JPH01129406A - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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JPH01129406A
JPH01129406A JP62288129A JP28812987A JPH01129406A JP H01129406 A JPH01129406 A JP H01129406A JP 62288129 A JP62288129 A JP 62288129A JP 28812987 A JP28812987 A JP 28812987A JP H01129406 A JPH01129406 A JP H01129406A
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JP
Japan
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core
shaped core
coil
shaped
electromagnetic device
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JP62288129A
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English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
鈴木▲そう▼
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はチョークコイルやトランス等の電磁装置に関
する。
[従来の技術] 従来型14i装置、例えばチョークコイルとしては、第
19図に示すようにI形コア1とE形コア2との間に空
隙形成用フィルム3を挟み、フィルム3がずれないよう
に先ずテープで固定し、その後それをそれぞれ接着固定
するものが知られている。
なお、E形コア2の中央脚2aには図示はしないがコイ
ルを巻装したコイルボビンが装填される。
また第20図に示すように、E形コア2の中央脚2aの
端面を研磨して側脚2bより若干低くし、そこに接着剤
を入れて空隙を形成するものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら前者のものではI形コア1とE形コア2と
の間に空隙形成用フィルム3を挟んだ状態でフィルム3
がずれないようにテープで固定する必要があり、製作が
面倒となるとともに製作の自動化ができない問題があっ
た。
また後者のものでは中央脚の端面を研磨して空隙を作ら
なければならず、このものにおいても前者同様J、:製
作が面倒となるとともに製作の自動化ができない問題が
あった。
そこで本願第1の発明は、製作が簡単で、かつ製作の自
動化が容易に実現できる電磁装置を提供しようとするも
のである。
またI形コア1とE形コア2とを自動的に接着固定する
場合、単にE形コア2の上にI形コア1を載置して搬送
し、途中でその接触部に接着剤を流し込んで接着したの
ではコアがずれる問題がある。
そこで本願の第2の発明はI形コアとE形コアの接着を
自動化してもコアが位置ずれすることがなく確実な接着
作業ができる電磁装置を提供しようとするものである。
。 さらに本願第3の発明は、接着剤の自動注入が確実にで
きる電磁装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 第1の発明は、I形コアとE形コアを組合わせてコアを
形成し、そのコアにコイルを巻装して形成される電磁装
置において、I形コアの対向する2面の少なくとも一方
に凹部を形成し、その凹部をE形コアの中央脚V、対向
させて空隙を形成したものである。
第2の発明は、第1の発明にさらにE形コアの中央脚に
フィルを巻装したコイルボビンを装填するようにし、I
形コアの対向する2面と直交する、1lll1面の少な
くとも一方に凸部又は凹部を形成するとともにコイルボ
ビンにその側面の凸部又は凹部と嵌合1−る嵌合部を形
成したものである。
第3の発明は、第1の発明にざらにI形コアのE形コア
と接触する部分の一部に接着剤注入用の切欠き又は孔を
形成したものである。
[作用] 第1の発明においては、I形コアの凹部を形成し、その
凹部をE形コアの中央脚に対向させて空隙を形成してい
るので、E形コアの端面を研磨する必要はなく、E形コ
アと■形コアとを単に接着固定すればよいので、製作が
簡単となり、かつ製作の自動化が可能となる。
また第2の発明においては、E形コアの中央脚にコイル
ボビンを装填することによってコイルボビンは固定され
る。そしてそのコイルボビンに形成された嵌合部を■形
コアに形成された凸部又は凹部と嵌合させるようにして
いるので■形コアのることはない。
さらに第3の発明においては、I形コアのE形コアと接
触する部分の一部に切欠き又は孔を形成して接着剤を注
入するようにしているので、接着剤を自動注入しても外
部に流れることなく確実に接着部に注入されることにな
る。
[実施例コ 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
なお、この実施例はこの発明を放電灯用電子安定器に使
用されるチョークコイルに適用したものについて述べる
第1図はチョークコイルの分解斜視図で、11はI形コ
ア、12はE形コア、13はE形コア12の中央脚12
aに装填されるコイルボビン本体である。
前記I形]ア11は対向する2面にそれぞれ深さが異な
る凹部11a、Ilbを形成し、またこの2面と直交す
る両側面中央にそれぞれ凸部iic、1itゴを形成し
ている。また前記I形フア11は両側面に挟まれた両端
面の中央に接着剤注入用の切欠き11e、11fを形成
している。
前記E形コア12は中央脚12aの両側に側脚12b、
12cを設け、かつその底部12dを前記各脚12a〜
12cの幅よりも広幅となるように底面に向かって据置
がりになっている。
前記コイルボビン本体13は2次巻線の巻装部13a、
1次巻線の巻装部13b1基板上の回路パターンと半田
によって接続される接続端子13C,基板に接着固定さ
れる固定端子13d、各巻線の端末を半田接続するため
の端末用端子13e、前記I形コア11の一方の対向面
の両側をE形コア12の各側脚12b、12cの端面に
載置したとぎ前記I形コア11の側面を位置決めすると
ともにその■形コア11の各凸部11C911dが嵌合
する切欠き部13f、13gを設けた嵌合部13h、1
3iをそれぞれ形成している。
第2図は製作されたチョークコイルを例えば筐体を兼用
するアルミ等の金風板14の上に絶縁層15を介して回
路パターン16を形成した回路基板上に接着固定した状
態を示す斜視図で、前記E形コア12の底面を接着剤1
7によって絶縁層15に接着固定するとともに前記コイ
ルボビン本体13の固定端子13dを接着剤17によっ
て絶縁層15に接着固定している。
前記■形コア11は前記E形コア12に対して前記切欠
き11e、Ilfに注入された接着剤18によって接着
固定されている。前記フィルボビン本体13に巻線19
が巻装されコイルボビンを構成している。前記回路パタ
ーン16には接続端子13cが半田付されている。前記
I形コア11は前記コイルボビン本体13の嵌合部13
h。
13iによって位置決めされている。
第3図及び第4図はチョークコイルの自動製作工程を示
すもので、先ず第3図に示すような1対の連続端子部材
20a、20bを用意する。このM続端子部材20a、
20bは搬送用兼ゲージ孔21が所定の位置に開けられ
ており、また接続端子材22.22が固定端子材23を
間に介して両側に設けられ、これを1組として一定間隔
毎に形成されている。そしてこの1対の連続端子部材2
0a、20bをそれぞれ各端子を対向させ、かつ所定の
間隔を開けて配置する。なお、各端子22.23には固
定金型部に接する端子部24が形成されている。また前
記各接続端子材22には前記端末用端子13eが形成さ
れている。
そしてこの連続端子部材20a、、20bの上に第4図
に示すようにコイルボビン本体13を射出成形機によっ
て熱可塑性樹脂から成形する。このとき固定金型に端子
部24が接し、スライド金型で固定する部分25をスラ
イド金型で押えて連続端子部材全体を固定して成形する
続いてコイルボビン本体13に対して2次巻線26と1
次巻線27が巻装される。このとき2次巻線26と1次
巻線27とが接しないようにコイルボビン本体13には
凸部28が形成されている。そして各巻Pi!26.2
7の端末は端末用端子138に半田で接続される。
続いて下側からE形コア12及び上側から■形コア11
を組み入れて互いを接着固定し、かつ回路基板の回路パ
ターン16に接続される接続端子材22を図中点線で示
す切り離し部にて連続端子部材20a、20bから切り
離し接続端子13cとする。そしてその接続端子13c
を回路基板の回路パターンに接触させて電気的特性を測
定しその良否を判別し、最後に固定端子材23を図中点
線で示す切り離し部にて連続端子部材20a。
20bから切り離し固定端子13dとする。こうしてチ
ョークコイルが製作されることになる。
前記■形コア11及びE形コア12は型に入れて成形し
、それを焼成して製作されるもので、E形コア12にお
ける中央脚12aはこの成形時において側脚12b、1
2Gよりも若干短くして空隙部となるようにする。
こうして製作されたI形コア11及びE形コア12を組
み合せることによって第5図に示すようにI形コア11
の凹部11a、11bのいずれかとE形コア12の中央
脚12aとの間に空隙部31が形成されるようになる。
そしてこのときI形コア11の各凹部11a、11bの
深さが異なっているので、この凹部11a、llbのい
ずれをE形コア12の中央脚12aに対向させるかによ
って空隙部31の間隔を調整することができる。
第6図は前述したチョークコイルCHを使用した放電灯
用電子安定器の各回路部品の回路基板における配置を示
し、また第7図はその回路部品によって構成される回路
を示している。
胃源が供給される端子TI 、T2間には高圧に対して
回路を保護するバリスタByを接続するとともに電流ヒ
ユーズFを介してコンデンサCI。
C2及びコイルBTからなるノイズフィルタを接続して
いる。
また前記端子TI 、T2間には電流ヒユーズF、ノイ
ズフィルタ及びサーマルスイッチTSWを介して全波整
流用ダイオードブリッジBGの入力端子が接続されてい
る。
前記ダイオードブリッジBGの出力端子間にはコンデン
サC3、抵抗R1の並列回路とダイオードD1との直列
回路並びにダイオードD2とコンデンサC4、抵抗R2
の並列回路との直列回路が接続されている。そして前記
ダイオードD1のカソードと前記ダイオードD2の7ノ
ードとの間には抵抗R3、サーミスタTHI 、TH2
、ダイオードD3の直列回路を接続している。
前記ダイオードD2とコンデンサC4、抵抗R2の並列
回路との直列回路には高周波インバータINが接続され
ている。
前記高周波インバータINは、抵抗R4、Rs 。
R6、R7、Re 、 Rs 、 Rs o 、 R1
1、コンデンサCs 、ダイオードD4 、 Ds 、
 Ds 、 C7。
C8、パワートランジスタQl 、 C2、制御用トラ
ンジスタQ3 、 C4、トリガダイオードTO及び出
カドランスTBとで構成される周知の2石式高周波イン
バータである。
前記高周波インバータINの出力端子間にはチョークコ
イルCHを介して放電灯として2個の蛍光ランプLl 
、12を直列に接続している。すなわち一方の蛍光ラン
プL1の一方のフィラメント電極の一端はチョークコイ
ルCHの1次巻線に接続するとともにコンデンサC6を
介して他方の蛍光ランプL2の一方のフィラメント電極
の一端に接続し、また一方の蛍光ランプL1の一方のフ
ィラメント電極の他端はコンデンサC7を介して他方の
蛍光ランプL2の一方のフィラメント電極の他端に接続
している。
また一方の蛍光ランプLlの他方のフィラメント電極の
一端はチョークコイルCHの2次巻線を介して他方の蛍
光ランプL2の他方のフィラメント電極の一端に接続し
、また一方の蛍光ランプL1の他方のフィラメント電極
の他端は他方の蛍光ランプL2の他方のフィラメント電
極の他端に直接接続している。
また前記他方の蛍光ランプL2の一方のフィラメント電
極の一端と前記高周波インバータINの各li源プライ
ンの間にはそれぞれコンデンサCa 。
CBが接続されている。
さらに前記蛍光ランプL2の一方のフィラメント電極の
一端とその他方のフィラメント電極の他端との間にはコ
ンデンサCll1lが接続されている。
そしてこのような回路を構成する各回路部品は第6図に
示すレイアウトで回路基板32の上に配置されている。
この回路部品のうちコンデンサC3とC4は電解コンデ
ンサで、この電解コンデンサはC3。
C4は第8図及び第9図に示すように通電用リード13
3.34を一端面側から引出し、通電用に使用しない補
助リード線35を他端面側から引出したもので、この各
リード線33.34.35はコンデンサが横向きに取付
けられるように折曲げ、かつ通電用リード線33.34
についてはざらにその先端部に下向きの折曲げ部を2ケ
所形成し、また補助リード線35についてはさらにその
先端部に下向きの折曲げ部を1ケ所形成する。そして通
電用リード線33.34はその先端側の折曲げ部33a
、34aを回路パターン16に半田付けし、また残りの
折曲げ部33b、34bを回路基板32の絶縁層15の
上に接着材で接着固定する。
また前記補助リード線35の折曲げ部35aは回路基板
32の絶縁層15の上に接着材で接着固定し、安定性を
持たせる。
この電解コンデンサC3、C4は各リード線33.34
.35を上記構成にすることによって取付けの自動化が
実現できる。すなわち回路パターン16のコンデンサ接
続部には予めクリーム半田を塗布しておく。そして先ず
回路基板32に対して他の接着固定するチョークコイル
CH等の部品とともに同時に折曲げ部33b、34b。
35bを接着固定する。これによりコンデンサC3、C
4は固定され、かつその通電用リード線33.34の折
曲げ部33a、34aはクリーム半田の上に位置決めさ
れる。この状態で回路基板32の裏側から加熱すること
によりクリーム半田を融解させリード線33.34を回
路パターン16に半田付けすることになる。
なお、コンデンサとしては補助リード線35が2本ある
ものでもよく、また通電用リード線34と補助リード線
35の位置が入れ変っているものであってもよい。
またその他のコンデンサのうち金属蒸着フィルムを巻回
して製作されるフィルムコンデンサについては第10図
及び第11図に示す構成にする。
すなわちこのフィルムコンデンサはコンデンサ素子36
の両端に形成されたメタリコン層37a。
37bにU字形に折曲げられた線状のリード線38.3
9の折曲げ部を接合する。そしてコンデンサ素子36の
周囲をエポキシ樹脂によって包囲し固める。前記各リー
ド線38.39はそれぞれ2本が外部に引き出されるこ
とになるが、その内の1本は通電用38a、39aに使
用し、他の1本は固定用38b、39bに使用するもの
で、その先端部は回路パターンに接続できるように曲げ
ておく。
フィルムコンデンサについてはこのように構成すること
によって回路基板32に対する取付けの自動化が実現で
きる。すなわち回路パターン16のコンデンサ接続部に
は予めクリーム半田を塗布しておく。そして先ず回路基
板32に対して各リード線38.39の固定用38b、
39bの方を接着材によって回路基板32の絶縁層15
に接着固定する。これによりコンデンサは安定して固定
される。このときリード線38.39の通電用38a、
39aの方は回路パターン16に塗布されたクリーム半
田の上に位置決めされる。この状態で回路基板32の裏
側から加熱することによりクリーム半田を融解させリー
ド線38a、39aを回路パターン16に半田付する。
なお、リード線38.39は線状のものでなく、第12
図に示すような板状のものであってもよい。
このような構成の本実論例においては、I形コア11及
びE形コア12共に型で成形して焼成することによって
製作し、それを組み合せることによってI形コア11の
凹部11a、11bのいずれかとE形コア12の中央脚
12aとの間に必要な空隙部31を構成することができ
る。従って従来のようにフィルムを介在させて空隙を作
ったり、中央脚を研磨して空隙を作る必要はなく、製作
が簡単であり、かつ自動組立てが実現できる。
またI形コア11には2ヶ所凹部11a。
11bを設け、かつその深さを異ならせているので、い
ずれの凹部を使用するかによって空隙部31の距離を調
整することができ、インダクタンスを可変することがで
きる。従ってI形コア11の凹部11a、11bの深さ
を、I形コア11とE形コア12を量産するときに多少
のバラツキがあってもI形コア11のいずれかの凹部を
使用することによってインダクタンスの個数分布を第1
3図の実線のグラフa及び点線のグラフbのいずれかに
設定できるので、結局インダクタンスのバラツキの範囲
を図中1点鎖線で示すしの範囲に納めることができ、バ
ラツキを小さくすることができる。
例えば、E形コア12の中央脚12の空隙を0.5厘と
し、■形コア11の一方の凹部11aの深さを1.5#
M11、他方の凹部11bの深さを1.0InIlとし
、かつ巻線として直径が0.4mのポリウレタン銅線を
100回巻いてインダクタンスの測定を行なった結果、
I形コア11の凹部11aをE形コア12の中央脚12
aに対向させたとぎには平均値が2.154mHで、最
大値2.177mH,最小値2.124mHであった。
またI形コア11の凹部11bをE形コア12の中央脚
12aに対向させたときには平均値が2.481mHで
、最大値2.533mH,最小値2.428mf−tr
あツタ。
この結果、共に偏差は±3%以内であり実用上問題ない
ことが分った。
またチョークコイルを組み立てる場合に、I形コア11
がコイルボビン本体13の嵌合部13h。
13iとで挟まれ、かつ凸部11c、11d#嵌合部1
3h、13iの切欠き部13f、13gに嵌合されるの
で、E形コア12とI形コア11との位置決めが確実と
なり、従ってI形コア11とE形コア12の接着作業が
確実にできるようになりチョークコイルの自動組立てが
容易となる。
またE形コア12と■形コア11とを接着する場合に、
I形コア11の切欠きiie、i1t’に接着剤を注入
すればよく接着剤を確実に注入することができる。従っ
て接着剤の注入も自動化することが可能となる。なお、
接着剤として紫外線硬化性のある熱硬化性接着剤を使用
すれば短時間で仮接着が可能となり、自動化がさらに容
易となる。
さらにチョークコイルを構成するE形コア12の底面を
幅広に構成し、かつこの底面を今風板をベースとした回
路基板の絶縁層15の上に接着固定するようにしている
ので、チラークコイルに発生する熱が効率よく回路基板
に放熱されることになる。すなわち放熱効果を向上でき
る。またチョークコイルを回路基板上に安定して固定で
きる。
さらにE形コア12の底部を幅広としたので段面積を等
しいものとすればその分高さを低くすることができチョ
ークコイル全体を低くでき小形化を図ることができる。
さらにコイルボビンは、連続端子部材20a。
20bにコイルボビン本体13を熱可塑性樹脂をモール
ドすることにより連続的に成形できるので、コイルボビ
ンの製作な自動化できる。またチョークコイルを回路基
板の接着固定するときコイルボビン本体13は固定端子
13dを使用して接着固定するので、コイルボビン本体
13が熱可塑性樹脂で構成されていても接着剤を硬化さ
せるための熱はボビン本体13に直接伝わらないので問
題はない。換言すればコイルボビン本体13を熱可塑性
樹脂で構成できるので、射出成形が短時間ででき、製作
が容易となる。
さらにまた電解コンデンサを回路基板に固定する場合、
通電用リード133.34の折曲げ部33b、34b及
び補助リード線35の折曲げ部35aを先ず回路基板上
に接着固定してコンデンサの位置決めと安定を確保し、
その後通電用リード線33.34の折曲げ部33a、3
4aを回路パターン16に半田付けしているので、電解
コンデンサを回路基板に対して取付けるのを自動化する
ことが可能となる。しかも通電用リード線33゜34が
接続される回路パターン16の位置には予めクリーム半
田が塗布されそれを回路基板の裏側から加熱して溶解さ
せて半田付けすることになるので、例えば回路基板をベ
ルトコンベアに流しつつ半田付けを自動的に行なうこと
が可能となる。
しかもコンデンサの本体は回路基板からは離されている
ので回路基板の熱がコンデンサに悪影響を及ぼす虞れは
ない。
さらにまた金属蒸着フィルムで構成されるコンデンサに
ついては各リード線38.39の固定用の方38b、3
9bを回路基板に接着固定してコンデンサの位置決めと
安定を確保し、その後通電用の方38a、39aを回路
パターン16に半田付するようにしているのでこのコン
デンサについても自動取付けが可能となる。そしてこの
ときの半田付も電解コンデンサのときと同様にリード線
38.39が接続される回路パターン16の位置には予
めクリーム半田が塗布されそれを回路基板の裏側から加
熱して溶解させて半田付けすることになるので、例えば
回路基板をベルトコンベアに流しつつ半[l付けを自動
的に行なうことが可能となる。しかもコンデンサの本体
は回路基板からは離されているので回路基板の熱が」ン
デンサに悪影響を及ぼす虞れはない。
次にこの発明の他の実施例を図面を参照して説明する。
なお、前記実施例と同一の部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
第14図に示すものは、E形コアとして円筒状の中央1
m1528を有するとともに内側形状がこの中央脚52
aの形状に合せて円弧状にした但1脚52b、52Cを
有するE形コア52を使用し、5土たI形コアとして形
状が側脚52b、52cの内側形状と同じ円弧状とした
各凹部51a。
51bを有するI形コア51を使用したもので、このよ
うにしても前記実施例と同様の効果が得られるものであ
る。
また第15図に示すものはI形コアとして1面にのみ凹
部61aを形成したI形コア61を使用したもので、こ
のようにしても前記実施例と同様の効果が得られるもの
である。なお、この場合凹部は片面のみなので両面のも
のに比べてインダクタンスのバラツキが多少中じる虞れ
がある。
また第16図に示すものはI形コアとして凸部lie、
lidに換えて凹部71c、71dを設け、かつ四隅に
それぞわ切欠ぎ71e、71f。
71q、71hを設けたI形コア71を使用し、−こ−
の各凹部71c、71dにコイルボビン本体13の嵌合
部3h、13iを嵌合させて位置決めし、かつ各四隅7
18〜71hに接着剤を注入するようにしたもので、こ
のようにしてもE形コア12に対するI形コア71の位
置決めが確実となり、また接着剤の注入が確実に行われ
前記実施例と同様の効果が得られるものである。
さらに第17図はこの発明の一部をI形コア81とU形
」ア82とで構成される内鉄型コア適用したもので、こ
のようなコアを使用したものでもU形コア82に対して
I形コア81の位置決めを■形コア81に設けられた凸
部81c、81dとコイルボビン本体83に設けられた
嵌合部83h、83iによって確実にできる。なお、こ
のコアを使用した場合、コイルボビン本体83は左右に
それぞれ1次巻線84aの@線部83aと2次巻線84
bの巻線部83bを設けている。
さらにまた第18図に示り゛ものは内鉄コアを使用した
他の例でこのコアはU形コア92のみで形成され、その
U形コア92に巻線94を巻装したコイルボビン本体9
3を装填するようにしたちので、前記U形コア92の底
面は幅広に形成され、その底面をアルミ等の金属板95
に直接接着剤96で接着固定し、かつ金属板95に上に
回路バ食−ン97を形成()た絶縁板98を接着固定し
、その回路バーク97にコイルボビン本体93の端子9
3aを半田付けしたものである。
このものにおいてもコアに発生する熱は金属板95に効
率よく放熱されるようになる。
なお、前記実施例はこの発明をチョークコイルに適用し
たものについて述べたが必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、トランスや電磁石等にも通用できるものであ
る。
また前記実施例ではI形]アに切欠きを設けて接着剤を
注入するようにしたが必ずしもこれに限定されるもので
はなく、孔であってもよい。
さらに前記実施例ではE形コアの中央脚を空隙を形成す
るために側脚より短くしたが必ずしもこれに限定される
ものではなく、中央脚を側脚と同じ高さにし、I形コア
の凹部のみで空隙を作るようにしてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本願の第1の発明によれば、製作が
簡単で、かつ製作の自動化が容易に実現できる電la装
置を提供できるものである。
また本願第2の発明によれば、I形コアとE形コアの接
着を自動化してもコアが位置ずれすることがなく確実な
接着作業ができる電磁装置を提供できるものである。
ざらに本願第3の発明によれば、接着剤の自動注入が確
実にできる電磁装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は分解斜視図、第2因は回路基板に取付けた状
態を示す斜視図、第3図は連続端子部材の構成を示す部
分斜視図、第4図はチョークコイルの組立て工程を説明
するための部分斜視図、第5図はコアの正面図、第6図
は放電灯用電子安定器の回路基板に対する部品の配置状
態を示す図、第7図は同放電灯用電子安定器の回路構成
図、第8図は放電灯用電子安定器に使用される電解コン
デンサの取付は状態を示す斜視図、第9図は同電解コン
デンサの取付は状態を示す側面図、第10図は同放電灯
用電子安定器に使用されるフィルムコンデンサの取付は
状態を示す斜視図、第11図は同フィルムコンデンサの
断面図、第12図は同フィルムコンデンサに使用される
リード線の変形例を示す斜視図、第13図はチョークコ
イルを量産したときりインダクタンス分布を示す図、第
14図乃至第18図はコアの他の実施例を示すもので、
第14図は分解斜視図、第15図は正面図、第16図乃
至第18図は斜視図、第19図及び第20図は従来例を
示す分解斜視図である。 11−I形コア、11a、1lb−凹部、11C,11
d・・・凸部、11e、11f−・・切欠き、12・・
・E形コア、13・・・コイルボビン本体、13f、1
3o・・・切欠き部、13h、13i・・・嵌合部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 第8図 第9図 インタ7ダンス 第13図 第1O図 @11図 第12図 第16図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)I形コアとE形コアを組合わせてコアを形成し、
    そのコアにコイルを巻装して形成される電磁装置におい
    て、前記I形コアの対向する2面の少なくとも一方に凹
    部を形成し、その凹部を前記E形コアの中央脚に対向さ
    せて空隙を形成したことを特徴とする電磁装置。
  2. (2)I形コアの対向する2面にそれぞれ深さの異なる
    凹部を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の電磁装置。
  3. (3)I形コアとE形コアを組合わせてコアを形成し、
    前記E形コアの中央脚にコイルを巻装したコイルボビン
    を装填して形成される電磁装置において、前記I形コア
    の対向する2面の少なくとも一方に凹部を形成するとと
    もにその凹部を前記E形コアの中央脚に対向させて空隙
    を形成し、また前記I形コアの対向する2面と直交する
    側面の少なくとも一方に凸部又は凹部を形成するととも
    に前記コイルボビンにその側面の凸部又は凹部と嵌合す
    る嵌合部を形成したことを特徴とする電磁装置。
  4. (4)I形コアとE形コアを組合わせてコアを形成し、
    そのコアにコイルを巻装して形成される電磁装置におい
    て、前記I形コアの対向する2面の少なくとも一方に凹
    部を形成するとともにその凹部を前記E形コアの中央脚
    に対向させて空隙を形成し、また前記I形コアの前記E
    形コアと接触する部分の一部に接着剤注入用の切欠き又
    は孔を形成したことを特徴とする電磁装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513025U (ja) * 1991-07-26 1993-02-19 株式会社トーキン フエライト磁芯
JP2007173598A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Tdk Corp コア及びインダクタンス素子

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