JPH0112965Y2 - - Google Patents

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JPH0112965Y2
JPH0112965Y2 JP1983119072U JP11907283U JPH0112965Y2 JP H0112965 Y2 JPH0112965 Y2 JP H0112965Y2 JP 1983119072 U JP1983119072 U JP 1983119072U JP 11907283 U JP11907283 U JP 11907283U JP H0112965 Y2 JPH0112965 Y2 JP H0112965Y2
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JP
Japan
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vehicle height
height adjustment
air
controller
difference
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JP1983119072U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車高調整装置に関し、特にフロント側
とリヤ側の車高調整動作の不揃が原因で起るハン
チング現象を防止できるようにしたものである。
車高調整装置は一般に第1,2図に示したよう
にフロント側とリヤ側の車高センサ1と2で車高
を検出し、車高アツプ領域になると、車高調整用
のコントローラ3に組込んだ基準信号発生回路
4、比較回路5、車高調整用アクチユエータ駆動
回路6で、給気弁7、切換弁8,9、カツト弁1
0,11を開いて、フロント側のエアーサスペン
シヨン12,12やリヤ側のエアーサスペンシヨ
ン13,13の空気室14に圧縮空気を供給して
車高を上げ、車高ダウン領域になるとカツト弁1
0,11、切換弁8,9、排気弁15を開いて、
エアーサスペンシヨン12,12,13,13の
空気室14から圧縮空気を排除して車高を下げる
ようになつている。なお第1図において15はシ
ヨツクアブソーバ、16はモータ16aによつて
駆動されるエアーコンプレツサ、17はリザーバ
タンク、18はリザーバタンク17に設けられた
圧力スイツチであり、該圧力スイツチ18はリザ
ーバタンク17内圧が設定値以下の場合には、前
記エアーコンプレツサ16のモータ16aを駆動
して圧縮空気をリザーバタンク17に供給し、該
リザーバタンク17内圧が設定値に達するとモー
タ16aの駆動を止めてリザーバタンク17内圧
を一定に保つ。19はエアーコンプレツサ16か
らリザーバタンク17に供給される圧縮空気に含
まれている水分を除去するためのドライヤ、20
はリザーバタンク17からエアーコンプレツサ1
6側に圧縮空気が逆流するのを防止する逆流防止
用のチエツクバルブ、21はエアーサスペンシヨ
ン12,12、13,13の最低保障用のチエツ
クバルブである。
ところで、前記従来の車高調整装置にあつて
は、フロント側とリヤ側の車高調整動作の不揃が
原因となつて第3図に示したようなハンチング現
象が起るという欠点があつた。
何故ならば、通常の車両においては、四輪荷重
が全て同一ということは殆んどなく、また荷物の
積み下ろし、或は乗員の乗り降り等によりフロン
ト側とリヤ側の荷重に差異が生ずるからである。
例えばフロント側の荷重に較べてリヤ側の荷重が
大で、かつ車高をアツプする場合には、第3図に
示したようにリヤ側の車高調整動作に較べてフロ
ント側の車高調整動作が早くなり、このためフロ
ント側の車高調整終了後(ニユートラ位置致達
後)にもリヤ側は車高アツプを続けることにな
る。そしてリヤ側の車高アツプに伴つて、フロン
ト側とリヤ側の重量バランスが変わり、フロント
側の車高が不感帯域(ニユートラ域)を外れて、
車高アツプ領域に戻つて、再び車高アツプ動作を
繰り返すというハンチング現象が生じることにな
る。(ハンチング現象は車高ダウン時でも、フロ
ント側とリヤ側の車高調整動作が不揃の時に生じ
る可能性がある)。
本考案は前述の如き、フロント側とリヤ側の車
高調整動作の不揃が原因で起るハンチング現象を
防止することを目的として為されたものであり、
その要旨とする構成は、車高調整用のコントロー
ラ内に、車高調整時におけるフロント側とリヤ側
の車高差を設定値以内に保つための演算回路を組
込んだことにある。
次に本考案を第4図以下の図面に基づいて説明
する。なお従来と同一構成部分には同一符号を付
して重複する説明を省略する。
第4図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
あり、同図において22が演算回路である。該演
算回路22は車高センサ1,2と比較回路5の間
に介在されていて、フロント側とリヤ側の車高差
を演算し、車高差が設定値(ハンチング現象を惹
起しない程度の車高差値)に達すると、第5図に
示したように進んでいる方の車高調整動作を停止
させ、その結果、車高差が設定値以内に戻ると再
び、フロント側とリヤ側の双方の車高調整動作を
継続させて、車高調整時におけるフロント側とリ
ヤ側の車高差を設定値以内に保ちつつ、車高調整
を行うことによりハンチング現象を防止するよう
になつている。
即ち、車高アツプ時において、フロント側とリ
ヤ側の車高差が設定値に達すると、車高アツプ動
作の進んでいる方の切換弁、例えばフロント側の
車高アツプ動作が進んでいる場合には、第1図の
フロント側の切換弁8をコントローラ3で閉じ、
逆にリヤ側の車高アツプ動作が進んでいる場合に
は、リヤ側の切換弁9をコントローラ3で閉じ
て、車高アツプ動作の進んでいる方のエアーサス
ペンシヨンへの圧縮空気の供給を停止し、車高ア
ツプ動作の遅れている方のエアーサスペンシヨン
へのみ圧縮空気を供給して車高を上げ、その結
果、フロント側とリヤ側の車高差が設定値以内に
戻るとコントローラ3で再び、前記切換弁8又は
9を開いてフロント側とリヤ側の双方の車高アツ
プ動作を継続させるようになつている。また車高
ダウン時においては車高ダウン動作の進んでいる
方の切換弁をコントローラ3で閉じ、車高ダウン
動作の進んでいる方のエアーサスペンシヨンから
の圧縮空気の排除を停止し、車高ダウン動作の遅
れている方のエアーサスペンシヨンからのみ圧縮
空気を排除して車高を下げ、その結果、フロント
側とリヤ側の車高差が設定値以内に戻ると、コン
トローラ3で再び、前記切換弁8又は9を開い
て、フロント側とリヤ側の双方の車高ダウン動作
を継続させるようになつている。
第6図はフロント側とリヤ側の左右のエアーサ
スペンシヨン12,12,13,13に、それぞ
れ、カツト弁23,23,24,24を接続した
場合を示し、このような場合には切換弁25を開
閉する代わりに、前記カツト弁23,23或は2
4,24を開閉して車高差を制御することができ
る。
なお本考案の車高調整装置は第1図に示した所
謂空圧式のものに限らず、第7図に示すような油
圧式のものであつても良い。なお第7図におい
て、25は給油ポンプ、26は給油弁、27は排
油弁、28…リザーバタンク、29,30はアキ
ユームレータである。
以上説明したように本考案は、フロント側とリ
ヤ側の車高センサで車高を検出し、車高アツプ領
域になると、車高調整用のコントローラに組込ん
だ基準信号発生回路、比較回路、車高調整用アク
チユエータ駆動回路で給気弁等を開いて、フロン
ト側やリヤ側のエアーサスペンシヨンの空気室に
圧縮空気を供給するなどして車高を上げ、車高ダ
ウン領域になると排気弁等を開いて、フロント側
やリヤ側のエアーサスペンシヨンの空気から圧縮
空気を排除するなどして車高を下げる車高調整装
置において、前記車高調整用のコントローラ内
に、車高調整時におけるフロント側とリヤ側の車
高差を設定値以内に保つための演算回路を組込ん
でフロント側又はリヤ側のうち車高調整動作が進
んでいる方の車高調整動作を一時的に停止し、車
高差が設定値以内に戻ると再びフロント側とリヤ
側の双方の車高調整動作を継続させるようにした
ことを特徴とする車高調整装置であるから、フロ
ント側とリヤ側の車高調整動作の不揃(フロント
側とリヤ側の車高差の増大)が原因で起るハンチ
ング現象を防止し、ハンチング現象による車高調
整時間の遅れや乗心地に対する違和感を無くすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空圧式車高調整装置の回路図、第2図
は従来のコントローラのブロツク図、第3図は従
来の欠点を示す特性図、第4図は本考案車高調整
装置の要部の実施例を示すブロツク図、第5図は
本考案の車高調整装置の特性図、第6図はエアー
サスペンシヨン毎にカツト弁を取付けた場合の回
路図、第7図は油圧式車高調整装置の回路図であ
る。 1……フロント側の車高センサ、2……リヤ側
の車高センサ、3……コントローラ、4……基準
信号発生回路、5……比較回路、6……車高調整
用アクチユエータ駆動回路、7……給気弁、15
……排気弁、22……演算回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロント側とリヤ側の車高センサで車高を検出
    し、車高アツプ領域になると、車高調整用のコン
    トローラに組込んだ基準信号発生回路、比較回
    路、車高調整用アクチユエータ駆動回路で給気弁
    等を開いて、フロント側やリヤ側のエアーサスペ
    ンシヨンの空気室に圧縮空気を供給するなどして
    車高を上げ、車高ダウン領域になると排気弁等を
    開いて、フロント側やリヤ側のエアーサスペンシ
    ヨンの空気室から圧縮空気を排除するなどして車
    高を下げる車高調整装置において、前記車高調整
    用のコントローラ内に、車高調整時におけるフロ
    ント側とリヤ側の車高差を設定値以内に保つため
    の演算回路を組込んで、フロント側又はリヤ側の
    うちの車高調整動作が進んでいる方の車高調整動
    作を一時的に停止し、車高差が設定値以内に戻る
    と再びフロント側とリヤ側の双方の車高調整動作
    を継続させるようにしたことを特徴とする車高調
    整装置。
JP11907283U 1983-07-29 1983-07-29 長尺帯状体の洗浄処理設備 Granted JPS6025510U (ja)

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JP11907283U JPS6025510U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 長尺帯状体の洗浄処理設備

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JP11907283U JPS6025510U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 長尺帯状体の洗浄処理設備

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Publication Number Publication Date
JPS6025510U JPS6025510U (ja) 1985-02-21
JPH0112965Y2 true JPH0112965Y2 (ja) 1989-04-17

Family

ID=30273425

Family Applications (1)

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JP11907283U Granted JPS6025510U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 長尺帯状体の洗浄処理設備

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JP (1) JPS6025510U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843881A (ja) * 1981-09-08 1983-03-14 ヤマハ発動機株式会社 負荷調節機構付緩衝装置を備えた自動二輪車
JPS58110312A (ja) * 1981-12-24 1983-06-30 Kayaba Ind Co Ltd 車高調整装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843881A (ja) * 1981-09-08 1983-03-14 ヤマハ発動機株式会社 負荷調節機構付緩衝装置を備えた自動二輪車
JPS58110312A (ja) * 1981-12-24 1983-06-30 Kayaba Ind Co Ltd 車高調整装置

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JPS6025510U (ja) 1985-02-21

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