JPH01127414A - 車高変更可能の車輌における後車軸ケース固定機構 - Google Patents

車高変更可能の車輌における後車軸ケース固定機構

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JPH01127414A
JPH01127414A JP28679287A JP28679287A JPH01127414A JP H01127414 A JPH01127414 A JP H01127414A JP 28679287 A JP28679287 A JP 28679287A JP 28679287 A JP28679287 A JP 28679287A JP H01127414 A JPH01127414 A JP H01127414A
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tapered
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axle case
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上田 正男
Takanobu Shimada
孝信 嶋田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、車高変更可能の車輌における後車軸ケース
固定機構に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、車輌、例えば農業用のトラクタで、前後車軸と平
行かつ上方に中間軸を設けて、同中間軸を介して前後車
軸に動力を伝達するようにし、同中間軸を中心に前後車
軸の取付位置を回動させることにより、車高を変更可能
に構成したものがあった。
(ハ) 発明か解決しようとする問題点しかしながら、
車高を変更するには、車体をジヤツキアップして前後車
軸への荷重を取除いてからでなければ車高変更を行うこ
とができず、同作業が煩雑であるという欠点があった。
そこで、トラクタの対地推進力を用いて、前後車軸の機
体への取付位置を変更することが考えられたが、この場
合も、車高変更前の後車軸軸支位置の固定を解除し、車
高変更後は、同軸支位置を再び固定する必要があり、こ
の固定解除、再固定の作業か、後車軸ケースと同ハウジ
ングにフランジを設けて、同フランジを挿通したボルト
によって同ケースとハウジングを一体化するという従来
′!fI造では、同ケースとハウジングの膠着、泥土の
付着、錆付等のために後車軸軸支位置の変更が困難であ
り、またフランジのボルト孔を正確に合致させることは
更に困難であるという欠点かあり、また固定解除中、後
車軸を軸支した後車軸が後車軸ハウジングから脱落した
り、取外したホル1へを紛失したりする懸念があった。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明では、後車軸を軸支した後車軸ケースを14機
体に固設した後車軸ハウジングで軸支された後輪駆動軸
を中心として回動自在に構成すると共に、上記回動を固
定するための固定機構を、後車軸ケースの内側端を、後
車軸ハウジングの内部に延設して、同内側端を回動可能
であるが外側方へは移動不可に後車軸ハウジングの内周
面に嵌着し、後車軸ハウジングの外側端内周面に外側に
向って縮径した内面テーパー状の先端部内周面を形成し
、後車軸ケースの同ハウジングへの嵌入基部外周面に外
側に向って拡径した外面デーパ−状の基部外周面を形成
し、先端部内周面と基部タト周面との間に各周面と符合
する内外テーパー面を形成したテーパーリングを介在さ
せ、同リングに後車・袖ゲースを外側から挿通した固定
ボルトの内側端を螺着して、同ボルトの螺動によりテー
パーリングを外側方向に牽引して各周面にテーパーリン
グの内外テーパー面を圧接させることにより後車軸ケー
スを後車軸ハウジングに固定すべく構成してなる車高変
更可能の車輪における後車軸ケース固定機構を提供せん
とするものである。
(ホ) 作用・効果 この発明によれば、後車軸ケースの後車軸ハウジングへ
の固定が内外テーパー面を有するテーパーリンクめ圧接
によって行われるため、同固定か確実であり、また固定
解除も、固定ボルトを緩めてテーパーリングの圧接を解
除すればよいので作業が簡単であり、同ボルトを抜き取
る必要がないため同ボルト紛失め懸念もなく、更に後車
軸ケースは同ハウジングに回動可能、外側方向移動不可
に嵌着しているので同ケースの脱落が防止されており、
後車軸ケースと同ハウジングの嵌合部分が同ハウジング
の内部で行われているなめ、膠着、錆付、泥土の付着な
ど、後車軸軸支位置の移動に支障を来す現象の発生が防
止されて、同移動をスムーズにし、位置合せも容易にな
るという効果かある。
(へ) 実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図に
おいて、(^)は車輌としての農業用のトラクタを示し
ており、フレーム(1)の上面に原動機部(2)を載設
し、原動機部(2)から後方に延設したクラッチハウジ
ング(3)を介してミッションケース(4)を連投し、
同ケース(4)の左右側に配設した左右の後車輪(5)
を駆動すると共に、同ケース(4)から前方にフロント
プロペラシャツ)・(6)を延出させ、同シャフ1−(
6)を介してフレーム(1)の左右側に配設した左右の
前車輪(7)を駆動するように構成している。
なお図中(8)はハンドル、(9)は座席、(10)は
操作レバー、(11)は操作ペダルを示す。
第2図は、前車軸駆動機構(Hl)中途のミッションケ
ース(4)とフロントプロペラシャフト(6)との間す
なわち、前車輪デフとミッションケース(4)との間に
介設したフロントドッグクラッチ(12)とセンターブ
レー−’r (13)を示しており、同クラッチ(12
)は、ミッションケース(4)の内部に軸架した主軸に
形成したギヤ(14)と噛合したトランスファーギヤ(
15)を、ミッションケース(4)の前壁(16)を挿
通させて軸支したトランスファーシャフト(17)に遊
嵌させ、同ギヤ (15)の側面にフロントドッグクラ
ッチ(12)の一方の噛合部(18)を形成すると共に
、同シャフト(17)に摺動噛合部(19)を外嵌して
フロントドッグクラッチ(12)を構成している。
なお、(20)はロックホール、(21)は同シャフト
(17)と摺動歯合部(19)との間に介在させた内外
周面にスプラインを形成したスリーブを示す。
センタープレー−’F (13)は、ミッションケース
(4)の前壁(16)に設けたセンタープレーキケース
(22)中をトランスファーシャフト(17)を挿通さ
せて、同シャフト(17)の外r¥fA端にフロントプ
ロペラシャフト(6)を連結し、同ケース(22)中に
おいて同シャフト(17)に複数個の摩擦板(23)を
スプライン嵌合すると共に、同ケース(22)に回動不
可であるが軸方向には摺動自在の固定板(24)を上記
摩擦板(23)と交互に配設し、プレッシャープレート
(25)で上記摩擦板(23)と固定板(24)とを圧
着させることによりトランスファーシャフト(17)に
ブレーキ作用を加えるように構成している。
なお、図中(26)はセンターブレーキケ°−ス(22
)に固定されたバックプレート(26)であり、センタ
ーブレーキ(22)を挿通したブレーキシャフト(27
)の内側端に形成したカム(28)によりプレッシャー
プレート(25)をトランスファーシャフト(17)を
中心として回動させた際、各プレート(25)(26)
間に介在させたボール(29)によりプレッシャープレ
ート(25)が摩擦板(23)と固定板(24)とを圧
着させるように作動する。なお(30)は戻しバネであ
る。
第3図〜第6図は、前車軸ハウジング(31)の外l1
7!I端部及び前車軸(32)とを示しており、前輪駆
動軸(33)からの動力を、第1、第2ベベルギヤ(3
4)(35)、動力伝達機能を有するキングピン(36
)、第3、第4ベベルギヤ(37)(38)を介、して
中間軸(39)に伝達し、同中間軸(39)と一体に形
成したドライブピニオン(40)と、前車軸(32)に
スプライン嵌合したドリブンギヤ(41)とを噛合させ
ている。従って、キングピン(36)を中心としての前
車軸(32)の操向作動、及び中間軸(39)を中心と
しての前車軸(32)の上下位置偏位にかかわらず支障
なく動力を前車軸に伝達することができる。
かかる前車軸(32)を支持するために前車軸ハウジン
グ(31)の外側端に中間軸(39)と平行の内ケース
(42)を設け、内ケース(42)に外ケース(43)
を回動自在に嵌着してキングピン(36)の上下端を軸
支させ、外ケース(43)の外側面に中間軸(3つ)を
中心とした円形の嵌合四部(44)を形成し、同凹部(
44)に、前車軸(32)及び中間軸(39)を軸支i
−た曲事軸ケース(45)に内側面に形成した嵌合凸部
(46)を回動自在に嵌入させている。
また、図中(47)は、嵌合凸部(46)の外周面に周
設した係合溝(48)に先端を嵌入させて、上記嵌合状
態を保持させるための止めボルトであり、(49)(4
9)は中間軸(39)を中心として対称位置に設けた固
定ボルトであり、同ボルト(49049)を前車軸ケー
ス(45)に形成した耳部(50)(50)を挿通させ
て外ケース(43)に螺着させることにより、第3図、
第4図で示す前車軸(32)を上方に位置させた状態と
、第5図、第6図で示す前車輪(32)を下方に位置さ
せた状態の二状態で同ケース(45)を固定することが
できるように構成している。
なお、図中(Sl)(32)(S3)は前車軸ケース(
45)の回動範囲規制のなめストッパー、(51)はホ
イール取付フランジ、(52)は同ボルト、(53)は
前La輪ポイール、(54)はナックルアームを示す。
第7図は、ミッションケース(4)の左右側面に設けた
ファイナルドライブ機構(M2)とサイドブレーキ機構
(H3)とを示しており、ファイナルドライブ機構(M
2)は、ミッションケース(4)の側面に後輪駆動軸(
55)を突出させ、同軸(55)の外側端にリヤドライ
ブピニオン(59)を形成して後車II[1(60)に
スプライン嵌合したりャドリブンギャ(61)と噛合さ
せている。従って、中間軸(56)を中心としての後車
軸(60)の位置変更にかかわらず支障なく動力を後車
軸(60)に伝達することが可能であり、かかるファイ
ナルドライブ機構(H2)を支持するために、ミッショ
ンケース(4)の左右側面に、中間軸(56)を被包し
た後車軸ハウジング(62)を突設し、同ハウジング(
62)の外側面に同軸(56)を中心とした円形状の嵌
入凸部(63)を突設し、同凸部(63)に、後事軸(
60)を軸支した後車軸ケース(64)の内側面に形成
した嵌入凹部(65)を回動自在に外嵌させ、後車軸ハ
ウジング(62)を挿通して同ケース(64)に螺着し
た固定ボルト(66)により上記回動を固定するように
している。
また、後車軸ケース(64)の内側面には、中間軸(5
6)を中心とした筒状体(67)を突設して、同先端部
を後車軸ハウジング(62)の内周面に設けた軸受部(
68)にて軸支し、筒状体(67)の先端には軸用止め
輸(69)を嵌着して後車軸ケース(64)の外側方移
動を阻止している。
また、一方の後輪駆動軸(55)には後輪駆動断接機構
(H6)が設けられており、同i構(H6)は、後輪駆
動軸(55)の外側端に中間軸(56)をパイロットベ
アリング(57)を介して突合わせ状に連投し、各軸(
55056)間にリヤドッグクラッチ(58)を介設し
て、スライディングピース(58a)の摺動により動力
伝達の断接を可能にし、中間軸(56)の外側端にリヤ
ドライブピニオン(59)を形成して、後車軸(60)
のリヤドリブンギヤ(61)に噛合させている。
また、筒状体(67)の基部外周面(70)と嵌入凸部
(63)の先端部内周面(71)との間には、固定機構
(H4)を介設しており、同機構(H4)は、上記基部
外周面(70)を後車軸ハウジング(62)方向に縮径
した外面テーパー状に形成し、先端部内周面(71)を
後車軸ケース(64)方向に縮径した内面テーパー状に
形成し、基部外周面(70)と先端部内周面(71)と
の間に、内外周面を上記の各テーパーに符合する内外テ
ーパー面(72)(73)を形成したテーパーリング(
74)を介設しており、テーパーリング(74)は、第
8図で示すように、3個のリング片(74a)(74b
)(74c)に分割され各月(74a)(74bH74
c)にそれぞれ螺孔(75)を穿設して、同螺孔(75
)に螺着した固定ボルト(76)の締緩により後車軸ケ
ース(64)と同ハウジング(62)とを固定又は解除
するように構成している。
図中(77)は固定ボルト(76)脱落防止用の止め輪
、(34)(35)はストッパー、(120)(121
)はリヤホイール及び同ホイールに穿設したライトニン
グホイールを示す。
また、テーパーリング(74)の各リング片(74a)
(74bH74c)の所定位置には、位置決め孔(78
)を穿設しており、回礼(78)には、後車軸ケース(
64)に建て込んだスタッド(79)が嵌入しており、
回礼(78)の後車軸ハウジング(62)側をテーパー
孔(78a)に形成して次に述べる固定ピン(80)先
端の挿脱を可能にしているる。
固定ピン(80)は、後車軸ハウジング(62)の上部
に同ピン(80)を摺動自在に架設してテーパーリング
(74)方向にスプリング(81)で付勢し、同ハウジ
ング(62)を挿通して外部に突出した固定操作軸(8
2)及び同レバー(83)の回動により同ピン(80)
をテーパー孔(78a)中に挿脱させて後車軸ケース(
64)の回動をロック又はアンロックするようにしてい
る。
なお第8図中(84)は肉抜き四部である。
サイドブレーキ機構(H3)は、前記の後輪駆動断続機
構(H6)が設けられていない側の後輪駆動軸(55)
に設けられており、同機構(H3)は後車軸ハウジング
(62)のミッションケース(4)への取付基部の内部
に設けられており、前述のセンターブレーキ(13)と
略同様の構成であり、後車駆動軸(55)にスプライン
嵌合した複数のブレーキディスク(85)と、同ハウジ
ング(62)の内側面に回動不可に設けたブレーキパッ
ド(86)とを交互に重層し、第12図で示すように、
サイドブレーキ操作軸(88)内側端に形成したカム(
89)及びボール(90)の作動によりプレッシャープ
レート(87)で、ブレーキディスク(85)とブレー
キパッド(86)とを圧迫してブレーキ作用を得るもの
である。
なお同7図中(S4)(35)は、後車軸ケース(64
)の回動範囲を規制するためのストッパー、(91)は
デフ、(92)はデフロックを示す。
そして、フロントドラッグクラッチ(12)の摺動噛合
部(19)、センターブレーキ(13)のブレーキシャ
フト(27)、リヤドッグクラッチ(58)のスライデ
ィングピース(58a) 、サイドブレーキ機’1(8
3)のサイドブレーキ操作軸(88)、固定機構(H4
)の固定ピン(80)は、下記の操作伝達tl[(H5
)により操作される。
操作伝達機構(H5)は、第13図、第14図で示すよ
うにセンタープレー’r (13)のブレーキシャフト
(27)の外側端にブレーキレバー(93)の中途を固
着し、その上端に第1ワイヤー(94)、下端に第2ワ
イヤー(95)、同下端とブレーキシャフト(27)と
の中間に第3ワイヤー(96)を連結するとともに、第
7図で示すように、リヤドッグクラッチ(58)のスラ
イディングピース(58a)を摺動させるためのホーク
(58b)を連設したホーク軸(58c)の外側端にリ
ヤクラッチレバ−(98)を固設して、同レバー(98
)の先端に第4ワイヤー(97)を連結し、固定機構(
H4)の固定操作レバー(83)の先端に前述の第1ワ
イヤー(94)の他端を連結し、第12図で示すサイド
ブレーキ操作軸(88)に連設したサイドブレーキレバ
ー(101)にブレーキロッド(102)の後端を連結
している。
そして、第2、第3、第4ワイヤー(95)(96)(
97)及びブレーキロッド(102)の端末は、座席(
9)近傍に設けた車体昇降操作レバー(103)と連動
したシフト機構(H7)と連結している。
シフト機構(H7)は、第15図、第16図で示すよう
に機体に横方向の操作軸(104)を突設し、同軸(1
04)端に二叉部(105)を設けて、同二又部(10
5)を挿通したレバー支持軸(ioe)を介して車体昇
降操作レバー(103)を斜め前上方向にかつ前後左右
回動自在に連設しており、同レバー(103)の下端に
突設した係合体(107)を、機体に横方向に突設した
シフト軸(108)に遊嵌した第1、第2シフトアーム
(109) (110)の基端にそれぞれ形成した二叉
部(109a)(116a)と、同軸(108)に固設
した二叉部(111)のいずれかの内部に係合するよう
にしている。
第1シフトアーム(109)は上記二叉部(IQ9a)
から下方に延出して同下端に第3ワイヤー(96)を連
結しており、第2シフトアーム(110)は略三角形状
に形成されて斜め後下方向に延出しており、シフト軸(
108)の斜め後下方向の下方向の頂点に第4ワイヤー
(97)を連結し、同軸(108)の頂点にブレーキロ
ッド(102)の前端を下記のようにして連結している
ブレーキロッド(102)の前端にはコイルスプリン?
 (112)を用いた緩衝器(113)を介設口ており
、更に同緩衝器(113)の基板(114)前端に穿設
しな長孔(115)を介して上記頂点と連結しており、
シフト軸(108)の内側端には四輪駆動入切レバー(
116)を連設して、同レバー(116)を前記のフロ
ントドッグクラッチ(12)の摺動噛合部(19)と連
動連結させている。
なお図中(117)はデフロック用ペダルである。
また、車体昇降操作レバー(103)は、第17図で示
すガイド板(118)に穿設したガイド孔(119)を
挿通しており、同ガイド孔(119)中において、同レ
バー(103)をP1〜P6の各位置に操作することに
より、前記構成のシフト機構(H7)及び操作伝達機構
(H5)によって、別表のように各部を作動させる。
なお、P7、P8は同レバー(103)のP4、P6位
置におけるロック位置である。
本発明の実施例は上記のように構成されており、車高の
変更に際し、前車軸ケース(45)の固定ボルト(49
)、後車軸ケース(64)の固定ボルト(6りを抜去し
、固定機構(H4)の固定ボルト(76)をよ緩めるこ
とにより、前後車軸ケース(45)(64)を回動可能
とし、次いで車体昇降操作レバー(103)をP4又は
P7に位置させてトラクタ(八)を前(後)進させると
、後車輪(5)がサイドブレーキ機構(H3)で回動阻
止されているため、中間軸(39)のトルク及び前車輪
(7)の対地駆動反力により前車軸(32)を軸支した
前車軸ケース(31)が回動して、トラクタ(八)の機
体前部を上昇(降下)させる。なお、上記作動中、後車
軸ケース(64)は固定ピン(80)によって回動がロ
ックされている。
また、前車軸ケース(31)の回動範囲はストッパー 
(31)[52)(S3)によって規制されており、同
ケース(31)の回動の両端において固定ボルト(49
)を螺着締付けることで機体前部に車高変更が完了する
なお、第3図、第4図は車体前部を低車高としたときの
正面断面図及び側面図であり、第5図、第6図は高車高
としたときの断面図及び側面図である。
また、車体昇降操作レバー(103)をP6又はP8に
位置させてトラクタ(A)を前(後)進させると、前車
輪(7)がセンターブレーキ(13)によって回動阻止
されているなめ、後輪駆動軸(55)及び中間軸(56
)のトルク、及び後車輪(5)の対地駆動反力により後
車軸ケース(64)を回動させ、トラクタ(八)の機体
後部を上昇(降下)させる。
なお、後車軸ケース(64)の回動範囲は、ストッパー
(S4)(S5)によって規制されており、同ケース(
64)回動の両端において固定ボルト(66)(76)
の螺着及び締付により機体後部の車高変更が完了する。
なお、第18図、第19図は機体後部を低車高とした場
合の側面図及び正面図であり、第20図、第21図は、
高車高とした場合の側面図及び正面図である。
上記のように、後車軸ケース(64)と同ハウジング(
62)との固定を、内外テーパー面(72)’(73)
を有するテーパーリング(74)の圧接によって行うよ
うに構成したことにより、同固定が確実で後車軸ケース
(64)の固定解除及び再固定の作業が容易になり、ま
た後車軸ケース(64)の回動もスノ\−ズで、固定ボ
ルト(76)の紛失と後車軸ケース(64)の脱落が防
止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明機構を有するトラクタの全体側面図。 第2図は、前車軸駆動機構の縦断面図。 第3図、第4図は、前車軸外側端部の断面正面図、同側
面図(機体低車高時)。 第5図、第6図は、前車軸外側端部の断面正面図、同側
面図(機体高車高時)。 第7図は、後車軸及び後輪駆動軸まわりの断面正面図。 第8図は、テーパーリングの正面図。 第9図、第10図、第11図は、第8図I−I。 n−n、m−m断面図。 第12図は、サイドブレーキ操作軸まわりの断面図。 第13図は、前車軸駆動n横の正面図。 第14図は、操作伝達n′WIの側面図。 第15図は、同平面図。 第16図は、第14図IV−IV断面図。 第17図は、カイト板の正面図。 第18図〜第21図は、後車軸ケースの作動状態図。 (84):固定機構 (55):後輪駆動軸 (60) :後車軸 (62):後本軸ハウジング (64):後車軸ケース (70) :基部外周面 (71):先端部内周面 (72) :内テーパー面 (73) :外デーパー面 (74) :テーパーリング (76) :固定ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)後車軸(60)を軸支した後車軸ケース(64)を
    、機体に固設した後車軸ハウジング(62)で軸支され
    た後輪駆動軸(55)を中心として回動自在に構成する
    と共に、上記回動を固定するための固定機構(M4)を
    、後車軸ケース(64)の内側端を、後車軸ハウジング
    (62)の内部に延設して、同内側端を回動可能である
    が外側方へは移動不可に後車軸ハウジング(62)の内
    周面に嵌着し、後車軸ハウジング(62)の外側端内周
    面に外側に向って縮径した内面テーパー状の先端部内周
    面(71)を形成し、後車軸ケース(64)の同ハウジ
    ング(62)への嵌入基部外周面に外側に向って拡径し
    た外面テーパー状の基部外周面(70)を形成し、先端
    部内周面(71)と基部外周面(70)との間に各周面
    (71)(70)と符合する内外テーパー面(72)(
    73)を形成したテーパーリング(74)を介在させ、
    同リング(74)に後車軸ケース(64)を外側から挿
    通した固定ボルト(76)の内側端を螺着して、同ボル
    ト(76)の螺動によりテーパーリング(74)を外側
    方向に牽引して各周面(71)(70)にテーパーリン
    グ(74)の内外テーパー面(72)(73)を圧接さ
    せることにより後車軸ケース(64)を後車軸ハウジン
    グ(62)に固定すべく構成してなる車高変更可能の車
    輌における後車軸ケース固定機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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