JPH01127529A

JPH01127529A - 給紙装置

Info

Publication number: JPH01127529A
Application number: JP28215587A
Authority: JP
Inventors: Hideki Tada; 秀樹多田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1987-11-10
Filing date: 1987-11-10
Publication date: 1989-05-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】くｇ梁上の利用分野〉本発明は、複写機、プリンタ等の紙載置台上に積載され
た紙を一枚づつ分離して給紙する給紙装置に関するもの
である。

〈従来の技術〉紙載置台上に積載された紙を一枚づつ分離して給紙する
手段としては、従来、紙載置台上の紙の両先端に爪を配
設し、該爪により紙を一枚一枚分離しつつ給紙ローうで
紙を送り出す手段が知られているが、該爪による紙の分
離手段では紙が一枚一枚分ｌ１ｌＩｔされないで複数枚
送り出されることがある。また、他に概略１００ｇ／ｍ
以上の厚い紙に対しては、該爪の部分で紙を分離する際
に紙先端の折れが生じたり、引っ掛ったりして全く紙が
送られないという問題があり、さらに、紙両先端の爪で
紙を分離しているため、この部分の給紙抵抗が大きくな
り、給紙ローラに大きな搬送力が要求される。従って、
種々の紙サイズ毎に適切な位置に給紙ローラが必要とさ
れ、機械の簡素化等のために給紙Ｏ−ラを１個にするこ
とがＣきないといった欠点があった。

そこで、前述の欠点を解決する給紙手段として、第６図
ａに示すように紙載置台６上の紙Ｐはピックアップロー
ラ１により取り出され、給紙方向に回転する送りロー５
２と該送りロー９２と圧接し給紙方向と逆方向に回転す
るトルクを付与した分離ロー５３間に送り込まれ、ｉｐ
が複数枚紙載置台６より送り出そうとしても該分離ロー
ラ３により一枚だけ機械本体内の搬送ローラ対７に送り
込む手段が知られている。この手段では、前述したよう
な爪を用いていないため、厚い紙も給紙可能でかつ重送
防止効果も充分であり、給紙ローラの数も減らすことか
できる。

〈発明が解決しようとする問題点〉ところが、前述分離ローラ使用の給紙手段では、次のよ
うな欠点が生ずる。すなわち、紙載置台上の紙の両先端
に爪がないという利点の反面、紙を放置した場合に生ず
る紙端部の変形、カールが発生し、給紙時に斜行、給紙
ミス等の問題が生ずる。

さらに、この給紙手段で給紙ローラを紙サイズのほぼ中
央部に１個だけ配設した場合に、紙端部の規制が充分で
ないと容易に斜行する欠点が生ずる。すなわち、第６図
すに示寸ように紙サイドの位置規制板４．５．の紙Ｐに
対する規制が充分でない時、つまり位″ｉｉｉ　ＨＡ　
ｉｌｌ板４，５間の距離が紙幅より必要以上に大である
とき、あるいは位置規制板４，５が送りＯ−ラ２の充分
近くまで配設されていない場合に、送りローラ２又はピ
ックアップローラ１が種々の紙サイズに対応づ゛るため
、ある紙サイズの紙幅の中央部に配設されていないこと
により紙は給紙後あるいは紙後端が位ｉａ規制板４゜５
を抜けたときに斜行を生ずることが多い。

従って、この斜行を防止するために該位置規制板４．５
は紙にすき！５なくぴったり押し付けて固定する必要が
あるが、該位置規制板４．５は第６図ａに示すように紙
ガイド８と接する紙の前縁面より右側までしか配設され
ていないため、紙の侵端が位置規制板４．５の先端を扱
けたとき、特に紙サイズが小さいと、紙のサイドのｌ１
ｌｉｌｌがなくなり紙の左右の搬送抵抗のバランスがく
ずれた場合に斜行し易くなる欠点があった。

本発明は、前述従来例の欠点を除去し、容易にく斜行等の給紙不良を焦Ｊことのできる給紙装４を提供す
ることを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉前述の目的を達成するための本発明の構成を、一実施例
に対応する第１図を用いて説明する。

本発明は、紙幅方向のほぼ中央部に給紙ローラ１２を配
設した給紙装置において、各用紙サイズの紙端部を少な
くとも紙先端部から該給紙ローラ１２付近まで案内規制
するサイド規制板２１゜２２をそれぞれ所定の紙サイズ
位置に配設し、該サイド規制板２１．２２は用紙Ｐの側
端部を規制する第１の位置とその下面が紙の上面を案内
する第２の位置とに揺動可能に支持したものである。

〈作用〉以上の構成により、例えばＡサイズの用紙を使用する場
合にその紙端に位置するりイド規制板２１はサイド方向
を規υ１するｍ１ｌｌ板として作用して斜行を防止する
。そして、それ以外のサイド規制板２２はその下面を用
紙Ｐの上面の案内部としてｉ能することができる。

〈実施例〉以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づいて
説明する。

１１はピックアップローラ、１２は給紙ローラであり、
ともに紙幅方向に対してほぼ中央部に配設されており、
該給紙０−５１２は駆動軸１９により回転され、該ピッ
クアップローラ１１は該駆動軸１９からギヤ系を介して
回転される。１３は分離ローラで、該給紙ロー５１２と
圧接し給紙方向と逆方向に回転するトルクを付与されて
いる。

また、該ピックアップロー５１１は該駆動軸１９に一端
を嵌合されたガイド板２０とともに紙載置台１６上の用
紙Ｐ上に圧接され、その回転により用紙Ｐをその前縁面
側に配設された前部ガイド板１８を介して該給紙ロー５
１２９分離ロー５１３間に送り込み機械内の搬送ローラ
１７に移送するが、ピックアップローラ１１により複数
枚、該給紙ローラ１２０分離ローラ１３＠に送り込もう
としたときは分離ローラ１３により一枚のみを機械内へ
移送するようになっている。該紙・載置台１６は昇降自
在になっており、その両側縁にはぞれぞれ可動規制板１
４と紙送り基準側の固定規制板１５とが配設されている
。該可動規制板１４は固定規制板１５を基準側として種
々の用紙サイズに対応するために可動になっており、本
実施例では説明の都合上、紙サイズをＡ、Ｂ　（Ａ＞Ｂ
）２種類とし、実線で示す紙サイズＡ位置と破線で示す
紙サイ１８位置との間を移動可能とする。ただし、該可
動規制板１４は紙幅方向に移動するために通常用紙先端
まで紙のサイドを規制しない。

設したサイド規制板で、前記駆動軸１９を中心にして揺
動可能になっている。

以上の構成の本実施例において、サイド規制板のように
上下に昇降可能であり、紙補給時にはその最］・位置に
降りており、紙補給後上昇し、図示しない紙面検知セン
サにより最適な紙面高さ位置で停止するが、例えば、紙
サイズＡの用紙を載置している場合、紙面の上界に伴い
サイド規制板ゐ２３は該駆動軸１９を中心にして図示時計方向に揺動し
第２図に示す破線位置で停止する。このとき、サイド規
制板２２は紙サイズＡ位四にあるため紙面の上昇に伴う
揺動は行われず実線位置に止まったままである。従って
、サイド規制板２３はその側面が紙端部の規制を行うこ
とにより給紙ロー５１２９分離ローラー３による搬送中
にも斜行することなく搬送される。また、サイド規制板
２３はその下面が紙の上側をガイドする案内面の役割を
果すことにより紙搬送の安定性を増す。

本実施例に示すように紙幅のほぼ中央部に給紙ローラ１
２を配設し給紙する給紙方式においては、該給紙ローラ
１２に下流側の搬送ローラ１７に紙先端が到達するまで
は用紙の左右の搬送抵抗のアンバランスの影響を大ぎく
受は斜行し易いため、用紙の両サイドを規制し斜行を防
止する。

第３図は本発明の他の実施例を示すものである。

説明を簡単にするために第１図及び第２図に示す実施例
と同一部分には同一符号を付し、相違する点のみを説明
する。

本実施例では、サイド規制板２１に腕部２１ａを設け、
該腕部２１ａに対向する位置に光透過型センサ２３．２
４を並設したちのぐある。その他の構成は前述実施例と
全く同様である。

本実施例の場合はセンサ２３により紙サイズの検知を行
い、センサ２４により紙面のレベルを検知を行うことが
できる。

第４図は本発明の更に他の実施例を示すも−のである。

本実施例では、サイド規ｖ１板２１に突起２１ｂを設け
たもので、その他の構成は前述第１図及び第２図に示す
実施例と全く同様である。このようにサイド規制板２１
に突起２１ｂを設けることにより放置紙で生ずる紙端部
のカールを軒く規制することができ、より安定した給紙
を行うことができる。

なお、以上の各実施例では、給紙の基準を固定ＮＡυ１
板１５による片側基準で行っているが、いわゆる中央基
準の給紙方式でも同様に構成すれば同様なＩＩ能が得ら
れることはいうまでもない。

第５図は本発明の更に別の実施例を示すものである。た
だし、前述第１図及び第２図に示す実施例におけるサイ
ド規制板２１．２２以外の構成は同じため、同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。

本実施例では、紙サイズＡ、８の位置にそれぞれ配設し
たサイド規制板３１．３２が機体内の搬送ローラ対１７
の近傍に配設した回動軸３３を中心にして実線又は破線
の位置に回動可能に支持されかつ通常はばね３５により
図示時計方向に付勢されて紙載置台１６上の用紙Ｐの最
上面と適当なすき間を有しつつ図示されないストッパー
に押し付けられており、この位置ではその下面が紙ガイ
ドの役割を果たしている。また、該サイド規制板３１に
設けた腕部３１ａにはソレノイド３４が取り付けられて
いる。

以上の構成の本実施例において、例えば紙サイズＡの用
紙を紙軟打台１６に載置した場合、ソレノイド３４に通
電されサイド規制板３１は反時計方向に回動し破線の位
置に設定される。従って、紙サイズＡの用紙の端部はサ
イド規ＩＩＩ板３１の側面で規ｔＩＩＩ案内されるので
斜行が防止される。

なお、以上の各実施例は紙載置台が昇降する、いわゆる
デラミタイプの給紙方式であるが、カセットタイプの給
紙方式にも利用できることはいうまでもない。

〈発明の効果〉本発明は、以上説明したように各紙サイズ毎にその紙の
進行方向に対して紙端部を少なくとも紙先端付近から給
紙ローラ対付近まで確実に案内する勺イド規ｉｌｌ板を
設けることにより、特に紙送り方向に対して短い紙の斜
行を確実に防止でき、更にはこのサイド規制板に紙上面
の案内機能も具備させたことにより給紙時の紙搬送性が
良くなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例の給紙装置の要部平面図
、第２図はその要部側面図、第３図ないしｆｆ！５図は
それぞれ本発明の他の実施例の要部構成図、第６図は従
来例の給紙装置で、（ａ）はその要部側面図、（ｂ）は
その要部摸面図をそれぞれ示す。１１・・・ピックアップローラ、１２・・・給紙ローラ
、１３・・・分離ローラ、１４・・・可動規制板、１５
・・・固定規制板、１６・・・紙載置台、１７・・・搬
送ローラ、１８・・・前部ガイド板、１９・・・駆動軸
、２０・・・ガイド板、２１．２２．３１．３２・・・
サイド規制板、２３．２４・・・光透過型センサ、３３
・・・回動軸、３４・・・ソレノイド。第１区第２日第３図　　　　第４１第５図

Claims

【特許請求の範囲】１　紙幅方向に対してほぼ中央部に給紙ローラを配設し
た給紙装置において、紙先端部近傍から少なくとも給紙
ローラ部までの紙端部を規制するサイド規制板を所定の
紙サイズ位置毎に配設するとともに紙の側端部を規制す
る第１の位置と該サイド規制板の下面が紙の上面を案内
する第２の位置との少なくとも２つの位置に揺動可能に
支持したことを特徴とする給紙装置。２　紙載置台上に載置された用紙を所定の給紙位置に移
動することにより給紙可能になし、該移動に伴い該サイ
ド規制板が第１の位置から第２の位置へ移動することを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の給紙装置。３　該サイド規制板を各紙サイズ毎の紙端部位置に配設
し、該サイド規制板の第１の位置から第２の位置への動
きを検知する手段を設け、該検知手段により紙載置台上
の紙サイズを検知することを特徴とする特許請求の範囲
第１項又は第２項記載の給紙装置。４　該サイド規制板の揺動量により紙載置台上の紙面高
さを検知することを特徴とする特許請求の範囲第３項記
載の給紙装置。