JPH01127212A - 炭化タングステン基超硬合金製ミニチュアドリル - Google Patents
炭化タングステン基超硬合金製ミニチュアドリルInfo
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- JPH01127212A JPH01127212A JP28062987A JP28062987A JPH01127212A JP H01127212 A JPH01127212 A JP H01127212A JP 28062987 A JP28062987 A JP 28062987A JP 28062987 A JP28062987 A JP 28062987A JP H01127212 A JPH01127212 A JP H01127212A
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Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、特にプリント基板の穴明けに用いた場合に
、すぐれた耐摩耗性を示し、長期に亘ってすぐれた寸法
精度での穴明加工ができる炭化タングステン(以下we
で示す)基超硬合金製ミニチェアドリルに関するもので
ある。
、すぐれた耐摩耗性を示し、長期に亘ってすぐれた寸法
精度での穴明加工ができる炭化タングステン(以下we
で示す)基超硬合金製ミニチェアドリルに関するもので
ある。
従来1例えば特公昭59−43247号公報に記載され
るように、WCC超超硬合金製本体表面に1通常の化学
蒸着法や、イオンブレーティング法およびスパッタリン
グ法などの物理蒸着法の表面被覆処理法を用いて1周期
律表の4a、5a。
るように、WCC超超硬合金製本体表面に1通常の化学
蒸着法や、イオンブレーティング法およびスパッタリン
グ法などの物理蒸着法の表面被覆処理法を用いて1周期
律表の4a、5a。
および6a族金属の炭化物、同4aおよび5a族金属の
窒化物、並びにこれらの2種以上の固溶体(以下これら
を総称して金属の炭・窒化物という)のうちの1種の単
層または2株以上の複層からなる層厚:0.5〜20μ
議の硬質層を被覆してなる表面被覆WCC超超硬合金製
ミニチュアドリル。
窒化物、並びにこれらの2種以上の固溶体(以下これら
を総称して金属の炭・窒化物という)のうちの1種の単
層または2株以上の複層からなる層厚:0.5〜20μ
議の硬質層を被覆してなる表面被覆WCC超超硬合金製
ミニチュアドリル。
プリント基板などに直径二0.3〜1鵡程度の穴を形成
するのに用いられることは良く知られるところである。
するのに用いられることは良く知られるところである。
しかし、近年、これらプリント基板の大明けにおいても
、省力化および高速化がさけばれ、これに伴って穴明は
条件が厳しくなυつつあるが、上記の従来表面被覆we
基超硬合金製ミニチェアドリルを苛酷な条件下での穴明
は加工に用いた場合。
、省力化および高速化がさけばれ、これに伴って穴明は
条件が厳しくなυつつあるが、上記の従来表面被覆we
基超硬合金製ミニチェアドリルを苛酷な条件下での穴明
は加工に用いた場合。
硬質層が比較的簡単に剥離したり、折損したシしてしま
い、所望の耐摩耗性を示さないのが現状である。
い、所望の耐摩耗性を示さないのが現状である。
そこで1本発明者等は、上述のような観点から。
苛酷な条件下での穴明は加工においても、すぐれた耐摩
耗性を示すwe基超超硬合金製ミニチュアドリル開発す
べく研究を行なった結果、上記の通常の表面被覆処理法
を用い、WCC超超硬合金製本体表面に、上記金属の炭
・窒化物のうちから選んだ薄膜状硬質材を、50〜90
%の面積率で付着させる。すなわち面積率で10〜50
11を占める部分に薄膜状硬質材の形成がない状態にす
ると。
耗性を示すwe基超超硬合金製ミニチュアドリル開発す
べく研究を行なった結果、上記の通常の表面被覆処理法
を用い、WCC超超硬合金製本体表面に、上記金属の炭
・窒化物のうちから選んだ薄膜状硬質材を、50〜90
%の面積率で付着させる。すなわち面積率で10〜50
11を占める部分に薄膜状硬質材の形成がない状態にす
ると。
苛酷な条件下での穴明けにおいても剥離や折損の発生が
ないので、すぐれた耐摩耗性をきわめて長期に亘って示
すようになるという知見を得たのである。
ないので、すぐれた耐摩耗性をきわめて長期に亘って示
すようになるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、WCC超超硬合金製本体表面に、上記金属の炭・窒
化物のうちから選んだ薄膜状硬質材を、50〜90%の
面積率で付着してなるWCC超超硬合金製ミニチュアド
リル特徴を有するものである。
て、WCC超超硬合金製本体表面に、上記金属の炭・窒
化物のうちから選んだ薄膜状硬質材を、50〜90%の
面積率で付着してなるWCC超超硬合金製ミニチュアド
リル特徴を有するものである。
なお、この発明のミニチュアドリルにおいて。
薄膜状硬質材の付着面積率を50〜90チに限定したの
は、その付着面1率が50%未満では所望のすぐれた耐
摩耗性を確保することができず、−方その付着面積率が
90%を越えると、特に苛酷な条件下での穴明は加工で
硬質材が剥離し易くなシ、この結果として所望の耐摩耗
性を確保することが困難になるという理由にもとづくも
のである。
は、その付着面1率が50%未満では所望のすぐれた耐
摩耗性を確保することができず、−方その付着面積率が
90%を越えると、特に苛酷な条件下での穴明は加工で
硬質材が剥離し易くなシ、この結果として所望の耐摩耗
性を確保することが困難になるという理由にもとづくも
のである。
つぎに、この発明のミニチュアドリルを実施例により説
明する。
明する。
J X S −B 4104のKIOに相当する組成を
有するWCC超超硬合金製本体表面に1通常の物理蒸着
法を用い、それぞれ第1表に示される組成の薄膜状硬質
材を、同じく第1表に示される面積率にて斑点状に付着
させることによシ、いずれも刃先外径:0.9fiX刃
長:8Mの寸法をもった本発明we基超硬合金製ミニチ
ェアドリル(以下本発明ドリルをいう)l〜20および
比較WCC超超硬合金製ミニチュアドリル以下比較ドリ
ルという)1−4をそれぞれ製造し、さらに硬質材の厚
さを厚くして層状とし、同じく第1表に示される平均層
厚とする以外は同一の条件で従来表面被覆WCC超超硬
合金製ミニチュアドリル以下従来被覆ドリルという)l
−4を製造した。
有するWCC超超硬合金製本体表面に1通常の物理蒸着
法を用い、それぞれ第1表に示される組成の薄膜状硬質
材を、同じく第1表に示される面積率にて斑点状に付着
させることによシ、いずれも刃先外径:0.9fiX刃
長:8Mの寸法をもった本発明we基超硬合金製ミニチ
ェアドリル(以下本発明ドリルをいう)l〜20および
比較WCC超超硬合金製ミニチュアドリル以下比較ドリ
ルという)1−4をそれぞれ製造し、さらに硬質材の厚
さを厚くして層状とし、同じく第1表に示される平均層
厚とする以外は同一の条件で従来表面被覆WCC超超硬
合金製ミニチュアドリル以下従来被覆ドリルという)l
−4を製造した。
なお、比較ドリル1〜4は、薄膜状硬質材の面積率がこ
の発明の範囲から外れたものである。
の発明の範囲から外れたものである。
つぎに、これらの各種のドリルについて。
被剛材:3枚の4層シート板を厚さ:0.15mのM板
と厚さ:1.61EIIのベークライト板でサンドイッ
チした全厚さ:6.55鵡のプリント基板、回転速度二
55. OOOr、p、m、 。
と厚さ:1.61EIIのベークライト板でサンドイッ
チした全厚さ:6.55鵡のプリント基板、回転速度二
55. OOOr、p、m、 。
切削速度:3900w/飄。
送1) : 60 pm/ rev、。
の条件で穴明は加工を行ない、穴内径面粗さが寿命基槃
となる30μ讃に至るまでの穴加工数を測定した。これ
らの結果を第1表に示した。
となる30μ讃に至るまでの穴加工数を測定した。これ
らの結果を第1表に示した。
第1表に示される結果から1本発明ドリル1〜20は、
いずれも硬質材の面積率がこの発明の・範囲から外れた
比較ドリルl−4および硬質材が表面を層状に被覆する
従来被覆ドリル1〜4に比してすぐれた耐摩耗性を示し
、−段とすぐれた使用寿命を示すことが明らかである。
いずれも硬質材の面積率がこの発明の・範囲から外れた
比較ドリルl−4および硬質材が表面を層状に被覆する
従来被覆ドリル1〜4に比してすぐれた耐摩耗性を示し
、−段とすぐれた使用寿命を示すことが明らかである。
々お、硬質材の面積率がこの発明の範囲から高い方に外
れた比較ドリルおよび従来被覆ドリルはいずれも硬質材
の剥離が原因で使用寿命に至るものであった。
れた比較ドリルおよび従来被覆ドリルはいずれも硬質材
の剥離が原因で使用寿命に至るものであった。
上述のように、この発明のWCC超超硬合金製ミニチュ
アドリル、その表面に付層強度の著しく高い薄膜状硬質
材が形成され、この薄膜状硬質材は苛酷な条件下での穴
明けに際しても剥離することが皆無なので、著しく長期
に亘って高い寸法精度での穴明は加工を行なうことがで
きるのである。
アドリル、その表面に付層強度の著しく高い薄膜状硬質
材が形成され、この薄膜状硬質材は苛酷な条件下での穴
明けに際しても剥離することが皆無なので、著しく長期
に亘って高い寸法精度での穴明は加工を行なうことがで
きるのである。
Claims (1)
- 炭化タングステン基超硬合金製本体の表面に、周期律表
の4a、5a、および6a族金属の炭化物、同4aおよ
び5a族金属の窒化物、並びにこれらの2種以上の固溶
体のうちから選んだ薄膜状硬質材を、50〜90%の面
積率で付着させてなる炭化タングステン基超硬合金製ミ
ニチュアドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62280629A JP2512964B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 炭化タングステン基超硬合金製ミニチュアドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62280629A JP2512964B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 炭化タングステン基超硬合金製ミニチュアドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01127212A true JPH01127212A (ja) | 1989-05-19 |
JP2512964B2 JP2512964B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=17627712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62280629A Expired - Lifetime JP2512964B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 炭化タングステン基超硬合金製ミニチュアドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512964B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0360907A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Mitsubishi Materials Corp | 耐摩耗性のすぐれたミニチュアドリル |
JP2001322017A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-20 | Hitachi Tool Engineering Ltd | プリント基板穿孔ドリル |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102357665A (zh) * | 2011-10-08 | 2012-02-22 | 深圳市金洲精工科技股份有限公司 | 一种微型钻头及其加工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943247A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP62280629A patent/JP2512964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943247A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
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JPH0360907A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Mitsubishi Materials Corp | 耐摩耗性のすぐれたミニチュアドリル |
JP2001322017A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-20 | Hitachi Tool Engineering Ltd | プリント基板穿孔ドリル |
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JP2512964B2 (ja) | 1996-07-03 |
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