JPH0112726Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112726Y2 JPH0112726Y2 JP1982117279U JP11727982U JPH0112726Y2 JP H0112726 Y2 JPH0112726 Y2 JP H0112726Y2 JP 1982117279 U JP1982117279 U JP 1982117279U JP 11727982 U JP11727982 U JP 11727982U JP H0112726 Y2 JPH0112726 Y2 JP H0112726Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- spring
- switch
- built
- plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、オーバートラベル吸収機構を有する
リミツトスイツチに関するものである。
リミツトスイツチに関するものである。
第1図は従来例を示すものであり、7は内蔵ス
イツチ3を納装した箱状のボデーで、ボデー7の
上にはブツシング8を介してプランジヤー1′が
上下動自在に配置されている。プランジヤー1′
はブツシング8との間をOリング9によりシール
されており、外部の検知物の動き(ストローク)
を検知するものである。プランジヤー1′は復帰
用のばね10にて上方へ付勢されている。プラン
ジヤー1′の内部はオーバートラベル吸収用のス
プリング4を巻装した作動軸11が上下方向に移
動自在に配されている。内蔵スイツチ3は、接点
機構に連結された作動板5の上端に固定した押釦
2′を突出せしめており、この押釦2′は前記作動
軸11の下端に取着した調整ねじ12と対接して
いる。作動板5の下端はスイツチボデー13の凹
所16に納装された復帰スプリング6と連結して
いる。接点機構は接点17や反転ばね14等から
構成されており、反転ばね14の略中央に作動板
5が固定してあつて、その両端には可動接点17
が固着してある。15は外部のリード線と接続さ
れる端子である。プランジヤー1′、作動軸11、
作動板5、押釦2′、スプリング4および復帰ス
プリング6は一直線状に上下方向移動自在として
ある。
イツチ3を納装した箱状のボデーで、ボデー7の
上にはブツシング8を介してプランジヤー1′が
上下動自在に配置されている。プランジヤー1′
はブツシング8との間をOリング9によりシール
されており、外部の検知物の動き(ストローク)
を検知するものである。プランジヤー1′は復帰
用のばね10にて上方へ付勢されている。プラン
ジヤー1′の内部はオーバートラベル吸収用のス
プリング4を巻装した作動軸11が上下方向に移
動自在に配されている。内蔵スイツチ3は、接点
機構に連結された作動板5の上端に固定した押釦
2′を突出せしめており、この押釦2′は前記作動
軸11の下端に取着した調整ねじ12と対接して
いる。作動板5の下端はスイツチボデー13の凹
所16に納装された復帰スプリング6と連結して
いる。接点機構は接点17や反転ばね14等から
構成されており、反転ばね14の略中央に作動板
5が固定してあつて、その両端には可動接点17
が固着してある。15は外部のリード線と接続さ
れる端子である。プランジヤー1′、作動軸11、
作動板5、押釦2′、スプリング4および復帰ス
プリング6は一直線状に上下方向移動自在として
ある。
プランジヤー1′が外部の検知物の動きを検知
すると、検知された動きはプランジヤー1′にて
作動軸11に伝えられる。この作動軸11にはオ
ーバートラベル吸収用のスプリング4が巻装され
ているが、これはまだ働かない。つまり、スプリ
ング4の初期力を内蔵スイツチ3の動作力より大
きな力となるようにセツトされている。そして、
作動軸11に伝えられたストロークは内蔵スイツ
チ3の押釦2′に伝えられる。押釦2′に組込まれ
ている作動板5には反転ばね14がセツトされて
おり、押釦2′がスライドすれば作動板5も動き、
作動板5が一定量動けば反転ばね14は反転す
る。反転ばね14の反転後も押釦2′はスライド
し、作動板5も同時にスライドしていく。この間
は、作動板5にセツトされた復帰スプリング6に
動きが伝えられて、ばね力として蓄えられてい
く。しかし、復帰スプリング6の縮み量もなくな
ると、今度は作動軸11にセツトされたスプリン
グ4が圧縮されていく。このように、最初プラン
ジヤー1′が検知した検知物の動き量は大きいの
で内蔵スイツチ3の反転ばね14を反転させ、復
帰スプリング6を圧縮させてもまだ吸収できず、
オーバートラベル吸収用のスプリング4を圧縮さ
せてやつと吸収できる。以上のように、作動軸1
1に設けられたオーバートラベル吸収用のスプリ
ング4は、内蔵スイツチ3で吸収しきれない動き
を吸収するための働きをする。ところで、この種
のリミツトスイツチは、上記のように検知物の動
きを直接検知するプランジヤー部と、信号を出す
内蔵スイツチ3とでできているが、内蔵スイツチ
3の押釦2′のストロークは構造上比較的小さい。
一方、検知物の動きは内蔵スイツチ3のストロー
クとは無関係に比較的大きい。この両者のストロ
ーク差を吸収する機構としてスプリング4の圧縮
によるスプリング4の長さの差を利用している。
かかる従来例の場合、プランジヤー1′と作動軸
11とが別部品でしかも双方ともかなり複雑な切
削加工を必要とする欠点を有する。また部品点数
が多く、組立作業も困難であり、そのためコスト
的にも高いものになるという問題があつた。
すると、検知された動きはプランジヤー1′にて
作動軸11に伝えられる。この作動軸11にはオ
ーバートラベル吸収用のスプリング4が巻装され
ているが、これはまだ働かない。つまり、スプリ
ング4の初期力を内蔵スイツチ3の動作力より大
きな力となるようにセツトされている。そして、
作動軸11に伝えられたストロークは内蔵スイツ
チ3の押釦2′に伝えられる。押釦2′に組込まれ
ている作動板5には反転ばね14がセツトされて
おり、押釦2′がスライドすれば作動板5も動き、
作動板5が一定量動けば反転ばね14は反転す
る。反転ばね14の反転後も押釦2′はスライド
し、作動板5も同時にスライドしていく。この間
は、作動板5にセツトされた復帰スプリング6に
動きが伝えられて、ばね力として蓄えられてい
く。しかし、復帰スプリング6の縮み量もなくな
ると、今度は作動軸11にセツトされたスプリン
グ4が圧縮されていく。このように、最初プラン
ジヤー1′が検知した検知物の動き量は大きいの
で内蔵スイツチ3の反転ばね14を反転させ、復
帰スプリング6を圧縮させてもまだ吸収できず、
オーバートラベル吸収用のスプリング4を圧縮さ
せてやつと吸収できる。以上のように、作動軸1
1に設けられたオーバートラベル吸収用のスプリ
ング4は、内蔵スイツチ3で吸収しきれない動き
を吸収するための働きをする。ところで、この種
のリミツトスイツチは、上記のように検知物の動
きを直接検知するプランジヤー部と、信号を出す
内蔵スイツチ3とでできているが、内蔵スイツチ
3の押釦2′のストロークは構造上比較的小さい。
一方、検知物の動きは内蔵スイツチ3のストロー
クとは無関係に比較的大きい。この両者のストロ
ーク差を吸収する機構としてスプリング4の圧縮
によるスプリング4の長さの差を利用している。
かかる従来例の場合、プランジヤー1′と作動軸
11とが別部品でしかも双方ともかなり複雑な切
削加工を必要とする欠点を有する。また部品点数
が多く、組立作業も困難であり、そのためコスト
的にも高いものになるという問題があつた。
本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、オーバートラベル吸収機構部分に簡素化し、
部品加工、組立作業を容易にすることを目的とし
たリミツトスイツチを提供するものである。
て、オーバートラベル吸収機構部分に簡素化し、
部品加工、組立作業を容易にすることを目的とし
たリミツトスイツチを提供するものである。
以下本考案の実施例を図面により詳述する。本
考案は従来、作動軸11に設けられていたオーバ
ートラベル吸収用のスプリング4を内蔵スイツチ
3の押釦2の内部に移したものであり、他の構成
は従来と同様である。プランジヤー1は下部より
長棒状の突部19を一体に突設せしめ、この突部
19の下面には調整ねじ12が取着されている。
押釦2は断面略U字状に形成され、内部には下面
が開口した凹所18を形成している。この凹所1
8内にオーバートラベル吸収用のスプリング4が
納装されている。このスプリング4は内蔵スイツ
チ3の動作力以上の初期力をもたせてある。作動
板5の上部より左右に爪を出し、この爪が押釦2
の凹所18の開口面に引つかかるようにしてスプ
リング止め20を形成している。このスプリング
止め20により作動板5は下へ移動せず、スプリ
ング4の圧縮方向と同方向、つまり上方向へのみ
動くようにしてある。また、作動板5が上方へ移
動するとスプリング止め20によりスプリング4
は圧縮される。このスプリング止め20を座金等
を利用して形成しても良い。
考案は従来、作動軸11に設けられていたオーバ
ートラベル吸収用のスプリング4を内蔵スイツチ
3の押釦2の内部に移したものであり、他の構成
は従来と同様である。プランジヤー1は下部より
長棒状の突部19を一体に突設せしめ、この突部
19の下面には調整ねじ12が取着されている。
押釦2は断面略U字状に形成され、内部には下面
が開口した凹所18を形成している。この凹所1
8内にオーバートラベル吸収用のスプリング4が
納装されている。このスプリング4は内蔵スイツ
チ3の動作力以上の初期力をもたせてある。作動
板5の上部より左右に爪を出し、この爪が押釦2
の凹所18の開口面に引つかかるようにしてスプ
リング止め20を形成している。このスプリング
止め20により作動板5は下へ移動せず、スプリ
ング4の圧縮方向と同方向、つまり上方向へのみ
動くようにしてある。また、作動板5が上方へ移
動するとスプリング止め20によりスプリング4
は圧縮される。このスプリング止め20を座金等
を利用して形成しても良い。
しかして、押釦2に伝えられたプランジヤー1
のストロークは、まず作動板5を介して復帰スプ
リング6の圧縮により吸収され、吸収できない部
分をオーバートラベル吸収用のスプリング4にて
吸収される。従つて内蔵スイツチ3の押釦2のス
トロークは大きくなる。尚、接点の開閉は従来と
同様に反転ばね14によつて行なわれる。
のストロークは、まず作動板5を介して復帰スプ
リング6の圧縮により吸収され、吸収できない部
分をオーバートラベル吸収用のスプリング4にて
吸収される。従つて内蔵スイツチ3の押釦2のス
トロークは大きくなる。尚、接点の開閉は従来と
同様に反転ばね14によつて行なわれる。
本考案は上述のように、押釦と、押釦に対して
押釦の摺動方向に移動自在とされた作動板との間
にオーバートラベル吸収用のスプリングが介在す
るとともに、内蔵スイツチの動作力以上の初期力
を有する上記スプリングは、押釦の内部に削設さ
れた凹所内に収納配設されて押釦と作動板とを連
結していることから、作動板のストロークよりも
長いストロークを押釦に与えることできてオーバ
ートラベルを内蔵スイツチの内部で吸収してしま
うことができるものであり、このためにプランジ
ヤー側にオーバートラベル吸収用スプリングを設
ける必要がなく、プランジヤー側の部品数が少な
くなつて組立作業が容易となるものであり、しか
もスプリングが押釦内部の配設されて接点機構部
開閉用の作動板との間に介在することから、スプ
リングの設置スペースを別途確保する必要がない
上に、作動板のストロークを大きくしなくともよ
いために、内蔵スイツチ自体の大型化を招くこと
がないものである。
押釦の摺動方向に移動自在とされた作動板との間
にオーバートラベル吸収用のスプリングが介在す
るとともに、内蔵スイツチの動作力以上の初期力
を有する上記スプリングは、押釦の内部に削設さ
れた凹所内に収納配設されて押釦と作動板とを連
結していることから、作動板のストロークよりも
長いストロークを押釦に与えることできてオーバ
ートラベルを内蔵スイツチの内部で吸収してしま
うことができるものであり、このためにプランジ
ヤー側にオーバートラベル吸収用スプリングを設
ける必要がなく、プランジヤー側の部品数が少な
くなつて組立作業が容易となるものであり、しか
もスプリングが押釦内部の配設されて接点機構部
開閉用の作動板との間に介在することから、スプ
リングの設置スペースを別途確保する必要がない
上に、作動板のストロークを大きくしなくともよ
いために、内蔵スイツチ自体の大型化を招くこと
がないものである。
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の実
施例の断面図である。 1はプランジヤー、2は押釦、3は内蔵スイツ
チ、4はスプリング、5は作動板、6は復帰スプ
リングを示す。
施例の断面図である。 1はプランジヤー、2は押釦、3は内蔵スイツ
チ、4はスプリング、5は作動板、6は復帰スプ
リングを示す。
Claims (1)
- 外部からの作動力に応動するプランジヤーと、
プランジヤーによつて押釦が押圧されて内部の接
点機構が開閉される内蔵スイツチとを備えたリミ
ツトスイツチにおいて、内蔵スイツチは上記押釦
と、押釦に対して押釦の摺動方向に移動自在とさ
れた作動板と、作動板の移動で開閉される接点機
構と、作動板に連結されて作動板及び押釦を復帰
方向に付勢する復帰スプリングと、作動板と押釦
との間に介在するオーバートラベル吸収用のスプ
リングとからなり、内蔵スイツチの動作力以上の
初期力を有する上記スプリングは、押釦の内部に
削設された凹所内に収納配設されて押釦と作動板
とを連結しているリミツトスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11727982U JPS5921526U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | リミツトスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11727982U JPS5921526U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | リミツトスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5921526U JPS5921526U (ja) | 1984-02-09 |
JPH0112726Y2 true JPH0112726Y2 (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=30270032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11727982U Granted JPS5921526U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | リミツトスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921526U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121106U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-07 | 株式会社ヨコオ | 車両用アンテナ |
JPS61162112U (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-07 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505561U (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-21 | ||
JPS5020214U (ja) * | 1973-06-15 | 1975-03-07 |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP11727982U patent/JPS5921526U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505561U (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-21 | ||
JPS5020214U (ja) * | 1973-06-15 | 1975-03-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5921526U (ja) | 1984-02-09 |
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