斜
面５２ａ、５２ｂ、５２ｃに形成されている。

一方、ずらしドラム４８の外側におけるほぼ右半分には
、このずらし搬送ドラム４８の周面に沿って、ずらし搬
送ガイド５８が配置されている。

このすらし搬送ガイド５８の上端部もまた、第２搬送ガ
イド４４における下端部と同様にフォーク部に形成され
ており、このフォーク部のフォーク指は、第２搬送ドラ
ム３８の周面に形成した環状溝に夫々侵入されている。

この場合、この環状溝は、前述した第２搬送ドラム３８
の環状溝４２ａの他に、第２搬送ドラム３８における隣
接したドラムディスク３８０間の環状溝４２ｂ、また、
ドラムディスク３８ｐに形成された環状溝４２０１並び
に、ドラムディスク３８ｐ間に形成された環状溝４２ｄ
を含んでいる。

ずらし搬送ガイド５８におけるフォーク部のフォーク指
は、上述した第２搬送ガイド４４のフォーク指と夫々組
みをなすようになっている。即ち、第５図及び第６図に
は、第２搬送ガイド４４のフォーク指４４ａ　、４４ｂ
　、４４ｃと夫々組みをなすずらし搬送ガイド５８のフ
ォーク指５８ａ。

５８ｂ、５８ｃのみが示されている。ここで、これらフ
ォーク指５８ａ　、５８ｂ　、５８ｃは、対応するフォ
ーク指４４ａ　、４４ｂ　、４４ｃの直上に位置付けら
れている。また、フォーク指５８ａ。

５８ｂ、５８ｃの先端部は、ずらしドラム４８の周方向
でみて、その長さが短く形成されているとともに、対応
ずフォーク指４４ａ、４４ｂ。

４４ｃの傾斜面５２ａ　、５２ｂ　、５２ｃと夫々平行
な傾斜面５４ａ、５４ｂ、５４ｃに形成されている。夫
々組みをなす傾斜面５２ａと５４ａ１傾斜面５２ｂと５
４ｂ１傾斜面５２ｃと５４ｃは、互いに協働して、第２
搬送ドラム３８からずらしドラム４８に向け、一方の第
１種フィルタチップ群Ｆｅｇにおける各第１種フィルタ
チップＦｅｅを導くためのずらし通路を夫々形成してい
る。

更に、ずらしドラム４８は、前述したように第２搬送ド
ラム３８とは反対の方向に回転されるが、ここで、ずら
しドラム４８は、第２搬送ドラム３８の周速に対し３倍
の周速、換言すれば、第２搬送ドラム３８が１つの第２
搬送溝４０間隔だけ回転する間に、ずらしドラム４８は
、上述した３従って、ずらしドラム４８が上述したずら
し溝５０からなる３列の溝列を有していれば、第２搬送
ドラム３８の回転に伴い、第１フィルタチップ群Ｆｃｇ
が第２搬送ドラム３８とずらしドラム４８との転接点領
域に達すると、第１フィルタチップ群Ｆｃｇにおける３
個の第１種フィルタチップＦｅｅのうちの１個（第５図
でみて、最も手前側に位置する第１種フィルタチップＦ
ｅｅ））が前述したフォーク指５８ａの傾斜面５４ａ及
びフォーク指４４ａの傾斜面５２ａに案内されて、第２
搬送ドラム３８からずらしドラム４８に向かって導かれ
、そして、３列の溝列のうち第５図でみて最も手前に位
置する溝列のずらし溝５０内に係合保持されて、ずらし
ドラム４８の回転に伴い搬送される。この後、上記第１
種フィルタチップＦＣＣに順次隣接する２個の第１種フ
ィルタチップＦｃｃは、フォーク指５８ｂ、５８ｃの傾
斜面５４ｂ。

５４ｃ１並びに、フォーク指４４ｂ　、４４ｃの傾斜面
５２ｂ、５２ｃにより順次遅れて案内されることで、ず
らしドラム４８側に案内され、そして、上記溝列に隣接
する２列の溝列のずらし溝５０に夫々順次遅れて係合保
持され、これにより、ずらしドラム４８に回転に伴い、
先行する第１種フィルタチップＦｅｅよりも順次遅れて
搬送されることになる。１種フィルタチップＦ　ｃｃｈ
は、ずらしドラム４８の回転に伴い、その搬送方向にず
れた状態で搬送されることになる。

上述の動作は、第２搬送ドラム３８における次の第１種
フィルタチップ群Ｆｃｇが前記転接点領域に達する前に
完了するとともに、上記次の第１種フィルタチップ群Ｆ
Ｃｇの各第１種フィルタチップＦｃｃに対しても繰返さ
れる。従って、第２搬送ドー　３２　＝ ラム３８からずらしドラム４８に移し変えられる第１種
フィルタチップ群Ｆｃｇの３個の第１種フィルタチップ
Ｆｃｃは、ずらしドラム４８上において搬送方読搭れた
状態で搬送されることになる。

尚、ずらしドラム４８上での第１種フィルタチップＦｅ
ｅの搬送を確実になし、且つ、後述する第３搬送ドラム
への各フィルタチップの移し変えを確実になすため、各
ずらし溝５０が第５図中に示した吸引領域Ｓにあるとき
、第１種フィルタチップＦｃｃは、吸引空気により保持
されるようになっている。即ち、第５図に示されるよう
に、上述した吸引領域Ｓに相当範囲には、円弧形状をな
した吸引溝４３が設けられており、この吸引溝４３は、
図示しない固定ディスクに形成されているとともに、図
示しない負圧源に常時接続されている。そして、各ずら
し溝５０の底部には、吸引孔４５の一端が開口されてい
るとともに、この吸引孔４５の他端は、ずらしドラム４
８の回転に伴い、そのずらし溝５０が吸引領域Ｓにある
とき、吸引溝４３と連通されるようになっている。尚、
第５図においては、１個のずらし溝５０に対する吸引孔
４５しか図示されていない。このような吸引機構を備え
ていることにより、ずらし搬送ガイド５８の下端が第３
搬送ドラム内に侵入されなくても、ずらしドラム４８か
ら第３搬送ドラムへの各フィルタチップの移し変えを確
実に行なうことができる。

上述の記載では、一方の第１フィルタチッ群Ｆｃｇにお
ける３個の第１種フィルタチップＦｃｃについて、その
第２搬送ドラム３８からずらしドラタチップＦ　ｃｃ、
並びに、第２種フィルタチップ群Ｆｐｇの３個の第１種
フィルタチップＦｐｃについても、前述した第１種フィ
ルタチップＦｃｃの場合と同様なずらし機構により、そ
の搬送方向にずれた状態で、第２搬送ドラム３８からず
らしドラム４８に移し変えられる。従って、ずらしドラ
ム４８上においては、２つの第１種フィルタチップ群Ｆ
ｃｇの第１種フィルタチップＦ　ｃｃ、並びに、第２種
フィルタチプ群Ｆｐｇの第２種フィルタチップＦｐｃは
、第１０図に示されるように、その搬送方向に夫々ずれ
た状態で搬送されることになる。ここで、第１０図から
明らかなように、各フィルタチップ群のずれて搬送され
る各フィルタチップは、隣接するフィルタチップ群の対
応するフィルタチップと同期して搬送されるようになっ
ており、これを換言すれば、ずらしドラム４８上におい
ては、２個の第１種フィルタチップＦｃｃ間に第２種フ
ィルタチップＦｐｃが位置付けられ、しかも、これら３
個のフィルタチップＦ　ｃｃ、　Ｆ　ｐｃ、　　Ｆ　ｃ
ｃが同軸上に並んだ状態で搬送される。

更に、ずらしドラム４８下方には、ずらしドラム４８と
転接するようにして、第３搬送ドラム６０が配置されて
いる。この第３搬送ドラム６０は、ベースプレート１０
に対して回転可能に支持され、ずらしドラム４８とは反
対の方向に回転されるようになっている。尚、第１図中
に示された′とは反対側の端部を回転自在に支持するた
めのサポートアームである。

第３搬送ドラム６０周面には、周方向に等間隔を存し、
且つ、第３搬送ドラム６０の回転軸線と平行にして、複
数の第３搬送溝８０（第今図参照）が形成されている。

この第３搬送溝８０は、前述した第１及び第２搬送溝２
６．４０と同様に断面半円形をなしている。

第３搬送ドラム６０は、その第３搬送溝８０がずらしド
ラム４８におけるいずれかの溝列のずらし溝５０と合致
しながら回転されるようなっている。

従って、ずらしドラム４８の回転に伴い、順次搬送され
てくる２個の第１種フィルタチップＦｃｃと、これら第
１種フィルタチップＦｅｅ間の第２種フィルタチップＦ
ｐｃは、ずらしドラム４８から第３搬送ドラム６０にお
ける同一の第３搬送溝８０に供給され、そして、第３搬
送ドラム６０の回転に伴い搬送される。

第３搬送ドラム６０の外側のほぼ左半分にも、この第３
搬送ドラム６０の周面に沿って、第３搬送ガイド６４が
配置されており、この第３搬送ガイド６４は、第１種及
び第２種フィルタチップＦｅｅ、Ｆｐｅの搬送を案内す
る機能を有している。

そして、第３搬送ガイド６４の内面は、第７図の展開図
で示されており、第３搬送ガイド６４の内面には、第３
搬送ドラム６０の周面に沿って延び、且つ、第３搬送ド
ラム６０の回転軸線の方向に互いに離間した３本のガイ
ドレール６６が取付けられている。これらガイドレール
６６間は、同一の第３搬送溝８０に供給された一方の第
１種フィルタチップ群Ｆｃｇからの第１種フィルタチッ
プＦｅｅ及び第２種フィルタチップＦｐｃを、第３搬送
ドラム６０上での搬送過程において、第７図に示す如く
互いに近接するように案内する機能を有している。また
、他方の第１種フィルタチップ群Ｆａｇからの第１種フ
ィルタチップＦｅｅは、第３搬送ドラム６０上での搬送
過程において、噴出空気により、その第３搬送溝内を移
動され、これにより、ガイドレール６６に当接されて案
内されるこ−　３７　＝ とで、他の第１種及び第２種フィルタチップＦ　ｃｃ。

Ｆｐｃに対して近接されることになる。従って、ガイド
レール６６を通過した各フィルタチップは、この後、３
列に整列して搬送される。

第７図及び第８図において、噴出空気の噴出領域は、符
号Ｊによって示されており、ここで、その噴出機構につ
いて説明すれば、第９図に示されるように、第３搬送ド
ラム６０の一端面には、噴出ディスク６１が固定して取
付けられており、この噴出ディスク６１の周縁部には、
各第３搬送溝８０と同一の間隔を存して噴出孔６３が貫
通して形成されている。各噴出孔６３は、一端が対応す
る第３搬送溝８０に常時連通されている。更に、噴出デ
ィスク６１の外側には、コントルールリング６７が配置
されている。このコントロールリング６７は、第３搬送
ドラム６０、つまり、噴出ディスク６１の回転に拘らず
固定されており、従って、この噴出ディスク６１は、コ
ントロールリング６７に対し摺接されるようになってい
る。そして、コントロールリング６７における噴出ディ
スり６１側の端面には、前述した噴出領域Ｊに相当する
範囲に、円弧形状をなした噴出溝６９が形成されている
。この噴出溝６つは、ホースを介して図示しない圧縮空
気源に上記接続されているとともに、第３搬送ドラム６
０の回転に伴い、各噴出孔６３の他端と接続可能となっ
ている。

尚、第３搬送ガイド６４の上端からは、９本のフォーク
指が突出されており、これらフォーク指は、前述したず
らしドラム４８の環状溝に夫々侵入されている。

更に、第３搬送ドラム６０の下方には、第４搬送ドラム
６８、第２ずらしドラム７０及び第５搬送ドラム７２が
順次転接するようにして配置されている。

第４搬送ドラム６８は、前述した第１搬送ドラム２４に
対応する溝付きドラムであり、第４搬送ドラム６８には
、３枚の第３丸ナイフ７４が備えられている。これら第
３丸ナイフ７４は、第３搬送ドラム６０から受取った第
１種フィルタチップＦ　ｃｃ、第２種フィルタチップＦ
ｐｃ及び第１種フィルタチップＦｅｅをその搬送過程に
おいて、夫々等分して切断し、これにより、これらフィ
ルタチップからは、合計４個の第１種チップ半体ｆｃ及
び２個の第２種チップ半体ｆｐが形成される。

このようにして形成された第１種チップ半体ｆｃ及び第
２種チップ半休ｆｐは、ずらしドラム４８と機能的に同
様な構造からなる第２ずらしドラム７０及びずらし搬送
ガイド５８と機能的に同様なずらし搬送ガイド７４によ
って、第１０図に示される如く、搬送方向に互いにずら
されて搬送され、そして、第３搬送ドラム６０に対応す
る第５搬送ドラム７２上において、第３搬送ガイド６４
と同様な機能を有する第５搬送ガイド７６により、整列
され、この結果、２個の第１種チップ半休ｆｃ間に第２
種チップ半体ｆｐが位置付けられてなる倍長のデュアル
フィルタプラグが得られる。尚、第２ずらしドラム７０
は、２個のチップ半休を搬送方向にずらせばよいことか
ら、第４搬送ドラム６８に対して、２倍の周速で回転さ
れるようになっている。

このようにして得られたデュアルフィルタプラグは、第
５搬送ドラム７２から巻き上げ機側の溝付きドラム７８
に供給され、この溝付きドラム７８上において、２本の
シガレットと組合わされる。そして、この後、デュアル
フィルタプラグと２本のシガレットとは、チップペーパ
により相互に連結されて、２本分のデュアルフィルタ付
シガレットとなり、更に、これが等分に切断されて個々
のデュアルフィルタ付シガレットが得られる。

尚、第１図において、第４搬送ドラム６８の第４搬送ガ
イド８１は、第２搬送ガイド４４に相当するものである
が、第４搬送ガイド８１の上端はフォーク形状なし、そ
のフォーク指が第３搬送ドラム６０に侵入されており、
一方、第４搬送ドラム６８には、第７図に示された第３
搬送ガイド６４における下端のフォーク指が侵入されて
いる。

この発明は、上述した一実施例に制約されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば、上述の実施例で
は、２個のずらしドラムを使用して、フィルタチップ及
びチップ半休を夫々搬送力向にずらすようにしたが、第
２搬送ドラム３８において、各ロッド半体Ｆｅ、Ｆｐを
夫々４個に等分して切断するようにすれば、第４搬送ド
ラム６８、第２ずらしドラム７０．第５搬送ドラム７２
等を省略することもできる。また、第２搬送ドラム３８
上での各ロッド半体の切断個数をも３個に限らず、この
発明の装置に供給されるフィルタロッドの長さに応じて
変更可能である。

「発明の効果」 上述の説明から明らかなように、この発明のデュアルフ
ィルタの製造装置及びその製造方法によれば、溝付きド
ラムから形成される１本の搬送経路上において、２種類
のフィルタロッドを取扱うようにしたので、この発明の
装置に付加的な装置を組合わさなくても、デュアルフィ
ルタを製造することができ、しかも、この発明の装置全
体に必要な各種溝付きドラムの個数を従来のものに比べ
、半減させることができる。この結果、この発明の装置
は、構造が簡単になるばかりでなく、小形化を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の一実施例を示し、第１図は、装置全
体の概略図、第２図は、第１及び第２搬送ドラムを拡大
して示す側面図、第３図は、第１搬送ガイドの内面を示
す展開図、第４図は、第２搬送ドラムの縦断面図、第５
図は、ずらしドラムを拡大して示す側面図、第６図は、
第２搬送ガイドのフォーク部とずらし搬送ガイドのフォ
ーク部との関係を示す図、第７図は、第３搬送ガイドの
内面を示す展開図、第８図は、第３搬送ガイドの側面図
、第９図は、整列ドラムの一部断面図、第１０図は、第
１種及び第２種フィルタロッドに施される処理手順を示
す図である。 １２ｃ・・・第１ホッパ、１２ｐ・・・第２ホッパ、２
４・・・第１搬送ドラム、２６・・・第１搬送溝、３８
・・・第２搬送ドラム、４０・・・第２搬送溝、４８・
・・ずらしドラム、５０・・・ずらし溝、６０・・・第
３搬送ドラム、Ｆｃ・・・第１種フィルタロッド、Ｆｐ
・・・第２種フィルタロッド、Ｆｈ・・・第１種ロッド
半体、Ｆｅｅ・・・第１種フィルタチップ、Ｆｐｃ・・
・第２種フィルタチップ、ｆＣ・・・第１種チップ半体
、ｆｐ・・・第２種チップ半休。 −４４＝ 第４区 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、第１種フィルタロッドが多数蓄えられてなる第１ホ
   ッパと、 第１種フィルタロッドとは種類の異なる第２種フィルタ
   ロッドが多数蓄えられてなる第２ホッパと、 第１ホッパの下方に配置された回転可能な第１搬送ドラ
   ムと、 この第１搬送ドラムの周面に周方向に等間隔を存すると
   ともに、第１搬送ドラムの軸線と平行にして形成され、
   第１搬送ドラムの回転に伴い、第１ホッパから１本の第
   １種フィルタロッドを受取り、この第１種フィルタロッ
   ドを搬送する第１搬送溝と、 第１搬送ドラムの回転に伴う第１種フィルタロッドの搬
   送過程において、第１搬送溝内で第１種フィルタロッド
   を長さの等しい２本の第１種ロッド半体に切断する第１
   切断機構と、 第１搬送ドラムの周面に沿って配置され、上記第１切断
   機構により得られた第１搬送溝内の２本の第１種ロッド
   半体を、上記搬送過程において、第１搬送溝内で所定の
   間隔だけ離間させる分離機構と、 第２ホッパ及び第１ドラムの下方において、この第１ド
   ラムに転接するようにして配置され、第１搬送ドラムと
   は反対の方向に回転可能な第２搬送ドラムと、 この第２搬送ドラムの周面に周方向に等間隔を存し、第
   ２搬送ドラムの軸線と平行にして形成され、第２搬送ド
   ラムの回転に伴い、第１搬送ドラムの第１搬送溝から２
   本の第１種ロッド半体を上記間隔を存した状態で受取っ
   て保持するとともに、第２ホッパから第１種ロッド半体
   間に位置するように第２種フィルタロッドを受取って保
   持し、これら第１種ロッド半体及び第２種フィルタロッ
   ドを搬送する第２搬送溝と、 第２搬送ドラムの回転に伴う第１種ロッド半体及び第２
   種フィルタロッドの搬送過程において、第２搬送溝内で
   ２本の第１種ロッド半体並びに第２種フィルタロッドを
   夫々同数個に切断して、第１種フィルタチップ群を２個
   形成するとともに、第２種フィルタチップ群を１個形成
   する第２切断機構と、 第２搬送ドラムの下方に、第２搬送ドラムと転接するよ
   うに配置され、第２搬送ドラムとは反対の方向に回転可
   能なずらし搬送ドラムと、 ずらし搬送ドラムの周面に各フィルタチップ群に夫々対
   応して設けられてなり、周方向に等間隔を存して形成さ
   れたずらし溝からなる溝列を、フィルタチップ群の個数
   と同数個だけ、ずらし搬送ドラムの軸線方向に順次隣接
   させ、且つ、各溝列におけるずらし溝の回転位相を互い
   に所定の角度だけずらして備え、ずらし搬送ドラムの回
   転に伴い、第２搬送ドラムの第２搬送溝からフィルタチ
   ップ群中のフィルタチップを夫々対応する溝列のずらし
   溝内に受取り、これにより、フィルタチップ群の各フィ
   ルタチップをずらし搬送ドラムの回転方向に順次ずらし
   て搬送させるずらし機構と、ずらしドラムの下方に転接
   するようにして配置され、ずらしドラムとは反対の方向
   に回転可能な第３搬送ドラムと、 第３搬送ドラムの周面に周方向に等間隔を存し、第３搬
   送ドラムの軸線方向と平行にして形成され、第３搬送ド
   ラムの回転に伴い、ずらしドラムから各フィルタチップ
   群のフィルタチップを同時に１個ずつ受取る第３搬送溝
   とを備え、 これにより、第３搬送ドラムの回転に伴い、第３搬送溝
   内には、第１種フィルタチップ間に第２種フィルタチッ
   プが位置した状態で搬送されることを特徴とするシガレ
   ット用デュアルフィルタの製造装置。 ２、複数の溝付きドラムを連ねて形成され、フィルタロ
   ッドを搬送可能な１本の搬送経路に、第１種フィルタロ
   ッド供給する第１供給工程と、搬送経路上を搬送される
   第１種フィルタロッドを、搬送過程おいて、長さの等し
   い２本の第１種ロッド半体に切断する第１切断工程と、 ２本の第１種ロッド半体を、搬送過程において、第１種
   ロッド半体の軸方向に所定の間隔だけ離間させる分離工
   程と、 搬送経路に、第１種フィルタロッドとは種類の異なる第
   ２種フィルタロッドを、２本の第１種ロッド半体間で且
   つこれら第１種ロッド半体と同軸的に位置付けて供給し
   、これにより、搬送経路上で２本の第１種ロッド半体及
   び第２種フィルタロッドを同期して搬送させる第２供給
   工程と、搬送経路上において、搬送過程にある２本の第
   １種ロッド半体及び第２種フィルタロッドを夫々複数個
   に等分して、第１種フィルタチップ群を２個形成すると
   ともに、第２種フィルタチップ群を１個形成する第２切
   断工程と、 搬送経路を搬送される２個の第１種フィルタロッド群及
   び１個の第２種フィルタロッド群の各フィルタチップを
   搬送経路上において搬送方向に順次ずらし、２個の第１
   種フィルタチップ間に１個の第２種フィルタチップを互
   いに同軸的に位置付けて順次搬送させるずらし搬送工程
   とを具備したことを特徴とするシガレット用デュアルフ
   ィルタの製造方法。