JPH01131633A - カーテン束ね具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は永久磁石を使用した吸着具と被吸着具とをカー
テン束ね帯の両端に取付け、吸着力によりカーテンを束
ねると共に被吸着具は窓開口部に設けた台座内部に取付
けられた係止具によって脱着自在とし、前記帯の取替、
洗濯時の取外しがワンタッチで出来るようにしたカーテ
ン束ね具に関する。

（従来技術） 従来のカーテン束ね具はカーテンを束ねる帯、紐等の端
部にリング状の部分を設けて、これを窓開口部に取付け
た鉤に通して掛けることによりカーテンを束ねるように
したものが一般的であったが、リング状部分が鉤に掛は
外しのため傷み易いので本出願人は永久磁石の吸着力に
より東ね帯を開口部に止めるようにしたものを開示した
が、束ね帯の洗濯時等に邪魔になったり、吸１１具が発
錆したりするのでこれを防止するために、帯の両端に設
けた吸着具を束ね帯から筒中に取外せるようにしたもの
を出願している。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら上記のカーテン束ね具は束ね帯に取付けら
れる吸着具と吸着する他方の吸着具が窓枠等、窓開口部
に固着されており、而も東ね帯の両端に取付けられた吸
着具と夫々吸着するものであるので少なくとも二対の吸
着具が必要であり、又束ね帯の両端がずれた状態で吸着
されるため外観もすっきりせず又、束ねを解く時に束ね
帯の両端が共に吸着が外れてしまうことがある等の問題
点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記の問題点を解決するために提供されたカー
テン束ね具であって、一方の磁極面ａから他方の磁極面
すに向けた穴１ａを有する永久磁石１と該永久磁石ｌの
磁極面ａに添設される強磁性板２とよりなる吸着具Ａと
、該吸着ＡＡの磁極面すに当接される強磁性板３よりな
る被吸着具Ｂとよりなり、該吸着具Ａ、被吸着具Ｂにお
ける強磁性板２．３の双方又は何れか一方より突設され
た磁気通路を構成する強磁性桿部２ａ、３ａが前記吸着
具Ａの穴１ａを介して相互に又は前記強磁性板２又は３
に着脱自在に吸着されていると共に、前記被吸着具Ｂの
強磁性板３の非吸着側にピン５が突設されている一対の
吸着具Ａ並びに被吸着具Ｂと、窓開口部に設けられ、下
面開口の箱状をなし天壁部にピン挿通穴１１と側壁部に
操作窓１２が設けられている台座１０と、該台座１０に
取付けられるピン係止具Ｃとからなり、該ピン係止具Ｃ
は先端にピン５が挿入される穴６ａを有し、先端部内周
面が先端方向へ１ｉｉ径される傾斜内周面６ｂとされて
いる筒体容器状の金具６に、該金具６の後端に開設され
た穴６ｃにより軸芯に前記穴６ａに連通ずるピン挿入孔
７ａを設けられたピン挿入管７が摺動自在に挿入され、
該挿入管７は先端部が前記金具６の傾斜内周面６ｂと略
同径同傾斜の外周面７’ａを有する１膨大頭部７′とさ
れ、該頭部７°内にｍ嵌された複数個のボール８がその
一部を前記外周面７’ａに等間隔に配設された穴７’ｂ
より前記金具６の傾斜内周面６ｂにその内径に応じて出
没当接し、［つ前記膨大頭部７°　と前記金具の内底面
６ｄとの間に介在するばね９により先端方向に弾発され
ており、前記被吸着具Ｂのピン５が前記台座１０の天壁
部に添装されたカーテン束ね用帯１３の一方の面から前
記ピン係止ＡＣの孔７に向けて刺挿されていると共に前
記吸着具Ａが前記カーテン束ね用帯１３の他端に取付け
られている構成としたものである。

（作用） 上記の構成とされたカーテン束ね具は束ね用？ｉＨ３の
一端が台座１０に取付けられているピン係ｌｌ：几Ｃに
よって係ＩＦされる１ケの被吸着具Ｂによって係着され
、該被吸着具Ｂが前記帯１３の他端に取付けた１ケの吸
着具Ａと吸着することにより帯１３は両端を玉ね合わせ
てループ状となりカーテンを束ねる。

又、カーテンの束ね用帯１３は台座１０上に帯１３の一
端を置き被吸着具Ｂのピン５を押込むことにより窓枠等
に取付けられた台座１０に係着され、吸着具Ａと被吸着
具Ｂの吸着を外す時に帯１３までが取れることがなく、
而も帯１３を取外す時は台座ＩＯの操作窓１２からドラ
イバー等棒状のもので係止ＡＣの係止を外すことにより
、簡単に被吸着具Ｂのピン５が抜け、帯１３を外すこと
ができる。

（実施例） 以下本発明の一実施例について図面により説明する。

Ａ、Ｂは一対となっている吸着具と被吸着具であって、
吸着具Ａは一方の磁極面ａから他方の磁極面すに向けた
穴１ａを有する環板状の永久磁石ｌの磁極面ａに円板状
の強磁性板２が添着され、底部に穴１ａに連通ずる穴４
ａを有する倒皿状の非磁性ケース４内に永久磁石ｌの磁
極面すを内方にして嵌入され、ケース４の開口縁に１没
けられた係１に爪４ｂによって永久磁石ｌと強磁性板２
とを一体に保持されており、前記強磁性板２には一端が
細径秤部２ａ’とされた強磁性押部２ａが、該細径秤部
２ａ’を強磁性板２の中心に設けた孔に貫挿することに
より穴ｌａ内に突設されている。更に細径秤部２ａ’は
非吸着側に突出した部分をカーテン束ね用帯１７の一端
に刺挿され座金等を介して帯１７にカシメ付けられてい
る。

又、被吸着具Ｂは吸着具Ａと同様な円板状の強磁性板３
と吸着側である一方の面の中心に突設された強磁性押部
３ａとよりなっており、該強磁性押部３ａの一端が細径
秤部３ａ’とされ、強磁性板３の中心の孔に貫挿されて
押部３ａが強磁性板３の吸若面側に立設されると共に又
。

該細径秤部３ａ’は更に強磁性板３の非吸着側に突出し
た部分をピン５とされている。

該ピン５は強磁性押部３ａを突設された強磁性板３の非
吸着面にスポット、ロウ付け、その他の溶接により強磁
性板３に溶着される場合、前記押部３ａとプレス等によ
り一体に形成されて強磁性板３の中心に設けた穴に刺通
してカシメ付けられる場合、或は強磁性板、押部３ａと
一体に形成される場合等がある。

吸着具Ａが一端に取付けられた前記東ね用帯１７の他端
は窓開口部に取付けられた台座１４に前記被吸着具Ｂに
より係着されており、台座１０はアルミダイキャスト、
合成樹脂等よりなる下面が開口された円形の箱状であり
、天壁部１０ａにピン挿通穴１１と側壁部１０ｂに操作
窓１２とが設けられ、開口縁には鍔部１０ｃを有し、該
鍔部１０ｃにより窓開口部にビス止めされるようになっ
ており、内部に係ＩＩ：具Ｃが取付けられている。

該ピン係１ト几Ｃは金属製の筒体容器状の金具と、該金
具６の後端に開設されている穴６ｃより摺動自在に挿入
され軸芯にピン挿入孔７ａを有するピン挿入管７とより
なり、金具６は先端にピンが挿入される穴６ａが前記ピ
ン挿入管７のピン挿入孔７ａに連通ずるように貫設され
。

内周面は先端部のみが先端方向へ次第に縮径される傾斜
内周面６ｂとされている。６ｅは金Ｊ４６の把持用フラ
ンジである。

又、ピン挿入管７は先端部が前記金具６の傾斜内周面６
ｂと略同径で同傾斜の外周面７’ａを有する膨大頭部７
°となっており、該頭部７゜内に′は複数（通常３箇）
の調性のボール８がその一部を、前記外周面７’ａに等
間隔に配設された穴７’ｂより出没自在に遊嵌され、金
具６の傾斜内周面６ｂと該頭部７°との関係位置におけ
る傾斜内周面６ｂの内径に応じて出没し、該内周面６ｂ
に当接するようになっている。

又、膨大頭部７′の後端面と金具６の内底面６ｄとの間
にはコイルばね９がピン挿入管７に嵌挿されて膨大頭部
７°を金具６内で先端方向に弾発している。従ってピン
がピン挿入孔７ａ内に挿入されていない時は各ボール８
が互に接する状態となっている。

尚、７ｂはピン挿入管７の孤み用フランジである。

このようなピン係止具Ｃは被吸着具Ｂのピン５を束ね帯
１３に刺通し、穴６ａより押込むことによりピン５の太
さに応じて外方へ押出され、傾斜内周面６ｂに当接した
ボール８は該内周面６ｂに沿って拡径側である後方へ回
動し、ピン挿入管７全体をばね９の弾発力に抗して後方
へ移動し、ボール８間にピン５が挾持された時点で停止
し、ばね９の弾発力により各ボール８は傾斜内周面６ｂ
とピン５間に押圧されてピン５が係止されるように構成
されているものであり、台座１０の天壁部１０ａ内面に
前記金具６の前端面を沿わせた状態で台座１０内に嵌入
され、フランジ６ｅ上に台座１４の内壁をカシメる等に
より固着されており、前記被吸着具Ｂのピン５をカーテ
ン束、ね用帯１３に刺通して台座１０のピン係止具Ｃに
係止することにより鎖帯１３を係着することができるよ
うになっている。

尚、吸着具Ａは前記のように帯１３に細径押部２ａ’を
刺通して突出端をカシメて取付け、或は細径押部２ａ’
を短寸として強磁性板２にカシメ付けると同時に折付脚
片を取付け、この脚片を帯１３に刺通させて取付ける他
、前記吸着具Ａと同様にピン５を強磁性板２の非吸着側
に突設し、これを帯１３に刺通し、前記ピン係止具Ｃ或
はその他のピン係ＩＬ、Ａによって脱着自在に取付ける
場合もある。

而して、吸着具Ａと被吸着具Ｂとは強磁性板３が吸着具
Ａの磁極面す側に、穴ｌａ内で強磁性桿部２ａと３ａと
が夫々吸着することにより　？ｉＨ３がループ状となっ
てカーテンを束ねるものである。

又、吸着具Ａと被吸着具Ｂとは強磁性桿部２ａと３ａが
第３図のように吸着具Ａの強磁性桿部２ａのみが設けら
れて直接強磁性板３に吸着する場合（この場合強磁性板
３の吸着面の周縁が突縁とされ或は磁極面す側の周縁に
突縁が設けられて吸着位置のズレが防止されるようにな
っている）又は秤部３ａのみの場合がある。

又、吸着具Ａは第１図、第３図等に示すようにケース４
に磁極面す側も覆われている場合、第４図（ａ）に示す
ようにケース４が短寸の円筒状であって、磁極面すが露
出している場合、第４図（ｂ）に示すように倒皿状のケ
ース４の底部、即ち磁極面す側の面の周縁が突周縁４Ｃ
とされて被吸着具Ｂの吸着位置のズレを防止すると共に
該磁極面すに誤ってキャッシュカード等の磁気記録物が
接触した場合に該突周縁４Ｃによって磁極面すとの密着
がないようにし、磁気記録への磁気の悪影響を防止する
ようにする場合等がある。

第５図は磁気シールドタイプとした吸着具の各種実施例
で同図（ａ）はケース４と磁極面すとの間に強磁性の磁
気シールド板１４を介装すると共にケース４の磁極面す
側に突周縁４Ｃを併設したもの、同図（ｂ）は筒状のケ
ース４により磁極面す側に添装した磁気シールド板１４
の周縁を係止したものであり、同図（Ｃ）はモールディ
ングにより磁極面すに磁気シールド板１４を添装し、何
れも非吸着時における磁極面すからの磁気漏洩を防止す
るようにしたものである。

第６図（ａ）は永久磁石ｌを硬質磁性粉末を含有した合
成樹脂により成形したプラスチック磁石としてケース４
を省略し、強磁性板２は永久磁石１の磁極面ａ側へ埋設
したもので、前記第５図（Ｃ）も同様プラスチック磁石
を使用したものであり、第６図（ｂ）は磁極面すにプラ
スチック磁石自体による突周縁１ｂを形成したものであ
る。

（効果） 本発明に係るカーテン束ね具は上記のように構成されて
いるのでカーテン束ね用帯は被吸着具に突設したピンと
台座に設けたピン係止具との係着を解くだけで筒中に取
外すことができるので帯の洗濯、季節による柄、生地の
取替えができ、帯の装脱がワンタッチでできる。

又、カーテン束ね用帯の両端の一対の吸着具と被吸着具
とにより鎖帯をループ状として束ねることができるので
窓の部分がスッキリとして体裁がよく、吸着具と被吸着
具が一対のみであるので経済的である。

更に永久磁石の吸着力を利用しているので必要以上に力
が掛った場合に外れて帯が切れたりカーテンが切れたり
することはなく、而も帯の一端は被吸着具とピン係止具
とにより台座に係着されているのでカーテンの束ねを解
くため吸着具の吸着を外す際、帯の両端が共に外れてし
まうことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカーテン束ね具の一実施例の断面
図、第２図は同斜視図、第°３図は一対の吸着具と被吸
着具の他の実施例の断面図、第４図乃至第６図は吸着具
の各種実施例の断面図である。 Ａ・・・吸着具、Ｂ・・・被吸着具、Ｃ・・・ピン係止
具、ａ、ｂ・・・磁極面、ｌ・・・永久磁石、２．３・
・・強磁性板、２ａ、３ａ・・・強磁性桿部、４・・・
ケース、５・・・ピン、６・・・金具、７・・・ピン挿
入管、８・・・ボール、９・・・ばね、ＩＯ・・・台座
、１１・・・ピン挿通穴、■２・・・操作窓、Ｉ３・・
・帯。 第　　Ｉ　　図 １１・・・ピン挿通穴 １２・・・操作窓 １３・・・帯 第　　　３　　図 第４図 第　　５　　図 ビ 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一方の磁極面ａから他方の磁極面ｂに向けた穴１ａを有
   する永久磁石１と該永久磁石１の磁極面ａに添設される
   強磁性板２とよりなる吸着具Ａと、該吸着具Ａの磁極面
   ｂに当接される強磁性板３よりなる被吸着具Ｂとよりな
   り、該吸着具Ａ、被吸着具Ｂにおける強磁性板２、３の
   双方又は何れか一方より突設された磁気通路を構成する
   強磁性桿部２ａ、３ａが前記吸着具Ａの穴１ａを介して
   相互に又は前記強磁性板２又は３に着脱自在に吸着され
   ていると共に、前記被吸着具Ｂの強磁性板３の非吸着側
   にピン５が突設されている一対の吸着具Ａ並びに被吸着
   具Ｂと、 窓開口部に設けられ、下面開口の箱状をなし天壁部にピ
   ン挿通穴１１と側壁部に操作窓１２が設けられている台
   座１０と、 該台座１０に取付けられるピン係止具Ｃとからなり、 該ピン係止具Ｃは先端にピン５が挿入される穴６ａを有
   し、先端部内周面が先端方向へ縮径される傾斜内周面６
   ｂとされている筒体容器状の金具６に、該金具６の後端
   に開設された穴６ｃにより軸芯に前記穴６ａに連通する
   ピン挿入孔７ａを設けられたピン挿入管７が摺動自在に
   挿入され、該挿入管７は先端部が前記金具６の傾斜内周
   面６ｂと略同径同傾斜の外周面７’ａを有する膨大頭部
   ７’とされ、該頭部７’内に遊嵌された複数個のボール
   ８がその一部を前記外周面７’ａに等間隔に配設された
   穴７’ｂより前記金具６の傾斜内周面６ｂにその内径に
   応じて出没当接し、且つ前記膨大頭部７’と前記金具の
   内底面６ｄとの間に介在するばね９により先端方向に弾
   発されており、前記被吸着具Ｂのピン５が前記台座１０
   の天壁部に添装されたカーテン束ね用帯１３の一方の面
   から前記ピン係止具Ｃの孔７に向けて刺挿されていると
   共に前記吸着具Ａが前記カーテン束ね用帯１３の他端に
   取付けられていることを特徴とするカーテン束ね具。