JPH01129942A - 熱間加工性に優れたNi基合金 - Google Patents
熱間加工性に優れたNi基合金Info
- Publication number
- JPH01129942A JPH01129942A JP28686687A JP28686687A JPH01129942A JP H01129942 A JPH01129942 A JP H01129942A JP 28686687 A JP28686687 A JP 28686687A JP 28686687 A JP28686687 A JP 28686687A JP H01129942 A JPH01129942 A JP H01129942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- alloy
- hot workability
- based alloy
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000956 alloy Substances 0.000 title claims abstract description 47
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 46
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 16
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 238000005242 forging Methods 0.000 abstract description 10
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000846 In alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000006477 desulfuration reaction Methods 0.000 description 1
- 230000023556 desulfurization Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910000765 intermetallic Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、熱間加工性に優れたNi基合金に関する。
(従来の技術とその問題点)
Ni基合金は超耐熱合金の一種であり、ジエツ°トエン
ジンのタービンブレード、ノズル、燃焼室やガスタービ
ンの動翼などを構成する素材として広く用いられている
。Ni基合金の種類は極めて多い。それらの1つとして
、C,Cr5Co、Mo。
ジンのタービンブレード、ノズル、燃焼室やガスタービ
ンの動翼などを構成する素材として広く用いられている
。Ni基合金の種類は極めて多い。それらの1つとして
、C,Cr5Co、Mo。
Ti、Aj!、Wをそれぞれ所定量含有し、更に不純物
としてS、PとCのような不可避的不純物を含有するN
i基合金がU320の名称で知られている。
としてS、PとCのような不可避的不純物を含有するN
i基合金がU320の名称で知られている。
このNi基合金は、高温強度が優れているので、ガスタ
ービンの動翼用素材として多用されている。
ービンの動翼用素材として多用されている。
この合金は、上記した成分から成る合金組成の鋳造イン
ゴットとして調製されたのち、所定の温度下において所
定の加工率で熱間鋳造されて実用に供される。この鍛造
過程で、鋳造インゴットの粗大な結晶粒は微細化されか
つ整粒されて、高温下における靭性、破断伸びの大きい
素材となる。
ゴットとして調製されたのち、所定の温度下において所
定の加工率で熱間鋳造されて実用に供される。この鍛造
過程で、鋳造インゴットの粗大な結晶粒は微細化されか
つ整粒されて、高温下における靭性、破断伸びの大きい
素材となる。
この場合、鍛造時の圧下量が大きければ大きいほど、上
記した結晶粒の微細化、整粒化にとっての効果は顕著に
なる。
記した結晶粒の微細化、整粒化にとっての効果は顕著に
なる。
しかしながら、上記した合金は熱間加工性が必ずしも優
れていないので、鍛造時の圧下量をそれ程大きくとれな
いという問題がある。仮に、圧下量を大きくとりすぎる
と、鍛造過程で、割れ、カケ、サケなどの欠陥組織が多
発してしまう、このようなことから、上記合金の場合、
鍛造時の温度を1000−1100℃、圧下量(加工率
)を最大20%の条件下で行うのが通例であり、そのた
め、得られた合金素材の靭性、破断伸びなどの特性を大
幅に向上せしめることは困難であった。
れていないので、鍛造時の圧下量をそれ程大きくとれな
いという問題がある。仮に、圧下量を大きくとりすぎる
と、鍛造過程で、割れ、カケ、サケなどの欠陥組織が多
発してしまう、このようなことから、上記合金の場合、
鍛造時の温度を1000−1100℃、圧下量(加工率
)を最大20%の条件下で行うのが通例であり、そのた
め、得られた合金素材の靭性、破断伸びなどの特性を大
幅に向上せしめることは困難であった。
本発明は、上記した問題を解決し、熱間加工性が優れて
いるので鍛造時に圧下量を大きくとることができ、その
ため鍛造後にあっては靭性、破断伸びが優れた材料にな
ることができるNi基合金の提供を目的とする。
いるので鍛造時に圧下量を大きくとることができ、その
ため鍛造後にあっては靭性、破断伸びが優れた材料にな
ることができるNi基合金の提供を目的とする。
本発明者は上記した合金における各成分の種類、含有量
を熱間加工性の良否との関係につき鋭意研究を重ねたと
ころ、上記合金中に不純物上して含有されているSの量
が熱間加工性に大きな影響を与えるという事態を見出し
、またSの含有量をある値に規制した状態の合金に、更
に所定量のB。
を熱間加工性の良否との関係につき鋭意研究を重ねたと
ころ、上記合金中に不純物上して含有されているSの量
が熱間加工性に大きな影響を与えるという事態を見出し
、またSの含有量をある値に規制した状態の合金に、更
に所定量のB。
Zrを添加すると新たに得られた合金の熱間加工性は一
層向上するとの事実を見出して本発明のNi基合金を開
発するに至った。
層向上するとの事実を見出して本発明のNi基合金を開
発するに至った。
c問題点を解決するための手段)
本発明のNi基合金は、その組成が重量%で、C+0.
1%以下、Cr : 15.0〜22.0%、Co :
9.0〜15.0%、M o : 4.0〜8.0%
、Ti:1.5〜4.0%、/l:1.O〜3.0%、
W ? 0.5〜2.0%を含有し、残部Niと不純物
とから成るNi基合金において、不純物であるSの含有
量が0.001%以下であることを特徴とし、他のNi
基合金は、その組成が、重量%で、C:0.1%以下、
Cr : 15.0〜22.0%、Co : 9.0〜
15.0%、M o : 4.0〜8.0%、T i
: 1.5〜4.0%、Ai:t、o〜3.0%、W=
0.5〜2.0%を含有し、残部N3と不純物とから成
るNi基合金において、不純物であるSの含有量が0゜
001%以下であり、更に重量%にして、B : 0.
003〜0.008%、Z r : 0.02〜0.1
%を含有していることを特徴とする。
1%以下、Cr : 15.0〜22.0%、Co :
9.0〜15.0%、M o : 4.0〜8.0%
、Ti:1.5〜4.0%、/l:1.O〜3.0%、
W ? 0.5〜2.0%を含有し、残部Niと不純物
とから成るNi基合金において、不純物であるSの含有
量が0.001%以下であることを特徴とし、他のNi
基合金は、その組成が、重量%で、C:0.1%以下、
Cr : 15.0〜22.0%、Co : 9.0〜
15.0%、M o : 4.0〜8.0%、T i
: 1.5〜4.0%、Ai:t、o〜3.0%、W=
0.5〜2.0%を含有し、残部N3と不純物とから成
るNi基合金において、不純物であるSの含有量が0゜
001%以下であり、更に重量%にして、B : 0.
003〜0.008%、Z r : 0.02〜0.1
%を含有していることを特徴とする。
以下に、本発明のNi基合金における各成分元素の含有
量の範囲の限定理由を述べる。
量の範囲の限定理由を述べる。
旦エム1%駅工
Cは、不純物として混入するが、0.1%以下であれば
耐熱合金としての性能に影響を及ぼさないが、しかし、
0.1χを超える場合は熱間加工性が低下するので、そ
の含有量は0.1%以下とする。好ましくは0.07%
以下である。
耐熱合金としての性能に影響を及ぼさないが、しかし、
0.1χを超える場合は熱間加工性が低下するので、そ
の含有量は0.1%以下とする。好ましくは0.07%
以下である。
Cr : 15.0〜22.0’
Crは、高温酸化性の向上に資する成分であり、その含
有量が15.0%未満の場合は、酸化が激しく長期間の
使用に耐え得ず、また22.0%を超える場合は高温靭
性が低下するため、その含有量は15.0〜22.0%
とする。好ましくは、18〜20%である− Co : 9.0〜15.0% Coは、高温強度の向上に資する成分であり、その含有
量が9.0%未満の場合は充分な高温強度が得られない
、また15.0%を超える場合は熱間加工性が低下する
ため好ましくない、従ってその含有量は9.0〜15.
0%とする。好ましくは10〜12%である。
有量が15.0%未満の場合は、酸化が激しく長期間の
使用に耐え得ず、また22.0%を超える場合は高温靭
性が低下するため、その含有量は15.0〜22.0%
とする。好ましくは、18〜20%である− Co : 9.0〜15.0% Coは、高温強度の向上に資する成分であり、その含有
量が9.0%未満の場合は充分な高温強度が得られない
、また15.0%を超える場合は熱間加工性が低下する
ため好ましくない、従ってその含有量は9.0〜15.
0%とする。好ましくは10〜12%である。
M o : 4.0〜8.0 ’
Moは、高温靭性の向上に資する成分であり、その含有
量が4.0%未満の場合は、良好な高温靭性が得られず
、また8、0%を超える場合は、熱間加工性が低下する
ため、その含有量は4.0〜8.0χとする。好ましく
は、5〜7%である。
量が4.0%未満の場合は、良好な高温靭性が得られず
、また8、0%を超える場合は、熱間加工性が低下する
ため、その含有量は4.0〜8.0χとする。好ましく
は、5〜7%である。
Ti:1.5〜4.0
Tiは、高温酸化性の向上に資する成分であり、その含
有量が1.5%未満の場合は酸化が激しく長期間の使用
に耐え得ず、また4、0%を趙える場合は熱間加工性が
低下するため、その含有量は1.5χ〜4.0%とする
。好ましくは2〜3である。
有量が1.5%未満の場合は酸化が激しく長期間の使用
に耐え得ず、また4、0%を趙える場合は熱間加工性が
低下するため、その含有量は1.5χ〜4.0%とする
。好ましくは2〜3である。
/l:1.0〜3.0%
Alは、鋼中に金属間化合物を形成し、高温強度の向上
に責する成分であり、その含有量が1.0%未満の場合
は、高温強度の向上に寄与しない。
に責する成分であり、その含有量が1.0%未満の場合
は、高温強度の向上に寄与しない。
また3、0%を超える場合は熱間加工性が低下するため
、その含有量は1.0〜3.0%とする。好ましくは、
1.5〜2.5%である。
、その含有量は1.0〜3.0%とする。好ましくは、
1.5〜2.5%である。
W:O,S〜20%
Wは、高温靭性の向上に資する成分であり、その含有量
が0.5%未満の場合は高温靭性の向上に寄与しない、
また2、0%を超える場合は熱間加工性が低下するため
、その含有量は0.5〜2.0%とする。好ましくは0
.8〜1.2%である。
が0.5%未満の場合は高温靭性の向上に寄与しない、
また2、0%を超える場合は熱間加工性が低下するため
、その含有量は0.5〜2.0%とする。好ましくは0
.8〜1.2%である。
・′ であるS : 0.001%p下Sは合金原料の
精練度との関係や合金調製時のラインから合金に含有さ
れてくる各種不純物成分のうちの1つであるが、本発明
の合金においてはこのSの含有量を0.001%以下に
規制する。
精練度との関係や合金調製時のラインから合金に含有さ
れてくる各種不純物成分のうちの1つであるが、本発明
の合金においてはこのSの含有量を0.001%以下に
規制する。
Sの含有量が0.001%を超える場合は、良好な熱間
加工性が得られないからである。好ましくは0.000
7%以下である。
加工性が得られないからである。好ましくは0.000
7%以下である。
本発明の他の合金は、更に、上記した成分組成の合金に
以下のB、Zrを含有せしめたものである。
以下のB、Zrを含有せしめたものである。
B : 0.003〜0.008%
Bは、極めて微量な添加であっても後述する含有量のZ
「と−緒になって、合金の熱間加工性を更に向上せしめ
るという相乗効果を発揮する成分であり、その含有量が
上記した範囲を外れる場合は、いずれの場合であっても
熱間加工性が低下するので、その含有量は0.003〜
0.008χとする。
「と−緒になって、合金の熱間加工性を更に向上せしめ
るという相乗効果を発揮する成分であり、その含有量が
上記した範囲を外れる場合は、いずれの場合であっても
熱間加工性が低下するので、その含有量は0.003〜
0.008χとする。
Z r : 0.02〜0.1%
Z「は、上記した含有量のBと一緒になって合金の熱間
加工性を更に向上せしめる成分であり、その含有量が上
記した範囲を外れる場合は、いずれの場合であっても熱
間加工性は低下する。
加工性を更に向上せしめる成分であり、その含有量が上
記した範囲を外れる場合は、いずれの場合であっても熱
間加工性は低下する。
本発明の合金は、上記した各成分の所定量を混合したの
ち例えば真空溶解法でこれを溶解して所定の合金組成の
鋳造インゴットとして調製することができる。このとき
、Sの含有量の調整は、例えば、各原料成分の純度規制
、インゴッHII製時における脱硫処置によって行うこ
とができる。
ち例えば真空溶解法でこれを溶解して所定の合金組成の
鋳造インゴットとして調製することができる。このとき
、Sの含有量の調整は、例えば、各原料成分の純度規制
、インゴッHII製時における脱硫処置によって行うこ
とができる。
(実施例)
実施例1
第1表に示したように、S含有量が異なる種類のNi基
合金のインゴットを調製した。
合金のインゴットを調製した。
第1表に示した各インゴット(15kg)について、t
ioo℃の温度でそれぞれ絞り性を調べた。その結果を
S含有量と絞り(%)との関係として第1図に示した。
ioo℃の温度でそれぞれ絞り性を調べた。その結果を
S含有量と絞り(%)との関係として第1図に示した。
図中、・印は950°Cにおける結果、○印は1100
℃における結果である。
℃における結果である。
結果から明らかなように、本発明の合金は高温下におけ
る絞り性が良好で熱間加工性に優れていることが判明し
た。
る絞り性が良好で熱間加工性に優れていることが判明し
た。
実施例2
Sの含有量は0.001%と一定にし、B、Zrの含有
量を変えて第2表に示した組成のNi基合金のインゴッ
トを調製した。
量を変えて第2表に示した組成のNi基合金のインゴッ
トを調製した。
(以下余白)
第1表
第2表
得られた各種類のインゴットにつき、900〜1150
℃の温度域で絞り値(%)を測定した。 900〜11
50″Cの平均値としてその結果を第2図に示した。図
中、O印肉の数字は絞り値(%)を示す。
℃の温度域で絞り値(%)を測定した。 900〜11
50″Cの平均値としてその結果を第2図に示した。図
中、O印肉の数字は絞り値(%)を示す。
結果から明らかなように、本発明の合金は絞り性が良好
で熱間加工性に優れている。
で熱間加工性に優れている。
(発明の効果)・
以上の説明で明らかなように、本発明のNi基合金は、
その組成を、重量%で、C:O;1%以下、Cr :
15.0〜22.0%、Co : 9.0〜15.0%
、Mo:4.0〜8.0%、T t : 1.5〜4.
0%、Aj!:1.0〜3.0%、W:0.5〜2.0
%を含有し、残部Niと不純物とから成るNi基合金に
おいて、不純物であるSの含有量がO−,001%以下
であるようにし、また、重量%で、C:0.1%以下、
Cr: 15.0〜22゜0%、Co:9.0〜.15
.0%、Mo:4.0〜8.0%、T i : 1.5
〜4.0%、1:1..0〜3・、0%、W;0.5〜
2.0%を含有し、残部Niと不純物とから成るNi基
合金において、不純物であるSの含有量が0.001%
以下であり、更に重量%にして、B : 0.003〜
0.008%、Z r : 0.02〜0.1%を含有
しているようにしたので、熱間加工性が向上する。その
結果、鍛造時に圧下量を大きくとることができ、そのた
め結晶粒の緻密化・整粒化を従来以上に押し進めること
が可能であり、高温強度の優れた材料にすることができ
る。
その組成を、重量%で、C:O;1%以下、Cr :
15.0〜22.0%、Co : 9.0〜15.0%
、Mo:4.0〜8.0%、T t : 1.5〜4.
0%、Aj!:1.0〜3.0%、W:0.5〜2.0
%を含有し、残部Niと不純物とから成るNi基合金に
おいて、不純物であるSの含有量がO−,001%以下
であるようにし、また、重量%で、C:0.1%以下、
Cr: 15.0〜22゜0%、Co:9.0〜.15
.0%、Mo:4.0〜8.0%、T i : 1.5
〜4.0%、1:1..0〜3・、0%、W;0.5〜
2.0%を含有し、残部Niと不純物とから成るNi基
合金において、不純物であるSの含有量が0.001%
以下であり、更に重量%にして、B : 0.003〜
0.008%、Z r : 0.02〜0.1%を含有
しているようにしたので、熱間加工性が向上する。その
結果、鍛造時に圧下量を大きくとることができ、そのた
め結晶粒の緻密化・整粒化を従来以上に押し進めること
が可能であり、高温強度の優れた材料にすることができ
る。
第1図は実施例1で表示した組成−の合金のS含有量と
絞りとの関係グラフ、第2図は実施例2で表示した組成
の合金の絞り値に対し、S含有量と2「含有量とが与え
る影響を示す関係グラフである。
絞りとの関係グラフ、第2図は実施例2で表示した組成
の合金の絞り値に対し、S含有量と2「含有量とが与え
る影響を示す関係グラフである。
Claims (2)
- (1)重量%で、C:0.1%以下、Cr:15.0〜
22.0%、Co:9.0〜15.0%、Mo:4.0
〜8.0%、Ti:1.5〜4.0%、Al:1.0〜
3.0%、W:0.5〜2.0%を含有し、残部Niと
不純物とから成るNi基合金において、不純物であるS
の含有量が0.001%以下であることを特徴とする熱
間加工性に優れたNi基合金。 - (2)重量%で、C:0.1%以下、Cr:15.0〜
22.0%、Co:9.0〜15.0%、Mo:4.0
〜8.0%、Ti:1.5〜4.0%、Al:1.0〜
3.0%、W:0.5〜2.0%を含有し、残部Niと
不純物とから成るNi基合金において、不純物であるS
の含有量が0.001%以下であり、更に重量%にして
、B:0.003〜0.008%、Zr:0.02〜0
.1%を含有していることを特徴とする熱間加工性に優
れたNi基合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28686687A JPH01129942A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 熱間加工性に優れたNi基合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28686687A JPH01129942A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 熱間加工性に優れたNi基合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01129942A true JPH01129942A (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=17710025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28686687A Pending JPH01129942A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 熱間加工性に優れたNi基合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01129942A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2417729A (en) * | 2004-09-03 | 2006-03-08 | Haynes Internat Inc | Nickel-chromium-cobalt based alloy |
WO2007119847A1 (ja) * | 2006-04-14 | 2007-10-25 | Mitsubishi Materials Corporation | Ni基耐熱合金溶接用ワイヤー |
US8066938B2 (en) | 2004-09-03 | 2011-11-29 | Haynes International, Inc. | Ni-Cr-Co alloy for advanced gas turbine engines |
JP2014122385A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Hitachi Ltd | 鍛造部材並びにこれを用いた蒸気タービンロータ、蒸気タービン動翼、ボイラ配管、ボイラチューブ及び蒸気タービンボルト |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5111013A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-28 | Nippon Steel Corp | Tainetsunitsukerugokinno seizoho |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP28686687A patent/JPH01129942A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5111013A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-28 | Nippon Steel Corp | Tainetsunitsukerugokinno seizoho |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2417729A (en) * | 2004-09-03 | 2006-03-08 | Haynes Internat Inc | Nickel-chromium-cobalt based alloy |
GB2417729B (en) * | 2004-09-03 | 2008-01-16 | Haynes Internat Inc | Ni-Cr-Co alloy for advanced gas turbine engines |
US8066938B2 (en) | 2004-09-03 | 2011-11-29 | Haynes International, Inc. | Ni-Cr-Co alloy for advanced gas turbine engines |
WO2007119847A1 (ja) * | 2006-04-14 | 2007-10-25 | Mitsubishi Materials Corporation | Ni基耐熱合金溶接用ワイヤー |
JP2007301635A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-22 | Mitsubishi Materials Corp | Ni基耐熱合金溶接用ワイヤー |
US8187531B2 (en) | 2006-04-14 | 2012-05-29 | Mitsubishi Materials Corporation | Wire for welding nickel based heat resistant alloy |
JP2014122385A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Hitachi Ltd | 鍛造部材並びにこれを用いた蒸気タービンロータ、蒸気タービン動翼、ボイラ配管、ボイラチューブ及び蒸気タービンボルト |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108467972B (zh) | 一种高承温能力的镍基变形高温合金及其制备方法 | |
JP3049767B2 (ja) | 耐熱性に優れたTi合金 | |
US3164465A (en) | Nickel-base alloys | |
JP4036091B2 (ja) | ニッケル基耐熱合金及びガスタービン翼 | |
CN109487107B (zh) | 一种兼具富铁相变质的铸造铝合金的复合变质剂及其变质方法 | |
JPH01129942A (ja) | 熱間加工性に優れたNi基合金 | |
CN114737072B (zh) | 一种k417g镍基高温合金精炼制备以及成型方法 | |
JP2008088460A (ja) | 高強度アルミニウム鋳造合金およびこれを用いたコンプレッサ羽根車 | |
JP2787946B2 (ja) | 高温強度および高温耐食性にすぐれたNi基単結晶超合金 | |
JP3303661B2 (ja) | 耐熱高強度アルミニウム合金 | |
JPS60228630A (ja) | チタン合金の製造方法 | |
JPH032218B2 (ja) | ||
JP7319447B1 (ja) | アルミニウム合金材、及びその製造方法 | |
JPS61153251A (ja) | 高熱間加工性ニツケル基合金 | |
JPH02258938A (ja) | 耐熱性材料 | |
JPH02277736A (ja) | TiAl基耐熱合金 | |
JPH07300639A (ja) | 高耐食性ニッケル基単結晶超合金およびその製造方法 | |
CN117265337A (zh) | 低夹杂、抗热冲击的镍基高温合金及其制备方法和应用 | |
CN116463538A (zh) | 一种高强韧性的低密度中熵高温合金及其制备方法与应用 | |
CN118006969A (en) | Aluminum alloy material and preparation method and application thereof | |
CN113981297A (zh) | 铸造用Ti2AlNb基合金及其制备方法和铸件 | |
CN117778823A (zh) | 高强耐热铝合金及其制备方法 | |
JPH05105978A (ja) | 高温強度のすぐれた析出強化型Cu合金 | |
JP2778807B2 (ja) | 単結晶用Ni基耐熱合金 | |
JPS6389638A (ja) | 点火プラグ用電極材料 |