JPH01130033A - 内燃エンジンの空燃比制御方法 - Google Patents
内燃エンジンの空燃比制御方法Info
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- JPH01130033A JPH01130033A JP28676787A JP28676787A JPH01130033A JP H01130033 A JPH01130033 A JP H01130033A JP 28676787 A JP28676787 A JP 28676787A JP 28676787 A JP28676787 A JP 28676787A JP H01130033 A JPH01130033 A JP H01130033A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1438—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
- F02D41/1444—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases
- F02D41/1454—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio
- F02D41/1456—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio with sensor output signal being linear or quasi-linear with the concentration of oxygen
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は内燃エンジンの空燃比制御方法に関する。
背景技術
内燃エンジンの排気ガス浄化、燃費改善等を目的として
、排気ガス中の酸素濃度を酸素濃度センサによって検出
し、この酸素濃度センサの出力信号に応じてエンジンへ
の供給混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバック制
御する空燃比制御装置がある。
、排気ガス中の酸素濃度を酸素濃度センサによって検出
し、この酸素濃度センサの出力信号に応じてエンジンへ
の供給混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバック制
御する空燃比制御装置がある。
このような空燃比制御装置に用いられる酸素濃度センサ
として被測定気体中の酸素濃度に比例した出力を発生す
るものがある。例えば、平板状の酸素イオン伝導性固体
電解質材の両生面に電極対を設けて固体電解質材の一方
の電極面が気体滞留室の一部をなしてその気体滞留室が
被測定気体と導入孔を介して連通ずるようにした限界電
流方式の酸素濃度センサが特開昭52−72286号公
報に開示されている。
として被測定気体中の酸素濃度に比例した出力を発生す
るものがある。例えば、平板状の酸素イオン伝導性固体
電解質材の両生面に電極対を設けて固体電解質材の一方
の電極面が気体滞留室の一部をなしてその気体滞留室が
被測定気体と導入孔を介して連通ずるようにした限界電
流方式の酸素濃度センサが特開昭52−72286号公
報に開示されている。
かかる酸素濃度センサを用いて空燃比を制御する場合に
は排気ガス中の酸素濃度からは混合気の空燃比が理論空
燃比よりリーンの範囲でしか酸素濃度に比例した出力が
得られないので目標空燃比をリッチ領域に設定した空燃
比制御は不可能であった。また空燃比がリーン及びリッ
チ領域にて排気ガス中の酸素濃度に比例した出力が得ら
れる酸素濃度センサとしては2つの平板状の酸素イオン
伝導性固体電解質材各々に電極対を設けて2つの固体電
解質材の一方の電極面各々が気体滞留室の一部をなして
その気体滞留室が被測定気体と導入孔を介して連通し一
方の固体電解質材の他方の電極面が大気室に面するよう
にしたセンサが特開昭59−192955号に開示され
ている。
は排気ガス中の酸素濃度からは混合気の空燃比が理論空
燃比よりリーンの範囲でしか酸素濃度に比例した出力が
得られないので目標空燃比をリッチ領域に設定した空燃
比制御は不可能であった。また空燃比がリーン及びリッ
チ領域にて排気ガス中の酸素濃度に比例した出力が得ら
れる酸素濃度センサとしては2つの平板状の酸素イオン
伝導性固体電解質材各々に電極対を設けて2つの固体電
解質材の一方の電極面各々が気体滞留室の一部をなして
その気体滞留室が被測定気体と導入孔を介して連通し一
方の固体電解質材の他方の電極面が大気室に面するよう
にしたセンサが特開昭59−192955号に開示され
ている。
このような酸素濃度比例型の酸素濃度センサを用いて空
燃比制御を行なう場合には、酸素濃度に比例しないいわ
ゆるλ−1型の酸素濃度センサを用いた空燃比制御の場
合と同様に、吸気管内圧力等のエンジン負荷に関するエ
ンジン運転パラメータに応じて空燃比制御の基準値を設
定し、酸素濃度センサの出力によって得られる検出空燃
比の目標空燃比に対する偏差に応じて空燃比補正値を算
出し、該基準値を空燃比補正値によって補正することに
より出力値を得てその出力値に応じて燃料供給装置等の
供給混合気の空燃比調整手段を制御するようになってい
る。
燃比制御を行なう場合には、酸素濃度に比例しないいわ
ゆるλ−1型の酸素濃度センサを用いた空燃比制御の場
合と同様に、吸気管内圧力等のエンジン負荷に関するエ
ンジン運転パラメータに応じて空燃比制御の基準値を設
定し、酸素濃度センサの出力によって得られる検出空燃
比の目標空燃比に対する偏差に応じて空燃比補正値を算
出し、該基準値を空燃比補正値によって補正することに
より出力値を得てその出力値に応じて燃料供給装置等の
供給混合気の空燃比調整手段を制御するようになってい
る。
ところで、このような酸素濃度比例型の酸素濃度センサ
を用いても空燃比調整手段を含めてエンジン自体の経年
変化、センサ等の劣化の故に設定された基準値がエンジ
ン運転状態に正しく対応しなくなり誤差が生じてくるこ
とが普通である。このような誤差が生ずると適正な空燃
比制御が行なわれなくなる。よって、基準値の誤差を補
正する学習補正値を基準値と対応するエンジン運転領域
毎に算出してこれを更新することとし、該学習補正値に
よって基準値を補正することが考えられている。しかし
ながら、かかる運転領域が変化するほどに実際のエンジ
ン運転状態が変化すると学習補正値も変化し、この結果
、運転領域が変化したときに空燃比補正値の補正遅れが
発生し、適正な空燃比制御とならない場合があることが
判明した。
を用いても空燃比調整手段を含めてエンジン自体の経年
変化、センサ等の劣化の故に設定された基準値がエンジ
ン運転状態に正しく対応しなくなり誤差が生じてくるこ
とが普通である。このような誤差が生ずると適正な空燃
比制御が行なわれなくなる。よって、基準値の誤差を補
正する学習補正値を基準値と対応するエンジン運転領域
毎に算出してこれを更新することとし、該学習補正値に
よって基準値を補正することが考えられている。しかし
ながら、かかる運転領域が変化するほどに実際のエンジ
ン運転状態が変化すると学習補正値も変化し、この結果
、運転領域が変化したときに空燃比補正値の補正遅れが
発生し、適正な空燃比制御とならない場合があることが
判明した。
発明の概要
そこで、本発明の目的は、内燃エンジンの空燃比調整手
段、或いはセンサの経年変化及び運転領域の変化にも拘
らず適正な空燃比制御を行なうことができる空燃比制御
方法を提供することである。
段、或いはセンサの経年変化及び運転領域の変化にも拘
らず適正な空燃比制御を行なうことができる空燃比制御
方法を提供することである。
本発明による内燃エンジンの空燃比制御方法は、複数の
運転パラメータに応じて空燃比制御の基準値及び目標空
燃比を設定し、酸素濃度センサの出力によって得られる
検出空燃比の目標空燃比に対する偏差に応じて空燃比補
正値を設定し、運転パラメータに応じて定まる運転状態
の属する運転領域に対応する学習補正値を空燃比補正値
に基づいて設定し、運転領域が変化したときには空燃比
補正値を運転領域の変化直前及び直後の学習補正値によ
って補正し、基準値及び補正した空燃比補正値を用いて
出力値を決定し、出力値に応じて供給混合気の空燃比を
制御することを特徴としている。
運転パラメータに応じて空燃比制御の基準値及び目標空
燃比を設定し、酸素濃度センサの出力によって得られる
検出空燃比の目標空燃比に対する偏差に応じて空燃比補
正値を設定し、運転パラメータに応じて定まる運転状態
の属する運転領域に対応する学習補正値を空燃比補正値
に基づいて設定し、運転領域が変化したときには空燃比
補正値を運転領域の変化直前及び直後の学習補正値によ
って補正し、基準値及び補正した空燃比補正値を用いて
出力値を決定し、出力値に応じて供給混合気の空燃比を
制御することを特徴としている。
実施例
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第3図は本発明の空燃比制御方法を適用し
た電子制御燃料噴射装置を示している。
た電子制御燃料噴射装置を示している。
本装置において、酸素濃度センサ検出部1はエンジン2
の排気管3の三元触媒コンバータ5より上流に配設され
、酸素濃度センサ検出部1の入出力がE CU (El
ectronic Control Unit ) 4
に接続されている。
の排気管3の三元触媒コンバータ5より上流に配設され
、酸素濃度センサ検出部1の入出力がE CU (El
ectronic Control Unit ) 4
に接続されている。
酸素濃度センサ検出部1の保護ケース11内には第2図
に示すようにほぼ直方体状の酸素イオン伝導性固体電解
質材12が設けられている。酸素イオン伝導性固体電解
質材12内には気体拡散制限域として気体滞留室13が
形成されている。気体滞留室13は固体電解質材12外
部から被測定気体の排気ガスを導入する導入孔14に連
通し、導入孔14は排気管3内において排気ガスが気体
滞留室13内に流入し易いように位置される。また酸素
イオン伝導性固体電解質材12には大気を導入する大気
基準室15が気体滞留室13と壁を隔てるように形成さ
れている。気体滞留室13と大気基準室15との間の壁
部及び大気基準室15とは反対側の壁部には電極対17
a、17b、16a、16bが各々形成されている。固
体電解質材12及び電極対16a、16bが酸素ポンプ
素子18として作用し、固体電解質材12及び電極対1
7a、17bが電池素子19として作用する。
に示すようにほぼ直方体状の酸素イオン伝導性固体電解
質材12が設けられている。酸素イオン伝導性固体電解
質材12内には気体拡散制限域として気体滞留室13が
形成されている。気体滞留室13は固体電解質材12外
部から被測定気体の排気ガスを導入する導入孔14に連
通し、導入孔14は排気管3内において排気ガスが気体
滞留室13内に流入し易いように位置される。また酸素
イオン伝導性固体電解質材12には大気を導入する大気
基準室15が気体滞留室13と壁を隔てるように形成さ
れている。気体滞留室13と大気基準室15との間の壁
部及び大気基準室15とは反対側の壁部には電極対17
a、17b、16a、16bが各々形成されている。固
体電解質材12及び電極対16a、16bが酸素ポンプ
素子18として作用し、固体電解質材12及び電極対1
7a、17bが電池素子19として作用する。
また大気基準室15の外壁面にはヒータ素子20が設け
られている。
られている。
酸素イオン伝導性固体電解質材12としては、ZrO2
(二酸化ジルコニウム)が用いられ、電極16aないし
17bとしてはpt(白金)が用いられる。
(二酸化ジルコニウム)が用いられ、電極16aないし
17bとしてはpt(白金)が用いられる。
第3図に示すようにECU4には差動増幅回路21、基
準電圧源22、抵抗23からなる酸素濃度センサ制御部
が設けられている。酸素ポンプ素子18の電極16b及
び電池素子19の電極17bはアースされている。電池
素子19の電極17aには差動増幅回路21が接続され
、差動増幅回路21は電池素子19の電極17a、17
b間の電圧と基準電圧源22の出力電圧との差電圧に応
じた電圧を出力する。基準電圧源22の出力電圧は理論
空燃比に相当する電圧(0,4(V〕)である。差動増
幅回路21の出力端は電流検出抵抗23を介して酸素ポ
ンプ素子18の電極16aに接続されている。電流検出
抵抗23の両端が酸素濃度センサの出力端であり、マイ
クロコンピュータからなる制御回路25に接続されてい
る。
準電圧源22、抵抗23からなる酸素濃度センサ制御部
が設けられている。酸素ポンプ素子18の電極16b及
び電池素子19の電極17bはアースされている。電池
素子19の電極17aには差動増幅回路21が接続され
、差動増幅回路21は電池素子19の電極17a、17
b間の電圧と基準電圧源22の出力電圧との差電圧に応
じた電圧を出力する。基準電圧源22の出力電圧は理論
空燃比に相当する電圧(0,4(V〕)である。差動増
幅回路21の出力端は電流検出抵抗23を介して酸素ポ
ンプ素子18の電極16aに接続されている。電流検出
抵抗23の両端が酸素濃度センサの出力端であり、マイ
クロコンピュータからなる制御回路25に接続されてい
る。
11す御回路25には例えば、ポテンショメータからな
り、絞り弁26の開度に応じたレベルの出力電圧を発生
する絞り弁開度センサ31と、絞り弁26下流の吸気管
27に設けられて吸気管27内の絶対圧に応じたレベル
の出力電圧を発生する絶対圧センサ32と、エンジンの
冷却水温に応じたレベルの出力電圧を発生する水温セン
サ33と、大気吸入口28近傍に設けられて吸気温に応
じたレベルの出力を発生する吸気温センサ34と、エン
ジン2のクランクシャフト(図示せず)の回転に同期し
たパルス信号を発生するクランク角センサ35とが接続
されている。またエンジン2の吸気バルブ(図示せず)
近傍の吸気管27に設けられたインジェクタ36が接続
されている。
り、絞り弁26の開度に応じたレベルの出力電圧を発生
する絞り弁開度センサ31と、絞り弁26下流の吸気管
27に設けられて吸気管27内の絶対圧に応じたレベル
の出力電圧を発生する絶対圧センサ32と、エンジンの
冷却水温に応じたレベルの出力電圧を発生する水温セン
サ33と、大気吸入口28近傍に設けられて吸気温に応
じたレベルの出力を発生する吸気温センサ34と、エン
ジン2のクランクシャフト(図示せず)の回転に同期し
たパルス信号を発生するクランク角センサ35とが接続
されている。またエンジン2の吸気バルブ(図示せず)
近傍の吸気管27に設けられたインジェクタ36が接続
されている。
制御回路25は電流検出抵抗23の両端電圧をディジタ
ル信号に変換する差動人力のA/D変換器40と、絞り
弁開度センサ31、絶対圧センサ32、水温センサ33
及び吸気温センサ34の各出力レベルを変換するレベル
変換回路41と、レベル変換回路41を経た各センサ出
力の1つを選択的に出力するマルチプレクサ42と、こ
のマルチプレクサ42から出力される信号をディジタル
信号に変換するA/D変換器43と、クランク角センサ
35の出力信号を波形整形してTDC信号として出力す
る波形整形回路44と、波形整形回路44からのTDC
信号の発生間隔をクロックパルス発生回路(図示せず)
から出力されるクロックパルス数によって計測するカウ
ンタ45と、インジェクタ36を駆動する駆動回路46
と、プログラムに従ってディジタル演算を行なうCPU
(中央演算回路)47と、各種の処理プログラム及びデ
ータが予め書き込まれたROM48と、RAM49と備
えている。A/D変換器40.43、マルチプレクサ4
2、カウンタ45、駆動回路46、CPU47、ROM
48及びRAM49は人出力バス50によって互いに接
続されている。CPU47には波形整形回路44からT
DC信号か供給される。また制御回路25内にはヒータ
電流供給回路51が設けられている。ヒータ電流供給回
路51は例えば、スイッチング素子からなり、CPU4
7からのヒータ電流供給指令に応じてスイッチング素子
がオンとなりヒータ素子20の端子間に電圧を印加させ
ることによりヒータ電流が供給されてヒータ索子20が
発熱するようになっている。なお、RAM49はイグニ
ッションスイッチ(図示せず)のオフ時にも記憶内容が
消滅しないようにバックアップされる。
ル信号に変換する差動人力のA/D変換器40と、絞り
弁開度センサ31、絶対圧センサ32、水温センサ33
及び吸気温センサ34の各出力レベルを変換するレベル
変換回路41と、レベル変換回路41を経た各センサ出
力の1つを選択的に出力するマルチプレクサ42と、こ
のマルチプレクサ42から出力される信号をディジタル
信号に変換するA/D変換器43と、クランク角センサ
35の出力信号を波形整形してTDC信号として出力す
る波形整形回路44と、波形整形回路44からのTDC
信号の発生間隔をクロックパルス発生回路(図示せず)
から出力されるクロックパルス数によって計測するカウ
ンタ45と、インジェクタ36を駆動する駆動回路46
と、プログラムに従ってディジタル演算を行なうCPU
(中央演算回路)47と、各種の処理プログラム及びデ
ータが予め書き込まれたROM48と、RAM49と備
えている。A/D変換器40.43、マルチプレクサ4
2、カウンタ45、駆動回路46、CPU47、ROM
48及びRAM49は人出力バス50によって互いに接
続されている。CPU47には波形整形回路44からT
DC信号か供給される。また制御回路25内にはヒータ
電流供給回路51が設けられている。ヒータ電流供給回
路51は例えば、スイッチング素子からなり、CPU4
7からのヒータ電流供給指令に応じてスイッチング素子
がオンとなりヒータ素子20の端子間に電圧を印加させ
ることによりヒータ電流が供給されてヒータ索子20が
発熱するようになっている。なお、RAM49はイグニ
ッションスイッチ(図示せず)のオフ時にも記憶内容が
消滅しないようにバックアップされる。
かかる構成においては、A/D変換器40から酸素ポン
プ素子18を流れるポンプ電流値IPが、A/D変換器
43から絞り弁開度θth、吸気管内絶対圧P B A
s冷却水温Tw及び吸気温TAの情報が択一的に、ま
たカウンタ45から回転パルスの発生周期内における計
数値を表わす情報がエンジン回転数Ne情報としてCP
U47に入出力バス50を介して各々供給される。CP
U47はROM48に記憶された演算プログラムに従っ
て上記の各情報を読み込み、それらの情報を基にしてT
DC信号に同期して燃料供給ルーチンにおいて所定の算
出式からエンジン2への燃料供給量に対応するインジェ
クタ36の燃料噴射時間TOLITを演算する。そして
、その燃料噴射時間TOUTだけ駆動回路46がインジ
ェクタ36を駆動してエンジン2へ燃料を供給せしめる
のである。
プ素子18を流れるポンプ電流値IPが、A/D変換器
43から絞り弁開度θth、吸気管内絶対圧P B A
s冷却水温Tw及び吸気温TAの情報が択一的に、ま
たカウンタ45から回転パルスの発生周期内における計
数値を表わす情報がエンジン回転数Ne情報としてCP
U47に入出力バス50を介して各々供給される。CP
U47はROM48に記憶された演算プログラムに従っ
て上記の各情報を読み込み、それらの情報を基にしてT
DC信号に同期して燃料供給ルーチンにおいて所定の算
出式からエンジン2への燃料供給量に対応するインジェ
クタ36の燃料噴射時間TOLITを演算する。そして
、その燃料噴射時間TOUTだけ駆動回路46がインジ
ェクタ36を駆動してエンジン2へ燃料を供給せしめる
のである。
燃料噴射時間TOLJTは例えば、次式から算出される
。
。
TOIJT−TixKo2XKREF −−−−(1
)ここで、Tiはエンジン回転数Neと吸気管内絶対圧
PBAとに応じてROM48からのデータマツプ検索に
より決定される空燃比制御の基準値である基準噴射時間
、KO2は酸素濃度センサの出力レベルに応じて設定す
る空燃比のフィードバック補正係数(空燃比補正値)、
KREFはエンジン回転数Neと吸気管内絶対圧PBA
とに応じてRAM49からのデータマツプ検索により決
定される空燃比フィードバック制御自動補正係数(学習
補正値)である。これらTi、、KO2S KREFは
燃料供給ルーチンのサブルーチンにおいて設定され、K
O2及びKRE F算出サブルーチンについては後述す
る。
)ここで、Tiはエンジン回転数Neと吸気管内絶対圧
PBAとに応じてROM48からのデータマツプ検索に
より決定される空燃比制御の基準値である基準噴射時間
、KO2は酸素濃度センサの出力レベルに応じて設定す
る空燃比のフィードバック補正係数(空燃比補正値)、
KREFはエンジン回転数Neと吸気管内絶対圧PBA
とに応じてRAM49からのデータマツプ検索により決
定される空燃比フィードバック制御自動補正係数(学習
補正値)である。これらTi、、KO2S KREFは
燃料供給ルーチンのサブルーチンにおいて設定され、K
O2及びKRE F算出サブルーチンについては後述す
る。
一方、酸素ポンプ素子18へのポンプ電流の供給が開始
されると、エンジン2に供給された混合気の空燃比がリ
ーン領域であれば、電池素子19の電極17a、17b
間に発生する電圧が基準電圧源22の出力電圧より低く
なるので差動増幅回路21の出力レベルが正レベルにな
り、この正レベル電圧が抵抗23及び酸素ポンプ素子1
8の直列回路に供給される。酸素ポンプ素子18には電
極16aから電極16bに向ってポンプ電流が流れるの
で気体滞留室13内の酸素が電極16bにてイオン化し
て酸素ポンプ素子18内を移動して電極16aから酸素
ガスとして放出され、気体滞留室13内の酸素が汲み出
される。
されると、エンジン2に供給された混合気の空燃比がリ
ーン領域であれば、電池素子19の電極17a、17b
間に発生する電圧が基準電圧源22の出力電圧より低く
なるので差動増幅回路21の出力レベルが正レベルにな
り、この正レベル電圧が抵抗23及び酸素ポンプ素子1
8の直列回路に供給される。酸素ポンプ素子18には電
極16aから電極16bに向ってポンプ電流が流れるの
で気体滞留室13内の酸素が電極16bにてイオン化し
て酸素ポンプ素子18内を移動して電極16aから酸素
ガスとして放出され、気体滞留室13内の酸素が汲み出
される。
気体滞留室13内の酸素の汲み出しにより気体滞留室1
3内の排気ガスと大気基準室15内の大気の間に酸素濃
度差が生ずる。この酸素濃度差に応じた電圧Vsが電池
索子19の電極17a、17b間に発生し、この電圧V
sは差動増幅回路21の反転入力端に供給される。差動
増幅回路21の出力電圧は電圧VSと基準電圧源22の
出力電圧との差電圧に比例した電圧となるのでポンプ電
流値IPは排気ガス中の酸素濃度に比例し、ポンプ電流
値IPは抵抗23の両端電圧として出力される。
3内の排気ガスと大気基準室15内の大気の間に酸素濃
度差が生ずる。この酸素濃度差に応じた電圧Vsが電池
索子19の電極17a、17b間に発生し、この電圧V
sは差動増幅回路21の反転入力端に供給される。差動
増幅回路21の出力電圧は電圧VSと基準電圧源22の
出力電圧との差電圧に比例した電圧となるのでポンプ電
流値IPは排気ガス中の酸素濃度に比例し、ポンプ電流
値IPは抵抗23の両端電圧として出力される。
リッチ領域の空燃比のときには電圧Vsが基準電圧源2
2の出力電圧を越える。よって、差動増幅回路21の出
力レベルが正レベルから負レベルに反転する。この負レ
ベルにより酸素ポンプ素子18の電極16a、16b間
に流れるポンプ電流が減少し、電流方向が反転する。す
なわち、ポンプ電流は電極16bから電極16a方向に
流れるので外部の酸素が電極16aにてイオン化して酸
素ポンプ素子18内を移動して電極16bから酸素ガス
として気体滞留室13内に放出され、酸素が気体滞留室
13内に汲み込まれる。従って、気体滞留室13内の酸
素濃度が常に一定になるようにポンプ電流を供給するこ
とにより酸素を汲み込んだり、汲み出したりするのでポ
ンプ電流値IPはリーン及びリッチ領域にて排気ガス中
の酸素濃度に各々比例するのである。このポンプ電流値
IPに応じて上記したフィードバック補正係数に02が
KO2算出サブルーチンにおいて設定される。
2の出力電圧を越える。よって、差動増幅回路21の出
力レベルが正レベルから負レベルに反転する。この負レ
ベルにより酸素ポンプ素子18の電極16a、16b間
に流れるポンプ電流が減少し、電流方向が反転する。す
なわち、ポンプ電流は電極16bから電極16a方向に
流れるので外部の酸素が電極16aにてイオン化して酸
素ポンプ素子18内を移動して電極16bから酸素ガス
として気体滞留室13内に放出され、酸素が気体滞留室
13内に汲み込まれる。従って、気体滞留室13内の酸
素濃度が常に一定になるようにポンプ電流を供給するこ
とにより酸素を汲み込んだり、汲み出したりするのでポ
ンプ電流値IPはリーン及びリッチ領域にて排気ガス中
の酸素濃度に各々比例するのである。このポンプ電流値
IPに応じて上記したフィードバック補正係数に02が
KO2算出サブルーチンにおいて設定される。
次に、KO2算出サブルーチンの手順を第4図に示した
CPU47の動作フロー図に従って説明する。
CPU47の動作フロー図に従って説明する。
かかる手順においそ、CPU47は第4図に示すように
酸素濃度センサの活性化が完了したか否かを判別する(
ステップ61)。この判別は例えば、ヒータ素子20へ
のヒータ電流供給開始からの経過時間、又は冷却水温T
wによって決定される。酸素濃度センサの活性化が完了
したならば、吸気温TAを読み込みその吸気温TAに応
じた基準温度TWO2を設定する(ステップ62)。R
0M48には第5図に示すような特性で吸気温TAに対
応する基準温度TwozがTWO2データマツプとして
予め記憶されており、読み込んだ吸気温TAに対応する
基準温度TWO2をTWO2データマツプから検索する
。温度TWO2の設定後、各情報に応じて目標空燃比A
FTARを設定しくステップ63)、ポンプ電流値IP
を読み込み(ステップ64)、読み込んだポンプ電流値
IPが表わす検出空燃比AFACTをROM48内に予
め記憶されたAFデータマツプから求める(ステップ6
5)。目標空燃比AFTARは例えば、ROM48内に
予め記憶されたAFデータマツプとは別のデータマツプ
からエンジン回転数Ne及び吸気管内絶対圧PBAに応
じて検索され設定される。次いで、検出空燃比AFAC
Tから許容値DAF、を差し引いた値が目標空燃比AF
7ARより大であるか否かを判別する(ステップ66)
o AFA CT −DAFl >AFTA Rのとき
には検出空燃比AFACTが目標空燃比AFTARより
リーンでありAFACT −(AFTAR+DAF+
)を今回の偏差ΔAFnとしてRAM49に記憶させ(
ステップ67) 、AFACT −DAFI ≦AFT
ARのときには検出空燃比AFACTに許容値DAF+
を加算した値が目標空燃比AFTARより小であるか否
かを判別する(ステップ68)o AFACT+DAF
I <AFTARのときには検出空燃比AFACTが目
標空燃比AFTARよりり・ソチでありAFAc丁−(
AFTA R−DAFl )を今回の偏差ΔAF、とし
てRAM49に記憶させ(ステップ69) 、AFAC
7+DAF+≧AFTARのときには検出空燃比AFA
CTが目標空燃比AFTARに対して許容値DAF、内
にあり今回の偏差ΔAFnを0としてRAM49に記憶
させる(ステップ70)。
酸素濃度センサの活性化が完了したか否かを判別する(
ステップ61)。この判別は例えば、ヒータ素子20へ
のヒータ電流供給開始からの経過時間、又は冷却水温T
wによって決定される。酸素濃度センサの活性化が完了
したならば、吸気温TAを読み込みその吸気温TAに応
じた基準温度TWO2を設定する(ステップ62)。R
0M48には第5図に示すような特性で吸気温TAに対
応する基準温度TwozがTWO2データマツプとして
予め記憶されており、読み込んだ吸気温TAに対応する
基準温度TWO2をTWO2データマツプから検索する
。温度TWO2の設定後、各情報に応じて目標空燃比A
FTARを設定しくステップ63)、ポンプ電流値IP
を読み込み(ステップ64)、読み込んだポンプ電流値
IPが表わす検出空燃比AFACTをROM48内に予
め記憶されたAFデータマツプから求める(ステップ6
5)。目標空燃比AFTARは例えば、ROM48内に
予め記憶されたAFデータマツプとは別のデータマツプ
からエンジン回転数Ne及び吸気管内絶対圧PBAに応
じて検索され設定される。次いで、検出空燃比AFAC
Tから許容値DAF、を差し引いた値が目標空燃比AF
7ARより大であるか否かを判別する(ステップ66)
o AFA CT −DAFl >AFTA Rのとき
には検出空燃比AFACTが目標空燃比AFTARより
リーンでありAFACT −(AFTAR+DAF+
)を今回の偏差ΔAFnとしてRAM49に記憶させ(
ステップ67) 、AFACT −DAFI ≦AFT
ARのときには検出空燃比AFACTに許容値DAF+
を加算した値が目標空燃比AFTARより小であるか否
かを判別する(ステップ68)o AFACT+DAF
I <AFTARのときには検出空燃比AFACTが目
標空燃比AFTARよりり・ソチでありAFAc丁−(
AFTA R−DAFl )を今回の偏差ΔAF、とし
てRAM49に記憶させ(ステップ69) 、AFAC
7+DAF+≧AFTARのときには検出空燃比AFA
CTが目標空燃比AFTARに対して許容値DAF、内
にあり今回の偏差ΔAFnを0としてRAM49に記憶
させる(ステップ70)。
ステップ67、ステップ69又はステップ70において
偏差ΔAFnを算出すると、KREF算出サブルーチン
を実行しくステップ71)、その後、ROM48に予め
記憶されたKOPデータマツプから比例制御係数KOP
をエンジン回転数Neと偏差ΔAF (=AFAc T
−AFT A R)とに応じて検索しくステップ72
)、その比例制御係数KOPに偏差ΔAF口を乗算する
ことにより今回の比例分Kozpnを算出する(ステッ
プ73)。また、ROM48に予め記憶されたKOIデ
ータマツプから積分制御係数KOrをエンジン回転数N
eに応じて検索しくステップ74)、前回の積分分Ko
zln−+をRAM49から読み出しくステップ75)
、積分制御係数xorに偏差ΔAF1を乗算しかつ前回
の積分分Ko2xn→を加算することにより今回の積分
分KO2Inを算出する(ステップ76)。更に前回の
偏差ΔAF旧をRAM49から読み出しくステップ77
)、前回の偏差ΔAF旧から今回の偏差ΔAFhを減算
しかつ所定値の微分制御係数KODを乗算することによ
り今回の微分骨KO2Dnを算出する(ステップ78)
。そして、算出した比例骨KO2Pn1積分分KO21
n及び微分骨に+)H)nを加算することにより空燃比
フィードバック補正係数KO2を算出する(ステップ7
9)。
偏差ΔAFnを算出すると、KREF算出サブルーチン
を実行しくステップ71)、その後、ROM48に予め
記憶されたKOPデータマツプから比例制御係数KOP
をエンジン回転数Neと偏差ΔAF (=AFAc T
−AFT A R)とに応じて検索しくステップ72
)、その比例制御係数KOPに偏差ΔAF口を乗算する
ことにより今回の比例分Kozpnを算出する(ステッ
プ73)。また、ROM48に予め記憶されたKOIデ
ータマツプから積分制御係数KOrをエンジン回転数N
eに応じて検索しくステップ74)、前回の積分分Ko
zln−+をRAM49から読み出しくステップ75)
、積分制御係数xorに偏差ΔAF1を乗算しかつ前回
の積分分Ko2xn→を加算することにより今回の積分
分KO2Inを算出する(ステップ76)。更に前回の
偏差ΔAF旧をRAM49から読み出しくステップ77
)、前回の偏差ΔAF旧から今回の偏差ΔAFhを減算
しかつ所定値の微分制御係数KODを乗算することによ
り今回の微分骨KO2Dnを算出する(ステップ78)
。そして、算出した比例骨KO2Pn1積分分KO21
n及び微分骨に+)H)nを加算することにより空燃比
フィードバック補正係数KO2を算出する(ステップ7
9)。
例えば、AFACT−11、AFT A R−9、DA
Fl−1の場合、空燃比がリーンと判別され、ΔAFn
mlを用いて比例分KO2Pns積分分KO21n及び
微分骨KO2Dnが算出される。
Fl−1の場合、空燃比がリーンと判別され、ΔAFn
mlを用いて比例分KO2Pns積分分KO21n及び
微分骨KO2Dnが算出される。
AFA CT−7、AFTAR−9、DAF、−1の場
合、空燃比がリッチと判別され、ΔAi’n−−1を用
いて比例分Ko 2 P ns積分分KO2+。及び微
分骨KO2Dnが算出される。またAFACT−11、
AFTAR−10、DAF+=1の場合、検出空燃比A
FACTが目標空燃比AFTARに対して許容値DAF
、内にありΔAFn−〇とされ、この状態が継続すれば
、KO2Pn−KO2Dn−0となり、積分分KO21
nのみによるフィードバック制御となる。なお、比例制
御係数KOPをエンジン回転数Neと偏差ΔAFとに応
じて設定することにより比例制御係数KOPが検出空燃
比と目標空燃比との偏差及び吸入混合気速度を考慮した
値となるので空燃比の変化に対する応答性の向上を図る
ことができる。また、目標空燃比AFTARが14.7
付近の場合とそれ以外の場合とで許容値DAF、を異な
らしても良い。
合、空燃比がリッチと判別され、ΔAi’n−−1を用
いて比例分Ko 2 P ns積分分KO2+。及び微
分骨KO2Dnが算出される。またAFACT−11、
AFTAR−10、DAF+=1の場合、検出空燃比A
FACTが目標空燃比AFTARに対して許容値DAF
、内にありΔAFn−〇とされ、この状態が継続すれば
、KO2Pn−KO2Dn−0となり、積分分KO21
nのみによるフィードバック制御となる。なお、比例制
御係数KOPをエンジン回転数Neと偏差ΔAFとに応
じて設定することにより比例制御係数KOPが検出空燃
比と目標空燃比との偏差及び吸入混合気速度を考慮した
値となるので空燃比の変化に対する応答性の向上を図る
ことができる。また、目標空燃比AFTARが14.7
付近の場合とそれ以外の場合とで許容値DAF、を異な
らしても良い。
次に、KREF算出サブルーチンにおいては、第6図に
示すようにCPU47は先ず、エンジン回転数Ne及び
吸気管内絶対圧PBAに応じて定まる現在の運転領域、
すなわちKRE Fデータマツプの記憶位E(+、j)
nを設定する(ステップ81)。記憶位置(1,j)
nはiがエンジン回転数Neの大きさに対応して1,2
・・・・・・Xまでに分類され、jが吸気管内絶対圧P
BAの大きさに対応して1.2・・・・・・yまでに分
類されることにより設定される。
示すようにCPU47は先ず、エンジン回転数Ne及び
吸気管内絶対圧PBAに応じて定まる現在の運転領域、
すなわちKRE Fデータマツプの記憶位E(+、j)
nを設定する(ステップ81)。記憶位置(1,j)
nはiがエンジン回転数Neの大きさに対応して1,2
・・・・・・Xまでに分類され、jが吸気管内絶対圧P
BAの大きさに対応して1.2・・・・・・yまでに分
類されることにより設定される。
次いで、冷却水温Twを読み込みその冷却水mTWがス
テップ62において設定した基準温度Tw。2より大で
あるか否かを判別する(ステップ82)。Tw>TWo
2の場合には、検出空燃比AFACTから目標空燃比A
FTARを差し引いた値の絶対値が許容値DAF2以下
であるか否かを判別する(ステップ83)。l AFA
CT −AFTARl≦DAF2ならば、KRE F
データマツプの記憶位置(1,j) nに記憶された補
正係数KREFを読み出しその補正係数KREFを前回
の補正係数KRE F旧としくステップ84)、そして
、補正係数KREFnを次式によって算出しくステップ
85)、算出した補正係数KREFnをKREFデータ
マツプの記憶位置(i、j)nに記憶させる(ステップ
86)。
テップ62において設定した基準温度Tw。2より大で
あるか否かを判別する(ステップ82)。Tw>TWo
2の場合には、検出空燃比AFACTから目標空燃比A
FTARを差し引いた値の絶対値が許容値DAF2以下
であるか否かを判別する(ステップ83)。l AFA
CT −AFTARl≦DAF2ならば、KRE F
データマツプの記憶位置(1,j) nに記憶された補
正係数KREFを読み出しその補正係数KREFを前回
の補正係数KRE F旧としくステップ84)、そして
、補正係数KREFnを次式によって算出しくステップ
85)、算出した補正係数KREFnをKREFデータ
マツプの記憶位置(i、j)nに記憶させる(ステップ
86)。
Kp E F n =’(nRE F /6553B)
X CRE F×ΔAFn + (6553B−npε
F)XKREF旧/ 65536 ・・・(2)
ここで、nREF及びCRE Fは定数である。このス
テップ86において補正係数KRE Fが更新されるこ
とにより上記した式(1)によるToUT算出の際には
、そのときのエンジン回転数Ne及び吸気管内絶対圧P
BAに応じて定まるKREFデータマツプの記憶位置(
1,j)から最新の補正係数KRE Fが検索される。
X CRE F×ΔAFn + (6553B−npε
F)XKREF旧/ 65536 ・・・(2)
ここで、nREF及びCRE Fは定数である。このス
テップ86において補正係数KRE Fが更新されるこ
とにより上記した式(1)によるToUT算出の際には
、そのときのエンジン回転数Ne及び吸気管内絶対圧P
BAに応じて定まるKREFデータマツプの記憶位置(
1,j)から最新の補正係数KRE Fが検索される。
ステップ82においてTw≦TWO2の場合には低冷却
水温時であるので、またステップ83においてl AF
A CT −AFT A Rl >DAF2の場合には
検出空燃比AFACTが目標空燃比AFTARから大き
く変動しており補正係数I(REFの算出に適さないの
で、これらの場合にはKRεFデータマツプの記憶位置
(i、j) nが前回の記憶位置(j、j) n−+と
同一であるか否かを判別する(ステップ87) o (
i、j) n −(1,j) n−+ならば、エンジン
回転数Ne及び吸気管内絶対圧PBAに応じて定まる運
転領域が変化していないので今回のKREF算出サブル
ーチンを終了する。一方、(i、j)n〜(i、j)
n−+ならば、上記の運転領域が変化したとしてKRE
Fデータマツプの記憶位置(l、j)。に記憶された補
正係数KREFを読み出しその補正係数KRE Fを今
回の補正係数KREFnとする(ステップ88)。
水温時であるので、またステップ83においてl AF
A CT −AFT A Rl >DAF2の場合には
検出空燃比AFACTが目標空燃比AFTARから大き
く変動しており補正係数I(REFの算出に適さないの
で、これらの場合にはKRεFデータマツプの記憶位置
(i、j) nが前回の記憶位置(j、j) n−+と
同一であるか否かを判別する(ステップ87) o (
i、j) n −(1,j) n−+ならば、エンジン
回転数Ne及び吸気管内絶対圧PBAに応じて定まる運
転領域が変化していないので今回のKREF算出サブル
ーチンを終了する。一方、(i、j)n〜(i、j)
n−+ならば、上記の運転領域が変化したとしてKRE
Fデータマツプの記憶位置(l、j)。に記憶された補
正係数KREFを読み出しその補正係数KRE Fを今
回の補正係数KREFnとする(ステップ88)。
ステップ86において補正係数KREFnを更新した場
合、及びステップ88において補正係数KREFnを読
み出した場合には、その補正係数KREpnの逆数I
KRE Fを算出しくステップ8つ)、前回の積分分K
O2In−+をRAM49から読み出しくステップ90
)、前回の積分分KO21n−1、前回値KREFn−
+、逆数IKREFを乗算しその算出値を前回の積分分
KO21n−1とじてRAM491こJ8憶させる(ス
テップ91)。このステップ91における算出により調
整された前回の積分分KO2In−1はステップ75に
おいて読み出されて偏差ΔAFnによって更に調整され
て今回の積分分Ko2+nとなる。よって、運転領域が
変化した場合にその変化直前及び直後の補正係数KRE
Fが大きく異なっても運転領−域変化直後の燃料噴射
時間TOIJTを適正な値に制御することができる。
合、及びステップ88において補正係数KREFnを読
み出した場合には、その補正係数KREpnの逆数I
KRE Fを算出しくステップ8つ)、前回の積分分K
O2In−+をRAM49から読み出しくステップ90
)、前回の積分分KO21n−1、前回値KREFn−
+、逆数IKREFを乗算しその算出値を前回の積分分
KO21n−1とじてRAM491こJ8憶させる(ス
テップ91)。このステップ91における算出により調
整された前回の積分分KO2In−1はステップ75に
おいて読み出されて偏差ΔAFnによって更に調整され
て今回の積分分Ko2+nとなる。よって、運転領域が
変化した場合にその変化直前及び直後の補正係数KRE
Fが大きく異なっても運転領−域変化直後の燃料噴射
時間TOIJTを適正な値に制御することができる。
第7図はKRE F算出サブルーチンの他側を示してい
る。このKRE F算出サブルーチンにおいては、ステ
ップ81ないし88までは第6図に示したKRE F算
出サブルーチンと同様の動作である。ステップ86にお
いて補正係数KREFnを更新した場合、及びステップ
88において補正係数KREFnを読み出した場合には
、今回の補正係数KREF’nから前回の補正係数KR
EFn−+を差し引くことにより変化量ΔKREFを算
出しくステップ92)、前回の積分分KO21旧をRA
M49から読み出しくステップ93)、その前回の積分
分に○21n−1から変化量ΔKRE Fを差し引きそ
の算出値を前回の積分分KO21n−1としてRAM4
9に記憶させる(ステップ94)。
る。このKRE F算出サブルーチンにおいては、ステ
ップ81ないし88までは第6図に示したKRE F算
出サブルーチンと同様の動作である。ステップ86にお
いて補正係数KREFnを更新した場合、及びステップ
88において補正係数KREFnを読み出した場合には
、今回の補正係数KREF’nから前回の補正係数KR
EFn−+を差し引くことにより変化量ΔKREFを算
出しくステップ92)、前回の積分分KO21旧をRA
M49から読み出しくステップ93)、その前回の積分
分に○21n−1から変化量ΔKRE Fを差し引きそ
の算出値を前回の積分分KO21n−1としてRAM4
9に記憶させる(ステップ94)。
なお、上記した実施例においては、燃料噴射時間Tou
’rを式(1)に示した算出式によって算出したが、こ
れに限らず、例えば、次式で燃料噴射時間TOUTを算
出しても良い。
’rを式(1)に示した算出式によって算出したが、こ
れに限らず、例えば、次式で燃料噴射時間TOUTを算
出しても良い。
TOUT−Tix (KO2+KREF)=・−・(3
)発明の効果 以上の如く、本発明の空燃比制御方法においては、酸素
濃度比例型の酸素濃度センサの出力によって得られる検
出空燃比の目標空燃比に対する偏差に応じて空燃比補正
値を設定し、運転パラメータに応じて定まる運転状態の
属する運転領域に対応する学習補正値を空燃比補正値に
基づいて設定するので、内燃エンジン自体、或いはセン
サの経年変化に拘らず適正な空燃比制御を行なうことが
でき、良好な排気浄化性能を得ることができる。
)発明の効果 以上の如く、本発明の空燃比制御方法においては、酸素
濃度比例型の酸素濃度センサの出力によって得られる検
出空燃比の目標空燃比に対する偏差に応じて空燃比補正
値を設定し、運転パラメータに応じて定まる運転状態の
属する運転領域に対応する学習補正値を空燃比補正値に
基づいて設定するので、内燃エンジン自体、或いはセン
サの経年変化に拘らず適正な空燃比制御を行なうことが
でき、良好な排気浄化性能を得ることができる。
また上記運転領域が変化したときには空燃比補正値を運
転領域の変化直前及び直後の学習補正値によって補正す
るので、運転領域が変化するほどに実際のエンジン運転
状態が変化した場合にも適正な空燃比制御を行なうこと
ができる。
転領域の変化直前及び直後の学習補正値によって補正す
るので、運転領域が変化するほどに実際のエンジン運転
状態が変化した場合にも適正な空燃比制御を行なうこと
ができる。
第1図は本発明の空燃比制御方法を適用した電子制御燃
料噴射装置を示す図、第2図は酸素濃度センサ検出部内
を示す図、第3図はECU内の回路を示す回路図、第4
図はKO2算出サブルーチンを示すフロー図、第5図は
吸気QTA m度TWO2特性を示す図、第6図はKR
E F算出サブルーチンを示すフロー図、第7図はKR
EF算出サブルーチンの他側を示すフロー図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・酸素濃度センサ検出部 3・・・・・・排気管 4・・・・・・ECU 12・・・・・・酸素イオン伝導性固体電解質材13・
・・・・・気体滞留室 14・・・・・・導入孔 15・・・・・・大気基準室 18・・・・・・酸素ポンプ素子 19・・・・・・電池素子 25・・・・・・制御回路 27・・・・・・吸気管 36・・・・・・インジェクタ 出願人 本田技研工業株式会社
料噴射装置を示す図、第2図は酸素濃度センサ検出部内
を示す図、第3図はECU内の回路を示す回路図、第4
図はKO2算出サブルーチンを示すフロー図、第5図は
吸気QTA m度TWO2特性を示す図、第6図はKR
E F算出サブルーチンを示すフロー図、第7図はKR
EF算出サブルーチンの他側を示すフロー図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・酸素濃度センサ検出部 3・・・・・・排気管 4・・・・・・ECU 12・・・・・・酸素イオン伝導性固体電解質材13・
・・・・・気体滞留室 14・・・・・・導入孔 15・・・・・・大気基準室 18・・・・・・酸素ポンプ素子 19・・・・・・電池素子 25・・・・・・制御回路 27・・・・・・吸気管 36・・・・・・インジェクタ 出願人 本田技研工業株式会社
Claims (1)
- 排気系に設けられ排気ガス中の酸素濃度にほぼ比例した
出力を発生する酸素濃度センサを備えた内燃エンジンの
供給混合気の空燃比を制御する空燃比制御方法であって
、複数の運転パラメータに応じて空燃比制御の基準値及
び目標空燃比を設定し、前記酸素濃度センサの出力によ
って得られる検出空燃比の前記目標空燃比に対する偏差
に応じて空燃比補正値を設定し、前記運転パラメータに
応じて定まる運転状態の属する運転領域に対応する学習
補正値を前記空燃比補正値に基づいて設定し、前記運転
領域が変化したときには前記空燃比補正値を運転領域の
変化直前及び直後の前記学習補正値によって補正し、前
記基準値及び前記補正した空燃比補正値を用いて出力値
を決定し、前記出力値に応じて供給混合気の空燃比を制
御することを特徴とする空燃比制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28676787A JPH01130033A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28676787A JPH01130033A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01130033A true JPH01130033A (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=17708784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28676787A Pending JPH01130033A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01130033A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02298640A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-11 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 |
JPH063304A (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-11 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関における空燃比検出装置 |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP28676787A patent/JPH01130033A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02298640A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-11 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 |
JPH063304A (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-11 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関における空燃比検出装置 |
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